JPH05117393A - 分岐ポリオルガノポリシロキサン - Google Patents

分岐ポリオルガノポリシロキサン

Info

Publication number
JPH05117393A
JPH05117393A JP3286745A JP28674591A JPH05117393A JP H05117393 A JPH05117393 A JP H05117393A JP 3286745 A JP3286745 A JP 3286745A JP 28674591 A JP28674591 A JP 28674591A JP H05117393 A JPH05117393 A JP H05117393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
sio
organopolysiloxane
alkyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3286745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3221893B2 (ja
Inventor
Toshio Suzuki
俊夫 鈴木
Takuya Ogawa
琢哉 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DOW CORNING KK
Original Assignee
NIPPON DOW CORNING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DOW CORNING KK filed Critical NIPPON DOW CORNING KK
Priority to JP28674591A priority Critical patent/JP3221893B2/ja
Priority to US07/963,161 priority patent/US5272225A/en
Priority to CA002081128A priority patent/CA2081128A1/en
Priority to EP92118639A priority patent/EP0540038A1/en
Publication of JPH05117393A publication Critical patent/JPH05117393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3221893B2 publication Critical patent/JP3221893B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/20Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 式SiO2 で示されるポリシロキサンを分岐
の中心とし、ジオルガノポリシロキサンの片方の末端の
みが正確に中心に結合した分岐オルガノポリシロキサン
を提供すること。 【構成】 式〔SiO4/2 x 〔R1 2ASiO1/2 y
〔R1 3SiO1/2 z 〔RO1/2 u (式中、R1 は1分子中同一又は独立に炭素数1〜8の
アルキル基、ハロゲン化アルキル基もしくはアルケニル
基、又はアリール基であり、Aは−(OSiR2 3
n −R4 〔式中、R2 ,R3 はR1 と同じに定義され、
4 は炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル
基、アルケニル基、水素原子又は水酸基であり、1≦n
≦1000である〕で表わされる基であり、Rは水素原
子又は炭素数1〜8のアルキル基であり、2≦x≦50
0、2<y+z+u≦150、2≦y、0≦z、0≦u
≦15、0.3≦(y+z+u)/x≦3.0、0≦u
(y+z+u)≦0.1である。)で表わされるオルガ
ノポリシロキサン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な分岐オルガノポリ
シロキサン及びその製造方法に関わる。詳しくは、式S
iO2 で示されるポリシロキサン単位を分岐の中心部分
とし、ジオルガノポリシロキサン単位を枝とする新規分
岐オルガノポリシロキサン及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分子内に分岐を有するオルガノポリシロ
キサンは数多く提案されており、また上市されている。
しかし、式SiO2 で示されるポリシロキサン単位を分
岐の中心とするオルガノポリシロキサンはあまり報告さ
れていない。また、これまでに報告されているそれらの
分岐オルガノポリシロキサンの大多数は単にSiO2
分とジオルガノポリシロキサン成分とを混合、反応させ
ただけのものにすぎず、構造が明確といえるものではな
い。例えば、 H.HuangらによるPolymer Bulletin、14
巻、557−564ページ(1985年)には、両末端
水酸基含有ポリジメチルシロキサンとテトラエチルシリ
ケートとをゾルーゲル法により反応させた重合物の記載
があるが、この重合物はジオルガノポリシロキサンの両
端が分岐中心と結合してしまっており、明確な構造を持
つとは言えない。これまでに、式SiO2 で示されるポ
リシロキサンを分岐の中心とし、しかもジオルガノポリ
シロキサン成分の片方のみが正確にその分岐中心に結合
した、いわゆるスター型オルガノポリシロキサンは報告
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、式SiO2 で示されるポリシロキサンを分岐の中心
とし、ジオルガノポリシロキサンの片方の末端のみが正
確に中心に結合した分岐オルガノポリシロキサンを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討した結果、式(I) 〔SiO4/2 x 〔R1 2ASiO1/2 y 〔R1 3SiO
1/2 z 〔RO1/2 u (式中、R1 は1分子中同一又は独立に炭素数1〜8の
アルキル基、ハロゲン化アルキル基もしくはアルケニル
基、又はアリール基であり、Aは−(OSiR2 3
n −R4 〔式中、R2 ,R3 はR1 と同じに定義され、
4 は炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル
基、アルケニル基、水素原子もしくは水酸基であり、1
≦n≦1000である〕で表わされる基であり、Rは水
素原子又は炭素数1〜8のアルキル基であり、2≦x≦
500、2≦y+z+u≦150、2≦y、0≦z、0
≦u≦15、0.3≦(y+z+u)/x≦3.0、0
≦u/(y+z+u)≦0.1である。)で表わされる
オルガノポリシロキサンを合成することに成功した。
【0005】以下、詳しく説明する。本発明によるオル
ガノポリシロキサンは1分子中にx個のSiO2 単位を
有するものであり、この部分が分岐オルガノポリシロキ
サンの中心すなわち核になるものである。xは2以上、
特に4以上の数であり、その大きさに特に限定はない
が、一般的にxが500以上となると、結果として得ら
れる分岐オルガノポリシロキサンが溶媒に溶解しなくな
るので、取扱いが非常に困難となる。作業性を考慮に入
れると、xは100以下であることが好ましい。
【0006】本発明によるオルガノポリシロキサンのも
うひとつの重要な部分であるR1 2ASiO1/2 単位は、
1分子中にy個含まれている。yについても2以上であ
ればその大きさに制限はないが、「分岐状」の観点から
はyは3以上であることが好ましい。yの上限は150
であり、これ以上yが大きい分子を合成することは困難
である。置換基R1 はアルキル基、アリール基、アルケ
ニル基、ハロゲン化アルキル基から選ばれる基である
が、経済性の観点からはメチル基、フェニル基、ビニル
基から選ばれた基であることが好ましい。
【0007】Aは式−(OSiR2 3 n −R4 で示
されるジオルガノポリシロキサンであるが、その重合度
nは1以上の数であり、これにも特に制限はない。nの
大きさが分岐の「枝」部分の長さを決定するわけである
が、あまり大きすぎるとオルガノポリシロキサン全体の
分子量が大きくなりすぎ、粘度が著しく高くなって作業
性が悪化する。実際に好ましいnの大きさは1から10
00の間の数である。ジオルガノポリシロキサンの置換
基R2 ,R3 ,R4 は1分子中同一でも異なってもよ
い。このうち、R2 ,R3 は上記R1 に例示した基から
選ばれる基であるが、経済性の観点からはメチル基、フ
ェニル基、ビニル基から選ばれた基であることが好まし
い。R4 はメチル基、ビニル基、水素原子、水酸基が好
ましく用いられる。
【0008】R1 3SiO1/2 単位は本発明によるオルガ
ノポリシロキサンに必須の構成要素ではない。従ってz
の値は0でもよい。この単位の存在により、本発明によ
るオルガノポリシロキサンの枝の本数、核の大きさなど
がコントロールされる。すなわち、y+zとxとの比率
により核の大きさが決まり、比率が小さければ小さいほ
ど核は大きくなる。また、同じ核の大きさであれば、z
が小さければ小さいほど枝の本数は多くなる。zの上限
は(y+z+u)が150より大きい分子が合成され難
いことから制限される。
【0009】また、出発原料の純度の関係で、RO1/2
基が残存しうる。その割合〔SiO 4/2 〕単位以外の構
成単位の合計数に対して10%以内である。本発明によ
る分岐オルガノポリシロキサンは例えば下記の方法で製
造することができる。すなわち、下記式 〔SiO2 x 〔R1 2(HO)SiO1/2 y 〔R1 3
iO1/2 z 〔RO1/ 2 u で示されるオルガノポリシロキサンとアルカリ金属化合
物とを反応させた後に環状ジオルガノポリシロキサンと
反応させ、最終的にトリオルガノモノハロシランまたは
プロトン酸で末端封止することにより得られるものであ
る。
【0010】この製造方法の原料となる、式(II)で示
されるシラノール基含有オルガノポリシロキサンは、従
来公知の方法によって製造され得るが、例えば、〔Si
2 x 〔R1 2HSiO1/2 y 〔R1 3SiO1/2 z
で示されるSiH基含有オルガノポリシロキサンを、適
当な溶媒中塩基性触媒あるいは遷移金属触媒存在下加水
分解することによって得られる。具体的には、アルカリ
金属の水酸化物、炭酸水素塩、即ち水酸化ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム等の塩基性化合物あるいはパラジウ
ムカーボン、酢酸パラジウム、プラチナカーボン等の遷
移金属化合物が推奨される。
【0011】こうして得られるシラノール基含有オルガ
ノポリシロキサンは上記の如く、〔RO1/2 〕単位を含
むことがある。このシラノール基含有オルガノポリシロ
キサンを適当な溶媒中あるいは溶媒の不存在下、アルカ
リ金属化合物と反応させ、シラノールのアルカリ金属塩
とした後、環状ジオルガノポリシロキサンと反応させる
訳であるが、この溶媒にはとくに限定はない。ただし、
この溶媒は出発物質と生成するアルカリ金属塩、および
最終生成物である分岐オルガノポリシロキサンを良好に
溶解することが好ましいことから、適度の極性を有する
ことが好ましい。また、非極性溶媒と極性溶媒とを混合
して用いると良好な結果が得られる場合がある。これら
の条件を満たす溶媒としてはペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタンなどの脂肪族炭化水素;ベンゼン、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素;ジエチルエーテ
ル、ジブチルエーテル、ジフェニルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶媒;酢酸エ
チル、酢酸ブチルなどのエステル系溶媒;アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルブチルケトンなどのケトン系
溶媒;四塩化炭素、クロロフォルム、トリクロロエタ
ン、トリクロロエチレン、テトラクロレチレンなどのハ
ロゲン化溶媒;アセトニトリル;ジメチルフォルムアミ
ド;ジメチルスルフォキシド;燐酸ヘキサメチルトリア
ミドが反応溶媒として例示されるが、もちろんこれに限
定されるものではない。
【0012】シラノール基をアルカリ金属塩に変換する
ために用いられるアルカリ金属化合物としては、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム、セシウムなどのアルカリ金
属のアルキル、アリール化合物、該金属のアミド化合物
が例示される。一般的にはそれらアルカリ金属のメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル化合物が入手も容易であ
り好ましい。メチルリチウム、ブチルリチウムが好まし
いアルカリ金属化合物として例示される。
【0013】こうして得られたシラノールのアルカリ金
属塩と環状ジオルガノポリシロキサンとを反応させ、枝
部分を成長させるわけであるが、この反応はポリシロキ
サンの開環重合として公知である。用いられる環状ジオ
ルガノポリシロキサンに特に限定はないが、反応性と構
造制御の容易さを考慮すると、環状トリシロキサン、テ
トラシロキサン、ペンタシロキサンが好ましく、トリシ
ロキサンが特に好ましい。
【0014】この開環重合反応は、トリオルガノモノハ
ロシランまたはプロトン酸の添加により停止され、枝部
分のそれぞれの末端には添加されたトリオルガノモノハ
ロシランからハロゲンを除いたトリオルガノシリル基ま
たは水酸基が結合される。このトリオルガノモノハロシ
ランにも何等限定はなく、塩素、臭素、沃素、フッ素原
子から選ばれた原子をひとつ有するシラン化合物であれ
ばよい。実質的には経済性、入手の容易さからクロロシ
ラン類が好ましい。ハロゲン原子以外の、ケイ素原子に
結合する有機基としては、上記のR1 およびR4 に例示
された基が例示される。また、枝の末端に水酸基を結合
するために用いられるプロトン酸としては、アルカリ金
属シラノレートを中和して水酸基を与えるものであれば
何でもよく、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸、炭酸などの無機
酸;酢酸、プロピオン酸、安息香酸などの有機酸が例示
される。
【0015】上記で述べてきた一連の反応は室温、冷却
下あるいは加温下どの条件で行ってもよく、用いるアル
カリ金属化合物および環状ジオルガノポリシロキサンの
種類によって全く異なるが、通常−80〜+200℃の
範囲で行うのが適切である。さらに適切な温度範囲は−
25〜+160℃の範囲である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の式(I)
で示されるオルガノポリシロキサンは新規な化合物であ
り、シリコーンエラストマーの出発原料あるいは補強成
分として有用なものである。また、シリコーン流体の流
動特性を改良するための添加剤としても有用である。
【0017】
【実施例】本発明をさらに具体的に説明するために、以
下に実施例を挙げて説明するが、これら実施例は本発明
を限定するものではない。 実施例1:平均式〔Me2 (OH)SiO1/2
6.4 〔SiO2 4.0 (重量平均分子量900)で表さ
れるポリシロキサン23gを150mlのテトラヒドロフ
ランに溶解し、氷浴中で0℃に保った。この溶液に1.
69モルのノルマルブチルリチウムヘキサン溶液107
mlを1時間かけて添加した。得られた反応溶液にヘキサ
メチルシクロトリシロキサンのテトラヒドロフラン溶液
(ヘキサメチルシクロトリシロキサン換算で160g)
を加え攪拌を続けた。ヘキサメチルシクロトリシロキサ
ンの減少をガスクロマトグラフィを用いて追跡し、仕込
量の95%以上が反応したことを確認した。ジメチルビ
ニルクロロシラン22gを添加し、さらに1時間攪拌し
反応を終了した。
【0018】生成した固体を濾別により除いた後、水
洗、乾燥の操作により、〔Me2 ASiO1/2
6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:(OSiMe2 13
Vi)に相当するポリマーが170g(収率86%)得
られた。ゲルパーミエイションクロマトグラフィにより
測定した重量平均分子量は6900、分散度は1.5で
あった。また、分岐鎖末端のビニル基の定量分析を行っ
た結果、2.7%(計算値2.5%)であった。
【0019】 1H−NMR(ppm ,重クロロホルム中、
CHCl3 〔7.24ppm 〕基準により 0〜0.2(84H,multi) 5.7〜5.8(1H,q) 5.9〜6.0(1H,q) 6.1〜6.2(1H,q) 又、29Si−NMR(ppm ,重クロロホルム中,TMS
基準)により −4.1(Si−Vi) −18〜23(Si−Me2 ) −105〜112(SiO2 ) のデータが得られた。
【0020】実施例2:ジメチルビニルクロロシランの
代わりにトリメチルクロロシラン20gを用いた以外
は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASi
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:(OSiM
2 13Me)を合成した。収率89%。平均分子量6
800。
【0021】実施例3:ジメチルビニルクロロシランの
代わりに酢酸11gを用いた以外は、実施例1と同様な
反応により〔Me2 ASiO1/2 6.4 〔SiO2
4.0 (ただしA:(OSiMe2 12OH)を合成し
た。収率81%。平均分子量6500。
【0022】実施例4:ヘキサメチルシクロトリシロキ
サンのテトラヒドロフラン溶液の添加量を320g(ヘ
キサメチルシクロトリシロキサン換算)に変更した以外
は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASi
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:(OSiM
2 25Vi)を合成した。収率90%。平均分子量1
2500。
【0023】実施例5:式〔Me2 (OH)Si
1/2 12〔SiO2 10(重量平均分子量1600)
25gを出発物質として用いた以外は、実施例1と同様
な反応により〔Me2 ASiO1/2 12〔SiO2 10
(ただしA:(OSiMe2 13Vi)を合成した。収
率88%。平均分子量13000。
【0024】実施例6:式〔Me2 (OH)Si
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 〔Me3 SiO1/2
0.4 (重量平均分子量800)23gを出発物質として
用いた以外は、実施例1と同様な反応により〔Me2
SiO1/2 6.4 〔SiO2 4.0 〔Me3 Si
1/2 0.4 (ただしA:(OSiMe2 13Vi)を
合成した。収率88%。平均分子量5900。
【0025】実施例7:ヘキサメチルシクロトリシロキ
サンのテトラヒドロフラン溶液の代わりにヘキサフェニ
ルシクロトリシロキサンのジフェニルエーテル溶液(ヘ
キサフェニルシクロトリシロキサン換算で428g)を
用い、反応温度を160℃、反応時間を15時間とした
以外は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASiO
1/2 6. 4 〔SiO2 4.0 (ただしA:O(SiPh
2 O)12SiMe2 Vi)を合成した。収率61%。平
均分子量16500。
【0026】実施例8:ヘキサメチルシクロトリシロキ
サンのテトラヒドロフラン溶液の代わりに1,3,5−
トリメチル−1,3,5−トリス(3,3,3−トリフ
ルオロプロピル)シクロトリシロキサン337gを用い
た以外は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASi
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:O(SiM
e(C2 4 CF3 )O)12SiMe2 Vi)を合成し
た。収率80%。平均分子量9900。
【0027】 1H−NMR(ppm ,重アセトン中,CH
3 CDCH3 〔2.04ppm 〕基準)により 0.2〜0.3(48H,multi) 0.8〜0.9(24H,multi) 2.1〜2.3(24H,multi) 5.4〜6.2(3H,multi) 又、29Si NMR(ppm ,重アセトン中,TMS基
準)により −2.2(Si−Vi) −20.0(Si−Me) −22.1(Si−C2 4 CF3 ) −106〜112(SiO2 ) のデータが得られた。
【0028】実施例9:式〔Me2 (OH)Si
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 〔MeO〕0.3 (重量平
均分子量900〕23gを出発物質として用いた以外
は、実施例1と同様な反応により、〔Me2 ASiO
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 〔MeO〕0.3(ただし
A:(OSiMe2 13Vi)を合成した。収率90
%、平均分子量7000であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式〔SiO4/2 x 〔R1 2ASi
    1/2 y (式中、R1 は1分子中同一又は独立に炭素数1〜8の
    アルキル基、ハロゲン化アルキル基もしくはアルケニル
    基、又はアリール基であり、Aは−(OSiR2 3
    n −R4 〔式中、R2 ,R3 はR1 と同じに定義され、
    4 は炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル
    基、アルケニル基、水素原子又は水酸基であり、1≦n
    ≦1000である〕で表わされる基であり、2≦x≦5
    00、2≦y≦150、0.3≦y/x≦3.0であ
    る。)で表わされるオルガノポリシロキサン。
  2. 【請求項2】 式〔SiO4/2 x 〔R1 2ASi
    1/2 y 〔R1 3SiO1/ 2 z 〔RO1/2 u (式中、R1 は1分子中同一又は独立に炭素数1〜8の
    アルキル基、ハロゲン化アルキル基もしくはアルケニル
    基、又はアリール基であり、Aは−(OSiR2 3
    n −R4 〔式中、R2 ,R3 はR1 と同じに定義され、
    4 は炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル
    基、アルケニル基、水素原子又は水酸基であり、1≦n
    ≦1000である〕で表わされる基であり、Rは水素原
    子又は炭素数1〜8のアルキル基であり、2≦x≦50
    0、2<y+z+u≦150、2≦y、0≦z、0≦u
    ≦15、但しzとuとは同時に0にはならず、0.3≦
    (y+z+u)/x≦3.0、0≦u/(y+z+u)
    ≦0.1である。で表わされるオルガノポリシロキサ
    ン。
  3. 【請求項3】 R1 〜R3 がメチル基、フェニル基又は
    トリフルオロプロピル基であり、R4 がメチル基、ビニ
    ル基、水素原子、又は水酸基である請求項1又は2記載
    のオルガノポリシロキサン。
JP28674591A 1991-10-31 1991-10-31 分岐ポリオルガノポリシロキサン Expired - Fee Related JP3221893B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28674591A JP3221893B2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 分岐ポリオルガノポリシロキサン
US07/963,161 US5272225A (en) 1991-10-31 1992-10-19 Branched organopolysiloxanes
CA002081128A CA2081128A1 (en) 1991-10-31 1992-10-22 Branches organopolysiloxane
EP92118639A EP0540038A1 (en) 1991-10-31 1992-10-30 Branched organopolysiloxanes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28674591A JP3221893B2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 分岐ポリオルガノポリシロキサン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05117393A true JPH05117393A (ja) 1993-05-14
JP3221893B2 JP3221893B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=17708484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28674591A Expired - Fee Related JP3221893B2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 分岐ポリオルガノポリシロキサン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5272225A (ja)
EP (1) EP0540038A1 (ja)
JP (1) JP3221893B2 (ja)
CA (1) CA2081128A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751091A (en) * 1995-02-01 1998-05-12 Seiko Epson Corporation Piezoelectric power generator for a portable power supply unit and portable electronic device equipped with same
JP2004532921A (ja) * 2001-06-11 2004-10-28 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 枝分れオルガノシリコーン化合物
JP2012117072A (ja) * 1999-07-23 2012-06-21 Dow Corning Corp 剥離改質剤組成物及び剥離コーティング組成物

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5672671A (en) * 1996-06-21 1997-09-30 Chisso Corporation Process for producing diorganopolysiloxane
US5698654A (en) * 1996-07-30 1997-12-16 General Electric Company Process for preparing hydrogen siloxane copolymers
US5753751A (en) * 1996-10-24 1998-05-19 General Electric Company Process for preparing self-curable alkenyl hydride siloxane copolymers and coating composition
JP3506358B2 (ja) * 1997-11-28 2004-03-15 信越化学工業株式会社 分枝型シリコーンオイルの製造方法
US6150488A (en) * 1998-12-30 2000-11-21 Wacker Silicones Corporation Process for preparing silanol-functional specifically branched organopolysiloxanes and products produced thereby
DE102005018629A1 (de) * 2005-04-21 2006-10-26 Wacker Chemie Ag Verfahren zur Herstellung von Triorganosiloxygruppen aufweisenden Organopolysiloxanen
DE102005018628A1 (de) * 2005-04-21 2006-10-26 Wacker Chemie Ag Verfahren zur Herstellung von Silanolgruppen aufweisenden Organopolysiloxanen
JP5060873B2 (ja) * 2007-08-24 2012-10-31 東レ・ダウコーニング株式会社 シリコーン系感圧接着剤組成物および感圧接着テープもしくはシート

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078913B2 (ja) * 1987-06-03 1995-02-01 信越化学工業株式会社 オルガノポリシロキサンの製造方法
JP2630986B2 (ja) * 1988-05-18 1997-07-16 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 アルカリ可溶性オルガノポリシロキサン
JP2739222B2 (ja) * 1988-05-25 1998-04-15 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 高エネルギー線硬化用オルガノポリシロキサンおよびその製造方法
EP0348705A3 (de) * 1988-06-29 1991-02-27 Akademie der Wissenschaften der DDR Organophile Doppelringkieselsäurederivate mit käfigartigen Strukturen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751091A (en) * 1995-02-01 1998-05-12 Seiko Epson Corporation Piezoelectric power generator for a portable power supply unit and portable electronic device equipped with same
JP2012117072A (ja) * 1999-07-23 2012-06-21 Dow Corning Corp 剥離改質剤組成物及び剥離コーティング組成物
JP2004532921A (ja) * 2001-06-11 2004-10-28 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 枝分れオルガノシリコーン化合物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0540038A1 (en) 1993-05-05
CA2081128A1 (en) 1993-05-01
US5272225A (en) 1993-12-21
JP3221893B2 (ja) 2001-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5118775A (en) Fluoroorganopolysiloxane and a process for preparing the same
JP4118973B2 (ja) シリコーン化合物及びその製造方法
EP1208105B1 (en) Process for the formation of polyhedral oligomeric silsesquioxanes
JP2003523422A (ja) ポリオルガノシルセスキオキサン及びその製造方法
JP3221894B2 (ja) 分岐オルガノポリシロキサンの製造方法
JP3221893B2 (ja) 分岐ポリオルガノポリシロキサン
JP5018065B2 (ja) ポリシロキサン化合物とその製造方法
JPH11246662A (ja) ポリオルガノシロキサンの製造方法
KR100492279B1 (ko) 경화성폴리메틸실세스키옥산조성물
US5350824A (en) Fluorosilicone polymers and methods for the preparation thereof
JP3110127B2 (ja) 分岐ポリシロキサンの製造方法
JP2003517072A (ja) トリフル酸又はトリフル酸誘導体を主体とした触媒系で触媒された重合によるポリオルガノシロキサンを製造するための方法
US5116928A (en) Process for preparing a fluoroorganopolysiloxane
JPH0739426B2 (ja) アシルアミノオルガノシリコーン化合物の製造方法
JP3528940B2 (ja) シラノール末端シルセスキオキサンラダーおよびその製造方法
JP3175548B2 (ja) 水素含有環状シロキサンの製造方法
JPS6225128A (ja) シリコ−ン流動体
JPH06100574A (ja) アミド基含有ポリジオルガノシロキサンおよびその製造方法
JP2002348378A (ja) 新規なポリオルガノシルセスキオキサン及びその製造方法
JP3257414B2 (ja) 環状エーテル基を有するオルガノポリシロキサン
JPH11322937A (ja) オルガノポリシロキサンの製造方法
JPH01138228A (ja) アルコール性水酸基を有するポリシロキサンの製造法
JPH03217417A (ja) シリコーン化合物及びその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010710

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees