JPH05127376A - ポジ型レジスト組成物 - Google Patents

ポジ型レジスト組成物

Info

Publication number
JPH05127376A
JPH05127376A JP4101684A JP10168492A JPH05127376A JP H05127376 A JPH05127376 A JP H05127376A JP 4101684 A JP4101684 A JP 4101684A JP 10168492 A JP10168492 A JP 10168492A JP H05127376 A JPH05127376 A JP H05127376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
hydrogen
general formula
halogen
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4101684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2743697B2 (ja
Inventor
Masaji Kawada
正司 河田
Toshiaki Fujii
利明 藤井
Tetsuaki Kusunoki
哲了 楠
Mikifumi Kashiwagi
幹文 柏木
Hiroshi Yagi
宏 八木
Kazuko Koito
和子 小糸
Shinya Ikeda
新也 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
Priority to JP4101684A priority Critical patent/JP2743697B2/ja
Publication of JPH05127376A publication Critical patent/JPH05127376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2743697B2 publication Critical patent/JP2743697B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感度、残膜率、解像度などの諸特性のバラン
スに優れたポジ型レジスト組成物を提供することにあ
る。また、本発明の目的は、特に1μm以下の微細加工
において、露光量に対する寸法変化の小さい、いわゆる
露光ラティチュードの優れたポジ型レジストを提供する
こと。 【構成】 (a)アルカリ可溶性フェノール樹脂100
重量部、(b)キノンジアジドスルホン酸エステル系感
光剤1〜100重量部、(c)ヒドロキシ化合物の水酸
基(−OH)の少なくとも一部がスルホン酸エステル化
(−OSO2R)、カルボン酸エステル化(−OCO
R)、およびエーテル化(−O−R)からなる群より選
ばれる少なくとも1種の変換反応により修飾された構造
の化合物1〜100重量部(式中、Rは、アルキル基、
置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基、アリールアルキル基、また
は置換アリールアルキル基である。)、および(d)前
記成分を溶解するに充分な量の溶剤を含有するポジ型レ
ジスト組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポジ型レジスト組成物
に関し、さらに詳しくは、半導体素子、磁気バブルメモ
リー素子、集積回路などの製造に必要な微細加工用ポジ
型レジスト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体を製造する場合、シリコンウエハ
表面にレジストを塗布して感光膜を作り、光を照射して
潜像を形成し、次いでそれを現像してネガまたはポジの
画像を形成するリソグラフィー技術によって、半導体素
子の形成が行われている。
【0003】従来、半導体素子を形成するためのレジス
ト組成物としては、環化ポリイソプレンとビスジアジド
化合物からなるネガ型レジストが知られている。しかし
ながら、このネガ型レジストは有機溶剤で現像するの
で、膨潤が大きく解像性に限界があるため、高集積度の
半導体の製造に対応できない欠点を有する。
【0004】一方、アルカリ現像を行なう、アルカリ可
溶性ノボラック樹脂とキノンジアジド化合物からなるポ
ジ型レジストは、膨潤が起こらず、本質的に解像性に優
れているため、半導体の高集積化に伴い広く用いられる
ようになってきた。また、ポジ型レジストの性能改良と
露光機の高性能化により解像度が向上し、1μm以下の
微細パターンの形成も可能となってきた。
【0005】ところで、1μm以下、特に0.8μm以
下の微細パターン形成においては、レジストの寸法をよ
り厳しく制御することが必要である。しかしながら、従
来のポジ型レジスト組成物は、必ずしも満足な結果は得
られておらず、寸法制御性の良いポジ型レジスト組成物
が強く求められるようになってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感
度、残膜率、解像度などの諸特性のバランスに優れたポ
ジ型レジスト組成物を提供することにある。また、本発
明の目的は、特に1μm以下の微細加工において、露光
量に対する寸法変化の小さい、いわゆる露光ラティチュ
ードの優れたポジ型レジストを提供することにある。
【0007】本発明者らは、前記従来技術の有する問題
点を克服するために鋭意研究した結果、アルカリ可溶性
樹脂とキノンジアジドスルホン酸エステル系感光剤を含
有するポジ型レジスト組成物において、さらに、ヒドロ
キシ化合物の水酸基の少なくとも一部がスルホン酸エス
テル化、カルボン酸エステル化、およびエーテル化から
なる群より選ばれる少なくとも1種の変換反応により修
飾された構造の化合物を含有せしめることにより、感
度、残膜率および解像度を実質的に低下させることな
く、露光ラティチュードを顕著に改善できることを見い
だし、その知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0008】この化合物(c)は、300〜500nm
の紫外線による露光でアルカリ水溶液に対する溶解性の
変化を起こさない化合物である。本発明は、これらの知
見に基づいて完成するに至ったものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、(a)アルカリ可溶性フェノール樹脂100重量
部、(b)キノンジアジドスルホン酸エステル系感光剤
1〜100重量部、(c)ヒドロキシ化合物の水酸基
(−OH)の少なくとも一部がスルホン酸エステル化
(−OSO2R)、カルボン酸エステル化(−OCO
R)、およびエーテル化(−O−R)からなる群より選
ばれる少なくとも1種の変換反応により修飾された構造
の化合物1〜100重量部(式中、Rは、アルキル基、
置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基、アリールアルキル基、また
は置換アリールアルキル基である。)、および(d)前
記成分を溶解するに充分な量の溶剤を含有するポジ型レ
ジスト組成物が提供される。
【0010】以下、本発明について詳述する。アルカリ可溶性フェノール樹脂(a) 本発明において用いられるアルカリ可溶性フェノール樹
脂としては、例えば、フェノール類とアルデヒド類との
縮合反応生成物、フェノール類とケトン類との縮合反応
生成物、ビニルフェノール系重合体、イソプロペニルフ
ェノール系重合体、これらのフェノール樹脂の水素添加
反応生成物などが挙げられる。
【0011】ここで用いるフェノール類の具体例として
は、フェノール、クレゾール、キシレノール、エチルフ
ェノール、プロピルフェノール、ブチルフェノール、フ
ェニルフェノールなどの一価のフェノール類、レゾルシ
ノール、ピロカテコール、ハイドロキノン、ビスフェノ
ールA、フロログルシノール、ピロガロールなどの多価
フェノール類などが挙げられる。アルデヒド類の具体例
としては、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、テレフタルアルデヒドなどが挙げられ
る。ケトン類の具体例としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、ジエチルケトン、ジフェニルケトンなどが挙
げられる。これらの縮合反応は常法にしたがって行なう
ことができる。
【0012】ビニルフェノール系重合体は、ビニルフェ
ノールの単独重合体およびビニルフェノールと共重合可
能な成分との共重合体から選択される。共重合可能な成
分の具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、スチ
レン、無水マレイン酸、マレイン酸イミド、酢酸ビニ
ル、アクリロニトリル、およびこれらの誘導体などが挙
げられる。
【0013】イソプロペニルフェノール系重合体は、イ
ソプロペニルフェノールの単独重合体およびイソプロペ
ニルフェノールと共重合可能な成分との共重合体から選
択される。共重合可能な成分の具体例としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、スチレン、無水マレイン酸、マレ
イン酸イミド、酢酸ビニル、アクリロニトリル、および
これらの誘導体などが挙げられる。
【0014】フェノール樹脂の水素添加反応生成物を用
いる場合は、その生成物は任意の公知の方法によって製
造することが可能である。例えば、フェノール樹脂を有
機溶剤に溶解し、均一系または不均一系の水素添加触媒
の存在下、水素を導入することによって達成できる。
【0015】これらのアルカリ可溶性フェノール樹脂
は、そのままでも用いられるが、公知の手段により分別
し、分子量および分子量分布を制御したものを用いても
よい。また、これらのアルカリ可溶性フェノール樹脂
は、単独でも用いられるが、2種以上を混合して用いて
もよい。
【0016】本発明のポジ型レジスト組成物には必要に
応じて、現像性、保存安定性、耐熱性などを改善するた
めに、例えば、スチレンとアクリル酸、メタクリル酸ま
たは無水マレイン酸との共重合体、アルケンと無水マレ
イン酸との共重合体、ビニルアルコール重合体、ビニル
ピロリドン重合体、ロジン、シェラックなどを添加する
ことができる。添加量は、アルカリ可溶性フェノール樹
脂100重量部に対して上記重合体0〜50重量部、好
ましくは5〜20重量部である。
【0017】キノンジアジドスルホン酸エステル系感光
剤(b) 本発明において用いられる感光剤は、キノンジアジドス
ルホン酸エステルであれば特に限定されない。このよう
なキノンジアジドスルホン酸エステルは、常法にしたが
ってキノンジアジドスルホン酸をクロルスルホン酸でス
ルホニルクロライドとし、得られたキノンジアジドスル
ホニルクロライドとヒドロキシ化合物とを縮合させるこ
とにより得られる。例えば、ヒドロキシ化合物と1,2
−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライドの
所定量をジオキサン、アセトンまたはテトラヒドロフラ
ン等の溶剤に溶解し、トリエチルアミン、ピリジン、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム
または水酸化カリウム等の塩基性触媒を加えて反応さ
せ、得られた生成物を水洗、乾燥して調製できる。
【0018】ここで用いるヒドロキシ化合物は、特に限
定されるものではなく、例えば、フェノール性水酸基を
有する公知のものが使用できる。代表的な例としては、
2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,4,
4′−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4,
4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,4,
2′,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,
3,4,2′,4′−ペンタヒドロキシベンゾフェノン
等のポリヒドロキシベンゾフェノン類;没食子酸メチ
ル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル等の没食子酸エ
ステル類;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)プロパン等のポリヒドロキシビスフェニルアルカン
類;トリス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,
1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン等の
ポリヒドロキシトリスフェニルアルカン類などが挙げら
れる。
【0019】本発明で用いられる感光剤のキノンジアジ
ドスルホン酸エステル部分は、特に限定されるものでは
ないが、例えば、1,2−ベンゾキノンジアジド−4−
スルホン酸エステル、1,2−ナフトキノンジアジド−
4−スルホン酸エステル、1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホン酸エステル、2,1−ナフトキノンジ
アジド−4−スルホン酸エステル、2,1−ナフトキノ
ンジアジド−5−スルホン酸エステル等のo−キノンジ
アジドスルホン酸エステル、その他のキノンジアジドス
ルホン酸エステルなどが挙げられる。
【0020】本発明において用いられる感光剤は、単独
で用いても、あるいは2種以上を混合して用いてもよ
い。感光剤の配合量は、アルカリ可溶性フェノール樹脂
100重量部に対して、通常、1〜100重量部、好ま
しくは3〜40重量部である。この配合量が1重量部未
満では、パターンの形成が困難となり、100重量部を
越えると、感度が低下し、現像残りが発生しやすくな
る。
【0021】化合物(c) 本発明で使用する化合物(c)は、ヒドロキシ化合物の
水酸基の一部または全部が、スルホン酸エステル化、カ
ルボン酸エステル化、およびエーテル化からなる群より
選ばれる少なくとも1種の変換反応により修飾された構
造の化合物である。この化合物(c)は、水酸基がスル
ホン酸エステル基、カルボン酸エステル基、エーテル
基、またはこれらの2種以上の基で置換された構造を有
している。この化合物は、水酸基が修飾または保護され
た形であるため、以下、キャップ化化合物と称すること
がある。
【0022】ヒドロキシ化合物の水酸基の少なくとも一
部が、スルホン酸エステル化および/またはカルボン酸
エステル化された構造の化合物は、キノンジアジドスル
ホン酸エステルの合成法と同様に、ヒドロキシ化合物と
スルホン酸ハライドおよび/またはカルボン酸ハライド
を塩基性触媒の存在下に反応させることにより合成する
ことができる。カルボン酸エステル化は、ヒドロキシ化
合物と酸無水物を公知の方法にしたがって反応させるこ
とによっても行うことができる。
【0023】ヒドロキシ化合物の水酸基の少なくとも一
部がエーテル化された構造の化合物は、ヒドロキシ化合
物と、エーテル化剤としてハロゲン化化合物あるいはジ
アルキル硫酸とを、塩基性触媒の存在下に反応させるこ
とにより合成することができる。
【0024】ここで用いられるヒドロキシ化合物は、特
に限定されないが、フェノール性水酸基を2個以上有す
るポリヒドロキシ化合物が好ましい。このようなヒドロ
キシ化合物との例としては、下記一般式〔I〕〜〔VI
II〕で示されるヒドロキシ化合物を挙げることができ
る。 一般式〔I〕
【0025】
【化11】 (R1〜R4:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
キル基およびC2〜C5のアルケニル基から、それぞれ独
立に選択される。 R5〜R6:水素、ハロゲンおよびC1〜C4のアルキル基
から、それぞれ独立に選択される。 R7〜R10:水素およびC1〜C4のアルキル基から、そ
れぞれ独立に選択される。) 一般式〔II〕
【0026】
【化12】 (R1〜R7:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
キル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキ
シ基および置換アルコキシ基から、それぞれ独立に選択
される。 R8:水素またはC1〜C4のアルキル基である。) 一般式〔III〕
【0027】
【化13】 (R1〜R6:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
キル基およびC2〜C5のアルケニル基から、それぞれ独
立に選択される。 R7〜R8:水素、ハロゲンおよびC1〜C4のアルキル基
から、それぞれ独立に選択される。 R9〜R11:水素およびC1〜C4のアルキル基から、そ
れぞれ独立に選択される。) 一般式〔IV〕
【0028】
【化14】 (R1〜R8:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
キル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキ
シ基および置換アルコキシ基から、それぞれ独立に選択
される。 A:アルキレン基、置換アルキレン基、アルケニレン
基、置換アルケニレン基、アリーレン基または置換アリ
ーレン基である。mは0または1である。) 一般式〔V〕
【0029】
【化15】 (R1〜R5:水素、ハロゲン、水酸基C1〜C4のアルキ
ル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキシ
基および一般式(V−1)で表わされる基から、それぞ
れ独立に選択され、かつ、その中の少なくとも1つは一
般式(V−1)で表わされる基である。) 一般式(V−1)
【0030】
【化16】 (R7〜R8:水素、ハロゲン、C1〜C4のアルキル基お
よびC2〜C5のアルケニル基から、それぞれ独立に選択
される。nは0、1または2である。) 一般式〔VI〕
【0031】
【化17】 (A:−S−、−O−、−CO−、−COO−、−SO
−、−SO2−または−CR78−である。 ただし、
7〜R8は、水素、C1〜C4のアルキル基、C2〜C5
アルケニル基およびフェニル基から、それぞれ独立に選
択される。 R1〜R5:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアルキ
ル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキシ
基および一般式(VI−1)で表わされる基から、それ
ぞれ独立に選択され、かつ、その中の少なくとも1つは
一般式(VI−1)で表わされる基である。) 一般式(VI−1)
【0032】
【化18】 (R6:水素、ハロゲン、C1〜C4のアルキル基または
2〜C5のアルケニル基である。nは0、1または2で
ある。) 一般式〔VII〕
【0033】
【化19】 (A:アルキレン基、置換アルキレン基、アルケニレン
基または置換アルケニレン基である。 R1〜R6:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアルキ
ル基およびC1〜C4のアルコキシ基から、それぞれ独立
に選択される。) 一般式〔VIII〕
【0034】
【化20】 (R1〜R6:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
キル基およびC2〜C5のアルケニル基から、それぞれ独
立に選択される。 R7〜R8:水素、ハロゲンおよびC1〜C4のアルキル基
から、それぞれ独立に選択される。 R9〜R14:水素およびC1〜C6のアルキル基から、そ
れぞれ独立に選択される。) 一般式〔I〕で示されるヒドロキシ化合物の例として
は、特願平1−342194号に記載されている化合物
があり、次のような化合物が例示される。
【0035】
【化21】
【0036】
【化22】
【0037】
【化23】
【0038】
【化24】
【0039】
【化25】 一般式〔II〕で示されるヒドロキシ化合物の例として
は、特願平1−342195号に記載されている化合物
があり、次のような化合物が例示される。
【0040】
【化26】
【0041】
【化27】
【0042】
【化28】
【0043】
【化29】
【0044】
【化30】
【0045】
【化31】
【0046】
【化32】
【0047】
【化33】
【0048】
【化34】 一般式〔III〕で示されるヒドロキシ化合物の例とし
ては、特願平1−342193号に記載されている化合
物があり、次のような化合物が例示される。
【0049】
【化35】
【0050】
【化36】
【0051】
【化37】
【0052】
【化38】 一般式〔IV〕で示されるヒドロキシ化合物の例として
は、特願平1−342195号や特願平2−10231
4号に記載されている化合物があり、次のような化合物
が例示される。
【0053】
【化39】
【0054】
【化40】
【0055】
【化41】
【0056】
【化42】
【0057】
【化43】
【0058】
【化44】 一般式〔V〕で示されるヒドロキシ化合物の例として
は、特願平1−342195号に記載されている化合物
があり、次のような化合物が例示される。
【0059】
【化45】
【0060】
【化46】
【0061】
【化47】 一般式〔VI〕で示されるヒドロキシ化合物の例として
は、特願平1−342195号に記載されている化合物
があり、次のような化合物が例示される。
【0062】
【化48】
【0063】
【化49】
【0064】
【化50】
【0065】
【化51】
【0066】
【化52】 一般式〔VII〕で示されるヒドロキシ化合物の例とし
ては、特願平2−102315号に記載されている化合
物があり、次のような化合物が例示される。
【0067】
【化53】
【0068】
【化54】
【0069】
【化55】 一般式〔VIII〕で示されるヒドロキシ化合物の例と
しては、特願平1−342193号に記載されている化
合物があり、次のような化合物が例示される。
【0070】
【化56】
【0071】
【化57】
【0072】
【化58】 なお、これらのヒドロキシ化合物は、それぞれ単独で、
あるいは2種以上を組み合わせて使用する。
【0073】これらのヒドロキシ化合物は、その水酸基
の少なくとも一部がスルホン酸エステル化、カルボン酸
エステル化、またはエーテル化されて、下記一般式〔I
X〕、〔X〕、または〔XI〕で示されるように、スル
ホン酸エステル基、カルボン酸エステル基、またはエー
テル基が導入される。これら2種以上の基が導入されて
もよい。
【0074】−OSO2R [IX] −OCOR [X] −O−R [XI] これらの式において、Rは、アルキル基、置換アルキル
基、アルケニル基、置換アルケニル基、アリール基、置
換アリール基、アリールアルキル基、置換アリールアル
キル基を表す。
【0075】アルキル基としては、炭素数1〜5のアル
キル基が好ましい。置換アルキル基としては、例えば、
塩素、臭素などのハロゲン原子が好ましい。アルケニル
基としては、炭素数2〜5のアルケニル基が好ましい。
置換アルケニル基の置換基としては、炭素数1〜5のア
ルキル基、塩素、臭素などのハロゲン原子が好ましい。
【0076】アリール基としては、フェニル基およびナ
フチル基が好ましい。置換アリール基の置換基として
は、例えば、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5
のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、アセト
アミド基、ニトロ基、塩素、臭素などのハロゲン原子、
フェニル基、等を挙げることができる。置換アリール基
における置換基の置換数は、通常、1〜3であり、2種
以上の置換基で置換されていてもよい。
【0077】アリールアルキル基としては、ベンジル基
およびナフチルメチル基が好ましい。置換アリールアル
キル基の置換基としては、前記置換アリール基の各種置
換基を挙げることができる。
【0078】スルホン酸エステル化および/またはカル
ボン酸エステル化のために用いるスルホン酸ハライドま
たはカルボン酸ハライドは、特に限定されないが、それ
らの具体例としては以下の化合物が挙げられる。スルホ
ン酸ハライドとしては、例えば、メタンスルホン酸クロ
ライド、メタンスルホン酸フロライド、エタンスルホン
酸クロライド、n−プロパンスルホン酸クロライド、n
−ブタン酸クロライド、ペンタンスルホン酸クロライド
等のアルカンスルホン酸ハライド類;クロロメチルスル
ホン酸クロライド、ジクロロメチルスルホン酸クロライ
ド、トリクロロメチルスルホン酸クロライド、2−クロ
ロエチルスルホン酸クロライド等の置換アルカンスルホ
ン酸ハライド類;エテンスルホン酸クロライド、プロペ
ンスルホン酸クロライド等のアルケンスルホン酸ハライ
ド類;ベンゼンスルホン酸クロライド、ベンゼンスルホ
ン酸フロライド、1−ナフタレンスルホン酸クロライ
ド、2−ナフタレンスルホン酸クロライド等のアリール
スルホン酸ハライド類;p−トルエンスルホン酸クロラ
イド、p−エチルベンゼンスルホン酸クロライド、p−
キシレンスルホン酸クロライド、2,4,6−トリイソ
プロピルベンゼンスルホン酸クロライド、p−スチレン
スルホン酸クロライド、p−メトキシベンゼンスルホン
酸クロライド、p−ジメチルアミノベンゼンスルホン酸
クロライド、p−アセトアミドベンゼンスルホン酸クロ
ライド、p−フェニルアゾベンゼンスルホン酸クロライ
ド、m−ニトロベンゼンスルホン酸クロライド、p−ニ
トロベンゼンスルホン酸クロライド、p−クロロベンゼ
ンスルホン酸クロライド、2,4,5−トリクロロベン
ゼンスルホン酸クロライド等の置換アリールスルホン酸
ハライド類などが挙げられる。
【0079】カルボン酸ハライドとしては、例えば、酢
酸クロライド、酢酸ブロマイド、プロピオン酸クロライ
ド、プロピオン酸ブロマイド、酪酸クロライド、イソプ
ロパンカルボン酸クロライド、吉草酸クロライド、ペン
タンカルボン酸クロライド等のアルカンカルボン酸ハラ
イド類;クロロ酢酸クロライド、ジクロロ酢酸クロライ
ド、トリクロロ酢酸クロライド等の置換アルカンカルボ
ン酸ハライド類;アクリル酸クロライド、クロトン酸ク
ロライド等のアルケンカルボン酸ハライド類;メタクリ
ル酸クロライド、α−エチルアクリル酸クロライド等の
置換アルケンカルボン酸ハライド類;安息香酸クロライ
ド、安息香酸ブロマイド、1−ナフトエ酸クロライド、
2−ナフトエ酸クロライド等のアリールカルボン酸ハラ
イド類;4−メチル安息香酸クロライド、4−エチル安
息香酸クロライド、2,4−ジメチル安息香酸クロライ
ド、3,4,5−トリメトキシ安息香酸クロライド等の
置換アリールカルボン酸ハライド類;などが挙げられ
る。
【0080】ヒドロキシ化合物の水酸基の少なくとも一
部をエーテル化するためのエーテル化剤としては、ハロ
ゲン化化合物やジアルキル硫酸が使用される。ハロゲン
化化合物としては、例えば、α−クロロ−p−キシレ
ン、1−クロロメチルナフタレンなどの置換アリールハ
ライド;α−ベンジルクロライドなどのアリールアルキ
ルハライド;p−メトキシベンジルクロライド、p−ブ
ロモベンジルブロマイドなどの置換アリールアルキルハ
ライド;などを挙げることができる。ジアルキル硫酸と
しては、例えば、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸などを挙
げることができる。
【0081】ヒドロキシ化合物の水酸基中、スルホン酸
エステル化、カルボン酸エステル化、およびエーテル化
からなる群から選ばれる少なくとも1種の変換反応によ
り修飾された割合(以下、「キャップ化率」と称する)
は、通常、平均1〜100%の範囲である。キャップ化
率は、好ましくは平均10〜100%、より好ましくは
平均20〜100%である。
【0082】化合物(c)は、前記変換反応によりヒド
ロキシ化合物の水酸基の全てが修飾されている場合に
は、キャップ化率100%と評価されるが、それ以外の
場合には、通常、未修飾物と修飾の程度が異なる種々の
キャップ化化合物との混合物として得られるため、キャ
ップ化率は、これらの混合物における水酸基の修飾の度
合いの平均値として定義される。
【0083】スルホン酸エステル化、カルボン酸エステ
ル化、またはエーテル化に使用する試薬をキャップ化剤
と称すると、スルホン酸エステル化および/またはカル
ボン酸エステル化におけるキャップ化率は、具体的に
は、仕込みヒドロキシ化合物のモル数(x)にOH基の
数(m)を掛けた(mx)と、仕込みキャップ化剤のモ
ル数(y)とから、次式により算出される。
【0084】キャップ化率=(y/mx)×100
(%) エーテル化おけるキャップ化率(エーテル化率ともい
う)は、H1−HMRによりエーテル化ヒドロキシ化合
物の水酸基のプロトンシグナルとエーテル基のプロトン
シグナルとの面積比を測定することにより求めることが
できる。
【0085】本発明において用いられる化合物(c)の
配合量は、アルカリ可溶性フェノール樹脂100重量部
に対して、通常、1〜100重量部の範囲である。好ま
しい範囲は、キャップ化合物の種類、組み合わせるアル
カリ可溶性フェノール樹脂や感光剤の種類によって異な
るが、概ね2〜60重量部、より好ましくは3〜30重
量部の範囲が好適である。この配合量が過小であると、
本発明の効果が発現できず、逆に、過大であると、解像
度や耐熱性の低下を起こすことがある。化合物(c)
は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて
使用する。
【0086】(その他の成分)本発明のポジ型レジスト
組成物は、基板に塗布してレジスト膜を形成するため
に、通常、溶剤に溶解して用いる。溶剤としては、アセ
トン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、シクロ
ペンタノンなどのケトン類;n−プロピルアルコール、
iso−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
シクロヘキサノールなどのアルコール類;エチレングリ
コールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチル
エーテル、ジオキサンなどのエーテル類;エチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテルなどのアルコールエーテル類;ギ酸プロピ
ル、ギ酸ブチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオ
ン酸メチル、プロピオン酸エチル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、乳酸メチル、乳酸エチルなどのエステル類;セロ
ソルブアセテート、メチルセロソルブアセテート、エチ
ルセロソルブアセテート、プロピルセロソルブアセテー
ト、ブチルセロソルブアセテートなどのセロソルブエス
テル類;プロピレングリコール、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエ
ーテルなどのプロピレングリコール類;ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジェチルエーテル、ジエチレ
ングリコールメチルエチルエーテルなどのジエチレング
リコール類;トリクロロエチレンなどのハロゲン化炭化
水素類;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;
ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メ
チルアセトアミドなどの極性溶媒などが挙げられる。こ
れらは、単独でも2種以上を混合して用いてもよい。
【0087】本発明のポジ型レジスト組成物には、必要
に応じて、染料、界面活性剤、保存安定剤、増感剤、ス
トリエーション防止剤、可塑剤などの相溶性のある添加
剤を含有させることができる。
【0088】本発明のポジ型レジスト組成物の現像液と
しては、アルカリの水溶液を用いるが、具体的には、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ケイ酸ナトリウム、
アンモニアなどの無機アルカリ類;エチルアミン、プロ
ピルアミンなどの第一アミン類;ジエチルアミン、ジプ
ロピルアミンなどの第二のアミン類;トリメチルアミ
ン、トリエチルアミンなどの第三アミン類;ジメチルメ
タノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルコー
ルアミン類;テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、
テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルヒ
ドロキシメチルアンモニウムヒドロキシド、トリエチル
ヒドロキシメチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチ
ルヒドロキシエチルアンモニウムヒドロキシドなどの第
四級アンモニウム塩などが挙げられる。
【0089】さらに、必要に応じて上記アルカリ水溶液
にメタノール、エタノール、プロパノール、エチレング
リコールなどの水溶性有機溶媒、界面活性剤、保存安定
剤、樹脂の溶解抑制剤などを適量添加することができ
る。
【0090】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに具体的に説明する。なお、実施例中の部および%
は、特に断りのない限り重量基準である。
【0091】なお、以下の実施例および比較例におい
て、物性の測定法は、次の通りである。 (1)感度:0.65μmの1:1ライン&スペースパ
タンが設計寸法通りに形成できる露光時間を表す。 (2)解像度:上記露光条件における限界解像度を表
す。 (3)残膜率:現像前後のレジスト膜厚の比を表す。 (4)露光ラティチュード:露光時間と0.65μmの
パターン寸法の関係をグラフ化し、パターン寸法の変化
量が設計寸法の±5%以内に維持できる露光時間の変動
量を求め、この変動量を感度で割った値を表す。
【0092】[合成例1](アルカリ可溶性フェノール
樹脂の合成例1) m−クレゾール/p−クレゾール(40/60)混合物
と、37%ホルマリン水溶液およびシュウ酸をそれぞれ
クレゾールの合計量の0.75モル量および0.03モ
ル量の割合で、冷却管と撹拌装置を装着したフラスコに
とり、95〜100℃に保持して3時間反応させた。こ
の後、100℃以上に昇温して、2時間かけて水を蒸留
除去し、さらに170℃まで昇温しながら10〜30m
mHgで減圧蒸留を行ない、未反応モノマーおよび水を
除去した後、溶融樹脂を室温に戻して回収した。このノ
ボラック樹脂のゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー(GPC)測定によるポリスチレン換算重量平均分子
量は8800であった。
【0093】[合成例2](アルカリ可溶性フェノール
樹脂の合成例2) m−クレゾール/p−クレゾール(50/50)混合物
と、37%ホルマリン水溶液およびシュウ酸をそれぞれ
クレゾールの合計量の0.75モル量および0.03モ
ル量の割合で、冷却管と撹拌装置を装着したフラスコに
とり、95〜100℃に保持して3時間反応させた。こ
の後、100℃以上に昇温して水を蒸留除去し、さらに
170℃まで昇温しながら10〜30mmHgで減圧蒸
留を行ない、未反応モノマーおよび水を除去した後、溶
融樹脂を室温に戻して回収した。このノボラック樹脂の
GPC測定によるポリスチレン換算重量平均分子量は9
100であった。
【0094】[合成例3](感光剤の合成) 2,3,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン
と、この水酸基の85モル%に相当する量の1,2−ナ
フトキノンジアジド−5−スルホン酸クロライドをジオ
キサンに溶解して、10%の溶液とした。20〜25℃
に温度を制御しながら、トリエチルアミンを1,2−ナ
フトキノンジアジド−5−スルホン酸クロライドの1.
2当量分を30分かけて滴下し、さらに4時間保持して
反応を完結させた。析出してきた塩を濾別し、反応溶液
の10倍量の0.2%シュウ酸水溶液に投入した。析出
してきた固形分を濾過、イオン交換水洗浄、真空乾燥し
て、キノンジアジドスルホン酸エステル系感光剤を得
た。
【0095】[合成例4](化合物Aの合成) ヒドロキシ化合物として前記化合物(17)、キャップ
化剤としてこの化合物の水酸基の40モル%に相当する
メタンスルホン酸クロライドをジオキサンに溶解して1
0%の溶液とした。20〜25℃に温度を制御しなが
ら、トリエチルアミンをメタンスルホン酸クロライドの
1.2当量分を30分かけて滴下し、さらに6時間保持
して反応を完結させた。析出してきた塩を濾別し、反応
溶液の10倍量の0.2%シュウ酸水溶液に投入した。
析出してきた固形分を濾過し、20%のエチルエーテル
溶液とした。当量のイオン交換水で洗浄後、蒸留除去に
よる濃縮、真空乾燥を行ない化合物Aを得た。
【0096】[合成例5](化合物Bの合成) ヒドロキシ化合物として前記化合物(17)、キャップ
化剤としてこの化合物の水酸基の100モル%に相当す
るp−トルエンスルホン酸クロライドをジオキサンに溶
解して10%の溶液とした。20〜25℃に温度を制御
しながら、トリエチルアミンをp−トルエンスルホン酸
クロライドの1.3当量分を30分かけて滴下し、さら
に6時間保持して反応を完結させた。析出してきた塩を
濾別し、反応溶液の10倍量の0.2%シュウ酸水溶液
に投入した。析出してきた固形分を濾過、イオン交換水
洗浄、真空乾燥して化合物Bを得た。
【0097】[合成例6](化合物C〜Oの合成) 表1に示すヒドロキシ化合物とキャップ化剤を用いたこ
と以外は化合物Aと同様の合成方法により化合物C〜O
を合成した。
【0098】[合成例7](エーテル化ヒドロキシ化合
物aの合成) ヒドロキシ化合物として前記化合物(17)15.0
g、13%水酸化カリウム水溶液49.0gをフラスコ
に取り、20〜40℃に温度を制御しながら、ジメチル
硫酸9.6gを30分かけて滴下し、さらに20〜25
℃で4時間保持して反応を行なった。反応終了後、36
%塩酸を滴下して系内のpHを1〜2とし、次いで10
%の炭酸水素ナトリウム水溶液を滴下して系内のpHを
7〜8にした。ジエチルエーテル120gを加えて、抽
出し、次いで50gのイオン交換水で5回洗浄した。こ
の溶液を蒸留除去によって濃縮し、さらに真空乾燥を行
ないエーテル化ヒドロキシ化合物(化合物a)を12.
7g得た。
【0099】化合物Aをアセトン−d6の溶液とし、H1
−NMR測定を行なった。未反応水酸基のプロトンシグ
ナルと、メチルエーテル基のメチルプロトンシグナルの
面積比よりエーテル化率を算出した結果、65%であっ
た。
【0100】[合成例8](エーテル化ヒドロキシ化合
物b、cの合成) 表3に示すヒドロキシ化合物とエーテル化剤を用い、各
々の仕込み比率を変えた以外は合成例7における化合物
aと同様な合成方法にしたがって、化合物bおよびcを
合成した。H1 −NMR測定によりエーテル化率を測定
した結果を表3に示す。
【0101】[合成例9](エーテル化ヒドロキシ化合
物dの合成) ヒドロキシ化合物として前記化合物(17)15.0
g、ベンジルクロライド17.0g、無水炭酸カリウム
22.4g、およびジメチルホルムアミド90gをフラ
スコに取り、溶解させ、60℃で4時間保持して反応を
行なった。反応終了後、36%塩酸を滴下して系内のp
Hを2〜3とし、次いで10%の炭酸水素ナトリウム水
溶液を滴下して系内のpHを7〜8にした。析出物を濾
別した後、ジエチルエーテル260gに溶解し、110
gのイオン交換水で5回洗浄した。この溶液を蒸留除去
によって濃縮し、さらに真空乾燥を行ない、H1 −NM
R測定を行なった。未反応水酸基のプロトンシグナル
と、ベンジルエーテル基のメチレンプロトンシグナルの
面積比よりエーテル化率を算出した結果、78%であっ
た。
【0102】[合成例10](エーテル化ヒドロキシ化
合物e〜hの合成) 表3に示すヒドロキシ化合物とエーテル化剤を用い、各
々の仕込み比率を変えた以外は合成例9における化合物
dと同様な合成方法にしたがって、化合物e〜hを合成
した。H1 −NMR測定によりエーテル化率を測定した
結果を表3に示す。
【0103】[合成例11](エーテル化ヒドロキシ化
合物i〜oの合成) 表3に示すヒドロキシ化合物とエーテル化剤としてジメ
チル硫酸を用い、各々の仕込み比率を変えた以外は合成
例7における化合物aと同様な合成方法にしたがって、
化合物i〜oを合成した。H1 −NMR測定によりエー
テル化率を測定した結果を表1に示す。
【0104】[実施例1]合成例1で得たノボラック樹
脂100部と、合成例3で得た感光剤25部、および化
合物Aを乳酸エチル350部に溶解し、0.1μmのテ
フロンフィルター(ポリテトラフルオロエチレンフィル
ター)で濾過して、レジスト溶液を調製した。
【0105】上記レジスト溶液をシリコンウエハ上にコ
ーターで塗布した後、90℃で90秒間プリベークを行
ない、膜厚1.17μmのレジスト膜を形成した。この
ウエハをg線ステッパーNSR1505G6E(ニコン
社製、NA=0.54)とテスト用レチクルを用いて、
露光時間を可変しながら露光を行なった後、110℃で
60秒間露光後ベーク(Post Exposure
Baking)を行なった。次に、2.38%のテトラ
メチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で23℃、1分
間パドル法により現像してポジ型パターンを形成した。
このウエハを取り出して電子顕微鏡で観察し、パターン
形成、パターン寸法を測定し、レジスト評価を行なっ
た。結果を表2に示す。
【0106】[実施例2〜14]化合物Aの代わりに、
それぞれ化合物C〜Oを用いたこと以外は実施例1と同
様にしてレジスト溶液を調製し、評価を行なった。結果
を表2に示す。
【0107】[実施例15]合成例1で得たノボラック
樹脂100部、合成例3で得た感光剤25部、化合物B
1.25部および前記のヒドロキシ化合物(17)3.
75部を乳酸エチル350部に溶解し、0.1μmのテ
フロンフィルターで濾過してレジスト溶液を調製した。
このレジスト溶液について、実施例1と同様の方法によ
ってレジスト評価を行なった。この結果を表2に示す。
【0108】[比較例1]感光剤Aの代わりに、前記の
ヒドロキシ化合物(17)を用いたこと以外は実施例1
と同様にしてレジスト溶液を調製し、評価を行なった。
この結果を表2に示す。
【0109】[比較例2]化合物Aを用いなかったこと
以外は実施例1と同様にしてレジスト溶液を調製し、評
価を行なった。この結果を表2に示す。
【0110】
【表1】
【0111】
【表2】
【0112】[実施例16]合成例2で得たノボラック
樹脂100部、合成例3で得た感光剤25部、および化
合物a5部を乳酸エチル350部に溶解し、0.1μm
のポリテトラフルオロエチレンフィルターで濾過して、
レジスト溶液を調製した。
【0113】上記レジスト溶液をシリコンウエハ上にコ
ーターで塗布した後、90℃で90秒間プリベークを行
ない、膜厚1.17μmのレジスト膜を形成した。この
ウエハをg線ステッパーNSR1505G6E(ニコン
社製、NA=0.54)とテスト用レチクルを用いて、
露光時間を可変しながら露光を行なった後、110℃で
60秒間露光後ベーク(Post Exposure
Baking)を行なった。次に、2.38%のテトラ
メチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で23℃、1分
間パドル法により現像してポジ型パターンを形成した。
このウエハを取り出して電子顕微鏡で観察し、パターン
形成、パターン寸法を測定し、レジスト評価を行なっ
た。結果を表4に示す。
【0114】[実施例17〜29]化合物aの代わり
に、それぞれ化合物c〜oを用いたこと以外は実施例1
6と同様にしてレジスト溶液を調製し、評価を行なっ
た。結果を表4に示す。
【0115】[実施例30]合成例2で得たノボラック
樹脂100部、合成例3で得た感光剤25部、化合物b
を3部および前記のヒドロキシ化合物(17)2部を乳
酸エチル350部に溶解し、0.1μmのポリテトラフ
ルオロエチレンフィルターで濾過してレジスト溶液を調
製した。このレジスト溶液について、実施例16と同様
の方法によってレジスト評価を行なった。この結果を表
4に示す。
【0116】[比較例3]感光剤aの代わりに、前記の
ヒドロキシ化合物(17)を用いたこと以外は実施例1
6と同様にしてレジスト溶液を調製し、評価を行なっ
た。この結果を表4に示す。
【0117】[比較例4]化合物aを用いなかったこと
以外は実施例16と同様にしてレジスト溶液を調製し、
評価を行なった。この結果を表4に示す。
【0118】
【表3】
【0119】
【表4】
【0120】
【発明の効果】本発明によれば、特に、露光ラティチュ
ードに優れ、しかも、感度、残膜率、解像性、寸法制御
性に優れたポジ型レジスト組成物を提供することができ
る。本発明のポジ型レジストは、特に、1μm以下の微
細加工に適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏木 幹文 神奈川県川崎市川崎区夜光一丁目2番1号 日本ゼオン株式会社研究開発センター内 (72)発明者 八木 宏 神奈川県川崎市川崎区夜光一丁目2番1号 日本ゼオン株式会社研究開発センター内 (72)発明者 小糸 和子 神奈川県川崎市川崎区夜光一丁目2番1号 日本ゼオン株式会社研究開発センター内 (72)発明者 池田 新也 神奈川県川崎市川崎区夜光一丁目2番1号 日本ゼオン株式会社研究開発センター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アルカリ可溶性フェノール樹脂1
    00重量部、(b)キノンジアジドスルホン酸エステル
    系感光剤1〜100重量部、(c)ヒドロキシ化合物の
    水酸基(−OH)の少なくとも一部がスルホン酸エステ
    ル化(−OSO2R)、カルボン酸エステル化(−OC
    R)、およびエーテル化(−O−R)からなる群より
    選ばれる少なくとも1種の変換反応により修飾された構
    造の化合物1〜100重量部(式中、Rは、アルキル
    基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル
    基、アリール基、置換アリール基、アリールアルキル
    基、または置換アリールアルキル基である。)、および
    (d)前記成分を溶解するに充分な量の溶剤を含有する
    ポジ型レジスト組成物。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシ化合物が、フェノール性水酸
    基を2個以上有するポリヒドロキシ化合物である請求項
    1記載のポジ型レジスト組成物。
  3. 【請求項3】 フェノール性水酸基を2個以上有するポ
    リヒドロキシ化合物が、下記一般式[I]〜[VII
    I]で示される化合物からなる群より選ばれる少なくと
    も1種のポリヒドロキシ化合物である請求項2記載のポ
    ジ型レジスト組成物。 一般式〔I〕 【化1】 (R1〜R4:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
    キル基およびC2〜C5のアルケニル基から、それぞれ独
    立に選択される。 R5 〜R6 :水素、ハロゲンおよびC1〜C4のアルキル基
    から、それぞれ独立に選択される。 R7〜R10:水素およびC1〜C4のアルキル基から、そ
    れぞれ独立に選択される。) 一般式〔II〕 【化2】 (R1〜R7:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
    キル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキ
    シ基および置換アルコキシ基から、それぞれ独立に選択
    される。 R8:水素またはC1〜C4のアルキル基である。) 一般式〔III〕 【化3】 (R7〜R8:水素、ハロゲンおよびC1〜C4のアルキル
    基から、それぞれ独立に選択される。 R9〜R11:水素およびC1〜C4のアルキル基から、そ
    れぞれ独立に選択される。) 一般式〔IV〕 【化4】 (R1〜R8:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
    キル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキ
    シ基および置換アルコキシ基から、それぞれ独立に選択
    される。 A:アルキレン基、置換アルキレン基、アルケニレン
    基、置換アルケニレン基、アリーレン基または置換アリ
    ーレン基である。mは0または1である。) 一般式〔V〕 【化5】 (R1〜R5:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
    キル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキ
    シ基および一般式(V−1)で表わされる基から、それ
    ぞれ独立に選択され、かつ、その中の少なくとも1つは
    一般式(V−1)で表わされる基である。) 一般式(V−1) 【化6】 (R7〜R8:水素、ハロゲン、C1〜C4のアルキル基お
    よびC2〜C5のアルケニル基から、それぞれ独立に選択
    される。nは0、1または2である。) 一般式〔VI〕 【化7】 (A:−S−、−O−、−CO−、−COO−、−SO
    −、−SO2−または−CR78−である。ただし、R7
    〜R8は、水素、C1〜C4のアルキル基、C2〜C5のア
    ルケニル基およびフェニル基から、それぞれ独立に選択
    される。 R1〜R5:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアルキ
    ル基、C2〜C5のアルケニル基、C1〜C6のアルコキシ
    基および一般式(VI−1)で表わされる基から、それ
    ぞれ独立に選択され、かつ、その中の少なくとも1つは
    一般式(VI−1)で表わされる基である。) 一般式(VI−1) 【化8】 (R6:水素、ハロゲン、C 1〜C4のアルキル基または
    2〜C5のアルケニル基である。nは0、1または2で
    ある。) 一般式〔VII〕 【化9】 (A:アルキレン基、置換アルキレン基、アルケニレン
    基または置換アルケニレン基である。 R1〜R6:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアルキ
    ル基およびC1〜C4のアルコキシ基から、それぞれ独立
    に選択される。) 一般式〔VIII〕 【化10】 (R1〜R6:水素、ハロゲン、水酸基、C1〜C4のアル
    キル基およびC2〜C5のアルケニル基から、それぞれ独
    立に選択される。 R7〜R8:水素、ハロゲンおよびC1〜C4のアルキル基
    から、それぞれ独立に選択される。 R9〜R14:水素およびC1〜C6のアルキル基から、そ
    れぞれ独立に選択される。)
  4. 【請求項4】 ヒドロキシ化合物の水酸基中、前記変換
    反応により修飾された割合が、平均1〜100%である
    請求項1記載のポジ型レジスト組成物。
  5. 【請求項5】 前記化合物(c)が、波長300〜50
    0nmの紫外線による露光でアルカリ水溶液に対する溶
    解性の変化を起こさないものである請求項1記載のポジ
    型レジスト組成物。
JP4101684A 1991-04-26 1992-03-27 ポジ型レジスト組成物 Expired - Lifetime JP2743697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4101684A JP2743697B2 (ja) 1991-04-26 1992-03-27 ポジ型レジスト組成物

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-124719 1991-04-26
JP12471991 1991-04-26
JP25458991 1991-09-05
JP3-254589 1991-09-05
JP4101684A JP2743697B2 (ja) 1991-04-26 1992-03-27 ポジ型レジスト組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05127376A true JPH05127376A (ja) 1993-05-25
JP2743697B2 JP2743697B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=27309525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4101684A Expired - Lifetime JP2743697B2 (ja) 1991-04-26 1992-03-27 ポジ型レジスト組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2743697B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514520A (en) * 1995-03-16 1996-05-07 Shipley Company, L.L.C. Radiation sensitive composition comprising polymer having inert blocking groups
KR19980087477A (ko) * 1997-05-30 1998-12-05 마틴즈 길레모 방사선 민감성 중합체 조성물
JP2002193893A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Mitsui Chemicals Inc エステル基を有する化合物及びエポキシ樹脂組成物

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444439A (en) * 1987-07-27 1989-02-16 Merck Patent Gmbh Positive photoresist composition
JPH01177032A (ja) * 1987-12-28 1989-07-13 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 感放射線性樹脂組成物
JPH0210350A (ja) * 1988-03-31 1990-01-16 Ciba Geigy Ag ポジ型フォトレジスト
JPH0328849A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Mitsubishi Kasei Corp ポジ型フォトレジスト組成物
JPH03179353A (ja) * 1989-09-05 1991-08-05 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型感放射線性レジスト組成物
JPH03259149A (ja) * 1990-03-08 1991-11-19 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH03273251A (ja) * 1990-02-23 1991-12-04 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型レジスト組成物
JPH03279958A (ja) * 1990-03-28 1991-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH03296757A (ja) * 1990-04-17 1991-12-27 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 半導体製造用感放射線性樹脂組成物
JPH041651A (ja) * 1990-04-18 1992-01-07 Nippon Zeon Co Ltd ポジ型レジスト組成物
JPH0450851A (ja) * 1990-06-14 1992-02-19 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型感放射線性レジスト組成物
JPH0486665A (ja) * 1990-07-27 1992-03-19 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 感放射線性樹脂組成物
JPH04122938A (ja) * 1990-09-13 1992-04-23 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH04174438A (ja) * 1989-12-27 1992-06-22 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型レジスト組成物
JPH04271349A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH04274242A (ja) * 1991-02-28 1992-09-30 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 感放射線性樹脂組成物
JPH04296755A (ja) * 1991-03-26 1992-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444439A (en) * 1987-07-27 1989-02-16 Merck Patent Gmbh Positive photoresist composition
JPH01177032A (ja) * 1987-12-28 1989-07-13 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 感放射線性樹脂組成物
JPH0210350A (ja) * 1988-03-31 1990-01-16 Ciba Geigy Ag ポジ型フォトレジスト
JPH0328849A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Mitsubishi Kasei Corp ポジ型フォトレジスト組成物
JPH03179353A (ja) * 1989-09-05 1991-08-05 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型感放射線性レジスト組成物
JPH04174438A (ja) * 1989-12-27 1992-06-22 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型レジスト組成物
JPH03273251A (ja) * 1990-02-23 1991-12-04 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型レジスト組成物
JPH03259149A (ja) * 1990-03-08 1991-11-19 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH03279958A (ja) * 1990-03-28 1991-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH03296757A (ja) * 1990-04-17 1991-12-27 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 半導体製造用感放射線性樹脂組成物
JPH041651A (ja) * 1990-04-18 1992-01-07 Nippon Zeon Co Ltd ポジ型レジスト組成物
JPH0450851A (ja) * 1990-06-14 1992-02-19 Sumitomo Chem Co Ltd ポジ型感放射線性レジスト組成物
JPH0486665A (ja) * 1990-07-27 1992-03-19 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 感放射線性樹脂組成物
JPH04122938A (ja) * 1990-09-13 1992-04-23 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH04271349A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH04274242A (ja) * 1991-02-28 1992-09-30 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 感放射線性樹脂組成物
JPH04296755A (ja) * 1991-03-26 1992-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514520A (en) * 1995-03-16 1996-05-07 Shipley Company, L.L.C. Radiation sensitive composition comprising polymer having inert blocking groups
KR19980087477A (ko) * 1997-05-30 1998-12-05 마틴즈 길레모 방사선 민감성 중합체 조성물
JP2002193893A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Mitsui Chemicals Inc エステル基を有する化合物及びエポキシ樹脂組成物
JP4643000B2 (ja) * 2000-12-28 2011-03-02 三井化学株式会社 エステル基を有する化合物及びエポキシ樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2743697B2 (ja) 1998-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH061377B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
KR100334484B1 (ko) 포지티브형레지스트조성물
EP0395049A1 (en) Positive-working photoresist composition
US5376497A (en) Positive quinone diazide sulfonic acid ester resist composition containing select hydroxy compound additive
JPH0534913A (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JP2817442B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2817441B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2743697B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP3000705B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2817440B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JPH06242599A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2817439B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2574692B2 (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JP2626479B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JPH07159990A (ja) ポジ型レジスト組成物
JPH09319078A (ja) ポジ型ホトレジスト組成物
JPH07301916A (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2985400B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2987526B2 (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JP3472994B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH0659446A (ja) ポジ型レジスト組成物
JPH0659447A (ja) ポジ型レジスト組成物
JPH0534915A (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JPH0829977A (ja) ポジ型レジスト組成物
JPH07134404A (ja) ポジ型レジスト組成物