JPH05121360A - 半導体処理装置 - Google Patents

半導体処理装置

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Publication number
JPH05121360A
JPH05121360A JP9040391A JP9040391A JPH05121360A JP H05121360 A JPH05121360 A JP H05121360A JP 9040391 A JP9040391 A JP 9040391A JP 9040391 A JP9040391 A JP 9040391A JP H05121360 A JPH05121360 A JP H05121360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
ring member
lower electrode
lower ring
semiconductor wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9040391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Fukazawa
和夫 深澤
Nobuyuki Okayama
信幸 岡山
Masachika Suetsugu
雅親 末次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Yamanashi Ltd filed Critical Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Priority to JP9040391A priority Critical patent/JPH05121360A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来に較べてクリーニング頻度を低減するこ
とができるとともに、クリーニング時間を短縮をするこ
とができ、装置稼動率を向上させて生産性の向上を図る
ことのできる半導体処理装置を提供する。 【構成】 チャンバ1の底部には、蛇腹機構4の周囲を
囲む如く円筒状に形成された下部リング部材11が設け
られている。また、下部電極3の周囲から下方に延在し
上記下部リング部材11の周囲を囲む如く上部リング部
材12が設けられている。これらの下部リング部材11
および上部リング部材12は、絶縁性材料からなり、着
脱自在に構成されている。また、蛇腹機構4と下部リン
グ部材11との間のチャンバ1の底部には、気体パージ
配管13が接続されており、不活性ガスをパージするこ
とができるよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体処理装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】従来から、半導体デバイスの製造工程で
は、チャンバ内に被処理物例えば半導体ウエハを収容
し、このチャンバ内に所定の処理ガスを供給して半導体
ウエハに処理を施す半導体処理装置、例えばドライエッ
チング装置、CVD装置、スパッタ装置等が用いられて
いる。
【0004】このような半導体処理装置、例えばドライ
エッチング装置では、チャンバ内に、平行平板電極、例
えば上部電極と下部電極が設けられており、例えばこの
下部電極上に半導体ウエハを載置するよう構成されてい
る。そして、チャンバ内を所定の処理ガス雰囲気とする
とともに、上部電極と下部電極との間に所定の高周波電
力を供給し、プラズマを発生させて半導体ウエハの表面
に形成された薄膜をドライエッチングにより除去する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した半導体処理装
置、例えばドライエッチング装置では、プラズマの作用
等により、チャンバ内の各部にデポジションが生じて一
旦堆積物が付着し、この堆積物が剥れて半導体ウエハに
付着して不良発生の原因となるため、頻繁にチャンバ内
をクリーニングする必要がある。特に、可動部、例えば
蛇腹状の可動部等に付着した堆積物は、その動きに応じ
て剥れ易いため、頻繁にクリーニングする必要がある。
しかしながら、このようなクリーニングには多大な労力
と時間とを必要とするため、装置稼動率の低下を招き、
生産性低下の一因となっている。
【0006】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、従来に較べてクリーニング頻度を低減す
ることができるとともに、クリーニング時間を短縮をす
ることができ、装置稼動率を向上させて生産性の向上を
図ることのできる半導体処理装置を提供しようとするも
のである。
【0007】[発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の半導
体処理装置は、チャンバ内に被処理物を収容し、このチ
ャンバ内に所定の処理ガスを供給して前記被処理物に処
理を施す半導体処理装置において、前記チャンバ内側の
構造物の少なくとも一部の表面に近接して着脱可能な遮
蔽体を設け、この遮蔽体と前記構造物表面との間に不活
性ガスをパージ可能に構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の本発明の半導体処理装置では、チャ
ンバ内側の構造物、例えば蛇腹状の可動部の表面に近接
して着脱可能な遮蔽体を設け、この遮蔽体と構造物表面
との間に不活性ガスをパージ可能に構成されている。こ
のため、蛇腹状の可動部等に堆積物が付着することを防
止することができ、従来に較べてクリーニング頻度を低
減することができる。また、上記遮蔽体を取り外して交
換したり、取り外してクリーニングを実施したりするこ
とができるので、従来に較べてクリーニング時間を短縮
をすることができる。
【0010】したがって、従来に較べて装置稼動率を向
上させて生産性の向上を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を半導体ウエハのドライエッチ
ングを行うドライエッチング装置に適用した一実施例を
図面を参照して説明する。
【0012】図1に示すように、本実施例のドライエッ
チング装置は、内部を気密に閉塞可能に構成された円筒
状のチャンバ1を備えている。このチャンバ1は、導電
性材料、例えばアルミニウム(表面にアルマイト処理を
施してある)等からその主要部が構成されており、チャ
ンバ1内には、円板状に形成された上部電極2と、下部
電極3が対向する如くほぼ平行に設けられている。
【0013】この下部電極3の下部には、伸縮自在に構
成された気密封止機構として例えば蛇腹機構4が設けら
れており、図示しない上下動機構により昇降自在とさ
れ、上部電極2との間隔を変更可能に構成されている。
この下部電極3の上面には、被処理物である半導体ウエ
ハ5が載置される。なお、この下部電極3には、図示し
ない冷却機構、例えば、冷却媒体を循環するための冷媒
循環機構が設けられており、半導体ウエハ5を冷却する
ことができるよう構成されている。
【0014】一方、上部電極2は、絶縁性材料、例えば
アルミナ等から円筒状に形成された絶縁性部材6によっ
て、チャンバ1の構成部材と電気的に絶縁された状態で
支持されている。また、この上部電極2には複数の処理
ガス流出孔7が形成されており、処理ガス供給配管8か
ら供給された処理ガス(エッチングガス)を、これらの
処理ガス流出孔7から、下部電極3上に載置された半導
体ウエハ5に向けて流出させ、チャンバ1の下部に接続
された排気配管9から排出するよう構成されている。
【0015】また、上記上部電極2および下部電極3に
は、電力供給機構10が接続されており、上部電極2と
下部電極3との間に所定周波数、例えば13.56MHzの高周
波電力を供給可能に構成されている。
【0016】さらに、本実施例のドライエッチング装置
では、図2にも示すように、チャンバ1の底部には、遮
蔽体として蛇腹機構4の周囲を囲む如く円筒状に形成さ
れた下部リング部材11が設けられている。また、下部
電極3の周囲から下方に延在し上記下部リング部材11
の周囲を囲む如く上部リング部材12が設けられてい
る。これらの下部リング部材11および上部リング部材
12は、絶縁性材料例えばセラミックス、テフロン等か
らなり、着脱自在に構成されている。また、蛇腹機構4
と下部リング部材11との間のチャンバ1の底部には、
気体パージ配管13が接続されており、図2に矢印で示
すように、蛇腹機構4と下部リング部材11との間に不
活性ガス例えば窒素、ヘリウム、アルゴン等のガスをパ
ージすることができるよう構成されている。
【0017】また、チャンバ1の側壁部内側を覆う如
く、上記下部リング部材11および上部リング部材12
と同様な絶縁性材料によって構成された円筒状部材14
が、着脱自在に設けられている。
【0018】上記構成のこの実施例のドライエッチング
装置では、図示しない上下動機構により、下部電極3を
下降させた状態で図示しない搬入口から半導体ウエハ5
をチャンバ1内に搬入し、下部電極3上に載置する。
【0019】この後、下部電極3を上昇させ、上部電極
2と下部電極3との間隔を所定間隔に設定する。
【0020】しかる後、処理ガス供給配管8から所定の
処理ガス(エッチングガス)を供給し、処理ガス流出孔
7から半導体ウエハ5に向けて流出させるとともに、排
気配管9から排気を実施してチャンバ1内を所定圧力の
処理ガス雰囲気とし、これとともに、電力供給機構10
から上部電極2と下部電極3との間に所定周波数、例え
ば13.56MHzの高周波電力を供給する。すると、上部電極
2と下部電極3との間に放電が生じ、処理ガスがプラズ
マ化されて半導体ウエハ5の表面に形成された薄膜のド
ライエッチングが行われる。この時、同時に気体パージ
配管13から、蛇腹機構4と下部リング部材11との間
に不活性ガスをパージする。
【0021】したがって、チャンバ1内では、半導体ウ
エハ5のドライエッチングとともに、デポジションが生
じ、各構造物に堆積物が付着するが、不活性ガスがパー
ジされているため少なくとも蛇腹機構4の部位には堆積
物が付着することを防止することができる。ここで、も
し、この蛇腹機構4に堆積物が付着すると、蛇腹機構4
の伸縮に伴って堆積物が剥離して飛散し易く、このため
頻繁にクリーニングする必要があるが、本実施例では、
蛇腹機構4に対する堆積物の付着を防止することができ
るので、必要なクリーニングの頻度を低減することがで
きる。なお、チャンバ1内壁の露出部分(アルマイト
製)については、例えば粗面状に形成することにより、
堆積物の剥離を起こりにくくすることができる。
【0022】また、下部リング部材11、上部リング部
材12、円筒状部材14等には堆積物が付着するが、こ
れらはチャンバ1から取り外すことができるため、交換
したり容易に洗浄することができるので、従来に較べて
クリーニング時間を短縮することができる。
【0023】さらに、上部リング部材12および円筒状
部材14等の絶縁性部材が下部電極3とチャンバ1壁と
の間に介在するため、異常放電等が生じることを防止す
ることができる。このため、デポジションによる堆積物
の量も低減することができ、また、金属汚染の発生も低
減することができるなお、上記実施例では、本発明を半
導体ウエハ5のドライエッチング装置に適用した実施例
について説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、例えばCVD装置等、チャンバ内にデ
ポジションによる堆積物が生じる半導体処理装置であれ
ば、どのような装置にも適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体処
理装置によれば、従来に較べてクリーニング頻度を低減
することができるとともに、クリーニング時間を短縮を
することができ、装置稼動率を向上させて生産性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドライエッチング装置の構
成を示す図である。
【図2】図1のドライエッチング装置の要部構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 チャンバ 2 上部電極 3 下部電極 4 蛇腹機構 5 半導体ウエハ 6 絶縁性部材 7 処理ガス流出孔 8 処理ガス供給配管 9 排気配管 10 電力供給機構 11 下部リング部材 12 上部リング部材 13 気体パージ配管 14 円筒状部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバ内に被処理物を収容し、このチ
    ャンバ内に所定の処理ガスを供給して前記被処理物に処
    理を施す半導体処理装置において、 前記チャンバ内側の構造物の少なくとも一部の表面に近
    接して着脱可能な遮蔽体を設け、この遮蔽体と前記構造
    物表面との間に不活性ガスをパージ可能に構成したこと
    を特徴とする半導体処理装置。
JP9040391A 1991-04-22 1991-04-22 半導体処理装置 Pending JPH05121360A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9040391A JPH05121360A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 半導体処理装置

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JP9040391A JPH05121360A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 半導体処理装置

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JPH05121360A true JPH05121360A (ja) 1993-05-18

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ID=13997622

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JP9040391A Pending JPH05121360A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 半導体処理装置

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JP (1) JPH05121360A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6544380B2 (en) 1994-04-20 2003-04-08 Tokyo Electron Limited Plasma treatment method and apparatus
US7204912B2 (en) * 2002-09-30 2007-04-17 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for an improved bellows shield in a plasma processing system
US8877002B2 (en) 2002-11-28 2014-11-04 Tokyo Electron Limited Internal member of a plasma processing vessel

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990518