JPH0495634A - 車両振動低減装置 - Google Patents

車両振動低減装置

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Publication number
JPH0495634A
JPH0495634A JP21151290A JP21151290A JPH0495634A JP H0495634 A JPH0495634 A JP H0495634A JP 21151290 A JP21151290 A JP 21151290A JP 21151290 A JP21151290 A JP 21151290A JP H0495634 A JPH0495634 A JP H0495634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
riding position
vibration
noise
vehicle
vibrator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21151290A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nagano
誠 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP21151290A priority Critical patent/JPH0495634A/ja
Publication of JPH0495634A publication Critical patent/JPH0495634A/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両振動低減装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭64−35141号公報には、車体に制振力を与
えるための加振機を備え、この加振機を制御することに
よって車体の振動および車室内のこもり音を低減するよ
うにした車両振動低減装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこの装置では、乗員の乗車位置、すなわち
どの席に乗員が存在するかを検出しておらず、このため
全ての席における振動および騒音を低減するように加振
機を制御せしめると、振動および騒音の低減効果を十分
に得られないという問題がある。すなわち振動および騒
音を低減せしめる対象の座席の数が多い程振動および騒
音の低減効果は小さくなる。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明によれば、車体に制振
力を与えるための加振機を車体に装着し、乗員の乗車位
置を検出するための乗車位置検出手段を設け、乗車位置
検出手段の検出結果に基づき乗員の乗車位置における振
動および騒音が十分低減せしめられるように加振機を制
御する制御手段を備えている。
〔作 用〕
乗員の乗車位置を検出し、乗員の乗車位置における振動
および騒音を十分低減せしめるように加振機が制御せし
められる。
〔実施例] まず、第1の実施例について説明する。
第2図には車両振動低減装置の側面図を示す。
第2図において左方が車両前方で右方が車両後方である
。第2図を参照すると、ラジェータ1の上端はゴムで形
成された支持体2を介してア・ソバサポート3によって
支持されており、従ってラジェータ1は上下動可能とさ
れている。加振機4はセンタメンバ5上に固定され、ラ
ジェータ1と並列にラジェータ1下方に配置されている
第3図には第2図の要部拡大断面図を示す。第3図を参
照すると、加振機4のハウジング6は、車両の前後方向
に延びるセンタメンバ5上に固定されている。加振機4
のほぼ中心に位置するシャフト7はセンタメンバ5に対
しほぼ垂直方向に延びておりこの方向に変位可能とされ
ている。シャフト7には円筒状のコア8がシャフト7を
囲繞して固定される。コア8の外周にはソレノイド9が
取付けられる。ソレノイド9外周面に対向して円筒状の
永久磁石lOが配置され、この永久磁石10はハウジン
グ6内周面上に固定されている。コア8はコア8の上端
面および下端面上に配置された圧縮コイルばね11 、
12によってハウジング6に対して変位可能に支持され
ている。シャフト7の下端はハウジング6から突出して
センタメンバ5を貫通している。シャフト7の下端は略
し字状のオフセットアーム13を介してラジェータ1の
ロアタンク14に連結せしめられている。従って加振機
4のシャフト9が上下動するとラジェータ1も上下動せ
しめられる。オフセットアーム13とセンタメンバ5の
間には防水パツキン15が配置されている。
電子制御ユニット30はディジタルコンピュータからな
り、双方向性バス31によって相互に接続されたROM
 (リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアク
セスメモリ)33、CPU (マイクロプロセッサ)3
4、入力ポート35および出力ポート36を具備する。
乗車位置を検出するための各乗車位置センサ20 、2
1 、22は入力ポート35に接続される。乗車位置セ
ンサ20 、21 、22は第4図に示されるように運
転席を除く他の席のシートの下に設けられ、乗車すると
乗車した席に対応する乗車位置センサがオンとなるよう
にされている。従って乗車位置センサ20 、21 、
22の信号によって乗車位置を検出することができる。
またエンジンマウントの温度を検出する温度センサ23
はA/D変換器37を介して入力ポート35に接続され
る。一方、出力ポート36は対応する駆動回路38を介
してソレノイド9に接続される。
車両に発生する振動を相殺するような振動を加振機4に
発生させるために、ソレノイド9には機関回転数に応じ
た周波数、位相、およびゲインを有する制御電流が印加
される。これによって加振機4のハウジング6が車両の
振動を相殺するように振動する。
エンジンの運転状態に応じてエンジンマウントの温度が
変化すると、エンジンマウントのばね定数が変化する。
エンジンマウントのばね定数が変化すると同一のエンジ
ン運転状態であってもエンジンから車両ボディ、例えば
センタメンバ5に伝達される振動の位相および振幅が変
化する。このためエンジンマウントの温度を考慮しない
マ・ンプに基づいて加振機4を制御せしめると、加振機
4によって生ぜしめられる振動によって車両の振動を必
ずしも相殺することができず、エンジンマウントの温度
によっては車両の振動を必ずしも低減することができな
い。
そコテ本実施例では、エンジンマウントの温度を検出し
、このエンジンマウントの温度に応じて加振機4の振動
の位相とゲインを制御するために複数0)−マツプを有
し、エンジンマウント温度に応じて最適なマツプを選択
するようにしている。これによってエンジンマウントの
温度が変化しても加振機4によって生ぜしめられる振動
によって車両の振動を常に相殺することができ、斯くし
て車両の振動を十分低減せしめることができる。
ところで、どの席に乗員が存在するかを検出せずに、全
ての席における振動および騒音を加振機4によって低減
せしめようとすると十分な振動および騒音の低減効果が
得られないという問題がある。
そこで本実施例では乗員の乗車位置、すなわちどの席に
乗員が存在するかを検出し、乗員の乗車位置に応じて加
振機4を最適に制御して乗員の乗車位置において振動お
よび騒音を十分に低減せしめるようにしている。
第1図には加振機4の作動を制御せしめるためのルーチ
ンを示す。このルーチンは一定時間毎の割込みによって
実行される。
第1図を参照すると、まずステップ50において、乗員
位置センサ20から22に基づいてどの席に乗員が存在
するか読込まれる。次いでステップ51において機関回
転数Nが予め定められた機関回転数N0以上か否か判定
される。N≧N0の場合にはこもり音は大きくならない
ため加振機4を作動せしめる必要がない。このためステ
ップ52に進み加振機4は作動せしめられない。一方、
N≧N0の場合、こもり音が大きくなるため以下のステ
ップにおいて、加振機4を作動せしめる。ステップ53
ではエンジンマウントの温度Tを読込む。次いでステ、
ツブ54では、乗員の乗車位置およびエンジンマウント
の温度Tに基づいてマツプが選択され、この選択された
マツプに基づいて加振機4を作動させるための位相φお
よびゲインFが求められる。マツプは乗員の乗車位置と
エンジンマウントの温度との組合わせに応じた数だけ予
め与えられている。
第5図には例えば運転席にだけ乗員が存在し、エンジン
マウントの温度TがT、とT2の間にある場合のマツプ
の例を示す。第5図に示されるようにマツプは、位相φ
およびゲインFが機関回転数Nとの関係で与えられてい
る。各マツプは、夫々のエンジンマウント温度において
加振機4が振動および騒音を十分低減せしめることがで
きるように最適に定められている。また各マツプは、乗
員の乗車位置に応して加振機4を最適に制御して乗員の
乗車位置において振動および騒音を十分低減せしめるこ
とができるように最適に定められている。
次いでステップ55において位相φおよびゲインFに基
づいて加振機4が作動せしめられる。
次に第2の実施例について説明する。第2の実施例は、
乗員が存在する席におけるこもり音の騒音レベルをマイ
クロフォンによって検出し、この検出されたこもり音の
騒音レベルが最小となるように加振機をフィードバック
制御するようにしている。以下に第1の実施例と異なる
点について説明する。
第4図を参照すると、各座席のヘッドレストには各マイ
クロフォン25から28が内蔵されており、これらマイ
クロフォン25から28の検出信号は電子制御ユニット
30の入力ボート35(第3図参照)に入力される。
第6図には第2の実施例を実行するためのルーチンを示
す。このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行さ
れる。
第6図を参照すると、ステップ60で乗車位置が読込ま
れ、ステップ61で機関回転数NがN0以上か否か判定
される。N < N oのときにはステ、yプロ2に進
みfがクリアされる。次いでステップ63に進み加振機
4は作動せしめられない。
−4、ステップ61においてN≧N0と判定されると、
ステップ64に進みf=0か否か判定される。
f=oのとき、すなわちフィードバック制御開始直前に
おいてはステップ65に進みエンジンマウントの温度T
が読込まれる。次いでステップ66に進み、乗車位置お
よびエンジンマウント温度Tに基づいて最適のマツプが
選択され、位相φおよびゲインFが求められる。ここで
求められた位相φおよびゲインFがフィードバック制御
の初期値となる。ステップ64でf≠0と判定された場
合、すなわちすでにフィードバック制御が実行されてい
るときには、ステップ65および66はスキップされる
なおfはスタータスイッチがオフされるとクリアされる
。次いでステップ66では乗員が存在する席におけるこ
もり音の騒音レベルをマイクロフォンによって検出し、
乗員が存在する席において検出されたこもり音の騒音レ
ベルが最小となるように位相φおよびゲインFをフィー
ドバック制御する。
次いでステップ68ではfが1だけインクリメントされ
る。次いでステップ69ではフィードバック制御によっ
て求められた位相φおよびゲインFに基づいて加振機4
を作動せしめる。
以上のように本実施例によれば第1の実施例と同様の作
用効果を奏することができる。
また、乗員の乗車位置を考慮したマツプに基づいてフィ
ードバック制御の初M値を与えるため、こもり音の騒音
レベルが最小となるまでの時間を短縮することができる
〔発明の効果〕
乗員の乗車位置に応じて加振機を最適に制御することが
でき、このため乗員が乗車している席における振動およ
び騒音を十分に低減せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例における加振機を作動制御せしめ
るためのフローチャート、第2図は車両振動低減装置の
側面図、第3図は第2図の要部拡大断面図、第4図は車
室内の斜視図、第5図は位相およびゲインのマツプ、第
6図は第2の実施例における加振機を作動制御せしめる
ためのフローチャートである。 4・・・加振機、 20〜22・・・乗車位置センサ、 30・・・電子制御ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体に制振力を与えるための加振機を車体に装着し、乗
    員の乗車位置を検出するための乗車位置検出手段を設け
    、該乗車位置検出手段の検出結果に基づき乗員の乗車位
    置における振動および騒音が十分低減せしめられるよう
    に前記加振機を制御する制御手段を備えた車両振動低減
    装置。
JP21151290A 1990-08-13 1990-08-13 車両振動低減装置 Pending JPH0495634A (ja)

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JP21151290A JPH0495634A (ja) 1990-08-13 1990-08-13 車両振動低減装置

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JP21151290A JPH0495634A (ja) 1990-08-13 1990-08-13 車両振動低減装置

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JPH0495634A true JPH0495634A (ja) 1992-03-27

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ID=16607148

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JP21151290A Pending JPH0495634A (ja) 1990-08-13 1990-08-13 車両振動低減装置

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JP (1) JPH0495634A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06127276A (ja) * 1992-08-31 1994-05-10 Mazda Motor Corp 車両の振動低減装置
JPH06175735A (ja) * 1992-09-30 1994-06-24 Mazda Motor Corp 車両の振動低減装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06127276A (ja) * 1992-08-31 1994-05-10 Mazda Motor Corp 車両の振動低減装置
JPH06175735A (ja) * 1992-09-30 1994-06-24 Mazda Motor Corp 車両の振動低減装置

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