JPH05123271A - 静電容量式着座検出装置 - Google Patents

静電容量式着座検出装置

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JPH05123271A
JPH05123271A JP31752891A JP31752891A JPH05123271A JP H05123271 A JPH05123271 A JP H05123271A JP 31752891 A JP31752891 A JP 31752891A JP 31752891 A JP31752891 A JP 31752891A JP H05123271 A JPH05123271 A JP H05123271A
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Naoki Ametani
直樹 飴谷
Shokichi Fujii
庄吉 藤井
Hidetaka Sato
秀隆 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着座、又は非着座検出の誤動作を減らすこ
と。 【構成】 従来の共振回路102の出力を微分する微分
回路2と、この微分回路2の出力を位相反転する位相反
転回路4と、前記微分回路2及び位相反転回路4の出力
レベルを正負逆転するインバータ3,5と、このインバ
ータ3,5の出力でセット又はリセットされるRSフリ
ップフロップ6とにより着座検出装置を構成した。い
ま、着座により静電容量センサ101の容量が大きくな
ると前記共振回路102の出力電圧も大きくなり、この
出力電圧の立上がりで前記微分回路2より正の略パルス
状信号が出力され、この信号は前記インバータ3で負パ
ルス信号になり前記RSフリップフロップ6をセットし
出力端子6cより正パルスの着座信号を出力する。従っ
て、子供等比較的静電容量が小さい物体でも検出するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は便座に着座したことを検
出する着座検出装置のうち、検出手段として静電容量式
センサを用いたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように従来の着座検出装置
100は、着座により静電容量が変化するよう便座等に
内設された、例えば便座内に配設されたヒータ等からな
る静電容量センサ101と、この静電容量を電気信号、
例えば電圧等に変換する共振回路102と、この共振回
路102の出力電圧と基準電圧発生回路103の出力電
圧とを比較するコンパレータ等で構成された電圧比較回
路104とにより構成されていた。
【0003】図11にこの共振回路を用いた一例を示
す。結合用コイル102aの一次側には前記静電容量セ
ンサ101の静電容量Cが入力され、二次側の一方は例
えば500KHzの発振回路102bが接続され、他方
は共振コイル102cを介して検波回路102dに接続
される。
【0004】このように接続することにより前記結合用
コイル102a、共振コイル102c、及び前記静電容
量センサ101とで共振回路を構成する。従って着座し
たときの前記静電容量Cの値で前記共振回路が共振する
よう前記静電容量センサ101の容量を予め設定してお
けば、着座時に検波回路102dから出力される直流電
圧は非着座の場合に比べ高くなる。又、基準電圧には前
記発振回路102bの出力電圧を検波回路105を介し
て直流電圧に変換したものを用いている。
【0005】次に前記検波回路102dと105の出力
信号は前記電圧比較回路104に入力される。そして着
座時には前記検波回路102dの出力電圧は前記検波回
路105の出力電圧より高くなり前記電圧比較回路10
4の出力が高レベル(以下、Hレベルという。)から低
レベル(以下、Lレベルという。)に変化する。従って
この電圧比較回路104のLレベル出力信号により着座
を検出することができる。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかし、静電容量センサ及び電子回路等は
周囲の温度、湿度等の影響を受け易く、この影響により
センサ値が変動すると前記検波回路102dの出力電圧
が変動し、特に前記検波回路102dの出力電圧が低い
非着座時に誤動作を発生し易くなる。そこでこの誤動作
を防止するために基準電圧、即ち前記検出回路105の
出力電圧を高めに設定すると、今度は子供や体格の小さ
な人が着座したとき静電容量不足のため基準電圧より高
い出力電圧が得られないという場合が考えられ好ましく
ない。更に、静電容量が極めて大きくなると殆ど共振し
ない場合も考えられ、この場合は着座の検出をするのが
難しくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、電気信号の所定時間毎の変化分を検出する
変化分検出回路と、この検出した変化分が予め設定した
閾値を超える場合に着座又は非着座を検出する着座検出
回路とを備えた。
【0008】更に、前記電気信号の大きさに応じて前記
閾値を可変する閾値可変回路を備えた。
【0009】更に、着座検出閾値より非着座検出閾値の
方が値が小さくなるよう設定した。
【0010】更に、着座の検出には着座に伴い発生した
前記電気信号を閾値と比較する従来の検出装置又は前記
電気信号の所定時間毎の変化分を閾値と比較する請求項
1,2若しくは3記載の検出装置の何れか一方のみを用
い、非着座の検出には両方の装置を用いるよう構成し
た。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、静電容量は電気信号
に変換された後、この電気信号の変化分が抽出され、こ
の変化分は所定の閾値と比較される。いま着座により静
電容量が変化すると電気信号のレベルも変化し、更に変
化しつつある電気信号のレベルは所定時間毎に変化分が
抽出される。この変化分を閾値と比較し閾値を超えると
き着座又は非着座を検出する。
【0012】請求項2の発明によれば、着座又は非着座
検出前の電気信号のレベルにより閾値が変わる。
【0013】請求項3の発明によれば、非着座検出は着
座検出に比べ低い電気信号レベルで検出される。
【0014】請求項4の発明によれば、着座の検出は従
来の検出装置又は請求項1,2若しくは3の装置何れか
先に着座を検出した装置に従い、非着座の検出は両方の
装置から同時に非着座を検出したときのみ行う。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1は本発明に係る着座検出装置
の第1実施例の回路図、図2は同第2実施例の回路図、
図3は同共振特性と着座、非着座検出レベルの相関図、
図4は同着座、非着座電圧と検出レベルの相関図、図5
は同第3実施例の回路図、図6は同第3実施例の動作を
示すタイミングチャート、図7は同第4実施例の構成
図、図8は同第4実施例の動作を示すフローチャート、
図9は同第5実施例の回路図、図10は従来の着座検出
装置の一例の構成図、図11は同一例の回路図である。
尚、従来例と同様の構成部分については、同一番号を付
しその説明を省略する。又、本実施例では静電容量を電
圧に変換する場合について説明するが、周波数を電圧に
変換するようにしてもよい。
【0016】図1の第1実施例において、着座検出装置
1は、従来の共振回路102の出力信号を微分する微分
回路2と、この微分回路2の出力信号を正負反転させる
インバータ3と、この微分回路2の出力信号を位相反転
させる位相反転回路4と、この位相反転回路4の出力信
号を正負反転させるインバータ5と、前記インバータ3
の出力信号をセット側6aに前記インバータ5の出力信
号をリセット側6bに入力するRSフリップフロップ
(以下、RS/FFという。)6とにより構成され、着
座又は非着座の検出信号はセット側出力端子6cより出
力される。
【0017】次に、動作について説明する。着座により
検波回路102dの出力電圧が電圧V1から電圧V2に
上がるとこの立上がりタイミングにより前記微分回路2
より正の略パルス状の信号S1が出力され、この信号S
1はインバータ3に入力される。このインバータ3は入
力の閾値が所定値となるものを用いるが、この微分回路
2とインバータ3との間に抵抗等による図示しない電圧
可変回路を接続し信号S1のレベルを調節するようにし
てもよい。即ち、この閾値は着座検出の基準電圧とな
る。従って前記信号S1がこの閾値を超えるとき、この
インバータ3の出力信号として低レベル(以下、Lレベ
ルという。)信号S2が出力される。このLレベル信号
S2はRS/FF6のセット側6aに入力され、このR
S/FFはセットされセット側出力端子6cより高レベ
ル(以下、Hレベルという。)の着座信号S3が出力さ
れる。
【0018】一方、着座から非着座に移ると前記検波回
路102dの出力電圧は電圧V2から電圧V1に下が
る。この立下がりタイミングで前記微分回路2から負の
略パルス状の信号S4が出力され、この信号S4は前記
位相反転回路4で正の信号に変換された後前記インバー
タ5に入力され、前記インバータ3と同様に所定の閾値
を超える時このインバータ5からLレベル信号S5が出
力される。この信号S5は前記RS/FF6のリセット
端子6bに入力され、セット側出力端子6cよりLレベ
ルの非着座信号S6が出力される。
【0019】このように検波回路102dの電圧の立上
がり又は立ち下がりを微分して、この微分出力信号によ
り着座、非着座を検出するよう構成したので、従来のよ
うに、例えば子供等静電容量が比較的小さいため検出が
困難な対象物であっても、着座の検出を比較的容易に行
うことができる。
【0020】図2は、第2実施例の回路図である。この
実施例では、第1実施例がインバータ3,5を用いてイ
ンバータの入力閾値を基準電圧として用いていたのに対
し、インバータ3,5の代りに夫々着座検出比較回路
7、非着座検出比較回路8を用い、これらの回路7,8
の入力側に基準電圧設定回路9より基準電圧を入力し、
この基準電圧と前記微分回路2の出力電圧とを比較する
よう構成した。この構成によれば、基準電圧として前記
回路7には正電圧、前記回路8には負電圧を入力するよ
う前記基準電圧設定回路9を構成することにより前記位
相反転回路4を省くことができる。又、前記基準電圧を
必要に応じて変えることも容易になる。尚、前記回路
7,8は一般に用いられる所謂コンパレータを用いるこ
とができる。
【0021】ところで、図3の共振特性図に示すように
共振回路から出力される電圧は直線的に変化しない。即
ち、同図(A)のように同等の静電容量で共振点がΔf
だけ移動したとき非着座時の電圧が低いと検出電圧の変
動量も小さくなる。即ち、V1<V2ならば、ΔV1<
ΔV2となる。そこで、同図(B)のように非着座時の
電圧に比例して着座検出設定レベルも上げる必要があ
る。又、着座検出設定レベルは検出させたい最低レベル
の微分値(dv/dt)、例えば着座を検出したい最小
の対象物である子供が着座した場合の静電容量の変化の
微分値と検出してほしくない最大静電容量レベル、例え
ば人が接近した時の静電容量の変化の微分値との略中間
に設定する。こうすることにより子供等が着座した場合
でも検出でき、更に人が接近しただけの僅かな電圧変動
等で着座を誤検出するのを防ぐことができる。
【0022】図4は着座と非着座の場合の電圧と着座、
非着座検出レベル(閾値)との関係を示す特性図であ
る。同図(A)のようにある検出対象物が着座し、その
後非着座した時その変動量は同じである。即ち、|ΔV
1|=|ΔV2|であり、よって(dv1/dt)=
(dv2/dt)である。従って、前記着座検出レベル
と同じ値に非着座検出レベルを設定すると、同図(B)
のように非着座時の電圧−ΔV2では非着座検出設定レ
ベルに達することができない場合が発生する。よって、
非着座検出レベルは着座に比べ低くしておく必要があ
る。又、同図(C)のように非着座を検出してほしくな
い最大静電容量レベルは、例えば着座時の手付き、体の
移動等を考慮して決定するとよい。
【0023】図5は、請求項2及び3についての第3実
施例の回路図である。閾値を検出前の電圧V1又はV2
の大きさに応じて可変し、更に着座検出より非着座検出
の方が感度が高くなるよう構成されている。
【0024】まず着座検出については、前記検波回路1
02dの出力信号は分圧回路21aを介してコンパレー
タ23aの正側(+)入力端子にされると共に遅延回路
22aを介してこのコンパレータ23aの負側(−)入
力端子に入力される。更に、このコンパレータ23aの
出力信号は、遅延回路24aを介してコンパレータ26
aの正側入力端子に入力される。又、このコンパレータ
26aの負側入力端子には基準電圧設定回路25aの出
力信号が入力される。そして、このコンパレータ26a
の出力信号はRS/FF27のセット側入力端子27a
に入力される。
【0025】次に非着座検出については、前記検波回路
102dの出力信号は分圧回路21bを介して遅延回路
22bに入力され、この遅延回路22bの出力信号はコ
ンパレータ23bの正側入力端子に入力される。又、前
記検波回路102dの出力信号は前記コンパレータ23
bの負側入力端子にも入力される。更に、前記コンパレ
ータ23bの出力信号は、遅延回路24bを介してコン
パレータ26bの正側入力端子に入力される。又、前記
コンパレータ26bの負側入力端子には基準電圧設定回
路25bの出力信号が入力される。そして、このコンパ
レータ26bの出力信号は前記RS/FF27のリセッ
ト側入力端子27bに入力される。又、着座検出信号は
前記RS/FF27のセット側出力端子27cから出力
される。
【0026】次に、図6のタイミングチャートを参照し
ながらこの第3実施例の動作について説明する。まず着
座検出については、前記検波回路102dの出力信号は
前記分圧回路21aにより電圧を一定電圧だけ下げた信
号と前記遅延回路22aにより電圧上昇を緩やかにした
信号とにより比較され、前記分圧回路21aの出力電圧
が前記遅延回路22aの出力電圧を超える時前記コンパ
レータ23aからHレベルの出力電圧が出力される。更
に、このコンパレータ23aの出力電圧は前記遅延回路
24aで電圧上昇を緩やかにした信号に変換された後、
前記基準電圧設定回路25aで予め一定の値に設定され
た基準電圧と比較され、前記遅延回路24aの出力電圧
がこの基準電圧を超える時に前記コンパレータ26aの
出力電圧としてLレベルのパルス信号が発生し、このパ
ルス信号により前記RS/FF27がセットされ、前記
出力端子27cからHレベルの着座検出信号が出力され
る。従って、小さい電圧上昇や周囲温度変化等による緩
やかな電圧上昇によって着座検出信号が誤検出されるの
を防止できる。又、前記基準電圧を変えることにより着
座検出設定レベルを変えることもできる。
【0027】次に、非着座検出については、前記検波回
路102dの出力信号は前記分圧回路21bを介して前
記遅延回路22bに入力され、電圧下降を緩やかにした
信号に変換された後、前記検波回路102dの出力信号
と比較され、前記遅延回路22bの出力電圧が前記検波
回路102dの出力電圧を超える時前記コンパレータ2
3bからHレベルの出力電圧が出力される。更に、この
コンパレータ23bの出力電圧は前記遅延回路24bで
電圧上昇を緩やかにした信号に変換された後、前記基準
電圧設定回路25bで予め一定の値に設定された基準電
圧と比較され、前記遅延回路24bの出力電圧がこの基
準電圧を超える時に前記コンパレータ26bの出力電圧
としてLレベルのパルス信号が発生し、このパルス信号
により前記RS/FF27がリセットされ、前記出力端
子27cからLレベルの非着座検出信号が出力される。
従って、非着座検出の場合も着座検出と同様に誤検出を
防止できる。
【0028】図7は、第4実施例の構成図である。この
実施例では前記共振回路102の出力信号をA/D変換
器11でデジタル信号に変換した後、マイクロコンピュ
ータ12に入力し、デジタル的に信号レベルの比較及び
着座、非着座の検出をするよう構成したものである。
【0029】図8は、第4実施例の動作を示すフローチ
ャートで、前記A/D変換器11でデジタル信号に変換
された前記共振回路102の出力信号が前記マイクロコ
ンピュータ12で信号処理される過程を示す。まず、前
記A/D変換器11から出力されたデジタル信号D1は
P1で図示しない基準データレジスタに格納された基準
データを取込み、基準データ×n(nは正の整数)と比
較される。基準データにnを積算するのは着座検出設定
レベルの感度にするためである。
【0030】前記信号D1が基準データ×nより小さい
時は、P2に進み更に基準データ×(1/n)と比較さ
れる。基準データに(1/n)を乗算するのは非着座検
出設定レベルの感度にするためである。前記信号D1が
前記基準データ×(1/n)より大きいときはP3に進
み、この信号D1の値が前回の値から変化しているかど
うかを調べ、変化している時はP4で図示しないタイマ
がオンかオフかを判別し、オフならばP5でタイマをオ
ンにする。即ち、このタイマがオンのときにデータの比
較が行われる。P3で前記信号D1の値が前回の値から
変化していない時はP6に進む。
【0031】P6ではタイマがオフかどうかを調べ、オ
フでなければP1に戻り、再びデータの比較を行う。P
1で前記信号D1が基準データ×nより大きくなるとP
7に進み着座検出される。P2で前記信号D1が基準デ
ータ×(1/n)より小さい時はP8に進み非着座検出
される。
【0032】着座検出又は非着座検出されるとP9に進
みP5でセットしたタイマをオフしてデータの比較を終
了しP6に進む。P6ではタイマがオフになるとP10
に進み、前記信号D1の値を前記基準データレジスタに
格納し、以後はこのデータが基準データになる。即ち、
非着座時には着座検出時のデータの安定した電圧値がこ
の基準データとして用いられ、着座時には非着座時のデ
ータの安定した電圧値がこの基準データとして用いられ
る。
【0033】このように、第4実施例は第1実施例の動
作をデジタル信号に変換して行ったものであり、第1実
施例がハードウエアで構成したものであるのに対し、第
4実施例はソフトウエアを主体として構成されている。
従って、特に第4実施例によれば他のソフトウエアを変
更したり、他のソフトウエアに組込むことにより実施す
ることも可能になる等、用途により使い分けることがで
きる。
【0034】図9は請求項4についての第5実施例の回
路図で、従来の検出装置100と本発明に係る微分型検
出装置1,10又は20の出力は夫々インバータ31,
32に入力され、更にこのインバータ31,32の出力
は所謂NANDゲート33に入力される。この場合、必
要な箇所にインバータ等を接続することにより前記検出
装置100,1,10及び20の出力として着座でHレ
ベル、非着座でLレベルの出力信号が得られるよう回路
構成しておくものとする。
【0035】この構成によれば、前記検出装置100,
1,10,20の何れか1つからHレベルの着座信号が
出力されることにより前記NANDゲート33の出力が
Hレベルとなり着座が検出されるが、前記検出装置10
0,1,10,20のレベルが全てLレベルにならなけ
れば前記NANDゲート33からLレベルの非着座信号
は検出されなくなる。尚、着座の検出にOR回路からの
Hレベルの出力を、非着座の検出にNOR回路からのH
レベルの出力を検出する等、種々の変更が可能である。
【0036】以上説明したように本発明によれば、子供
等が着座した場合のように比較的静電容量が小さくて
も、又静電容量が大き過ぎても着座の検出をすることが
可能になる。更に、温度変化等により静電容量や電子回
路の特性が変化したり、人の接近等により静電容量が変
化した場合でも誤動作することが少なくなる。
【0037】
【発明の効果】静電容量の変化が小さ過ぎたり、逆に大
き過ぎて着座の検出が困難な場合でも、周囲の温度変化
等により環境条件が変化した場合でも、比較的正確に着
座又は非着座の検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着座検出装置の第1実施例の回路
図である。
【図2】同第2実施例の回路図である。
【図3】同共振特性と着座、非着座検出レベルの相関図
である。
【図4】同着座、非着座電圧と検出レベルの相関図であ
る。
【図5】同第3実施例の回路図である。
【図6】同第3実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図7】同第4実施例の構成図である。
【図8】同第4実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】同第5実施例の回路図である。
【図10】従来の着座検出装置の一例の構成図である。
【図11】同一例の回路図である。
【符号の説明】
1,10,20…着座検出装置、2…微分回路、3,
5,31,32…インバータ、4…位相反転回路、6,
27…RSフリップフロップ、7…着座検出比較回路、
8…非着座検出比較回路、9…基準電圧設定回路、11
…A/D変換器、12…マイクロコンピュータ、21
a,21b…分圧回路、22a,22b,24a,24
b…遅延回路、23a,23b,26a,26b…コン
パレータ、25a,25b…基準電圧設定回路、33…
NANDゲート、100…従来の着座検出装置、101
…静電容量センサ、102…共振回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原口 俊尚 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 飴谷 直樹 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 藤井 庄吉 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 (72)発明者 佐藤 秀隆 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電容量式のセンサを備え、着座に伴い
    発生した静電容量を電気信号に変換しこの電気信号の値
    が所定の閾値を超える場合に着座を検出するようにした
    着座検出装置において、前記電気信号の所定時間毎の変
    化分を検出する変化分検出回路と、この検出した変化分
    が予め設定した閾値を超える場合に着座又は非着座を検
    出する着座検出回路とを備えたことを特徴とする静電容
    量式着座検出装置。
  2. 【請求項2】 着座又は非着座検出前の電気信号の大き
    さに応じて前記閾値を可変する閾値可変回路を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の静電容量式着座検出装
    置。
  3. 【請求項3】 着座検出閾値より非着座検出閾値の値の
    方を小さく設定したことを特徴とする請求項1又は2記
    載の静電容量式着座検出装置。
  4. 【請求項4】 着座の検出には着座に伴い発生した前記
    電気信号を閾値と比較する従来の検出装置又は前記電気
    信号の変化分を閾値と比較する請求項1,2若しくは3
    記載の検出装置の何れか一方のみを用い、非着座の検出
    には前記従来の検出装置と請求項1,2若しくは3記載
    の検出装置の両方を用いるよう構成したことを特徴とす
    る静電容量式着座検出装置。
JP31752891A 1991-11-05 1991-11-05 静電容量式着座検出装置 Expired - Fee Related JP3431178B2 (ja)

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KR20110062354A (ko) * 2009-12-03 2011-06-10 웅진코웨이주식회사 좌변기

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