JPH048620A - 車両用スタビライザ制御装置 - Google Patents

車両用スタビライザ制御装置

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JPH048620A
JPH048620A JP11078790A JP11078790A JPH048620A JP H048620 A JPH048620 A JP H048620A JP 11078790 A JP11078790 A JP 11078790A JP 11078790 A JP11078790 A JP 11078790A JP H048620 A JPH048620 A JP H048620A
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suspension
power cylinder
stabilizer
cylinder
vehicle
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JP11078790A
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Masatsugu Yokote
正継 横手
Fukashi Sugasawa
菅沢 深
Toshihiro Yamamura
智弘 山村
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本願発明は、車両用スタビライザ制御装置に係り、とく
に、車体側部材及び車輪側部材間をアッパーリンク、ロ
アリンクなどの複数のサスペンションリンクで揺動可能
に連結した車両に設けたスタビライザの車輪側取付点を
パワーシリンダで制御する制御装置に関する。
〔従来の技術] 従来、スタビライザの車輪側取付点をパワーシリンダで
制御するスタビライザ制御装置としては、例えば、特開
昭61−166714号記載のもの(発明の名称は「後
輪のサスペンション制御装置」)が知られている。
この従来装置は、前輪側の車高値変化に基づき後輪サス
ペンション特性を変更制御するとともに、車速に応じて
後輪サスペンション特性の変更制御に対する判断基準域
を補正するようにしている。
この従来装置においては、後輪サスペンション特性を変
更するアクチュエータの一例として、片ロンド形のパワ
ーシリンダが用いられている(前述の公開公報の第20
図参照)。具体的には、パワーシリンダのシリンダチュ
ーブがサスペンションリンクとしてのサスペンションア
ームに固設されるとともに、スタビライザの車輪側取付
点が連結部材としてのアームを介してパワーシリンダの
シリンダチューブに連結されている。このとき、アーム
の各端部とシリンダロッド及びスタビライザの端部とは
、連結点の垂直軸線回りに回動自在になっている。この
ため、パワーシリンダの伸長に伴って、該シリンダとア
ームとの連結点が車体外方向に押し出され、スタビライ
ザのアーム比が大きくなって、より大きなロール剛性が
得られる。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来装置においては、第1に、
パワーシリンダの取付に際して、既存のサスペンション
アームにパワーシリンダを付加・固設する構造であった
ため、パワーシリンダの分だけは少なくとも確実に重量
増となり、燃費等の面で不利であるばかりでなく、さら
に、ハネ下重量増に伴って乗心地が悪化するという問題
があった。
第2に、従来装置におけるパワーシリンダのピストンロ
ッドがパワーシリンダに対して片持ち構造(片ロツド形
)であるために、パワーシリンダの耐久性が低いという
問題があった。
第3に、従来装置を実際の乗用車に適用しようとした場
合、サスペンションアームの前後には通常、スペアタイ
ヤハウス又はガソリンタンク等が配置されるから、設計
上、アーム(連結部材)のシリンダロンド側連結点とス
タビライザ側連結点との間の距離を長くとれない。この
ため、ロール剛性を高めるには、パワーシリンダの制御
ストロークを大きくし、アームの仰角を大きくしなけれ
ばならないから、スタビライザの動作効率が下がり、サ
スペンション特性変更に対する応答性が低下せざるを得
ないという問題があった。
本願発明は、このような従来装置の有する問題に鑑みて
なされたもので、その解決しようとする第1の課題は、
パワーシリンダにてスタビライザの車輪側取付位置を制
御可能なサスペンションを備えた車両であっても、ハネ
下重量増を防止し、パワーシリンダの耐久性を向上させ
ることができるようにすることである。また第2の課題
は、第1の課題に加えて、スタビライザの制御効率を良
くすることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記第1の課題を解決するため、請求項(1)記載の発
明では、車体側部材及び車輪側部材間を複数のサスペン
ションリンクにより揺動可能に連結した構造の車両にお
いて、前記車体側部材及び車輪側部材に両ロッドが揺動
可能に夫々連結され前記サスペンションリンクの一つを
構成するパワーシリンダと、車体側取付点が前記車体側
部材に取り付けられたスタビライザと、このスタビライ
ザの車輪側取付点と前記パワーシリンダの外筒とを連結
するコネクティングロッドと、前記パワーシリンダのス
トロークを車両の走行状態に応じて変更する制御手段と
を備えている。
また請求項(2)記載の発明では、請求項(1)記載の
コネクティングロッドに、パワーシリンダの外筒の中心
軸を介して対象な両側位置に揺動可能に連結される連結
機構を装備させている。
一方、前記第2の課題を解決するため、請求項(3)記
載の発明では、請求項(1)記載の構成において、さら
に、スタビライザがサスペンション下方に位置している
場合、サスペンションリンクの一つをアッパーリンクと
し、スタビライザがサスペンション上方に位置している
場合、サスペンションリンクの一つをロアリンクとして
いる。
〔作用〕
本願各発明では、パワーシリンダの両ロッドが夫々、車
体側部材及び車輪側部材に揺動可能に連結されおり、し
かもパワーシリンダのシリンダロッドが複数のサスペン
ションリンクの内の一つを担っている。即ち、サスペン
ションリンクの一つとパワーシリンダのシリンダロッド
とが共用されている。このため、パワーシリンダとこれ
にとって代わられたサスペンションリンクとの重量がほ
ぼ相殺されるから、パワーシリンダの付加によって重量
増にならない。また、パワーシリンダは両持ち構造であ
るため、片持ち構造のものに比べて耐久性も良い。また
、請求項(3)記載の発明では、さらに、サスペンショ
ンのレイアウト上、スタビライザが下方に位置する場合
、サスペンションリンクの一つをアッパーリンクとし、
反対に、スタビライザが上方に位置する場合、サスペン
ションリンクの一つをロアリンクとすることにより、コ
ネクティングロッドの長さを長く設定できるから、パワ
ーシリンダのストロークに伴うコネクティングロッドの
傾角が小さくて済み、パワーシリンダのストローク効率
が向上する。
〔実施例〕
以下、本願発明の一実施例を添付図面の第1図乃至第4
図に基づき説明する。この実施例は本願発明をマルチリ
ンク形式のリヤ側サスペンションに適用したものである
まず構成を説明する。第1図において、IL。
IRは後左軸、後右輸、2はリヤ側のサスペンションを
示す。
サスペンション2は、車体側に弾性支持されるサスペン
ションメンバー4と、このサスペンションメンバー4と
車輪側部材としてのナックル6との間に揺動可能に支持
されるサスペンションリンクとしてのパワーシリンダ8
.リヤ・アッパーリンク10.ロアリンク12.及びラ
テラルリンク14と、サスペンションメンバー4及びパ
ワーシリンダ8間に夫々介挿されるスタビライザ16及
びコネクティングロッド18と、ナックル6及び車体間
に介装されるショックアブソーバ20及びコイルスプリ
ング22とを備えている。
サスペンションメンバー4は図示の如く車体上下方向か
らみて略A字状に形成され、車体前方の2点a、b及び
後方の2点c、cで夫々車体に弾性支持されている。ま
た、サスペンションメンバー4の両翼4a、4bは、そ
の中間部の位置で車幅方向に延びたビーム4Cによって
相互に連結されており、このビーム4Cの中央下面でプ
ロペラシャフト24を弾性支持している。図中、26は
リヤデフ、27はダストブーツ、28はドライブシャフ
トである。
この内、リヤ・アッパーリンク10は、その両端部がゴ
ムブツシュB+、Bzを介してサスペンションメンバー
4の後部所定位置及びナックル6の上端部位置に夫々連
結され、これによりリンク10がゴムブツシュBI、B
zの揺動軸回りに回動可能になっている。ここで、リヤ
・アッパーリンク10はショックアブソーバ20のスト
部・スト部を遊挿させた状態で配設される。一方、ロア
リンク12は、車体上下方向からみて略A形に形成され
、その底辺両側部がゴムブツシュB3.B4を介してサ
スペンションメンバー4に取り付けられ、頂点部が図示
しないゴムフッシュを介してナックル6の下端部に取り
付けられ、これによりロアリンク12は揺動軸回りに回
動可能になっている。ロアリンク12の中央部には、コ
ネクティング・ロッド18を遊挿させる遊挿孔12Aが
形成されている。
一方、パワーシリンダ8は第1乃至第3図に示す如く複
動画ロッド形の構成を有している。つまり、シリンダチ
ューブ(外筒)Ba内にピストン8bが摺動自在に挿入
され、そのピストン8bの両端にピストンロッド8Cが
固設され、ピストンロッド8Cの両端が、ゴムフッシュ
B3.B、を介してサスペンションメンバー4の上方に
延びた延設部材4d及びナックル6の上端部に連結され
ている。このとき、ゴムブツシュB、の位置はゴムブツ
シュB6の位置に対し、車体上下方向からみて、車両前
方且つ車両内方になるように設定されている。そこで、
ピストンロッド8CがゴムブツシュBs、Bbの揺動軸
回りに回動可能な状態でサスペンションメンバー4及び
ナックル6間に配設されることになり、このピストンロ
ッド8Cが従来のサスペンションリンクの一つであるフ
ロント・アッパーリンクを兼ね、リヤ・ア・ンパーリン
ク10とピストンロッド8cによりダブルアッパーリン
ク構造を形成している。
上記シリンダチューブ8aは、その内部の圧力室A、B
に対向した位置に形成された給排ポート8d、8eを夫
々有しており、この給排ポート8d、8eが配管36.
38を介して油圧供給装置40に接続されている。この
油圧供給装置40は、油圧ポンプ、タンク、方向切換弁
などを備えた従来周知の構成で成り、サスペンション特
性制御部42からの制御信号に応じて給排ポート8d、
8eに供給する作動油の方向を切り換えるようになって
いる。サスペンション特性制御部42は、図示しない車
速センサ、前輪車高センサ等を含み、例えば前述した従
来公報、特開昭61−166714号記載のものと同様
の制御を行うようになっている。サスペンション特性制
御部42及び油圧供給装置40は、制御手段を構成して
いる。
前記スタビライザ16は車体上下方向がらみて略コ字状
に形成され、その車幅方向に延びた棒状部分体の所定位
置がブツシュBT、B8を介してサスペンションメンバ
ー4の両翼4a、4bの下面に回動可能状態で取り付け
られている。また、スタビライザ16の両端部の夫々は
、車体上下方向に配設されたコネクティングロッド18
の下端に第3図に示すようにゴムブツシュB、を用いて
連結されている。コネクティングロッド18の上端部は
、二股に分岐した分岐アーム18aに剛結され、この分
岐アーム18aの各先端部がピロボー/L’18bによ
リハワーシリンダ8のシリンダチューブ8aの両側部に
揺動可能に取り付けられている。このとき、ピロボール
18b、18bの取付位置は、該取付位置を結ぶ線分が
シリンダチューブ8aの中心軸0と交差するように設定
されている。
このため、シリンダチューブ8aの位置がシリンダ軸方
向に移動すると、ピロボール18b 18bの位置も変
わり、コネクティングロッド18の傾角が変更される。
次に、本実施例の動作を説明する。
サスペンション特性制御部42は、走行中に例えば単発
の凸部又は凹部によって前輪左又は前輪布に所定値以上
の車高変化が所定時間内に検出されると、油圧供給装置
40に指令を出して、後輪左右の各パワーシリンダ8の
サスペンションメンバー4側の圧力室Aに作動油を供給
し、ナックル6側の圧力室Bの作動油を排出する。この
給排制御は、シリンダチューブ8aの移動に対する図示
しない位置センサの検知情報を参照して行われる。
この作動油の給排に伴って、一方の圧力室Aの圧力が増
加し、他方の圧力室Bの圧力が低下するが、シリンダ軸
方向8Cの位置、即ちピストン8bの位置は固定されて
いるので、シリンダチューブ8aが反発力によってサス
ペンションメンバー4方向に移動し、例えば第4図中の
実線位置をとる。
つまり、コネクティングロッド18のシリンダチューブ
8aへの取付位置が、車体上下方向からみた場合、より
車両内側の位置になって、スタビライザ16のアーム比
が、J\さくなり、この結果、ロール剛性が低下する。
これにより、リヤ側のサスペンション特性はソフトにな
り、路面凸部又は凹部通過に伴う後輪側のショックが和
らげられる。
一方、上述したソフト状態への制御から所定時間経過し
、かかる車高変化が前輪左又は前輪布に生じていない状
態になると、サスペンション特性制御部42は、前述と
は反対の制御指令を行う。
これにより、圧力室Aの作動油を排出し、圧力室已に作
動油が供給され、これに伴って、シリンダチューブ8a
が反発力によってナックル6方向に移動し、例えば第4
図中の仮想線位置をとる。つまり、コネクティングロッ
ド18のシリンダチューブ8aへの取付位置が、車体上
下方向からみた場合、より車両外側の位置になって、ス
タビライザ16のアーム比が大きくなり、ロール剛性が
大きなハード状態になる。これにより、良路における操
縦性、安定性が優先される。
このようなロール剛性制御において、サスペンション特
性制御部42は高速になるほど、ロール剛性の切換感度
を低くし、無用な切換制御を抑制している。
一方、旋回走行に伴うローリングに対し、スタビライザ
16はその時点で設定されている、コネクティングロッ
ド18の移動に伴うアーム比に基づくロール剛性を発揮
し、ロールを抑制する。
このように本実施例では、サスペンションリンクである
フロント・アッパーリンクとしてパワーシリンダ8のシ
リンダロッド8aを兼用し、且つ、そのパワーシリンダ
をスタビライザ16のアーム比を変更するアクチュエー
タとして用いている。
このため、従来のようにパワーシリンダを別体として付
加する場合とは違い、パワーシリンダ18を搭載しても
殆ど重量増とはならず、燃費の悪化も防止でき、さらに
バネ下重量増に伴う乗心地悪化をも防止できる。加えて
、パワーシリンダ8が両持ち形であるために、耐久性向
上も図られる。
さらに、コネクティングロッド18は、サスペンション
2の下方に位置するスタビライザ16の車輪側取付端と
、サスペンション2の上方に位置するアンバーリンクと
してのパワーシリンダ8とを上下方向に連結している。
このため、そのロッド長L(第4図参照)を長く設定で
き、同一の捩じり剛性値の切換に対して、パワーシリン
ダ8のストロークに伴うコネクティングロッド18の傾
角θ(第4図参照)がより小さくて済むから、パワーシ
リンダ8のストローク量も小さくてよい。したがって、
スタビライザ16の動作効率も向上し、ロール剛性の切
換応答性も高まる。
一方、シリンダチューブ8aは、その対象な両側面位置
で揺動可能に支持されているので、堅牢であり、コネク
ティングロッド18の移動がスムーズである。
なお、本願発明におけるパワーシリンダは、上述した如
く作動油を用いるものに限定されることなく、例えば、
非圧縮性の気体を作動流体として用いるものであっても
よい。
また、前記実施例ではパワーシリンダのシリンダロッド
を兼用させるサスペンションリンクをフロント・アッパ
ーリンクとした場合を説明したが、例えばレイアウト上
、スタビライザがサスペンションの上方に位置する場合
は、ロアリンクの代わりにパワーシリンダのシリンダロ
ッドを共用し、前述した実施例と同様にロール剛性制御
を行わせることもできる。この場合でも、スタビライザ
とシリンダロッドを繋くコネクティングロッドを長くと
れて、シリンダの制御効率が良くなるなど、前述した実
施例と同等の作用効果を得ることができる。
さらに、本願発明を適用するサスペンション形式は、前
述したマルチリンク式のほか、例えばダブルウィツシュ
ボーン式のものでもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本願各発明では、サスペンションリ
ンクの一つを、両ロッド形のパワーシリンダで置き換え
、そのパワーシリンダの外筒とスタビライザの車輪側取
付点とをコネクティングロッドで接続し、パワーシリン
ダのストロークを走行状態に応じて制御するようにした
ため、パワーシリンダの重量と置換されたサスペンショ
ンリンクの重量とがほぼ相殺されるため、パワーシリン
ダを設けることによって重量増とならず、燃費悪化も防
止でき、且つ、バネ下重量増に伴う乗心地の悪化を防止
できるとともに、パワーシリンダが両持ち形であるから
、片持ち形に比べて、その耐久性向上が図られるという
効果がある。さらに、請求項(3)記載の発明では、上
述した効果を享受できるほか、コネクティングロッドの
長さを稼ぐことができ、これにより同じアーム比を得る
にもパワーシリンダのストロークが小さくて済むから、
スタビライザの制御効率が良くなり、また制御の応答性
も向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本願発明の一実施例を示す回であっ
て、第1図はリヤサスペンションの斜視図、第2図はパ
ワーシリンダの概略を示す断面図、第3図はコネクティ
ングロッドを示す側面図、第4図はパワーシリンダの動
作に伴う説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体側部材及び車輪側部材間を複数のサスペンシ
    ョンリンクにより揺動可能に連結した構造の車両におい
    て、 前記車体側部材及び車輪側部材に両ロッドが揺動可能に
    夫々連結され前記サスペンションリンクの一つを構成す
    るパワーシリンダと、車体側取付点が前記車体側部材に
    取り付けられたスタビライザと、このスタビライザの車
    輪側取付点と前記パワーシリンダの外筒とを連結するコ
    ネクティングロッドと、前記パワーシリンダのストロー
    クを車両の走行状態に応じて変更する制御手段とを備え
    たことを特徴とする車両用スタビライザ制御装置。
  2. (2)前記コネクティングロッドは、前記パワーシリン
    ダの外筒の中心軸を介して対象な両側位置に揺動可能に
    連結される連結機構を有していることを特徴とした請求
    項(1)記載の車両用スタビライザ制御装置。
  3. (3)前記スタビライザがサスペンション下方に位置し
    ている場合、前記サスペンションリンクの一つをアッパ
    ーリンクとし、前記スタビライザがサスペンション上方
    に位置している場合、前記サスペンションリンクの一つ
    をロアリンクとしたことを特徴とする請求項(1)記載
    の車両用スタビライザ制御装置。
JP11078790A 1990-04-26 1990-04-26 車両用スタビライザ制御装置 Pending JPH048620A (ja)

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