JPH05117980A - 繊維材料の顔料捺染方法 - Google Patents

繊維材料の顔料捺染方法

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JPH05117980A
JPH05117980A JP2903292A JP2903292A JPH05117980A JP H05117980 A JPH05117980 A JP H05117980A JP 2903292 A JP2903292 A JP 2903292A JP 2903292 A JP2903292 A JP 2903292A JP H05117980 A JPH05117980 A JP H05117980A
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acid
pigment
basic
polyamine
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JP2903292A
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Juergen Reiners
ユルゲン・ライネルス
Herbert Wigger
ヘルベルト・ビガー
Fritz Puchner
フリツツ・プフナー
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Bayer AG
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    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
    • D06P1/52General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders using compositions containing synthetic macromolecular substances
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    • D06P1/5278Polyamides; Polyimides; Polylactames; Polyalkyleneimines
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハロゲノヒドリン基を含有し、そしてポリア
ミンおよびエピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロ
ゲノ−2−ヒドロキシ−プロパンを無機塩基と反応さ
せ、引き続いて生ずる生成物を無機酸および/または有
機酸と反応させることによって得ることができる水溶性
の架橋可能な化合物。 【効果】 この化合物は顔料のバインダーおよび/また
は架橋剤としてテキスタイルの捺染糊において使用する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、繊維材料の顔料捺染(pigm
ent printing)方法に関する。
【0002】繊維材料の顔料捺染において、顔料捺染は
繊維に特定のバインダーで、好ましくは熱縮合作業によ
り固定される。これらの捺染の堅牢度の性質は、顔料に
より決定されるばかりでなく、かつまたバインダーの性
質および縮合法の完全さに依存する。バインダーは、ま
た、品物の取り扱いに影響を及ぼす。ここで望ましくな
い硬化が起こることがある。
【0003】バインダーの貯蔵寿命および安定性はさら
に重要である。
【0004】ジイソシアネートおよびジプライマリー脂
肪族ジアミンのポリ尿素は、ドイツ国特許明細書第85
1,550号から知られている。これらの生成物は顔料
捺染のために顕著なバインダーであることが証明され
た。しかしながら、1つの欠点は生成物が制限された貯
蔵寿命をもつことであり、これは粘度の減少および捺染
の堅牢度の対応する減少で現れる。
【0005】改良された貯蔵寿命により区別されそし
て、使用するとき、ことにテキスタイルついて、柔らか
い風合いを有する捺染に導くバインダーは、ドイツ国公
開明細書第3,914,047号に記載されている。ア
ジピン酸およびジエチレントリアミンのポリアミドがバ
インダーとして提案されている。
【0006】さらに、バインダーとともに架橋剤を使用
することは知られている。
【0007】適当な架橋剤は、ポリアミドと反応して架
橋した構造体を生成する化合物である。このような架橋
剤は、例えば、ドイツ国特許明細書第936,328号
から知られている:架橋剤の好ましい群は、エピハロゲ
ノヒドリン(エピクロロヒドリンまたはエピブロモヒド
リン)およびジプライマリー脂肪族アミン、例えば、ビ
ス(3−アミノプロピル)メチルアミンまたはビス(3
−アミノプロピル)アミンの縮合生成物である。
【0008】このような架橋剤は、例えば、次の構造単
位を含有する:
【0009】
【化1】
【0010】ポリアミンとエピクロロヒドリンまたは
1,3−ジハロゲノ−2−ヒドロキシ−プロパンとから
得られ、そしてハロゲノヒドリン基を含有する反応生成
物は知られている。
【0011】各場合において使用する遊離塩基性アミノ
基の1当量当たりエピハロゲノヒドリンが過剰である、
エピハロゲノヒドリンおよび塩基性ポリアミドアミンま
たはポリアミンまたはそれらの混合物の自己架橋性水溶
性反応生成物は、こうして、例えば、次の特許明細書に
記載されている:ドイツ国公開明細書第2,229,2
19号、第2,257,271号、第2,938,58
8号および第2,949,870号、ドイツ国特許明細
書第1,720,905号、第1,771,043号お
よび第1,906,450号、欧州特許出願第0,13
1,200号および第0,126,176号および米国
特許明細書第2,926,154号、第3,224,9
90号および第3,332,901号。塩基性ポリアミ
ドアミンとグリセロール−ジクロロヒドリンとの反応に
より得られる同様な樹脂は、ドイツ国公開明細書第1,
696,248号に記載されている。
【0012】ドイツ国公開明細書第2,052,023
号の他の既知の方法に従い、水溶性、硬化可能な樹脂は
エピクロロヒドリンとアンモニアおよび/またはポリア
ミンとの反応により得られる。
【0013】アンモニアとエピクロロヒドリンとのポリ
縮合物は、ドイツ国公開明細書第2,364,583号
および米国特許明細書第3,947,383号に記載さ
れている。
【0014】実際に今日まで使用されてきており、そし
て引用された前の文献に記載されている架橋可能な樹脂
は、一般に、ポリアミン中の塩基性窒素に基づいて、
1.0〜2.5モルのエピハロゲノヒドリンを含有す
る。
【0015】生成物は検出可能に高い含量のハロゲノヒ
ドリン反応性基を有する;これらは十分に架橋可能な、
適切に反応性の生成物を得るために必要である。
【0016】ハロゲノヒドリン基を含有する反応生成物
は、カチオンの電荷をもつために、セルロース(綿)ま
たは羊毛の繊維材料に対して高い親和性を有するが、そ
れらをテキスタイルの顔料糊において架橋剤として使用
するとき、一般に繊維上への不完全な付加が起こる。使
用形態に依存して、存在のある比率は、例えば、適用ロ
ールのクリニーングの間に、流出液の中に未反応の形態
で入り、本来結合したハロゲンによる汚染を生ずる。既
知の生成物は、さらに、二次成分、例えば、1,3−ジ
クロロ−2−プロパノール(DCP)および3−クロロ
−1,2−プロパンジオール(CPD)または2つの化
合物の対応する異性体を含有する。しかしながら、生態
学的面から、DCPの形成は可能ならば回避すべきであ
るか、あるいは確実に出来るだけ低く保持すべきであ
る。
【0017】したがって、本発明の目的は、弱酸性ない
しアルカリ性の媒質中で自己架橋性であり、また、バイ
ンダーの中に存在する他の塩基性より高い分子量の化合
物(これらは遊離アミノ基を含有する)を架橋し、それ
らの架橋作用において慣用のエピクロロヒドリンの樹脂
に等しくそして同時に本来結合したハロゲンおよびDC
PおよびCPDの含有量が有意に少ない、貯蔵可能なカ
チオン性化合物を提供することである。
【0018】驚くべきことには、今回、ポリアミンとエ
ピクロロヒドリンとの反応、引き続く中間的に形成され
たクロロヒドリン基含有ポリ縮合物と無機塩基との反応
および引き続く無機酸および/またはカルボン酸との反
応により得られるポリアミン−エピクロロヒドリン樹脂
は、それらの架橋剤作用において既知の樹脂に少なくと
も等しいが、かなり一層好適な生態学的(ecolog
ical)性質を有する貯蔵安定性生成物であることが
見出された。
【0019】かくして、本発明は、 A)ハロゲノヒドリン基を含有しない塩基性高分子量化
合物、 B)ポリアミンおよびエピクロロヒドリン、引き続く反
応生成物と無機塩基との反応および引き続く無機酸およ
び/またはカルボン酸を使用する安定化により得られる
架橋剤、各場合において好ましくは固体の中に1.0重
量%より少ないジクロロプロパノールおよび/またはク
ロロプロパンジオールを含有する、および適当ならば C)ビニル化合物のホモポリマーまたはコポリマー、に
基づくバインダーを使用することを特徴とする繊維材料
の顔料捺染方法に関する。
【0020】好ましい実施態様において、本発明に従い
使用する架橋剤Bは、ポリアミンおよびエピクロロヒド
リンから、引き続く反応生成物と無機塩基との反応およ
び引き続くハロゲン含有無機酸またはハロゲン含有無機
酸とカルボン酸との混合物を使用する安定化により得ら
れる、新規な化合物B*である。
【0021】新規な架橋剤B*は、固体の中に1.0重
量%より少ないジクロロヒドリンおよび/またはクロロ
プロパンジオールを含有する。
【0022】新規な架橋剤B*は、好ましくは、 B1)第1、第2および/または第3アミノ基またはヒ
ドロキシ基、またはそれらの混合物を含有する、水溶
性、脂肪族ポリアミンを、 B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲノ
−2−ヒドロキシ−プロパンと、成分B1)の塩基性窒
素の1モル当たり1.0〜1.5モルの成分B2)のモ
ル比で反応させ、 B3)B1)およびB2)からの生成物を無機塩基と、
B1)およびB2)からの生成物中のハロゲノヒドリン
基の1モル当たり0.1〜0.8モルの塩基のモル比で
反応させ、そして B4*)B3)に従い得られた塩基性生成物を≦4まで
の低いpH値の無機酸および/またはカルボン酸と反応
させる、ことによって得られる。
【0023】新規な架橋剤B*は、とくに好ましくは、 B1)式(I)または(II)
【0024】
【化2】
【0025】
【化3】
【0026】式中、R1、R4およびR6は、互いに独立
に、水素またはC−C5アルキル基であり、該アルキ
ル基はヒドロキシルまたはアミノにより置換されていて
もよく、R2、R3およびR5は、互いに独立に、水素、
メチルまたはエチルであり、a、bおよびeは、互いに
独立に、0〜4の整数であり、そしてcおよびdは、互
いに独立に、1〜6の整数である、の水溶性ポリアミン
またはそれらの混合物、および/または1,2−アルキ
レンイミンの重合により調製されたポリ(アルキレンイ
ミン)を、 B2) B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジ
ハロゲノ−2−ヒドロキシ−プロパンと、成分B1)の
塩基性窒素の1モル当たり1.0〜1.5モル、好まし
くは1.0〜1.2モルの成分B2)のモル比で反応さ
せ、そして B3)B1)およびB2)からの生成物を無機塩基と、
B1)およびB2)からの生成物中のハロゲノヒドリン
基の1モル当たり0.1〜0.8モル、好ましくは0.
2〜0.6モルの塩基のモル比で反応させ、そして B4*)B3)に従い得られた塩基性生成物を≦4ま
で、好ましくは2〜4の低いpH値の無機酸および/ま
たはカルボン酸と反応させる、ことによって得られる。
【0027】新規な架橋剤B*は、さらにとくに紙また
は紙様材料の処理に、その湿式強度処理に適当である。
【0028】好ましい繊維材料の顔料捺染法は、 A)塩基性ポリアミドアミン、 B)架橋剤、前記架橋剤は、 B1)第1、第2および/または第3アミノ基またはヒ
ドロキシ基、またはそれらの混合物を含有する、水溶
性、脂肪族ポリアミンを、 B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲノ
−2−ヒドロキシ−プロパンと、 成分B1)の塩基性窒素の1モル当たり1.0〜1.5
モルの化合物B2)のモル比で反応させ、 B3)B1)およびB2)からの生成物を無機塩基と、
B1)およびB2)からの生成物中のハロゲノヒドリン
基の1モル当たり0.1〜0.8モルの塩基のモル比で
反応させ、そして B4)B3)に従い得られた塩基性生成物を≦4までの
低いpH値の無機酸および/またはカルボン酸と反応さ
せる、ことによって得られる、および必要に応じて、 C)ビニル化合物のホモポリマーまたはコポリマー、に
基づくバインダーを使用することを特徴とする。
【0029】ハロゲノヒドリン基を含有しない適当な塩
基性高分子量化合物Aは、例えば、塩基性ポリアミドア
ミンである。
【0030】塩基性ポリアミドアミンAは、C2−C10
ジカルボン酸およびアミドを形成できる少なくとも2つ
のアミノ基および少なくとも1つの他の第1、第2また
は第3アミノ基を有するポリアミンから得られるポリ縮
合生成物であり、そして>500の分子量(Mw)を有
する。これらのポリアミドアミンは、例えば、C2−C
10カルボン酸、好ましくはアジピン酸、および前述のポ
リアミン、好ましくはジエチレントリアミンを、1:
0.90〜1:1.10のモル比で180〜220℃に
おいて縮合させることによって得ることができる。ポリ
アミドは、好ましくは、水性の、とくにほぼ50重量%
の、溶液として使用する。
【0031】架橋剤Bは、カチオン性ポリ縮合物であ
り、そして好ましくは1,000〜200,000、と
くに2,000〜100,000の分子量を有する。
【0032】好ましい実施態様において、100重量部
のA)、50〜500好ましくはのB)および100〜
1,000のC)に基づくバインダーを使用する。
【0033】とくに好ましい繊維材料の顔料捺染法は、 B1)式(I)または(II)
【0034】
【化4】
【0035】
【化5】
【0036】式中、R1、R4およびR6は、互いに独立
に、水素またはC−C5アルキル基であり、該アルキ
ル基はヒドロキシルまたはアミノにより置換されていて
もよく、R2、R3およびR5は、互いに独立に、水素、
メチルまたはエチルであり、a、bおよびeは、互いに
独立に、0〜4の整数であり、そしてcおよびdは、互
いに独立に、1〜6の整数である、の水溶性ポリアミン
またはそれらの混合物、および/または1,2−アルキ
レンイミンの重合により調製されたポリ(アルキレンイ
ミン)を、 B2) B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジ
ハロゲノ−2−ヒドロキシ−プロパンと、 成分B1)の塩基性窒素の1モル当たり1.0〜1.5
モル、好ましくは1.0〜1.2モルの成分B2)のモ
ル比で反応させ、そして B3)B1)およびB2)からの生成物を無機塩基と、
B1)およびB2)からの生成物中のハロゲノヒドリン
基の1モル当たり0.1〜0.8モル、好ましくは0.
2〜0.6モルの塩基のモル比で反応させ、そして B4)B3)に従い得られた塩基性生成物を≦4まで、
好ましくは2〜4の低いpH値の無機酸および/または
カルボン酸と反応させる、ことによって得られる架橋剤
B)を使用することを特徴とする。
【0037】架橋剤B)の水溶液は25℃において5〜
35重量%、好ましくは10〜30重量%の固体含量で
15〜400mPas、好ましくは20〜300mPa
sの粘度を有する。
【0038】架橋剤B)およびB*)は好ましくは水性
媒質中で調製される。しかしながら、また、他の極性溶
媒、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセロール、イソプロ
パノール、エタノール、メタノール、t−ブタノール、
ジメチルホルムアミドまたはそれらと水との混合物を使
用することができる。
【0039】出発成分B1)およびB2)を、まず互い
に、水または前述の極性溶媒または水とそれらとの混合
物中の15〜あ60重量%、好ましくは20〜50重量
%の溶液を互いに25〜95℃、好ましくは40〜80
℃の温度において20分〜20時間撹拌することによっ
て反応させる。最も遅くとも、この混合物の溶液の粘度
が300mPas(25℃)に到達したとき、溶媒を添
加して早期の架橋を防止することが必要である。
【0040】次いで、この混合物は、ポリ縮合の間に1
5〜95℃、好ましくは20〜70℃の温度においてB
3)に従う無機塩基により、既にpH8〜14、好まし
くは8.5〜12に到達している。ここで好ましくはこ
の混合物を15〜30%の固体含量に希釈した後、塩基
を添加することは好ましい。
【0041】とくに適当な塩基は次の通りである:Na
OH、KOH、LiOH、Ca(OH)2、Ba(O
H)2、NH3、Na2CO3、K2CO3およびCaC
3、とくに好ましくはNH3、NaOHおよび/または
KOHである。
【0042】次いで、反応混合物を15〜80℃、好ま
しくは20〜70℃において10分〜10時間、好まし
くは15分〜8時間撹拌し、その間塩基性pHを維持し
て、この混合物が15〜400mPas(25℃)を有
するようにする。
【0043】エポキシ基および塩の形成のためにポリ縮
合物の中に存在するハロゲノヒドリン基の環化は、この
操作の間に起こることができる。
【0044】次いで、ポリ縮合を停止するために、B
4)またはB4*)に従う酸または酸誘導体を溶液のp
Hが≦4、好ましくは2.0〜4となるような量で添加
する。とくに適当な酸および酸誘導体は、次の通りであ
る: 1、鉱酸またはこれらの酸の酸誘導体、例えば、アミノ
スルホン酸、亜硫酸、塩酸、硝酸および、とくに、硫
酸、リン酸、とくに好ましくは塩酸、 2、ヒドロキシルを含有することができる、モノカルボ
ン酸またはポリカルボン酸、またはこれらの酸の誘導
体、例えば、酢酸、酢酸無水物、プロピオン酸、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マ
レイン酸、ギ酸およびクエン酸、とくに好ましくはギ酸
および酢酸、それらの混合物。
【0045】次いで、仕上げられた生成物の固体含量
を、溶媒の一部分を真空除去するか、あるいは溶媒を添
加することによって調節する。
【0046】述べることのできるポリアミン(I)は次
の通りである:ジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラアミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレ
ンヘキサミン、ヘキサエチレンペンタミン、ヘプタエチ
レンオクタミン、ジイソプロピルトリアミン、トリプロ
ピレンテトラミン、メチル−ビス−(3−アミノプロピ
ル)−アミン、エチル−ビス−(3−アミノ)−アミ
ン、2−ヒドロキシ−エチル−ビス−(3−アミノプロ
ピル)−アミン、ジヘキサメチレントリアミンまたはそ
れらの混合物、好ましいポリアミンはジエチレントリア
ミンおよびメチル−ビス(3−アミノプロピル)アミン
である。
【0047】述べることのできるジアミン(II)は、
次の通りである:エチレンジアミン、N−(2−ヒドロ
キシエチル)−エチレンジアミン、N,N’−ジメチル
−エチレンジアミン、1,2−ジアミノプロパン、1,
3−ジアミノプロパン、N,N’−ジメチル−1,3−
ジアミノプロパン、N−メチル−1,3−ジアミノ−プ
ロパンおよび1,6−ジアミノヘキサン、好ましくはエ
チレンジアミン。
【0048】好ましい1,2−アルキレンイミンB1)
は、エチレンイミンである。
【0049】好ましいB2)の例は、エピクロロヒドリ
ン、エピブロモヒドリンおよび1,3−ジクロロ−2−
ヒドロキシ−プロパンである。
【0050】pH、濃度、温度および反応時間を適当に
選択することによって、広く変化する粘度の架橋剤を調
製することができ、縮合生成物の早期の架橋を回避しな
くてはならないので、最大の粘度は生成物の溶解度によ
り制限される。縮合反応は任意の時間に酸の添加により
中断することができる。縮合生成物の安定化はこの酸の
添加により同時に起こる。縮合生成物はアルカリ性のp
Hにおいて反応するか、あるいは約100℃の温度にお
いて乾燥または加熱するとき反応して、自己架橋して、
水不溶性生成物が形成する。
【0051】前述の架橋剤はフィルム形成性質を有し、
そして自己架橋作用を有するばかりでなく、かつまた、
バインダーの中に含有される、遊離ハロゲノヒドリン基
を含有他の塩基性のより高い分子量の化合物を架橋す
る。したがって、それらは同時に(顔料)バインダーお
よび架橋剤である。
【0052】また、同時に(顔料)バインダーとして機
能するこのような架橋剤の使用は、それらの固有の架橋
可能性をもつために、過度に投与エチレンジアミン量で
使用することができるという、他の架橋剤の大部分を越
えた利点を有する。乾燥(100〜150℃)の間に非
揮発性である、通常の水溶性架橋剤の過度の投与量を使
用する場合、これらは固定後フィルムの中に未変化の形
態で部分的に保持され、こうして水に対する抵抗性を低
くする。しかしながら、この欠点にかかわらず、実際に
は小さい過度の投与量を使用することが好ましい。なぜ
なら、架橋剤の欠乏は、ほんのわずかでる場合でも、そ
れ自体なおいっそう不都合であるからである。それにも
かかわらず、顔料捺染において、ある組み合わせにおい
て架橋剤の過度の投与量を高くし過ぎないことがよい。
なぜなら、そうでなければ色合いのくもりが起こること
があるからである。
【0053】繊維材料上で使用するとき、架橋剤は、ま
た、ほとんどの他の架橋剤を越えた大きい利点を表し、
一方において、それらは捺染の乾燥の間に非常に急速に
架橋するが、他方において、それらは約50℃までの温
度において酸性水溶液中で実際に安定であり、これが意
味するように、顔料糊の極端に長い貯蔵寿命が達成され
る。
【0054】これらの反応性ポリ縮合物は他の架橋剤よ
り高い粘度を有するので、増粘剤を顔料糊において省略
することができ、これは捺染されたテキスタイルの風合
いおよび洗浄堅牢度をよりよくする。
【0055】適当ならば、バインダーはビニル化合物
C)のホモポリマーまたはコポリマー、好ましくは酢酸
ビニル、メタクリル酸、メタクリル酸アルキルエステル
(メチル、エチルまたはブチルエステル)、アクリル
酸、アクリル酸アルキルエステル(メチル、エチルまた
はブチルエステル)、アクリロニトリル、ジクロロエタ
ン、ブタジエン、ビニルアルキルエーテル(ビニルメチ
ルエーテル)またはビニルアルコールのホモポリマーま
たはコポリマーまたはそれらの混合物を含有する。この
ようなホモポリマーまたはコポリマーは、例えば、ドイ
ツ国特許明細書908,133号およびフランス国特許
明細書1,044,736号ブチルアクリレート、1,
1−ジクロロエテンおよび適当ならばメタクリル酸のコ
ポリマーは、とくに好ましくく使用される。
【0056】35重量%までの高い固体含量においてさ
え、数か月間貯蔵安定性であり、そしてテキスタイルの
顔料糊のための架橋剤として顕著に適当である、透明
な、好ましくは水溶液は、工業的に簡単でありかつ取り
扱いが容易である条件下に記載した方法で得られる。
【0057】この方法は、好ましくは、テキスタイル
(織布およびメリヤス生地)、の存在下に綿またはセル
ロースまたは合成繊維、例えば、ポリアミド、ポリエス
テルまたはポリアクリロニトリルの合成繊維とブレンド
した紡績糸のそれらの顔料捺染に使用される;しかしな
がら、それは、また、他の繊維材料、例えば、紙、とく
に壁紙の捺染に使用することができる。
【0058】本発明による方法は、それ自体既知の方法
に従い、例えば、塩基性ポリアミドアミンならびに顔料
および架橋剤および適当ならばポリビニル化合物を含有
する顔料糊を調製し、繊維材料をこの顔料糊で捺染装置
により捺染し、次いで、適当ならば高温において、縮合
反応を実施することによって実施する。
【0059】顔料糊は、他の慣用の添加剤、例えば、酸
(酢酸)、尿素、乳化剤、増粘剤(重質ベンジン、ヒド
ロキシエチルセルロース、カチオン性膨潤増粘剤)およ
びしわ防止剤、剛性剤、軟化剤または艶消し剤を含有す
ることができる。
【0060】可能な顔料は、すべての慣用の有機または
無機の顔料である。
【0061】捺染は、例えば、室温において14日間貯
蔵するか、あるいは90〜150℃で熱処理する(数分
の滞留時間)か、あるいは中性のスチーミングするか、
あるいは50〜80℃のアルカリ性浴(3〜5gの38
°BeのNaOH/l)により固定することができる。
【0062】生ずる捺染はすぐれた堅牢度により区別さ
れ、支持体は損傷されない(柔らかい風合い)。
【0063】使用する架橋剤および、したがって、テキ
スタイルの顔料糊は(固定の前に)かなり少量の本来結
合したハロゲンおよびより少ない1,3−ジクロロ−2
−ヒドロキシ−プロパン(DCP)および3−クロロ−
1,2−プロパンジオール(CPD)およびそれらの異
性体を含有し、そして生態学的面からかなりいっそう進
歩している。
【0064】したがって、架橋剤の有機塩素含量は、先
行技術と比較して、60〜95%だけ減少する。DCP
含量およびCPD含量は、先行技術と比較して、99.
9%までだけ減少する。次の実施例において、特記しな
い限り、百分率は重量による。
【0065】
【実施例】
実施例1 架橋剤の調製 5.06kgのN−メチル−N,N−ビス(3−アミノ
プロピル)アミンを36.59kgのH2O中に溶解す
る。10.63kgのエピクロロヒドリンを最初の塩化
メチレンの中に20〜25℃の初期温度において45〜
90分かけて撹拌しながらポンピングし、ここで内部温
度が35℃以下に止まるようにする。温度を冷却により
35℃以下に保持する。この混合物を引き続いて30℃
〜35℃においてさらに30分間撹拌する。次いで、そ
れを55℃で90分間撹拌する。次いで、34.85k
gのH2Oを添加し、そして45%の水性NaOH溶液
を使用してpH10とする。所望の粘度に到達するま
で、この混合物をpH10および40℃において撹拌す
る。次いで、それを4.89kgの濃HClおよび1.
66kgの酢酸を使用してpH2.5〜3にする。適当
ならば、生成物を短時間脱気するか、あるいは見いださ
れる固体含量に依存して、H2Oで希釈する。
【0066】 固体含量: 20.0% pH: 2.7 粘度(25℃): 50 mPas 有機塩素含量: 1.0重量% 1,3−ジクロロ−2−ヒドロキシ−プロパン含量: 0.05% 3−クロロ−1,2−プロパンジオール含量: 0.02% 実施例2 架橋剤の調製 509gのN−メチル−N,N−ビス(3−アミノプロ
ピル)アミンを窒素雰囲気下に3567gのH2O中に
溶解する。1020gのエピクロロヒドリンを20〜2
5℃において滴々添加する。引き続いて、この混合物を
30℃において30分間撹拌し、そして55℃に90分
間加熱する。次いで、3397gのH2Oを添加し、そ
してpHをNaOHで10にする。所望の粘度に到達す
るまで、この混合物をpH10および40℃において約
10分間撹拌する。次いで、289gの濃H2SO4を添
加し、こうしてpHを2.5〜3.0とする。
【0067】 固体含量: 20.0% pH: 2.6 粘度(25℃): 45 mPas 有機塩素含量: 0.95重量% 1,3−ジクロロ−2−プロパノール含量: <0.01% 3−クロロ−1,2−プロパンジオール含量: <0.005% 実施例3 実施例1に記載するアミンの代わりに対応するモル量の
ジエチレントリアミンを使用して、実施例1を反復し
た。
【0068】 固体含量: 20.0% pH: 2.5 粘度(25℃): 45 mPas 有機塩素含量: 0.25重量% 1,3−ジクロロ−2−ヒドロキシ−プロパン含量: 0.003% 3−クロロ−1,2−プロパンジオール含量: 0.004% 実施例4 70重量部の1,1−ジクロロエテンおよび30重量部
のブチルアクリレートのコポリマーのラテックスを、1
50重量部の商業的に入手可能なスルホン化長鎖パラフ
ィン系炭化水素のNa塩の5%の水溶液(Mersol
at)中の100重量部のモノマー混合物を20℃にお
いてオートクレーブ中で、2ccの1NのH2SO4およ
び0.6重量部のパラフィンスルフィネート(Mepa
sinスルフィネート)を添加して、モノマーの転化が
完結するまで、重合することによって調製する。15時
間の重合後、それは39.5%のポリマー濃縮を示す。
【0069】100〜200重量部のこのラテックスを
2モルのスチレンおよび1モルのフェノールの反応およ
び引き続くオキシエチレン化(約13.5エチレンオキ
シ単位)の反応生成物の5重量部および1モルの酢酸無
水物と1.05モルのジエチレントリアミンとの縮合に
より調製されたポリアミドの50%の水溶液の40〜6
0重量部と、180〜200℃において混合する。2
4.4〜18.8重量%の水、0.6〜1.2重量%の
乳化剤(エトキシ化ラウリルアルコール)および75〜
80重量%の重質ベンジン(140〜200℃、好まし
くは160〜190℃の沸点、>30℃の着火温度によ
り特徴づけられる)から成る重質ベンジン乳濁液の78
5〜615重量部を添加し、そしてこの混合物を20〜
30重量部の酢酸でpH4.3〜5.0にする。エピク
ロロヒドリンおよびビス(3−アミノプロピル)−メチ
ルアミンから得られた実施例1からのポリ縮合物の20
%溶液の50〜100重量部を、また、添加する。20
〜40重量部の尿素を添加して、このような顔料糊の捺
染性質を良好にする。最後に、色の深さに依存して、4
0重量部までの銅フタロシアニン顔料糊(C.I.顔料
ブルー15)を添加する。
【0070】実施例5 バッチは実施例4のそれに相当するが、実施例1からの
生成物の代わりに、50〜100重量部の実施例2から
のカルボン酸を使用する。
【0071】実施例6 バッチは実施例4のそれに相当するが、実施例1からの
の代わりに、50〜100重量部の実施例3からのカル
ボン酸を使用する。
【0072】実施例7 バッチは実施例4のそれに相当するが、重質ベンジンの
代わりに、水性ヒドロキシエチルセルロース溶液を使用
する。
【0073】実施例8 バッチは実施例4のそれに相当するが、重質ベンジンの
代わりに、約30%の活性物質含量のカチオン性合成増
粘剤の約70重量部を使用する。
【0074】実施例9 バッチは実施例4のそれに相当するが、フタロシアニン
顔料代わりに、40重量部までのアゾ顔料(C.I.顔
料イエロー83またはC.I.顔料レッド146)また
は60重量部までのカーボンブラックまたは400重量
部までの酸化チタン顔料を使用する。
【0075】実施例10 バッチは実施例4のそれに相当するが、フタロシアニン
顔料の代わりに、200重量部までの酸化チタン顔料ま
たは80重量部までのアゾ顔料(C.I.顔料イエロー
83またはC.I.顔料オレンジ34)または80重量
部までのフタロシアニン顔料(C.I.顔料ブルー15
またはC.I.顔料グリーン7)を使用する。
【0076】実施例11 実施例4〜10の顔料糊を、パターンに従い、綿の織布
またはメリヤス生地のテキスタイルに、回転スクリーン
プリンティング法により適用する。捺染を140℃で4
分間乾燥する。すぐれた使用性質ならびに柔らかい風合
いをもつ捺染が得られる。
【0077】実施例12 実施例4〜10の顔料糊を、パターンに従い、綿、セル
ロースあるいはポリアミド、ポリエステルまたはポリア
クリロニトリルの合成繊維とブレンドした紡績糸のテキ
スタイルまたは織布またはメリヤス生地に、スクリーン
プリンティングまたはローラープリンティング法により
適用する。
【0078】室温において14日間の貯蔵によるか、あ
るいは90〜150℃の熱処理によるか、あるいは中性
スチーミングによるか、あるいは50〜80℃のアルカ
リ性浴(3〜5gの38°BeのNaOH/l)により
適当に固定した後、すぐれた使用性質ならびに柔らかい
風合いをもつ捺染が得られる。
【0079】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
【0080】1、A)ハロゲノヒドリン基を含有しない
塩基性高分子量化合物、 B)ポリアミンおよびエピクロロヒドリンから、引き続
く無機塩基との反応および引き続く無機酸および/また
はカルボン酸を使用する安定化により得られる架橋剤、
および必要に応じて C)ビニル化合物のホモポリマーまたはコポリマー、に
基づくバインダーを使用することを特徴とする繊維材料
の顔料捺染方法。
【0081】2、A)塩基性ポリアミドアミン、 B)架橋剤、前記架橋剤は、 B1)第1、第2および/または第3アミノ基またはヒ
ドロキシ基、またはそれらの混合物を含有する水溶性脂
肪族ポリアミンを、 B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲノ
−2−ヒドロキシ−プロパンと、 成分B1)の塩基性窒素の1モル当たり1.0〜1.5
モルの成分B2)のモル比で反応させ、 B3)B1)およびB2)からの生成物を無機塩基と、
B1)およびB2)からの生成物中のハロゲノヒドリン
基の1モル当たり0.1〜0.8モルの塩基のモル比で
反応させ、そして B4)B3)に従い得られる塩基性生成物を≦4までの
低いpH値の無機酸および/またはカルボン酸と反応さ
せる、ことによって得られる、および必要に応じて、 C)ビニル化合物のホモポリマーまたはコポリマー、に
基づくバインダーを使用することを特徴とする上記第1
項記載の方法。
【0082】3、架橋剤B)が、 B1)式(I)または(II)
【0083】
【化6】
【0084】
【化7】
【0085】式中、R1、R4およびR6は、互いに独立
に、水素またはC−C5アルキル基であり、該アルキ
ル基はヒドロキシルまたはアミノにより置換されていて
もよく、R2、R3およびR5は、互いに独立に、水素、
メチルまたはエチルであり、a、bおよびeは、互いに
独立に、0〜4の整数であり、そしてcおよびdは、互
いに独立に、1〜6の整数である、の水溶性ポリアミン
またはそれらの混合物、および/または1,2−アルキ
レンイミンの重合により調製されたポリ(アルキレンイ
ミン)を、 B2) エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲ
ノ−2−ヒドロキシ−プロパンと、 成分B1)の塩基性窒素の1モル当たり1.0〜1.5
モル、好ましくは1.0〜1.2モルの成分B2)のモ
ル比で反応させ、そして B3)B1)およびB2)からの生成物を無機塩基と、
B1)およびB2)からの生成物中のハロゲノヒドリン
基の1モル当たり0.1〜0.8モル、好ましくは0.
2〜0.6モルの塩基のモル比で反応させ、そして B4)B3)に従い得られる塩基性生成物を≦4まで、
好ましくは2〜4の低いpH値の無機酸および/または
カルボン酸と反応させる、ことによって得られることを
特徴とする上記第1および2項記載の方法。
【0086】4、架橋剤B)の水溶液が25℃において
5〜35重量%の固体含量で15〜400mPasの粘
度を有することを特徴とする上記第1〜3項のいずれか
に記載の方法。
【0087】5、使用する塩基性ポリアミドアミンA)
が、C2−C10ジカルボン酸およびアミドを形成できる
少なくとも2つのアミノ基および少なくとも1つの他の
第1、第2または第3アミノ基を有するポリアミンから
得られる縮合生成物であり、前記ポリアミンは>500
の分子量(Mw)を有することを特徴とする上記第1〜
3項のいずれかに記載の方法。
【0088】6、繊維材料がテキスタイルであることを
特徴とする上記第1〜5項のいずれかに記載の方法。
【0089】7、繊維材料が綿またはセルロースの繊維
材料であることを特徴とする上記第1〜5項のいずれか
に記載の方法。
【0090】8、ポリアミンおよびエピクロロヒドリン
から、引き続く反応生成物と無機塩基との反応および引
き続くハロゲン含有無機酸またはハロゲン含有無機酸と
カルボン酸との混合物を使用する安定化により得られる
架橋剤。
【0091】9、上記第8項記載の架橋剤を使用するこ
とを特徴とする紙の湿式強さ処理方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 3/60 Z 7306−4H 3/72 7306−4H D21H 21/30 // C08G 59/14 NHB 8416−4J (72)発明者 ヘルベルト・ビガー ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・ホーエシユトラーセ25 (72)発明者 フリツツ・プフナー ドイツ連邦共和国デー5000ケルン50・ブリ ユツケンシユトラーセ46

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)ハロゲノヒドリン基を含有しない塩
    基性高分子量化合物、 B)ポリアミンおよびエピクロロヒドリンから、引き続
    く無機塩基との反応および引き続く無機酸および/また
    はカルボン酸を使用する安定化により得られる架橋剤、
    および必要に応じて C)ビニル化合物のホモポリマーまたはコポリマー、に
    基づくバインダーを使用することを特徴とする繊維材料
    の顔料捺染方法。
  2. 【請求項2】 ポリアミンおよびエピクロロヒドリンか
    ら、引き続く反応生成物と無機塩基との反応および引き
    続くハロゲン含有無機酸またはハロゲン含有無機酸とカ
    ルボン酸との混合物を使用する安定化により得られる架
    橋剤。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の架橋剤を使用することを
    特徴とする紙の湿式強さ処理方法。
JP2903292A 1991-01-23 1992-01-21 繊維材料の顔料捺染方法 Pending JPH05117980A (ja)

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