JPH05115509A - 障害者用車椅子 - Google Patents
障害者用車椅子Info
- Publication number
- JPH05115509A JPH05115509A JP3343841A JP34384191A JPH05115509A JP H05115509 A JPH05115509 A JP H05115509A JP 3343841 A JP3343841 A JP 3343841A JP 34384191 A JP34384191 A JP 34384191A JP H05115509 A JPH05115509 A JP H05115509A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- wheelchair
- car body
- handrail frame
- bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の障害者用車椅子は、ベッドと車椅
子との間で床面に降りることなく楽に移動できるように
することを目的とする。 【構成】 前側左右に位置する小径のキャスター型の転
動前輪３とその後方側に夫々位置する左右一対の大径転
動後輪４とを有する走行車体１を設け、この車体に腰掛
椅子部２ｃと背もたれ部２ｂとを設けると共に、車体後
方部に介護走行可能な手押し用のハンドル６とを備えた
車椅子において、該車体の左右両側に上昇状態でセット
するとき手摺になり、下降させると当該手摺の上面が腰
掛椅子上面と略々同等あるいはそれ以下になる手摺枠１
１を構成し、前記車体側あるいは手摺枠側に、一端側が
係止状態で当該手摺枠部側にから外側横方行へ拡張して
適宜ベット上面に懸架可能なブリッジ１６を設けてなる
障害者用車椅子。
子との間で床面に降りることなく楽に移動できるように
することを目的とする。 【構成】 前側左右に位置する小径のキャスター型の転
動前輪３とその後方側に夫々位置する左右一対の大径転
動後輪４とを有する走行車体１を設け、この車体に腰掛
椅子部２ｃと背もたれ部２ｂとを設けると共に、車体後
方部に介護走行可能な手押し用のハンドル６とを備えた
車椅子において、該車体の左右両側に上昇状態でセット
するとき手摺になり、下降させると当該手摺の上面が腰
掛椅子上面と略々同等あるいはそれ以下になる手摺枠１
１を構成し、前記車体側あるいは手摺枠側に、一端側が
係止状態で当該手摺枠部側にから外側横方行へ拡張して
適宜ベット上面に懸架可能なブリッジ１６を設けてなる
障害者用車椅子。
Description
【産業上の利用分野】この発明は、身体障害者用の車椅
子に関する。
子に関する。
【従来技術】従来、前側左右に位置する小径のキャスタ
ー型の転動前輪と、その後方側に夫々位置する左右一対
の大径転動後輪とを有する走行車体に腰掛椅子部と背も
たれ部とを設けると共に、車体後方部に介護走行可能な
手押し用のハンドルとを備えた車椅子は周知であり、し
かも、この走行車体の左右両側に上下に調節可能な手摺
を設けた構造の車椅子は特公平２−６２２５４号後方に
開示されている。
ー型の転動前輪と、その後方側に夫々位置する左右一対
の大径転動後輪とを有する走行車体に腰掛椅子部と背も
たれ部とを設けると共に、車体後方部に介護走行可能な
手押し用のハンドルとを備えた車椅子は周知であり、し
かも、この走行車体の左右両側に上下に調節可能な手摺
を設けた構造の車椅子は特公平２−６２２５４号後方に
開示されている。
【発明が解決しようとする課題】この発明の解決課題
は、来型の車椅子の場合、車椅子をベット側面に横付け
しても車椅子の腰掛面の端とベットとの間に隙間ができ
て不安定な状態でないと車椅子からベットに移動した
り、逆にベットから車椅子側へ乗り移ることが困難であ
った。
は、来型の車椅子の場合、車椅子をベット側面に横付け
しても車椅子の腰掛面の端とベットとの間に隙間ができ
て不安定な状態でないと車椅子からベットに移動した
り、逆にベットから車椅子側へ乗り移ることが困難であ
った。
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
解決のために、前側左右に位置する小径のキャスター型
の転動前輪３とその後方側に夫々位置する左右一対の大
径転動後輪４とを有する走行車体１を設け、この車体に
腰掛椅子部２ｃと背もたれ部２ｂとを設けると共に、車
体後方部に介護走行可能な手押し用のハンドル６とを備
えた車椅子において、該車体の左右両側に上昇状態でセ
ットするとき手摺になり、下降させると当該手摺の上面
が腰掛椅子上面と略々同等あるいはそれ以下になる手摺
枠１１を構成し、前記車体側あるいは手摺枠側に、一端
側が係止状態で当該手摺枠部側にから外側横方行へ拡張
して適宜ベット上面に懸架可能なブリッジ１６を設けて
なる障害者用車椅子とした。
解決のために、前側左右に位置する小径のキャスター型
の転動前輪３とその後方側に夫々位置する左右一対の大
径転動後輪４とを有する走行車体１を設け、この車体に
腰掛椅子部２ｃと背もたれ部２ｂとを設けると共に、車
体後方部に介護走行可能な手押し用のハンドル６とを備
えた車椅子において、該車体の左右両側に上昇状態でセ
ットするとき手摺になり、下降させると当該手摺の上面
が腰掛椅子上面と略々同等あるいはそれ以下になる手摺
枠１１を構成し、前記車体側あるいは手摺枠側に、一端
側が係止状態で当該手摺枠部側にから外側横方行へ拡張
して適宜ベット上面に懸架可能なブリッジ１６を設けて
なる障害者用車椅子とした。
【実施例】１は走行車体で、そのフレーム２は脚受部２
ａ側と背もたれ部２ｂ側が回動可能に腰掛部２ｃに枢結
されている。そして、この固定の腰掛部２ｃのフレーム
部の前側左右下部に小径のキャスター型の転動前輪３，
３を設け、その後方側に夫々位置する左右一対の大径転
動後輸４，４を軸支している。そして、腰受部２ｃと背
もたれ部２ｂとに座席及び背もたれシートあるいはマッ
ト等の受体５を張架している。６はハンドルである。７
はレバーで伸縮作動装置８の作動切替弁（図示省略）を
切替て前記脚受部２ａ側と背もたれ部２ｂ側とを第１図
の仮想線状態に切替ができるようにする操作用のレバー
である。９は伸縮作動装置８に連動のリンクで、前後作
動し、これに前記脚受部２ａが枢結され、また、背もた
れ部２ｂがリンク１０を介して連繋されている。１１
ａ，１１ｂは手摺枠で、前記フレーム２にブラケットを
介して固着された筒状メタル１２に手摺枠を取付けた支
持杆１３を挿通して設け、該手摺枠１１を上下動可能に
構成している。１４は支持杆１３を下降しないように受
けるストッパーで、前記筒状メタル１２に回動自由に設
けたアーム１５に固着され、メタル１２の下端に位置す
るストッパー状態と外れた非ストッパー状態とに切替可
能に構成されている。そして、該ストッパー１４をメタ
ル１２の下部から外して非ストッパー状態にすると、手
摺枠１１は下降して当該手摺の上面が腰掛椅子上面と略
々同等あるいはそれ以下になるよう構成している。１６
はブリッジで、第２図〜第５図で示した実施例では、板
状のブリッジの一端側に前記手摺枠１１の外側端部に形
成する前後方向に延びた係止孔が形成された係止枠１７
に係脱可能な係合体１８を取付けて構成されている。こ
の係合体１８は該ブリッジ１６が左右外方へ水平状に拡
張する状態と下側に吊り下げられる状態とに係止片が９
０度折り曲げられた２片になっている。上例の作用につ
いて詳述すると、障害者を車椅子に載せて看護人が運行
する場合には第２図のようにブリッジ１６を手摺枠１１
の係止枠１７に係合体１８の当該ブリッジ裏面に沿う係
止片を引っ掛けて吊り下げ、ブリッジ１６が邪魔になら
ない状態で運行させる。次に、ベットＢに車椅子から移
る場合には、車椅子の左右一側面側をベットＢの側面に
横付けして、そのベットＢ側に位置する手摺枠１１をス
トッパー１４を外して押し下げ該手摺枠１１の上面が椅
子掛けシートの上面と略々同等あるいはやや低い位置に
セットする。この状態でブリッジ１６を第３図の状態に
係止部を掛け変えて横外側に拡張する姿勢に変更し、外
端側がベットＢの上面に受けられて橋渡し状態になるよ
う姿勢変更させる。すると、障害者は難なくこのブリッ
ジ１６を経てベットＢ側に移ることができる。また、逆
に、ベットＢ側からも車椅子に簡単に乗ることもでき
る。尚、このブリッジ１６は、上記実施例では着脱可能
に構成したが、第６図及び第７図で示したように手摺枠
の支持杆１３を挿通させる筒状メタル１２に支杆１９を
取付けてこれに回動自在に取付けてもよく、また、手摺
枠１１の外側面側に支杆を設けて回動自在に取付けても
よい。何れにしても手摺側からベットＢ側にブリッジで
きる状態に姿勢変更可能であればよい。
ａ側と背もたれ部２ｂ側が回動可能に腰掛部２ｃに枢結
されている。そして、この固定の腰掛部２ｃのフレーム
部の前側左右下部に小径のキャスター型の転動前輪３，
３を設け、その後方側に夫々位置する左右一対の大径転
動後輸４，４を軸支している。そして、腰受部２ｃと背
もたれ部２ｂとに座席及び背もたれシートあるいはマッ
ト等の受体５を張架している。６はハンドルである。７
はレバーで伸縮作動装置８の作動切替弁（図示省略）を
切替て前記脚受部２ａ側と背もたれ部２ｂ側とを第１図
の仮想線状態に切替ができるようにする操作用のレバー
である。９は伸縮作動装置８に連動のリンクで、前後作
動し、これに前記脚受部２ａが枢結され、また、背もた
れ部２ｂがリンク１０を介して連繋されている。１１
ａ，１１ｂは手摺枠で、前記フレーム２にブラケットを
介して固着された筒状メタル１２に手摺枠を取付けた支
持杆１３を挿通して設け、該手摺枠１１を上下動可能に
構成している。１４は支持杆１３を下降しないように受
けるストッパーで、前記筒状メタル１２に回動自由に設
けたアーム１５に固着され、メタル１２の下端に位置す
るストッパー状態と外れた非ストッパー状態とに切替可
能に構成されている。そして、該ストッパー１４をメタ
ル１２の下部から外して非ストッパー状態にすると、手
摺枠１１は下降して当該手摺の上面が腰掛椅子上面と略
々同等あるいはそれ以下になるよう構成している。１６
はブリッジで、第２図〜第５図で示した実施例では、板
状のブリッジの一端側に前記手摺枠１１の外側端部に形
成する前後方向に延びた係止孔が形成された係止枠１７
に係脱可能な係合体１８を取付けて構成されている。こ
の係合体１８は該ブリッジ１６が左右外方へ水平状に拡
張する状態と下側に吊り下げられる状態とに係止片が９
０度折り曲げられた２片になっている。上例の作用につ
いて詳述すると、障害者を車椅子に載せて看護人が運行
する場合には第２図のようにブリッジ１６を手摺枠１１
の係止枠１７に係合体１８の当該ブリッジ裏面に沿う係
止片を引っ掛けて吊り下げ、ブリッジ１６が邪魔になら
ない状態で運行させる。次に、ベットＢに車椅子から移
る場合には、車椅子の左右一側面側をベットＢの側面に
横付けして、そのベットＢ側に位置する手摺枠１１をス
トッパー１４を外して押し下げ該手摺枠１１の上面が椅
子掛けシートの上面と略々同等あるいはやや低い位置に
セットする。この状態でブリッジ１６を第３図の状態に
係止部を掛け変えて横外側に拡張する姿勢に変更し、外
端側がベットＢの上面に受けられて橋渡し状態になるよ
う姿勢変更させる。すると、障害者は難なくこのブリッ
ジ１６を経てベットＢ側に移ることができる。また、逆
に、ベットＢ側からも車椅子に簡単に乗ることもでき
る。尚、このブリッジ１６は、上記実施例では着脱可能
に構成したが、第６図及び第７図で示したように手摺枠
の支持杆１３を挿通させる筒状メタル１２に支杆１９を
取付けてこれに回動自在に取付けてもよく、また、手摺
枠１１の外側面側に支杆を設けて回動自在に取付けても
よい。何れにしても手摺側からベットＢ側にブリッジで
きる状態に姿勢変更可能であればよい。
【発明の効果】この発明によると、車椅子の手摺枠を上
下動できて、その手摺枠の外側部分ににベットとの間を
橋渡しできるブリッジを構成したものであるから、この
ブリッジを経て障害者が簡単に車椅子からベット側へ移
ったり、逆に、ベット側から車椅子へ乗り移ることが容
易になる。
下動できて、その手摺枠の外側部分ににベットとの間を
橋渡しできるブリッジを構成したものであるから、この
ブリッジを経て障害者が簡単に車椅子からベット側へ移
ったり、逆に、ベット側から車椅子へ乗り移ることが容
易になる。
【図１】全体の側面図
【図２】簡略の背面図
【図３】作用を説明する簡略の背面図
【図４】要部の作用を説明する簡略の斜面図
【図５】要部の背面図
【図６】作用を説明する要部の背面図
【図７】別例の要部背面図
【図８】別例の作用を説明する要部背面図
１ 走行車体 ２ フレーム ３ 転動前輪 ４ 転動後輪 ６ ハンドル １１ 手摺枠 １６ ブリッジ
Claims (1)
- 【請求項１】 前側左右に位置する小径のキャスター型
の転動前輪３とその後方側に夫々位置する左右一対の大
径転動後輪４とを有する走行車体１を設け、この車体に
腰掛椅子部２ｃと背もたれ部２ｂとを設けると共に、車
体後方部に介護走行可能な手押し用のハンドル６とを備
えた車椅子において、該車体の左右両側に上昇状態でセ
ットするとき手摺になり、下降させると当該手摺の上面
が腰掛椅子上面と略々同等あるいはそれ以下になる手摺
枠１１を構成し、前記車体側あるいは手摺枠側に、一端
側が係止状態で当該手摺枠部側にから外側横方行へ拡張
して適宜ベット上面に懸架可能なブリッジ１６を設けて
なる障害者用車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3343841A JPH05115509A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 障害者用車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3343841A JPH05115509A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 障害者用車椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05115509A true JPH05115509A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=18364653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3343841A Pending JPH05115509A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 障害者用車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05115509A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5333887A (en) * | 1993-11-16 | 1994-08-02 | Joe Sharp | Wheelchair/gurney |
| EP0634158A1 (en) * | 1993-01-27 | 1995-01-18 | IURA, Tadashi | Wheelchair for the handicapped |
| JPH0938142A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-02-10 | Toshiro Matsui | 車椅子 |
| JP2013128793A (ja) * | 2013-03-29 | 2013-07-04 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | いす構造 |
| JP2021142183A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | マツダ株式会社 | 車椅子 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3343841A patent/JPH05115509A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0634158A1 (en) * | 1993-01-27 | 1995-01-18 | IURA, Tadashi | Wheelchair for the handicapped |
| EP0634158A4 (en) * | 1993-01-27 | 1995-08-16 | Tadashi Iura | WHEELCHAIR FOR THE DISABLED. |
| US5333887A (en) * | 1993-11-16 | 1994-08-02 | Joe Sharp | Wheelchair/gurney |
| JPH0938142A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-02-10 | Toshiro Matsui | 車椅子 |
| JP2013128793A (ja) * | 2013-03-29 | 2013-07-04 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | いす構造 |
| JP2021142183A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | マツダ株式会社 | 車椅子 |
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