JPH049878Y2 - - Google Patents

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JPH049878Y2
JPH049878Y2 JP10490688U JP10490688U JPH049878Y2 JP H049878 Y2 JPH049878 Y2 JP H049878Y2 JP 10490688 U JP10490688 U JP 10490688U JP 10490688 U JP10490688 U JP 10490688U JP H049878 Y2 JPH049878 Y2 JP H049878Y2
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JP
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food
container
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hole
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JP10490688U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は魚、肉等の刺身料理その他の保冷を必
要とする料理を盛り付け、出前或は宴会等におけ
る配膳準備中にも手軽に冷却状態が維持されるよ
うにした陶磁器製の食品容器に関する。
(従来技術) 刺身等の料理は保冷する必要があり、従来配膳
中や出前中に温度が上昇するのを防止するために
氷等を添えていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら料理を盛付けた皿又は容器には蓋
等の覆いがなく気温によつて氷が次第に溶けて水
となり、料理が水つぽくなり、味が低下する欠点
があり、又氷を砕いて料理に添える手間がかゝる
等の問題点があつた。
そこでこれを防止するために料理した刺身等は
皿等に盛付けたものを冷蔵庫、冷凍庫等に並べて
貯蔵しておき、宴会等の直前に出して配膳する等
の方法もあつたが、多人数の宴会等の場合にはそ
のために大容量の設備が必要であり、或は配膳直
前に料理をして盛付けるためには多数の調理人が
必要となつて経費がかゝる等の問題点があつた。
本考案に係る食品容器は氷に用いずに容器内を
保冷するようにした蓋付容器として上記の問題点
を一掃することを目的として提供されたものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために食品容器
を下記のように構成した。
即ち本体1と蓋2と中底3とからなる陶磁器製
の容器であつて、前記中底3には多数の通気孔3
aが設けられており、該容器本体1の底部1aと
中底3間には操作用針で穿孔可能な液化ガスボン
ベ4が装填されている構成としたものである。
(作用) 以上のような構成の食品容器は保冷を必要とす
る料理Aを中底3上に盛付け、別途用意された操
作用針で液化ガスボンベ4に孔5をあけると孔5
から液化ガスが少しづゝ洩れ出し、中底3と底部
1a間で気化してこの間を冷却し、中底3の通気
孔3aから冷気が上昇して蓋2と中底3間を冷や
すので中底3上の料理Aが保冷される。又、中底
3上は蓋2で覆われているので冷気が逃げず効率
よく冷却される。
容器は陶磁器製であつて変形することがなく、
耐久性があり、ボンベ4を交換することにより繰
返し使用できる。
(実施例) 以下本考案に係る食品容器の実施例について図
面により説明する。
1は容器本体、2はその蓋、3は中底を示し、
すべて陶磁器製とされているものである。
蓋2は中底3との間に保冷を必要とする料理A
が収容されるだけの空間を有するように形成され
ている。
又、中底3は本体1の底部1aとの間に液化ガ
スボンベ4を装填するための充分な間隔をあけて
本体1の開口周縁部に支持されるようになつてお
り、中底3の底面には多数の通気孔3aが設けら
れている。
液化ガスボンベ4は耐圧プラスチツク容器の中
に炭酸ガス等無害のガスを圧縮して液化したもの
が充填されており、操作用針でボンベ4を突刺す
ことにより孔5を開けることができるものであ
る。4aはボンベ4の上面に設けられた肉厚の環
状部であり、孔5をあける位置を囲むようにし
て、孔5からの高圧ガスの噴出により孔5の周辺
に裂け目ができるのを防止するようになつてい
る。
6はフエルトであつて本体1の底部1a上に載
置されたガスボンベ4と中底3との間に介在させ
るものである。
この食品容器は中底3上に刺身等の保冷を要す
る料理を盛付け、本体1内のガスボンベ4の環状
部4a内の壁面を別途用意された操作用針によつ
て突刺して孔5をあけ、その上にフエルト6をお
いた後、中底3を本体1上に載せ蓋2をする。ガ
スボンベ4の孔5から出るガスはフエルト6内の
微細な間隙を通り、液化ガスの気化時にできる霜
状の氷はフエルト6に主として付着し、冷気のみ
が分散して中底3の各通気孔3aから蓋2と中底
3との間に入り全般的に冷却する。
(効果) 本考案に係る食品容器は上記のように構成され
ているのでボンベに孔をあけるだけでボンベ内の
液化ガスがなくなる迄の間、容器内をガスの気化
熱により冷却する。
従つて、刺身等の保冷の必要な料理をこの中に
入れることにより氷を使わず、料理自体の味を低
下させることなく、保冷することができる。
又、容器は陶磁器製であり外観も通常の皿等の
容器と同様であり、そのまゝ配膳することができ
るので、宴会時のように多人数の料理を作つてお
き一斉に配膳する場合、或は出前をする時等には
大型の冷蔵庫がなくても早目に料理をしておくこ
とができるので便利である。
又、容器は変形したり、外観が低下することも
ないので液化ガスボンベを交換するだけで何回も
使用でき、更に通常の容器として、又は蒸器とし
ても使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る食品容器の分解斜視図、
第2図は同断面図である。 1……容器本体、1a……底部、2……蓋、3
……中底、3a……通気孔、4……液化ガスボン
ベ、5……孔、A……料理。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と蓋と中底となるから陶磁器製の容器であ
    つて、前記中底には多数の通気孔が設けられてお
    り、該容器本体の底部と中底間には操作用針で穿
    孔可能な液化ガスボンベが装填されていることを
    特徴とする食品容器。
JP10490688U 1988-08-10 1988-08-10 Expired JPH049878Y2 (ja)

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JP10490688U JPH049878Y2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10

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JP10490688U JPH049878Y2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10

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Publication Number Publication Date
JPH0226574U JPH0226574U (ja) 1990-02-21
JPH049878Y2 true JPH049878Y2 (ja) 1992-03-11

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JPH0226574U (ja) 1990-02-21

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