JPH0510987Y2 - - Google Patents

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JPH0510987Y2
JPH0510987Y2 JP1987057236U JP5723687U JPH0510987Y2 JP H0510987 Y2 JPH0510987 Y2 JP H0510987Y2 JP 1987057236 U JP1987057236 U JP 1987057236U JP 5723687 U JP5723687 U JP 5723687U JP H0510987 Y2 JPH0510987 Y2 JP H0510987Y2
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mold
plate
molds
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floating
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種成形用型における型替え装置に
関する。
この型の浮動機構を備えた型替え装置は、鋳造
用型、鍛造用型、プレス用型、樹脂成形用型等の
各種成形用型において、上下プレートと上下型と
を正確に位置決め可能な型替え装置として利用さ
れる。
〔従来の技術〕
従来において、例えば鋳造用型の型替えは、次
のように行われていた。第2図に、従来における
型替え装置100の正面図を示す。
この型替え装置100においては、固定側の下
部プレート102に対して上部には、可動側の上
部プレート104が配設される。下部プレート1
02には、キー106a,b,cが設けられてい
る。上部プレート104には、T溝108が設け
られている。下型110と上型112は、型合わ
せがされた状態で台車114上に載置されてい
る。下型110には、キー溝116a,b,cが
形成されている。台車114には車輪118が設
けられ、下部プレート102上のレール120と
係合して、鋳造装置外のレールとの間を移動可能
にされている。下型110には、吊りボルト12
2が取り付けられており、ワイヤー吊具124を
介して上部プレート104のT溝108に連結さ
れている。
この従来の型替え装置100を用いての型替え
は、次のように行われる。
まず、型合わせされた上下型112,110を
台車114に載置して、車輪118をレール12
0上で移動させて鋳造装置外より下部プレート1
02上に搬入する。次に、上部プレート104の
T溝108に取り付けられたワイヤー吊具124
を下型110の吊りボルト122に連結し、上部
プレート104を上昇させる。その状態で台車1
14を鋳造装置外へ移動させる。そして、ワイヤ
ー吊具124に吊持された上下型112,110
を手作業により移動させて下部プレート102の
キー106a,b,cと下型110のキー溝11
6a,b,cとを徐々に位置を合わせつつ係合さ
せて位置決めし固定する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような方法においては、ワイヤー吊り具
の着脱、型の位置修正に多くの人手が必要であつ
た。特に多種類の型を使用する場合には、効率が
低かつた。また、型と台車の位置決めをしても上
下型がワイヤー吊り具で吊持されるため、金型と
設備間の正確な位置決めに時間がかかつた。
そこで、本考案は、型替え時に、上下型を所定
範囲で平面方向に移動可能として、上下型の位置
調整を容易にし、それ程多くの人手を要さずして
迅速な型替えを可能にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのため本考案は、位置決め手段を備えた各種
成形用の上下型を同じく位置決め手段を備えた上
下部のプレートに位置決めして型替えを行う装置
であつて、 前記下部プレート上に搬入出される台車と、こ
の台車上に配設される複数個の自在球装置と、こ
の自在球装置上に載置され、平面方向に移動可能
となるとともに、型合わせされ位置固定された上
下型を載置する浮動板と、この浮動板の側端部と
前記台車の側壁部との間に設けられ、両者を連結
する付勢手段とを備えるものである。
〔作用〕
上述の手段により、型替えを行う場合は、ま
ず、浮動板上に、型合わせされ位置固定された上
下型を載置した状態で、台車を下部プレート上に
搬入し、型替え位置で停止させる。そして、上部
プレートを下降させて、上部プレートと上型の位
置決め固定を行う。この場合、上下型を載置した
浮動板は自在球装置上に載置され、さらに、浮動
板が付勢手段を介して台車の側壁に連結支持され
ているため、浮動板は僅かな力で平面方向に移動
可能となるとともに、その移動範囲が所定範囲内
に規制されるので、上部プレートと上型の位置調
整が容易かつ速やかになる。
その後、上部プレートを上昇させて上下型を浮
動板から離間させた後、台車を下部プレート上か
ら搬出し、次いで、上部プレート下降させ、下部
プレートと下型の位置決め固定を行い、その後、
上下型の固定を解除する。
〔実施例〕
次に、第1図に基づき、本考案にかかる型替え
装置の実施例を説明する。
第1図は型替え装置の正面図である。
第1図に示す型替え装置10において、固定側
の下部プレート12に対して上方には、可動側の
上部プレート14が配設される。下部プレート1
2には、キー16a,b,cが設けられている。
上部プレート14には、キー18a,b,cが設
けられている。上下プレート14,12の間に
は、台車20に型合わせされ固定された上下型2
4,22が載置されている。台車20には、車輪
26が設けられ、下部プレート12上のレール2
8と係合して、鋳造装置外のレールとの間を移動
可能にされている。車輪26,26の間は、車軸
30を介して駆動モータ32が接続されおり、駆
動モータ32の回転により台車20がレール28
上を移動するようにされている。
台車20の台部34には、上部に自在球36a
を有する自在球装置36が所定間隔をもつて複数
個配設されており、この自在球装置36上に浮動
板38が載置され、平面方向に移動可能となつて
いる。また、浮動板38上には、上下型24,2
2が載置されている。
下型22には、キー溝22a,b,cが形成さ
れており、浮動板38に突設された突部46と嵌
合している。なお、上型には、上部プレート14
のキー18a,b,cと嵌合するキー溝22a,
b,cが形成されている。そして、上下型24,
22を載置した浮動板38は、自在球装置36上
を自在球36aを回転させながら僅かな力で平面
方向へ移動可能となつており、浮動手段を構成し
ている。
台車20の両側部に垂設された部材40a,b
と浮動板38の両側部38a,bとの間には、付
勢手段であるコイルスプリング42a,bが水平
方向へ向けて設けられ、部材40a,b、と両側
部38a,bを連結している。そして、これらの
コイルスプリング42a,bの付勢により上下型
24,22を載置した浮動板38は、自在球装置
36上での移動範囲が所定範囲内に規制されるよ
うになつている。
また、浮動板38には、金型ガイド44a,b
が取り付けられており、浮動板38の所定位置へ
の上下型24,22の積載の際に正確な位置へ案
内する役目を果している。
次に、上述の型替え装置の作動について説明す
る。
型替えに当たつては、まず、鋳造装置の外のレ
ール上で待機中の台車20の浮動板38上に、ク
レーン(図示しない)により型合わせされ固定さ
れた上下型24,22を積載する。このとき、金
型ガイド44a,bの案内により上下型24,2
2は、所定位置、すなわち、下型22のキー溝2
2bと浮動板38の突部46とが嵌合する位置に
載置される。この積載に当たつては、浮動板38
が自在球装置36上に載置され、コイルスプリン
グ42a,bにより付勢されて、自在球装置36
の上を僅かな力で移動可能となつていることか
ら、クレーンで上下型22,24を浮動板38上
へ下降させると、金型ガイド44a,bと下型2
2との接触により浮動板38が移動して下型22
が浮動板38の所定位置に収まるのである。
次に、台車20のモータ32へ駆動電流を通電
して、台車20をレール28上に走行させ、鋳造
装置の上下部プレート14,12の間の型替え位
置で停止させる。
そして、上部プレート14を、ゆつくりと下降
させる。上部プレート14が下降すると、上部プ
レート14下面に取り付けられたキー18a,
b,cの先端が先細りのテーパ状をしていること
から、キー18a,b,cと上型24の上面のキ
ー溝24a,b,cとが一部当接すると、テーパ
に沿つてキー18a,b,cはキー溝24a,
b,cに嵌合する。この場合、上下型24,22
を載置した浮動板38は自在球装置36上に載置
され、さらに、浮動板38がコイルスプリング4
2a,bを介して台車20の部材40a,bに連
結支持されているため、浮動板38は僅かな力で
平面方向に移動するとともに、僅かな力で移動す
ることによる浮動板38の移動のしすぎが阻止さ
れる(移動範囲が所定範囲内に規制される)て、
キー18a,b,cはキー溝24a,b,cに容
易に嵌合するので、上部プレート14と上型24
の位置調整を容易に、かつ速やかにすることがで
きる。
そして、嵌合後は、上型24を上部プレート1
4に取り付けボルトで固締し、上部プレート14
を上昇させ、上下型24,22を浮動板38から
離間させた後、モータ32を駆動して台車20を
鋳造装置の外へ移動させ、次いで、上部プレート
14を上型24とともに下降させ、下型22のキ
ー溝22a,b,cと下部プレート12のキー1
6a,b,cとを嵌合させる。これらのキー16
a,b,cとキー溝22a,b,cは上部プレー
ト14と上型24が位置決め、固定された状態で
位置が合うようにされているので、位置調整をす
ることなく嵌合されるものである。嵌合後は、下
部プレート14と下型22は、取り付けボルトで
固締される。
そして、上下型24,22間の固定を解除し
て、上部プレート14を上型24とともに上昇さ
せて、鋳造開始に備えて、型替えを終了する。
なお、上下型24,22の取り外しは、上述の
工程の逆の手順で行えばよい。
上述の型替えの操作は、作業者が行つたが、台
車20の停止位置の制御および上下型、上下プレ
ートの固定および解除制御を、例えばシーケンス
制御等により自動化すれば、すべての工程を自動
化して迅速な型替えを行うことが可能である。
また、型替えの自動化により、位置決め等の精
度管理をその都度する必要がなくなり、大幅な段
取り時間の短縮、人手の削減が可能になる。
以上、個の特定の実施例について説明したが、
本考案は、この実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲内で
種々の実施態様が包含されるものである。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案は、上下型を載置した浮
動板を自在球装置上に載置し、さらに、浮動板を
付勢手段を介して台車の側壁に連結したので、浮
動板の平面方向の移動を僅かな力で行うことがで
き、さらに、僅かな力で移動することによる浮動
板の移動のしすぎを阻止する、即ち、移動範囲を
所定範囲内に規制することができるため、上部プ
レートと上型の位置調整を容易にかつ速やかに行
うことができる。このため、多くの人手をそれ程
要することなく、迅速な型替えを可能にすること
ができる。
また、従来のワイヤー吊持式の型替え装置にお
いては上下型の位置決めが3次元方向で行われる
のに対して、本考案の浮動手段は平面方向のみで
あるため、予め位置決め座標を設定しておくこと
により、型替えの自動化が可能になるという利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる型替え装置の実施例
を説明するための図面であり、型替え装置の正面
図である。第2図は、型替え装置の従来例を説明
するための図面であり、型替え装置の正面図であ
る。 10……型替え装置、12……下部プレート、
14……上部プレート、20……台車、22……
下型、24……上型、36……自在球装置(浮動
手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 位置決め手段を備えた各種成形用の上下型を同
    じく位置決め手段を備えた上下部のプレートに位
    置決めして型替えを行う装置であつて、 前記下部プレート上に搬入出される台車と、こ
    の台車上に配設される複数個の自在球装置と、こ
    の自在球装置上に載置され、平面方向に移動可能
    となるとともに、型合わせされ位置固定された上
    下型を載置する浮動板と、この浮動板の側端部と
    前記台車の側壁部との間に設けられ、両者を連結
    する付勢手段とを備えることを特徴とする型替え
    装置。
JP1987057236U 1987-04-15 1987-04-15 Expired - Lifetime JPH0510987Y2 (ja)

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JPS63163238U JPS63163238U (ja) 1988-10-25
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