JPH0511878Y2 - - Google Patents

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JPH0511878Y2
JPH0511878Y2 JP6960688U JP6960688U JPH0511878Y2 JP H0511878 Y2 JPH0511878 Y2 JP H0511878Y2 JP 6960688 U JP6960688 U JP 6960688U JP 6960688 U JP6960688 U JP 6960688U JP H0511878 Y2 JPH0511878 Y2 JP H0511878Y2
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tube
lumen tube
lumen
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、医学の分野に使用されるカテーテル
に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来のこの種のカテーテルとしては、血管・消
化管・気管・尿路・卵管等(以下生体の細径管と
いう)の診断及び検査に用いられるものが知られ
ている。
ところで、上記生体の細径管内への挿入を容易
とするために外径寸法を―特に先端の外径寸法を
―小さくする必要がある。
また、カテーテルの先端部は、細径管内への挿
入を容易とするために、あるいは観察等を確実に
行うために、首振操作自在としたり、所定形状の
弯曲癖を付けている。
そして、生体の細径管内に於て、カテーテルの
先端部を所望の方向へ弯曲させるためには、生体
の外部に残つているカテーテルの不挿入部を手で
握つて回転させるのであるが、上述のようにカテ
ーテルの外径寸法が細く、かつ弯曲自在なように
軟質であるために、上記回転時のトルクを先端ま
で伝達することが困難となり、上記外径寸法を細
くする上での障害となつていた。
本考案の目的は、カテーテルの外径を細く保つ
て、先端まで確実に回転トルクを伝達する点にあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るカテーテルは、先端部に弯曲癖の
付いた又は弯曲操作自在のマルチルーメンチユー
ブを備えると共に、生体の外部に常に残る不挿入
部の所定位置から上記マルチルーメンチユーブの
基端部までを編組を有するトルクチユーブとして
構成した。また、生体の外部に常に残る不挿入部
の所定位置から最先端までをマルチルーメンチユ
ーブを設け、かつ、該マルチルーメンチユーブの
該最先端から所定範囲の先端部を除く大半乃至全
体にわたつて、編組を有するトルクチユーブにて
被覆し、さらに上記マルチルーメンチユーブの先
端部に弯曲癖を付け又は弯曲操作自在として構成
した。
〔作用〕
不挿入部の所定位置から先端部近くまでは、編
組を有するトルクチユーブにて形成したから、生
体の外部にてこのトルクチユーブの基端に回転ト
ルクを加えると、確実に先端部までその回転トル
クが伝達される。
トルクチユーブは編組を有し、可撓性に富み、
生体の細径管への挿入抵抗が小さく、円滑に挿入
出来る。
さらに、先端部をマルチルーメンチユーブとす
ることにより、生体の細径管内への誘導・挿入が
一層円滑化する。
また、不挿入部の所定位置から、マルチルーメ
ンチユーブの基端部までを、トルクチユーブのみ
とすれば、イメージガイド、ライトガイド、レー
ザーフアイバ等を、バラで挿入出来て、挿入組立
作業も容易となる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第
1図に示すカテーテル1は、生体の細径管に挿入
して内部を観察(診断・検査)すると共に、レー
ザー手術も同時に行うことを可能としたもので、
生体の細径管内へ挿入される挿入部2と、生体の
外部に常に残る不挿入部3とに区分して見ること
が出来る。
不挿入部3には、各機器と結合するための分岐
部4,4、リード部5及びコネクタ部6……等を
設ける。
第1図と第2図と第4図に示す如く、先端部7
に弯曲操作自在のマルチルーメンチユーブ8を有
し、PE、PVC、ポリウレタン等のプラスチツク
の柔軟材から該マルチルーメンチユーブ8を形成
する。そして、生体の外部に常に残る不挿入部3
の前方分岐部4の位置から、マルチルーメンチユ
ーブ8の基端部8aまでを、トルクチユーブ9を
もつて形成する。
このトルクチユーブ9は、極細編組を有し、第
3図に示すように、ポリイミド系樹脂等の薄肉耐
熱高強度チユーブから成る内層10と、中間層を
成すところの金属・カーボン・ボロン等の高硬度
の極細編組11と、ポリウレタン、PE、PVC等
の外層12とから構成の3層構造とする。極細編
組11用の金属・カーボン・ボロン等のヤング率
Eは、3000Kg/mm2以上のものが望ましい。上記の
ポリイミド系樹脂としては、ポリアミドイミドや
ポリエステルイミドが好適である。
そして、(第1図と第2図と)第4図の具体例
では、マルチルーメンチユーブ8は、イメージガ
イド13、ライトガイド14が挿入されたフアイ
バスコープ用ルーメン15、及び、フラツシユ液
注入チユーブ23が挿入されたフラツシユ・ガイ
ドワイヤルーメン16、分析用フアイバ17の挿
入された分析用フアイバルーメン18、首振り機
構19の挿入された首振り機構ルーメン20、手
術用レーザ光を導くレーザー導光用フアイバ21
が挿入されるレーザールーメン22等を、有す
る。
首振り機構19は、ガイド用ステンレス鋼チユ
ーブ24と、それに挿通された操作ワイヤ25
と、外端部の操作部26とから、構成され、チユ
ーブ24の先端は、マルチルーメンチユーブ8の
基端乃至中間部に固着され、それから先端へは操
作ワイヤ25のみが延伸して、(図示省略の固着
具を介して)マルチルーメンチユーブ8の最先端
部に固着され、第2図の仮想線で示すように、軟
らかい材質のマルチルーメンチユーブ8を弯曲さ
せるものである。なお、露出状のマルチルーメン
チユーブ8の長さ寸法Lは約100〜300mmとするの
が、例えば血管内視用として、好適である。
しかして、上述のイメージガイド13、ライト
ガイド14、分析用フアイバ17、首振り機構1
9、レーザー導光用フアイバ21、フラツシユ液
注入チユーブ23等は、マルチルーメンチユーブ
8の基端面から手前のトルクチユーブ9内に於て
は、自由状態で―いわゆる「ばら」の状態で―挿
通されており、可撓性に優れ、かつ挿通組立作業
も容易であるという利点を有する。
なお、上述の実施例の他に、吸引チユーブやバ
ルーン拡張用チユーブ等を挿通しても自由であ
り、逆に、適宜のチユーブやフアイバ等を省略す
るも自由である。
次に、第5図は他の実施例を示し、マルチルー
メンチユーブ8を長尺として、生体の外部に残る
不挿入部3(第1図参照)から、最先端27まで
に配設する。そして、マルチルーメンチユーブ8
の最先端27から、約100〜300mmの長さ寸法Lを
除いて全体にわたりトルクチユーブ9を被覆し、
一体化した構成である。勿論、基端部に於て、マ
ルチルーメンチユーブ8をトルクチユーブ9より
も手元へ延伸しても望ましい。
そして、第5図では、マルチルーメンチユーブ
8の先端部7には、所望の弯曲癖を予め付けてお
いた場合を示し、このとき前実施例の首振り機構
を省略することができる。
なお、この弯曲癖を第1図と第2図の場合のマ
ルチルーメンチユーブ8に付けても好ましいと共
に、第5図の弯曲癖に代えて、首振り機構を付設
しても自由である。
使用方法は、生体の細径管内へカテーテル1の
挿入部2を挿入し、細径管の分岐部に於て所望の
側へ導きたいとき、あるいは、細径管の所望の部
位に最先端27を向けたいときに、第1図・第5
図中の矢印Mのように、手でトルクチユーブ9の
基端を握つて、回転させて、先端部7の弯曲しや
すい向きと一致させればよい。トルクチユーブ9
はこのとき回転トルクを有効に先端部7まで伝達
する。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成され、次の
ような著大な効果を秦する。
カテーテルの先端部7の弯曲の方向を、生体
の外にて円滑に変更操作出来、回転トルクは確
実に先端まで伝達する。
トルクチユーブ9は回転トルクの伝達を行う
役目を、先端部7のマルチルーメンチユーブ8
(の露出部)は、柔軟に生体の細径管にカテー
テルを誘導する役目を、夫々、分担して、使い
やすく、かつ外径を一層小さくすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は要
部拡大斜視図、第3図はトルクチユーブの拡大断
面図、第4図は要部斜視図、第5図は他の実施例
の斜視図である。 3……不挿入部、7……先端部、8……マルチ
ルーメンチユーブ、8a……基端部、9……トル
クチユーブ、11……編組、27……最先端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 先端部に弯曲癖の付いた又は弯曲操作自在の
    マルチルーメンチユーブを備えると共に、生体
    の外部に常に残る不挿入部の所定位置から上記
    マルチルーメンチユーブの基端部までを編組を
    有するトルクチユーブとして構成したことを特
    徴とするカテーテル。 2 生体の外部に常に残る不挿入部の所定位置か
    ら最先端までをマルチルーメンチユーブを設
    け、かつ、該マルチルーメンチユーブの該最先
    端から所定範囲の先端部を除く大半乃至全体に
    わたつて、編組を有するトルクチユーブにて被
    覆し、さらに上記マルチルーメンチユーブの先
    端部に弯曲癖を付け又は弯曲操作自在として構
    成したことを特徴とするカテーテル。
JP6960688U 1988-05-26 1988-05-26 Expired - Lifetime JPH0511878Y2 (ja)

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JP6960688U JPH0511878Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JP6960688U JPH0511878Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JPH01172847U JPH01172847U (ja) 1989-12-07
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JP6960688U Expired - Lifetime JPH0511878Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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US8235887B2 (en) 2006-01-23 2012-08-07 Avantis Medical Systems, Inc. Endoscope assembly with retroscope
US8872906B2 (en) 2005-01-05 2014-10-28 Avantis Medical Systems, Inc. Endoscope assembly with a polarizing filter
WO2007092533A2 (en) * 2006-02-06 2007-08-16 Avantis Medical Systems, Inc. Endoscope with an imaging catheter assembly and method of configuring an endoscope
US8064666B2 (en) 2007-04-10 2011-11-22 Avantis Medical Systems, Inc. Method and device for examining or imaging an interior surface of a cavity

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JPH01172847U (ja) 1989-12-07

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