JPH049376Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH049376Y2 JPH049376Y2 JP7045586U JP7045586U JPH049376Y2 JP H049376 Y2 JPH049376 Y2 JP H049376Y2 JP 7045586 U JP7045586 U JP 7045586U JP 7045586 U JP7045586 U JP 7045586U JP H049376 Y2 JPH049376 Y2 JP H049376Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- folded
- roof
- chevron shape
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、葺重ね部に空気抜き穴を設けると共
に葺上り屋根を立体的に構成しうるようにした屋
根葺板に関する。
に葺上り屋根を立体的に構成しうるようにした屋
根葺板に関する。
従来の金属板葺屋根、特に平葺き用として使用
される屋根葺板は、単板の上縁を表面に下縁を裏
面に折返した係合縁をもつて係合し吊子によつて
係合固着していた。このため固着強度が弱く風圧
等によつて脱落したり、また係合に歪を生じて雨
水が浸入する原因となつていた。また金属板葺屋
根の場合には屋根裏に室内からの暖気が溜り易く
これが葺板に伝わるために下地板にむれが生じた
り、多雪地帯などでは屋根上の積雪が滑落する等
の事故が生じていた。さらに金属単板を使用する
平葺き屋根においては外観が平面的になり立体観
がなかつた。
される屋根葺板は、単板の上縁を表面に下縁を裏
面に折返した係合縁をもつて係合し吊子によつて
係合固着していた。このため固着強度が弱く風圧
等によつて脱落したり、また係合に歪を生じて雨
水が浸入する原因となつていた。また金属板葺屋
根の場合には屋根裏に室内からの暖気が溜り易く
これが葺板に伝わるために下地板にむれが生じた
り、多雪地帯などでは屋根上の積雪が滑落する等
の事故が生じていた。さらに金属単板を使用する
平葺き屋根においては外観が平面的になり立体観
がなかつた。
本考案は、これらの欠点を改良するためになさ
れたものであつて、空気抜き穴を有し、係合強度
を高め葺上つた屋根は立体観を呈するという屋根
葺板を提供するものである。
れたものであつて、空気抜き穴を有し、係合強度
を高め葺上つた屋根は立体観を呈するという屋根
葺板を提供するものである。
添付図面により本考案の屋根葺板を説明する
と、第１図は屋根板Ａの単体の平面図であり、第
２図は第１図のＸ−Ｘ断面図を示す。また第３図
は屋根板Ａを組合せて葺成した屋根の一部を示す
ものである。
と、第１図は屋根板Ａの単体の平面図であり、第
２図は第１図のＸ−Ｘ断面図を示す。また第３図
は屋根板Ａを組合せて葺成した屋根の一部を示す
ものである。
図において、長方形の金属板１の長辺側の一方
の端縁を上方に折り曲げて係合部２を成形し、こ
の係合部２に対して金属板１のほぼ中央を直角に
下方に折り下げ６、さらに大きく折り返してその
先を山型に形成し、この山型の頂部に空気抜きの
穴４を多数並設する。そしてこの山型の先方を上
方に折り曲げさらに折り返して立上り止水係合部
３とし、この折り返した金属板１の端縁を先の直
角折り下げ部６より外方に折り出して釘打ち固定
部５を形成するものである。
の端縁を上方に折り曲げて係合部２を成形し、こ
の係合部２に対して金属板１のほぼ中央を直角に
下方に折り下げ６、さらに大きく折り返してその
先を山型に形成し、この山型の頂部に空気抜きの
穴４を多数並設する。そしてこの山型の先方を上
方に折り曲げさらに折り返して立上り止水係合部
３とし、この折り返した金属板１の端縁を先の直
角折り下げ部６より外方に折り出して釘打ち固定
部５を形成するものである。
本考案の屋根葺板Ａは上記のような構造に屈曲
成形されているものであるから、その施工に当つ
ては第３図を参照して、屋根下地Ｂ上に屋根葺板
Ａを置き、釘打ち部５で釘打ち（図示していな
い）固定する。そして次の屋根葺板Ａの係合部２
を固定してある葺板Ａの立上り係合部３に嵌合し
て釘打ちして連続させて完成するものである。
成形されているものであるから、その施工に当つ
ては第３図を参照して、屋根下地Ｂ上に屋根葺板
Ａを置き、釘打ち部５で釘打ち（図示していな
い）固定する。そして次の屋根葺板Ａの係合部２
を固定してある葺板Ａの立上り係合部３に嵌合し
て釘打ちして連続させて完成するものである。
本考案によるときは、空気抜き穴４が山型に成
形された頂部にあるため屋根葺板Ａ裏の暖気の呼
吸ができ暖気は矢印Ｐのように外方に放出され、
また立上り止水係合部３は直角に大きく上方に向
けて設けているためこの部分での止水が完全で釘
打ちしているとはいえ雨水の浸入がなく、さらに
大きく屈曲された直角折り曲げ部６があるため葺
上つた屋根には立体観があつて美観を与えるとい
う従来の屋根葺板にはみられない実用上の効果を
奏するものである。
形された頂部にあるため屋根葺板Ａ裏の暖気の呼
吸ができ暖気は矢印Ｐのように外方に放出され、
また立上り止水係合部３は直角に大きく上方に向
けて設けているためこの部分での止水が完全で釘
打ちしているとはいえ雨水の浸入がなく、さらに
大きく屈曲された直角折り曲げ部６があるため葺
上つた屋根には立体観があつて美観を与えるとい
う従来の屋根葺板にはみられない実用上の効果を
奏するものである。
第１図は本考案の屋根葺板の平面図を示し、第
２図は第１図Ｘ−Ｘ断面図、第３図は施工の実施
例図である。 １……金属板、２……係合部、３……立上り止
水係合部、４……空気抜き穴、５……釘打ち部。
２図は第１図Ｘ−Ｘ断面図、第３図は施工の実施
例図である。 １……金属板、２……係合部、３……立上り止
水係合部、４……空気抜き穴、５……釘打ち部。
Claims (1)
- 長方形の金属板１の長辺側の一方の端縁を上方
に折り曲げて係合部２とし、該係合部２に対して
金属板１の中央附近を直角に下方に折り下げさら
に大きく折り返してその先を山型に形成し、該山
型の頂部に空気抜き穴４を並設し、該山型の先方
を上方に折り曲げさらに折り返して止水係合部３
とし、該折り返した金属板１の端縁を前記直角折
り下げ部６より外方に折り出して釘打部５を形成
したことを特徴とした屋根葺板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7045586U JPH049376Y2 (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7045586U JPH049376Y2 (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62182315U JPS62182315U (ja) | 1987-11-19 |
| JPH049376Y2 true JPH049376Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=30912105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7045586U Expired JPH049376Y2 (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049376Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7158732B2 (ja) * | 2019-06-11 | 2022-10-24 | 株式会社神清 | 湿気を排気させることができる金属板葺き屋根 |
-
1986
- 1986-05-09 JP JP7045586U patent/JPH049376Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62182315U (ja) | 1987-11-19 |
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