JPH0512066U - ワーク判別装置のチエツク機構 - Google Patents

ワーク判別装置のチエツク機構

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JPH0512066U
JPH0512066U JP6538491U JP6538491U JPH0512066U JP H0512066 U JPH0512066 U JP H0512066U JP 6538491 U JP6538491 U JP 6538491U JP 6538491 U JP6538491 U JP 6538491U JP H0512066 U JPH0512066 U JP H0512066U
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水島正興
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの判別に用いられているリミットスイ
ッチの状態および判別用ドッグの配設位置に係るチェッ
ク機構を設けてワークの誤判別を生じなくし、不良品の
発生を減少させる。 【構成】 ワークのローディング時に前記判別用リミッ
トスイッチと対応する機能確認用ドッグを設け、かつ前
記判別用ドッグに対応する第二のリミットスイッチを配
設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばカムシャフト加工機など加工部分の寸法が異なる2種類のワ ークを加工する加工機に付設されワークの寸法を判別するために設けられている ワーク判別装置に関するものであり、特に該ワーク判別装置のチェック機構に改 良を施すものである。
【0002】
【従来の技術】
カムシャフト加工機など寸法の異なる2種類のワークを加工するような加工機 には、ローディングされたワークの寸法を判別するためのワーク判別装置が付設 されている。従来、この種のワーク判別装置は、図3に示すように、判別用ロッ ド端部に連設されたスライダ2にブラケット3を介して判別用のリミットスイッ チ4が配設され、このリミットスイッチ4に対応する判別用ドッグ40がフレー ム部Fに設けられている。前記ロッド1ならびにスライダ2はワークWのローデ ィングの際には加工部から上昇し、ワークのローディングが終了すると加工部に クランプされたワークに向かって降下するように設けられており、ワークの大小 の判別はこの判別用のリミットスイッチ4の状態を検知することによりなされて いる。
【0003】 すなわち、ワーク判別装置のスライダとともにロッドがワークに向かって降下 すると、先端部がワークに対接して停止する。このとき、前記リミットスイッチ 4が判別用ドッグ40に対接するか否かで状態は異なるものとなり、ワークの大 小の判別がなされるのである。
【0004】 たとえばカムシャフト加工機において短径のカムからなるワークと長径のカム からなるワークといった異った寸法の2種類のワークが加工されるような場合に 、前記判別用のリミットスイッチ4をON状態にして作動させると、短径のカム からなるワークであればリミットスイッチが判別用ドッグ40に対接してOFF に切替わり、長径のカムからなるワークであれば判別用ドッグ40に対接せずに ON状態が保持される。したがって、前記リミットスイッチ4の状態を検知する ことにより、判別が可能となっている。このため、前記判別用ドッグ40は判別 すべきワークの寸法に応じて調節可能なように適宜範囲において可動状態に締着 されている。
【0005】 しかしながら、前記リミットスイッチが配設されているスライダにあっては、 ワークのローディングの度に配置/待避の動作が繰り返されることから、ドッグ の狂いやリミットスイッチの誤動作が生じる場合がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このため、この種のワーク判別装置においては、リミットスイッチがワーク判 別装置のスライダに配設されていることから、スライダの配置/待避の繰り返し 動作によってリミットスイッチが断線したり、あるいは判別用ドッグの配設位置 に狂いが生じてしまうなどといった不都合があり、ワーク判別の信頼性に欠くと ころがあった。
【0007】 従来のワーク判別装置にはリミットスイッチの異常を検出する手段が設けられ ていないため、前述したようにワークの判別に係るリミットスイッチ等に異常が 生じていても誤った判別によってワークが加工され、歩留りが低下してしまうと いった問題点があった。
【0008】 本考案は、上記した事情のもとになされたものであり、その目的とするところ は、ワークの判別に用いられているリミットスイッチの状態に係るチェック機構 を設けてワークの誤判別を生じなくし、不良品の生産を減少させるワーク判別装 置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案は、加工機にローディングされたワー クの寸法を判別するためのリミットスイッチと判別用ドッグとを具備してなるワ ーク判別装置において、該ワーク判別装置のフレーム部にワークのローディング 時に前記判別用リミットスイッチと対応する機能確認用ドッグを設け、かつ前記 判別用ドッグに対応する第二のリミットスイッチを配設したワーク判別装置を構 成するものである。
【0010】
【作用】
上記構造としたことにより、本考案によれば、ワークのローディング時に判別 用のリミットスイッチおよび判別用ドッグに異常があるような場合には機能確認 用ドッグと第二のリミットスイッチとによって異常が検出されるものとなる。
【0011】 すなわち、ワークのローディング時にスライダとロッドとが上昇すると、判別 用のリミットスイッチもともに上昇して機能確認用ドッグに対接し、リミットス イッチの状態が切替わる。このとき、該リミットスイッチに変化がなければ、異 常であると確認される。 同時に、ロッドに締着された判別用ドッグもともに上昇しフレーム上に配設し た第二のリミットスイッチに接近する。前記判別用ドッグが所定位置に配設され ていれば第二のリミットスイッチに対接し、判別用ドッグが所定位置に配設され ていると確認されるが第二のリミットスイッチに変化がなければ判別用ドッグに 狂いが生じていると認識される。
【0012】 したがって、ワークのローディング時にワーク判別装置の状態が確認されるこ とから、ワーク判別が確実となり、不良品の発生が減少するものとなる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1および図2を参照しながら詳細に説明する。なお 、本実施例において、図3に示す従来構造のものと構成が重複する部分には同一 符号を用い、その説明は省略する。
【0014】 図1は本考案の一実施例を示すものであり、従来構造のものと同様に、ワーク 判別装置のロッド端部に連設されたスライダ2にブラケット3を介してワーク判 別用のリミットスイッチ4を配設し、このリミットスイッチ4に対応する判別用 ドッグ40を前記ロッドのフレーム部近傍に設けてある。さらに、フレーム部F に前記判別用ドッグ40に対応する第二のリミットスイッチ5を位置の調節が可 能なように配置するとともに、ブラケットを介して前記ロッドの上部に判別用の リミットスイッチ4と対応する機能確認用ドッグ41を配設して構成するもので ある。
【0015】 前記機能確認用ドッグ41はワークWのローディング前の時、すなわちスライ ダ2とロッド1とが加工部から上昇している状態において、前記判別用のリミッ トスイッチ4と対接するように配設するのである。したがって該判別用のリミッ トスイッチ4は判別用ドッグ40と対応するとともにフレーム部側に設けた機能 確認用ドッグ41とも対応関係にある。
【0016】 これにより、ワークのローディング前にスライダならびにロッドが上昇し、前 記判別用のリミットスイッチ4が機能確認用ドッグ41に対接すると、スイッチ の状態が切替わり、このリミットスイッチ4が正常に機能していることが確認さ れる。
【0017】 また、この上昇時には前記判別用ドッグ40も上昇する。前記第二のリミット スイッチ5にあっては、この判別用ドッグ40と対応するように配設されている ものであり、判別用ドッグ40が所定位置に設定されていれば、スイッチの状態 が切替わるように位置を調節して設けてある。よって、判別用ドッグ40と第二 のリミットスイッチ5とが対接せず、スイッチ状態に変化が見られない場合には 、判別用ドッグ40の配置が異常であると認められる。
【0018】 したがって、ワークのローディング前のスライダとロッドの上昇時に、判別用 のリミットスイッチの作動状態および判別用ドッグの配設位置などといったワー ク判別に係る機能のチェックがなされるものとなり、ワーク判別の信頼性が高ま る。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、加工機にローディングされたワークの 寸法を判別するためのリミットスイッチと判別用ドッグとを具備してなるワーク 判別装置において、ワークのローディング時に前記判別用リミットスイッチと対 応する機能確認用ドッグを設け、かつ前記判別用ドッグに対応する第二のリミッ トスイッチを配設したチェック機構を構成したことにより、判別のためのリミッ トスイッチの断線や判別用ドッグの配設位置の狂いなどといったワーク判別に係 る機能に異常がある場合には、その異常がワークのローディング時に確認できる ため、該ワーク判別装置による誤判別が回避でき、不良品の発生が減少するとい った優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】 図1の側面を略示して示す説明図である。
【図3】 従来のワーク判別装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1……ロッド 2……スライダ 3……ブラケット 4……判別用のリミットスイッチ 5……第二のリミットスイッチ 40……判別用ドッグ 41……機能確認用ドッグ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機にローディングされたワークの寸
    法を判別するためのリミットスイッチと判別用ドッグと
    を具備してなるワーク判別装置において、ワークのロー
    ディング時に前記判別用リミットスイッチと対応する機
    能確認用ドッグを設け、かつ前記判別用ドッグに対応す
    る第二のリミットスイッチを配設したことを特徴するワ
    ーク判別装置のチェック機構。
JP6538491U 1991-07-25 1991-07-25 ワーク判別装置のチェック機構 Expired - Fee Related JP2540729Y2 (ja)

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JPH0512066U true JPH0512066U (ja) 1993-02-19
JP2540729Y2 JP2540729Y2 (ja) 1997-07-09

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