JPH0510442A - 無段変速機付耕耘機 - Google Patents

無段変速機付耕耘機

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JPH0510442A
JPH0510442A JP16307291A JP16307291A JPH0510442A JP H0510442 A JPH0510442 A JP H0510442A JP 16307291 A JP16307291 A JP 16307291A JP 16307291 A JP16307291 A JP 16307291A JP H0510442 A JPH0510442 A JP H0510442A
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JP
Japan
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lever
reverse
speed change
top position
continuously variable
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Application number
JP16307291A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Oota
能司 太田
Nobuo Yamazaki
信男 山崎
Masayuki Yoneyama
正行 米山
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 変速操作レバーをトップ位置にセットすれ
ば、あとは前,後進切換レバーの切換作動のみで、無段
変速機の変速比を、中立状態を経由して前進トップ状態
から後進トップ状態に、或いはそれと反対に無段階に切
換え得るようにする。 [構成] 中立位置Nとその両側の前進トップ位置TF
及び後進トップ位置TR との各間を回動する無段変速機
14の変速レバー30にベルクランク33を枢軸32に
より連結し、このベルクランク33の第1アーム33a
を変速操作レバー35に連動、連結し、固定の支持体3
6に軸支された前,後進切換レバー38のカム溝39
に、ベルクランク33の第2アーム33bに付設したロ
ーラ40を転動可能に係合する。カム溝39は、変速操
作レバー35がトップ位置Tに保持された状態で前,後
進切換レバー38を前,後進位置F,R間で回動したと
き、ローラ40を誘導することにより、ベルクランク3
3を介して変速レバー30を前進トップ位置TF から後
進トップ位置TRへ、或いはそれと反対に回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体後方へ向けた前進
用位置及び機体前方へ向けた後進用位置を選択し得る操
向ハンドルと、中立位置とその両側方に位置する前進ト
ップ位置及び後進トップ位置との各間を回動する変速レ
バーを有する走行用無段変速機とを備えた、無段変速機
付耕耘機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のかゝる耕耘機においては、操作ハ
ンドルに軸支された1本の変速操作レバーを無段変速機
の変速レバーに連結し、この変速操作レバーの回動のみ
で変速レバーの全位置を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで耕耘機は、そ
の作業内容によって前,後進を繰返し行うことがある
が、従来のように1本の変速操作レバーのみで前,後進
の変速を行うものでは、前,後進の切換えの都度、変速
比の設定を行わなければならず、操作が面倒であって作
業能率が悪い。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、変速比の制御のみを行う変速操作レバーと、前,
後進の切換えのみを行う前,後進切換レバーとを備え、
変速操作レバーにより一旦変速比を設定すると、前,後
進切換レバーの切換作動により直ちに所定の変速比をも
って前進または後進を可能にし、しかも操向ハンドルの
前,後進用位置の切換時でも、手元で変速操作レバーは
勿論、前,後進切換レバーを操作し得るようにした前記
耕耘機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、変速レバーと、操向ハンドルに軸支され
て中立位置及び前,後進共通のトップ位置間で回動操作
される変速操作レバーと、固定の支持体に軸支されて前
進位置及び後進位置間を回動し得る前,後進切換レバー
の三者相互をカム機構を介して連結し、このカム機構
は、前,後進切換レバーの前進位置では、変速操作レバ
ーの中立位置からトップ位置への回動に伴い変速レバー
を中立位置から前進トップ位置へ回動させ、また同前,
後進切換レバーの後進位置では変速操作レバーの中立位
置からトップ位置への回動に伴い前記変速レバーを中立
位置から後進トップ位置へ回動させるように構成され、
前,後進切換レバーにはこれを操作する切換操作杆を、
操向ハンドルの選択する前,後進用位置に向けるよう回
動可能に連結したことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、前記カ
ム機構を、変速レバーに軸支されたベルクランクと、こ
のベルクランクの一端に付設されたローラと、このロー
ラが係合すべく前,後進切換レバーに設けられたカム溝
とから構成し、前記ベルクランクの他端に前記変速操作
レバーを接続したことを第2の特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0008】まず図1において耕耘機1は、水平なフレ
ーム2上にエンジン3を備え、フレーム2の後端には、
下端で車輪5を軸支するミッションケース4が固着され
る。またこのミッションケース4の後面にはロータリ式
作業機6が連結される。ミッションケース4内には、エ
ンジン3からテンションクラッチ付ベルト7を介して駆
動されると共に車輪5及び作業機6を駆動する後述の伝
動装置8が収納される。
【0009】ミッションケース4の上端にはく字状に曲
ったハンドルコラム9が上下方向の枢軸10周りに回動
可能に取付けられており、このハンドルコラム9の後端
に操向ハンドル11が連結される。而して、操向ハンド
ル11は、通常、機体後方へ向けた前進用位置SF に保
持され、作業者はこれを握って耕耘機1による前進作業
を行うが、操向ハンドル11をハンドルコラム9と共に
枢軸10周りに機体前方へ向けた後進用位置(図1の鎖
線位置)に回動すれば、作業者は前進姿勢で耕耘機1に
よる後進作業を行うことができる。
【0010】図2において、ミッションケース4内の伝
動装置8は、エンジン3から前述のようにベルト7を介
して駆動される入力軸12と、車輪5を駆動する車軸1
3との間を接続する静油圧式無段変速機14及び歯車・
チェン式減速機15、並びに入力軸12と作業機6との
間を接続する作業機用減速機16とを備える。
【0011】図2及び図3に示すように、静油圧式無段
変速機14は、いずれも斜板式の油圧ポンプ17及び油
圧モータ18を油圧閉回路19を介して相互に接続して
構成した公知のもので、油圧ポンプ17のポンプ軸20
は前記入力軸12にジョイントを介して同軸で連結さ
れ、油圧モータ18のモータ軸21には減速機15の入
力歯車23が固設される。
【0012】油圧ポンプ17のポンプ容量を決定する斜
板24は、それを支持するトラニオン軸25を回動する
ことにより傾動するようになっており、この斜板24を
直立させると油圧ポンプ17の容量が零となって中立状
態(油圧モータ18の休止状態)となり、斜板24の直
立位置からの傾斜方向によりモータ軸21の正,逆転方
向が決定されると共に、その傾斜角度の増大に応じてポ
ンプ軸20及びモータ軸21間の変速比が無段階に増速
制御される。
【0013】油圧閉回路19の往路及び復路間を接続す
る短絡路26にはそれを任意に開閉し得るクラッチ弁2
7が介装され、また油圧閉回路19には、これに作動油
を補給すべくチャージポンプ28がチェック弁29を介
して接続される。このチャージポンプ28は前記ポンプ
軸20により駆動される。
【0014】図4及び図5において、前記トラニオン軸
25の外端には変速レバー30が固着される。したがっ
て、この変速レバー30を中立位置Nから一側方の前進
トップ位置TF へ回動すれば、無段変速機14を中立状
態から前進トップ状態まで無段階に増速制御することが
でき、また中立位置Nから他側方の後進トップ位置T R
へ回動すれば、無段変速機14を中立状態から後進トッ
プ状態まで無段階に増速制御することができる。
【0015】変速レバー31の基部外周にはV字状のノ
ッチ45が形成されており、このノッチ45には、ミッ
ションケース4に固定された支持体36に軸支46され
たディテントアーム47の先端ローラ47aが係合し、
その係合方向にディテントアーム47はばね48により
付勢される。而して、ローラ47aがノッチ45の最深
部に係合することにより変速レバー31の中立位置Nが
規定される。
【0016】この変速レバー30を操作すべく本発明の
変速操作装置31が設けられる。この装置31は、変速
レバー30の先端に枢軸32を介して連結されたベルク
ランク33と、このベルクランク33の第1アーム33
aに操作ワイヤ34を介して連動連結された変速操作レ
バー35と、前記支持体36上の枢軸37に支承された
前,後進切換レバー38とを備える。
【0017】変速操作レバー35は、前記操向ハンドル
11上に軸支されていて、中立位置Nと前,後進共通の
トップ位置Tとの間を回動操作される。
【0018】前,後進切換レバー38は、その枢軸37
の上下にそれぞれ延びる長腕38a及び短腕38bを有
し、その短腕38bに形成されたカム溝39に、前記ベ
ルクランク33の第2アーム33bの先端に軸支された
ローラ40が転動可能に係合される。前,後進切換レバ
ー38は、その短腕38bを変速レバー30の前進トッ
プ位置TF から遠ざけた前進位置Fと、同前進トップ位
置TF に近づけた後進位置Rとの間を回動するようにな
っている。またカム溝39は、これとベルクランク33
の枢軸32との間の距離が、前,後進切換レバー38が
前進位置Fを占めるときにはカム溝39の下端に向って
増加するが、該レバー38が後進位置Rを占めるときに
は反対にカム溝39の下端に向って減少するように形成
されており、一方、ベルクランク33は、変速操作レバ
ー35の中立位置Nからトップ位置Tへの回動に伴いロ
ーラ40を上記カム溝39内で下方へ移動させるべく回
動するようになっている。以上において、ベルクランク
33、ローラ40及びカム溝39は、変速操作レバー3
5、変速レバー30及び前,後進切換レバー38の三者
を連結するカム機構Cを構成する。
【0019】前,後進切換レバー38の長腕38aは、
その長手方向と交差するように延びる長孔41を有し、
この長孔41と交差するように延びる規制溝42が前記
支持体36に設けられ、この規制溝42を移動する作動
棒43が前記長孔41に嵌入される。規制溝42は、そ
の一側方へ直角に屈曲したロック溝42a,42bを両
端に有し、これらロック溝42a,42bとの係合方向
へ作動棒43はロックばね44により付勢される。
【0020】図6及び図7において、ミッションケース
4には揺動板50がボールジョイント51を介して全方
向揺動可能に連結され、この揺動板50の前端に前記作
動棒43の基部が固着されている。
【0021】この揺動板50は、その中央部に下方へ突
出した支筒52を一体に備えており、この支筒を52に
L字状切換操作杆53の鉛直部53aが回転及び摺動可
能に嵌挿される。
【0022】また揺動板50は、支筒52の軸線を中心
として前後に対称的に並ぶ一対の位置決めピン54f,
54rを上面から突出させており、これら位置決めピン
54f,54rに選択的に嵌合し得る位置決め孔55を
持ったブラケット56が前記鉛直部53aに固設され
る。そして、前記鉛直部53aと支筒52との間には、
ブラケット56を位置決めピン54f,54r側へ付勢
するための保持ばね57が装着される。したがって、位
置決めピン54fまたは54r及び位置決め孔55の嵌
合状態では揺動板50は切換操作杆53と共に揺動が可
能となる。
【0023】切換操作杆53の水平部53bは前記操向
ハンドル11側へ延出し、その先端にグリップ58が付
設される(図1参照)。
【0024】前記揺動板50の後端には、上方へ屈曲し
て延出する指示片59が連設され、この指示片59はミ
ッションケース4に固定または表示板60の案内溝61
に係合する。案内溝61は前記ロック溝42a,42b
付の規制溝42に対応してコ字状をなしている。この案
内溝61に隣接して表示板60の表面には指示片59が
指すべき切換操作杆53の前進位置F及び後進位置Rが
表示される。
【0025】次にこの実施例の作用について説明する。
【0026】図7のように切換操作杆53が前進位置F
にセットされていれば、図4のように作動棒43は規制
溝42の下端ロック溝42bとの係合状態にロックばね
44の力で保持され、これに伴い前,後進切換レバー3
8は前進位置Fにロックされている。
【0027】そこで、変速操作レバー35を中立位置N
からトップ位置Tへ向って回動すると、ベルクランク3
3が図4で時計方向に回動してローラ40を前,後進切
換レバー38のカム溝39内で下方へ移動させる。この
場合のカム溝39とベルクランク33の枢軸32との間
の距離は前述のようにカム溝39の下端に向って増加す
るので、ローラ40がカム溝39に誘導されつゝ下方へ
移動すると、ベルクランク33はカム溝39側へ引き寄
せられ、それにつれて変速レバー30が中立位置Nから
前進トップ位置TF へ回動される。こうして無段変速機
14は中立状態から前進トップ状態まで変速比を無段階
に増速制御され、トラクタ1を前進させることができ
る。
【0028】次に耕耘機1を後進させるには、図8に示
すように変速操作レバー35をトップ位置Tに置いたま
ゝで、前,後進切換レバー38を後進位置Rへ回動すれ
ばよい。即ち、グリップ58を握って切換操作杆53を
右方へ僅かに振ってから後進位置Rへ回動すると、作動
棒を43が下端ロック溝43bを出て規制溝42の上端
まで昇りながら、前,後進切換レバー38を後進位置R
へと回動させる。そこでグリップ58を解放すると、ロ
ックばね44の力で作動棒43は上端ロック溝42aに
係合して前,後進切換レバー38を後進位置Rにロック
する。
【0029】而して、前,後進切換レバー38が前進位
置Fから後進位置Rへ回動すると、該レバー38のカム
溝39は変速レバー30に近づいていくので、ベルクラ
ンク33の第2アーム33bはローラ40を介してカム
溝39側から押され、これに伴い変速レバー30は前進
トップ位置TF から中立位置Nを経由した後、後進トッ
プ位置TR へと回動される。こうして無段変速機14
は、前,後進切換レバー38の切換操作のみにより前進
トップ状態から中立状態を経て後進トップ状態まで変速
比を無段階に制御される。
【0030】前,後進切換レバー38を後進位置Rから
前進位置Fへ戻す場合には、上記と反対の作用により、
変速レバー30が再び前進トップ位置TF に復帰するこ
とは明らかであろう。
【0031】また図9のように、前,後進切換レバー3
8が後進位置Rにロックされ、且つ変速操作レバー35
が中立位置Nを占め、したがって変速レバー30も中立
位置Nを占めているときは、カム溝39とベルクランク
33の枢軸32との間の距離は、前述のようにカム溝3
9の下端に向って減少するから、この状態から変速操作
レバー35をトップ位置Tへ回動することによりベルク
ランク33を時計方向に回動させると、それに伴い下降
するローラ40はカム溝39に誘導されて変速レバー3
0側へ押されることになり、その結果、変速レバー30
は中立位置Nから後進トップ位置TR へと回動される。
【0032】ところで、変速レバー30の中立位置Nか
ら前,後進トップ位置TF ,TR までの回動角度α,β
は規制溝42両端のロック溝42a,42bの位置設定
によりそれぞれ自由に設定し得るが、耕耘機1のような
作業車両の場合には、α>βと設定しておけば、該車両
の前進作業速度よりも後進作業速度を自動的に低く抑え
ることができ、これにより後進作業も的確に行い得て好
都合である。
【0033】次に操向ハンドル11を図1の鎖線示のよ
うに耕耘機1の前方へ反転して作業する場合には、切換
操作杆53も次のようにして前方へ反転させることがで
きる。即ち、先ず切換操作杆53を保持ばね57の力に
抗して上昇させることにより、ブラケット56の位置決
め孔55と揺動板50の前部位置決めピン54fとの嵌
合を外し、次いで切換操作杆53を支筒52周りに前方
へ回動したとこで下降させて位置決め孔55を反対側の
後部位置決め孔54rに嵌合させる。すると、切換操作
杆53は再び揺動板50と連結されるので、この切換操
作杆53により前,後進切換レバー38を前述と同様に
切換作動させることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、変速レバーと、操向ハンドルに軸支されて中立位置
及び前,後進共通のトップ位置間で回動操作される変速
操作レバーと、固定の支持体に軸支されて前進位置及び
後進位置間を回動し得る前,後進切換レバーの三者相互
をカム機構を介して連結し、このカム機構は、前,後進
切換レバーの前進位置では、変速操作レバーの中立位置
からトップ位置への回動に伴い変速レバーを中立位置か
ら前進トップ位置へ回動させ、また同前,後進切換レバ
ーの後進位置では変速操作レバーの中立位置からトップ
位置への回動に伴い前記変速レバーを中立位置から後進
トップ位置へ回動させるように構成したので、変速操作
レバーを前,後進共通のトップ位置に保持しておけば、
あとは前,後進切換レバーの切換作動のみで、無段変速
機の変速比を中立状態を経由して前進トップ状態から後
進トップ状態に、或いはそれと反対に無段階に切換える
ことができ、したがって変速操作レバーによる変速比の
再設定が不要となり、変速操作が簡単となる。
【0035】しかも、前,後進切換レバーにはこれを操
作する切換操作杆を、操向ハンドルの選択する前,後進
用位置に向けるよう回動可能に連結したので、操向ハン
ドルの前,後進用位置の選択に応じて切換操作杆を回動
させることができ、したがって切換操作杆を常に操向ハ
ンドルの手元で操作が可能であり、前,後進切換レバー
を容易、的確に制御することができるようになる。
【0036】また本発明の第2の特徴によれば、前記カ
ム機構を、変速レバーに軸支されたベルクランクと、こ
のベルクランクの一端に付設されたローラと、このロー
ラが係合すべく前,後進切換レバーに設けられたカム溝
とから構成し、前記ベルクランクの他端に前記変速操作
レバーを接続したので、ベルクランク及び前,後進切換
レバーの相互作動は、カム溝をローラが転動することに
より行われるため極めてスムーズであり、したがって変
速操作レバーや前,後進切換レバーを軽快に操作するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による耕耘機の側面図
【図2】上記耕耘機の伝動装置展開図
【図3】上記伝動装置中の無段変速機の油圧回路図
【図4】変速操作装置の正面図
【図5】変速操作装置の変速レバー周りの側面図
【図6】同変速操作装置の切換操作杆周りの側面図
【図7】図6の7矢示図
【図8】変速操作装置の作用説明図
【図9】変速操作装置の別の作用説明図
【符号の説明】
1 耕耘機 14 無段変速機 30 変速レバー 31 変速操作装置 33 ベルクランク 35 変速操作レバー 36 支持体 38 前,後進切換レバー 39 カム溝 40 ローラ 53 切換操作杆 C カム機構 F 前進位置 N 中立位置 R 後進位置 SF 前進用位置 SR 後進用位置 T トップ位置 TF 前進トップ位置 TR 後進トップ位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体後方へ向けた前進用位置(SF )及
    び機体前方へ向けた後進用位置(SR )を選択し得る操
    向ハンドル(11)と、中立位置(N)とその両側方に
    位置する前進トップ位置(TF )及び後進トップ位置
    (TR )との各間を回動する変速レバー(30)を有す
    る走行用無段変速機(14)とを備えた、無段変速機付
    耕耘機において、 変速レバー(30)と、操向ハンドル(11)に軸支さ
    れて中立位置(N)及び前,後進共通のトップ位置
    (T)間で回動操作される変速操作レバー(35)と、
    固定の支持体(36)に軸支されて前進位置(F)及び
    後進位置(R)間を回動し得る前,後進切換レバー(3
    8)の三者相互をカム機構(C)を介して連結し、 このカム機構(C)は、前,後進切換レバー(38)の
    前進位置では、変速操作レバー(35)の中立位置
    (N)からトップ位置(T)への回動に伴い変速レバー
    (30)を中立位置(N)から前進トップ位置(TF
    へ回動させ、また同前,後進切換レバー(38)の後進
    位置(R)では変速操作レバー(35)の中立位置
    (N)からトップ位置(T)への回動に伴い前記変速レ
    バー(30)を中立位置(N)から後進トップ位置(T
    R )へ回動させるように構成され、 前,後進切換レバー(38)にはこれを操作する切換操
    作杆(53)を、操向ハンドル(11)の選択する前,
    後進用位置(SF ,SR )に向けるよう回動可能に連結
    したことを特徴とする、無段変速機付耕耘機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、前記カム
    機構(C)を、変速レバー(30)に軸支されたベルク
    ランク(33)と、このベルクランク(33)の一端に
    付設されたローラ(40)と、このローラ(40)が係
    合すべく前,後進切換レバー(38)に設けられたカム
    溝(39)とから構成し、前記ベルクランク(33)の
    他端に前記変速操作レバー(35)を接続したことを特
    徴とする、無段変速機付耕耘機。
JP16307291A 1991-07-03 1991-07-03 無段変速機付耕耘機 Pending JPH0510442A (ja)

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