JPH0646605Y2 - 低圧鋳造設備における上金型移動台車装置 - Google Patents

低圧鋳造設備における上金型移動台車装置

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JPH0646605Y2
JPH0646605Y2 JP11186388U JP11186388U JPH0646605Y2 JP H0646605 Y2 JPH0646605 Y2 JP H0646605Y2 JP 11186388 U JP11186388 U JP 11186388U JP 11186388 U JP11186388 U JP 11186388U JP H0646605 Y2 JPH0646605 Y2 JP H0646605Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は低圧鋳造設備において、上金型を中子セット位
置、鋳造位置、及び金型交換位置等3箇所以上の位置へ
移動させる台車装置に関する。
(従来の技術) 低圧鋳造設備における上金型は、台車に吊設されて鋳造
位置と、製品取出し位置との2箇所間を往復移動されて
それぞれの位置でそれぞれの作業を行うが一般的であ
る。
最近は製品取出し位置の他に金型交換位置等を設けて3
箇所以上の位置に上金型を移動させ、種々の作業をさせ
るようにしたいという要望が高まっている。
一方、低圧鋳造設備における上金型はそれぞれの位置で
正確に位置決めされて停止されないと、中子セット,型
合せ,製品取出し,型交換等所定の作業ができないもの
であるが2箇所の間を移動するだけの上金型の場合は、
台車の移動両端に位置決め用のストッパを設けておくこ
とにより位置決めを確実にできる。しかし、3箇所以上
の位置にわたって上金型移動台車を移動させる場合は大
掛かりな位置決め装置をそれぞれの位置に設けなければ
ならないという問題があった。
(目的) 本考案は、上記の問題を解決する目的のもとに成された
ものであり、簡単な機器の追加により3箇所以上の位置
において、台車を正確に位置決めし得るようにした低圧
鋳造設備における上金型移動台車装置を提供することで
ある。
(構成) 以下本考案の構成について、図示例により詳しく説明す
ると、基礎上には、左右,前後に適当な間隔をおいて、
支柱(1)(2),(1)(2)が立設され、該支柱
(1)(2),(1)(2)の上端には平面枠状の天井
フレーム(3)が固着されている。
前記左右の支柱(1)(2)の中間位置前後には左右に
適当な間隔をおいてフレーム(4)(5)がその上端を
前記天井フレーム(3)の前後位置から上方に突出させ
て立設されており、その上端には天井フレーム(6)が
架設されている。
基礎上における前記フレーム(4)(5)間位置には、
前後方向に延びるレール(7)(7)が基礎フレーム
(8)(8)を介して敷設されていて、該レール(7)
(7)上には保持炉(9)を取付けた保持炉台車(10)
が移動自在に載置されている。
該保持炉(9)上には、炉蓋(11)がダイベース(12)
と共にシリンダ(13)(13)を介して圧着されており、
ダイベース(12)上には下金型(A)が取付けられてい
る。尚(14)はストーク管である。
さらに前記支柱(2)(2)とフレーム(5)(5)間
における下部位置には、中間フレーム(15)が架設され
ていて、中間フレーム(15)上には前後方向に延びるレ
ール(16)(16)を介して金型交換台車(17)が載置さ
れている。
また前記支柱(1)(1)とフレーム(4)(4)との
間における下部位置にも中間フレーム(18)が架設さ
れ、該中間フレーム(18)上部には、支持フレーム(1
9)(19)を介して前後に延びるレール(20)(20)が
設けられていて、該レール(20)(20)上には枠状の中
子台車(21)が載置されている。
該中子台車(21)上には、中子支持具(22)を取付けた
定盤(23)が昇降可能に載置されていて、前記中間フレ
ーム(18)に上向きに取付けられたシリンダ(24)のピ
ストンロッドに取付けられた押上板(25)により、中子
台車(21)から押し上げられるようになっている。
尚レール(20)(20)上には前記中子台車(21)と同様
の構造及び製品支持具を載置した製品受取台車(図示せ
ず)が載置されていて、押上板(25)の上方に中子台車
(21)と交互に出入りできるようになっている。
さらに前記枠状の天井フレーム(3)の前後フレーム内
側面には左右方向に延びるガイドレール(26)(26)が
水平に設けられており、該ガイドレール(26)(26)に
は台車フレーム(27)の四隅位置に配設された上下把持
ローラ(28)(28)が係合されている。該台車フレーム
(27)の中央部には下向きのシリンダ(29)が設けられ
ており、該シリンダ(29)のピストンロッド先端には、
取付ブラケット(30)を介してダイベース(31)が固着
されている。
該ダイベース(31)の下面中央部には上金型(B)が設
けられており、該ダイベース(31)の両端部下面には、
内向きにしてシリンダ(32)(32)が設けられている。
各シリンダ(32)のピストンロッド先端には内側に中子
(N)の巾木部分に嵌合可能な凹部(33)を形成した横
金型(C)が固着されている。
さらに前記台車フレーム(27)の上面四隅位置には図示
されない取付ブラケットを介して前記天井フレーム
(3)の前後フレーム上方に位置されて、シリンダ(3
4)(34)が下向きに設けられており、該シリンダ(3
4)(34)のピストンロッド(35)(35)の先端は後述
するガイド穴(36)に嵌入出しやすいように先細り状に
形成されている。
また前記天井フレーム(3)の前後フレームにおける前
記押上板(25)の上方位置,下金型(A)の上方位置,
及び金型交換台車(17)の上方位置には、前記シリンダ
(34)(34)のピストンロッド(35)(35)の横間隔と
同一間隔をおいて前記ピストンロッド(35)を嵌入可能
にしたガイド穴(36)を有するガイド部材(37)(3
7),(38)(38),(39)(39),が固着されてい
る。尚、該ガイド部材(37)(37),(38)(38),
(39)(39)は、シリンダ(34)(34)のピストンロッ
ド(35)(35)がガイド穴(36)に嵌入した状態で上金
型(B)の中子支持具(22),下金型(A),さらには
金型交換台車(17)との関係でそれぞれ所定の位置に位
置決めされるようにして配設されている。
また図中(40)は減速機付の油圧モータであって前記把
持ローラ(28)(28)を回転させて台車フレーム(27)
を移動させるようになっている。
さらに図中(41)はシリンダ(42)により作動される製
品押出し機構である。
(作用) このように構成されたものは、第1図の状態でシリンダ
(24)が伸長作動して押上板(25)を上昇させ、中子台
車(21)上から定盤(23)及び中子支持具(22)と共に
中子(N)を横金型(C)(C)に対応する位置まで上
昇させて停止する。
次にシリンダ(32)(32)が伸長作動して中子(N)の
巾木部に横金型(C)(C)の凹部(33)(33)が嵌合
されシリンダ(24)が逆作動して定盤(23)及び中子支
持具(22)が中子台車(21)上に復帰される。
尚上記中子(N)のセット作動の際には台車フレーム
(27)はシリンダ(34)(34)のピストンロッド(35)
(35)とガイド部材(37)(37)のガイド穴(36)との
嵌合により正確に位置決めされかつ横動しないようにさ
れているため、横金型(C)(C)と中子(N)との位
置が正確に対応され、横金型(C)(C)の型閉じによ
って中子(N)が破損するようなことはない。続いてシ
リンダ(34)(34)が縮引作動してピストンロッド(3
5)(35)をガイド穴(36)から引き上げると共に油圧
モータ(40)を作動させて把持ローラ(28)(28)を駆
動させ、台車フレーム(27),上金型(B)等を下金型
(A)の上方に移動し停止する。
次にシリンダ(34)(34)が作動してピストンロッド
(35)(35)を下降させガイド部材(38)(38)のガイ
ド穴(36)に嵌入させて台車フレーム(27)を所定位置
に正確に位置決めし、かつ横方向へ移動できないように
する。
続いてシリンダ(29)が伸長作動して下金型(A)に上
金型(B)及び横金型(C)(C)を中子(N)を嵌合
させた状態で型合せし、通常の低圧鋳造作業を行なう。
尚上記型合せ作動の際には台車フレーム(27)がシリン
ダ(34)(34)のピストンロッド(35)(35)とガイド
部材(38)(38)のガイド穴(36)との嵌合により正確
に位置決めされ、かつ横方向への移動を阻止されている
ことから各金型(A)(B)(C)(C)の型合せは確
実に行なわれる。
以上のようにして低圧鋳造が行なわれ溶湯が凝固すると
シリンダ(29)が逆作動して鋳造品を付着させた上金型
(B),横金型(C)(C)等を下金型(A)から分離
し、上昇させる。
次にシリンダ(34)(34)を逆作動すると共に油圧モー
タ(40)を逆作動させて台車フレーム(27)等を元の位
置へ復帰させる。
尚この際押上板(28)の上方には、中子台車(21)に代
って図示されない製品受取台車が搬入されている。以下
シリンダ(34)(34)(24)(32)(32)(42)等を作
動させて鋳造品を製品受取台車に移し替え搬出すると共
に中子台車(21)を再び押上板(25)上方に搬入させて
図の状態となり上記の作動をくりかえし行なう。
また、金型交換について説明すると、前記鋳造作動にお
いて下金型(A)に上金型(B)及び横金型(C)
(C)を型合せした状態(但し中子(N)はない状態)
にし、この状態で下金型(A)と上金型(B)とをボル
ト、ナット等により固定すると共に下金型(A)とダイ
ベース(12)との固定を解除する。
この場合、台車フレーム(27)の位置決めがなされてい
るため、上金型(B)は下金型(A)に対し正確に対応
しており、両者の締結は容易に行なわれる。次にシリン
ダ(29)が逆作動して上下金型(B)(A)等を上昇さ
せると共に油圧モータ(40)をさらに作動させて、上下
金型(B)(A)等を台車フレーム(27)と共に金型交
換台車(17)の上方に移動させて停止する。
続いて、シリンダ(34)(34)が作動してピストンロッ
ド(35)(35)をガイド部材(39)(39)のガイド穴
(36)に嵌入して位置決めした後シリンダ(29)が作動
して上下型合せされた金型(B)(A)を金型交換台車
(17)上に載せ、上金型(B)及び横金型(C)(C)
とダイベース(31)との締結を解除し、金型交換台車
(17)を搬出し、別の金型を載置した金型交換台車(1
7)をダイベース(31)の下方に搬入して上記操作と逆
の操作を行なうことにより金型交換を行なう。
尚この金型交換の際にも台車フレーム(17)は所定位置
に正確に位置決めされるため、新しい上金型をダイベー
ス(31)に取付けたり、新しい下金型をダイベース(1
2)に取付ける場合にも芯ずれがなく簡単に作業ができ
る。
(効果) 本考案は、上記の説明から明らかなように、天井フレー
ムに沿って、鋳造位置,製品取出位置,及び金型交換位
置等の3箇所以上の位置にわたって移動可能に配設され
た台車フレームの四隅位置に、シリンダを取付けブラケ
ットを介して前記天井フレームの上方に位置させて配設
し、該シリンダのピストンロッドを前記天井フレーム上
に設けられるガイド部材のガイド穴に嵌入出可能に形成
したから各作業位置において大掛りな位置決め装置を設
けることなく台車フレームの位置決めを正確に行なうこ
とができるようになり、台車フレームに吊設される上金
型、及びこの上金型に締結される下金型等による中子入
作業,製品取り出し作業,型合せ作業,金型交換作業等
種々の作業が確実に行なわれるようになり利とするとこ
ろは著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の上型移動台車装置を採用した低圧鋳
造設備の縦断正面図である。 (3):天井フレーム、(27):台車フレーム (34):シリンダ、(35):ピストンロッド (36):ガイド穴、(37)(38)(39):ガイド部材 (A):下金型、(B):上金型

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井フレーム(3)に沿って3箇所以上の
    位置にわたって移動可能に配設された上金型(B)吊設
    の台車フレーム(27)の四隅位置に、シリンダ(34)を
    取付ブラケットを介して前記天井フレーム(3)の上方
    に位置させて配設し、該シリンダ(34)のピストンロッ
    ド(35)を、前記天井フレーム(3)上部の各位置に設
    けられるガイド部材(37)(37),(38)(38),(3
    9)(39),のガイド穴(36)に嵌入出可能に形成した
    ことを特徴とする低圧鋳造設備における上金型移動台車
    装置。
JP11186388U 1988-08-26 1988-08-26 低圧鋳造設備における上金型移動台車装置 Expired - Lifetime JPH0646605Y2 (ja)

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