JPH05122550A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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Publication number
JPH05122550A
JPH05122550A JP3279195A JP27919591A JPH05122550A JP H05122550 A JPH05122550 A JP H05122550A JP 3279195 A JP3279195 A JP 3279195A JP 27919591 A JP27919591 A JP 27919591A JP H05122550 A JPH05122550 A JP H05122550A
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JP
Japan
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conversion table
signal processing
basic
interpolation
switching
Prior art date
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Pending
Application number
JP3279195A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Hirotsune
聡 広常
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3279195A priority Critical patent/JPH05122550A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換テーブル切り換え時に視覚的な違和感の
ない信号処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 入力信号101を変換テーブル群104で変
換して出力信号105を得る。基本変換テーブル102
を切り換える時に発生する信号の不連続を基本変換テー
ブル102の切り換えの途中に補間変換テーブル103
を選択する。これにより信号処理の際のフィールド間の
不連続を検知限以下とすることができ、視覚的な違和感
のない信号処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号などの信号を
処理する信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、論理デバイス,演算装置の高速
化,メモリの大容量化に伴い映像信号ディジタル処理、
特にリアルタイム処理が容易になり映像関係機器に複雑
な映像信号処理が取り入れられ、商品化されるようにな
ってきた。
【0003】液晶ディスプレイなどをディジタル映像信
号処理により表示特性を改善しようとする場合、表示素
子の特性によりその処理方法を柔軟に変えなければなら
ず、さらにディスプレイの高解像度化に伴い高速な映像
信号処理が必要な場合がよくある。その場合には複数の
変換テーブルを用意しておき、それらを切り換えるとい
う方法が取られていた。
【0004】以下図面を参照しながら、上述した従来の
信号処理装置の一例について説明する。(図3)は従来
の映像信号処理装置のブロック図を示すものである。
(図3)において301は8ビットの入力映像信号,3
02は入力8ビット,出力10ビットの変換テーブル
で、使用する液晶ディスプレイを含む全光学特性を考慮
し、最適な変換特性が書き込まれている。303は変換
テーブル群,304は10ビットの出力映像信号,30
5は特徴抽出変換制御部,306は変換テーブル切り換
え制御信号である。
【0005】以上のように構成された映像信号処理装置
について、以下(図3)、(図4)を用いてその動作を
説明する。
【0006】(図3)で入力された入力映像信号301
は変換テーブル群303のうち最適な変換特性が得られ
る変換テーブルの1個で変換されて出力映像信号304
となる。
【0007】特徴抽出変換制御部305では入力映像信
号301より1フィールド期間のAPL,黒ピーク,白
ピーク,輝度分布データを計算しパターン化してパター
ンマッチングで最適な変換テーブル番号を算出する。そ
して変換テーブル番号を変換テーブル切り換え制御信号
306として出力され、変換テーブル群303中の最適
な変換テーブルが選択される。
【0008】次に具体的に説明する。変換テーブル群3
03は(図4)のように分類されている。(図4)で物
理的距離が近い変換テーブルは変換特性も近くなるよう
に配置してある。今、変換テーブルは変換テーブル0が
選択されているとする。次のフィールドの入力映像信号
では最適な変換テーブルが変換テーブル1、またその次
のフィールドの入力映像信号では最適な変換テーブルが
変換テーブル18だとすると、変換テーブル1、次に変
換テーブル18が選択される。このように毎フィールド
最適な変換テーブルが選択される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、隣接するフィールドの画像の変化が小さ
い場合、原画像は視覚的にほぼ同じ画像であるにもかか
わらず、異なる変換テーブルが選択され異なった変換が
なされる場合があるため、変換後の画像が隣接するフィ
ールドで大きく異なった画像となり視覚的に違和感を感
じるという問題点を有していた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、変換テーブル
をフィールドごとに切り換えても変換テーブルの切り換
えによる違和感の生じない信号処理装置を提供するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の信号処理装置は、ディジタル信号データの
特徴により切り換わる複数の基本変換テーブルと、前記
基本変換テーブル切り換えの遷移期間に選択される補間
変換テーブルと、前記基本変換テーブルと前記補間変換
テーブルの切り換えを制御する切り換え制御部を具備す
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、変換テーブル
の切り換え遷移期間にはそれらを補間する変換テーブル
を選択し、隣接するフィールドの画像の変化が小さい場
合にも視覚的に違和感のない信号処理が可能となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例の信号処理装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】本実施例では液晶ディスプレイの映像信号
処理回路として本発明の装置を使用した場合について説
明する。(図1)は本発明の一実施例における映像信号
処理装置のブロック図を示すものである。(図1)にお
いて、101は8ビットの入力映像信号,102は入力
8ビット,出力10ビットの変換テーブルで、使用する
液晶ディスプレイを含む全光学特性を考慮し、最適な変
換特性が書き込まれており、本明細書においては基本変
換テーブルと呼ぶ。103は入力8ビット,出力10ビ
ットの変換テーブルで、基本変換テーブル102より計
算によって求めた基本変換テーブル102間の特性を補
間する変換テーブルであり、本明細書においては補間変
換テーブルと呼ぶ。104は基本変換テーブル102と
補間変換テーブル103で構成された変換テーブル群,
105は10ビットの出力映像信号,106は特徴抽出
変換制御部,107は変換テーブル切り換え制御信号で
ある。
【0015】以上のように構成された映像信号処理装置
について、以下(図1)、(図2)を用いてその動作を
説明する。
【0016】(図1)において、入力された映像信号1
01は変換テーブル群104(基本変換テーブル102
または補間変換テーブル103)のうち最適な変換特性
が得られる変換テーブルの1個で変換されて出力映像信
号105となる。
【0017】この変換は変換テーブル群104のうち最
適な変換特性が得られる変換テーブルを1つ選択する。
各変換テーブルには使用する液晶ディスプレイを含む全
光学特性を考慮し、最適な変換特性が書き込まれてい
る。
【0018】特徴抽出変換制御部106では入力映像信
号101より1フィールド期間のAPL,黒ピーク,白
ピーク,輝度分布データを計算しパターン化して、パタ
ーンマッチングで最適な基本変換テーブル番号を算出す
る。次にフィールドメモリに記憶された1フィールド前
の画像データと現フィールドの画像データの差分値が計
算され、その値がスレッショルド値より大きいときには
場面が変わったものとして、前に計算した基本変換テー
ブル番号を変換テーブル切り換え制御信号107として
出力する。画像データの差分値がスレッショルド値より
小さいときは、場面の変化があまり無いときであり、こ
のときに前フィールドと異なった基本変換テーブルを選
択すると視覚上ちらつきなどの違和感を生じる場合があ
る。そこで、このときには補間変換テーブル103を選
択し視覚上のちらつきなどの違和感を防止する。最適な
変換テーブル番号は変換テーブル切り換え制御信号10
7として出力され、変換テーブル104中の最適な変換
テーブルが選択される。
【0019】次に具体的に説明する。変換テーブル群1
04は(図2)のように分類されている。(図2)で物
理的距離が近い変換テーブルは変換特性も近くなるよう
に配置してある。今、変換テーブルは基本変換テーブル
0 201が選択されているとする。1フィールド前の
画像データと現フィールドの画像データの差分値がスレ
ッショルド値より大きいときには場面が変わった場合で
あり、基本変換テーブルが選択され、例えば最適な変換
テーブルが基本変換テーブル1と計算されたならば基本
変換テーブル1 202が選択される。このように1フ
ィールド前の画像データと現フィールドの画像データの
差分値がスレッショルド値より大きい場合は基本変換テ
ーブルが選択される。ところが、1フィールド前の画像
データと現フィールドの画像データの差分値がスレッシ
ョルド値より小さいときには場面の変化があまりない場
合であり、次に選択されるべき基本変換テーブルが基本
変換テーブル1 202であってもすぐには移行せず補
間変換テーブル0 205、補間変換テーブル1 20
6、補間変換テーブル2 207と補間変換テーブルが
選択された後に基本変換テーブル1 202が選択され
る。
【0020】以上のように、本実施例ではディジタル信
号データの特徴により切り換える複数の基本変換テーブ
ルと前記基本変換テーブル切り換えの遷移期間に選択さ
れる補間変換テーブルと前記基本変換テーブルと前記補
間変換テーブルの切り換えを制御する切り換え制御部を
設けることにより、変換テーブル切り換え時においても
視覚上のちらつきなどの違和感を生じない。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、表示画像より抽出する特徴、変換テーブル
の物理的仕様、変換テーブルの切り換えタイミングは限
定されず、また本発明を使用する装置が液晶ディスプレ
イに限定される物ではない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明はディジタル信号
データの特徴により切り換わる複数の基本変換テーブル
と前記基本変換テーブル切り換えの遷移期間に選択され
る補間変換テーブルと前記基本変換テーブルと前記補間
変換テーブルの切り換えを制御する切り換え制御部を設
けることにより、変換テーブルの書き換えだけで処理内
容が変えられる柔軟性と表示画像に応じた高速な適応処
理能力を合わせ持つことができ、さらに変換テーブル切
り換え時においても視覚上の違和感がない。そのために
表示素子の種々の光学特性の変更などに対応した信号処
理の変更に対応でき、さらに動画のリアルタイム処理が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における信号処理装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の信号処理装置の変換テーブル群の配置
図である。
【図3】従来の信号処理装置のブロック図である。
【図4】従来の信号処理装置の変換テーブル群の配置図
である。
【符号の説明】
101 入力映像信号 102 基本変換テーブル 103 補間変換テーブル 104 変換テーブル群 105 出力映像信号 106 特徴抽出変換制御部 107 変換テーブル切り換え信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルによりディジタル信号データを
    変換処理する信号処理装置であって、前記ディジタル信
    号データの特徴により切り換わる複数の基本変換テーブ
    ルと、前記基本変換テーブル切り換えの遷移期間に選択
    される補間変換テーブルと、前記基本変換テーブルと前
    記補間変換テーブルの切り換えを制御する切り換え制御
    部とを具備し、前記切り換え制御部の出力が前記基本変
    換テーブルの入力と前記補間変換テーブルの入力に接続
    されることを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 基本変換テーブルはディジタル信号デー
    タより計算により求めたものであることを特徴とする請
    求項1記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 基本変換テーブルはディジタル信号デー
    タの処理中は内容を変えないことを特徴とする請求項1
    記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 補間変換テーブルは基本変換テーブルよ
    り計算により求めたものであることを特徴とする請求項
    1記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 補間変換テーブルはディジタル信号デー
    タの処理中は内容を変えないことを特徴とする請求項1
    記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 基本変換テーブルおよび補間変換テーブ
    ルの切り換えは1フィールド期間を単位とすることを特
    徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 基本変換テーブルが選択された次には補
    間変換テーブルが選択されることを特徴とする請求項1
    記載の信号処理装置。
  8. 【請求項8】 ディジタル信号データは映像信号である
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】 基本変換テーブルと補間変換テーブルは
    ディジタルメモリで構成されることを特徴とする請求項
    1記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 切り換え制御部としてプロセッサを用
    いることを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
JP3279195A 1991-10-25 1991-10-25 信号処理装置 Pending JPH05122550A (ja)

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JP3279195A JPH05122550A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3279195A JPH05122550A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05122550A true JPH05122550A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17607762

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3279195A Pending JPH05122550A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 信号処理装置

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JP (1) JPH05122550A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09237345A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Sony Corp クラス分類適応処理における学習方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09237345A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Sony Corp クラス分類適応処理における学習方法

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