JPH0484672A - 通電加工用パルス電源装置 - Google Patents

通電加工用パルス電源装置

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JPH0484672A
JPH0484672A JP19617690A JP19617690A JPH0484672A JP H0484672 A JPH0484672 A JP H0484672A JP 19617690 A JP19617690 A JP 19617690A JP 19617690 A JP19617690 A JP 19617690A JP H0484672 A JPH0484672 A JP H0484672A
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pulse
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machining
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frequency
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JP19617690A
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Kiyoshi Inoue
潔 井上
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INR Kenkyusho KK
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INR Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアーク溶接、点溶接、マイクロ溶接、マイクロ
スタッド加工、電解加工、電解研削、電気メツキ、ラム
型放電加工、ワイヤカット放電加工、低温放電焼結、レ
ーザー加工等、被加工体にパルス状に通電して所望の加
工を施す装置に広く利用される通電加工用パルス電源装
置に関する。
〔従来技術〕 従来、これらの通電加工用パルス電源装置として、パル
ス幅変調技術を応用したものが知られている。
このようなパルス幅変調技術によれば、加工パルスの周
波数を変えることなくそのパルス幅を変化させ、デユー
ティファクタを1%から99%まで広範囲に制御でき、
その発振パルスをパルストランスを介して出力すること
により、加工目的や加工条件に適合するパルスを発生で
きるので、このタイプの電源装置は広く利用されている
〔発明により解決しようとする課題〕
従来公知のパルス幅変調制御方式の電源は、出力パルス
の繰返周波数を一定に保ち、デユーティファクタ、即ち
、パルスのオン・オフ時間を変更制御するタイプのもの
である。
然しなから、このようなタイプの電源では、最近開発さ
れた高周波を利用する高速通電加工装置に対して加工状
態の変化に充分高速に応答させることができないことか
判明した。
この公知の電源は、比較的低周波のパルスで加工か行わ
れる電解加工等であれば利用できるとしても、最新の放
電加工装置のように高速応答させる必要がある場合は採
用することが困難である。
然も、特に放電加工の場合には、パルス幅だけでなくパ
ルス休止幅や繰返周波数の調整制御を必要とし、加工状
態変化に対応させて精細に制御する必要かあり、然もこ
れらの変化に高速で対応しないと、アーク放電やガス中
放電等の異常放電か発生して加工面を悪くするばかりで
なく、これらの異常放電か続くことによって加工部への
加工液供給か困難となり、特に深穴加工などては加工か
全く進行しなくなるという問題点があった。
本発明は斜上の問題点を解決するためなされたものであ
り、その目的とするところは、パルス幅変調技術を応用
した電源に改良を加えることにより、加工条件の変動に
即応して、パルス幅のみならず、繰返発振周波数が広範
囲に制御でき、然も高速かつ正確に応答できるので、信
頼性が高く、各種の加工用パルス電源として広範囲に使
用できる安価な電源装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
斜上の本発明の目的は、直流電源にスイッチング素子を
直列に接続し、その出力端子を結合用トランスの一次捲
線に接続して成る通電加工用パルス電源装置に、 直流電源に直列に接続されたスイッチング素子に制御パ
ルスを供給するパルス発振回路と、加工状態を検出する
回路と、 加工状態検出回路の検出信号により、上記制御パルスの
デユーティファクタと共に、そのの繰返周波数を制御す
る回路を設けることにより達成される。
斜上の目的は、又更に、 直流電源を開閉制御するスイッチング素子に制御パルス
を供給する高周波パルス発振回路と、上記高周波パルス
発振回路より低周波数のパルスを発振しその出力により
上記パルス発振回路の出力を制御する低周波パルス発振
回路と、加工状態を検出する回路と、 加工状態検出回路の検出信号により、上記低周波パルス
のデユーティファクタと共に、その繰返周波数を制御す
る回路とから成る制御装置を具備する通電加工用パルス
電源装置によっても達成される。
而して上記の目的は、パルス発振回路を、のこぎり波発
生回路と、通電状態検出回路とのこぎり波発生回路の出
力とを比較してその大小判別信号を発生するコンパレー
タと、のこぎり波発生回路の発振周波数を制御油する回
路とて構成することにより一層確実に達成される。
又、斜上の通電加工用パルス電源装置で使用する結合ト
ランスには、−次側に複数のパルス入力巻線を設けると
共に、二次側巻線に複数の出力接続タップを設けること
か望ましい。
〔作 用〕
本発明に係るパルス電源では、前記のようにパルス幅変
調制御技術を応用するものであるが、従来公知のものと
異なり、パルス幅の制御と共に、パルスの繰返周波数も
通電状態検出信号によって制御油できるので、通電加工
の状態、即ち、加工間隙に於ける放電状態、通電電流、
電圧、加工進行状態、加工面積や加工方向の変化等に対
応してパルスの繰返周波数を適応制御油することかでき
、更に又、本発明の一態様に於いては、高周波及び低周
波の二種のパルス発振器を併用し、それらの出力の論理
積により電源を開閉制御するよう構成し、これにより加
工状態か悪化したときは直ちに加工パルスの供給を中断
し、悪化した加工状態を高速度で回復せしめ得るので、
長時間に渡って加工状態を安定せしめ得るものである。
又、パルス電圧を変換するパルストランスは、複数の入
力巻線及び出力タップを備えており、入力巻線の接続切
替により任意の電源に対応させることかでき、又、出力
タップの切替により一つの高周波小型トランスで高電圧
低電流から低電圧大電流までの各種のパルス電力か得ら
れるようになる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明を説明する。
第1図は本発明に係る電源装置を備えた放電加工装置の
構成を示す回路図、第2図及び第3図はパルス制御回路
の作用を説明するタイムチャー1・、第3図乃至第8図
はそれぞれ他の別異の実施例を示す回路図、第9図はそ
の作用を説明するタイムチャートである。
而して、第1図中、1はパルスI・ランス、2はパルス
1−ランス1の一次捲線の一つに直列に挿入される例え
ばMO3型FETなとから成る高速スイッチング素子、
3は直流電源、4は加工用電極、5は被加工体、6は加
工用電極4と被加工体5の間に形成される加工間隙、7
は整流回路、8は直交切替スイッチ、9及び10はそれ
ぞれは電極4と被加工体5間の電圧及び電流を検出する
抵抗、11は同期パルス整形回路、12はのこぎり波発
生回路、13.14はフォトカプラ、15は演算制御回
路、16は電流検出回路、17はコンパレータ、18は
スイッチング素子2を駆動するドライバである。
スイッチング素子2は、ドライバ18の出力パルスによ
り高速で駆動され、パルストランスlの一次捲線1aの
一つにパルスを供給する。そのパルスはパルストランス
1により変換され、その二次捲線に設けた端子の一つ1
bから直交切替スイッチ8を経由して電極4と被加工体
5に供給され、加工間隙6内に放電を発生させる。
電極4と被加工体5の間の電圧及び電流はそれぞれ抵抗
9及びIOにより検出され、それらの検出信号はそれぞ
れフォトカプラ13及び14を経て演算制御回路15及
び電流検出回路16に供給される。
パルストランスlは、−次及び二次の捲線の外三次捲線
1c及び四次捲線1dを有し、その四次捲線ldからは
第2図Bに示す如き同期信号Bか得られる。
この同期信号Bはパルス整形回路11を介してのこぎり
波発生回路12に供給され、のこぎり波発生回路12は
第2図へに示すようにこの同期信号Bと同期するのこぎ
り波信号へを発生する。
一方、電流検出回路16は、その入力、即ち電流検出抵
抗lOの平均端子間電圧、か増加すれば減少し、反対に
減少すれば増大するよう、反比例的に変化する直流電圧
信号Cを発生し、そのアナログ信号Cは、ノコギリ波発
振回路12の出力と共にコンパレータ17に供給される
コンパレータ17は、第2図りに示す如く、電流検出回
路16か発生する直流電圧信号Cとこののこぎり波信号
へとを比較し、前者か後者より高いとき出力かハイとな
るパ、ルス信号りを発生する。
而して、ドライバ18は、このパルス信号りに応動して
パルストランス1の三次巻線3cに上記の同期パルスを
供給すると共に、上記の如くスイッチング素子2を駆動
してパルストランス1の一次捲線1aにパルスを供給す
るものである。
今、のこぎり波発振回路I2の発振周期をT、コンパレ
ータ17の出力パルスDのパルス幅をτoo1休止幅を
τoffとする。
そこで、加工間隙6を流れる電流か何らかの原因により
減少したとすると、抵抗IOの端子間平均電圧信号、即
ち、電流検知信号か低下し、その信号か電流検出回路1
6によって反転増幅されるので、コンパレータ17に入
力する直流電圧信号Cか第2図C3に示すように上昇す
ることとなる。
従って、このときは、コンパレータI7の出力パルスD
は、そのτonが長くなり、その長くなった分たけτo
ffか短くなるよう制御される。但し、その周期T、即
ち(ron+でoff)は一定に保たれる。
この制御パルスかスイッチング素子2をオン・オフし、
それにより発生するパルスをパルスI・ランス1により
変圧して加工間隙6に供給するものであるから、供給電
流の平均値は、 に従って増加するので、加工電流の減少か防止される。
但し、1pはピーク電流である。
又、これと反対に加工電流か増加し過ぎた場合には、電
流検出回路1Gからコンパレータ17に入力する直流電
圧信号CかC2のように低下するので、このときは、コ
ンパレータ17の出力パルスDは、そのτonが短縮さ
れ、τoffか延長され、供給電流の平均値 か減少することになる。
このように加工電流を比較信号とすることによ+2 す、スイッチング素子2に供給する制御パルスのパルス
幅制御か自動的に行なわれ、加工間隙に供給する供給電
流か常に一定に制御されるようになる。
第3図は直流電圧信号Cか連続的に低下する状態を示す
グラフであり、このときコンパレータ17の出力パルス
の周期Tは一定に保たれるが、τonが次第に減少し、
その減少分たけてoffか増大する。
一方、加工間隙の状態は抵抗9によっても検出され、そ
の信号はフォトカプラ13を通じて、演算制御回路15
に供給される。
尚、ここで必須ではないが、フォトカブラ13を使用す
ることによって、入出力間を絶縁することかでき、加工
間隙からの雑音等が演算制御回路15に影響することが
なくなり、かつ信号伝達は一方向性となって出力信号か
ら入力側への信号の波及かなくなり、安定した信号伝達
をすることができるようになる。
演算制御回路15は、例えばファジィ制御用のCPUで
あり、図示されていないが、制御関数や演算プログラム
等を記憶するメモリ、I10インターフェースその他の
回路から成り、r10インターフェースを通じて入力し
た信号により論理演算を行ない、制御操作量を■/○イ
ンターフェースを通して出力する。
この制御操作信号はのこぎり波発生回路12に加えられ
、これによりその発振周期Tの制御か行われる。
例えば、今、放電加工を行う場合について説明すると、
加工間隙6か拡大されたときは、その加工間隙に比例し
て抵抗9の端子電圧が増大する。
演算制御回路15はこの増大する信号を受けて論理演算
を行い、その結果に基ついてのこぎり波発生回路12の
発振周波数を所定値まで」1昇させる。
このため、コンパレータ17の出力パルスの周波数が増
大し、加工電圧パルスの繰返周波数が高められ、高周波
でパルス放電か行なわれ、加工速度が向上するように制
御が行われる。
これと反対に、加工間隙6か挟まり安定放電か維持てき
ないようなときは、抵抗9の端子電圧信号か低下するか
ら、このときは演算制御回路15は、のこぎり波発生回
路12の発振周波数を低下させ、加工間隙6に供給する
加工パルスの繰返周波数を低下させ、これにより加工間
隙に堆積する加工層等の排除等を促進し、加工を安定さ
せるものである。
従って、加工パルスのパルス幅制御と共に、加工間隙の
状態に応じて、その繰返周波数の最適制御か行われるの
で、より安定した状態で、より高速度、高精度の放電加
工か行なえるようになる。
即ち、本発明に於いては、加工間隙の状態検出信号の大
小か加工間隙の広狭に起因していることを利用し、加工
間隙か所定値前後の正常時又はそれ以上のときに、加工
パルスのパルス幅のみならすその周期Tをも制御するこ
とによって、供給する加工パルスの平均放電エネルギを
許容される最大限界で供給すると共に、加工パルスの繰
返周波数も許容される最大値にまで増大するものである
から、これにより放電加工は予定した最高の加工状態で
行なわれるものてあり、一方、加工間隙6か許容下限値
以下に狭った場合には、加工パルス幅を最小とすると共
に、加工パルスの繰返周波数をも減少させ、放電体止時
間幅を増大させて加工層等の排除を促進し、加工間隙の
絶縁回復待ち時間を長くし、これによりアーク放電の発
生を防止し、正常状態への復帰を加速するよう制御する
このように放Xuエネルギを制御することによって加工
面か荒れたり、損傷を受けたりすることか防止でき、正
常間隙状態への復帰か可能となり、それたけ加工性能と
加工効率の向上を計ることかできる。
又、ワイヤカット放電加工を行なう場合に就いて説明す
ると、所期の加工形状によっては加工の進行に応して、
角部の加工、更には板厚の変化等が発生するが、これら
の状態変化を斜上の如く加工間隙の電圧信号等によって
検出し、その検出信号を演算制御回路15に入力して論
理演算せしめ、所定の装置信号を出力して加工パルスの
パラメータ制御を行なうことによって、所要の全工程を
安定した状態で遂行することかでき、予定した精度と加
工速度とが確実に得られる。
例えば、加工送り方向を変更して被加工体の稜を加工す
る場合、加工状態検出信号又は図示されていない輪郭加
工用制御用のNC装置等からの信号により加工方向の変
化を検知したときは、演算制御回路15の演算結果に基
づいてのこぎり波発生回路12の発振周波数を所要の値
に低減制御し、これにより角部の加工精度を維持し、か
つ、断線を生しることなく安定したワイヤカッ)・を高
能率に行なうことかできよう構成することかできるよう
になる。
尚、第1図のパルストランスlには複数の一次巻線を設
けてあり、かつそれらの−次巻線にはそれぞれ直流電源
及びスイッチング素子を設けであるので、これらを並列
駆動したり、図示されていない切換器により選択切換駆
動したりすることかできる。
この場合、例えばドライバ18にリングカウンタ又は順
序回路等を用いて、順次トランス入力を切換えることに
より、波高値か輪番的に変化するパルス列を出力するこ
とかできる。
又、二次巻線側に設けた複数個のタップを切換接続する
ことにより、低電圧大電流から高電圧低電流まで任意の
出力を取り出すことかできるのて、1台のパルストラン
スを多目的に利用かできるようになる。
又、パルス幅変調技術を利用するので、斜上のように加
工間隙の状態に即応して制御パルスのパルス幅、即ちデ
ユーティファクタを広範囲に渡り高速度で制御でき、か
つその制御パルスをパルストランスによって任意の電圧
電流に変換できるものであるから、例えば、出力パルス
幅はm5−ns、周波数は1〜5 KHzの範囲で、又
、パワー出力は100W−IKW程度の広い範囲て制御
てきるのて、本発明装置は各種の目的に利用できるもの
であり、本発明装置は、電気加工用インバーター パル
サーとして、例えば、アーク溶接(lKHz、ms) 
、電解加工(15KHz、 ms) 、放電低温焼結(
20KHz、 ms)、点溶接(20KHz、 ms)
 、?イクロ溶接(IMHz、Its )、マイクロス
タット加工(IMHz、μs)、ラム型放電加工(lO
Kt(z−IMHz、 ns) 、ワイヤカット放電加
工(5KHz 、 ns) 、レーザー加工(100M
Hz 、μs)等の用途に広く利用できるものである。
尚、叙」二の実施例に於いては、加工間隙の電圧信号を
演算制御回路15に、電流信号を回路16に入力するよ
う構成したが、これは逆にしてもよく、又、コンパレー
タ17に入力する比較信号を手動制御し、比較出力のパ
ルス幅τon及びデユーティファクタを手動により任意
に変更制御するように構成することも可能であり、更に
又、演算制御回路15へ入力する信号には、加工間隙の
電流、電圧の外、放電電流のピーク値や、加工間隙のイ
ンピーダンス、放電に伴って発生する音、光等を任意に
利用することを得るものである。
次に第4図に示す実施例に就いて説明する。
第4図中、19はパルス発振器、20はモノステーブル
エレメント、21はゲート回路、22は演算制御回路、
23は加工間隙の電圧を検出する回路である。
パルス発振器19の信号てモノステーブルエレメント2
0を駆動し、そのパルス出力を電圧検出回路23の出力
と共にケート回路21に供給する。
モノステーブルエレメント20の出力パルスは、パルス
発振器19て設定した周波数とモノステーブルエレメン
ト20て設定したパルス幅とを有するものであり、従っ
て、モノステーブルエレメント20の作動時間を変える
ことによってパ ルス幅、即ち、デユーティファクタを制御することかで
き、パルス発振器19の発振周波数を変えることによっ
て、出力パルスの繰返周波数を制御することかできる。
22は、CPUから成る演算制御回路であり、電圧検出
回路23の出力信号を受けて、ファジィ推論等の演算処
理をして所要の操作信号を出力し、モノステーブルエレ
メント20の作動時間の制御を行なうようにするもので
ある。
従って、この装置によっても、加工間隙の信号にヨリ、
駆動出力パルスのパルス幅τonと、そのアユ−ティフ
ァクタ τ0口 とを、自動的に適応制御卸することかできる。
第5図は更に他の実施例の構成を示す回路図である。
この実施例は、第4図に示した演算制御回路22によっ
て、モノステーブルニレメン1〜20の遅延時間と共に
、パルス発振器19の発振周波数も制御するようにした
もので、これによれば駆動出力パルスのパルス幅τon
  及びデユーティファクタと共に、その繰返周波数か
加工間隙の信号によって自動的に制御できるようになる
勿論、」二記の第一実施例のように、加工電圧及び電流
の検出を各別に行ない、或いは加工間隙のインピーダン
ス、放電に伴って発生する音、光等の検出をし、それら
の検出信号を単独若しくは組合せて演算制御回路22に
供給し、制御処理をするようにしてもよい。
尚、演算制御回路22によってパルス発振器19の発振
周波数の制御を行ない、モノステーブルエレメントの遅
延時間を手動設定にするとが、又はその逆に、パルス発
振器■9の発振周波数を手動による切換制御にし、モノ
ステーブルエレメント20を演算制御回路22による制
御するようにしてもよい。
第6図は、第1図に示した実施例に於けるのこぎり波の
発振を低周波信号で断続制御する場合の実施例であり、
第1図と同一の符号は同一構成要素を示す。
加工間隙の電圧を抵抗9によって検出し、その出力信号
を上記の演算制御回路15と同様な演算制御回路25に
入力し、その出力パルスによりゲート24を制御卸し、
のこぎり波発生回路12の高周波のこぎり波出力を低周
波の演算制御回路25の出力パルスにより断続制御する
第7図は更に他の実施例を示す回路図であり、加工間隙
の電圧を抵抗9によって検出し、その出力信号を上記演
算制御回路25に入力し、その出力パルスを、コンパレ
ータ15の出力パルスと共にグー1〜回路26に供給し
、ゲート回路26を演算制御回路25の出力パルスによ
って制御卸し、コンパレータ15の高周波出力パルスを
低周波の演算制御回路25の出力パルスにより断続制御
用するようにした例である。
第8図は、更に別異の変更例を示す回路図であり、第1
図に於ける電流検出回路16の出力を、演算制御回路2
5の演算処理による出力と共にケート回路26に供給し
、電流検出回路16の出力パルスを断続制御し、その断
続するパルス列をコンパレータI5に供給するようにし
たものである。
この構成によれば、コンパレータ15の出力は、第9図
に示すように、ゲート27の出力Eがハイてあり、かつ
、のこぎり波発生回路12の出力Aかゲ−1−回路27
の出力Eより低いレベルにあるときのみハイとなるもの
である。
このパルス列は、基本の高周波パルス列か演算制御回路
25の出力により定められる繰返周期で断続制御された
ものであり、かつ、その基本パルス列のパルス幅は電圧
検出回路16の出力Eにより制御され、更に、その出力
Eは抵抗IOを流れる電流に応じて制御されているので
、基本の高周波パルス列のパルス幅も上記出力Eに応じ
て変動するものである。
このようなパルス列は、例えば、基本の高周波パルス列
のパルス幅をμS〜08程度とし、その断続制御の間隔
をms程度とすれば、これを放電加工、ワイヤ放電加工
に利用できるようになる。
この場合、ms程度の周期でパルス列か断続するので、
その中断期間中に加工間隙から加工屑、ガス等か充分に
排除されるから、加工状態に応してこの断続期間を遂次
適応制御することにより、極めて安定した状態で加工が
できるようになる。
尚、第6図反軍第8図に於いても、コンパレータ15に
入力する比較電圧信号を手動で設定制御するよう構成す
れば、基本パルスのパルス幅、デユーティファクタを手
動で設定制御し得るようになり、又、演算制御回路25
に供給すべき入力としては、加工間隙の検出回路は電圧
、電流の他、放電に伴って発生する音、光等の物理量を
利用することができる。
又、この基本の高周波パルス列の断続制御には、第4図
及び第5図に示した実施例回路で使用したパルス発振器
などを利用するようにしてもよく、更に又、本発明で利
用するパルス幅変調回路は叙」二の実施例のものに限定
される藻のでなく、従来公知の制御回路を広く利用でき
ること勿論である〔発明の効果〕 以上のように本発明は、電源に直列に接続した高速スイ
ッチング素子をオン・オフすることにより発生させたパ
ルスをトランス結合して電極及び被加工体に供給し、被
加工体を加工するため利用するパルス電源装置に於て、
その高速スイッチング素子に制御パルスを供給する回路
に、パルス幅変調回路を利用して、その発振周波数を加
工間隙状態又は通電回路の状態検出信号の出力によって
変更制御するよう構成したので、パルス幅をms〜μS
〜nsと極めて広範囲に制御用でき、デユーティファク
タ τ 0n rOO+τoff を1〜99%と広い範囲で容易に制御できるものであり
、従って、本発明装置は、パルス幅かns範囲の電解加
工、電気メツキ、放電低温焼結、スポット溶接等から、
パルス幅かμs範囲のマイクロ溶接、マイクロスタッド
加工、放電加工等、更には、パルス幅ns領域の仕上げ
放電加工、ワイヤカット放電加工、レーザー加工等の高
周波加工までの範囲で多目的なパルサとして広く利用で
きるものである。
ぞしてその発生パルスの繰返周波数を加工間隙状態の検
出信号によって制御するよう構成したので、加工状況の
変動に高速で応答することができるようになり、特に高
周波領域の放電加工、ワイヤカット放電加工、レーザ加
工等用のパルサとして効果か大きい。
又、加工用のパルス列はパルストランスによって加工目
的に適合したパルス出力に変換して供給するようにして
いるから、極めて効率の良い加工かできる。
又、本発明は基本となる高速パルス列を、加工間隙もし
くはその通電回路の状態検出信号によって断続制御する
制御回路を設けて成るものであるから、この断続する高
周波パルスを利用することかでき、このため特に加工間
隙に加工屑やガス、析出物等か発生する電解加工、放電
加工、レーサー加工等に於いては、そのパルス列の中断
期間中に加工層等の排除、冷却、消弧等が行なわれるの
で、安定した加工かでき、又、点溶接、マイクロ溶接、
マイクロスタッド加工等では中断期間中の冷却効果によ
り安定した溶接制御を行なうことかできることになる。
以上のように、本発明に於いては、基本パルスのパルス
幅、デユーティファクタ、繰返周波数の制御並びにその
基本高周波パルス列の断続制御卸によって、加工用のパ
ルスが任意に多様かつ精密に制御てきるものであり、パ
ルス幅はm5−ns、周波数はl −100MHz程度
迄の広い範囲で微細な制御をすることかでき、このため
、例えば、電解加工では加工間隙の短絡に対して極めて
有効であり、電気メツキに於いては付き廻りを良くし均
一メツキを行なうことかできるようになり、放電焼結で
は短時間低温焼結が容易となり、且つ焼結条件か微細に
制御できるので、目的とする焼結か容易かつ精密にてき
る効果かあり、又、点溶接では電極の摩擦を防止し、マ
イクロ溶接では微細な面粗さて均一な被覆層の形成が容
易にてきるようになり、マイクロスタッド加工では所望
の突起の離散的形成か容易にてきるようになり、又ラム
型放電加工ワイヤカット放電加工に於いては加工パルス
のパルス幅、デユーティファクタ、繰返周波数の制御が
任意に精密にてき、またレーザーの発振も容易かつ精密
に制御できるようになる。
又、本発明に於いては結合トランスの一次側に2以上の
パルス入力巻線を設け、各巻線にそれぞれパルサを設け
て切換利用又は並列利用し得るように構成し、二次側の
出力巻線には高圧から低圧まで2以上の出力接続タップ
を設けてこれを切換利用するよう構成し得るので、高電
圧低電流から低電圧大電流まで任意の出力を得ることが
てき、電解加工、電気メツキ、焼結、点溶接、マイクロ
溶接、スタッド加工、放電加工、ワイヤカット放電加工
、レーサー加工等多目的に利用することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電源装置を備えた放電加工装置の
構成を示す回路図、第2図及び第3図はパルス幅制御回
路の作用を説明するタイムチャート、第3図乃至第8図
はそれぞれ他の別異の実施例を示す回路図、第9図はそ
の作用を説明するタイムチャートである。 1−−−一一−−−−−−−−−パルストランス2−−
−・−−〜−−−−スイッチング素子3−−−・−−−
一直流電源 4−−−−・−一−−加工用電極 5、−−−一被加工体 6−−一・−・−加工間隙隙 7−、−−−一整流回路 8−−−−直交切替スイッチ 9、io−〜−−−−−抵抗 11   ・  −・−同期パルス整形回路12 − 
・ −のこぎり波発生回路 13、l 4− −フォトカプラ 5.22.25 6−−・−・ 7−一−・ 8− ・ 21.24.26 ・演算制御回路 電流検出回路 ・コンパレータ ドライバ パルス発振器 モノステーブルエレメント ・−−−−−ゲート回路 電圧検出回路 特許出願人 株式会社 アイ・エヌ・アール研究所代理
人 (7524)最上正太部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)直流電源にスイッチング素子を直列に接続し、そ
    の出力端子を結合用トランスの一次捲線に接続して成る
    通電加工用パルス電源装置に於いて、上記スイッチング
    素子に制御パルスを供給するパルス発振回路と、 加工状態を検出する回路と、 加工状態検出回路の検出信号により、上記制御パルスの
    デューティファクタと共に、その繰返周波数を制御する
    回路を設けたことを特徴とする上記の通電加工用パルス
    電源装置。(2)パルス発振回路が、のこぎり波発生回
    路と、通電状態検出回路とのこぎり波発生回路の出力と
    を比較してその大小判別信号を発生するコンパレータと
    、のこぎり波発生回路の発振周波数を制御する回路とか
    ら成る特許請求の範囲第1項に記載の通電加工用パルス
    電源装置。 (3)結合トランスが、一次側に複数のパルス入力巻線
    を有し、二次側巻線が複数の出力接続タップを有する特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載の通電加工用パル
    ス電源装置。 (4)直流電源にスイッチング素子を直列に接続し、そ
    の出力端子を結合用トランスの一次捲線に接続して成る
    通電加工用パルス電源装置に於いて、上記スイッチング
    素子に制御パルスを供給する高周波パルス発振回路と、 上記高周波パルス発振回路より低周波数のパルスを発振
    しその出力により上記パルス発振回路の出力を制御する
    低周波パルス発振回路と、 加工状態を検出する回路と、 加工状態検出回路の検出信号により、上記低周波パルス
    のデューティファクタと共に、その繰返周波数を制御す
    る回路を設けたことを特徴とする上記の通電加工用パル
    ス電源装置。 (5)低周波パルス発振回路が、のこぎり波発生回路と
    、通電状態検出回路とのこぎり波発生回路の出力とを比
    較してその大小判別信号を発生するコンパレータと、の
    こぎり波発生回路の発振周波数を制御する回路とから成
    る特許請求の範囲第4項に記載の通電加工用パルス電源
    装置。 (6)結合トランスが、一次側に複数のパルス入力巻線
    を有し、二次側巻線が複数の出力接続タップを有する特
    許請求の範囲第4項又は第5項にに記載の通電加工用パ
    ルス電源装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6335511B1 (en) 1999-04-12 2002-01-01 Tri Tool Inc. Control method and apparatus for an arc welding system
CN105269091A (zh) * 2015-10-26 2016-01-27 苏州新火花激光科技有限公司 用于pcd材料电火花放电的脉冲间隙检测电路
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