JP2540729Y2 - ワーク判別装置のチェック機構 - Google Patents

ワーク判別装置のチェック機構

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JP2540729Y2
JP2540729Y2 JP6538491U JP6538491U JP2540729Y2 JP 2540729 Y2 JP2540729 Y2 JP 2540729Y2 JP 6538491 U JP6538491 U JP 6538491U JP 6538491 U JP6538491 U JP 6538491U JP 2540729 Y2 JP2540729 Y2 JP 2540729Y2
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水島正興
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MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばカムシャフト加
工機など加工部分の寸法が異なる2種類のワークを加工
する加工機に付設されワークの寸法を判別するために設
けられているワーク判別装置に関するものであり、特に
該ワーク判別装置のチェック機構に改良を施すものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カムシャフト加工機など寸法の異なる2
種類のワークを加工するような加工機には、ローディン
グされたワークの寸法を判別するためのワーク判別装置
が付設されている。従来、この種のワーク判別装置は、
図3に示すように、判別用ロッド端部に連設されたスラ
イダ2にブラケット3を介して判別用のリミットスイッ
チ4が配設され、このリミットスイッチ4に対応する判
別用ドッグ40がフレーム部Fに設けられている。前記
ロッド1ならびにスライダ2はワークWのローディング
の際には加工部から上昇し、ワークのローディングが終
了すると加工部にクランプされたワークに向かって降下
するように設けられており、ワークの大小の判別はこの
判別用のリミットスイッチ4の状態を検知することによ
りなされている。
【0003】すなわち、ワーク判別装置のスライダとと
もにロッドがワークに向かって降下すると、先端部がワ
ークに対接して停止する。このとき、前記リミットスイ
ッチ4が判別用ドッグ40に対接するか否かで状態は異
なるものとなり、ワークの大小の判別がなされるのであ
る。
【0004】たとえばカムシャフト加工機において短径
のカムからなるワークと長径のカムからなるワークとい
った異った寸法の2種類のワークが加工されるような場
合に、前記判別用のリミットスイッチ4をON状態にし
て作動させると、短径のカムからなるワークであればリ
ミットスイッチが判別用ドッグ40に対接してOFFに
切替わり、長径のカムからなるワークであれば判別用ド
ッグ40に対接せずにON状態が保持される。したがっ
て、前記リミットスイッチ4の状態を検知することによ
り、判別が可能となっている。このため、前記判別用ド
ッグ40は判別すべきワークの寸法に応じて調節可能な
ように適宜範囲において可動状態に締着されている。
【0005】しかしながら、前記リミットスイッチが配
設されているスライダにあっては、ワークのローディン
グの度に配置/待避の動作が繰り返されることから、ド
ッグの狂いやリミットスイッチの誤動作が生じる場合が
ある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このため、この種のワ
ーク判別装置においては、リミットスイッチがワーク判
別装置のスライダに配設されていることから、スライダ
の配置/待避の繰り返し動作によってリミットスイッチ
が断線したり、あるいは判別用ドッグの配設位置に狂い
が生じてしまうなどといった不都合があり、ワーク判別
の信頼性に欠くところがあった。
【0007】従来のワーク判別装置にはリミットスイッ
チの異常を検出する手段が設けられていないため、前述
したようにワークの判別に係るリミットスイッチ等に異
常が生じていても誤った判別によってワークが加工さ
れ、歩留りが低下してしまうといった問題点があった。
【0008】本考案は、上記した事情のもとになされた
ものであり、その目的とするところは、ワークの判別に
用いられているリミットスイッチの状態に係るチェック
機構を設けてワークの誤判別を生じなくし、不良品の生
産を減少させるワーク判別装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案は、加工機にローディングされたワーク
の寸法を判別するためのリミットスイッチと判別用ドッ
グとを具備してなるワーク判別装置において、該ワーク
判別装置のフレーム部にワークのローディング時に前記
判別用リミットスイッチと対応する機能確認用ドッグを
設け、かつ前記判別用ドッグに対応する第二のリミット
スイッチを配設したワーク判別装置を構成するものであ
る。
【0010】
【作用】上記構造としたことにより、本考案によれば、
ワークのローディング時に判別用のリミットスイッチお
よび判別用ドッグに異常があるような場合には機能確認
用ドッグと第二のリミットスイッチとによって異常が検
出されるものとなる。
【0011】すなわち、ワークのローディング時にスラ
イダとロッドとが上昇すると、判別用のリミットスイッ
チもともに上昇して機能確認用ドッグに対接し、リミッ
トスイッチの状態が切替わる。このとき、該リミットス
イッチに変化がなければ、異常であると確認される。同
時に、ロッドに締着された判別用ドッグもともに上昇し
フレーム上に配設した第二のリミットスイッチに接近す
る。前記判別用ドッグが所定位置に配設されていれば第
二のリミットスイッチに対接し、判別用ドッグが所定位
置に配設されていると確認されるが第二のリミットスイ
ッチに変化がなければ判別用ドッグに狂いが生じている
と認識される。
【0012】したがって、ワークのローディング時にワ
ーク判別装置の状態が確認されることから、ワーク判別
が確実となり、不良品の発生が減少するものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1および図2を参
照しながら詳細に説明する。なお、本実施例において、
図3に示す従来構造のものと構成が重複する部分には同
一符号を用い、その説明は省略する。
【0014】図1は本考案の一実施例を示すものであ
り、従来構造のものと同様に、ワーク判別装置のロッド
端部に連設されたスライダ2にブラケット3を介してワ
ーク判別用のリミットスイッチ4を配設し、このリミッ
トスイッチ4に対応する判別用ドッグ40を前記ロッド
のフレーム部近傍に設けてある。さらに、フレーム部F
に前記判別用ドッグ40に対応する第二のリミットスイ
ッチ5を位置の調節が可能なように配置するとともに、
ブラケットを介して前記ロッドの上部に判別用のリミッ
トスイッチ4と対応する機能確認用ドッグ41を配設し
て構成するものである。
【0015】前記機能確認用ドッグ41はワークWのロ
ーディング前の時、すなわちスライダ2とロッド1とが
加工部から上昇している状態において、前記判別用のリ
ミットスイッチ4と対接するように配設するのである。
したがって該判別用のリミットスイッチ4は判別用ドッ
グ40と対応するとともにフレーム部側に設けた機能確
認用ドッグ41とも対応関係にある。
【0016】これにより、ワークのローディング前にス
ライダならびにロッドが上昇し、前記判別用のリミット
スイッチ4が機能確認用ドッグ41に対接すると、スイ
ッチの状態が切替わり、このリミットスイッチ4が正常
に機能していることが確認される。
【0017】また、この上昇時には前記判別用ドッグ4
0も上昇する。前記第二のリミットスイッチ5にあって
は、この判別用ドッグ40と対応するように配設されて
いるものであり、判別用ドッグ40が所定位置に設定さ
れていれば、スイッチの状態が切替わるように位置を調
節して設けてある。よって、判別用ドッグ40と第二の
リミットスイッチ5とが対接せず、スイッチ状態に変化
が見られない場合には、判別用ドッグ40の配置が異常
であると認められる。
【0018】したがって、ワークのローディング前のス
ライダとロッドの上昇時に、判別用のリミットスイッチ
の作動状態および判別用ドッグの配設位置などといった
ワーク判別に係る機能のチェックがなされるものとな
り、ワーク判別の信頼性が高まる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
加工機にローディングされたワークの寸法を判別するた
めのリミットスイッチと判別用ドッグとを具備してなる
ワーク判別装置において、ワークのローディング時に前
記判別用リミットスイッチと対応する機能確認用ドッグ
を設け、かつ前記判別用ドッグに対応する第二のリミッ
トスイッチを配設したチェック機構を構成したことによ
り、判別のためのリミットスイッチの断線や判別用ドッ
グの配設位置の狂いなどといったワーク判別に係る機能
に異常がある場合には、その異常がワークのローディン
グ時に確認できるため、該ワーク判別装置による誤判別
が回避でき、不良品の発生が減少するといった優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】 図1の側面を略示して示す説明図である。
【図3】 従来のワーク判別装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1……ロッド 2……スライダ 3……ブラケット 4……判別用のリミットスイッチ 5……第二のリミットスイッチ 40……判別用ドッグ 41……機能確認用ドッグ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機にローディングされたワークの寸
    法を判別するためのリミットスイッチと判別用ドッグと
    を具備してなるワーク判別装置において、ワークのロー
    ディング時に前記判別用リミットスイッチと対応する機
    能確認用ドッグを設け、かつ前記判別用ドッグに対応す
    る第二のリミットスイッチを配設したことを特徴するワ
    ーク判別装置のチェック機構。
JP6538491U 1991-07-25 1991-07-25 ワーク判別装置のチェック機構 Expired - Fee Related JP2540729Y2 (ja)

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JPH0512066U JPH0512066U (ja) 1993-02-19
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