JPH0510783Y2 - - Google Patents

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JPH0510783Y2
JPH0510783Y2 JP1987183282U JP18328287U JPH0510783Y2 JP H0510783 Y2 JPH0510783 Y2 JP H0510783Y2 JP 1987183282 U JP1987183282 U JP 1987183282U JP 18328287 U JP18328287 U JP 18328287U JP H0510783 Y2 JPH0510783 Y2 JP H0510783Y2
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JP
Japan
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finger
blade
scissors
center
hole
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JP1987183282U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、眉毛カツト用化粧はさみに関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
眉毛をカツトして形状を整える眉毛用はさみ
は、片手で顔面のポイントとなる眉毛の細部をカ
ツトして整えるものであるため、使用時の安定
感、良好な操作性が極めて重要である。
従来、例えば実公昭59−34446号公報に開示さ
れている毛髪カツト用のはさみの如く、指を挿入
する指掛部を湾曲させることにより、また、実公
昭58−23327号公報に開示されている理容・美容
用はさみの如く、柄部を変形して薬指柄を刃先か
ら一直線上に配することにより、何れも使用時に
おける安定性及び操作性等を改善したものが知ら
れている。
しかしながら、上述の如く特に安定性及び操作
性等が要求される眉毛用はさみでは、使用時にお
ける安定性及び操作性等に優れたものが未だ提供
されていないのが現状である。
従つて、本考案の目的は、使用時における安定
性及び操作性等に優れた眉毛カツト用のはさみを
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案者等は、種々検討の結果、刃部を湾曲さ
せ、柄部から指掛部にかけて特定の形状とし、し
かも指掛部に形成する親指用の指孔と他方の指孔
とを特定の位置関係で配置することにより、上記
目的が達成されることを知見した。
本考案は、上記知見によりなされたもので、第
一刃片及び第二刃片を支点で交差し、その前方が
刃部で、その後方が柄部及び略楕円形状の指孔が
形成された指掛部からなり、且つ上記支点の前方
の長さが上記支点の後方の長さより短い眉毛カツ
ト用はさみにおいて、上記刃部が上記指孔への指
の挿入方向と反対側に湾曲し、上記柄部から上記
指掛部にかけてのそれぞれの内側縁端面が何れも
平面で刃部の閉時に互いに当接するようになして
あり、且つ上記第一刃片の指掛部に形成されてい
る親指用の指孔の中心が、上記第二刃片の指掛部
に形成されている他方の指孔の中心より上記刃部
の側に位置しており、また、上記柄部と上記指掛
部との境界近傍の外縁部が外側に凹の円弧形状か
らなり、該指掛部の外縁部が外側に凸の円弧形状
からなり、且つ上記凹の円弧形状の曲率半径が上
記凸の円弧形状のそれより大きく、更に、上記親
指用の指孔の中心は、上記他方の指孔の中心よ
り、前後方向の平行間隔で3〜12mm上記刃部の側
に位置し、且つ左右方向における上記両指孔の中
心間の平行間隔は10〜40mmであることを特徴とす
る眉毛カツト用はさみを提供するものである。
〔実施例〕
以下、本考案のはさみを実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本考案による好ましい一実施例のは
さみの開いた状態を示す斜視図、第2図は上記は
さみの閉じた状態を示す上部平面図、第3図は上
記はさみの第2図における左側面図である。
本実施例のはさみは、第一刃片1及び第二刃片
2を支点Aで交差してなる右手用のものである。
上記支点Aより前方(第2図では左方)が刃部で
あり、逆に該支点より後方(第2図では右方)が
柄部及びそれに連続する指掛部からなる。そし
て、上記第一刃片1の指掛部には親指用の指孔3
が、また、上記第二刃片2の指掛部には他方の指
孔4がそれぞれ形成されており、この両指孔3及
び4は何れも前後方向に長い略楕円形状からなる
ものである。
本実施例のはさみでは、上記刃部が、第3図に
示すように上方に湾曲している。この湾曲方向
は、上記指孔3,4に指を挿入する方向とは反対
の関係にある。上記刃部の湾曲の程度としては、
特に限定するものではないが、第2図に示す角度
θで表すとした場合、θが10〜50°であることが
好ましく、15〜30°であることが更に好ましい。
尚、ここでθは、各刃片における湾曲開始点及び
刃部先端を結ぶ線と該各刃片の裏面からの延長線
との成す角度である。
また、上記はさみでは、第2図に示すような閉
じた状態の時に、第一刃片1の柄部から指掛部に
かけての内側縁端面11と第二刃片2の同位置に
おける内側縁端面21とは、互いに略当接するよ
うに構成されており、しかも上記両内側縁端面1
1及び21は何れも平面に形成されている。
更に、上記はさみでは、親指用の上記指孔3の
中心31が、他方の上記指孔4の中心41よりも
上記刃部の側に片寄つて位置している。この片寄
りの程度は、使用時における安定性及び操作性を
一層優れたものにするために、上記中心31と上
記中心41との前後方向における平行間隔である
中心間距離aが3〜12mmであり、4〜7mmである
ことが好ましい。また、上記中心31と上記中心
41との左右方向における平行間隔である中心間
距離bは、10〜40mmであり、15〜25mmであること
が好ましい。
また、上記はさみでは、第二刃片2における柄
部と指掛部との境界近傍の外縁部は、外側に凹の
円弧形状R1で構成されており、また、上記指掛
部の外縁部は逆に外側に凸の円弧形状R2で構成
されている。そして、上記円弧形状R1の曲率半
径は、後者の円弧形状R2のそれより大きい関係
にある。
以上、具体的に説明してきた上記実施例のはさ
みは、特に指孔3に親指を、指孔4に中指をそれ
ぞれ挿入して使用する場合、上記両指孔3及び4
の位置を適度にずらしてあるため上記親指と中指
とを適切な位置関係に配することが可能となり、
その上、人差し指は第1図のBの位置にくるため
上記円弧形状R1に当たり、薬指は同図のCの位
置にくる。その結果、人差し指、中指及び薬指の
3本の指が手になじむため、はさみをしつかりと
保持でき、安定した使用感が得られる。それ故
に、刃先が安定し、細かな作業が容易となり、眉
毛を目的の形に切りそろえることが極めてスムー
スに且つ正確に行うことが可能となる。また、上
記はさみは眉の毛流に逆らつて左右の何れの眉に
ついても眉尻側からはさみ入れができ、その結果
切つたあとが切株のようにならずに目立たないた
め、きれいな仕上がりが得られる。その際、単に
手の向きを変えるだけで左右の眉毛を容易にカツ
トできる利点もある。
以上、本考案を実施例に基づいて具体的に説明
してきたが、本考案のはさみは前記実施例に示し
たものに限られるものでなく、本考案の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうま
でもない。
〔考案の効果〕
本考案の眉毛カツト用はさみは、指孔に親指と
中指とを挿入して使用する場合、人差し指、中指
及び薬指が手になじむために使用時における安定
性に優れ、しかも刃先が安定し、細かな作業が容
易にできるため操作性にも優れている。従つて、
スムースに且つ正確に眉毛を目的の形に切りそろ
えることができる。また、眉の毛流に逆らつて左
右の何れの眉についても眉尻側からはさみ入れが
でき、その結果切つたあとが切株のようにならず
に目立たないため、きれいな仕上がりが得られ、
その際に、単に手の向きを変えるだけで左右の眉
毛を容易にカツトできる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による好ましい一実施例のは
さみの開いた状態を示す斜視図、第2図は上記は
さみの閉じた状態を示す上部平面図、第3図は上
記はさみの第2図における左側面図である。 A……支点、1……第一刃片、2……第二刃
片、3,4……指孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一刃片及び第二刃片を支点で交差し、その前
    方が刃部で、その後方が柄部及び略楕円形状の指
    孔が形成された指掛部からなり、且つ上記支点の
    前方の長さが上記支点の後方の長さより短い眉毛
    カツト用はさみにおいて、上記刃部が上記指孔へ
    の指の挿入方向と反対側に湾曲し、上記柄部から
    上記指掛部にかけてのそれぞれの内側縁が何れも
    直線状で刃部の閉時に互いに当接するようになし
    てあり、且つ上記第一刃片の指掛部に形成されて
    いる親指用の指孔の中心が、上記第二刃片の指掛
    部に形成されている他方の指孔の中心より上記刃
    部の側に位置しており、また、上記柄部と上記指
    掛部との境界近傍の外縁部が外側に凹の円弧形状
    からなり、該指掛部の外縁部が外側に凸の円弧形
    状からなり、且つ上記凹の円弧形状の曲率半径が
    上記凸の円弧形状のそれより大きく、更に、上記
    親指用の指孔の中心は、上記他方の指孔の中心よ
    り、前後方向の平行間隔で3〜12mm上記刃部の側
    に位置し、且つ左右方向における上記両指孔の中
    心間の平行間隔は10〜40mmであることを特徴とす
    る眉毛カツト用はさみ。
JP1987183282U 1987-12-01 1987-12-01 Expired - Lifetime JPH0510783Y2 (ja)

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JPH0186970U JPH0186970U (ja) 1989-06-08
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ID=31474711

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