JPH05107801A - 電子写真用トナー - Google Patents

電子写真用トナー

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JPH05107801A
JPH05107801A JP3296689A JP29668991A JPH05107801A JP H05107801 A JPH05107801 A JP H05107801A JP 3296689 A JP3296689 A JP 3296689A JP 29668991 A JP29668991 A JP 29668991A JP H05107801 A JPH05107801 A JP H05107801A
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JP
Japan
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toner
particle size
silicone oil
average particle
viscosity
Prior art date
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Application number
JP3296689A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Aoshima
二郎 青島
Masamoto Terao
雅元 寺尾
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Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、小粒子径重合法トナーの環境特性
を改善した電子写真用トナーを提供することを目的とす
る。 【構成】 重合法により製造した平均粒子径が2〜10
μmの重合トナー100重量部に対して、粘度が300
cs以下のシリコーンオイルを0.01〜5重量部表面
に付着させたことを特徴とする電子写真用トナー

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真法、静電印刷法
などに使用される電子写真用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年複写技術の発展にともない電子写真
法における複写画像の解像度を高める要求が各方面から
強く出されている。そして画像の解像度を高める手段の
1つとしてトナーの平均粒子径を10μm以下の小粒径
に均一にコントロールすることが知られている。しかし
ながら、従来のトナーは熱可塑性樹脂中にカーボンブラ
ックのような着色剤及び電荷制御剤などの添加物を混練
し、均一に分散した後、粉砕装置で粉砕し、分級機で分
級する、いわゆる粉砕分級法により製造されているた
め、粒子径の大きさを10μm以下という小粒子径にす
ると、均一な大きさの小粒子径が得られなく、個々の粒
子に着色剤、電荷制御剤などが均一に分散されにくいた
め摩擦帯電性や複写画像の着色ムラが生じ、また製造上
歩留りが悪いためコストが高いという問題を生じてい
た。したがって粉砕分級法によって小粒径のトナーを作
るには限界があった。
【0003】一方、小粒径トナーを得る手段として重合
法によるトナーが提案されてはいるが、該トナーは通常
のトナー粒子より平均粒子径が小さいため、トナー表面
積が大きく、また、重合段階で重合開始剤等親水性の強
い材料を使用するため環境の湿度依存特性が著しく悪い
問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、小粒子径の
重合法トナーの環境の湿度依存特性を改善した電子写真
用トナーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、重合法により
製造した平均粒子径が2〜10μmの重合トナー100
重量部に対して、粘度が300cs以下のシリコーンオ
イルを0.01〜5重量部表面に付着させたことを特徴
とする電子写真用トナーである。以下、本発明を詳細に
説明する。
【0006】本発明の電子写真用トナーは懸濁重合法、
溶液重合法、乳化重合法などの重合法により製造された
平均粒子径が2〜10μmの重合トナーを用いるもので
ある。このうち、溶液重合法では重合造粒工程で数百μ
m以上の不定形粒子を得ることは可能であるが、トナー
粒子として必要な平均粒子径が2〜10μmの粒子を製
造することが難しく、また、乳化重合法では使用する乳
化剤の親水性が強く、乳化重合で得られたトナー粒子表
面に乳化剤が残ってしまうためトナー粒子自体も親水性
が強くなる傾向があり環境特性が著しく悪くなる。以上
の理由により懸濁重合法で得られたトナーが好ましい。
【0007】懸濁重合法によりトナーを得るには、着色
剤としてのカーボンブラックを少なくとも含有する単量
体組成物を分散安定剤を含有する水性媒体などの中で、
適当な攪拌機を用いてトナーの粒径に造粒し、あらかじ
め添加されている重合開始剤または新たに加えられた重
合開始剤が熱によって分解するとき発生するラジカルに
より、重合性単量体を重合させて重合体を形成し、トナ
ーを生成するものである。
【0008】懸濁重合法のトナーに用いられる重合性単
量体としては例えばスチレン、o−メチルスチレン、m
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシ
スチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレ
ン、3,4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、等のスチレン及びその
誘導体;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレ
ン、等のエチレン不飽和モノオレフィン類;塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル、等の
ハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、ベンゾエ酸ビニル、等の有機酸ビニルエステル類;
メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、等のメ
タクリル酸及びその誘導体;アクリル酸、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n
−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−ク
ロルエチル、アクリル酸フェニル、等のアクリル酸及び
その誘導体;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエー
テル、ビニルイソブチルエーテル、等のビニルエーテル
類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニ
ルイソプロペニルケトン、等のビニルケトン類;N−ビ
ニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイ
ンドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合
物;ビニルナフタリン類;アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、アクリルアミド等の重合性単量体がある。
【0009】これらの重合性単量体は、単独で、あるい
は必要に応じて二種以上を種々の組成に組み合わせて用
いる。上記重合性単量体の中でも、スチレンまたはスチ
レン誘導体を単独であるいは他の重合性単量体と混合し
て用いることが、トナーの現像特性および耐久性を高め
る点で好ましい。
【0010】重合法のトナーに用いられる着色剤として
は、カーボンブラックが適しており、本発明において使
用されるカーボンブラックとしては、個数平均粒径、吸
油量、pH等に制限なく使用できるが、市販品として以
下のものが挙げられる。例えば、米国キャボット社製リ
ーガル(REGAL)400、660、330、30
0、SRF−S、ステリング(STERLING)S
O、V、NS、R;コロンビア・カーボン日本(株)製
ラーベン(RAVEN)H20、MT−P、410、4
20、430、450、500、760、780、10
00、1035、1060、1080;三菱化成工業
(株)製#10B、#5B、#30、#40、#240
0B、MA−100;等が挙げられる。
【0011】また、これらのカーボンブラックは単独
で、あるいは二種以上を種々の組成に組み合わせて用い
る。カーボン以外の着色剤としては、特に制限なく使用
することができ、フタロシアニン系顔料、ローダミン・
レーキ顔料、酸化鉄、アゾレーキ顔料、酸化チタン、ア
ルミナ、硫酸バリウム等が上げられる。
【0012】また、本発明の電子写真用トナーにおいて
は、熱定着性、耐オフセット性の改善のため、パラフィ
ンワックスのようなワックス類、低分子量ポリエチレン
および低分子量ポリプロピレンのような低分子量ポリオ
レフィン等の離型性を有する低軟化点化合物を単量体組
成物に添加してもよい。
【0013】更にまた、本発明の電子写真用トナーにお
いては、耐ブロッキング性、耐久性改善のため、架橋剤
を添加し懸濁重合を行なってもよい。このような架橋剤
としては、ジビニルベンゼン等の公知の架橋剤を単量体
組成物に添加することができる。更に、本発明の電子写
真用トナーにおいては、必要に応じて、公知の電荷制御
剤を単量体組成物に添加してもよい。このような電荷制
御剤としては、カルボキシル基、スルホン酸エステルま
たは含窒素基を有する有機化合物の金属錯体、含金属染
料等がある。本発明の電子写真用トナーに用いられる重
合開始剤は重合性単量体に可溶であることが好ましい。
【0014】このような重合開始剤としては、2,2′
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス−
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾ
ビス−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル、その他のアゾ系またはジアゾ系重合開始剤;ベンゾ
イルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイ
ド、イソプロピルパーオキシカーボネート、その他の過
酸化物系重合開始剤等が挙げられる。
【0015】また、分散安定剤としては、造粒工程によ
り形成された単量体組成物粒子の合一を防ぎ、安定化す
る能力の有する化合物で、親水性有機化合物及び固体微
粉末などが用いられる。しかし、固体微粉末の場合、重
合後の後処理で、酸やアルカリなどで固体微粉末を溶解
除去する余分な工程を含むため、親水性有機化合物が好
ましく用いられる。このような分散安定剤は、例えば、
ポリビニルアルコール、カゼイン、ゼラチン、メチルセ
ルロース、メチルハイドロキシプロピルセルロース、エ
チルセルロース等のセルロース誘導体、澱粉及びその誘
導体、ポリアクリル酸及びそれらの塩等が挙げられる。
【0016】本発明の重合トナーの平均粒子径はコール
ター社製のコールターカウンターで測定し、体積50%
径(アパチャー径100μm)により得られた粒子径を
言うものとする。本発明においては、平均粒子径が2μ
mより小さいものではコピー上の地カブリ及びクリーニ
ング特性が悪く、10μmより大きいものでは画質、特
に解像力が悪くなる。重合トナーの表面に付着させるシ
リコーンオイルは、25℃における粘度が300cs以
下であることが必要である。なお、粘度はキャノン−フ
ェンスケ粘度計によって測定したものである。粘度が3
00csを越える場合は、重合トナーの表面に付着させ
る際、シリコーンオイルの粘度が高すぎてトナー表面に
均一にシリコーンオイルが被覆できなくなってしまう。
また、シリコーンオイルの添加量は、重合トナー100
重量部に対して0.01〜5重量部であって、添加量が
0.01重量部より少ない場合は重合トナーの湿度依存
特性を改善する効果がなく、5重量部より多い場合で
は、重合トナーの粘性が大きくなるため流動性が著しく
悪化しブロッキングが発生する。
【0017】本発明を構成するシリコーンオイルとして
は、特に限定されるものではないが、下記一般式(I)
で示されるジメチルポリシロキサン構造のシリコーンオ
イルが好ましい。
【0018】
【化1】 (但し、R1 ,R2 はフェニル基又はアルキル基、nは
1以上の正の整数を表わす)
【0019】重合トナー粒子の表面にシリコーンオイル
を付着させる方法としては、重合トナー粒子とシリコー
ンオイルとをヘンシェルミキサーやスーパーミキサー等
の粉体混合機の中に同時に入れて攪拌し付着させるか、
あるいは粉体混合機によって重合トナー粒子を攪拌中に
スプー等でシリコーンオイルを噴霧して付着させてもよ
い。
【0020】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明する。な
お実施例において部とは全て重量部を示す。 実施例1 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸
濁重合を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造
粒したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を
水で洗浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナ
ーを得た。前記で得られた重合トナー粒子100重量部
に対して信越化学工業社製シリコーンオイルKF−69
(粘度 20cs)を0.2重量部添加しヘンシェルミ
キサーにて表面処理を行い本発明の電子写真用トナーを
得た。
【0021】実施例2 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸濁
重合を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造粒
したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を水
で洗浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナー
を得た。前記で得られた重合トナー粒子100重量部に
対して信越化学工業社製シリコーンオイルKF−69
(粘度 20cs)を0.2重量部添加しヘンシェルミ
キサーにて表面処理を行い本発明の電子写真用トナーを
得た。
【0022】実施例3 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸
濁重合を開始して造粒を進め平均粒子径が5μmまで造
粒したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を
水で洗浄し乾燥をおこない重合法による正帯電性のトナ
ーを得た。前記で得られた重合トナー粒子100重量部
に対して信越化学工業社製シリコーンオイルKF−96
(粘度 50cs)を0.2重量部添加しヘンシェルミ
キサーにて表面処理を行い本発明の電子写真用トナーを
得た。
【0023】実施例4 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸濁
重合を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造粒
したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を水
で洗浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナー
を得た。前記で得られた重合トナー粒子100重量部に
対して東レシリコン社製シリコーンオイルSH−200
(粘度 100cs)を0.2重量部添加しヘンシェル
ミキサーにて表面処理を行い本発明の電子写真用トナー
を得た。
【0024】比較例1 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸
濁重合を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造
粒したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を
水で洗浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナ
ーを得た。
【0025】比較例2 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸
濁重合を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造
粒したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を
水で洗浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナ
ーを得た。
【0026】比較例3 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸
濁重合を開始して造粒を進め平均粒子径が5μmまで造
粒したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を
水で洗浄し乾燥をおこない重合法による正帯電性のトナ
ーを得た。前記比較例1〜3で得られた重合トナー粒子
100重量部に対して信越化学工業社製シリコーンオイ
ルKF−96H(粘度 6000cs)を0.2重量部
添加しヘンシェルミキサーにて表面処理を行い比較用の
電子写真用トナーを得た。
【0027】比較例4 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸
濁重合を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造
粒したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を
水で洗浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナ
ーを得た。前記で得られた重合トナー粒子100重量部
に対して信越化学工業社製シリコーンオイルKF−54
(粘度 400cs)を0.2重量部添加しヘンシェル
ミキサーにて表面処理を行い比較用の電子写真用トナー
を得た。
【0028】比較例5 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ懸濁
重合を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造粒
したところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を水
で洗浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナー
を得た。前記で得られた重合トナー粒子100重量部に
対して信越化学工業社製シリコーンオイルKF−961
(粘度 800cs)を0.2重量部添加しヘンシェル
ミキサーにて表面処理を行い比較用の電子写真用トナー
を得た。
【0029】〔各現像剤の評価〕実施例1〜4および比
較例1〜5で得られた各トナー4重量部とフェライト粒
子にシリコーン樹脂を被覆したパウダーテック社製キャ
リアF−95−100100重量部とを混合し現像剤を
作成した。これらの現像剤を市販のPPC複写機にセッ
トし常温常湿(20℃/50%RH)、低温低湿(10
℃/15%RH)、高温高湿(35℃/85%RH)の
各環境条件において24時間放置後、コピーテストを行
った結果を表1に示す。なお、その際使用したPPC複
写機は、実施例3および比較例3についてはシャープ社
製SF−8800を、又、その他の実施例、比較例につ
いてはリコー社製FT−4030を使用した。表1にお
いて画像濃度はマクベス濃度計、地カブリはハンター白
色度計および摩擦帯電量はブローオフ法による帯電量測
定器により測定した。また、細線再現性は線幅0.1m
m、線間0.1mmのラインチャートをコピーし、その
ラインチャートの再現性を目視により評価した。評価基
準は次のとおりである。
【0030】
【表1】
【0031】表1の結果から明らかなように本発明の電
子写真用トナーを使用した現像剤は、常温常湿、低温低
湿、高温高湿のいずれの環境でも画像濃度が実用上十分
あり、地カブリが少なく、細線再現性も良好な結果であ
った。一方、比較用のトナーを使用した現像剤は、低温
低湿環境下では画像濃度が不足し、細線再現性も著しく
悪く、高温高湿環境下では地カブリが発生した。
【0032】
【発明の効果】本発明は、環境条件に関係なく、十分な
画像濃度と地カブリの少ない高解像度のコピーが得られ
る電子写真用トナーを提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合法により製造した平均粒子径が2〜
    10μmの重合トナー100重量部に対して、粘度が3
    00cs以下のシリコーンオイルを0.01〜5重量部
    表面に付着させたことを特徴とする電子写真用トナー。
  2. 【請求項2】 重合トナーが懸濁重合法により製造され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電子写真用トナ
    ー。
JP3296689A 1991-10-17 1991-10-17 電子写真用トナー Pending JPH05107801A (ja)

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Cited By (1)

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US7244537B2 (en) 2003-03-10 2007-07-17 Mitsubishi Chemical Corporation Toner for developing an electrostatic charge image and method for its production

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Date Code Title Description
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Effective date: 19960227