JPH0510547A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0510547A
JPH0510547A JP3158799A JP15879991A JPH0510547A JP H0510547 A JPH0510547 A JP H0510547A JP 3158799 A JP3158799 A JP 3158799A JP 15879991 A JP15879991 A JP 15879991A JP H0510547 A JPH0510547 A JP H0510547A
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Japan
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decorative panel
heat
air
outlet
air conditioner
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JP3158799A
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Takuro Nishihara
卓郎 西原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧パネルの変形を防止でき、しかも、化粧
パネルの補強も行える空気調和機を提供する。 【構成】 化粧パネル4に吹出口17を設け、この吹出
口から温風が吹出される空気調和機5において、化粧パ
ネル4の裏側には、吹出口17の壁面の熱を放散させる
ための放熱板26,29を設けたことにより、化粧パネ
ル4の裏側の放熱板26,29から熱が放散され、吹出
口17の壁面の熱が放熱されて、化粧パネル4の熱変形
が防止される。また、放熱板26,29は金属製である
のでこの放熱板26,29は化粧パネル4の吹出口17
近辺の補強にもなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化粧パネルに吹出口
を設けた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の従来技術としては、特願平
2−181308号として本出願人が提案したものがあ
る。
【0003】この空気調和機は、空気加熱器を配置した
空気調和機本体に、吹出口を設けた合成樹脂製の化粧パ
ネルを取付けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機の
空気加熱器は熱交換フィンに温水の通る伝熱管を貫通さ
せた構造であった。
【0005】また、化粧パネルは本体の下側から取付け
られるもののため、全体的に薄型化させた構造となって
いる。
【0006】このため、60℃程度の温風が化粧パネル
の吹出口から長時間吹出されたり、温水の温度が上がっ
て温風の温度が80℃程度になったりすると、吹出口近
辺の化粧パネルが局部的に加熱されて、化粧パネルが変
形することがあった。
【0007】また、化粧パネルは薄くて強度が低いの
で、補強のためリブを設けることが考えられるが、補強
になる程の厚さのリブを設けると、化粧パネルの表面に
フローマークが現れる。
【0008】また、吹出口の裏側に樹脂製の補強板を接
着剤で貼付けることを試みたが、化粧パネルの据付け等
のときに化粧パネルがねじれると補強板が剥がれやす
く、補強の役目を果たさないことがあった。
【0009】そして、この補強板では、化粧パネルの熱
変形を防止する働きはない。
【0010】この発明は、化粧パネルの変形を防止で
き、しかも、化粧パネルの補強も行える空気調和機を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、化粧パネル
に吹出口を設け、この吹出口から温風が吹出される空気
調和機において、前記化粧パネルの裏側には、吹出口の
壁面の熱を放散させるための放熱板を設けたものであ
る。
【0012】
【作用】この空気調和機では、吹出口から温風が吹出さ
れて吹出口近辺の化粧パネルが加熱されると、この化粧
パネルの裏側の放熱板から熱が放散されて、吹出口の壁
面の熱が放散される。
【0013】この放熱板は金属等の熱伝導性に優れたも
のを使用しているので、放熱板が化粧パネルの吹出口近
辺の補強にもなる。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0015】図1において、1は建物に埋込んで垂下し
た4本の吊下ボルト2に取付けた吊下具3によって天井
板40より上方に吊下げられる空気調和機本体、4は化
粧パネルで、この化粧パネルと本体とで空気調和機5を
構成している。
【0016】化粧パネル4には吸込グリル6付きの吸込
口7と風向変更板8付きの吹出口17とが設けられてい
る。
【0017】9は吸込グリル6の風下に取付けたプレフ
ィルターである。
【0018】10,11は本体1内に設けられたクロス
フローファン、12,13はこのファン間に略ハの字状
に配置された熱交換器、14はこの熱交換器からのドレ
ンを受けるドレンパン、15はこのドレンパン内のドレ
ンを吸上げて本体外へ排出するためのドレンポンプであ
る。
【0019】16はドレンパン14の上縁とケーシング
18との間に弾性的に挟まれた空気清浄フィルターであ
る。
【0020】図2において、20a,20bは吹出口1
7の通路壁21a,21bに施した植毛、22はこの植
毛の裏側に形成したボス、23は化粧パネル4の端部2
5の裏側に形成したリブ、26はこのリブに引掛かり、
通路壁21aの裏側に接するようにボス22にネジ27
止めされている金属製の放熱板である。
【0021】このため、放熱板26は通路壁21aの裏
側と化粧パネル4の端部25とをつなぐ構造となってい
る。
【0022】ボス22の反対側に表れるフローマークは
植毛20aで隠れるので美観を損なうことはない。
【0023】28は通路壁21bの裏側に形成したボ
ス、29はこのボスにネジ30止めされた金属製の放熱
板である。
【0024】31はリモコンからの信号を受ける受信機
で、これは小型で基板32にハンダ付けされたものであ
り、樹脂製のホールダー33を装着するものである。
【0025】ホールダー33にはリード線固定部34が
設けられており、従来の大型の受信機と交換することが
できる。
【0026】60は化粧パネル4を本体1に止めるため
の止め部、61は風向変更羽根8の支持部である。
【0027】図3において、熱交換器12,13は夫々
冷却用熱交換器12a,13aと加熱用熱交換器12
b,13bとで構成されている。
【0028】冷却用熱交換器12a、13aはスリット
フィン〔管板に隠れて見えず〕と、管板12c,13c
と、この管板及びスリットフィンを貫通する伝熱管12
d,13dとで構成され、加熱用熱交換器12b,13
bはコルゲートフィン〔管板に隠れて見えず〕と、管板
12e,13eと、この管板及びコルゲートフィンを貫
通する伝熱管12f,13fとで構成されている。
【0029】前記伝熱管12d,13dは、直径7mm
の管で2列8段になるように構成されている。
【0030】また、前記伝熱管12f,13fは直径が
9.38mmの管で1列6段になるように構成されてい
る。
【0031】そして、熱交換器12a,12bは管板1
2c,12eでつながれており、熱交換器13a,13
bは管板13c,13eでつながれている。
【0032】また、図4には冷媒と温水の流れを示す。
【0033】このように構成された空気調和機5では、
暖房運転時は、化粧パネル4の裏側の放熱板26,29
から熱が放散されて、化粧パネルの吹出口17の壁面の
熱が放散される。
【0034】また、放熱板26,29は通路壁21a,
21bの裏側から離れた部分と接するように設けられて
いるので、熱の一部がこの離れた部分にも伝わり、化粧
パネル4の局部的な加熱が防止される。
【0035】このように、放熱板26,29から吹出口
17近辺の熱が放散され、また、化粧パネル4の局部的
な加熱が防止されるので、化粧パネル4の熱変形が防止
される。
【0036】しかも、放熱板26,29は金属製の材料
で形成したため、丈夫であり、化粧パネル4の吹出口1
7近辺の補強にもなる。
【0037】また、放熱板26,29が化粧パネル4に
設けられているので、化粧パネル4のねじれや歪みを防
止でき、天井板40と化粧パネル4とがぴったりと合わ
されないようなことも防止できる。
【0038】また、この空気調和機5では、その熱交換
器12,13がスリットフィンを有する熱交換器12
a,13aと、コルゲートフィンを有する熱交換器12
b,13bとで構成されているので、熱交換器12b,
13bにもスリットフィンを用いたときに比べて通風抵
抗を低く抑えることができ、スリットフィンに空気が通
る際に生ずる耳障りな音を低く抑えることができる。
【0039】そして、管板12c,13cと管板12
e,13eとで熱交換器12a,13aと熱交換器12
b,13bがつながれているので、熱交換器12b,1
3bからの熱は熱交換器12a,13aに伝わりにく
く、吸込み空気を充分に冷却、再加熱できるので、この
空気調和機では除湿運転で吸込み空気の除湿を充分に行
える。
【0040】また、熱交換器12a,13aにスリット
フィンを用いているので、熱交換器12a,13aを小
型化でき、延いては熱交換器12,13を小型化でき
る。
【0041】
【発明の効果】この発明は、化粧パネルに吹出口を設
け、この吹出口から温風が吹出される空気調和機におい
て、前記化粧パネルの裏側には、吹出口の壁面の熱を放
散させるための放熱板を設けたので、吹出口から温風が
吹出されて吹出口近辺の化粧パネルが加熱されると、こ
の化粧パネルの裏側の放熱板から熱が放散され、吹出口
の壁面の熱が放散されて、化粧パネルの熱変形が防止さ
れる。
【0042】また、放熱板として金属等熱伝導性に優れ
たものを使用すればこの放熱板が化粧パネルの吹出口近
辺の補強にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す空気調和機断面図であ
る。
【図2】同実施例の化粧パネルの要部拡大断面図であ
る。
【図3】同実施例の熱交換器を示す側面図である。
【図4】同実施例の熱交換器での冷媒と温水との流れを
示す説明図である。
【符号の説明】
4 化粧パネル 5 空気調和機 17 吹出口 26,29 放熱板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 化粧パネルに吹出口を設け、この吹出口
    から温風が吹出される空気調和機において、前記化粧パ
    ネルの裏側には、吹出口の壁面の熱を放散させるための
    放熱板を設けたことを特徴とする空気調和機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000234796A (ja) * 1999-02-17 2000-08-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2006138533A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置

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JP2000234796A (ja) * 1999-02-17 2000-08-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
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JP4565969B2 (ja) * 2004-11-11 2010-10-20 三洋電機株式会社 空気調和装置

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