JPH05115651A - 下糸検出装置 - Google Patents

下糸検出装置

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JPH05115651A
JPH05115651A JP20807491A JP20807491A JPH05115651A JP H05115651 A JPH05115651 A JP H05115651A JP 20807491 A JP20807491 A JP 20807491A JP 20807491 A JP20807491 A JP 20807491A JP H05115651 A JPH05115651 A JP H05115651A
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JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
thread
color
emitting element
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP20807491A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Fujita
知之 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05115651A publication Critical patent/JPH05115651A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
    • D05D2205/12Machine to the operator; Alarms

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 下糸の色に起因する検出結果のばらつきを無
くするとともに、検出装置に付着する各種の汚れの影響
も少ない正確な下糸検出装置を提供すること。 【構成】 ボビンや下糸等の被検出物に光を照射する光
出力手段と、その被検出物からの反射光に応じたRGB
信号を出力するカラーセンサと、そのRGB出力より差
信号を作り出す、差成分摘出手段と、その差信号に基づ
いて被検出物の色を判定する検出手段と、を備えている
ため、下糸が無くなったことを認識でき、警報装置によ
り作業者に知らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンの下糸検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、ボビンの
軸方向に、発光素子と受光素子とを配列し、下糸とボビ
ン等よりなる被検出物からの反射光量を観測し、反射光
量の増大によって、ボビン軸面の露出を検出するものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では被検出物において、光沢性の強い糸が使われて
いると、ボビン軸が露出しても反射光量の変化が現れず
に、ボビン軸の露出を正確に検出することは困難であっ
た。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、糸の色や光沢等に影響されず
に、正確に下糸の有無を検出することのできる下糸検出
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のミシンの下糸検出装置は、図1に示すよう
に、ボビンまたはボビンに巻かれた下糸等から成る被検
出部に光等の電磁波を発生出力する電磁波発生手段と、
被検出部で反射した電磁波を入力し、その入力した電磁
波の周波数分布に基づいてボビンに巻かれた下糸の状態
を判定し、その判定結果に応じる検出信号を出力する信
号出力手段とを備えている。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明のミシンの下糸検出
装置は、電磁波発生手段がボビンまたはボビンに巻かれ
た下糸等から成る被検出部に光等の電磁波を発生出力
し、信号出力手段が被検出部で反射した電磁波を入力
し、その入力した電磁波の周波数分布に基づいてボビン
に巻かれた下糸の状態を判定し、その判定結果に応じる
検出信号を出力する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図2に示すように、ミシンのベッド部1内
には、上下動可能な針2との協働によって加工布に本縫
い目を形成する糸輪捕捉器3が配設されている。この糸
輪捕捉器3は、針2の上下動に同期して回転可能な外釜
4を備え、その外釜4には、剣先4a及び切欠部4bが
形成されると共に、内部に内釜5が静止状態で保持され
ている。
【0009】内釜5の収容部5aには、ボビンケース6
が脱着可能に位置決め装着され、ボビンケース6内に
は、ボビン7が脱着可能及び回転可能に装着されてい
る。このボビン7は、下糸T1が巻回される中空軸部7
aと、その中空軸部7aの両端に設けた一対の鍔部7b
とを備えている。
【0010】また、図2及び図3(a),(b)に示す
ように、内釜5及びボビンケース6の周壁には互いに略
一致するとともに、前記外釜4の切欠部4bに対向可能
な開口8,9が形成され、切欠部4b及び各開口8,9
によって糸輪捕捉器3の内外を連通する通路が形成され
ている。
【0011】更に、この糸輪捕捉器3に隣接して、ボビ
ン7及び下糸T1の色を識別するセンサS1が配置され
ている。
【0012】前記センサS1は、支持体10上に発光素
子11及びカラーセンサ12が形成されたものである。
この発光素子11は、前記開口8,9に対向するととも
に、糸輪捕捉器3の回転軸線と略直交する面内にボビン
7の中空軸部7aに向かって配設されており、光透過部
を備えたケース11aによって覆われている。また、カ
ラーセンサ12は発光素子11と同一の前記面内に配列
されている。尚、発光素子11は先端にレンズを一体に
備えている。
【0013】更に、前記ミシンには、下糸検出等の制御
を行う電子制御装置(ECU)15が取り付けられい
る。
【0014】このECU15には、一時的なデータの記
憶を行うRAM15a、制御プログラムや、下糸の色の
判定用のデータ等を記憶しているROM15b、各種演
算や判定を行うCPU15c、信号の入出力部15d及
びそれらを接続するバス15e等を備えている。
【0015】また、発光素子駆動回路16には、前記発
光素子11が接続され、ECU15にはカラーセンサ変
換増幅素子17を介してカラーセンサ12が接続されて
いると共に、下糸量が少なくなったことを知らせる警報
出力回路18が接続されている。尚、これらの発光素子
11及び発光素子駆動回路16が電磁波発生手段を構成
し、カラーセンサ12、カラーセンサ変換増幅素子17
及びECU15が信号出力手段を構成している。
【0016】次に、上述した構成のミシンの動作を図4
に示すフローチャートを参照して説明する。この構成の
ミシンでは、針2の上下動に同期して糸輪捕捉器3が回
転されることにより、針2の挿通された上糸T2と、糸
輪捕捉器3のボビン7から繰り出される下糸T1とによ
って加工布Cに本縫い目が形成される。一方、ECUの
制御に基づき、発光素子駆動回路16を介して発光素子
11が作動され、その発光素子11から糸輪捕捉器3内
のボビン7へ向かってスポット光が発せられる。
【0017】そして、外釜4の切欠部4bが内釜5及び
ボビンケース6の各開口8,9に一致した時、発光素子
11から発せられたスポット光が切欠部4b及び各開口
8,9を通過して、ボビン7上の下糸T1に照射され、
下糸T1による反射光が、各開口8,9及び切欠部4b
を通って、カラーセンサ12に入力される。尚、外釜4
の切欠部4bが各開口8,9に一致していない時には、
外釜4の外周部による反射光が、カラーセンサ12に入
力されるが、ECU15はその出力を読み込まない(ス
テップ100)。このように、外釜4の切欠部4bが各
開口8,9に一致したときだけ、カラーセンサ12の出
力はカラーセンサ変換増幅素子17を介して、反射光の
波長に応じた信号がECU15に入力される(ステップ
110)。
【0018】次に、カラーセンサ12の出力に基づく被
検出物の色の判定について説明する。
【0019】前記の様に、下糸T1等からの反射光が、
カラーセンサー12に入力されると、カラーセンサー1
2は入力した光の波長に応じた信号を、カラーセンサー
変換増幅回路17を介してECU15に入力する(ステ
ップ110)。そして、その入力した信号(R−G,G
−B,B−R差信号)の比率を計算する(ステップ12
0)。その計算された差信号の比率に応じて、ROM1
5bに記憶したマップ等に基づいて被検出物の色を判定
する(ステップ130)。その判定された色をROM1
5bに記憶されたボビンの色と比較し、(ステップ14
0)、ボビン軸が露出したと判定されると警報出力回路
18を動作させて、ブザーやランプ等の警報器を作動さ
せる(ステップ150)。
【0020】ここで、この様な色判定処理(ステップ1
20,130,140)について、図4、図5を参照し
てその手順をさらにくわしく説明する。ステップ130
において。被検出物の色の判定に使われるのは、図5に
示す様な、カラーセンサー変換増幅回路17からの出力
の信号出力比率である。図5の示す各色の比率分布は予
備実験によりもとめたサンプルデータである。たとえば
ボビンの材質は普通メッキ処理された鉄か、アルミであ
るのでボビン軸面はシルバー系の色となる。その差信号
比率分布を図5において各色の下糸の分布と比較すると
似ているものはない。従って、この差信号比率をあらか
じめROM15bに格納しておいて、実際の入力信号が
どの分布パターンに近いかをCPU15cに演算させれ
ば被検出物の色の判定は可能となる。
【0021】この様に本実施例では、カラーセンサー1
2を用いて被検出物M1の色を判定し、この色の判定に
基づいて、ボビン軸の露出を判定するので、下糸に様々
な色の糸を使用した場合にも、下糸T1を補充する必要
があることを容易に確認することができる。また、色の
判定をRGBの差信号に基づいて行うので、ホコリや油
等の影響を受けて、カラーセンサー12の出力が多少落
ちても、被検出物M1に対する色の判定能力に影響な
い。
【0022】次に、この発明の第2実施例を前記第1実
施例との相違点を中心に説明する。
【0023】図6、図7に示すように。本実施例は発光
素子11やカラーセンサー12を配置する位置、ボビン
20が透明な樹脂性であること、内釜5の内側鍔面5b
を反射面として使うことが第1実施例と異なる。
【0024】ボビンケース6の外面には切欠部31が形
成されているとともに、ボビン20が透明な樹脂で形成
されている。そして前記切欠部31及び透明な樹脂ボビ
ン20によって、発光素子11の発する光が糸輪捕捉器
3の内外を画通するための通路が構成されている。又、
ベッド部1内において糸輪捕捉器3の回転軸線と平行な
面内には前記切欠部31に対向するとともに、ボビン7
の中空軸部20a近傍に発光素子11、及びカラーセン
サー12が配設されている。
【0025】従って、この実施例では発光素子11課ら
発する光が、ボビンケース6の切欠部31を通って、鍔
部20bに導入される。そして、所定量以上の下糸T1
がボビン20に残存する場合には、下糸T1によって反
射された光が、前記切欠部31を通って、カラーセンサ
ー12に入力される。また、図6に2点鎖線で示すよう
に、下糸量が所定量以下になった場合には、前記発光素
子からの光がボビン20の両側鍔部7aを通過し、内釜
5の内側鍔面5bに到達し、その鍔面5bによる反射光
が、カラーセンサー12に入力され、波長に応じた信号
が出力される。
【0026】次に、その出力信号をカラーセンサー変換
増幅回路17を通して、RGBの差信号に変換し、それ
に基づいて被検出物の色を判定する。そして、被検出物
が下糸T1であるか、内釜5の内側鍔面5bであるかを
判断すれば、前記実施例と同様に、下糸の有無を正確に
検出することができる。また、第2の実施例において
は、発光素子の発する光が第1の実施例のように外釜4
によってさえぎられる時がないため、常に下糸T1を検
出することができる。
【0027】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、カラーセンサー12の出力をRG
Bの3つに限定しなくても、色の判定が可能であれば、
RGBの内の2原色を、あるいは赤外・紫外色の出力を
用いてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のミシンの下糸検出装置は,下糸に起因する検出結
果のばらつきを無くするとともに、下糸の種類や検出装
置に付着する各種の汚れの影響も少なくして、正確な下
糸の検出を行うことができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を例示する概略構成図である。
【図2】第1実施例の糸輪捕捉器、及び下糸検出装置を
示す説明図である。
【図3】(a)上記実施例の内釜を示す側面図、(b)
上記実施例のボビンケースを示す側面図である。
【図4】下糸検出装置の制御を示すフローチャートであ
る。
【図5】各色サンプルにおけるRGB差信号分布のデー
タを示すグラフである。
【図6】第2実施例の糸輪捕捉器、及び下糸検出装置を
示す側断面図である。
【図7】第2実施例の糸輪捕捉器、及び下糸検出装置を
示す平断面図である。
【符号の説明】
T1 下糸 7 ボビン 11 発光素子 12 カラーセンサ 15 ECU 16 発光素子駆動回路 17 カラーセンサ変換増幅回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンまたはボビンに巻かれた下糸等か
    ら成る被検出部に光等の電磁波を発生出力する電磁波発
    生手段と、前記被検出部で反射した電磁波を入力し、そ
    の入力した電磁波の周波数分布に基づいて前記ボビンに
    巻かれた下糸の状態を判定し、その判定結果に応じる検
    出信号を出力する信号出力手段とを備えたことを特徴と
    するミシンの下糸検出装置。
JP20807491A 1991-08-20 1991-08-20 下糸検出装置 Pending JPH05115651A (ja)

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JP20807491A JPH05115651A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 下糸検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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