JPH05117908A - 新規な紡糸装置及び該装置を用いる乾湿式紡糸法 - Google Patents

新規な紡糸装置及び該装置を用いる乾湿式紡糸法

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JPH05117908A
JPH05117908A JP3306994A JP30699491A JPH05117908A JP H05117908 A JPH05117908 A JP H05117908A JP 3306994 A JP3306994 A JP 3306994A JP 30699491 A JP30699491 A JP 30699491A JP H05117908 A JPH05117908 A JP H05117908A
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spinning
flow rate
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coagulating
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Shigeru Nakajima
中島  茂
Tadao Marui
忠雄 円井
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Sumika Hercules Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な紡糸装置及び該装置を用いた乾湿式紡
糸法を提供する。 【構成】 ゴム弾性をもつ材料からなり、外部圧により
開孔径を変化し得る筒状凝固液流量調整弁体を備え該弁
体の開孔径を制御する。 【効果】 装置が簡単で従来の紡糸装置に容易に組込
め、使用においては糸付け時の原液塊を容易にかつ短時
間に通過できることから、糸付け作業性が良くなり、凝
固液の流れがスムーズであるため紡糸速度の上昇と単糸
繊維の損傷を防止でき、本法で製造した炭素繊維前駆体
は焼成走行性が良くなり、それから得られる炭素繊維の
平行性、強度が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人造繊維製造装置に用い
られる紡糸装置及び該装置を用いる乾湿式紡糸法に関す
るものであり、更に詳しくは、凝固液流下型紡糸筒を備
え、該紡糸筒に設けられた凝固液流量調節装置に特徴の
ある紡糸装置、及び該装置を用いた特に炭素繊維用前駆
体として有用なアクリル系繊維あるいはセルロース系繊
維製造用乾湿式紡糸法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に人造繊維はその原体材料の性質に
応じて溶融紡糸法、乾式紡糸法、湿式紡糸法等によって
製造される。これら紡糸技術は逐次改良されてきている
が、とりわけ溶融紡糸技術は著しく改善され、高紡速で
かつ各種高性能繊維が製造できるに至っている。
【0003】しかしながら、溶融紡糸法は、例えばポリ
アミド系やポリエステル系のごとき熱可塑性ポリマーの
場合には適用できるが、セルロース系あるいは、ポリア
クリロニトリル系ポリマーの如き加熱によって溶融しな
い原材料に対しては適用できない。そのため、セルロー
ス系あるいはポリアクリロニトリル系繊維の製造は乾式
紡糸法や湿式紡糸法、特に湿式紡糸法によってなされて
いる。
【0004】乾式紡糸技術、湿式紡糸技術の進歩は種々
の努力にもかかわらず、大幅なものとはいえず、特に湿
式紡糸技術においては紡糸原液を凝固浴中に直接吐出す
るという制約から、紡糸速度の点においてきわめて劣る
ものであった。この欠点を緩和する技術として、紡糸原
液を紡糸口金から吐出し、一旦空気中を通過させてから
凝固液の入っている凝固浴槽中へ導くという乾湿式紡糸
法が考案され、紡糸速度はかなりの程度まで改良されて
いる。
【0005】かかる乾湿式紡糸法においては、液体状繊
維の凝固を速やかに、かつ均一に進行せしめるため、吐
出された紡糸原液でなる液体状繊維は凝固液内を通過さ
せる必要がある。そのため、紡糸口金を凝固液の上面に
位置するようにし、紡糸原液を紡糸口金を介して下向き
に吐出せしめて凝固液と接触させて凝固せしめ、凝固繊
維束を凝固浴槽より取り出さねばならないため、乾式紡
糸法や溶融紡糸法等に比較して紡糸装置が複雑であった
り、作業性が非常に悪くなっていた。
【0006】即ち、紡糸口金より吐出される紡糸原液
は、糸付け開始時必ずと言っていい程原液塊となり糸付
けの作業性が悪化する。なお、ここでいう糸付けとは凝
固装置を含む紡糸装置及び少なくとも直後の工程である
第1引取りローラー装置の運転準備が完了している状態
で、紡糸原液を紡糸口金を介して不活性媒体中に吐出
し、吐出された液体状繊維を凝固浴槽中に導入し、凝固
した凝固繊維束を前記凝固浴槽から引き出して前記第1
引取りローラー装置に引取らせるまでの操作をいう。こ
の際往々にして吐出された液体状繊維が、すみやかに凝
固されず元の紡糸原液状態すなわち原液塊となってしま
うのである。
【0007】かかる糸付けの作業性を改良するために、
例えば特開平1−183511号公報記載のごとき方向
転換ガイドを凝固浴槽内に備えた乾湿式紡糸法用紡糸筒
の提案がある。この方法によると糸付けの折にできる原
液塊は方向転換ガイドを介して凝固浴槽外に引き上げら
れる為、糸付け作業性は改良されるものの、凝固浴槽内
の凝固繊維束は半凝固状態であるため、方向転換ガイド
との摩擦によって単糸繊維の損傷を受けやすい欠点があ
る。該ガイドを回転ローラーにすると凝固繊維束の損傷
を低減できるものの、単糸繊維の巻き付きが生じたり、
機械的に複雑となって好ましくない。
【0008】一方例えば特開昭51−35716号公報
記載のごとき凝固液流量調節装置を備えた漏斗型紡糸筒
の提案もなされている。この方法によると糸付け時の原
液塊は凝固液流量調節装置の弁を開放状態にして通過せ
しめられ、凝固繊維束が該弁を通過した後に弁の開度が
調節される。該提案によると凝固液流量調節装置の弁
は、カメラに用いられている絞りのような円周部より中
心に向かって絞るような構造、凹型穴開き板を差し込む
構造、丸い穴を持つ2枚の板を各々反対方向に移動させ
て弁開度を調節する構造の記載があるが、いずれも凝固
液の流れ方向に対して水平に液をさえぎる構造のもので
ある。
【0009】流れ方向に対して水平に液をさえぎると、
その前後において凝固液に渦が生じて、凝固液とともに
走行する半凝固状態の凝固繊維束の平行性を乱したり、
単糸繊維に損傷を与えたりする。このような糸条は炭素
繊維前駆体(プリカーサー)として使用する際、高物性
炭素繊維が得られにくいばかりでなく、単糸繊維の平行
性の乱れのため例えば樹脂含浸プリプレグシート製造等
のような加工の際の解繊性が不充分である問題点を生じ
る。またさらにこのような凝固液流量調節装置は複雑で
あり、操作性も悪いものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な欠点を解決したもので、その目的は簡易で作業性が良
く、半凝固状態の凝固繊維束の損傷を防止し、凝固繊維
束の平行性を向上させ得る凝固液流量調節装置を備えた
新規な紡糸装置及び該装置を用いる乾湿式紡糸法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の目的
は、凝固液流量調節装置を設けた凝固液流下型紡糸筒を
備えた人造繊維の紡糸装置であって、ゴム弾性を有する
材料からなり、且つ外部圧により開孔径を変化させ得る
筒状凝固流量調整弁体を凝固液流量調節装置内に設けた
ことを特徴とする紡糸装置、さらに好適には前記ゴム弾
性を有する材料の弾性率が3Kg/cm2 以上50Kg
/cm2 以下であり、該材料が天然ゴム又は、合成ゴム
からなる紡糸装置により、及び前記紡糸装置を用いる紡
糸において、前記筒状凝固液流量調整弁体の最狭部開口
径を外部圧により制御することを特徴とする乾湿式紡糸
法により達成される。
【0012】以下本発明をさらに具体的に記述する。ま
ず本発明の適用される凝固液流化型紡糸筒について説明
する。図1は本発明の一実施態様である凝固液流化型紡
糸筒を備えた紡糸装置の一例を示す正面の模式断面図で
ある。
【0013】図1において凝固液は、図の上方にある凝
固浴槽2に凝固液入口8から供給され、凝固繊維束6を
同伴して下方に流れ凝固液流量調節装置4の筒状凝固液
流量調整弁体(以下弁体と略称する)9部分を経由して
さらに流下し、紡糸筒脚部10の下方において方向変換
ガイド7で凝固繊維束6と別れ排出される。かくの如
く、凝固浴槽2内の凝固液が方向としては下方に流下す
るので凝固液流下型と称し、かかる凝固液の流れを起さ
しめる装置を凝固液流下型紡糸筒といい、本図では凝固
浴槽2から方向転換ガイド7までをいう。また該紡糸筒
の凝固浴槽2よりも下の部分、本図では流管3以下方向
転換ガイド7までの部分を紡糸筒脚部10と総称するこ
とがある。因みに、紡糸装置とは紡糸原液の供給装置
(図示せず)、紡糸口金1および前記の紡糸筒までを含
めた装置をいう。なお図中流管3及び方向転換ガイド7
は必須のものではない。
【0014】さて本発明の紡糸装置は、該凝固液流下型
紡糸筒が凝固液流量調節装置を具備し、該凝固液流量調
節装置に特定の材料でなる弁体を設けていることに特徴
がある。即ち、例えば図1の如く、弁体9、減圧・加圧
口5を有する函体11で凝固液流量調節装置4が構成さ
れるが、弁体9はゴム弾性を有する材料から選ばれなく
てはならない。なお図1における弁体9の形状は、減圧
・加圧口5から特別の圧力を作用せしめていない状態、
即ちいわゆる常圧又は大気圧下における形状を示してい
る。
【0015】糸付けの際には前記したように、紡糸口金
1から不活性媒体12中に吐出され、凝固浴槽2に導入
された液体状繊維は、必ずといっていい程原液塊となっ
てしまう。流下する凝固液に同伴されて引張られた正常
な凝固繊維束に較べ、原液塊は当然ながら太い径になっ
ている。この太い径になった原液塊は従来の凝固液流量
調節装置では通過が困難である等々前記した問題点があ
ったが、本発明ではスムーズに通過し諸問題を解決して
いる。
【0016】即ち、本発明の弁体9は糸付けの際は減圧
・加圧口5から減圧を印加することにより図中の最狭部
13の開孔径が拡張せしめられる。かくして前記の原液
塊は減圧により拡張された部分を容易に通過するのであ
る。通過した原液塊は方向変換ガイド7により方向変換
され、紡糸装置の直後に装置された第1引取りローラー
装置(図1には図示せず)に導かれ定速度で引き出され
る。
【0017】かかる状態になると凝固液流下型紡糸筒を
走行するのは、もはや原液塊ではなく凝固繊維束といえ
る状態になる。ここにおいて弁体9は減圧・加圧口5か
らの減圧の印加を解除され、大気圧とされることで弾性
回復して元の形状に復帰し、最狭部の開孔径を復元形成
するので設計された凝固液流量を維持することが出来る
のである。これによって糸付け作業が終了し、以後は定
常の乾湿式紡糸が継続されることにある。もちろんさら
に加圧することで最狭部の開孔径を縮小せしめて凝固液
流量のレベルを変更することも可能である。
【0018】以上説明した機能を凝固液流量調節装置が
果たすので、該装置の主要部を構成する弁体がゴム弾性
を有する材料である必要があるのである。上述の説明で
は図1を例に弁体9が減圧により最狭部13の開孔径を
拡張せしめられる場合を述べたが、弁体9の形状を変
え、糸付けの際は常圧で、定常の紡糸は加圧を印加して
行う場合もある。
【0019】弁体形状は筒状であって、中央付近の最狭
部13の開孔部分を原液塊または凝固繊維束が通過し得
るものであれば良いので、円筒状、角筒状やそれらのく
びれたもの等、その実施態様は無数にあるので強いて限
定出来ないが、例を開示すれば図5〜図10に示すもの
がある。
【0020】凝固液流量調節装置の主要部を構成する弁
体がゴム弾性を有する材料であるべき事を述べたが、例
えばかかる材料としては、天然ゴム、あるいはジエン系
ゴム(例えばスチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニト
リル−ブタジエンゴム等)、オレフィン系ゴム(例えば
ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−酢
酸ビニルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、アクリ
ルゴム等)、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴ
ム、多流化ゴムの如き合成ゴムが例示できる。なおこれ
らの材質は普通に用いられる添加物等を加えられていて
も良いことは言うまでもない。
【0021】また該材料の変形性は弾性率や使用する際
の形状、寸法等によりあるいは印加する圧力に依存する
ので一概に決められないが、弾性率としては、おおむね
1〜100Kg/cm2 のものが、さらに好ましくは3
〜50Kg/cm2 の範囲のものが好適に採用される。
【0022】形状、寸法等にもよることではあるが、か
かる弾性率が低すぎると、凝固浴槽の液位差による圧力
によって開孔径が拡大し凝固液流量が過大になるばかり
でなく、凝固繊維束によって変形したり、また外部から
の圧力による開孔径の調整が困難になり易い。一方弾性
率が高すぎると外部から減圧や、場合によっては加圧に
しても形状が変化しにくく、開孔径が大きくならないた
め、糸付け時の原液塊を通過させることができず、紡糸
が出来にくくなる。
【0023】ゴム弾性を有する材料の厚さは前記したよ
うに、その弾性率とも関連するが、一般的には0.3乃
至5mm、好適には0.5乃至3mmが使用される。開
孔径を変化させる印加圧力の作業媒体としては、水、油
等の液体、または窒素、空気等の気体のいずれであって
も良いが、一般的には空気が好適に使用される。
【0024】なおここでいうゴム弾性とは一般に用いら
れている意味であり、応力と歪みが高変の歪みまでリニ
アであり、応力を除けば直ちに歪みが無くなり、かつ永
久歪が残らない、つまり塑性変形しないものであり、学
術的にはエントロピー弾性を示すものである。
【0025】なお弁体を設けた凝固液流量調節装置の形
態については何等限定は認められず、弁体と減圧・加圧
口を備えたものであって、弁体の下方の開孔以外への凝
固液漏洩が無いものであればよく、両者を接着成形する
とか、一体成形する等がある。
【0026】また、本発明の弁体を装着した凝固液流量
調節装置の取り付け位置は、紡糸筒脚部のいかなる所で
あっても良いが、作業性、安定性から考えると脚部の中
央部がより好ましい。凝固を多段階で行おうとする場
合、紡糸筒脚部を次段の凝固浴槽に浸漬したり、凝固液
流量調節装置全体を次段の凝固浴槽に浸漬することも好
適に行われる。
【0027】本発明の紡糸方法は、ゴム弾性を有する材
料からなり、且つ外部圧により開孔を変化させ得る筒状
凝固液流量調整弁体を凝固液流量調節装置内に設けた凝
固液流化型紡糸筒を備えた紡糸装置を用い、前記弁体の
有する最狭部の開孔径を外部圧によって制御して乾湿式
紡糸する方法である。
【0028】まず糸付け時を説明する。例えば図1の紡
糸装置であれば弁体9は減圧・加圧口5から真空ポンプ
あるいはエジェクター等の減圧装置からの減圧を印加し
て弁体9の最狭部13開孔径を常圧時よりも拡張させて
糸付けを待機する。
【0029】次いで、乾湿式紡糸法の常法に従い、紡糸
原液(図示せず)は紡糸口金1より一旦不活性媒体12
中に吐出させられた後凝固浴槽2に導入される。前述し
た如く凝固浴槽2内で紡糸原液は凝固繊維束というより
も原液塊となるが、弁体9の最狭部開孔径が拡張されて
いるので、流下する凝固液に同伴されて該部に詰まるこ
となく通過する。原液塊は直ちに方向転換ガイド7を経
由して第1引取りローラー装置(図示せず)によって引
取られる。
【0030】該ローラー装置による引取りが開始される
と、凝固浴槽内で紡糸原液は原液塊から凝固繊維束の形
状になるので弁体9の拡張状態を維持する必要がなくな
る。かくして糸付け作業が終了する。
【0031】次に定常運転に入るため、弁体9への減圧
を解除するあるいは凝固液流量の必要なレベルによって
はさらに減圧・加圧口5より適宜の作業媒体により加圧
を印加し最狭部開孔径を絞る、不活性媒体12中の走行
距離を所定に合わせる、その他の条件設定を行う。
【0032】かくして紡糸装置及び第1引取りローラー
装置まで導かれた凝固繊維束6は水洗、延伸、熱処理、
油剤処理等の任意の操作を常法に従って施される。
【0033】
【実施例】以下に本発明の理解を容易にするため実施例
を示すが、これらはあくまで例示的なものであり本発明
を限定するものではない。実施例中の%および部は特に
ことわりのない限り重量表示である。
【0034】実施例 1 図1に示す本発明の紡糸装置を作成した。即ち弾性率2
0Kg/cm2、厚さ1mmのシリコーンゴムを使用
し、入口内径30mm、出口内径30mm、最狭部内径
15mmの筒状に成型した筒状凝固液流量調整弁体9を
作製し、孔径7mmの減圧・加圧口5を有するプラスチ
ック製の函体11内に装着し、凝固液流量調節装置4と
した。該装置は従来の凝固液流下型紡糸筒脚部10の一
部である流管3の下端に接着固定した。減圧・加圧口を
真空装置(図示せず)に接続して紡糸装置を完成した。
【0035】次いで該装置を用いアクリル系繊維の乾湿
式紡糸を常法に従って行った。即ち、アクリロニトリル
98%およびメタアクリル酸2%からなる共重合体15
部を、53%のチオシアン酸ナトリウム水溶液85部に
溶解して得た紡糸原液を、孔径0.15mm、孔数15
00の紡糸口金を介して空気中に吐出した後、12%チ
オシアン酸ナトリウム水溶液でなる凝固液の満たされて
いる凝固浴槽2に導入した。この際弁体には減圧を印加
して絶対圧100mmHgとして弁体最狭部開孔径を拡
張し、内径22mmとしておいた。
【0036】凝固浴槽内に形成されていた原液塊はスム
ーズに通過し、糸付けは非常に容易であった。次いで前
記減圧の印加を解除し大気圧に戻し定常紡糸運転に入っ
たが、紡糸中の凝固浴槽液面の波立ちは認められず極め
て安定していた。
【0037】得られた凝固繊維束は、次いで水洗、延
伸、乾燥して巻き取った。巻き取りチーズの表面積当た
りの単糸繊維損傷程度を表わす単糸切れ数は0本/m2
と優れていた。また解繊検査も行ったが、十分な解繊性
を与え単糸繊維の平行性も優れていた。
【0038】この繊維束を空気を雰囲気として240〜
260℃の温度で酸化し、続いて不活性雰囲気中で最高
温度1350℃で炭化し炭素繊維を得た。JISR−7
601記載の方法で測定したエポキシ樹脂含浸ストラン
ド強度は591Kg/mm2 と非常に優れたものであっ
た。
【0039】実施例 2 表1に記載した如く材料の種類、材料の弾性率、弁体の
厚さのみが実施例1の弁体とは異なる弁体を作製し、該
弁体を実施例1の弁体と交換した以外は実施例1と同一
条件で紡糸した結果、表1に併記する如く、本発明の弁
体を設けた紡糸装置及び紡糸法によって、糸付け作業性
及び凝固浴槽液面安定性に代表される紡糸安定性ともに
優れていることがわかった。そしてその結果、繊維束の
炭素繊維物性も優れている。
【0040】
【0041】なお、表中の糸付け作業性並びに凝固浴槽
液面安定性の評価の欄の記号は、以下の状態を表わして
いる。 糸付け作業性 ◎ 非常に良好 ○ 良好 △ やや良 凝固浴槽液面安定性 ◎ 非常に良好 ○ 良好 △ やや良
【0042】比較例 1 凝固液流量調節装置として図2〜図4に示す特開平1−
183511号公報記載の形状の、従来型の凹型穴開き
板14を差し込む構造のものを作製し装着する以外は、
実施例1と同一装置、同一条件で紡糸した。
【0043】凹型穴開き板14を引いた状態、すなわち
凝固液流下型紡糸筒脚部の流管3の開孔が全通の状態で
は凝固液流量が過大であり、凝固浴槽2液面が維持でき
ず全く糸付け出来なかった。一部差し込んだ状態では、
流量が減少したものの、原液塊の詰まりによって糸付け
の成功率が3度に1度と低かった。成功して定常紡糸に
至っても穴開き板の直前、直後に凝固液の渦が観察さ
れ、紡糸中の凝固浴槽の液面に波立ちが認められ液面安
定性が悪い。巻き取りチーズの表面積当たりの単糸切れ
数は41本/m2 と劣り、この繊維束を焼成して得た炭
素繊維のストランド強度も524Kg/mm2 という低
いものであった。
【0044】解繊性も評価したが、単糸繊維の平行性の
乱れが多く、スムーズな解繊が出来なかった。この結果
から、凝固液の流れ方向を水平にさえぎる凝固液流量調
節装置では、糸付け作業性が低劣なだけでなく、単糸繊
維の損傷や解繊性ひいては炭素繊維物性も劣ることが理
解される。
【0045】
【発明の効果】本発明の装置並びに紡糸法を採用するこ
とによって、従来に比較して特に効果のある点は次の点
である。 (1)装置が簡単であり容易に従来の紡糸装置に組込む
ことができる、(2)装置の機能が高く、糸付け時及び
定常紡糸時の凝固液流量制御性/原液塊の通過性/凝固
液の渦流防止/凝固繊維束の損傷防止性/凝固浴槽液面
安定性が優れる、(3)凝固液流量調節装置に凝固液と
の接液摺動部が無いので凝固液の漏洩が生じない、
(4)糸付け操作が簡単であり、ほぼ100%の成功率
が得られる、(5)凝固液の流れに渦が生じないので、
糸付け時、定常紡糸時を問わず、これに由来する凝固浴
槽液面安定性が優れる、(6)糸付け完了−定常運転へ
の移行もスムーズで早く定常運転に入れる、(7)凝固
液流量レベルも渦流を生じることなく容易に変更し得
る、等である。
【0046】そして本発明によれば高性能の紡糸装置を
提供し、これによって作業性の良い紡糸を可能とし、特
に繊維束の損傷を防止できることは紡糸速度の上昇によ
る生産性の向上のみならず、繊維製品の品質向上ととも
にその利用範囲を広げるなど工業的利点は極めて大きい
ものである。特に本発明の乾湿式紡糸法によって得られ
るポリアクリロニトリルフィラメントは炭素繊維前駆体
として好適に使用でき、単糸繊維損傷の減少、焼成工程
での操業性改善、炭素繊維強度の向上等の利点が大き
い。なお本発明法はセルロース系繊維はもとより、湿式
紡糸が採用し得る繊維の紡糸には全て適用できることも
特筆すべき利点の一つである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である凝固液流下型紡糸筒
を備えた紡糸装置の正面の模式断面図である。なお紡糸
口金より以前にある紡糸原液の供給装置及び方向変換ガ
イドの直後にある第1引取りローラー装置は図示してい
ない。なお本図を含め以下の図においては、全て弁体形
状は常圧時の形状を示す。
【図2】従来型の凹型穴開き板を差し込む構造の凝固液
流量調節装置の装着された状態を示す正面の断面図であ
り、該穴開き板の作動を示す。
【図3】図2の凝固液流量調節装置の拡大上面図であ
り、該装置の中の穴開き板が閉じた(差し込まれた)状
態即ち、凝固液の流下が絞られた状態を示す。
【図4】図3と同じ拡大上面図であるが、穴開き板は開
いた(引かれた)状態即ち、凝固液の流下に抵抗の無い
状態を示す。
【図5】本発明の凝固液流量調節装置内に設けられる筒
状凝固液流量調整弁体の別の形状を例示する斜視図であ
って、最狭部が弁体の中央部に位置する形状を示す。
【図6】別の弁体形状を例示する斜視図であって、最狭
部が中央より上部に位置する形状を示す。本弁体は上下
を逆さまに函体内に装着しても差し支えない。
【図7】別の弁体形状を例示する斜視図であって、弁体
の内面に縦の凹凸を持つ形状を示す。
【図8】図7のa−a切断面を上方から見た断面図であ
る。
【図9】別の弁体形状を例示する斜視図であって、弁体
の最狭部にストレート部を設けた形状を示す。
【図10】別の弁体形状を例示する斜視図であって、弁
体が一様で滑らかな段々を設けた形状を示す。
【符号の説明】
1 紡糸口金 2 凝固浴槽 3 流管 4 凝固液流量調節装置 5 減圧・加圧口 6 凝固繊維束 7 方向変換ガイド 8 凝固液入口 9 弁体 10 紡糸筒脚部 11 函体 12 不活性媒体 13 最狭部 14 凹型穴開き板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝固液流量調節装置を設けた凝固液流下
    型紡糸筒を備えた人造繊維の紡糸装置であって、ゴム弾
    性を有する材料からなり、且つ外部圧により開孔径を変
    化させうる筒状凝固液流量調整弁体を凝固液流量調節装
    置内に設けたことを特徴とする紡糸装置。
  2. 【請求項2】 ゴム弾性を有する材料の弾性率が3Kg
    /cm2 以上50Kg/cm2 以下であることを特徴と
    する請求項1の紡糸装置。
  3. 【請求項3】 ゴム弾性を有する材料が天然ゴム又は、
    合成ゴムからなることを特徴とする請求項1又は2の紡
    糸装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項の紡糸装置を
    用いる紡糸法において、前記筒状凝固液流量調整弁体の
    最狭部開孔径を外部圧により制御することを特徴とする
    乾湿式紡糸法。
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