JPH049606A - 放射線透過写真による配管の内面腐食状況の測定方法 - Google Patents

放射線透過写真による配管の内面腐食状況の測定方法

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JPH049606A
JPH049606A JP11124190A JP11124190A JPH049606A JP H049606 A JPH049606 A JP H049606A JP 11124190 A JP11124190 A JP 11124190A JP 11124190 A JP11124190 A JP 11124190A JP H049606 A JPH049606 A JP H049606A
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JP
Japan
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radiographic
piping
measuring
photograph
corroded
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JP11124190A
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English (en)
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Koji Kawauchi
川内 剛次
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Shin Nippon Nondestructive Inspection Co Ltd
Original Assignee
Shin Nippon Nondestructive Inspection Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配管の内部状況を調べるために、少なくとも交
わる2方向から放射線透過試験を行い、得られた放射線
透過写真を画像処理することによって、上記配管の内面
を観察する放射線透過写真による配管の内面腐食状況の
測定方法に関する。
〔従来の技術〕
水道、ガス等の設備における配管の内部状況を調べる場
合、配管の接続部を外して目視あるいはファイバースコ
ープ等を利用した目視検査による方法があった。
また、X線透過写真を行い、得られた写真の濃淡から腐
食した部分を推定することも行われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のようなファイバースコープ等を利
用して目視検査する場合には、配管設備の稼動を一時停
止させ、かつ接続部も脱着しなければならないという不
便があり、稼働中の配管の検査には不向きであるという
問題点があった。
また、放射線透過試験を適用した配管の内部状況の検査
においては、一方向のみからニア重璧措影Uまた一枚の
放射線透過写真であったため、腐食状況を的蒔に推定す
るごとは困胃であった。
本発明はこのような事情にm 177てなされたもので
、配管設備におりる配管の内面腐食の進展状況が容易に
把握できる配管の内面腐食状況の測定力法を提供するこ
とを目的とする。
C!!題を解決するための手段] 上記目的に沿・う本発明に係る請球の範囲第1項記載の
放射線透過写真による配管の内面腐食状況の測定力法は
、測定しようとする配管に少なくとも交わる2方向から
放射線を透過して該配管の放射線透過写真を撮影し7、
しかる後該邊影された写真を画像入力装置にて各点の濃
度の階調値を検出し、該階調値と基準値を比較し、て腐
食部を検出し、該腐食部の上記それぞれの写真における
位置及び該写真の撮影角度から上記am部の断面形状を
表示するように構成されている。
請求の範囲第2項記載の放射線透過写真による配管の内
面腐食状況の測定力法は、請求項第1項記載の放射線透
過゛シ3:真C:よる配管の内面腐食状況の測定力法に
おい6放射線透過写真は少なくとも略直交獲る2方向か
ら撮影されるよ・)に構成されている。
なお1、ここで放射線2−はX線の他、放射性物質(コ
バルト60等)から発生ずる放射線も含む。
また、上記基*aとは、別に用意された腐食部のない同
〜形状の配管であっても良いシ15.予め過去の実績に
基づき蓄積された管の各(3′7置に対応す゛る階!j
l値データーであ、っても良い。
〔作用〕
次に、請求項第1項及び第2項記載の放射線透過写真に
よる配管の内面腐食状況の測定方法の作用を第1図を参
照しながら説明する。
まず、少なくとも交わる2方向(図においては直交する
方向)a、hから配管10に放射線を透過させて放射線
透過写真11.12を撮影する。
これによって、配管10の内部に腐食部15がある場合
には、上記放射線透過写真11.12の濃度に変化を生
して腐食部に対応する下がった部分13.14が撮影さ
れる。
次に該放射線透過写真11.12を少なくとも2方向か
らその位置を確定することができ、逆に少なくとも交わ
る2方向から腐食部の位置が確定できれば、測定しよう
とする配管のどの位置に腐食部が存在するか決定できる
次に、上記放射線透過写真を画像入力装置によ、って取
込み、各点の濃度信号である階調値が得られるので、第
1図に放射線透過写真11.12を横軸として、縦軸方
向に記載している。
しかしながら、腐食部の無い配管の場合縦方向の厚みは
種々の部分で変わるので、その階調値は両側に立ち」、
がり、中央に窪む形状となるので、予め測定するか、あ
るいは算出して基準値を求め、測定値と比較し7、下が
った部分13.14が腐食部15に相当する。
そこで、この腐食部15の放射線透過写真11.12の
それぞれの位置、厚み及び、該放射線透過写真11.1
2の撮影角度から該腐食部の断面形状を作図し2で表示
する。
[実験例] 続いて、本発明の作用、効果を確認するために行った実
験例につき説明し、本発明の理解に供づる。
まず本実験に使用しまた装置16は、装置本体を構成す
るマイクロコンピュータ17と、装置本体17に接続さ
れる画像デイスプレィ18、キーボード19、タブレッ
ト20、カメラ用モニタ21、画像入力装置の一例であ
るCCDカメラ22で構成され、シャーカステン23に
セットされたフィルムの白黒画像をCCDカメラ22か
ら取り込みマイクロコンピュータ17によってその濃度
が階tJiI値とし、て処理される。
次に、第3図に丞すように、内面に減肉部25.26を
施した鋼管試験片27と図示していない健全な鋼管試験
片を並接して直行するX方向及びY方向からX線を透過
して撮影したフィルム2B、29をそれぞれ第4図(A
)および第5図(A)に示す、なお、これらのフィルム
28.29の解析においでは、CCDカメラ22がら入
力された映像信号は、AD変換されて濃度分布が2F)
6段階の階調値データに1き換えられる。このとき鋼管
の端部から端部までを400分割するように!!!!l
l像の大きさを調整L7“ている。
この様子を第4図(B) 、(C)及び第5関(B)、
(C) ニ示すが、第4図(Bll及び(C)は第4図
(A)における走査線C及びdを、第5図(B)及び(
C)は第5図(A)における走査線e及びfの階調値デ
ーターの概略を示す。
従って、第4図において健全な鋼管の基準値となる階調
値データー30と測定階調値データー・31の各点を比
較して、各点の基準値より測定階調値の方が小さい場合
には、腐食部と判断し、基準値と測定階調値の差から腐
食深さを判定し、その位置をX座標値として取り込む。
次に、第5図において、(B)に示す健全な鋼管の基l
$値となる階調値データー32と、(C)に示す測定階
調値データー33の差を比較し1、上記と同様な処置に
よゲこ腐食部のY座標値を取り込むそして、鋼管が断面
円形ごあることからこれらのデータ・−から断面円形の
配置に腐食部の厚みを加味し、第3図ζこ示虹JうU実
際のjA′験ノ1を処理し7、画像において適当な端面
処理を施すと略第3図に示づような断面形状の解析画像
が得られた。
なお2上記実験例においては、上記装置16で、各点に
おける鋼管試験片27の階調値デ・−タ♂。
対応する基準となる鋼管のpk調価値データ比較するこ
とによって鋼管試験片2■の欠陥部を検出(7たが、対
応する基準値の階調データのかわりに前もって基準値を
画像処理機に入力しておき、該基準値と鋼管試験片27
の階調データを比較することによって画像処理すること
も可能である。この場合、放射線透過写真の全体的濃度
が多少ことなるので、全体的81度を調整するデーター
を測定する配管から読み取り、核濃度基準値を」二記測
定階調値に加えるようにすることも可能である。
しかしながら、第6図及び第7図に不ずような腐食部3
4.35を持つ鋼管36を第6図に示す方向からX Y
方向の放射線透過写真を撮影した場合には22枚の写真
でその断面形状を再現す−ることが可能であるが、第7
図に示すよ・うな角度で放射線透過写真を撮影して、該
撮影した2枚の写真から断面形状を再現すると、第8図
に示す通りになり、実際とは異なる断面37が表示され
る。
つまり、この場合には鋼管の断面形状図をより正確に画
像デイスプレィIB上に表示するには、2枚の放射線透
過写真のみでは情報量が少なく、更に撮影枚数を追加す
る必要がある。
そこで、第9図に示すように直交するX (g)Y(h
)方向の他に45度の方向iから放射線透過写真を撮影
するようにするやこれCごよって、3枚の放射線透過写
真を得るが、これによって腐食部34.35の断面形状
を表示すると第10図の如くなり、実際の形状に近い断
面形状38を得ることができる。
従って、以上の実験から現場において、配管の放射線透
過写X(X線あるいはその他の放射線による)を少なく
とも2方向(直交する方向が好まし7い)から行い、該
放射線透過写真をコンピユー・−タに入力して画像、ま
ず撮影写真の濃度である階調値を測定し、該階11値を
基11!値と比較1.て腐食部を検出し、次に検出され
た腐食部の写真の平面位置と、撮影角度から実際の測定
配管の断面形状を得ることができることになる この場合、2方向のみであると情報量が不足する場合が
あるので、3方向場合によってはそれ以1の方向から撮
影するのが好ましい。
この実験例においこは、放射線透過写真のコンピュータ
の取込みはCCDカメラを使用して行ったが、イメージ
スキャンによって画像を取り込む場合も、本発明は適用
される。
また、健全管と比較しながら放射線透過写真を撮影する
場合には、短い健全管を検査しようとする配管の横に並
べて配置し、これらを同時に放射線透過写真を行うこと
によって、フィルム自体の濃度を合わせることができ、
これによって健全管と測定し、ようとする配管の濃度の
階訓イ直から腐食状況を測定ヅ゛ることも可能である。
な石、」−1放射線透過1真には′へイルl、の場合の
他印画紙に焼いたものを含み、配管は鋼管のみでなく、
他の金属!(アルミ、ステン、銅等)であってもRい。
〔発明の動産〕
本発明に係る請求項第1項及び第2項記載の放射線透過
写真による配管の内面腐食状況の測定方法においとは、
少なくとも交わる2方向から放射線を透過して放射線i
!i過ち真を撮影し5、該放射線透過写真を画像人力装
置仁゛入力した後、処理するコ(!: M r 、’?
: 、 、、、に= 記!jA t ’i’) 内1f
lf WE jfF、 (7) a 751 ヲ、−、
−■ 元的に、より正確に断面形状として表示するごとが可能
である。したがって、現場において、簡単に放射線透過
写真を取り、これを持ち帰って画像入力装置によって解
析及び作図ができるので、実際に稼働し7ている配管の
腐食状況を簡単に把握できる。
これによって配管内面の腐食部の指摘が可能となり、稼
働中の配管設備を停止することなく、配管内面の腐食部
を検出し、形状の把握かり能であり、史には、本発明に
よる放射線透過写真4二よる配管の内面腐食状況の測定
力法を適用して配管内面の状況を測定すると共に、配管
内向の経年変化を調査づ−るごとによって、本人災害の
防止が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放射線透過b゛真(::よる配管の内
面腐食状況の測定方法の概略説明図、第2図は本発明の
作用効昧を確認する為に七]、た実験装置の概略構成図
、第3図(A)は実験に使用しまた網管の止血図、第3
〆1(B)は同断面図5.第4し1及び第、5図はそれ
ぞれ放射線透過ち真とその階調値との関係を示す説明図
、第6図及び第7図は測定鋼管と階調値との関係を示す
説明図、第8図は合成表示された鋼管の断面図、第9図
は鋼管と各撮影位置の階調値の関係を示す説明図、第1
0図は合成表示された鋼管の断面図である。 (符号の説明〕 10−−−−一配管、1】、12 −一一一−・放射線
透過写真、13、l 4−・・ 下がった部分、15腐
食部、16−−−−−−装置、l 7−−−−− マイ
クロニ1ンビエータ、18−−一 画像デスプレイ、1
9キーボード、20− ・−タブレソ[,21カメラモ
ニター、22−−−−CCDカメラ、23 ゛−シャカ
ステン、25.26−〜−一 減肉部、27−  鋼管
試験片、28.29フイルム、30〜33−一階調値デ
ーター、34.35−  腐食部、36−・〜 鋼管、
37.38−m−断面形状 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定しようとする配管に少なくとも交わる2方向
    から放射線を透過して該配管の放射線透過写真を撮影し
    、しかる後該撮影された写真を画像入力装置にて各点の
    濃度の階調値を検出し、該階調値と基準値を比較して腐
    食部を検出し、該腐食部の上記それぞれの写真における
    位置及び該写真の撮影角度から上記腐食部の断面形状を
    表示することを特徴とする放射線透過写真による配管の
    内面腐食状況の測定方法。
  2. (2)放射線透過写真は、少なくとも略直交する2方向
    から撮影されている請求項第1項記載の放射線透過写真
    による配管の内面腐食状況の測定方法。
JP11124190A 1990-04-25 1990-04-25 放射線透過写真による配管の内面腐食状況の測定方法 Pending JPH049606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019082596A1 (ja) 2017-10-23 2019-05-02 東レ株式会社 樹脂成形品の検査方法および製造方法、樹脂成形品の検査装置および製造装置
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