JPH05107560A - 液晶表示装置とその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置とその製造方法Info
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- JPH05107560A JPH05107560A JP27266791A JP27266791A JPH05107560A JP H05107560 A JPH05107560 A JP H05107560A JP 27266791 A JP27266791 A JP 27266791A JP 27266791 A JP27266791 A JP 27266791A JP H05107560 A JPH05107560 A JP H05107560A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一基板上に表示領域と周辺回路領域を持つ
液晶表示装置を実現すること。 【構成】 周辺回路を構成するTFTのチャネル領域と
接するゲ−ト絶縁膜33は酸素を含む絶縁膜、画素部を
構成するTFTのチャネル領域と接するゲ−ト絶縁膜3
2は酸素を含まない絶縁膜で構成。 【効果】 酸素を含むことにより、周辺回路を構成する
TFTのチャネル領域をレ−ザ照射で形成した多結晶シ
リコンとしても、オフ電流の増加を抑えられる。
液晶表示装置を実現すること。 【構成】 周辺回路を構成するTFTのチャネル領域と
接するゲ−ト絶縁膜33は酸素を含む絶縁膜、画素部を
構成するTFTのチャネル領域と接するゲ−ト絶縁膜3
2は酸素を含まない絶縁膜で構成。 【効果】 酸素を含むことにより、周辺回路を構成する
TFTのチャネル領域をレ−ザ照射で形成した多結晶シ
リコンとしても、オフ電流の増加を抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置に係り、特
にこの液晶表示装置に用いられる薄膜トランジスタの構
造とその製造方法に関する。
にこの液晶表示装置に用いられる薄膜トランジスタの構
造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に用いられる薄膜トランジ
スタ(TFT)としては、従来逆スタガ構造のアモルフ
ァスシリコン(a−Si)TFTが用いられてきた。a
−Si膜のキャリヤ移動度は、約0.5cm2/Vs以下
であり、駆動能力としては液晶表示装置の画素部に用い
るには十分であり、かつオフ電流が少ないと言う特徴が
あるが、表示装置と同一基板上に形成する駆動装置を構
成することは難しい。TFTのキャリヤ移動度を向上す
る試みとして、a−Si膜の一部をレ−ザ−アニ−ルし
て多結晶シリコン(p−Si)膜を形成する方法がある
(ジャパニーズジャーナル オブ アプライド フィジッ
クス 29, No.10, L1775 (1990):Japanese Journal of
Applied Physics, 29,No.10, L1775 (1990))。これら
のTFTのゲ−ト絶縁膜としては、二酸化シリコン(S
iO2)、窒化シリコン(SiN)、酸化窒化シリコン
(SiON)等が使われている。
スタ(TFT)としては、従来逆スタガ構造のアモルフ
ァスシリコン(a−Si)TFTが用いられてきた。a
−Si膜のキャリヤ移動度は、約0.5cm2/Vs以下
であり、駆動能力としては液晶表示装置の画素部に用い
るには十分であり、かつオフ電流が少ないと言う特徴が
あるが、表示装置と同一基板上に形成する駆動装置を構
成することは難しい。TFTのキャリヤ移動度を向上す
る試みとして、a−Si膜の一部をレ−ザ−アニ−ルし
て多結晶シリコン(p−Si)膜を形成する方法がある
(ジャパニーズジャーナル オブ アプライド フィジッ
クス 29, No.10, L1775 (1990):Japanese Journal of
Applied Physics, 29,No.10, L1775 (1990))。これら
のTFTのゲ−ト絶縁膜としては、二酸化シリコン(S
iO2)、窒化シリコン(SiN)、酸化窒化シリコン
(SiON)等が使われている。
【0003】しかし、一般的にp−Si膜を用いたTF
Tではオフ電流が高いために画素部には、逆にa−Si
膜を用いたTFTの方が適している。a−Si膜を用い
たTFTでは、通常、ゲ−ト絶縁膜としてSiNが用い
られている。これは、SiNとa−Siが、例えば、同
一のプラズマCVD装置の形成に使用できるので、界面
が清浄化され、しきい電圧が低いと言う特徴があり、既
に、対角サイズが10インチ以上の液晶表示装置が生産
されている。従って、駆動回路を内蔵した液晶表示装置
用のTFT構成としては、駆動回路部がp−Si膜を用
いたTFT、画素部ではa−Si膜を用い、ゲ−ト絶縁
膜としてはSiNが望ましい。
Tではオフ電流が高いために画素部には、逆にa−Si
膜を用いたTFTの方が適している。a−Si膜を用い
たTFTでは、通常、ゲ−ト絶縁膜としてSiNが用い
られている。これは、SiNとa−Siが、例えば、同
一のプラズマCVD装置の形成に使用できるので、界面
が清浄化され、しきい電圧が低いと言う特徴があり、既
に、対角サイズが10インチ以上の液晶表示装置が生産
されている。従って、駆動回路を内蔵した液晶表示装置
用のTFT構成としては、駆動回路部がp−Si膜を用
いたTFT、画素部ではa−Si膜を用い、ゲ−ト絶縁
膜としてはSiNが望ましい。
【0004】しかし、発明者自身の実験結果によると、
レ−ザを照射して形成したTFTでは、ゲ−ト絶縁膜と
してSiNを用いた場合、レ−ザを照射しないa−Si
TFTの特性は良好であるが、レ−ザを照射したp−
Si TFTはディプレッション型になりオフ電流が高
いと言う問題があり、一方、ゲ−ト絶縁膜としてSiO
2を用いた場合、レ−ザを照射したp−Si TFTの
特性は良好であるが、レ−ザを照射しないa−Si T
FTの特性はしきい電圧が高いと言う問題があることが
判明した。従来技術では、駆動回路部のTFTと画素部
のTFTのゲ−ト絶縁膜を同一材料で形成しており、良
好な特性を持つ、駆動回路を内蔵した液晶表示装置を構
成できず、従って、駆動回路を内蔵することにより、接
続されるIC数を削減し、安価な液晶表示装置を供給で
きないと言う問題があった。
レ−ザを照射して形成したTFTでは、ゲ−ト絶縁膜と
してSiNを用いた場合、レ−ザを照射しないa−Si
TFTの特性は良好であるが、レ−ザを照射したp−
Si TFTはディプレッション型になりオフ電流が高
いと言う問題があり、一方、ゲ−ト絶縁膜としてSiO
2を用いた場合、レ−ザを照射したp−Si TFTの
特性は良好であるが、レ−ザを照射しないa−Si T
FTの特性はしきい電圧が高いと言う問題があることが
判明した。従来技術では、駆動回路部のTFTと画素部
のTFTのゲ−ト絶縁膜を同一材料で形成しており、良
好な特性を持つ、駆動回路を内蔵した液晶表示装置を構
成できず、従って、駆動回路を内蔵することにより、接
続されるIC数を削減し、安価な液晶表示装置を供給で
きないと言う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来技
術では、駆動回路部のTFTと画素部のTFTのゲ−ト
絶縁膜を同一材料で形成しており、良好な特性を持つ、
駆動回路を内蔵した液晶表示装置を構成できず、従っ
て、駆動回路を内蔵することにより、接続されるIC数
を削減し、安価な液晶表示装置を供給できないと言う問
題があった。
術では、駆動回路部のTFTと画素部のTFTのゲ−ト
絶縁膜を同一材料で形成しており、良好な特性を持つ、
駆動回路を内蔵した液晶表示装置を構成できず、従っ
て、駆動回路を内蔵することにより、接続されるIC数
を削減し、安価な液晶表示装置を供給できないと言う問
題があった。
【0006】本発明の目的は、キャリヤ移動度の大きい
p−Si TFTとオフ電流やしきい電圧の低いa−S
i TFTの特性を保ったまま、周辺回路と画素部を持
つ液晶表示装置が可能と成るようなTFT構造とその製
造方法を提供することにある。
p−Si TFTとオフ電流やしきい電圧の低いa−S
i TFTの特性を保ったまま、周辺回路と画素部を持
つ液晶表示装置が可能と成るようなTFT構造とその製
造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、TFTの構造を以下の構成とした。す
なわち、駆動回路を構成するTFTでは、ゲ−ト電極、
SiN、SiO2、p−Siの順で構成された構造、画
素部ではゲ−ト電極、SiN、a−Siの順で構成され
た構造である。なお、上記TFTにおいて、ゲ−ト電極
として、AlやTaを用いた場合、ゲ−ト電極とSiN
の間にゲ−ト電極を陽極酸化して形成した酸化膜が形成
されていても良い。
に、本発明では、TFTの構造を以下の構成とした。す
なわち、駆動回路を構成するTFTでは、ゲ−ト電極、
SiN、SiO2、p−Siの順で構成された構造、画
素部ではゲ−ト電極、SiN、a−Siの順で構成され
た構造である。なお、上記TFTにおいて、ゲ−ト電極
として、AlやTaを用いた場合、ゲ−ト電極とSiN
の間にゲ−ト電極を陽極酸化して形成した酸化膜が形成
されていても良い。
【0008】上記目的を達成するために、本発明は、T
FTの製造方法を以下のようにした。例えば、逆スタガ
構造のTFTの場合、ゲ−ト電極とゲ−ト絶縁膜である
SiNを形成後、周辺駆動回路を形成するTFTのみに
選択的にSiO2のような酸素を含むゲート絶縁膜を形
成する。その形成方法の一例としては、モノシラン(S
iH4)と酸素の雰囲気中で基板にレ−ザを照射し、あ
るいは酸素中で基板にレ−ザを照射する。次に多結晶シ
リコン層を形成し、その後ソ−ス、ドレイン領域を形成
する製造方法である。上記多結晶シリコン層は、まずア
モルファスシリコン層を堆積後、レ−ザなどのエネルギ
−ビ−ムを照射することで形成する。
FTの製造方法を以下のようにした。例えば、逆スタガ
構造のTFTの場合、ゲ−ト電極とゲ−ト絶縁膜である
SiNを形成後、周辺駆動回路を形成するTFTのみに
選択的にSiO2のような酸素を含むゲート絶縁膜を形
成する。その形成方法の一例としては、モノシラン(S
iH4)と酸素の雰囲気中で基板にレ−ザを照射し、あ
るいは酸素中で基板にレ−ザを照射する。次に多結晶シ
リコン層を形成し、その後ソ−ス、ドレイン領域を形成
する製造方法である。上記多結晶シリコン層は、まずア
モルファスシリコン層を堆積後、レ−ザなどのエネルギ
−ビ−ムを照射することで形成する。
【0009】
【作用】本発明のTFTの製造方法によると、逆スタガ
構造のTFTの場合、周辺駆動回路を構成するTFTに
対しては、ゲ−ト絶縁膜としてのSiNを形成後に選択
的にSiO2あるいはSiONを形成し、次にa−Si
層を形成後レ−ザ照射してp−Si層を形成する。画素
部のTFTに対しては、ゲ−ト絶縁膜としてのSiNを
形成後a−Si層を形成する。本製造方法を用いて周辺
回路用のTFTを形成した場合、a−Si膜の一部をレ
−ザアニ−ルなどでp−Si膜に変換される際に、熱的
に影響を受けてSiN膜中の窒素がシリコン層に拡散さ
れるのを防止する酸素を含む絶縁膜をp−Si膜との界
面に容易に形成できる。
構造のTFTの場合、周辺駆動回路を構成するTFTに
対しては、ゲ−ト絶縁膜としてのSiNを形成後に選択
的にSiO2あるいはSiONを形成し、次にa−Si
層を形成後レ−ザ照射してp−Si層を形成する。画素
部のTFTに対しては、ゲ−ト絶縁膜としてのSiNを
形成後a−Si層を形成する。本製造方法を用いて周辺
回路用のTFTを形成した場合、a−Si膜の一部をレ
−ザアニ−ルなどでp−Si膜に変換される際に、熱的
に影響を受けてSiN膜中の窒素がシリコン層に拡散さ
れるのを防止する酸素を含む絶縁膜をp−Si膜との界
面に容易に形成できる。
【0010】上記のようにして製造した本発明の周辺駆
動回路用のTFTは、ゲ−ト絶縁膜であるSiNとp−
Si膜の間に酸素を含むSiO2膜やSiON膜が形成
されているのでp−Si膜を形成する際のレ−ザ照射の
熱的影響での窒素の拡散を防止できるので、TFTの特
性がデップレッション型になるのを防止し、オフ電流が
低くなると言うと効果がある。さらにp−Si膜も形成
されているのでキャリヤ移動度が高く駆動回路の動作を
可能にする。画素部のTFTはレ−ザ照射を行っていな
いので、a−Si膜を用いたTFTの特長である低オフ
電流、低しきい電圧特性を損なうことがない。
動回路用のTFTは、ゲ−ト絶縁膜であるSiNとp−
Si膜の間に酸素を含むSiO2膜やSiON膜が形成
されているのでp−Si膜を形成する際のレ−ザ照射の
熱的影響での窒素の拡散を防止できるので、TFTの特
性がデップレッション型になるのを防止し、オフ電流が
低くなると言うと効果がある。さらにp−Si膜も形成
されているのでキャリヤ移動度が高く駆動回路の動作を
可能にする。画素部のTFTはレ−ザ照射を行っていな
いので、a−Si膜を用いたTFTの特長である低オフ
電流、低しきい電圧特性を損なうことがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。図1は本発明の構成を説明するための半導体素子
の断面図であり、画素部を構成するTFT、及び周辺駆
動回路を構成するTFTの断面図を示し、この構造を有
するTFTは同一絶縁基板上に形成されている。本実施
例は、表示部の対角10インチのビジュアルディスプレ
イタ−ミナル(VDT)を実現する場合のものである。
この場合は、表示部の画素数は480×640×(3)
であり、表示部に用いるTFTは通常の逆スタガ構造T
FTであり、回路部に用いるTFTは、チャネル領域が
多結晶シリコンとアモルファスシリコンの2層であり、
多結晶シリコンと接するゲ−ト絶縁膜は少なくとも酸素
を含む絶縁膜となっている。
する。図1は本発明の構成を説明するための半導体素子
の断面図であり、画素部を構成するTFT、及び周辺駆
動回路を構成するTFTの断面図を示し、この構造を有
するTFTは同一絶縁基板上に形成されている。本実施
例は、表示部の対角10インチのビジュアルディスプレ
イタ−ミナル(VDT)を実現する場合のものである。
この場合は、表示部の画素数は480×640×(3)
であり、表示部に用いるTFTは通常の逆スタガ構造T
FTであり、回路部に用いるTFTは、チャネル領域が
多結晶シリコンとアモルファスシリコンの2層であり、
多結晶シリコンと接するゲ−ト絶縁膜は少なくとも酸素
を含む絶縁膜となっている。
【0012】図1において、1は絶縁性基板、2はゲ−
ト電極、4は多結晶シリコン層、5はアモルファスシリ
コン層、6はソ−ス、7はドレイン電極、8はCr電
極、9はAl電極である。31はゲ−ト電極をアルミニ
ュ−ム(Al)で形成した場合に、このAlを陽極酸化
して形成したゲ−ト絶縁膜としてのアルミナ膜(Al2
O3)、32はゲ−ト絶縁膜としてのシリコンナイトラ
イド(SiN)膜、33は少なくともシリコン(Si)
と酸素(O)を含む、ゲ−ト絶縁膜としてのSiO2膜
あるいはSiON膜である。
ト電極、4は多結晶シリコン層、5はアモルファスシリ
コン層、6はソ−ス、7はドレイン電極、8はCr電
極、9はAl電極である。31はゲ−ト電極をアルミニ
ュ−ム(Al)で形成した場合に、このAlを陽極酸化
して形成したゲ−ト絶縁膜としてのアルミナ膜(Al2
O3)、32はゲ−ト絶縁膜としてのシリコンナイトラ
イド(SiN)膜、33は少なくともシリコン(Si)
と酸素(O)を含む、ゲ−ト絶縁膜としてのSiO2膜
あるいはSiON膜である。
【0013】本発明は、絶縁基板1上にまずゲ−ト電極
2とSiN膜までのゲ−ト絶縁膜31,32を形成し、
次に周辺回路を構成するTFTに関して、選択的に少な
くとも酸素を含むゲ−ト絶縁膜33を形成する。次に、
アモルファスシリコン(a−Si層)を形成し、さら
に、周辺回路を構成する基板上の領域にレ−ザを照射し
て形成した多結晶シリコン層(p−Si層)4を形成す
る。次にa−Si層5を形成し、その後n+層を含むソ
−ス6及びドレイン領域7を形成し、その後Cr電極8
及びAl電極9を形成する構成になっている。
2とSiN膜までのゲ−ト絶縁膜31,32を形成し、
次に周辺回路を構成するTFTに関して、選択的に少な
くとも酸素を含むゲ−ト絶縁膜33を形成する。次に、
アモルファスシリコン(a−Si層)を形成し、さら
に、周辺回路を構成する基板上の領域にレ−ザを照射し
て形成した多結晶シリコン層(p−Si層)4を形成す
る。次にa−Si層5を形成し、その後n+層を含むソ
−ス6及びドレイン領域7を形成し、その後Cr電極8
及びAl電極9を形成する構成になっている。
【0014】このように構成することにより、周辺駆動
回路用のTFTは、ゲ−ト絶縁膜32であるSiNとp
−Si膜4の間に酸素を含むSiO2膜やSiON膜か
らなるゲート絶縁膜33が形成されている。従って、p
−Si膜4を形成する際のレ−ザ照射の熱的影響での窒
素の拡散を防止できるので、TFTの特性がデップレッ
ション型になるのを防止し、オフ電流が低くなると言う
と効果がある。さらにp−Si膜4も形成されているの
で、キャリヤ移動度が高く駆動回路の動作を可能にす
る。画素部のTFTはレ−ザ照射を行っていないので、
a−Si膜5を用いたTFTの特長である低オフ電流、
低しきい電圧特性を損なうことがない。
回路用のTFTは、ゲ−ト絶縁膜32であるSiNとp
−Si膜4の間に酸素を含むSiO2膜やSiON膜か
らなるゲート絶縁膜33が形成されている。従って、p
−Si膜4を形成する際のレ−ザ照射の熱的影響での窒
素の拡散を防止できるので、TFTの特性がデップレッ
ション型になるのを防止し、オフ電流が低くなると言う
と効果がある。さらにp−Si膜4も形成されているの
で、キャリヤ移動度が高く駆動回路の動作を可能にす
る。画素部のTFTはレ−ザ照射を行っていないので、
a−Si膜5を用いたTFTの特長である低オフ電流、
低しきい電圧特性を損なうことがない。
【0015】次に、製造方法を示す。まず、対角12イ
ンチのガラス基板1上にスパッタ法によりゲ−ト電極2
であるAl膜を2000Å堆積する。ゲ−ト電極2をパ
タ−ニング後、酒石酸及びエチレングリコ−ルを含む液
中でゲ−ト電極2に電圧をかけて、Al膜の1000Å
分を陽極酸化し、厚さ2000ÅのAl2O3膜31を形
成する。その後、プラズマCVD法でSiN膜32を1
000Å堆積する。次に、SiH4とO2を含む雰囲気中
あるいはSiH4、O2とN2を含む雰囲気中で、周辺回
路を形成する基板領域にエキシマレ−ザを200mJ/
cm2照射し、選択的にSiO2あるいはSiON膜33を
100Å形成する。次に、プラズマCVD法によりa−
Si膜5を400Å堆積する。
ンチのガラス基板1上にスパッタ法によりゲ−ト電極2
であるAl膜を2000Å堆積する。ゲ−ト電極2をパ
タ−ニング後、酒石酸及びエチレングリコ−ルを含む液
中でゲ−ト電極2に電圧をかけて、Al膜の1000Å
分を陽極酸化し、厚さ2000ÅのAl2O3膜31を形
成する。その後、プラズマCVD法でSiN膜32を1
000Å堆積する。次に、SiH4とO2を含む雰囲気中
あるいはSiH4、O2とN2を含む雰囲気中で、周辺回
路を形成する基板領域にエキシマレ−ザを200mJ/
cm2照射し、選択的にSiO2あるいはSiON膜33を
100Å形成する。次に、プラズマCVD法によりa−
Si膜5を400Å堆積する。
【0016】ここで、基板上の周辺回路を形成する部分
にHe雰囲気中でエキシマレ−ザを200mJ/cm2照
射して、a−Si膜をp−Si層4に変換する。続い
て、プラズマCVD法によりa−Si層5を2000Å
堆積する。周辺回路部では、チャネル領域はp−Si層
4(400Å)とa−Si層5(2000Å)の2層構
造とし、画素部ではa−Si層5(2400Å)の単層
構造が得られる。次にプラズマCVD法によりa−Si
(n+層)6、7を300Å堆積する。ホト、エッチン
グ工程によりSi層を島切りにした後、透明電極である
ITOをスパッタ法で堆積し、ホト、エッチング工程に
よりパタ−ニングする。その後、スパッタ法でCr電極
8、Al電極9を堆積する。フォトエッチング工程によ
り、ソ−ス6、ドレイン領域7を分離し、その後、パッ
シベ−ション膜10を形成すると逆スタガ構造のTFT
が完成する。
にHe雰囲気中でエキシマレ−ザを200mJ/cm2照
射して、a−Si膜をp−Si層4に変換する。続い
て、プラズマCVD法によりa−Si層5を2000Å
堆積する。周辺回路部では、チャネル領域はp−Si層
4(400Å)とa−Si層5(2000Å)の2層構
造とし、画素部ではa−Si層5(2400Å)の単層
構造が得られる。次にプラズマCVD法によりa−Si
(n+層)6、7を300Å堆積する。ホト、エッチン
グ工程によりSi層を島切りにした後、透明電極である
ITOをスパッタ法で堆積し、ホト、エッチング工程に
よりパタ−ニングする。その後、スパッタ法でCr電極
8、Al電極9を堆積する。フォトエッチング工程によ
り、ソ−ス6、ドレイン領域7を分離し、その後、パッ
シベ−ション膜10を形成すると逆スタガ構造のTFT
が完成する。
【0017】TFT特性は、図2の実線に示すように周
辺回路部において、ゲート電圧0V付近から電流が急激
に立ち上がっている良好なエンハンスト型動作をしてい
る。本発明ではTFT特性として、キャリヤ移動度:1
0cm2/Vs、しきい電圧:2V、オフ電流:2pA、
画素部においては、キャリヤ移動度:0.5cm2/V
s、しきい電圧:1.5V、オフ電流:1pAが得られ
る。一方、同図中の破線は画素部のTFTと同じ、即
ち、ゲ−ト絶縁膜としてはAl2O3膜31、SiN膜3
2のみで構成された従来構造で、SiO2膜33を形成
していないものを用いて、レ−ザで形成されたp−Si
層4を持つTFTの特性を示す。キャリヤ移動度:10
cm2/Vsは、本発明のTFTと同じ特性であるが、し
きい電圧:−2V、オフ電流:1nAとなり、ディプレ
ッション型となり、良好な表示ができない。一方、他の
12インチのガラス基板上に偏光板、カラ−フィルタ、
透明電極を形成し、前の基板との間に液晶を封入する
と、10インチサイズのVDT用液晶表示装置が完成す
る。
辺回路部において、ゲート電圧0V付近から電流が急激
に立ち上がっている良好なエンハンスト型動作をしてい
る。本発明ではTFT特性として、キャリヤ移動度:1
0cm2/Vs、しきい電圧:2V、オフ電流:2pA、
画素部においては、キャリヤ移動度:0.5cm2/V
s、しきい電圧:1.5V、オフ電流:1pAが得られ
る。一方、同図中の破線は画素部のTFTと同じ、即
ち、ゲ−ト絶縁膜としてはAl2O3膜31、SiN膜3
2のみで構成された従来構造で、SiO2膜33を形成
していないものを用いて、レ−ザで形成されたp−Si
層4を持つTFTの特性を示す。キャリヤ移動度:10
cm2/Vsは、本発明のTFTと同じ特性であるが、し
きい電圧:−2V、オフ電流:1nAとなり、ディプレ
ッション型となり、良好な表示ができない。一方、他の
12インチのガラス基板上に偏光板、カラ−フィルタ、
透明電極を形成し、前の基板との間に液晶を封入する
と、10インチサイズのVDT用液晶表示装置が完成す
る。
【0018】図3に前記薄膜半導体装置を用いた液晶デ
ィスプレイ装置の全体構成を示す。装置は、TFT液晶
パネル50、走査回路51、時間関数中間変換手段とな
るサンプリング制御回路53から構成されている。な
お、走査回路51から液晶パネル50の各液晶表示素子
には走査線71〜73を介して走査信号が、サンプリン
グ回路52から信号線74〜76を介して信号が送られ
る。上記構成で本発明のTFTはTFT液晶パネル50
中のスイッチ60aに相当し、液晶素子は60bに相当
する。さらに、サンプリング回路52中のスイッチ61
〜63や走査回路中51のスイッチ素子(図示せず)も
本発明のTFTで構成することができる。
ィスプレイ装置の全体構成を示す。装置は、TFT液晶
パネル50、走査回路51、時間関数中間変換手段とな
るサンプリング制御回路53から構成されている。な
お、走査回路51から液晶パネル50の各液晶表示素子
には走査線71〜73を介して走査信号が、サンプリン
グ回路52から信号線74〜76を介して信号が送られ
る。上記構成で本発明のTFTはTFT液晶パネル50
中のスイッチ60aに相当し、液晶素子は60bに相当
する。さらに、サンプリング回路52中のスイッチ61
〜63や走査回路中51のスイッチ素子(図示せず)も
本発明のTFTで構成することができる。
【0019】次に、図3の動作について簡単に説明す
る。走査回路51にはタイミング信号としてFST信号
とCKV信号が入力される。これらの信号により、走査
信号Vg1−Vgnを出力する。一方、サンプリング制御回
路53には液晶の表示状態を定めるデジタルデ−タ信号
dataが入力されるが、この信号を時間関数信号とな
るサンプリング信号φ1−φmに変換して、発生する。サ
ンプリング信号φ1−φmの振幅は、サンプリング制御回
路53を構成するスイッチの論理レベルで決まり、例え
ば、MOSスイッチであれば0〜5Vとなる。このサン
プリング信号φ1−φmの振幅は、サンプリング制御回路
53の入力信号となるデジタルデ−タ信号の振幅(例え
ば0〜5V)に実質的に等しい。サンプリング回路52
は、サンプリング信号φ1−φmのタイミングにより輝度
参照信号VBが液晶に印加される。
る。走査回路51にはタイミング信号としてFST信号
とCKV信号が入力される。これらの信号により、走査
信号Vg1−Vgnを出力する。一方、サンプリング制御回
路53には液晶の表示状態を定めるデジタルデ−タ信号
dataが入力されるが、この信号を時間関数信号とな
るサンプリング信号φ1−φmに変換して、発生する。サ
ンプリング信号φ1−φmの振幅は、サンプリング制御回
路53を構成するスイッチの論理レベルで決まり、例え
ば、MOSスイッチであれば0〜5Vとなる。このサン
プリング信号φ1−φmの振幅は、サンプリング制御回路
53の入力信号となるデジタルデ−タ信号の振幅(例え
ば0〜5V)に実質的に等しい。サンプリング回路52
は、サンプリング信号φ1−φmのタイミングにより輝度
参照信号VBが液晶に印加される。
【0020】次に、本発明の第2の実施例を図4に示
す。本実施例では、チャネル領域を形成後ゲ−ト絶縁膜
を形成する。まず、絶縁基板1上に、Cr電極8を形成
後、プラズマCVD法でソ−ス領域6、ドレイン領域7
を形成する、次にa−Si膜5を1000Å形成後、周
辺回路領域に対してレ−ザアニ−ルしてこれをp−Si
層4に変換する。続けて、酸素雰囲気中で、周辺回路領
域に対してレ−ザアニ−ルしてp−Si層4の表面にゲ
−ト絶縁膜としてのSiO2膜33を100Å選択的に
形成し、次にプラズマCVD法で、ゲ−ト絶縁膜として
のSiN膜32を3500Å堆積する。次に、ゲ−ト電
極2をスパッタ法で堆積する。本発明の構造はゲ−ト絶
縁膜がチャネル領域の上部に形成されているので、p−
Si膜を用いてキャリヤ移動度の高いTFTを形成する
際に、波長の短いエキシマレ−ザを用いる場合にもa−
Si膜4を厚く形成しても薄く形成しても、移動度の差
が無く製造のマ−ジンが高いと言う特徴がある。
す。本実施例では、チャネル領域を形成後ゲ−ト絶縁膜
を形成する。まず、絶縁基板1上に、Cr電極8を形成
後、プラズマCVD法でソ−ス領域6、ドレイン領域7
を形成する、次にa−Si膜5を1000Å形成後、周
辺回路領域に対してレ−ザアニ−ルしてこれをp−Si
層4に変換する。続けて、酸素雰囲気中で、周辺回路領
域に対してレ−ザアニ−ルしてp−Si層4の表面にゲ
−ト絶縁膜としてのSiO2膜33を100Å選択的に
形成し、次にプラズマCVD法で、ゲ−ト絶縁膜として
のSiN膜32を3500Å堆積する。次に、ゲ−ト電
極2をスパッタ法で堆積する。本発明の構造はゲ−ト絶
縁膜がチャネル領域の上部に形成されているので、p−
Si膜を用いてキャリヤ移動度の高いTFTを形成する
際に、波長の短いエキシマレ−ザを用いる場合にもa−
Si膜4を厚く形成しても薄く形成しても、移動度の差
が無く製造のマ−ジンが高いと言う特徴がある。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、同一絶縁基板上に形成
した周辺回路領域を構成するTFTはキャリヤ移動度を
大きく保ったまま、オフ電流を低減できる効果があり、
しかも画素領域のTFTも安定な表示を可能にする能力
を維持できる効果がある。最終的には周辺駆動回路を液
晶表示基板に内蔵できる効果がある。
した周辺回路領域を構成するTFTはキャリヤ移動度を
大きく保ったまま、オフ電流を低減できる効果があり、
しかも画素領域のTFTも安定な表示を可能にする能力
を維持できる効果がある。最終的には周辺駆動回路を液
晶表示基板に内蔵できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示装置の断面図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例に係る半導体素子の電流電圧
特性図である。
特性図である。
【図3】TFT液晶パネルの全体構成図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
図である。
1 絶縁性基板 2 ゲ−ト電極 31 ゲ−ト絶縁膜(陽極酸化膜) 32 酸素を含まないゲ−ト絶縁膜 33 酸素を含むゲ−ト絶縁膜 4 多結晶シリコン層(p−Si) 5 アモルファスシリコン層(a−Si) 6 ソ−ス領域(n+層) 7 ドレイン(n+層) 8 Cr電極 9 Al電極 10 パッシベ−ション膜 50 液晶パネル 51 走査回路 52 サンプリング回路 53 サンプリング制御回路 60a 画素部用TFT 60b 液晶セル 61〜63 周辺回路用TFT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784
Claims (7)
- 【請求項1】 透明絶縁基板間に液晶を封入した複数の
画素からなる画素領域と、前記画素を駆動する駆動回路
を構成した周辺回路領域に、半導体素子の構成要素とし
て、絶縁基板上に設けられたゲ−ト電極、ゲ−ト絶縁
膜、チャネル領域、ソ−ス領域及びドレイン領域とを備
えた薄膜半導体素子構造の液晶表示装置において、前記
周辺回路領域の半導体層と接しているゲ−ト絶縁膜と前
記画素領域の半導体素子のゲ−ト絶縁膜が異種材料から
なることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 請求項1において、周辺回路領域の半導
体素子のチャネル領域と接するゲ−ト絶縁膜は酸素を含
む絶縁膜からなり、画素領域の半導体素子のゲ−ト絶縁
膜は酸素を含まない絶縁膜からなることを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、周辺回路領域
の半導体素子のゲート絶縁膜と接するチャネル領域は多
結晶シリコン、画素領域の半導体素子のチャネル領域は
アモルファスシリコンで形成されていることを特徴とす
る液晶表示装置。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3において、半導体素
子が絶縁基板上にゲ−ト電極、ゲ−ト絶縁膜、チャネル
領域の順に形成された構造を有することを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項5】 請求項1、2又は3において、半導体素
子が絶縁基板上にチャネル領域、ゲ−ト絶縁膜、ゲ−ト
電極の順に形成された構造を有することを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項6】 絶縁基板上にゲ−ト電極とその上に酸素
を含まないゲ−ト絶縁膜を形成する工程と、周辺回路領
域の前記酸素を含まないゲ−ト絶縁膜の半導体層と接す
る側を、部分的に酸素を含むゲ−ト絶縁膜に変える工程
と、前記ゲート絶縁膜の上にチャネル領域、ソ−ス領
域、ドレイン領域を形成する工程とを含むことを特徴と
する液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6において、酸素を含むゲート絶
縁膜の形成を、少なくとも酸素を含むガス中でエネルギ
−ビ−ム照射で行うことを特徴とする液晶表示装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27266791A JPH05107560A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 液晶表示装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27266791A JPH05107560A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 液晶表示装置とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05107560A true JPH05107560A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17517114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27266791A Pending JPH05107560A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 液晶表示装置とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05107560A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06250208A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-09 | Nec Corp | 半導体素子製造用基板及びその半導体素子の製造方法 |
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-
1991
- 1991-10-21 JP JP27266791A patent/JPH05107560A/ja active Pending
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