JPH05101554A - 光磁気デイスクライブラリ装置 - Google Patents

光磁気デイスクライブラリ装置

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JPH05101554A
JPH05101554A JP25775291A JP25775291A JPH05101554A JP H05101554 A JPH05101554 A JP H05101554A JP 25775291 A JP25775291 A JP 25775291A JP 25775291 A JP25775291 A JP 25775291A JP H05101554 A JPH05101554 A JP H05101554A
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JP
Japan
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magneto
optical
optical disk
fiber cable
head
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JP25775291A
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English (en)
Inventor
Takashi Akahori
隆司 赤堀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の小型化、及び収納されている光磁気デ
ィスクに対するアクセスタイムの短縮が可能な光磁気デ
ィスクライブラリ装置を提供する。 【構成】 ベースエレベータ22は矢線B方向への移動、
及びエレベータシャフトを軸として回動が可能である。
ベースエレベータ22には、可撓性を備えたヒンジを介し
て浮上式光磁気ヘッド50が固定されている。浮上式光磁
気ヘッド50には、レーザ光源部(図示省略)からのレーザ
ビームを伝送し、光磁気ディスク11に出射する光ファイ
バケーブル25及び磁気コイルが搭載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数枚の光磁気ディス
クを収納し、かつ所望の光磁気ディスクに対してアクセ
ス可能な光磁気ディスクライブラリ装置に係り、特にア
クセスタイムの短縮及び装置の小型化が可能な光磁気デ
イスクライブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来の光磁気ディスクライブラ
リ装置の一例を示す構成図である。
【0003】光磁気ディスクライブラリ装置は、ディス
クカートリッジ1を収納するストッカー2,光磁気記録
再生を行う光磁気ディスクドライブ3,ディスクカート
リッジ1を所定のストッカー2,ローディングトレー
4,又は光磁気ディスクドライブ3に移動させるキャリ
ッジ5等から構成されている。
【0004】外部からディスクカートリッジ1が挿入さ
れてローディングトレー4上に載置されると、キャリッ
ジ5が図示を省略した機構により載置されたディスクカ
ートリッジ1を把持する。キャリッジ5は矢線D方向に
移動し、光磁気ディスクドライブ3又は矢線D方向に多
段に配置されたストッカー2の空きストッカー2にディ
スクカートリッジ1を挿入する。またキャリッジ5は、
図示を省略した制御部によって制御され、ストッカー2
に収納されているディスクカートリッジ1から所望のも
のを把持し、ローディングトレー4に載置するか、また
は光磁気ディスクドライブ3に挿入する。
【0005】図16は、図15のディスクライブラリ装置の
光磁気ディスクドライブの構成を示す断面図である。
【0006】キャリッジ5によって光磁気ディスクドラ
イブ3に挿入された、ディスクカートリッジ1は図示を
省略したローディング機構によってローディング位置に
セットされ、アクセス用のシャッタが開口させられて内
部の光磁気ディスク1aが露出する。
【0007】スピンドルモータ6のスピンドルシャフト
6aに固定されたディスクカートリッジ1の光磁気ディ
スク1aの一方の面には磁場を印加するための固定磁気
ヘッド7が対向配置され、他方の面には半径方向に移動
可能な移動光学ヘッド8が対向配置されている。
【0008】光磁気ディスク1aに対する情報の記録
は、固定磁気ヘッド7によって磁場を印加すると共に、
移動光学ヘッド8によって、固定光学ヘッド9から出射
されたレーザビームLを偏向及び集光し、光磁気ディス
ク1aの記録層にレーザビームLを集束させ行う。ま
た、情報の再生は、光磁気ディスク1aの記録層に反射
されたレーザビームLが、入射時とは逆の経路で固定光
学ヘッド9に入射し、固定光学ヘッド7において再生信
号として検出されることによって行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の光磁気ディ
スクライブラリ装置の光磁気ディスクドライブ3におい
て、固定磁気ヘッド7は固定式であるため、光磁気ディ
スク1aの半径方向に一定の長さを有するものを用いる
必要がある。また、移動光学ヘッド8には、内部に偏向
プリズム,対物レンズ,フォーカスアクチュエータ等の
部材を搭載する必要があり、移動光学ヘッド8の小型化
及び軽量化は制限される。移動光学ヘッド8の軽量化が
困難であるため、光磁気ディスクドライブ3は、セット
されている光磁気ディスク1aに対するアクセスタイム
を短縮することが困難になる。
【0010】また、光磁気ディスクライブラリ装置にお
いては、光磁気ディスクドライブ3の小型化が困難であ
ること、さらに装置内にディスクカートリッジ1を移動
させるための空間を確保する必要があることにより、装
置が大型化する。光磁気ディスクドライブ3のアクセス
タイムの短縮が困難であること、及びディスクカートリ
ッジ1を移動させるキャリッジ5の移動速度の高速化が
困難であることにより、ストッカー2に収納されている
所望のディスクカートリッジ1に対するアクセスタイム
が長くなる。
【0011】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
め装置の小型化、及び収納されている光磁気ディスクに
対するアクセスタイムの短縮が可能な光磁気ディスクラ
イブラリ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、内部に複数の光磁気ディスクを収納し、
所望の光磁気ディスクに記録再生する光磁気ディスクラ
イブラリ装置において、光ビームを伝送し出射するため
の光ファイバケーブルと磁場を印加するための磁気コイ
ルとを搭載し、空気流で発生する揚力によって前記光磁
気ディスクに対して浮上する光磁気ヘッドと、この光磁
気ヘッドを所望の光磁気ディスクに対して記録再生可能
な位置に移動させるエレベータとを備えたことを特徴と
する。
【0013】また、内部に複数の光磁気ディスクを収納
し、所望の光磁気ディスクに記録再生する光磁気ディス
クライブラリ装置において、光ビームを伝送し出射する
ための光ファイバケーブルと磁場を印加するための磁気
コイルとを搭載し、かつ各光磁気ディスクに対向配置さ
れた、空気流で発生する揚力によって前記光磁気ディス
クに対して浮上する光磁気ヘッドを備えたことを特徴と
する。
【0014】さらに、前記光磁気ヘッドに搭載された光
ファイバケーブルを光ビームの位相を一定にするためシ
ングルモードファイバから構成して、かつ光ビームを集
光させるための対物レンズ又は屈折率分布型レンズを光
磁気ヘッドに配置したことを特徴とする。
【0015】さらに、前記光磁気ヘッドに搭載された光
ファイバケーブルを、出射した光ビームを集光させるた
め屈折率分布型光ファイバケーブルとしたことを特徴と
する。
【0016】さらに、前記光磁気ヘッドによって前記光
磁気ディスクの両面に対して光ビームを出射、又は磁場
を印加できるように、一対の光磁気ヘッドを記録時に光
磁気ディスクの両面に対向させるように構成したことを
特徴とする。
【0017】
【作用】上記の手段によれば、光ファイバケーブルと磁
気コイルとを搭載した浮上式の光磁気ヘッドと、光磁気
ヘッドを移動させるエレベータとによって、可動部であ
る光磁気ヘッドにはアクチュエータ等の部材を搭載する
必要が無いため小型軽量化が可能になり、小型の光磁気
ヘッドを移動させることにより、所望の光磁気ディスク
に対してのアクセスが可能になる。
【0018】また、前記光磁気ヘッドを収納されている
各光磁気ディスクに対向配置したことにより、光磁気ヘ
ッドを移動させることが不要になる。
【0019】さらに、前記光ファイバケーブルをシング
ルモードファイバから構成して、光磁気ヘッドに対物レ
ンズ又は屈折率分布型レンズを配置したことにより、位
相が一定の光ビームが得られて、かつ光ビームを集光さ
せることが可能になる。
【0020】さらに、前記光ファイバケーブルを屈折率
分布型光ファイバケーブルにしたことにより、出射した
光ビームを集光させることができる。
【0021】さらに、一対の光磁気ヘッドを、記録時に
光磁気ディスクの両面に対向させるように構成したこと
により、光磁気ディスクの両面に対して光ビームを出
射、又は磁場を印加できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】図1は、本発明の第1実施例の概略を示す
構成図である。
【0024】光磁気ディスクライブラリ装置20は、スピ
ンドルシャフト21に固定され、矢線A方向に回転させら
れる所定枚数の光磁気ディスク11,ベースエレベータ22
にヒンジ23を介して固定されている1対の浮上式磁気ヘ
ッド50,ベースエレベータ22の移動をガイドするエレベ
ータシャフト24等から構成されている。
【0025】ベースエレベータ22は、図示を省略した構
成によって矢線B方向に移動し、外部からの信号等によ
って指定された光磁気ディスク11の側方に移動し、エレ
ベータシャフト24を軸として回動し1対の浮上式光磁気
ヘッド50を、光磁気ディスク11の両面に対向させる。
【0026】図2は、本実施例のベースエレベータ及び
浮上式光磁気ヘッドの側面図、図3はその平面図であ
る。
【0027】浮上式光磁気ヘッド50は、ベースエレベー
タ22がエレベータシャフト24を軸としてC1方向に回動
することにより、対向している光磁気デイスク11の面上
を矢線C2方向に移動させられる。また、光磁気ディス
ク11が矢線A方向に回転させられると共に、浮上式光磁
気ヘッド50はC2方向に移動させられることにより、所
定の情報トラック上に移動できる。
【0028】また、浮上式光磁気ヘッド50を支持するヒ
ンジ23は、可撓性を備えた板ばね等で構成されており、
それぞれの浮上式光磁気ヘッド50を光磁気ディスク11方
向に付勢している。ヒンジ23上には図示を省略したレー
ザ光源部から、浮上式光磁気ヘッドにレーザビームを伝
送する光ファイバケーブル25が配設されている。
【0029】図4は、浮上式光磁気ヘッドの一例を示す
側面断面図、図5はその底面図である。
【0030】浮上式光磁気ヘッド50は、矢線A方向の気
流によって揚力を発生するスライダー面51とスライダー
面51に配置されたリング状の磁気コイル52と、磁気コイ
ル52の中空部を一部として形成された貫通孔に埋設され
た光ファイバケーブル25とから構成されている。
【0031】浮上式光磁気ヘッド50は、光磁気ディスク
11の回転時にスライダー面51の揚力とヒンジ23の付勢力
とが平衡することによって、光磁気ディスク11から一定
距離、浮上した状態を保つ。この状態で記録時には、記
録層11aに対し光ファイバケーブル25の先端からレーザ
ビームLを出射すると共に、磁気コイル52によって磁場
を印加することにより、光磁気デイスク11に対して情報
の記録を行う。ここで、磁気コイル52は磁界変調が可能
に構成されている。この浮上式光磁気ヘッド50を備えた
ことにより、情報の消去と記録とを同時に行うオーバラ
イトが可能になる。また情報再生は、記録層11aが反射
したレーザビームLを、光ファイバケーブル25によって
再生信号検出部(図示省略)に伝送し、伝送されたレーザ
ビームが再生信号として検出されることによって行われ
る。
【0032】上記の本発明の第1実施例によれば、磁気
コイル52と一体に形成された浮上式光磁気ヘッド50は、
ヘッド自体にフォーカシングやトラッキングのためアク
チュエータ等を搭載する必要がないので、小型軽量化が
可能となる。浮上式光磁気ヘッド50を小型化軽量化する
ことにより、ベースエレベータ22によって容易に光磁気
ディスク11の半径方向及び上下方向に移動させることが
可能になるため、所望の光磁気ディスク11に対するアク
セスタイムを短縮することができる。また小型の浮上式
光磁気ヘッド50を移動させることによって、光磁気ディ
スク11に対してアクセスするため、光磁気ディスク11を
記録再生装置である光磁気ディスクドライブなどに移動
させる必要がなくなる。このため、移動させるための空
間部が小さなスペースですむので、装置を小型化するこ
とが可能になる。さらに浮上式光磁気ヘッド50は、光磁
気ディスク11の両面に対向配置されているので、ディス
クを反転することなく両面に記録再生可能な光磁気ディ
スクに対して対応することができる。
【0033】図6は、本発明の第2実施例の概略を示す
構成図である。
【0034】図6において、図1ないし図5に基づいて
説明した部材に対応する部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
【0035】スピンドルシャフト21に固定された全ての
光磁気ディスク11の両面に対して、1対の浮上式光磁気
ヘッド50が対向配置されている。浮上式光磁気ヘッド50
はヒンジ23を介してベース26に固定され、ベース26はシ
ャフト27を軸として回動自在に構成されている。
【0036】図示を省略した制御部は、所望の光磁気デ
ィスク11に対して選択的に記録再生を行うように制御す
る。
【0037】上記の本発明の第2実施例によれば、第1
実施例と比較し、浮上式光磁気ヘッド50を各光磁気ディ
スク11間で移動させる必要がないため、アクセスタイム
をさらに短縮できる。
【0038】図7ないし図14は、本発明の各実施例の浮
上式光磁気ヘッドの他の例を示す側面断面図である。
【0039】図7ないし図14において、図4及び図5に
基づいて説明した部材に対応する部材については、同一
符号を付して説明を省略する。
【0040】図7の浮上式光磁気ヘッド50は、光ファイ
バケーブル25aがシングルモードファイバから構成され
ており、磁気コイル52の中空部には対物レンズ53が配置
されている。
【0041】光ファイバケーブル25aをシングルモード
ファイバから構成することにより、出射されるレーザビ
ームLの位相が一定になり、位相が一定であるレーザビ
ームLを対物レンズ53によって集光させることによっ
て、記録層11a上のレーザビームLの径が微小になるた
め、記録密度を向上させることが可能になる。
【0042】図8の浮上式光磁気ヘッド50は、光ファイ
バケーブル25aがシングルモードファイバから構成され
ており、磁気コイル52の中空部には屈折率分布型レンズ
54が配置されている。
【0043】対物レンズを使用すると同様に屈折率分布
型レンズ54でサーザビームLを集光させることができ、
さらに屈折率分布型レンズ54は円筒形であるため、組付
けが容易に行える。
【0044】図9の浮上式光磁気ヘッド50には、先端部
の出射断面の径が出射端面に近づくに従い、徐々に縮小
する光ファイバケーブル25bが配置されている。
【0045】先端部の出射断面の径を絞込んだ光ファイ
バケーブル25bによって、出射されるレーザビームLの
径を縮小できるため、記録密度を向上させることができ
る。
【0046】図10の浮上式光磁気ヘッド50には、レーザ
ビームLの出射面において、中心から外周に行くに従っ
て屈折率が大きくなっている屈折率分布型光ファイバケ
ーブル25cが配置されている。
【0047】屈折率分布型光ファイバケーブル25cによ
って、対物レンズ等を配置しなくともレーザビームLを
集光させることができ、記録密度を向上させることが可
能になる。
【0048】図11の浮上式光磁気ヘッド50には、複数の
光ファイバケーブルを1本に結束した多芯光ファイバケ
ーブル25d及び対物レンズ53が配置されている。多芯光
ファイバケーブル25dの光ファイバケーブルは、シング
ルモードファイバから構成されている。
【0049】多芯光ファイバケーブル25dによって、単
一の光ファイバケーブルでレーザビームを伝送するより
光量を増加させることができ、信号強度を増加させるこ
とができる。
【0050】図12の浮上式光磁気ヘッド50は、複数の屈
折率分布型光ファイバケーブル25cが配置されており、
各々の屈折率分布型光ファイバケーブル25cから独立し
て集光されたレーザビームLを出射できるように構成さ
れている。各屈折率分布型光ファイバケーブル25cは、
出射されるレーザビームLがそれぞれ異なる情報トラッ
ク上に出射されるか、又は同一情報トラック上に出射さ
れるように配置されている。
【0051】複数の屈折率分布型光ファイバケーブル25
cが、異なる情報トラック上にレーザビームLを出射す
る場合には、同時に複数の情報トラックに対して記録再
生することが可能になり、また同一情報トラックに対し
て複数のレーザビームLを出射する場合には、オーバラ
イトと再生とを同時に行うベリーファイが可能になる。
【0052】図13の浮上式光磁気ヘッド50においては、
光ファイバケーブル25が光磁気デイスク11の面と平行に
配置されている。また浮上式光磁気ヘッド50には、光フ
ァイバケーブル25が出射したレーザビームLを光磁気デ
ィスク11の面の法線方向に偏向する偏向ミラー55と、偏
向されたレーザビームLを集光させる対物レンズ53とが
配置されている。
【0053】光ファイバケーブル25を、光磁気ディスク
11と平行に配置することにより、湾曲させる必要がなく
なるために、光ファイバケーブル25の取回しが容易にな
る。
【0054】図14の浮上式光磁気ヘッド50においては、
光ファイバケーブル25が光磁気ディスク11の面と平行に
配置されており、さらに出射されたレーザビームLを偏
向し集光させるための凹面ミラー56が配置されている。
【0055】凹面ミラー56によれば、偏向と集光とが同
時に行えるため、対物レンズが不要になり、図13のもの
に比較し浮上式光磁気ヘッド50を軽量化できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、浮
上式の光磁気ヘッドと光磁気ヘッドのエレベータとによ
って、可動部である光磁気ヘッドを小型軽量化できるの
でアクセスタイムを短縮でき、かつ光磁気ヘッドを移動
させ所望の光磁気ディスクにアクセスさせるため、光磁
気ディスクを移動させるのに較べ移動のスペースが小さ
くなり装置の小型化ができ、また光磁気ヘッドを各光磁
気ディスクに対向配置したことにより、光磁気ヘッドを
移動させることが不要になりアクセスタイムを減少で
き、さらに光ファイバケーブルをシングルモードファイ
バから構成して、かつ光磁気ヘッドに対物レンズ若しく
は屈折率分布型レンズを配置するか、又は光ファイバケ
ーブルを屈折率分布型光ファイバケーブルとすることに
より、光ビームを集光させることができるので、記録密
度を向上でき、さらに一対の光磁気ヘッドを、記録時に
光磁気ディスクの両面に対向させることにより、光磁気
ディスクを反転することなく両面に対してアクセスでき
る光磁気ディスクライブラリ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略を示す構成図であ
る。
【図2】第1実施例のベースエレベータ及び浮上式光磁
気ヘッドの側面図である。
【図3】第1実施例のベースエレベータ及び浮上式光磁
気ヘッドの平面図である。
【図4】浮上式磁気ヘッドの一例を示す側面断面図であ
る。
【図5】浮上式光磁気ヘッドの一例を示す底面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例の概略を示す構成図であ
る。
【図7】〜
【図14】本発明の第1実施例又は第2実施例の浮上式
光磁気ヘッドの他の例を示す側面断面図である。
【図15】従来の光磁気ディスクライブラリ装置の一例
を示す構成図である。
【図16】従来の光磁気ディスクライブラリ装置の光磁
気ディスクドライブの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
11…光磁気ディスク、 22…ベースエレベータ、 23…
ヒンジ、 24…エレベータシャフト、 25,25a,25b…
光ファイバケーブル、 25c…屈折率分布型光ファイバ
ケーブル、 25d…多芯光ファイバケーブル、 26…ベ
ース、 27…シャフト、 50…浮上式光磁気ヘッド、
51…スライダー面、 52…磁気コイル、53…対物レン
ズ、 54…屈折率分布型レンズ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 光磁気ディスクドライブ装置及び光
磁気ディスクライブラリ装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクに対し
て記録再生する光磁気ディスクドライブ装置に係り、特
に装置の小型化が可能な光ディスクドライブ装置、又は
多数枚の光磁気ディスクを収納し、かつ所望の光磁気デ
ィスクに対してアクセス可能な光磁気ディスクライブラ
リ装置に係り、特にアクセスタイムの短縮及び装置の小
型化が可能な光磁気デイスクライブラリ装置に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、光磁気ディスクに記録再生する光磁気デ
ィスクドライブ装置において、光ビームを伝送し出射す
るための光ファイバケーブルと磁場を印加するための磁
気コイルとを搭載し、空気流で発生する揚力によって前
記光磁気ディスクに対して浮上する光磁気ヘッドを備
え、しかも前記光磁気ヘッドに搭載された光ファイバケ
ーブルを光ビームの位相を一定にするためシングルモー
ドファイバから構成して、かつ光ビームを集光させるた
めの対物レンズ又は屈折率分布型レンズを光磁気ヘッド
に配置したことを特徴とする。また、光磁気ディスクに
記録再生する光磁気ディスクドライブ装置において、光
ビームを伝送し出射するための光ファイバケーブルと磁
場を印加するための磁気コイルとを搭載し、空気流で発
生する揚力によって前記光磁気ディスクに対して浮上す
る光磁気ヘッドを備え、しかも前記光磁気ヘッドに搭載
された光ファイバケーブルを、出射した光ビームを集光
させるため屈折率分布型光ファイバケーブルとしたこと
を特徴とする。さらに、前記光磁気ヘッドによって前記
光磁気デイスクの両面に対して光ビームを出射、又は磁
場を印加できるように、一対の光磁気ヘッドを記録時に
光磁気ディスクの両面に対向させるように構成したこと
を特徴とする。また、内部に複数の光磁気ディスクを収
納し、所望の光磁気ディスクに記録再生する光磁気ディ
スクライブラリ装置において、光ビームを伝送し出射す
るための光ファイバケーブルと磁場を印加するための磁
気コイルとを搭載し、空気流で発生する揚力によって前
記光磁気ディスクに対して浮上する光磁気ヘッドと、こ
の光磁気ヘッドを所望の光磁気ディスクに対して記録再
生可能な位置に移動させるエレベータとを備えたことを
特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【作用】上記の手段によれば、光ディスクドライブ装置
において、シングルモードファイバから構成されるファ
イバケーブルと、対物レンズ若しくは屈折率分布型レン
ズとを備えた浮上式の光磁気ヘッドによって、可動部で
ある光磁気ヘッドにはアクチュエータ等の部材を搭載す
る必要がないため小型軽量化が可能となり、しかも位相
が一定の光ビームが得られ、かつ光ビームを集光させる
ことが可能となる。また、光ディスクドライブ装置にお
いて、屈折率分布型光ファイバケーブルを備えた浮上式
の光磁気ヘッドによって、可動部である光磁気ヘッドに
はアクチュエータ,対物レンズ等の部材を搭載する必要
がないため小型軽量化が可能となり、しかも光ビームを
集光させることが可能となる。さらに、一対の光磁気ヘ
ッドを、記録時に光磁気ディスクの両面に対向させるよ
うに構成したことにより、光磁気ディスクの両面に対し
て光ビームを出射、又は磁場を印加できる。又は光ディ
スクライブラリ装置において、光ファイバケーブルと磁
気コイルとを搭載した浮上式の光磁気ヘッドと、光磁気
ヘッドを移動させるエレベータとによって、可動部であ
る光磁気ヘッドにはアクチュエータ等の部材を搭載する
必要がないため小型軽量化が可能になり、小型の光磁気
ヘッドを移動させることにより、所望の光磁気ディスク
に対してのアクセスが可能になる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】光磁気ディスクライブラリ装置20は、
置内部に配置された複数の光磁気ディスク11の中から
所望のものに対して記録再生が可能な光磁気ディスクド
ライブ装置であり、スピンドルシャフト21に固定さ
れ、矢線A方向に回転させられる所定枚数の光磁気ディ
スク11,ベースエレベータ22にヒンジ23を介して
固定されている1対の浮上式磁気ヘッド50,ベースエ
レベータ22の移動をガイドするエレベータシャフト2
4等から構成されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】光磁気ディスクライブラリ装置30は、装
置内部に配置された複数の光磁気ディスク11の中から
所望のものに対して記録再生が可能な光磁気ディスクド
ライブ装置であり、スピンドルシャフト21に固定され
た全ての光磁気デイスク11の両面に対して、1対の浮
上式光磁気ヘッド50が対向配置されている。浮上式光
磁気ヘッド50はヒンジ23を介してベース26に固定
され、ベース26はシャフト27を軸として回動自在に
構成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】上記の本発明の第2実施例によれば、第1
実施例と比較し、浮上式光磁気ヘッド50を各光磁気デ
ィスク11間で移動させる必要がないため、アクセスタ
イムをさらに短縮できる。さらに、複数の光磁気デイス
ク11の両面に対して連続記録が可能となるため、記録
可能な領域が残り少ない光磁気デイスク11の一方の記
録面に対して記録しすべての領域に対して記録が完了し
たとき、残りの情報を他の記録面に対し連続的に記録で
きる。さらに、複数の浮上式光磁気ヘッド50を独立し
て駆動させることにより、光磁気ディスク11の複数の
記録面に対して情報の同時記録が可能となるため、情報
の実効転送レートを向上できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】対物レンズを使用すると同様に屈折率分布
型レンズ54でーザビームLを集光させることがで
き、さらに屈折率分布型レンズ54は円筒形であるた
め、組付けが容易に行える。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】複数の屈折率分布型光ファイバケーブル2
5cが、異なる情報トラック上にレーザビームLを出射
する場合には、同時に複数の情報トラックに対して記録
再生することが可能になり、また同一情報トラックに対
して複数のレーザビームLを出射する場合には、イレー
ス,ライト及びベリファイの1パスライト(光変調記録
のとき)、又はオーバライト及びベリファイの1パスラ
イト(磁界変調記録のとき)が可能となる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の光磁気デ
イスクドライブ装置によれば、浮上式光磁気ヘッドによ
って、可動部である光磁気ヘッドを小型軽量化できるた
め、光磁気ディスクを高速で移動させることが可能とな
るのでアクセスタイムを短縮でき、さらに光ファイバケ
ーブルをシングルモードファイバから構成して、かつ光
磁気ヘッドに対物レンズ若しくは屈折率分布型レンズを
配置するか、又は光ファイバケーブルを屈折率分布型光
ファイバケーブルとすることにより、光ビームを集光さ
せることができるので、記録密度を向上でき、さらに一
対の光磁気ヘッドを、記録時に光磁気ディスクの両面に
対向させることにより、光磁気ディスクを反転すること
なく両面に対してアクセスできる。又は本発明の光磁気
ディスクライブラリ装置によれば、浮上式の光磁気ヘッ
ドと光磁気ヘッドのエレベータとによって、可動部であ
る光磁気ヘッドを小型軽量化できるのでアクセスタイム
を短縮でき、かつ光磁気ヘッドを移動させ所望の光磁気
ディスクにアクセスさせるため、光磁気ディスクを移動
させるのに比べ移動のスペースが小さくなり装置の小型
化ができ、また光磁気ヘッドを各光磁気ディスクに対向
配置したことにより、光磁気ヘッドを移動させることが
不要になりアクセスタイムを減少でき、さらに光ファイ
バケーブルをシングルモードファイバから構成して、か
つ光磁気ヘッドに対物レンズ若しくは屈折率分布型レン
ズを配置するか、又は光ファイバケーブルを屈折率分布
型光ファイバケーブルとすることにより、光ビームを集
光させることができるので、記録密度を向上でき、さら
に一対の光磁気ヘッドを、記録時に光磁気ディスクの両
面に対向させることにより、光磁気ディスクを反転する
ことなく両面に対してアクセスでき、さらに複数の光磁
気デイスクに対して連続的に記録できるため、光磁気デ
ィスクの記録容量を最大限有効に使うことができる。さ
らに、本発明によれば光ファイバの使用によって、装置
において光学部品に対する防塵構造を容易に構成するこ
とが可能となるため、光学部品に塵埃等が付着し光信号
が劣化することにより、記録再生エラーが発生すること
を防止でき、また浮上式光磁気ヘッドによって磁気コイ
ルを光磁気ディスクに近接させて記録することが可能と
なるため、安定かつ強い磁場を光磁気ディスクに印加で
きるので、例えば磁界変調記録を行うことができ実効転
送レートを向上でき、また可動部材の軽量化によって省
電力化が可能となるため、装置内部での温度上昇を抑制
できるので、使用環境温度を高くすることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に複数の光磁気ディスクを収納し、
    所望の光磁気ディスクに記録再生する光磁気ディスクラ
    イブラリ装置において、光ビームを伝送し出射するため
    の光ファイバケーブルと磁場を印加するための磁気コイ
    ルとを搭載し、空気流で発生する揚力によって前記光磁
    気ディスクに対して浮上する光磁気ヘッドと、この光磁
    気ヘッドを所望の光磁気ディスクに対して記録再生可能
    な位置に移動させるエレベータとを備えたことを特徴と
    する光磁気ディスクライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 内部に複数の光磁気ディスクを収納し、
    所望の光磁気ディスクに記録再生する光磁気ディスクラ
    イブラリ装置において、光ビームを伝送し出射するため
    の光ファイバケーブルと磁場を印加するための磁気コイ
    ルとを搭載し、かつ各光磁気ディスクに対向配置され
    た、空気流で発生する揚力によって前記光磁気ディスク
    に対して浮上する光磁気ヘッドを備えたことを特徴とす
    る光磁気ディスクライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 前記光磁気ヘッドに搭載された光ファイ
    バケーブルを光ビームの位相を一定にするためシングル
    モードファイバから構成して、かつ光ビームを集光させ
    るための対物レンズ又は屈折率分布型レンズを光磁気ヘ
    ッドに配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2
    の光磁気ディスクライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 前記光磁気ヘッドに搭載された光ファイ
    バケーブルを、出射した光ビームを集光させるため屈折
    率分布型光ファイバケーブルとしたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2の光磁気ディスクライブラリ装置。
  5. 【請求項5】 前記光磁気ヘッドによって前記光磁気デ
    ィスクの両面に対して光ビームを出射、又は磁場を印加
    できるように、一対の光磁気ヘッドを記録時に光磁気デ
    ィスクの両面に対向させるように構成したことを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の光磁気
    ディスクライブラリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998050911A3 (en) * 1997-05-02 1999-02-04 Lee Howard Hong Dough Information processing with a plurality of optical discs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998050911A3 (en) * 1997-05-02 1999-02-04 Lee Howard Hong Dough Information processing with a plurality of optical discs

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