JPH048487Y2 - - Google Patents

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JPH048487Y2
JPH048487Y2 JP2312784U JP2312784U JPH048487Y2 JP H048487 Y2 JPH048487 Y2 JP H048487Y2 JP 2312784 U JP2312784 U JP 2312784U JP 2312784 U JP2312784 U JP 2312784U JP H048487 Y2 JPH048487 Y2 JP H048487Y2
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JP
Japan
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timer
vtr
signal
recording
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JP2312784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はタイマ録画機能を備えるビデオテープ
レコーダであつて、録画開始位置を自動的に設定
できるビデオテープレコーダ(VTR)に関する。
(ロ) 従来の技術 タイマ録画機能を備えるVTRでは通常、使用
者が録画開始及び終了時刻、受信チヤンネル、記
録速度等を設定し、記録するテープカセツトを
VTRにセツトし、タイマ録画待期状態を指定す
るスイツチを投入することにより、準備が完了す
る様に構成されている。このタイマ録画待期状態
では、VTRの主要部分への電源供給が停止され
ており、タイマ回路用のマイコンは設定された開
始時刻と現在時刻とを比較し、これが一致した時
に電源回路及びマイコンによるシステムコントロ
ール回路へタイマ録画信号を出力する。この信号
が出力されている期間電源回路からVTRの主要
部に電力が供給され、システムコントロール回路
の制御でVTRは記録状態となる。
現在時刻と終了時刻とが一致するとタイマ録画
信号が出力されなくなり、録画動作が停止して、
電源がオフとなる。
タイマ録画機能を備えたVTRでは上記の如き
動作を行なう様構成されているが、使用者にとつ
て面倒なことは、テープカセツトのセツト時に、
テープ上の録画開始位置を手動により設定しなけ
ればいけないことである。これには再生画像を見
ながら早送り、巻戻し動作を行なう必要があつ
て、かなりの時間を要する。
また、この為に録画開始時刻までにあまり時間
がない場合等設定操作を誤つて番組の開始部分が
録画できなかつたり、開始位置を設定する時間が
ない場合には既録画部分に重ねて記録してしまう
おそれがある。
この様な不都合を解消する為の一つの方法とし
て特開昭57−86149号公報に開示された技術をタ
イマ録画機能に適用する方法が考えられる。上記
公報には巻戻し動作中において電源スイツチが切
状態となつた場合には巻戻し終了までスイツチの
状態にもかかわらず電源入状態にあり、巻戻し終
了後電源が切れるVTRが記載されている。
これをタイマ録画機能に適した場合第4図の如
き構成が考えられる。タイマ回路(マイコン)1
にタイマ録画待期状態を指定するスイツチからの
信号Aが印加されると、タイマ回路1からVTR
のシステムコントロール回路2(動作制御装置)
に対してタイマ録画待期状態を指定する信号Bが
出力される。この信号Bが入力されるとシステム
コントロール回路2では電源回路(図示省略)を
制御してタイマ回路1、システムコントロール回
路2を除く他の部分への電源供給を停止する。従
つてVTRはタイマ録画待期状態となる。次にタ
イマ録画開始時刻になると、タイマ録画信号Cが
タイマ回路1から出力され、これを受けてシステ
ムコントロール回路2がメカニズム、チユーナ回
路等にも電力が供給される様に電源回路を制御す
ることにより、タイマ録画が開始される。
待期状態指定信号BはNANDゲート3を介し
てシステムコントロール回路2に供給されてい
る。そしてもう一方の入力としては、早送り、巻
戻し状態を指定するシステムコントロール回路2
からの信号Dが入力されている。従つてタイマ録
画待期状態指定スイツチからの信号Aが入力され
ても、その時のVTRの状態が巻戻し状態であれ
ば待期状態指定信号Bはシステムコントロール回
路に印加されず、従つて電力供給が停止されるこ
とはない。差戻し動作が終了すると、VTRのオ
ートストツプ機能が動作し、早送り巻戻し状態を
指定する信号Dが出力されなくなり、待期状態指
定信号Bがシステムコントロール回路2に供給さ
れる。
例えば、既記録テープのテープ始端から新しい
録画を開始するという場合を考えると、開始、終
了時刻を設定し、VTRを巻戻し状態に操作して、
タイマ録画待期状態指定スイツチを投入すれば、
VTRでは巻戻し動作を継続して、巻戻しが完了
すると自動的にタイマ録画待期状態となつて、先
に述べた様な面倒な操作が不要となる。
しかし、既記録部分を消したくない場合には上
記の構成では無理であつて他の方法を考える必要
がある。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記の点に鑑み為されたものであつ
て、タイマ録画設定時において、録画開始位置を
自動的に設定できるVTRを提供することを目的
とする。
(ニ) 考案の構成 本考案ではタイマ録画待期状態指定スイツチが
投入されると、システムコントロール回路は
VTRを再生状態としてコントロール信号が再生
されるかどうかを判別する。すなわち、テープの
記録部分か無記録部分かを判別する。コントロー
ル信号が検出されない場合にはVTRを巻戻し状
態としてコントロール信号が検出されるとテープ
走行を停止してVTRをタイマ録画待期状態とす
る。はじめにコントロール信号が検出された場合
には、検出されなくなるまで早送り状態となり、
無記録部分の検出後停止状態となつてタイマ録画
待期状態となる。
(ホ) 実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第
1図は本考案の機能を示すブロツク図、第2図は
マイコンを用いた場合のブロツク図、第3図は第
2図のフローチヤートである。
第1図において、4は待期状態指定スイツチ、
5は該スイツチ入力によりVTRを再生状態とす
る手段、6は再生コントロール信号を検出する手
段、7はコントロール信号が検出されない場合に
巻戻し状態とする手段、8はコントロール信号が
検出された場合早送り状態とする手段、8は巻戻
し状態にあつて再生コントロール信号が検出され
た時第1所定時間(例えば2秒)早送り状態とす
る手段、10は早送り状態にあつてコントロール
信号が再生されなくなつた時に第2所定時間(例
えば1秒)早送り状態とする手段、11は上記第
1、第2所定時間の早送りが終了した時にVTR
を停止状態とする手段、12はVTRが停止状態
となつた後、タイマ録画待期状態にVTRを設定
する手段である。
第2図はマイクロコンピユータ(マイコン)を
用いたシステムコントロール回路にて上記の構成
を実現したものであり、マイコン13には入出力
ポート、プログラムが書き込まれたROM、一時
記憶手段であるRAM等を備えている。マイコン
13はコントロールヘツドからの再生コントロー
ル信号a、録画位置設定兼タイマ録画待期指令ス
イツチ14からの信号b及びタイマ回路15から
の待期指令信号c、タイマ録画信号dが印加され
る。
マイコン13からは、早送り(FF)、巻戻し
(REW)、再生(PLAY)、停止(STOP)及び電
源制御信号(P.ON)等が出力され、メカニズ
ム、記録再生回路、電源回路16等が制御され
る。タイマ回路15にはタイマ録画待期指定スイ
ツチ17が接続されており、このスイツチが投入
された場合にはタイマ回路15にのみ待期指令信
号が印加され、タイマ回路15からの待期指令信
号cがマイコン13に印加されて、電源供給が停
止される。すなわち、タイマ録画待期状態とな
る。
スイツチ14が投入されるとマイコン13及び
タイマ回路15に待期指令信号が印加される。こ
の時、タイマ回路からの待期指令信号cは無視さ
れ、第3図フローチヤートに示す動作が行なわれ
る。
すなわち、スイツチ14の投入によりVTRは
再生状態となる(PLAY信号が出力される)。再
生状態においてコントロール信号が端子18に入
力されると、FF信号が出力されてVTRは早送り
状態となる。今、対象として考えているVTRに
おいては早送り、巻戻し状態でも再生コントロー
ル信号が得られるものであつて、コントロール信
号が検出されるかぎりVTRは早送り状態にある。
この早送り状態においてコントロール信号が検
出されなくなると、1秒間早送り状態となつた
後、STOP信号が出力され、テープ走行が停止す
る。
また前記再生状態にて再生コントロール信号が
検出されない場合には、REW信号がマイコン1
3より出力されて、VTRは巻戻し状態となり、
この状態がコントロール信号の検出まで継続す
る。再生コントロール信号を検出すると、FF信
号が出力され2秒間早送り状態となり、その後停
止する。VTRが停止状態となつた後で、P.ON信
号が出力され、タイマ回路15、マイコン13以
外への電力供給が停止される。これによつて
VTRはタイマ録画待期状態に設定される。
マイコン13には図示省略したがテープ終端又
は始端を検出するテープエンドセンサからの出力
も印加されている。そこで巻戻し状態においてコ
ントロール信号が検出されず、テープ始端にまで
巻戻されると、テープエンド検出信号を受けて
VTRは2秒間早送り状態となり停止する。その
後はタイマ録画待期状態となる。
この様に再生コントロール信号を検出すること
により、タイマ録画待期状態ではテープの無記録
部分がタイマ録画開始位置に自動的に設定され
る。録画開始時刻になるとタイマ回路15からタ
イマ録画信号dが出力され、電源がオンとなつて
録画が開始される。
以上の動作において無記録部分を検出してから
直前が早送り状態の時には約1秒間の早送りを、
巻戻し状態の時には約2秒間の早送りを行なうの
は、重なつて録画されることを防ぐと同時に記録
された番組間に所定の無記録部分を形成する為で
ある。この時間は自由に設定することができる。
上記の説明では待期状態ではタイマ回路15と
マイコン13に電力が供給されている。これに対
してタイマ回路15にのみ電力が供給される様構
成してタイマ回路15によりマイコン13と電源
回路16を制御する様にしてもよい。この場合、
スイツチ14が投入されてから停止状態となるま
での期間、マイコン13からの制御信号によつ
て、電源回路16からの電力がマイコン13及び
他のVTRの部分に供給される様制御する必要が
ある。
又、第2図の構成では既記録部分を消去しても
良い場合には対応できないが、待期指令スイツチ
17の投入時には第4図に関して説明した動作が
可能な様に設定すれば、対応できる。
(ハ) 考案の効果 以上の如く本考案によれば、手動にて無記録部
分を捜して設定する必要がないので手間が省け、
実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機能を表わすブロツク図、第
2図はマイコンコンピユータを用いた実施例のブ
ロツク図、第3図は第2図にかかるフローチヤー
ト、第4図は従来例を示すブロツク図である。 主な符号の説明、4……待期状態指令スイツ
チ、5……再生状態とする手段、6……記録/無
記録判別手段、7……巻戻し状態とする手段、8
……早送り状態とする手段、11……停止手段、
12……待期状態とする手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイマ録画機能を備えるビデオテープレコーダ
    において、タイマ録画待期状態を指令するスイツ
    チと、該スイツチの投入によりビデオテープレコ
    ーダを再生状態とする手段と、テープの記録/無
    記録部分の判別手段と、前記再生状態において記
    録部分を判別した場合早送り状態とする手段と、
    同じく前記再生状態において無記録部分を判別し
    た場合巻戻し状態とする手段と、前記早送り状態
    にあつては無記録部分を判別して、又前記巻戻し
    状態にあつては記録部分を判別して停止状態とす
    る手段と、停止状態となつた後ビデオテープレコ
    ーダをタイマ録画待期状態とする手段とを有する
    動作制御装置とを備えることを特徴とするビデオ
    テープレコーダ。
JP2312784U 1984-02-20 1984-02-20 ビデオテ−プレコ−ダ Granted JPS60135823U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2312784U JPS60135823U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 ビデオテ−プレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2312784U JPS60135823U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 ビデオテ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60135823U JPS60135823U (ja) 1985-09-09
JPH048487Y2 true JPH048487Y2 (ja) 1992-03-04

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JP2312784U Granted JPS60135823U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 ビデオテ−プレコ−ダ

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