JPH0511541Y2 - - Google Patents

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JPH0511541Y2
JPH0511541Y2 JP4411786U JP4411786U JPH0511541Y2 JP H0511541 Y2 JPH0511541 Y2 JP H0511541Y2 JP 4411786 U JP4411786 U JP 4411786U JP 4411786 U JP4411786 U JP 4411786U JP H0511541 Y2 JPH0511541 Y2 JP H0511541Y2
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shutter
base plate
charge
blade
shutter base
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、カメラ用フオーカルプレーンシヤツ
タ、特に複数枚に分割されたブレードタイプのフ
オーカルプレーン型のシヤツタユニツトをカメラ
本体等のマウント部に取り付ける構造に関するも
のである。
〔考案の背景〕
近年、カメラの高性能、多機能化に伴うカメラ
内部のレイアウトの多様化に伴なつて、シヤツタ
作動エネルギを外部からシヤツタユニツト内に蓄
えるための構造、特にシヤツタチヤージ部材の入
力端の位置は、例えば、第5図および第6図の例
に示される羽根の駆動及び制御ユニツト(以下羽
根駆動ユニツトと称する)13の近傍において、
第5図のA又は第6図のBで矢示するように設け
られる他、第7図で示されるように、羽根駆動ユ
ニツト13から、連結部材10、チヤージ部材9
を介して、このチヤージ部材9の先端(すなわち
シヤツタ羽根の先端)9aの位置で矢示C方向に
チヤージ入力が与えられるように設けられる場合
も必要となつてきている。なおこれらの第5図〜
第7図において、1はシヤツタユニツトのフレー
ムをなすシヤツタ地板である。3は、前記シヤツ
タ地板1に対し若干の間〓をもつてカバー板2
(第8図で図示)を取付け支持させるカバー板支
柱であり、これらシヤツタ地板1とカバー板2の
間の間〓には、第8図に示す如く、先羽根群4と
後羽根群5とが仕切板6を間にして仕切られた状
態で内装されている。
前記羽根駆動ユニツト13は、シヤツタ地板1
の開口部(露光開口)1aの一側方において、該
シヤツタ地板1のカバー地板2側とは反対の面に
組付けられており(第8図参照)、チヤージレバ
ー12の回動によつて、適宜の羽根アーム(第5
図〜第7図では7,8のみ図示)を介して、前記
先羽根群,後羽根群5を所定のシヤツタタイミン
グに従つて走行させるようになつている。
そして、前記第7図および第8図の例で示され
る構造では、シーソー様に回動するチヤージ部材
9の回動中心軸11を、羽根駆動ユニツト13か
ら離れた位置で、シヤツタ地板1上に植設するこ
とが必要となる。この場合、前記軸11の植設位
置は、前記羽根群の待避収容スペースと重複する
位置でもある。
ところで、前記のような構造のシヤツタユニツ
トは、カメラ本体あるいは前板ダイキヤスト部等
のカメラボデイのマウント部(いずれも図示せ
ず:以下これらを総称してカメラのマウント部と
いう)に、シヤツタ地板1の三角の耳形状部1
b,1c,1dで固定的に取付けされるのが普通
であるが、前記の如くチヤージ部材9の回動中心
軸11の位置が第7図および第8図に示される位
置にあると、この位置はマウント部への取付け位
置から大きく偏位した力学的に撓みを大きく生じ
易い位置であつて、しかもチヤージの際には該軸
11には高負荷が作用するために、現実にシヤツ
タ地板1等の撓み、あるいはねじり変形を招く虞
れがある。
第9図はこのようなシヤツタ地板1等のねじり
変形の状態、第10図はシヤツタ地板1等の撓み
変形の状態を夫々示している。このような変形が
起ると、シヤツタ地板1とカバー板2の間に内装
されている羽根の走行に支障をきたし、シヤツタ
のレリーズタイミングの精度不良の原因となる不
具合がある他、シヤツタ地板の変形に伴なつて、
回転軸11も傾くために、チヤージエネルギの損
失も生じて必要以上にチヤージ負荷が増大した
り、更には、軸周辺部品の耐久性低下という問題
も生ずる虞れがある。
〔考案の目的〕
本考案は以上のような種々の問題点を解消する
ためになされたものであり、その目的は、シヤツ
タユニツトのチヤージ入力機構の構造を改良する
ことによつて、シヤツタ地板等の変形を防止し、
これによつてシヤツタの動作タイミングの精度向
上、羽根走行スピードの向上を可能としたシヤツ
タユニツトを提供するところにある。
また本考案の別の目的は、シヤツタ地板等の変
形防止により、必要チヤージ量の適正化、ひいて
は部品の耐久性向上を達成するところにある。
〔考案の概要〕
而して前記した目的を実現するためになされた
本考案よりなるシヤツタユニツトは、露光開口が
形成されたシヤツタ地板と、前記シヤツタ地板に
取り付けられていて、蓄積された羽根走行チヤー
ジ力により前記露光開口を遮光状態と非遮光状態
とに切り換えるようにシヤツタ羽根を走行させる
羽根駆動機構と、前記シヤツタ地板に支持され、
外力を受けて前記羽根駆動機構に前記羽根走行チ
ヤージ力を蓄積させるべく回動するチヤージ部材
と、を備えたシヤツターユニツトにおいて、前記
チヤージ部材の回動軸位置をカメラボデイへの組
み付け位置にしたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
本実施例を示す第1図はシヤツタ走行完了の状
態を示すシヤツタユニツトの正面(レンズ側から
見た)図、第2図は同底面図、第3図は第1図の
E−E断面図、第4図はシヤツタチヤージ完了の
状態を示す図である。
これらの図において、1はシヤツタ地板であ
り、平面略中央には開口部1aが設けられてい
る。1b,1cはシヤツターを本体或は前板ダイ
キヤストに取付ける為の耳形状部、2はシヤツタ
地板1に対して一定の間〓を保つようにカバー板
支柱3を介して取り付けられたカバー板であり、
開口部1aに対応した位置に開口部(図示せず)
を有している。このシヤツタ地板1とカバー板2
の間には先羽根群4及び後羽根群5が仕切板6を
挟んで内装され、羽根アーム7,8等と公知のリ
ンク機構の作動により開口部の開閉を行なうよう
に構成されている。
9はチヤージ部材であり、回動枢支軸11の周
りに回動自在に枢支され、一端9aで外部から図
の矢示C方向にチヤージ力を受け、他端9bに回
動自在に連結されている連結部材10に力を伝え
る。ここでチヤージ部材9の回動枢支軸11は、
ビス14により本体若しくは前板ダイキヤスト等
のカメラボデイのマウント部15に固定されてい
る。
なお、本例では、シヤツタ地板1に近接して走
行するのが後羽根群5であるようにしてシヤツタ
ユニツトを構成しており、この場合には後羽根群
の運動エリアは、開口部1aの上方待機位置(図
示せず)から、第1図に示す開口部1aの遮蔽位
置までであつて、前記回動枢支軸11がその運動
エリアの外にあることとなるので、第2図に示さ
れる仕切板6に接触するまで、前記ビス14の頭
部を突出させても差支えない構造となつている。
12は、前記チヤージ部材9の他端9bに、連
結部材10を介して連結され、かつ羽根駆動ユニ
ツト13中の回動軸20回りに回動可能に枢支さ
れているチヤージレバーであり、その一部には、
先羽根群チヤージ用カム12a、後羽根群チヤー
ジ用カム12bが形成されていて、不図示の羽根
駆動バネ(羽根走行の為のエネルギーを蓄えるバ
ネ)を各々備えた不図示の先羽根駆動レバー、後
羽根駆動レバー(各々先羽根,後羽根に直結した
レバー)を走行準備位置にセツトするようになつ
ている。なお、12cは連結部材10との連結
腕、21,22は夫々連結部材10両端の連結ピ
ンである。
なお、前記羽根駆動ユニツト13内の構造は、
前述の如く、羽根駆動レバーや羽根駆動レバーを
セツト状態に係止する緊定レバー、秒時制御用電
磁石等を内装した構成をなすものであるが、本考
案と構造上直接の関係がなく、また公知の構造を
そのまま適用できるので、その図示は省略してい
る。
次に、このように構成された実施例の動作を説
明する。第1図のシヤツタ走行完了状態から、チ
ヤージ部材9は、一端9aにカメラの所定のシヤ
ツタチヤージ機構(不図示)からの力を図示C方
向に受けて回動枢支軸11を中心に反時計方向に
回動する。この時軸11周辺を構成している部品
は、第3図に示すように、シヤツタ地板1にカシ
メられたチヤージ部材の回動枢支軸11が、ビス
14によつてマウント部15にシヤツタ地板1と
共に確実に固定されるので、チヤージの際にチヤ
ージ部材9から該回動枢支軸11に伝わる強きな
力はマウント部15にアースされ、シヤツタ地板
1の変形は生じない。
次に、チヤージ部材9の回動は他端9b側に連
結した連結部材10からチヤージレバー12の腕
部12cに伝えられ、既知のものと同様の動作に
従つて先羽根群4、後羽根群5を第4図のように
チヤージ完了状態にセツトする。
本実施例によれば、シヤツタユニツトのカメラ
ボデイのマウント部への取付け構造が、第7図に
示される従来形式のものと同じ3ケ所の取付部に
よつて、シヤツタ地板等の変形を生ずることのな
いように都合よく与えられ、各羽根群の走行精度
を向上できる他、チヤージ負荷の適正化、部品の
耐久性向上等の点で有利なものとなる。
〔考案の効果〕
以上の実施例により具体的に説明されるよう
に、本考案よりなるシヤツタユニツトはシヤツタ
を本体或は前板等のカメラボデイに取り付ける際
に、シヤツタチヤージ部材の回転軸を直接ビス止
め等により確実に固定でき、チヤージ時の回転軸
に加わる負荷によるシヤツタ地板等の撓みを抑制
することができるという利点があり、それ故、シ
ヤツタ全体の傾きや、シヤツタ地板の変形による
羽根走行スペースの変化、それに伴う羽根の動き
の阻害から生じるシヤツタ精度不良を防ぐ効果が
ある。
またシヤツタ地板の変形に伴うチヤージ部材の
回転軸の倒れや、チヤージ部材自体のシヤツタ地
板とのこすれによるチヤージエネルギの損失、負
荷上昇或はチヤージ部材の回動枢支軸周辺部品の
耐久性の低下といつた欠点も除去でき、従つて、
シヤツタ幕速アツプによるチヤージ負荷上昇とい
う設計仕様にも十分対応でき、シヤツタ秒時及び
ストロボ同調秒時の高速化にも有利となるという
実用上優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第4図は本考案よりなるシヤツタ
ユニツトの一実施例を説明するためのものであ
り、第1図はシヤツタユニツトの正面図、第2図
は同底面図、第3図は第1図E−E線の断面図、
第4図は第1図のチヤージ完了状態を示す図であ
る。第5図〜第10図は従来例を示す図であり、
第5図,第6図および第7図は夫々異なる従来例
のシヤツタユニツトの正面図、第8図は第7図の
底面図、第9図および第10図は第7図の例にお
けるシヤツタ地板の変形を説明する図である。 1……シヤツタ地板、2……カバー板、3……
カバー板支柱、4……先羽根群、5……後羽根
群、6……仕切板、7,8……羽根アーム、9…
…チヤージ部材、10……連結部材、11……回
動支軸、12……チヤージレバー、13……羽根
駆動ユニツト、14……固定用ビス、15……マ
ウント部、20……回動軸、21,22……ピ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 露光開口が形成されたシヤツタ地板と、前記シ
    ヤツタ地板に取り付けられていて、蓄積された羽
    根走行チヤージ力により前記露光開口を遮光状態
    と非遮光状態とに切り換えるようにシヤツタ羽根
    を走行させる羽根駆動機構と、前記シヤツタ地板
    に支持され、外力を受けて前記羽根駆動機構に前
    記羽根走行チヤージ力を蓄積させるべく回動する
    チヤージ部材と、を備えたシヤツターユニツトに
    おいて、 前記チヤージ部材の回動軸位置をカメラボデイ
    への組み付け位置にしたことを特徴とするシヤツ
    ターユニツト。
JP4411786U 1986-03-26 1986-03-26 Expired - Lifetime JPH0511541Y2 (ja)

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JP4411786U JPH0511541Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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JPS62156918U JPS62156918U (ja) 1987-10-05
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