JPH051047U - ケーブル保持装置 - Google Patents

ケーブル保持装置

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JPH051047U
JPH051047U JP5596991U JP5596991U JPH051047U JP H051047 U JPH051047 U JP H051047U JP 5596991 U JP5596991 U JP 5596991U JP 5596991 U JP5596991 U JP 5596991U JP H051047 U JPH051047 U JP H051047U
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block
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lower side
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JP5596991U
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Inventor
敏 渡辺
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イグスジヤパン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回部の旋回動作を邪魔することなくケーブ
ルを保護する装置を提供することを目的にする。 【構成】 プラスチック製のブロック1は、上下方向に
開口し、中央の段部15を挾んで夫々方形状の上部側壁
3と下部側壁2を有する略角型筐状に形成され、上部側
壁3は下部側壁3と嵌合しえる大径にされると共に、上
部側壁3には山形状に突出した一対の側面に嵌合孔14
を穿設し、他方下部側壁2には上記上部側壁3の嵌合孔
14を形成した側面と直交する一対の側面に上記嵌合孔
14に嵌合しうる突起8を突設すると共に、下縁両端よ
りに上記中央段部15に接離可能に当接するストッパ9
を突設し、該ブロック1の嵌合孔14に別のブロック1
の突起8を嵌合し、両ブロックを回動自在に連結するよ
うにして角型管状の中空部17を形成する構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水平関節形産業ロボットのごとく、旋回部を有する機械において、 旋回部と固定部の間に渡した信号線や油圧ケーブルなどのケーブル類を安全に保 持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これらケーブルの断線及び破損防止手段として、従来は、角錐形の金属製の支 持ブロックを結合した支持部材内に旋回部と固定部との間に渡したケーブルをひ とまとめにして挿入し被覆していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の支持装置では、金属の重みにより支持装置が垂れ下がりや すい。しかも、旋回部の旋回作業をする際、重い支持装置をも旋回させるので、 円滑、軽快に作動し難く、無駄な駆動力を必要とする上、旋回作業の邪魔になる という欠点があった。
【0004】 本考案は上記欠点を解消して、旋回部の旋回動作を邪魔することなく円滑、軽 快にケーブルを保持する装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、複数のブロックは、夫々プラスチック製 であって、上下方向に開口し、中央の段部を挾んで夫々方形状の上部側壁と下部 側壁を有する略角型筐状に形成され、上部側壁は下部側壁と嵌合しえる大径にさ れると共に、上部側壁には山形状に突出した一対の側面に嵌合孔を穿設し、他方 下部側壁には上記上部側壁の嵌合孔を形成した側面と直交する一対の側面に上記 嵌合孔に嵌合しうる突起を突設すると共に、下縁両端よりに上記中央段部に接離 可能に当接するストッパを突設し、該ブロックの上部側壁の嵌合孔に同形のブロ ックの下部側壁の突起を嵌合し、両ブロックを回動自在に連結するようにして複 数のブロックを夫々連結し、各ブロックが交互に前後左右に屈曲しうる角型管状 の中空部を形成する構成である。
【0006】
【作用】
各ブロックの上部側壁面の突起と下部側壁面の嵌合孔は90度位相を異にして 設けられているので、ブロックをその突起と次のブロックの嵌合孔とを嵌合し、 次々と複数のブロックを連結していくと、連結されたブックは交互に前後、左右 の方向に夫々回動自在となり、この連結したブロックで形成された角型管状の中 空部内に挿入したケーブルは該保持装置によって旋回動作を邪魔することなく確 実に保護され、ケーブルの断線、破損を防止し得るものである。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。
【0008】 図1は本考案になる保持装置の斜視図である。保持装置は連結された複数のブ ロック1,1…で構成され、これを構成するブロック1は、一つおきに前後また は左右に直交する方向に互いに自由に回動する。従って、保持装置全体としては ロボット制御用のホース、ケーブルなどを被覆して、工作機械の旋回部の旋回動 作がどのようなものであっても前後左右にユニバーサルに回動して円滑に追従す る。
【0009】 保持装置を構成するブロック1は図2に示すごとく、上下が開口したプラスチ ック製で、中央の段部15を挾んで下部側壁2と上部側壁3を有する略角筐状に 形成されている。
【0010】 下部側壁2の対向する側面4,6は上下方向に円弧面をもった蒲鉾状に形成さ れ、これと直交する側面の対向する一対の側面5,7は平坦な矩形面で、その中 央にそれぞれ円形の突起8を設けると共に、円形の突起8を設けた側面5,7の 下縁部の両端寄りにそれぞれストッパ9を突設する。このストッパ9はブロック 1の回動により下部側壁2の内側上縁部に当接し、各ブロック1の回動を一定角 度で停止させるためのものである。
【0011】 上部側壁3は、下部側壁2の方形側面4,5,6,7より下部側壁の肉厚分だ け大きい方形側面10,11,12,13に形成される。このうち上記下方側壁 2の突起8を有する側面5,7の上方に位置する一組の対向する側面10,12 は平坦な矩形状に形成し、これと直交する他の対向する一組即ち上記下部側壁2 の蒲鉾状の側面4,6の上方に位置する側面11,13は上縁を山形状に突出す る略5角形に形成され、中央に前記円形の突起8が嵌合するためのやや径の大き い円形の嵌合孔14が穿設されている。この実施例では貫通孔とするが、突起8 の高さを低くして、嵌合孔14を貫通孔でなく円形の凹部としてもよく、突起8 と嵌合し回動自在となるものであればよい。
【0012】 なお上部側壁3の側面10,12の嵌合孔14の上方内面は下部側壁2の突起 8の嵌合を容易とするために、先端に向って肉薄となるように傾斜面16を形成 する。
【0013】 この様に構成されている各ブロック1は、その上部側壁3の対向する一対の嵌 合孔14,14に、これと同形に作製された別のブロック1の下部側面2の対向 する一対の突起8,8を夫々嵌合する。その際、上部側壁3の上端部には傾斜面 16が形成されているので、下部側壁2の突起8は該傾斜面16に誘導され側面 10,12の弾性に抗してこれを押拡げるようにして嵌合孔14に嵌合され、両 ブロック1,1は嵌合孔14と突起8を中心として互いに回動自在に連結され、 その回動は下部側壁2の下端に突出したストッパ9が中央の段部15に当接する まで左右に回動する。しかして上記ブロック1は複数個を順次連結すると、交互 に90度位相を異にして前後、左右方向に回動自在に連結されると共に、該ブロ ック10には角型管状の中空部17が形成された所定長さのケーブル保持装置を 作製することができる(図3)。
【0014】 そこで、このケーブル保持装置の角型管状の中空部17内に、工作機械の旋回 部18と固定部19の間に渡したケーブル20を挿入する。これによって、旋回 部18が旋回動作を始めると各ブロック1が前後左右に自在に回動して旋回動作 に追従し、旋回部18の旋回動作を邪魔することなく、ケーブル20を保護する (図4)。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上記のごとくプラスチック製のブロックを組合わせて前後左右に交 互に回動しうる中空部内にケーブルを保持するように構成したので、従来の金属 製の如く騒音を発することなく軽快に作動し、軽量で、旋回部の旋回動作を邪魔 することなく且つケーブルを切断、破損することなく保持できる。また、下部側 壁に取付けられたストッパが中央の段部に当接して回動を規制するので、下方に 保持装置があまり垂れ下がらない。しかも、組合わせるブロックの数を変えるこ とによりケーブルの長さにマッチした長さに自由に調節でき、中空部間でたるむ ことなく被覆できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例になる保持装置の斜視図である。
【図2】ブロックの組合わせ状態を示す斜視図である。
【図3】ブロックの組合わせ状態を示す断面図である。
【図4】本考案実施例になる装置を載置した工作機械の
斜視図である。
【符号の説明】
1 ブロック 2 下部側壁 3 上部側壁 8 突起 9 ストッパ 14 嵌合孔 15 中央段部 17 中空部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 複数のブロックは、夫々プラスチック製
    であって、上下方向に開口し、中央の段部を挾んで夫々
    方形状の上部側壁と下部側壁を有する略角型筐状に形成
    され、上部側壁は下部側壁と嵌合しえる大径にされると
    共に、上部側壁には山形状に突出した一対の側面に嵌合
    孔を穿設し、他方下部側壁には上記上部側壁の嵌合孔を
    形成した側面と直交する一対の側面に上記嵌合孔に嵌合
    しうる突起を突設すると共に、下縁両端よりに上記中央
    段部に接離可能に当接するストッパを突設し、該ブロッ
    クの上部側壁の嵌合孔に同形のブロックの下部側壁の突
    起を嵌合し、両ブロックを回動自在に連結するようにし
    て複数のブロックを夫々連結し、各ブロックが交互に前
    後左右に屈曲しうる角型管状の中空部を形成したことを
    特徴とするケーブル保持装置。
JP5596991U 1991-06-24 1991-06-24 ケーブル保持装置 Expired - Lifetime JPH0735151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5596991U JPH0735151Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ケーブル保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5596991U JPH0735151Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ケーブル保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH051047U true JPH051047U (ja) 1993-01-08
JPH0735151Y2 JPH0735151Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=13013902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5596991U Expired - Lifetime JPH0735151Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ケーブル保持装置

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JP (1) JPH0735151Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445151B1 (ko) * 2001-11-20 2004-08-21 현대자동차주식회사 차량용 필러튜브 어셈블리
KR100447679B1 (ko) * 2000-09-13 2004-09-08 가부시기가이샤쯔바기모도체인 케이블 드래그 체인

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447679B1 (ko) * 2000-09-13 2004-09-08 가부시기가이샤쯔바기모도체인 케이블 드래그 체인
KR100445151B1 (ko) * 2001-11-20 2004-08-21 현대자동차주식회사 차량용 필러튜브 어셈블리

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JPH0735151Y2 (ja) 1995-08-09

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