JPH0494341A - 積載紙分離装置 - Google Patents

積載紙分離装置

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JPH0494341A
JPH0494341A JP2206953A JP20695390A JPH0494341A JP H0494341 A JPH0494341 A JP H0494341A JP 2206953 A JP2206953 A JP 2206953A JP 20695390 A JP20695390 A JP 20695390A JP H0494341 A JPH0494341 A JP H0494341A
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尚寿 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、複写機やプリンターなどの用紙処理装置に用
いられ、積載された用紙の分離装置に係り、特に可撓板
とガイド板からなる積載紙の分離装置に関する。
[従来の技術] 可撓性を有するフィルム状部材と案内板とがらなる積載
された用紙(以下、積載紙き呼ぶ)の重送を防止する装
置としては、実公昭58−6822に示されるように、
引出し用カセットに載置された積載紙両端部に用紙面と
対向17て給紙装置本体側に下部を固着された上記フィ
ルム状部材をその先端が上記案内板に接触するように設
けられている装置がある。この装置によれば、積載紙は
、用紙送り口・−ルにより給送される際、案内板に接触
17ているフィルム状部材の先端を湾曲させて、室内板
とフィルム状部材との間に間隙を生ぜしめ、その間隙を
通って一枚の用紙が給送されるが、続(用紙は、フィル
ム状部材にその進行が妨げられる。したが−)で、用紙
の電送が防止される。
[発明が解決l−ようとする課題] しかし7、上−記可撓性を有するフィルム状部材と案内
板とからなる装置では、重送は防ぐことはできるものの
、−枚目の用紙が給送された後に、二枚目の用紙が案内
板どフィルム状部材の間に挟まれて残ってしまうことか
多い。そのため、引出し。
用カセットを装填したオ体から引き抜く際、用紙が本体
内に残るごとlこなり、そのたびに用紙を取り出さねば
ならなかった。     ・また、仮に、引出1,2用
カセツト側に上記フィルム状部材と案内板とを配置した
と12でも、引き出したカセットを再び本体に装着して
用紙を給送する際に上記分離手段に残された用紙に触れ
て位置ずれを生ずるごとにより、スキニーやジャムを発
生したり、引出し用カセッ(・に用紙を補給する際にフ
ィルム状部材と案内板とに挟まれた用紙を取り出してか
ら用紙を補給する必要がある、などの不具合の発生が予
測される。
本発明は、このような問題点を解決するためになされる
ものであり、可撓部材の側壁に接触して残された用紙を
容易に用紙の積載位置に戻し得る積載紙分離装置を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するだめの手段] 上記課題を達成するために、本発明は、積載された用紙
に接触する給紙手段によって給送される用紙を、積載紙
の先端面と対向する位置に設けられた可撓部材と可撓5
部材の自由端と対向する位置に設けられた用紙ガイド部
材とによって、分離する積載紙分離装置において、上記
可撓部材と上記用紙ガイド部材の自由端とが間隙をもっ
て設けられ、かつ可撓部材の自由端の側面に給送される
用紙の先端が当接するごとく可撓部材を配置し、更に給
紙手段と積載された用紙との接触を解除する手段を有す
ることを特徴とするものである。
[作用] 本発明によれば、積載された用紙に接触している給紙手
段によって用紙が給送されると、この用紙の先端にJ:
って可撓部材を撓ませて可撓部材の自由端と用紙ガイド
部材との間隙を進行するが、この用紙に続く用紙は可撓
部材に当接して用紙の重送が防圧される、そし、て、可
撓部材と用紙ガイド部材とが間隙をも−)で設けられて
いるので、用紙の給送後に可撓部材の自由端側壁に接触
して残された用紙は、解除手段により給紙手段と積載紙
との接触を解除することによって、可撓部材が弾性復帰
して用紙の積載紙の位置に戻される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図〜第9図は、本発明の積載紙分離装置をカラービ
デオプリンタに適用した第1実施例を示している。
第2図は、このカラービデオプリンタを示す図である。
この装置の正面には、フロントカバー1カ開閉自在に装
着されている。このフロントカバー1を開くと、カート
リッジ収納スペース4がある(第3図参照)。このスペ
ースからは、給紙手段トし7ての給紙ローラ3の一部か
見えている。
一方、カートリッジは、第4図に示すように、インクシ
ートを収納するインクシートカセット7と、用紙の支持
台としての未使用の用紙を収納する給紙カセット6の2
体からなる。この2つは互いに回転可能で、コ一つのカ
ートリッジ5どして、上記カートリッジ収納スペース4
内に、第4図の状態で給紙方向と直角なフロント側から
着脱可能である。このカートリッジは、装置に装着され
ていない時には第5図の如くコンパクトに折り畳み可能
である。
給紙カセット6は、第7図(a)に示すように、周囲が
囲まれた箱形状をしている。第7図(b)に示すように
、この中の中板21上に用紙8が積載されて収納されて
いる。給紙カセット6には、給紙ローラ3が用紙と接触
するための開口A22、用紙が給紙される時の紙経路で
ある開口B23、タング10が用紙8を給紙ローラ3に
圧接するための開口C24の3つの開口がある。用紙先
端に対向する前壁6aには、用紙8の略中央と接触する
給紙ローラ3に対応する位置に可撓部材としての弾性板
26が貼られている。この弾性板26の摩擦係数は用紙
間の摩擦係数よりも高い、例えばゴム、フェルト、等で
構成されている。弾性板26は、その先端部がフリーな
片持ち状態で貼られている。この弾性板26と対回し給
紙ローラ下流側で、給紙経路である開口82Bを形成す
る用紙ガイド部材としてのガイド板25がある。ガイド
板25は、はぼ用紙幅以上にわたって紙経路を形成し、
弾性板26と対向する位置のみが弾性板26先端と接触
しないように退避した形状25aをしている。
弾性板26の先端は、上記ガイド板25の用紙案内面下
面から僅かな間隙dだけ離間した位置(第1図参照)か
ら、上記ガイド板25の退避部25a内にd′だけ突入
し、かつ退避部25aに接触しない位置2つ(図3)ま
でのいずれかの位置にある。用紙の厚さをtとすれば、
d<2tの寸法関係にあれば、必ず2枚目以降の用紙は
弾性板と接触する。以上の様な構成により、弾性板26
は、給紙開口823を遮断する如く配置されているので
、給紙ローラに用紙が押圧され給紙される時には、用紙
8は弾性板26を撓ませて給紙される(第9図参照)。
さらに、第6図にしたがって、カートリッジが装置に装
填された状態の構成を説明する。カートリッジの用紙8
と対向する位置の装置本体側に、給紙ローラ3があり、
その給紙ローラ3と対向し、カートリッジを挟む位置に
タング10がある。タング10は、回転中心10aを中
心に回転して、カートリッジの開口C24からカートリ
ッジ内部に侵入し、中板21を介して用紙8を給紙ロー
ラ3に接離させる働きをする。プラテンローラ14は、
装置のフレーム(図示されていない)に回転可能に支持
され、モータ19によって駆動される。
また、プラテンローラ14には、用紙搬送の為のピンチ
ローラ15.16が圧接している。プラテンローラ14
と対向し、インクシート9を挟む位置に、ヘッド部組1
1がある。ヘッド昇降レバー12が軸12aを中心に回
転することで、ヘッド部組11は、軸11aを中心に回
転し、ヘッド発熱部がインクシート9を挟んでプラテン
14に圧接するごとく構成されている。ガイド18と、
カートリッジ5のインクシートカセット7aはプラテン
ローラ14とピンチローラ16間へ用紙を案内する紙経
路を形成している。
ガイド17.18は、プラテンローラ14とピンチロー
ラ15.16により往復動される用紙の紙経路を形成し
、ガイド17と18とに囲まれた、プラテンローラ14
を挟んでヘッド部組11と対称的な位置にある空間は、
給紙ローラ3へ通じ、その給紙ローラ3には排紙ピンチ
ローラ2oが押圧されている。従って、給紙ローラ3は
給紙時と排紙時の両方に兼用されている。排紙ピンチロ
ーラより下流側は排紙トレーになっており、排紙された
用紙を収納するスペースであり、カートリッジ5の一部
がそのトレーを兼ねている。
次に、用紙が給紙されて排紙されるまでの動作を説明す
る。
まず、カートリッジ5が装置本体に装填され、プリント
信号により画像作成動作が始まる。タング10が、用紙
8を中板21を介して給紙ローラ3に押圧する。給紙ロ
ーラ3の回転により、用紙は給紙されて弾性板26を撓
ませる。二枚目以降の用紙は、弾性板の撓み力と摩擦係
数がその搬送力よりも勝るために弾性板26の位置で停
止し、−枚目の用紙のみが給紙開口82Bから外へ給紙
される。ガイド板25の用紙案内面下面は、弾性板の用
紙押圧力で、用紙が弾性板から離れないように用紙を押
さえている。
用紙先端はガイド18とインクシートカセット7aに案
内されてプラテンローラ14とピンチローラ16のニッ
プ部に当接I2ループを作ってレジストされ、給紙ロー
ラ3の回転は停止する。E −夕1,9により、プラテ
ンローラコ4が便か回転する・:とで、用紙先端はプラ
テンローラにニップされる。その状態で、用紙後端は未
だカートリッジ内f:有るわけであるが、タングコ0が
下がって力=)リッジ内から退避することで、給紙ロー
ラとのニップは解除される。次に、ヘッド部組1〕がイ
ンクシート9をプラテンローラ]4にニップする如く上
昇する。用紙は、再びプラテンローラ14の回転により
ピンチローラ16に挟まれ、インクシー 1・9を介(
7で−\ラッド組ココ−にガイドされて、プラテンロー
ラ14の回りを搬送され、ピンチローラ15にニップさ
れる。更に搬送されながら、ヘッドにより、用紙へ画像
の転写かおこなわれ、用紙先端はガイド]7.18に案
内されると共に、後端はカートリッジ内から引き抜かれ
る。
用紙がカートリッジから引き出されたことで、弾性板2
6は、その弾性力で元に戻ろうとし2で、二枚目以降の
用紙を給紙カセット内へ押し戻す。
この時には既にタング10は退避しているため、二枚目
以降の用紙は給紙ローラと接触I7ない所まで自由落下
して積載される。
一方、−色目を転写された用紙の先端は、給紙l:T−
ラ3と排紙ピンチローラ20のニップ部に達し2ている
が、その搬送を妨げないように図示されない機構によっ
て排紙ビンチロ・−ラ20のニップは解除されている。
用紙後端は、ピンチローラ16から外れない位置にある
。更に複数色の転写を行う場合には2、プラテンローラ
]4を逆転させで、用紙後端はガイド]7、]−I8に
案内され、先端はビンチロ・−ラ15から外れない位置
まで用紙を戻し2再ひ画像転写を繰り返す。プラテン口
・−ラ14が逆転する時には、今・ソド部糾1]−は、
プラテンロー514に接しない位置まで退避する。、=
のようにl−で、最終色の転写が完了すると、用紙8は
、プラテンローラ〕−4の正転によって排紙トレ・一方
向へ搬送され、後端かピンチローラ15を外れると、図
示されない機構により排紙ピンチローラ20のニップか
かかる。そして再び給紙ローラ3が回転して用紙8を排
紙トレー上へ排出する。
この時は、前述の如く給紙ローラ3と二枚目以降の用紙
とは接触(2ていないので、次の給紙が行われる事はな
い。
センサー27のSきを説明する。センサー27は光学式
反射型センサーであり、ガイド17の外側から六゛イド
コ、7、コ−8を貫通して1.カートリッジ5の一部7
a面を照射し2ている。7a面は黒色であり、ここに白
色の用紙が来ることで検知0I能となる。力〜・−トリ
ッジから給紙された用紙8は、センサー27で先端を検
知され、)/シストするに足るループを作成するだけの
時間をおいて給紙ローラ3の駆動を停止トする。また、
給紙開始から、一定時間内に用紙8の先、端を検知り、
ない時には、給紙不良と認識してエラー信号を出す。更
に、全ての転写を終了し、給紙ロー・う3ど排紙ピンチ
ローラ20によって排紙トb−へ排出開始後、一定時間
内に、用紙8の後端がセンサー27の位置を抜けた事を
検知I2ない時には、紙詰まりと認識1゜てエラー信号
を出す。
センサー28の働きを説明する。センサー28は光学式
反射型センサーであり、インクシート9の頭出しに使用
【2ている1、インクシート9は、複数色が順次連なっ
て一画面を構成し、その複数色の糾が複数連なって複数
画面J3二対応し5ている。各−画面の色の前には帯状
の黒色部勺がある。ヘッド部組11には、インクシ・−
ト9を裏側から、プラテンローラ14に押圧する回転自
在に支持された金属ローラ1]−わがあり、ヘッド部組
1]は、−の金属ローラ1 l bがセンサー28ど対
向する位置まで上昇しまた位置丁、インクシー川・9の
頭出し。
を行う。センサー28が、金属ローラ1]−bを照射し
た状態で、図示されないインクシート巻き土げ機構によ
り巻き上げリール7bか回転されることで、インクシー
ト9が搬送さね、上記黒帯部が、金属ローラ部に来たこ
とを検知し7て巻き上げを停止する。
次に、本実施例の実験結果を表1に示す。実験の条件は
、次のようである。用紙の厚さtは0゜2〔mm〕、弾
性板の厚さは1〔mm〕、材質はクロロプレンゴム(C
R)(硬度70°)、長さは16[mm〕のうちgl:
mm:]が撓み可能に固着されている。紙同志の摩擦係
数μpは0.2、紙と弾性板26との摩擦係数μは0.
8である。
給紙ローラ3の摩擦係数μgは1.4、給紙ローラと用
紙の接触力は約300(gflである。紙質は、合成紙
(ユポ)ベース、紙ベースの2種類で確認した。なお、
間隙dは、d<2tSd’ <2Cmm〕の範囲で行っ
た。
表1において、幅、厚さは弾性板26の幅、および厚さ
を示し、dは、弾性板26の自由端とガイド板との間の
間隙の幅、d−は、上記ガイド板25の退避部25a内
に突入し、かつ退避部25aに接触しない位置29(図
3)までの長さである。
表1 1、0 d’ =1.0・給紙不良 表1から分かるように、弾性板の幅は、15から30[
:mm)が最適であった。また、d>2t(例えばd=
0.5)であっても、用紙8が、必ず弾性板26先端と
接触する位置に弾性板26を配置し、弾性板の厚さを、
例えば1.5〔mm〕に増やすことで良好な分離が可能
となった。
以上の構成、及び動作により、簡単な構成で積載紙の分
離給送を確実に行うことが可能であると共に、特別な機
構を設けること無く、二枚目以降の用紙を元の積載位置
に戻すことが可能で、その結果、分離機構をカートリッ
ジ側に持たせた使い捨てカートリッジにすることができ
、インクシートカセット7と給紙カセット6を一体化し
たカートリッジ5として、給紙方向と直角な方向から装
置本体への着脱が可能となった。また、カートリッジを
非装着時に持ち運んでも、弾性板26が給紙経路を遮断
する如く設けられているので、カートリッジから用紙が
こぼれ出るご、とはない。
なお、第1の実施例では、用紙ガイド部材25と弾性板
26とをカートリッジの給紙カセット側に設けた例を説
明したが、給紙ローラ3、用紙8との位置関係が満たさ
れれば、インクシートカセット側に設けてもよい。
また、第1実施例では、弾性板26に対向するガイド2
5に退避部25aを設けたが、この部分は、ガイド25
を無くした切り欠きゃ、穴にしてもよく、弾性板26先
端が用紙案内面25bから突出可能で、他の部材と非接
触であればよい。
さらに、第1実施例では、インクシートを用紙と重ね合
わせて画像を用紙に転写する方式のカラービデオプリン
タを例に本発明である分離機構を説明したが、この分離
方式は、カラービデオプリンタの方式にとられれるもの
ではなく、積載紙を一枚に分離して給送するすべての用
紙処理装置に適用出来るものである。
なお、一般的な弾性板26.36の形状は、次の条件で
きめられる。
・紙同志の摩擦係数       μp・紙と給紙ロー
ラの摩擦係数   μg・弾性板の摩擦係数     
  μ ・紙と給紙ローラの接触力    F ・弾性板の自由長さ       し @弾性板のV断面二次モーメント■z ・弾性板の幅          B ・弾性板の撓み力        P ・弾性板のトング率       E ・弾性板が紙に与える抵抗力   R ・弾性板の厚さ         T ・用紙の座屈力         W ・弾性板の撓み量        6 次の式が成り立つ 、−枚目の用紙搬送力 F(1)−μgxp    (イ) 二枚口の用紙搬送力 F(2)−μJ)XF    (ロ) P=3EIzδ L   (ハ) Rは、P1μの関数 R=f(P、μ)   (ニ) 1zは、B、Tの関数 I z=h (B、 T)    (ホ)Rを次の範囲
Iこ取れば、−枚目の紙のみか給紙されて、二枚口以降
と分離され、かつ紙が座屈を起こすこともない1つ F(2)<R<F(1)で、かつ R<WRは(ハ)、
(ニ)、(ホ)式から、 R=q(E、μ、δ、 L、 B、 T)と表すことが
出来る。E、μは、弾性板の物性値であり、L、B、T
は形状である。又、δは紙が通る時の撓み目であるから
、給紙ローラ3、弾性板26とガイド25の位置関係で
決まる。、二のように、紙の特性に合わせて、弾性板2
6の形状、材質、配置を最適に設定する事で、上記例以
外の条件でも良好な分離が可能である。
第10図は、本発明の第2実施例に係る積載紙分離装置
を示すものである。
給紙カセット31には中板34が一端を回動自在に設け
られ、中板34土には積載紙32が載置されている。給
紙カセット3]−の下部には開口37が設けられ、給紙
カセッl”31が給紙装置本体に装填された状態で、給
紙装置本体に設けられたタング33が軸33aを中心と
して回動して侵入するごとく構成されている。給紙ロー
・う30は給紙カセット31が装填される本体側に回転
自在に支持されている。用紙32の給紙側先端面と対向
する本体側に弾性板36ど用紙ガイド部材35とが設置
されており、かつ弾性板36の自由端と用紙ガイド部材
35とが間隙をもって設けられている。なお、本実施例
において間隙は用紙ガイド部材下面に設けられている。
次に上記構成に基づく作用を説明する。
回転中心33aを中心としてタング33が回動して中板
31を押17上げ、積載紙32を給紙ローラ30に圧接
する。圧接された用紙32は、給紙ローラ30の回転に
より、その最も上部にある用紙が給紙側に押し出され、
その先端は、弾性板36を撓ませてその自由端を乗り越
え、ガイド板35との上記間隙から上記本体側に送り出
される。
同時に、二枚口以降の用紙は、弾性板36の撓み力と摩
擦係数がその搬送力よりも勝るために、弾性板36の位
置で停止し、用紙は弾性板36を越えることができず、
用紙が給紙側に送り出されることは阻止される。
次に、タング33か用紙32に対して下降して、給紙ロ
ーラ30の用紙32への接触が解除されると、上記弾性
板36の用紙側の面に当接し7ていた用紙が弾性板36
の弾性復帰により、用紙の積載位置に戻される。
このように、本実施例では、二枚口以降の枚数の用紙が
給紙側に送り出されることは阻止されるので、重送が阻
止され、かつ、用紙が弾性板36の弾性復帰により容易
に用紙の積載位置に戻されるので、給紙カセット31を
取り出す際に本体側に用紙が残ることがなくなり、今ま
でのように上記本体側に残った用紙を取り出していた手
間が省ける、などの効果がある。
なお、第2の実施例では、タング33が用紙32に対し
て下降することによって、給紙ローラ30の用紙32へ
の接触が解除されているが、給紙ローラ30が用紙32
に対して上昇することによって上記解除を行ってもよい
[発明の効果] 本発明は、用紙を給紙した後に、次の用紙が可撓部材の
側壁に接触して残されても、給紙手段と積載紙との接触
を解除することにより、可撓部材が弾性復帰して用紙を
容易に用紙の積載位置に戻すことができる。したがって
、用紙の補充が容易になるとともに、上記分離手段に残
された用紙に触れて位置ずれを生ずることによるスキュ
ーやジャムなどの不具合が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明をビデオカラープリンタに適用
した第1実施例を示す図であり、第1図は可撓部材と用
紙ガイド部材の配置関係の例を示す部分断面正面図、第
2図はプリンタの外観を示す正面図、第3図はプリンタ
のフロントカバーを開いた状態を示す正面図、第4図は
カートリッジの装着可能状態を示す正面断面図、第5図
はカートリッジの非装着状態を示す正面断面図、第6図
はカートリッジを収納したプリンタの正面断面図、第7
図はカートリッジの給紙カセットを示す平面図(a)お
よび正面断面図(b)、第8図は可撓部材と用紙ガイド
部材の配置関係の他の例を示す部分断面正面図、第9図
は用紙の分離状態を示す部分断面正面図、また、第10
図は本発明を他の給紙装置に適用した第2実施例を示す
正面断面図である。 3.30・・・給紙ローラ 6.31・・・給紙カセット 8.32・・・積載された用紙 10.33・・・タング 25.35・ ・ ・ガイド板 26.36・・・弾性板。 第5図 第10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)積載された用紙に接触する給紙手段によって給送
    される用紙を、上記積載された用紙の先端面と対向する
    位置に設けられた可撓部材と上記可撓部材の自由端と対
    向する位置に設けられた用紙ガイド部材とによって、分
    離する積載紙分離装置において、 上記可撓部材の自由端と上記用紙ガイド部材とが間隙を
    もって設けられ、かつ該可撓部材の自由端の側面に上記
    給送される用紙の先端が当接するごとく該可撓部材を配
    置し、更に上記給紙手段と上記積載された用紙との接触
    を解除する手段を有することを特徴とする積載紙分離装
    置。
  2. (2)上記可撓部材の自由端に対向する上記用紙ガイド
    部材の部分を後退させて形成し、上記用紙ガイド部材の
    用紙案内面よりも上記可撓部材の自由端の先端部が突出
    するように配置したことを特徴とする第1項記載の積載
    紙分離装置。
  3. (3)上記積載された用紙を載置する支持台が給紙装置
    本体に対して着脱自在に設けられ、上記可撓部材と上記
    ガイド部材が上記支持台に設けられていることを特徴と
    する第1項記載の積載紙分離装置。
  4. (4)上記積載された用紙を載置する支持台が給紙装置
    本体に対して着脱自在に設けられ、上記可撓部材と上記
    ガイド部材が上記給紙装置本体に設けられていることを
    特徴とする第1項記載の積載紙分離装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5527029A (en) * 1994-03-07 1996-06-18 Ocd S.A. Device for introducing sheets or envelopes into a printer

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