JPH0740792Y2 - タスクアームのベース部 - Google Patents

タスクアームのベース部

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JPH0740792Y2
JPH0740792Y2 JP1989008153U JP815389U JPH0740792Y2 JP H0740792 Y2 JPH0740792 Y2 JP H0740792Y2 JP 1989008153 U JP1989008153 U JP 1989008153U JP 815389 U JP815389 U JP 815389U JP H0740792 Y2 JPH0740792 Y2 JP H0740792Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
screw
shaft
notch
task arm
task
Prior art date
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Application number
JP1989008153U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02101198U (ja
Inventor
憲幸 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はタスクアームを鉛直軸のまわりに所要角度範囲
内だけ回動自在としているタスクアームのベース部に関
するものである。
【従来の技術】
第6図や第7図に示すように、先端に取り付けられた照
明器具2や書見台4等の位置を可変とするタスクアーム
3は、什器7に固着された取付台1によって鉛直軸まわ
りの回転が自在となるように支持される。この時、回転
が無制限に行えるようになっていると、照明器具2に至
る電源コードがねじれてしまったり、什器7からはみ出
したりしてしまうことから、この種のものでは回転角度
を制限する構造が設けられている。 たとえば第8図及び第9図に示すものでは、取付台1に
設けられた軸受け孔10にタスクアーム3の基端の下面か
ら突出する軸31を差し込むとともに、軸受け孔10の外周
面から取り付けたねじ11を軸31に形成されている切欠32
内にいれることによって回転範囲を制限している。ま
た、このねじ11は取付台1から軸31が抜け出ることを防
ぐものともなっている。第10図は上記切欠32の水平断面
形状を示している。
【考案が解決しようとする課題】
この場合、上記回動範囲の規制は、第11図に示すよう
に、ねじ11の側面や端縁が切欠32の縁や面に当接するこ
とで行っているわけであるが、この当接は、切欠32の形
状の関係で、図からも明らかなように、点接触乃至部分
的線接触でなされるものであり、このために、タスクア
ーム3を許された回転範囲いっぱいに回転させた時、ね
じ11の軸31側との当接部にせん断力が集中してかかって
しまうものであり、ねじ11が破損してしまうことが多々
ある。第12図に示すように、軸受け孔10側に切欠12を設
けて、この切欠12を通じて軸31にねじ11を固定している
ものもあるが、この場合においてもねじ11が破損するお
それを有している。さらに中実の軸31を用いたもので
は、ねじ11のねじ込み量によって、回転角度にばらつき
が生じる。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは回転角度範囲を規制するねじが破損
することのないタスクアームのベース部を提供するにあ
る。
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、軸受け孔を備えている取付台と、軸
受け孔に差し込まれるタスクアーム側の軸と、取付台に
取り付けられて先端を軸受け孔内に突出させるねじと、
上記軸に設けられて上記ねじが入る切欠とからなり、取
付台に対してタスクアームを回転自在としているととも
にこの回転角度範囲がねじと切欠とによって規制されて
いるタスクアームのベース部において、軸は中実のもの
として形成されているとともに、切欠は軸の軸方向と直
交する断面形状が扇型で側壁面に沿って上記ねじが当接
自在であるものとして形成されていることに特徴を有し
ている。 [作用] 本考案によれば、許された角度いっぱいにタスクアーム
を回転させた時、ねじは切欠の側壁面に沿って接触する
ものであり、せん断力がねじの一部に集中することがな
いものである。 [実施例] 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、ここ
では軸31として、第3図に示すように、タスクアーム3
の基部と一体の中実の軸31、あるいは第4図に示すよう
に、タスクアーム3の基部に差し込み固定される中実の
軸31を使用する。第4図中の35は軸31をタスクアーム3
に固定するための止めねじである。第5図に示すよう
に、タスクアーム3の基部に軸31をインサート固定して
もよい。 そして上記軸31には、第1図に示すように、断面形状が
扇型をした切欠32を形成する。この切欠32における開き
角度θは、タスクアームに許す回転角度範囲と同じであ
る。 このように形成された切欠32では、タスクアーム3を回
転させた時のねじ11と切欠32とによる回転角度範囲の規
制は、第1図から明らかなように、切欠32の側壁面に沿
ってねじ11が当接することによってなされたものであ
り、ねじ11と切欠32の側壁面との当接面積がねじ11の軸
方向に大きくなっているために、ねじ11の一部にせん断
力が集中してしまうことがないものである。尚、切欠32
の側壁面は、第2図に示すように、ねじ11の半径とほぼ
等しい半径の曲面として、ねじ11と切欠32の側壁面とが
面接触するようにしておくことが好ましい。
【考案の効果】
以上のように本考案においては、タスクアームを許され
ている回転角度いっぱいに回した時、中実に形成されて
いる軸の扇型断面を持つ切欠の側壁面に沿ってねじが接
触するものであり、このために、ねじの一部にせん断力
が集中することがなく、ねじが破損することがないもの
である。また、ねじのねじ込み量によって回転角度範囲
が変化することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の水平断面図、第2図は同上の
斜視図、第3図は同上の軸の破断側面図、第4図(a)
(b)は軸の他例の分解斜視図と破断側面図、第5図
(a)(b)は軸の更に別の例の斜視図と破断側面図、
第6図及び第7図は夫々タスクアームの例を示す斜視
図、第8図及び第9図は夫々ベース部の従来例を示す分
解斜視図、第10図(a)(b)及び第11図(a)(b)
は夫々軸の断面図、第12図は別の従来例の斜視図であっ
て、1は取付台、11はねじ、31は軸、32は切欠を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受け孔を備えている取付台と、軸受け孔
    に差し込まれるタスクアーム側の軸と、取付台に取り付
    けられて先端を軸受け孔内に突出させるねじと、上記軸
    に設けられて上記ねじが入る切欠とからなり、取付台に
    対してタスクアームを回転自在としているとともにこの
    回転角度範囲がねじと切欠とによって規制されているタ
    スクアームのベース部において、軸は中実のものとして
    形成されているとともに、切欠は軸の軸方向と直交する
    断面形状が扇型で側壁面に沿って上記ねじが当接自在で
    あるものとして形成されているタスクアームのベース
    部。
JP1989008153U 1989-01-26 1989-01-26 タスクアームのベース部 Expired - Fee Related JPH0740792Y2 (ja)

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JPH02101198U JPH02101198U (ja) 1990-08-13
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KR101309698B1 (ko) * 2011-12-29 2013-09-17 정상민 조명 장치
CN203500788U (zh) * 2013-10-16 2014-03-26 无锡知谷网络科技有限公司 支撑结构、播放器及使用该播放器的移动设备

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JPH02101198U (ja) 1990-08-13

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