JPH0481371A - 車体閉断面構造部材 - Google Patents

車体閉断面構造部材

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JPH0481371A
JPH0481371A JP19313290A JP19313290A JPH0481371A JP H0481371 A JPH0481371 A JP H0481371A JP 19313290 A JP19313290 A JP 19313290A JP 19313290 A JP19313290 A JP 19313290A JP H0481371 A JPH0481371 A JP H0481371A
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JP
Japan
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panel
sill
reinforcing
place
reinforcement
Prior art date
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Pending
Application number
JP19313290A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujiki
広幸 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、自動車車体のサイドシル、ピラー等の車体閉
断面構造部材に関する。
(従来の技術) 従来の閉断面構造部材の一例を第9図及び第10図に示
す。本従来例の閉断面を有する部分は、サイドシル2の
部分である。シルアウタ−パネル4とシルインナーパネ
ル6は、補強パネルであるシルレインフォース8を介し
て接合され、閉断面10を形成している。閉断面はシル
レインフォース8によって2つの空間12.14に分け
られているが、一方の空間12には、この空間12を閉
塞するように補強隔壁材16が取付けられている。
また、他の従来例(第11図)においては、シルレイン
フォースは設けられておらず、閉断面10内に補強隔壁
材16のみが取付けられている(特開昭63−9747
3)。
(発明が解決しようする課題) 前記第10図の従来技術においては、閉断面10の一方
の空間12にのみ補強隔壁材16が取付けられ、他方の
空間14には取付けられておらず、例えば側面衝突の際
の荷重人力に対して、空間14をさらに補強する必要が
ある。また、第11図の従来例は、補強パネルであるシ
ルレインフォースか設けられておらず、上下方向に加わ
る荷重による曲げに対し、さらに補強する必要がある。
しかし、前記従来の構造による前記補強は、シルアウタ
−パネル4やシルインナーパネル6などの板厚増加に頼
らざるを得ず重量増を招き、燃費低下等の新たな問題を
招来する。また、板厚を大きくすれば断面積も大きくな
る傾向にあり、限りある車室内スペースに悪影響を及ぼ
す恐れもある。
本発明は以上の問題を解決するためになされたもので、
板厚増加を招くことなく、強度向上を図ることのできる
車体閉断面構造部材を得ることを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は以上の目的を達成するために成されたものて、
アウターパネルとインナーパネルとが互いに接合されて
閉断面を形成した車体閉断面構造部材において、前記両
パネルの接合は間に補強パネルを介して行なわれ、この
補強パネルと前記両パネルとの間には第1、第2補強隔
壁材か両パネルの接合方向に沿って取付けられ、この第
1、第2補強隔壁材の取付けは前記補強パネルを挟むよ
うに位置的に対向していることを特徴とする車体閉断面
構造部材である。
(作用) 第1、第2補強隔壁材が補強パネルを挟むように両側に
取付けられるので、両補強隔壁材によって補強パネルか
本来の面内に維持され、面外変形が抑制され、曲げに対
し十分に強い強度を発揮することができる。また、第1
、第2補強隔壁材か両側に、即ち閉断面の2つの空間に
取付けられるので空間の変形を防止でき、ねじりに対し
、より強くなる。また、第1、第2補強隔壁材は、補強
パネルを挟むように位置的に対向して取付けられるので
、応力ベクトルの流れがスムーズになり、より強度を高
めることができる。
(実施例) 以下、本発明の3つの実施例を図によって説明する。各
実施例は共に、閉断面構造部材としてサイドシル2(第
10図)の部分に実施されたものである。
まず、第1実施例を第1図〜第3図において説明する。
第1図はサイドシルの部分の分解斜視図、第2図は第1
図の縦断面図、第3図は第1図の水平断面図である。
アウターパネルであるシルアウタ−パネル4と、インナ
ーパネルであるシルインナーパネル6は、自動車車体の
前後方向に沿って長尺てあり、車幅方向に対向して互い
に接合される。この接合は両パネル4.6の上下に設け
られたフランジ部18によって行なわれ、間に補強パネ
ルであるシルレインフォース8を介して行なわれる。従
って、画パネル4.6の接合により形成される閉断面1
0は、シルレインフォース8によって2つの空間12.
14に分けられる。この2つの空間12.14には、第
1、第2補強隔壁材であるプレースシルアウタ16Aと
プレースシルインナ16Bとか取付けられている。これ
らのプレースシルアウタ16A及びプレースシルインナ
16Bは、第2図(b)、第2図(C)のように隔壁板
16a、16bの上下左右に突当フランジ20a、20
a20b、20b”、20c、20cm、20d。
20d′を有している。このプレースシルアウタ16A
及びプレースシルインナ16Bはレインフォース8の長
手方向から見て、それぞれの空間12.14を埋めるよ
うにして取付けられ(第2図(a) )、各突当7ラン
ジ20a、20a−〜20d、20d−においてレイン
フォース8及びシルアウタ−パネル4及びシルインナー
パネル6へ固着されている。この固着は、スポット溶接
、シーム溶接、接着あるいはビス止め等によって行なわ
れる。なお、実施例ではスポット溶接とビス止めで行な
われ、図中V印は溶接箇所を表わし、印はビス止めの箇
所を表わす。このプレース16A、16Bの取付けが行
なわれる位置は、レインフォース8及びシルアウターパ
ネル4、シルインナーパネル6の長手方向において同一
位置であり、レインフォース8を挟むように位置的に対
向している(第3図参照)。なお、レインフォース8に
は溶接作業のための作業孔22か形成されている。
また取付位置は、サイドシル2のセンターピラーセカン
ドクロスメンバ、あるいはりャフロア前端部の各対応位
置等であることが、応力ベクトルの流れをスムーズにす
る点から望ましい。
取付けに際しては、第1図のように、一方のプレース1
6Aをシルアウタ−パネル4に固着し、シルインナーパ
ネル6の組込み前に他方のプレス16Bをプレース16
A側にレインフォース8と共に固着しておく。プレース
16A、16Bのレインフォース8を介した固着に際し
ては、作業孔22を用い突当フランジ20c、20cm
j:おいてスポット溶接する。シルアウタ−パネル4と
シルインナーパネル6とをレインフォース8を介して第
3図のように接合した後は、プレース16Bをシルイン
ナーパネル6にビス止めする。なお、両プレース16A
、16Bを予めシルアウタ−パネル4、シルインナーパ
ネル6にスポット溶接等で固着し、シルアウタ−パネル
4、シルインナーパネル6を接合した後、作業孔から両
突当フランジ20c、20cmのスポット溶接を行なう
ようにすることもてきる。この場合、作業孔はシルイン
ナーパネル6側にも設けられることとなる。
以上の実施例によれば、シルレインフォース8が、車両
横方向の両側から、プレースシルアウタ4及びプレース
シルインナ6により支えられるので、面外変形を抑制さ
れ、曲げに対する強度を高めることができる。さらに、
シルレインフォース8によって2つに分けられる空間1
2.14の各々にプレースシルアウタ16A及びプレー
スシルインナ16Bが取付けられるので、空間の潰れ、
例えば側面衝突時の漬れを十分に防止できる。また、長
手方向の同位値にプレースシルアウタ16Aとプレース
シルインナ16Bを取付けることで、この取付位置にお
ける応力ベクトルの流れをよくし、強度を高めることが
できる。このような第1、第2補強隔壁材であるプレー
スシルアウタ16A及びプレースシルインナ16Bを、
サイドシル2ヘセンタービラ−3か接続される位置に設
けることで、ピラーレスハードトップ車でドア閉時のセ
ンターピラー3の横方向の動きに対する強度を高めるこ
とができる。シルアウタ−パネル4、シルインナーパネ
ル6等の板厚も増加する必要がなく、重量増、大型化を
抑制できる。
本発明の第2実施例を第4図及び第5図に示す。
本実施例では第1、第2補強隔壁材であるプレースシル
アウタ16A及びプレースシルインナ16Bを、を底無
蓋の箱型としており、縁部には、両プレース相互間で対
向させる突当フランジ20cを各々2個設け、この突当
フランジ20cをレインフォース8に向けて当接させ、
スポット溶接している。レインフォース8及びプレース
シルアウタ16A及びプレースシルインナ16Bには溶
接作業のための作業孔22が開けられる。このような箱
型とすることにより、プレースシルアウタ16A及びプ
レースシルインナ16B自身の剛性が高くなり、さらに
強度アップを図ることができる。
他の構成作用は第1実施例と略同様である。
本発明の第3実施例を第6図〜第8図に示す。
第6図は、補強隔壁材であるプレースシルアウタ16A
及びプレースシルインナ16Bを拡大して示す斜視図で
ある。第7図は第6図の分解斜視図、第8図は第6図の
水平断面図である。
本実施例のプレースシルアウタ16A及びプレースシル
インナ16Bの形状は、基本的には第2図(b)、(c
)に示すものと同様である。さらに、レインフォース8
に向って接する溶接用の突当フランジ20c、20cm
を各々2枚有している。一方のプレースシルアウタ16
Aには、前記2枚の突当フランジ20cの間に貫通用突
片24が形成され、突当フランジ20cと直角方向即ち
シルレインフォース8に向って突出している。シルレイ
ンフォース8には貫通孔26が開けられ、前記貫通用突
片24が貫通てきるようになっている。他の構成作用は
第1実施例と略同様である。
本実施例のようにプレースシルアウタ16Aとプレース
シルインナ16Bとが、貫通孔26を貫通する貫通用突
片24によって連結されることにより、サイドシル2内
に一体のプレースを設けた場合と同等となり強度をさら
に高めることができる。
なお、各プレースは閉断面構造の空間を完全に閉塞する
ように構成することもできる。また、この発明は、他の
閉断面構造部材、例えば、ピラールーフレール等に適用
することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の閉断面構造部材によれば
、補強パネルとアウタパネル及びインナパネルとの間に
第1、第2補強隔壁材を取付けることにより、閉断面の
2つの空間が共に、変形することを防止できる。また、
両補強隔壁材の取付けは位置的に対向していることによ
り、応力の流れかスムーズになり、ねじりに対し強度の
向上が図れる。更に、補強パネルは両側から補強隔壁材
により支えられることになるので、面外変形を抑制でき
、曲げに対する強度をより向上させることかてきる。従
って、各パネルの肉厚を小さくてき、nH軽減、小型化
を図ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す斜視図、第2図(a
)は第1図の縦断面図、第2図(b)、(C)はプレー
スの斜視図、第3図は第1図の水平断面図、第4図は本
発明の第2実施例を示す分解斜視図、第5図は第4図の
水平断面図、第6図(二本発明の第3実施例を示す要部
の斜視図、第7図は第6図の分解斜視図、第8図は第6
図の水平断面図、第9図は従来例に係る車体の一部斜視
図、第10図は第9図のX−X線矢視断面図、第11図
は他の従来例に係る斜視図である。 4・・・シルアウタ−パネル(アウターパネル)6・・
・シルインナーパネル(インナーパネル)8・・・レイ
ンフォース(補強パネル)16A・・・プレースシルア
ウタ(補強隔壁材)16B・・・プレースシルインナ(
補強隔壁材)代理人 弁理士  三 好 秀 和 20b 第2図(b) 第2図(C) 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アウターパネルとインナーパネルとが互いに接合
    されて閉断面を形成した車体閉断面構造部材において、
    前記両パネルの接合は間に補強パネルを介して行なわれ
    、この補強パネルと前記両パネルとの間には第1、第2
    補強隔壁材が両パネルの接合方向に沿って取付けられ、
    この第1、第2補強隔壁材の取付けは前記補強パネルを
    挟むように位置的に対向していることを特徴とする車体
    閉断面構造部材。
  2. (2)前記第1、第2補強隔壁材の少なくとも一方には
    貫通用突片が形成され、この貫通用突片が補強パネルに
    開けられた孔を貫通し他方の補強隔壁材に結合された請
    求項(1)記載の車体閉断面構造部材。
JP19313290A 1990-07-23 1990-07-23 車体閉断面構造部材 Pending JPH0481371A (ja)

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2018188086A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 本田技研工業株式会社 車体下部構造

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