JPH0486890A

JPH0486890A - 表示装置

Info

Publication number: JPH0486890A
Application number: JP20365090A
Authority: JP
Inventors: Keizo Murakami; 敬三村上
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1990-07-31
Filing date: 1990-07-31
Publication date: 1992-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１本発明はダイナミックドライブ表示型の表示装置に関し
、特に表示ドライブにおけるスイッチング時に表示用電
源の負荷が急激に変動しないように時間的位相差を持た
せた表示装置に関する。

［従来の技術］従来、１個の発光表示素子をドツトとし、その集合表示
によって文字や図形などを表示する表示装置１は、大型
表示装置の場合には、第４図に示すように複数個の表示
素子３，３・・・群をブロックに分割し、分割されたブ
ロックを１つの表示器２．。

２、．２．とした表示器の集合により表示している。

表示器における表示駆動は第５図に示すような横方向（
ライン）の表示素子単位に電流ドライブ出力信号２０に
より順次走査しながらダイナミックに電流供給しながら
、これに該当する縦方向単位に横方向のドツト分の表示
データを表示データ出力信号２１によって駆動し、電流
ドライブ出力信号２０と、表示データ出力信号２１との
一致した各表示素子３を瞬時点灯せしめる。

このような表示方法をとる表示器の集りによって表示装
置として文字や図形を表示する。このように表示方法に
おいて、従来の表示装置は、第６図に示すようなタイミ
ングで各横方向のラインの電流ドライブ出力信号２０に
よる電流供給と該当ライン単位に表示すべき表示素子単
位の表示データ出力信号２１が駆動される。１つの表示
素子に供給される電流は１つの表示素子当り数ｍＳサイ
クルの繰り返しで数十ＵＳの間供給されるのみのため、
通常の表示電流の２〜３倍の電流が流れるよう工夫され
ている。このため、表示素子に供給される電源は数ボル
ト大容量の電源が必要であり、かつこれら表示装置１の
制御回路に用いる電源と別電源を用いている。

［発明が解決しようとする課題］このような従来の表示方法は、各表示器における電流ド
ライブ出力信号２０の立ち上りタイミングが同時であり
、電流ドライブ出力信号２０による電流負荷が大きい場
合には、その前の時間も。−ｔ１期間は停止期間のため
、電流負荷は零であるので、急激な負荷がかかり、これ
を供給する電源の負荷が大きい。また電流ドライブ出力
信号２０は数十μｓのため、電流負荷が大きいと、雑音
として大きなエネルギーとして他装置に影響を及ぼす恐
れがある。また、表示素子用電源と制御用電源が異なる
場合、制御用電源系にトラブルが生じたとき、電流ドラ
イブ方法によっては、電流ドライバー回路の駆動入力が
不定状態になり、表示素子が全点灯する恐れがあった。

本発明の目的は表示ドライブにおけるスイッチング時に
表示用電源の負荷が急激に変動しないように時間的位相
差をもたせるようにした表示装置を提供することにある
。

［課題を解決するための手段］前記目的を達成するため、本発明に係る表示装置におい
ては、電流ドライバー回路を有し、表示素子１個を１ド
ツトとした縦横両方向とも複数ドツトからなる表示器を
１つの表示ブロックとする複数表示器からなる表示装置
であって、電流ドライバー回路は、各表示ブロック単位
に各表示素子の横方向を１組とする複数電流ドライブ出
力を有するものであり、該電流ドライバー回路は、縦方向のドツトに対応し出力
を有し時分割で走査による電流を供給し、該電流ドライ
ブ出力に対応した表示ドライバー回路出力の表示ドライ
ブ信号によって該当する点灯表示素子に時分割で電流を
供給し点灯させるダイナミック表示器を有し、かつ複数
の各表示器における各々の表示器の電流ドライブ出力の
立ち上りタイミングが各表示器間で位相差を持つ機能を
有するものである。

また、前記電流ドライバー回路の出力において、出力・
駆動回路をＰＮＰ　トランジスタのコレクタ出力とし、
該ＰＮＰ　トランジスタのベース入力をエミッタ接地の
ＮＰＮ　トランジスタ出力としたものである。

［作用］各表示器毎に電流ドライブ出力信号の立ち上りタイミン
グを各々異ならせ、順次立ち上り又は立ち下がるように
し、スイッチング時に表示用電源の負荷が急激に変動し
ないようにする。

［実施例］次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例における表示回路。

制御回路を表わすブロック図、第２図は実施例における
各表示器への電流ドライブ出力信号２０と表示データ出
力信号のタイミングを表わすタイムチャート、第３図は
表示素子への電流ドライブ出力と表示データ出力の回路
図、第４図は１個の表示素子を１つのドツトとして表示
する表示装置の表示面を示す図、第５図は表示器におけ
るダイナミック表示における表示駆動回路図である。

第４図に示すように、従来技術で述べたように発光素子
３を１つのドツトとして点灯させ、その集合によって文
字や図形を表示する表示装置１は、縦横数１０ドツトを
１ブロツクとした表示器２．〜２゜により構成され、そ
の表示器２、〜２ｓにおける表示駆動回路は第５図に示
すような回路で各表示素子３をダイナミックに点灯し表
示する。

縦方向の電流供給の回路を１つのラインとして電流ドラ
イブ出力信号２０を■、■、■・・・■の順に順次走査
し、その走査に同期して表示データ出力信号２１をセッ
トしていけば、各々の信号の交点の表示素子３にパルス
状の電流が流れ、表示素子が点灯する。点灯した表示素
子は表示面に使う螢光物質による残光によって表示素子
への電流が断となっても一定時間光を残す。

上記電流ドライブ出力信号２ｏの走査サイクルは表示素
子の残光効果を考慮した範囲内の十分な時間内となる。

この残光時間と明るさを得るために、通常、発光素子に
は定格電流の２〜３倍の数十ｍＡ〜百数ｍＡの電流を流
す。このため、数百の発光素子が同時に点灯すると、十
数Ａから数十への電流が流れる。

このため、本発明による表示装置は第１図に示すような
表示駆動回路による表示方式を用いている。すなわち、
まずＩ１０バス２５を介して表示アドレス単位に表示す
べきドツトデータをＩ１０ドライバー１３を通して表示
メモリ８に書き込む。書き込まれた表示データ、つまり
ドツトデータは制御回路１４のクロックに同期し、表示
レジスタ１２をカウントアツプしながらラインドライブ
９を介し表示ライン信号２４として電流ドライバー回路
５．．５．に入ノＪし表示制御信号２２によって表示ラ
イン信号２４を保持し、表示制御信号２２により出力を
抑制された電流ドライブ出力信号２０を走査する。また
これと同期して前述表示レジスタ１２の出力により表示
メモリ８から表示データ信号２３を読み出し、表示制御
部２２とクロック、　ＣＬにより表示ドライバー回路６
．．６．に保持され表示データ出力信号２１として前述
電流ドライブ出力信号２０との交差する表示素子３を通
して表示電流を駆動し、該表示素子３を点灯せしめる。

７はバスドライバー、１０はデコーダ、　１１は切替回
路である。

表示装置１を構成する複数の表示器２１，２、に対する
電流ドライブ出力信号２０と表示データ出力信号２１の
動作状況は第２図のタイムチャートに示す通りである。

時間ｔ。からｔ、＋、の時間ｔ＋Ｔの表示ライン信号２
４はライン■が選択され、表示器２．の電流ドライバー
回路５．は表示制御信号２２によりライン■の電流ドラ
イブ出力信号２０を抑制しながらライン■に該当する表
示ライン信号２４を保持、更新する。次に表示器２．の
ライン■の表示に該当する表示データ信号２３を表示メ
モリ８から読み出し、表示ドライバー回路６．にタイミ
ングＣＬにより保持する。時間ｔ１後、表示制御信号２
２による誤表示防止のための阻止状態が解除されライン
■の電流ドライブ出ノＪ信号２０と表示ドライバー回路
６．の出力の表示データ出力信号２Ｉとが交差する表示
素子３を点灯する。このようにして各ラインを順次走査
しまた繰返してダイナミックに表示器２．の表示を行う
。

一方、表示器２．における表示は、時間ｔ１以降に表示
器２の場合と同様表示制御信号２２と表示器２３に対す
る表示メモリ８から読み出される表示データ信号２３に
よって表示される。

同様に表示器２．・・・２ゎの表示も同様な方法で表示
される。

第２図に示される通り各表示器の各ラインの表示の立ち
上りは電流ドライブ出力信号２０のうち各々時間ｔの時
間差をもって立ち上る。このため、従来技術では時間も
。−も、の期間中全て停止状態、ｔ＋　　Ｌ＋１の期間
中全ての表示器２．〜２．．で通電状態となり、表示電
流が十数Ａ〜数十Ａ変動していたのに対し、本発明の方
法によれば、時間ｔの開停止するのは１つの表示器のみ
で、他の表示器は常に通電状態となるので、表示電流の
変動はＯ数Ａから数Ａの間に抑える効果を有する。

表示電流の変動を上記のように抑えることは、表示用電
源の負荷を小さくすることができ、電源の信頼性を高め
る効果や、表示電流のスイッチングによる電流雑音を小
さく抑える効果を有する。

また表示用電源は負荷変動が大きいことなどから、一般
論理回路用電源と別電源にする場合が多い。

このため、第３図に示すように、ＰＮＰトランジスタと
ＮＰＮトランジスタを組み合わせて用いることにより、
表示用電源■１と論理回路用電源■２との間でアイソレ
ーションをすることができ、表示用電源Ｖ８の変動によ
る論理回路への影響を防止することができる。また論理
回路用電源■、が停止状態や故障時は、表示用電源■１
のみによる表示素子３への電流駆動を防止し、誤表示を
阻止する効果を有する。

［発明の効果］以上説明したように本発明は各表示器毎に電流ドライブ
出力信号の立ち上りタイミングが各々異なり、順次立ち
上りまた順次立ち下る方法をとっているため、表示装置
全体からみると、電流ドライブ出力信号の停止した期間
がなく、このため、表示用電源盤に高い負荷を与えなく
てよく、電源容量の歩容量化が可能であり、信頼性を高
めることができる。また電流ドライブ出力信号のスイッ
チングによるスイッチングエネルギーを低めることがで
きるため、雑音を低める効果がある。

また電流ドライバー回路の出力を本発明を構成すること
によって、制御回路電源が障害時に表示用電源から制御
回路用電源回路へ逆流することがないので、電流ドライ
ブ出力信号は停止し、全表示素子が点灯することを防止
することができる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図の実施例における各表示器への電流ドライブと表
示データのタイミングを表わすタイムチャート、゛第３
図は表示素子への電流駆動回路図、第４図は表示装置の
一例を示す概念図、第５図は各表示器の表示駆動概念図
、第６図は従来技術における電流ドライブと表示データ
のタイミングを表わすタイムチャートである。ｌ・・・表示装置　　　　　　２．’　、　２．　、２
．・・・表示器３・・・表示素子　　　５．．５．・・
・電流ドライバー回路６、．６．・・・表示ドライバー
回路７・・・バスドライバー　　・８・・・表示メモリ９・
・・ラインドライバー　　１０・・・デコーダ１１・・
・切替回路　　　　　　１２・・・表示レジスタ１３・
・・Ｉ１０ドライバー　　　１４・・・制御回路２０・
・・電流ドライブ出力信号２１・・・表示データ出力信号　２２・・・表示制御信
号２３・・・表示データ信号　　　２４・・・表示ライ
ン信号２５・・・Ｉ１０バス特許出願人　　日本電気株式会社第１図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電流ドライバー回路を有し、表示素子１個を１ド
ットとした縦横両方向とも複数ドットからなる表示器を
１つの表示ブロックとする複数表示器からなる表示装置
であって、電流ドライバー回路は、各表示ブロック単位に各表示素
子の横方向を１組とする複数電流ドライブ出力を有する
ものであり、該電流ドライバー回路は、縦方向のドットに対応し出力
を有し時分割で走査による電流を供給し、該電流ドライ
ブ出力に対応した表示ドライバー回路出力の表示ドライ
ブ信号によって該当する点灯表示素子に時分割で電流を
供給し点灯させるダイナミック表示器を有し、かつ複数
の各表示器における各々の表示器の電流ドライブ出力の
立ち上りタイミングが各表示器間で位相差を持つ機能を
有することを特徴とする表示装置。
（２）前記電流ドライバー回路の出力において、出力・
駆動回路をＰＮＰトランジスタのコレクタ出力とし、該
ＰＮＰトランジスタのベース入力をエミッタ接地のＮＰ
Ｎトランジスタ出力としたことを特徴とする請求項第（
１）項記載の表示装置。