JPH08347A - 気密化粧料容器 - Google Patents

気密化粧料容器

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JPH08347A
JPH08347A JP13723594A JP13723594A JPH08347A JP H08347 A JPH08347 A JP H08347A JP 13723594 A JP13723594 A JP 13723594A JP 13723594 A JP13723594 A JP 13723594A JP H08347 A JPH08347 A JP H08347A
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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
Masayuki Sekine
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾性パッキン材あるいは容器本体に変形があ
った場合でも、化粧料を確実に気密保持することができ
る気密化粧料容器を提供する。 【構成】 中皿20の開口部21周縁に弾性パッキン材
23を上方から嵌着する。蓋体30に、中皿20を気密
保持する弾性パッキン材34を配設する。蓋体30の閉
止状態で中皿20の開口部周縁の弾性パッキン材23の
上面26に弾性パッキン材34が圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気密化粧料容器に関す
るもので、より具体的には容器本体と蓋体とをそれぞれ
の後端縁部で開閉自在に連結し、容器本体内に化粧料を
収納する中皿を装着してなる気密化粧料容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の気密化粧料容器において
は、実公平6−2585号公報に示されるような気密コ
ンパクト容器が公知となっている。この気密コンパクト
容器では、化粧料を収納する中皿を容器本体内に設け、
蓋体に弾性パッキン材を配設している。また、この弾性
パッキン材の容器本体の凹所の周囲に対応する部分の下
面には環状のシール用突起を設けられ、この環状のシー
ル用突起と並列してヒンジ溝が環状に切欠されている。
そして、蓋体を閉じると、シール用突起が容器本体の中
皿の上面に押圧され、ヒンジ溝が弾発力を発生するよう
に収縮されることにより、中皿内を気密保持するように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の気密コンパクト容器においては、化粧料を収納す
る中皿が樹脂または金属により成形されており、蓋体を
閉じると、押圧されたシール用突起の先端と容器本体の
中皿の上面との接触部分だけでシールされることにな
る。このため、弾性パッキン材と樹脂製若しくは金属製
の中皿との間でシール切れを生じやすく、また弾性パッ
キン材あるいは容器本体に変形があった場合、気密保持
が確実にできないことがあるといった欠点があった。
【0004】本発明は係る従来の問題に鑑みてなされた
もので、その目的は、弾性パッキン材あるいは容器本体
に変形があった場合でも、化粧料を確実に気密保持する
ことができる気密化粧料容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係る気密化粧料容器では、容器本体と蓋体
とをそれぞれの後端縁部で開閉自在に連結し、該容器本
体内に化粧料を収納する中皿を装着してなる気密化粧料
容器において、該中皿の開口部周縁に上方から装着され
る断面逆U字状の環状弾性パッキン材を設けるととも
に、該中皿を気密保持するために該蓋体に弾性パッキン
材を配設し、該蓋体の閉止状態で該弾性パッキン材に該
蓋体の該弾性パッキン材が圧接するようにしてなること
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成を有する本発明の気密化粧料容器によ
れば、蓋体を閉止すると、中皿の開口部周縁に装着され
た環状で、且つ断面が逆U字状の弾性パッキン材の上面
に蓋体の弾性パッキン材が圧接し、これにより中皿を確
実に気密保持する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る気
密化粧料容器を示す。本発明の気密化粧料容器は、容器
本体10,中皿20および蓋体30より構成されてい
る。
【0008】容器本体10は、蓋体30とそれぞれの後
端部でピン11によって開閉自在に枢着されている。ま
た、容器本体10の上面には凹所12が設けられ、凹所
12の上端部内周には、さらに切欠凹所13が形成され
ている。凹所12内には化粧料を収納する中皿20が装
着されている。この中皿20の開口部21は、段部22
を介して若干大径に形成されている。
【0009】そして、中皿20の開口部21周縁には、
ゴム製の環状弾性パッキン材23が配設されている。弾
性パッキン材23は、断面略逆U字状で、中皿20の開
口部21の内側端部24が段部22に当接し、外側端部
25が容器本体10の切欠凹所13内に挿入され、中皿
20の開口部21の大径部分を被覆した状態で、中皿2
0の開口部21周縁に上方から嵌着固定されている。ま
た、容器本体10の上面14と弾性パッキン材23の上
面26とは面一になっている。
【0010】また、容器本体10の前端縁部には切欠凹
所15が形成され、その奥面上部には第1の係合突起1
6が形成されている。この切欠凹所15に対応して、蓋
体30の前端縁部中央からは爪片31が垂設されるとと
もに、この爪片31の後面端部には第2の係合突起32
が形成されている。そして、蓋体30を閉じると、爪片
31が切欠凹所15に入り、第1の係合突起16と第2
の係合突起32とが係合し、蓋体30は止錠状態を占め
る。
【0011】蓋体30は、容器本体10の上面14を覆
い、その内面には凹部33が形成され、ここに中皿20
を気密保持するようにゴム製の弾性パッキン材34が組
み込まれている。弾性パッキン材34は、中皿20の開
口部21周縁に嵌着された弾性パッキン材23の上面2
6を覆うのに充分な大きさを有し、その下面外周には、
環状の突起35,36が二重に形成されている。
【0012】上記のような構成の気密化粧料容器の蓋体
30を閉止すると、中皿20の開口部21周縁に嵌着さ
れた弾性パッキン材23の上面26に蓋体30の内面に
組み込まれた弾性パッキン材34の突起35,36が圧
接する。この実施例では、互いにゴム製の弾性パッキン
材23と弾性パッキン材34が接触するので、高い気密
性を有し、しかもシール切れを防止でき、これにより中
皿20を完全に気密保持することができる。そして、弾
性パッキン材23は中皿20の開口部21周縁に上方か
ら嵌着するだけなので組み付け性が良く、製造工程を簡
易化することができる。
【0013】図2ないし図5は、本発明の別の実施例を
示す。図2に示される第2の実施例では、中皿20aの
開口部21a周縁の上方から弾性パッキン材23aが嵌
着されている。弾性パッキン材23aは、中皿20aの
内側端部24aが外側端部25aより短く形成されてい
る。また、弾性パッキン材23aは、その外側端部25
a外周に係合凸部27が形成され、中皿20aの開口部
21a周縁に上方から挿入された後、容器本体10aの
切欠凹所13a内面に形成された係合凹部17と係合す
ることにより嵌着固定されている。そして、弾性パッキ
ン材23aの上面26aは、容器本体10aの上面14
aより若干突出している。一方、蓋体30aの内面に組
み込まれた弾性パッキン材34aの下面外周には、環状
の突起35a形成されている。そして、蓋体30aを閉
止すると、中皿20aの開口部21a周縁に嵌着された
弾性パッキン材23aの上面26aに蓋体30aの内面
に組み込まれた弾性パッキン材34aの突起35aが圧
接する。この実施例でも、互いにゴム製の弾性パッキン
材23aと弾性パッキン材34aが接触するので、高い
気密性を有し、しかもシール切れを防止でき、これによ
り中皿20aを完全に気密保持することができる。その
他の構成並びに作用は上記第1実施例の場合と同様であ
る。
【0014】図3に示される第3の実施例にあっても、
中皿20bの開口部21b周縁の上方から弾性パッキン
材23bが嵌着されている。また、中皿20bの開口部
21bの上端部内周には切欠凹所28が形成され、上端
部外周には係合凹部29が形成されている。一方、弾性
パッキン材23bは、その外側端部25b内周に係合凸
部40が形成され、中皿20bの開口部21b周縁に上
方から挿入されると、弾性パッキン材23bの内側端部
24bが切欠凹所28に当接し、外側端部25bの係合
凸部40は中皿20bの係合凹部29と係合することに
より嵌着固定されている。そして、弾性パッキン材23
bの上面26bは、容器本体10bの上面14bより若
干突出している。一方、蓋体30bの内面に組み込まれ
た弾性パッキン材34bの下面外周には、斜め外側に傾
斜した弾性脚37が形成されている。そして、蓋体30
bを閉止すると、中皿20bの開口部21b周縁に嵌着
された弾性パッキン材23bの上面26bに蓋体30b
の内面に組み込まれた弾性パッキン材34bの弾性脚3
7が圧接する。この実施例でも、互いにゴム製の弾性パ
ッキン材23bと弾性パッキン材34bが接触するの
で、高い気密性を有し、しかもシール切れを防止でき、
これにより中皿20bを完全に気密保持することができ
る。その他の構成並びに作用は上記第1実施例の場合と
同様である。
【0015】図4に示される第4の実施例では、容器本
体10cの凹所12cの上端部内周に切欠凹所13cが
形成されている。また、切欠凹所13c上方にはさらに
段部18,19を介して大径に形成されている。中皿2
0cの開口部21cは、段部22cを介して大径に形成
されている。
【0016】そして、中皿20cの開口部21c周縁の
上方から弾性パッキン材23cが嵌着されている。弾性
パッキン材23cは、内側端部24cが中皿20cの開
口部21cの段部22cに当接している。一方、外側端
部25cの内周面には係合凸部41が形成され、容器本
体10cの切欠凹所13c内に挿入された後、開口部2
1cの段部22cの底部と係合し、中皿20cの開口部
21cの大径部分を被覆した状態で、中皿20cの開口
部21c周縁に上方から嵌着固定されている。また、容
器本体10cの上面14cと弾性パッキン材23cの上
面26cとは面一になっている。さらに、弾性パッキン
材23cの上面26cの外周は、外方に延長して形成さ
れたフランジ部42となり、その端部43は、容器本体
10cの段部19と当接し、フランジ部42の下方には
環状の空間44が形成されている。一方、蓋体30cの
内面に組み込まれた弾性パッキン材34cの下面外周に
は、環状の突起35c形成されている。
【0017】そして、蓋体30cを閉止すると、中皿2
0cの開口部21c周縁に嵌着された弾性パッキン材2
3cの上面26cに蓋体30cの内面に組み込まれた弾
性パッキン材34cの環状の突起35cが圧接する。こ
の実施例でも、互いにゴム製の弾性パッキン材23cと
弾性パッキン材34cが接触するで、高い気密性を有
し、しかもシール切れを防止でき、これにより中皿20
cを完全に気密保持することができる。さらに、フラン
ジ部42の下方の空間44により、弾性パッキン材23
cに弾性パッキン材34cの突起35cが接触する際に
弾性パッキン材23cが撓むので、弾性パッキン材34
cの突起35cの反りや歪みなどの変形や、製作寸法の
バラツキに柔軟に対応することができ、シール性が向上
する。その他の構成並びに作用は上記第1実施例の場合
と同様である。
【0018】図5に示される第5の実施例では、容器本
体10dの凹所12dの上端部内周に切欠凹所13dが
形成されている。また、切欠凹所13dの内周上端部に
はさらに切欠凹所45が形成されている。中皿20dの
開口部21dは、段部22dを介して大径に形成されて
いる。
【0019】そして、中皿20dの開口部21d周縁の
上方から弾性パッキン材23dが嵌着されている。弾性
パッキン材23dは、内側端部24dが中皿20dの開
口部21dの段部22dに当接している。一方、外側端
部25dの内周面には係合凸部41が形成され、容器本
体10dの切欠凹所13d内に挿入された後、開口部2
1dの段部22dの底部と係合し、中皿20dの開口部
21dの大径部分を被覆した状態で、中皿20dの開口
部21d周縁に上方から嵌着固定されている。さらに、
弾性パッキン材23dの上面26dの外周は、斜め外方
に延長して形成された可撓片46となり、その端部47
は、容器本体10dの切欠凹所45の上方に延長してい
る。
【0020】そして、蓋体30dを閉止すると、中皿2
0dの開口部21d周縁に嵌着された弾性パッキン材2
3dの可撓片46の端部47が蓋体30dの内面に組み
込まれた弾性パッキン材34dに圧接する。この実施例
でも、互いにゴム製の弾性パッキン材23dと弾性パッ
キン材34dが接触するで、高い気密性を有し、しかも
シール切れを防止でき、これにより中皿20dを完全に
気密保持することができる。さらに、可撓片46の端部
47の下方の容器本体10dの切欠凹所45により、弾
性パッキン材23dに弾性パッキン材34dが接触する
際の可撓片46の反りや歪みなどの変形や、製作寸法の
バラツキに柔軟に対応することができ、シール性が向上
する。その他の構成並びに作用は上記第1実施例の場合
と同様である。
【0021】図6は、本発明の第6実施例に係る気密化
粧料容器を示す。本実施例の気密化粧料容器は、容器本
体10と蓋体60との間に中蓋50が設けられ、中蓋5
0も、容器本体10と蓋体30それぞれの後端部でピン
11によって開閉自在に枢着されている。中蓋50は、
容器本体10の上面を覆うように形成されており、本実
施例では、中蓋50が、中皿20を覆う蓋体となってい
る。中蓋50は第1実施例と同様に、容器本体10の上
面14を覆い、その内面には凹部51が形成され、ここ
に中皿20を気密保持するようにゴム製の弾性パッキン
材52が組み込まれている。弾性パッキン材52は、中
皿20の開口部21周縁に嵌着された、上述したと同様
な弾性パッキン材23の上面26を覆うのに充分な大き
さを有し、その下面外周には、環状の突起53が形成さ
れている。さらに、環状の突起53の内方には、鏡54
が取り付けられている。
【0022】蓋体60は、容器本体10の上面を覆うよ
うに形成されており、その内面には凹部61が形成さ
れ、ここにパフ62を収納するようになっている。
【0023】上記のような構成の気密化粧料容器の蓋体
60を閉止すると、パフ62は中蓋50の上面に載置さ
れた状態で凹部61内に収納され、中蓋50の外周上面
が蓋体60の内周壁の段部99に押されて中皿20の開
口部21周縁に嵌着された弾性パッキン材23の上面2
6に中蓋50の弾性パッキン材52の環状の突起53が
圧接し、ゴム製の弾性パッキン材同士が接触することに
より、高い気密性を有し、シール切れを防止でき、これ
により中皿20を完全に気密保持することができる。そ
の他の構成並びに作用は上記第1実施例の場合と同様で
ある。
【0024】なお、本実施例において、ゴム製の弾性パ
ッキン材同士のシール構造は、上記実施例のどの例を用
いてもよい。
【0025】図7および図8は、本発明の第7実施例に
係る気密化粧料容器を示す。本実施例の気密化粧料容器
の容器本体65は、横長の平面略長方形をなし、後端中
央部には凹所66が形成され、内面に鏡81が取り付け
られた蓋体80とそれぞれの後端部でピン67によって
開閉自在に枢着されている。また、容器本体65の上面
には凹所68が設けられ、凹所68内には化粧料を収納
する中皿20が装着されている。さらに、容器本体65
の上面には、パフ等の化粧具を収納する凹所69が設け
られている。
【0026】中皿20の開口部21周縁には、上述した
と同様な環状ゴム製の弾性パッキン材23が配設されて
いる。弾性パッキン材23は、断面略逆U字状で、中皿
20の開口部21の内側端部24が段部22に当接し、
外側端部25が容器本体65の切欠凹所70内に挿入さ
れ、中皿20の開口部21の大径部分を被覆した状態
で、中皿20の開口部21周縁に上方から嵌着固定され
ている。そして、容器本体65の上面71と弾性パッキ
ン材23の上面26とは面一になっている。また、容器
本体65の側部上面には一対の蝶番片72,72が形成
されている。
【0027】さらに、凹所68上方の容器本体65と蓋
体80との間には、中蓋73が容器本体65の蝶番片7
2に対しピン74によって開閉自在に蝶着されている。
この中蓋73は、容器本体65に対して若干上下方向に
遊動自在に蝶番片72に蝶着されている。中蓋73は、
容器本体65の上面71を覆い、その内面には凹部74
が形成され、ここに中皿20を気密保持するようにゴム
製の弾性パッキン材75が組み込まれている。弾性パッ
キン材75は、中皿20の開口部21周縁に嵌着された
弾性パッキン材23の上面26を覆うのに充分な大きさ
を有し、その下面外周には、環状の突起76が形成され
ている。また、中蓋73の蝶番部とは反対側の端部77
には指掛け部78が突出形成されている。さらに、中蓋
73の上面中央部には、突部79が突出形成されてい
る。
【0028】さらにまた、容器本体65の前端縁部には
切欠凹所14aが形成され、その奥面上部には第1の係
合突起15aが形成されている。この切欠凹所14aに
対応して、蓋体80の前端縁部中央からは爪片(図示せ
ず)が垂設され、その後面端部には第2の係合突起(図
示せず)が形成され、蓋体80を閉じると、第1の係合
突起15aと第2の係合突起とが係合し、蓋体80は止
錠状態を占める。また、切欠凹所14aには、開錠のた
めのプッシュピース82が配設されている。
【0029】上記のような構成の気密化粧料容器の蓋体
80を閉止すると、蓋体80の内面が中蓋73の突部7
9を押圧し、中蓋73は下方へ移動し、中皿20の開口
部21周縁に嵌着された弾性パッキン材23の上面26
に中蓋73の弾性パッキン材75の環状の突起76が圧
接する。これにより、互いにゴム製の弾性パッキン材2
3と弾性パッキン材75が接触するので、高い気密性を
有し、シール切れを防止でき、これにより中皿20を完
全に気密保持することができる。その他の構成並びに作
用は上記第1実施例の場合と同様である。
【0030】なお、本実施例においても、ゴム製の弾性
パッキン材同士のシール構造は、上記実施例のどの例を
用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る気密化粧料
容器では、容器本体と蓋体とをそれぞれの後端縁部で開
閉自在に連結し、容器本体内に化粧料を収納する中皿を
装着してなる気密化粧料容器において、中皿の開口部周
縁に上方から装着される断面逆U字状の環状弾性パッキ
ン材を設けるとともに、中皿を気密保持するために蓋体
に弾性パッキン材を配設し、蓋体の閉止状態で弾性パッ
キン材に蓋体の弾性パッキン材が圧接するようにしてな
ることを特徴としているので、ゴム製の弾性パッキン材
同士が接触することにより高い気密性を有し、シール切
れを防止することができ、これにより中皿を完全に気密
保持することができる。
【0032】特に、弾性パッキン材は中皿の開口部周縁
の上方から嵌着するだけなので組み付け性が良く、製造
工程を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る気密化粧料容器の断
面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る気密化粧料容器の要
部断面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る気密化粧料容器の要
部断面図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る気密化粧料容器の要
部断面図である。
【図5】本発明の第5実施例に係る気密化粧料容器の要
部断面図である。
【図6】本発明の第6実施例に係る気密化粧料容器の蓋
体が閉止した状態の断面図である。
【図7】本発明の第7実施例に係る気密化粧料容器の断
面図である。
【図8】本発明の第7実施例に係る気密化粧料容器の蓋
体が開放した状態の要部上面図である。
【符号の説明】
10,10a〜10d,65 容器本体 20,20a〜20d 中皿 21,21a〜21d 開口部 23,23a〜23d 中皿の弾性パッキン材 30,30a〜30d,60,80 蓋体 34,34a〜34d,52,75 蓋体の弾性パッキ
ン材 50,73 中蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と蓋体とをそれぞれの後端縁部
    で開閉自在に連結し、該容器本体内に化粧料を収納する
    中皿を装着してなる気密化粧料容器において、該中皿の
    開口部周縁に上方から装着される断面逆U字状の環状弾
    性パッキン材を設けるとともに、該中皿を気密保持する
    ために該蓋体に弾性パッキン材を配設し、該蓋体の閉止
    状態で該弾性パッキン材に該蓋体の該弾性パッキン材が
    圧接するようにしてなることを特徴とする気密化粧料容
    器。
JP13723594A 1994-06-20 1994-06-20 気密化粧料容器 Expired - Lifetime JP3579085B2 (ja)

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