JP2006506611A - 光線により糸を走査する装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、測定間隙(1)内で縦方向に動かされる糸(2)を光源(4)からの光線(3)で走査する装置であって、糸の所で反射される光用の受信器(5,6)と、受信器からの電気信号を処理する装置(9)とを有するものに関する。僅かな空間しか必要とせず、簡単に制御可能であり、糸に存在する異物を一層選択的にかつ一層大きい感度で識別するのを可能にするような装置を提供するため、少なくとも2つの波長範囲(29,30)にある光を放射するため、ただ1つの光源(4)が設けられ、これらの波長範囲が2つの主波長(32,33)により決定されている。
Description
本発明は、測定間隙内で縦方向に動かされる糸を光源からの光線により走査する装置であって、糸で反射される光用の受信器と、受信器からの電気信号を処理する装置とを有するものに関する。
このような装置は例えば欧州特許第0761585号明細書から公知であり、光を放射する光源が設けられ、この光が一方では糸で反射され、他方では遮断される。受信器により受信される光は公知のように電気信号に変換され、例えば糸にある異物を識別するため、これらの信号に対して範囲又は閾値を設けることができる。
この装置の欠点は、放射される光と同じ色を持つような糸中の異物は識別されないことである。しかしこれは、例えばプラスチック箔部分のように透明な異物に対しても当てはまるので、このような異物は識別できない。
この種の別の装置が国際公開第WO95/29396号から公知であり、白色光用受信器に3つ異なる光源が割当てられている。これらの3つの光源は3つの発光ダイオードとして構成され、各ダイオードが可視範囲にある別の主波長の光を送出する。これらの光源は、糸の縦方向に見て前後に糸のそばに設けられ、かつこれらの光源が糸及びその後にあってできるだけ多くの光を吸収する背景を照らすように、方向づけられている。糸の所における光の反射により生じる信号は処理されて、個々の波長において信号のために求められる値から、基準について測定することができる比例値が形成されるようにする。
この装置の欠点は、特に、なるべく黒い背景の前にある糸により反射される光の評価にしか適していないことである。更に糸に沿って間隔をおいて3つ又はそれ以上のダイオードを配置すると、このような装置のために設けられている繊維機械の個所には全く存在しない多くの空間が必要になる。この装置では、個々の光源の制御が糸の運動を考慮し、糸の常に同じ個所が異なる色の光で照らされるように考慮せねばならない、という問題が更に生じる。
特許請求の範囲において特徴づけられている本発明が、僅かな空間しか必要とせず、簡単に制御され、糸に存在する異物を一層選択的に一層大きい感度で識別するのを可能にする、最初にあげた種類の装置を提供するという課題を解決する。
本発明によればこれは、少なくとも2つの波長範囲にある光を放射するためただ1つの光源が設けられ、波長範囲が2つの主波長により決定される、装置によって達せられる。主波長は可視光の波長の範囲にある少なくとも2つの色を決定する。これらの色はなるべく赤、緑又は青である。光源は、可視範囲にある3つの色で可視光を別々に放射できる発光ダイオードとして構成されるのがよい。光源及び受信器は、光の反射及び受信用の主軸を持ち、これらの主軸が糸の縦方向と交差している面を形成する。受信器からの電気信号を処理する装置は、反射される光に対して、少なくとも2つの所定の波長範囲の各々にある信号から、面又は空間にベクトルを形成し、種々の信号に対するベクトルから合成ベクトルを形成する。合成ベクトルの終点に対して、合成ベクトルとなるように処理される受信器からの電気信号が糸にある異物を示すか否かを知らせる範囲が空間内に規定される。ベクトルが計算されかつ/又は表示される空間は、3つの主波長の強さの値が記入される軸を持つ立方体を形成するのがよい。
本発明により得られる利点は、ただ1つの光源が、異なる波長を持つ光で糸を実際上同じ点から照らすので、すべての波長範囲にある光線が狭く限られた角度で糸へ当たることである。この光源は僅かな空間しか必要としないので、紡糸機又は巻取機の狭く限られた場所に組込むことができる糸用測定ヘッドを設けることができる。更に前記の光源は、それぞれ1つの色用の光源を持つ光源群より著しく安価である。糸の所で反射される光を電気信号処理装置へ供給する複数の受信器を設けることもでき、処理装置がこれらの信号を全く同じように処理するので、受信器に面する全表面を検出することができる。白色光用の複数の同じ受信器の使用は、スペクトル誤差なしに糸の色の検出を可能にする。個々の色の成分から合成ベクトルを形成する目的を持つ信号の評価は、特定の材料に相当する特定の色及び色調の異物を選択的に識別するのを可能にする。しかしまず異物を識別するか、又は合成ベクトルの終点に対して特定の異物が全く検出されないように範囲を規定することによって、異物を目的に合わせて糸に残すこともできる。特定の不純物又は異物に関して糸の適当な浄化により、生産機械の能力を著しく改善することができる。
例により添付図面を参照して本発明が以下に詳細に説明される。
図1は、本発明による装置、例えば糸の性質の測定用又はヤーンクリアラ用の測定ヘッドを示し、糸2がその縦方向に動かされる測定ヘッド1を持ち、この縦方向はここでは図の面に対してほぼ直角に向いている。光線3は光源4により発生され、糸2へ向けられている。受信器5及び6が、糸の表面から反射される光のために設けられている。光源として、発光ダイオード例えば日亜社のNTSM515形式で製造されるいわゆるRGB−LEDが考慮されている。しかし例えばレーザに基く他の光源を使用することも考えられる。糸2から放射される光のために、別の受信器7を付加的に設けることができる。受信器5,6,7は、それぞれ導線又はバス8を介して、受信器からの電気信号を処理する装置9に接続されている。装置9はメモリを持つ計算機例えば公知の構造様式のマイクロプロセッサから成っている。光源4は4つの端子10を持ち、これらの端子を介して個々の波長範囲又は色を個々に制御することができる。この例では、ただ1つの光源4及び受信器6は、光の放射及び受信用の主軸11及び12を持ち、これらの主軸は、糸の縦方向と交差しかつここでは図の面に一致する面を規定している。
図2は、簡単化した表示で、3つの発光ダイオード13,14,15及び中に内包された異物16を持つ糸2を示している。矢印17で示す運動方向を前提とすれば、光源4の主軸11に関して、異物はこの主軸の直前にある。ここで異物16を持つ糸2は、例えばダイオード13の赤い色により照らされ、ダイオードは線18及び19により区画される範囲20内で光を放射する。
図3は図2による表示を示しているが、異物16を持つ糸2はほぼ主軸11上にある。ここで異物16を持つ糸2は、例えばダイオード14の線の光により照らされ、ダイオードは線22及び23により区画される範囲21内で光を放射する。
図4は図2による表示を示しているが、異物16を持つ糸2は主軸11より上にある。ここで異物16を持つ糸2は、例えばダイオード15により照らされ、ダイオードは線25及び26により区画される範囲24内で光を放射する。
図5は軸27にわたって異なる波長範囲の表示を示し、この軸に沿って波長の値を記入することができる。軸28に沿って信号の強さの値が波長の関数として記入される。例えばここでは3つの波長範囲29,30及び31が、その3つの半波長32,33及び34の範囲において送出される光の強さの推移を示す曲線により示されている。後続の表示のために、これらの波長範囲を簡単な長方形35,36及び37により表示することもできる。
図6は、軸36及び37により規定される面35を示している。これらの軸36,37に沿って、糸から反射される光源4の光のそれぞれの色の強さの値をベクトルとして記入することができる。これから合成ベクトル38を計算することができる。面35において、糸の特定の性質を代表する範囲39,40,41を規定することができる。このような性質は、糸を構成する基本材料の種類又は糸にある異物の種類であってもよい。
2つの異なる波長範囲の光に対して当てはまる図6と同じように、図7は、3つの異なる波長範囲にある受信信号の強さに相当するベクトルの表示のために立方体として区画される空間42を示している。ここで空間の隅43はベクトル44,45,46の出発点として用いられ、これらのベクトルの各々は特定の波長範囲を代表している。3つのベクトル44,45及び46から構成される合成ベクトルは47で示されている。この空間又は立方体42は、種々の範囲に区分することができる。このような範囲48が図8に示され、範囲49が図9に示され、範囲50が図10に示されている。これらの範囲48,49及び50は合成ベクトル47の終点51のための目標範囲と考えられる。この終点51がこれらの範囲48,49,50の1つにあるか否かに応じて、例えば特定の異物の存在のような糸の性質に対する特定の条件が満たされているか又は満たされない。ここでは立方体として表わされている空間42は、軸52,53及び54によって形成され、これらの軸に沿って3つの主波長の強さの値が記入されている。
図11は図5からわかっているような種々の波長範囲を示し、これらの波長範囲は時間軸55にわたって記入されている。これは、光源4による光の放射の起こり得る反覆するシーケンスの例を与える。シーケンス56によれば、光源4は赤、緑及び青の色を持つ光を順次に放射する。シーケンス57は、所定の時間にわたって赤の色の光が減少する強さで放射され、緑の色の光が増大する強さで同時に放射される。3つの色で作業すると、それぞれ2つの色を持つ2つ又は3つのシーケンスが生じる。3つのシーケンスの経過後、再び第1のシーケンス57が開始される。
図12は図11に類似な別のシーケンスを示す。1つは、重なるけれども一緒になってそれぞれ所定の全強さを生じる3つの色のシーケンス58である。シーケンス59は、再びR,G及びBで示されかつ重なり合う3つの色に関するものである。3つの色における信号の強さは常に一定であるか又は最大である。
上記の説明部分からでもわからない限り、装置の作用を以下に補足して説明する。例えば糸2にある特定の異物又は他の性質を識別するため、光源が端子10を介して制御されて、光を限定された波長範囲でのみ放射する。光は糸で反射されて、受信器5,6へ反射され、受信器がこの光を受信して電気信号に変換し、この信号が導線又はバス8を介して装置9へ伝送され、この装置が信号又はこれから誘導される数値を記憶する。それにすぐ続いて光源4が、別の波長範囲にある光を放射するように制御されるので、結局装置9に別の信号又は別の値を記憶することができる。記憶されている値から、装置9の計算機においてベクトル44,45及び場合によっては46、それから最後に合成ベクトル38又は47が形成される。装置9には、面35又は空間42において少なくとも1つのの範囲39,40,41又は48,49,50を定義する値が記憶されているので、比較により、合成ベクトルの終点がこれらの範囲の1つにあるか否かを確認することが可能である。このような比較の結果として、装置9から導線を介して、例えば求められる性質が存在するか否か、例えば糸に異物が存在するか否かを示す信号を送出することができる。
透過光用の別の受信器7が存在すると、この受信器は、糸の直径について知らせる信号を装置9へ与えることができる。こうして公知のように、受信される反射光へ及ぼす糸の直径の影響が補償される。
既に図11及び12に示したように、光源4を制御する種々の可能性がある。例えばシーケンス57及び58が示すように、2つ又はそれ以上の波長範囲の間の連続する移行を使用すると、シーケンス中の種々の時間に、ベクトル及び合成ベクトル38,47を決定することができる。こうして合成ベクトル38,47は、面又は空間内でシーケンス中に運動を行い、終点が特定の範囲22にある波長範囲の時間又は割合を検出することが可能である。こうして2つの波長範囲からの混合光から出発して、そうしない場合には得られない糸の性質についての認識を得ることもできる。
シーケンス56に従って糸を別々に照らすため、光源4の個々のダイオード13,14,15を制御するクロック周波数は、少なくとも次のような大きさであるようにする。即ち例えば異物16を含んでいる糸2の場所のような特定の個所が、特定の時間に、この異物がまだ範囲20,21及び24へ入るまで動くような大きさである。この特定の時間は、3クロック又はその倍数だけ続く。ただ1つの光源4内にダイオード13〜15を空間的に極めて接近して配置することにより、3つの波長範囲で照らすために必要な時間は非常に短く、従ってこのような個所を3回検出することは容易に可能で、その間にこの個所は光源4の前にある。
波長範囲として赤、緑及び青が選ばれると、図7において、これらの色及び別の色を空間42内に次のように配置して識別することができる。
隅43において黒い色の強さが最大であるようにする。隅61では赤い色の強さが最大であるようにする。隅62では緑の色の強さが最大であるようにする。隅63では青い色の強さが最大であるようにする。隅64では深紅色の色の強さが最大であるようにする。隅65ではシアンの色の強さが最大であるようにする。隅66では黄の色の強さが最大であるようにし、隅67では白い色の強さが最大であるようにする。
隅43において黒い色の強さが最大であるようにする。隅61では赤い色の強さが最大であるようにする。隅62では緑の色の強さが最大であるようにする。隅63では青い色の強さが最大であるようにする。隅64では深紅色の色の強さが最大であるようにする。隅65ではシアンの色の強さが最大であるようにする。隅66では黄の色の強さが最大であるようにし、隅67では白い色の強さが最大であるようにする。
どんな数式から前記のベクトルを計算できるかは公知である。完全にするため、ここになお1つの例を付け加える。図7からわかるように合成ベクトル47の長さV47に対して次式が成立する。
ここでV44,V45,及びV46はベクトル44,45及び46の長さを示す。合成ベクトルの方向は、三角法の公知の規則により決定される。適当に合わされる計算は図6のベクトルに対して適用可能である。
ここでV44,V45,及びV46はベクトル44,45及び46の長さを示す。合成ベクトルの方向は、三角法の公知の規則により決定される。適当に合わされる計算は図6のベクトルに対して適用可能である。
さて合成ベクトル38,47の位置から、例えば異物が存在するか否か、異物がどんな種類であるか、異物が有害であり除去せねばならないか否かの示唆を得ることができる。例えば図6によれば、許容される異物に対する図6の合成ベクトル38の終点のみが範囲41又は範囲39にあるようにするかを決定することができる。図7〜10において、例えば異物が存在せず、糸が白又は殆ど白である場合、面69により限定されかつ隅67の近くにある範囲68に合成ベクトル47の終点51があるものと仮定することができるであろう。この終点51が範囲48,49又は50にあると、異物が主として青,緑又は赤であることを前提とする。しかしそれにもかかわらず、このような異物が許容されることがある。これは、糸を続いて赤に着色する場合、例えば赤い異物に対して当てはまる。
Claims (7)
- 測定間隙(1)内で縦方向に動かされる糸(2)を光源からの光線(3)により走査する装置であって、糸で反射される光用の受信器(5,6)と、受信器からの電気信号を処理する装置(9)とを有するものにおいて、少なくとも2つの波長範囲(29,30)にある光を放射するためただ1つの光源(4)が設けられ、波長範囲が2つの主波長(32,33)により決定され、受信される光用の受信器からの電気信号を処理する装置(9)が、少なくとも2つの所定の波長範囲の各々の値からベクトル(44,45,46)を形成しかつこれらのベクトルから合成ベクトル(47)を形成する計算機を持っていることを特徴とする、装置。
- 主波長が、可視光の範囲にある2つの色を決定することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 主波長が、赤、緑及び青の色に該当することを特徴とする、請求項2に記載の装置。
- ただ1つの光源(4)が、可視範囲にある3つの色で可視光を別々に放射できる発光ダイオードとして構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- ただ1つの光源及び受信器(6)が光の放射及び光の受信用の主軸(11,12)を持ち、これらの主軸が糸の縦方向と交差する面を規定していることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 合成ベクトル(47)の終点(51)のために、合成ベクトルとなるように処理される受信器からの信号が糸にある異物を示すか否かを知らせる範囲(48,49,50)が、空間(42)内に区画されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 空間(42)が、3つの主波長の強さの値が記入される軸(52,53,54)により形成される立方体を形成していることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
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