JPH0480472B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0480472B2 JPH0480472B2 JP23306684A JP23306684A JPH0480472B2 JP H0480472 B2 JPH0480472 B2 JP H0480472B2 JP 23306684 A JP23306684 A JP 23306684A JP 23306684 A JP23306684 A JP 23306684A JP H0480472 B2 JPH0480472 B2 JP H0480472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular body
- metal disc
- recording medium
- disk
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 34
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気デイスクカートリツジなどに用
いられる記録媒体を具備する記録デイスクに関す
る。
いられる記録媒体を具備する記録デイスクに関す
る。
従来の記録デイスク１は、第４図および第５図
に示すように、ケース２にハブ３と記録媒体４を
露呈させるための透孔５ａ，５ｂを形成し、ハブ
３に形成した嵌合孔６ａ，６ｂを図示しない駆動
装置の支持手段に嵌着させ、また透孔５ｂを介し
て図示しない記録・再生ヘツドを記録媒体４に接
触させるようにしてある。
に示すように、ケース２にハブ３と記録媒体４を
露呈させるための透孔５ａ，５ｂを形成し、ハブ
３に形成した嵌合孔６ａ，６ｂを図示しない駆動
装置の支持手段に嵌着させ、また透孔５ｂを介し
て図示しない記録・再生ヘツドを記録媒体４に接
触させるようにしてある。
そして前記ハブ３の構造の一例として、合成樹
脂製のハブ３の外周に環状の金属円板７の内周部
を埋設している。この金属円板７の円周方向に第
６図を示す如く複数の透孔８と、隣り合う一組の
透孔８間毎に浅い連結溝１０が形成され、この透
孔８の下方に合成樹脂製の環状体９が設けられて
いる。この環状体９はケース２の透孔５ａ周側の
一部と当接し、ハブ３の位置規制をして、記録媒
体４のラジアル方向の動きを規制するものであ
る。この環状体９の基端部９ａは第 図に示すよ
うに金属円板７の透孔８内に形成され、しかも環
状体９を成形するときの溶融した合成樹脂の一部
は透孔８を通り連結溝１０（第 図参照）に回り
込み、その結果隣り合う一組の基端部９ａどうし
を連結するブリツジ部１１（第 図参照）を形成
する。前述のように環状体９を基端部９ａを透孔
８内に形成したり、隣り合う一組の基端部９ａど
うしを連結するブリツジ部１１を設けたりするの
は、金属円板７に対する環状体９の接合強度を高
めるためのものであるが、難点がない訳ではな
い。
脂製のハブ３の外周に環状の金属円板７の内周部
を埋設している。この金属円板７の円周方向に第
６図を示す如く複数の透孔８と、隣り合う一組の
透孔８間毎に浅い連結溝１０が形成され、この透
孔８の下方に合成樹脂製の環状体９が設けられて
いる。この環状体９はケース２の透孔５ａ周側の
一部と当接し、ハブ３の位置規制をして、記録媒
体４のラジアル方向の動きを規制するものであ
る。この環状体９の基端部９ａは第 図に示すよ
うに金属円板７の透孔８内に形成され、しかも環
状体９を成形するときの溶融した合成樹脂の一部
は透孔８を通り連結溝１０（第 図参照）に回り
込み、その結果隣り合う一組の基端部９ａどうし
を連結するブリツジ部１１（第 図参照）を形成
する。前述のように環状体９を基端部９ａを透孔
８内に形成したり、隣り合う一組の基端部９ａど
うしを連結するブリツジ部１１を設けたりするの
は、金属円板７に対する環状体９の接合強度を高
めるためのものであるが、難点がない訳ではな
い。
すなわち、金属円板７の連結溝１０はプレス加
工によつて形成するため、特に連結溝１０の周辺
では絞りによつて波打つたように変形し易い。こ
の金属円板７の上面には第５図に示す如くフレキ
シブルな記録媒体４が接着固定されるため、前述
のように金属円板７が周方向にわたつて変形して
平面度が低下しておれば、必然的に記録媒体４に
もその影響が現われ、金属円板７の変形に応じて
記録媒体４も波打つ。その結果、記録媒体４と磁
気ヘツド（図示せず）との接触状態が悪くなり、
記録媒体４の部分的な摩耗や磁気特性の低下をき
たす。
工によつて形成するため、特に連結溝１０の周辺
では絞りによつて波打つたように変形し易い。こ
の金属円板７の上面には第５図に示す如くフレキ
シブルな記録媒体４が接着固定されるため、前述
のように金属円板７が周方向にわたつて変形して
平面度が低下しておれば、必然的に記録媒体４に
もその影響が現われ、金属円板７の変形に応じて
記録媒体４も波打つ。その結果、記録媒体４と磁
気ヘツド（図示せず）との接触状態が悪くなり、
記録媒体４の部分的な摩耗や磁気特性の低下をき
たす。
また、連結溝１０は短形溝になつているため、
溝の深さを深くすると溝底部がせん断応力によつ
て切断されることがあるから、連結溝１０の深さ
を余り深くすることができない。そのためブリツ
ジ部１１を形成するときの合成樹脂の流れが悪く
成形性に問題があるばかりでなく、薄いブリツジ
部１１しかできないことから金属円板７に対する
環状体９の接合強度が十分でない。
溝の深さを深くすると溝底部がせん断応力によつ
て切断されることがあるから、連結溝１０の深さ
を余り深くすることができない。そのためブリツ
ジ部１１を形成するときの合成樹脂の流れが悪く
成形性に問題があるばかりでなく、薄いブリツジ
部１１しかできないことから金属円板７に対する
環状体９の接合強度が十分でない。
本発明は、このような従来技術の欠点を解消
し、金属円板に対する環状体の接合強度が大で、
生産性が良く、記録媒体の変形がない記録デイス
クを提供するにある。
し、金属円板に対する環状体の接合強度が大で、
生産性が良く、記録媒体の変形がない記録デイス
クを提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、金属円板
の環状体が形成されるべき位置に金属円板の周方
向に沿つて複数の貫通穴を予め穿設せしめ、その
貫通穴を介して、金属円板の一方の面に突設され
る環状体と、その環状体と反対の面に突設される
環状リブとを合成樹脂により一体に形成したこと
を特徴とするものである。
の環状体が形成されるべき位置に金属円板の周方
向に沿つて複数の貫通穴を予め穿設せしめ、その
貫通穴を介して、金属円板の一方の面に突設され
る環状体と、その環状体と反対の面に突設される
環状リブとを合成樹脂により一体に形成したこと
を特徴とするものである。
次に本発明の実施例について図とともに説明す
る。第１図は実施例に係る磁気デイスクカートリ
ツジの要部断面図、第２図はそのデイスクカート
リツジに用いられる金属円板の平面図、第３図は
金属円板と環状体ならびに環状リブとの接合部を
示す拡大断面図である。
る。第１図は実施例に係る磁気デイスクカートリ
ツジの要部断面図、第２図はそのデイスクカート
リツジに用いられる金属円板の平面図、第３図は
金属円板と環状体ならびに環状リブとの接合部を
示す拡大断面図である。
第１図に示すように合成樹脂製のハブ３の外周
部には、例えばオーステナイト系ステンレス鋼の
如き非磁性金属からなる環状の金属円板１２の内
周部が埋設されている。この金属円板１２のハブ
３に埋設される部分よりも径方向外側の位置に
は、第２図に示すように周方向に沿つて複数の円
形をした貫通穴１３が等間隔で穿設されている。
部には、例えばオーステナイト系ステンレス鋼の
如き非磁性金属からなる環状の金属円板１２の内
周部が埋設されている。この金属円板１２のハブ
３に埋設される部分よりも径方向外側の位置に
は、第２図に示すように周方向に沿つて複数の円
形をした貫通穴１３が等間隔で穿設されている。
この金属円板１２における貫通穴１３の下方に
は環状体１４が、また貫通穴１３の上方には環状
リブ１５がそれぞれアウトサート成形により貫通
穴１３を通して一体に連結されるように形成され
ている。第３図に示すように金属円板１２の貫通
穴１３の径は環状体１４ならびに環状リブ１５の
肉厚に対して0.5以上、好ましくは１〜３程度に
設計され、アウトサート成形時の合成樹脂の流れ
を良くしている。そして金属円板１２の各貫通穴
１３を合成樹脂で充填し、しかも貫通穴１３間を
またぐようにして環状リブ１５を環状体１４と対
向した位置に連続して形成することにより、金属
円板１２に対する環状体１４の接合が確実かつ強
固になる。
は環状体１４が、また貫通穴１３の上方には環状
リブ１５がそれぞれアウトサート成形により貫通
穴１３を通して一体に連結されるように形成され
ている。第３図に示すように金属円板１２の貫通
穴１３の径は環状体１４ならびに環状リブ１５の
肉厚に対して0.5以上、好ましくは１〜３程度に
設計され、アウトサート成形時の合成樹脂の流れ
を良くしている。そして金属円板１２の各貫通穴
１３を合成樹脂で充填し、しかも貫通穴１３間を
またぐようにして環状リブ１５を環状体１４と対
向した位置に連続して形成することにより、金属
円板１２に対する環状体１４の接合が確実かつ強
固になる。
環状体１４は従来と同様にケース２の透孔５ａ
周側の一部を当接することによりハブ３の位置規
制をして、記録媒体４のラジアル方向の過度な動
きを規制している。
周側の一部を当接することによりハブ３の位置規
制をして、記録媒体４のラジアル方向の過度な動
きを規制している。
一方環状リブ１５は金属円板１２に対する環状
体１４の接合を確実にするとともに、第１図に示
す如く記録媒体４が環状リブ１５に外嵌して記録
媒体４の位置決めにも役立つている。
体１４の接合を確実にするとともに、第１図に示
す如く記録媒体４が環状リブ１５に外嵌して記録
媒体４の位置決めにも役立つている。
前記実施例では円形をした貫通穴１３の場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば環状体１４、環状リブ１５の
周方向に沿つて弧状の貫通穴を複数穿設すること
もできる。
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば環状体１４、環状リブ１５の
周方向に沿つて弧状の貫通穴を複数穿設すること
もできる。
前記実施例のように非磁性の金属円板１２を使
用すれば、記録媒体１４への磁気的な影響をなく
すことができる。
用すれば、記録媒体１４への磁気的な影響をなく
すことができる。
本発明は前述のように、絞り加工を施さない貫
通穴を有する金属円板を使用するから、金属円板
の変形に基づく記録媒体の変形が解消され、記録
媒体とヘツドとの位置関係が常に一定で、安定し
た特性が得られる。また、金属円板の貫通穴を通
して環状体と反対側に連続した環状リブを突設す
ることにより、金属円板に対する環状体の接合強
度が高められ、しかも環状リブは金属円板から突
設されるように形成されるから、従来のものに比
べて成形性が良く量産に適しているなど諸種の利
点を有している。
通穴を有する金属円板を使用するから、金属円板
の変形に基づく記録媒体の変形が解消され、記録
媒体とヘツドとの位置関係が常に一定で、安定し
た特性が得られる。また、金属円板の貫通穴を通
して環状体と反対側に連続した環状リブを突設す
ることにより、金属円板に対する環状体の接合強
度が高められ、しかも環状リブは金属円板から突
設されるように形成されるから、従来のものに比
べて成形性が良く量産に適しているなど諸種の利
点を有している。
第１図ないし第３図は本発明の記録デイスクを
説明するためのもので、第１図はその記録デイス
クを用いた磁気デイスクカートリツジの一部断面
図、第２図はその記録デイスクに用いる金属円板
の平面図、第３図はその記録デイスクの要部拡大
断面図である。第４図ないし第７図は従来の記録
デイスクを説明するためのもので、第４図および
第５図はその記録デイスクを用いた磁気デイスク
カートリツジの底面図および一部拡大断面図、第
６図はその記録デイスクに用いる金属円板の平面
図、第７図はその記録デイスクの一部拡大断面図
である。 ３……ハブ、４……記録媒体、１２……金属円
板、１３……貫通穴、１４……環状体、１５……
環状リブ。
説明するためのもので、第１図はその記録デイス
クを用いた磁気デイスクカートリツジの一部断面
図、第２図はその記録デイスクに用いる金属円板
の平面図、第３図はその記録デイスクの要部拡大
断面図である。第４図ないし第７図は従来の記録
デイスクを説明するためのもので、第４図および
第５図はその記録デイスクを用いた磁気デイスク
カートリツジの底面図および一部拡大断面図、第
６図はその記録デイスクに用いる金属円板の平面
図、第７図はその記録デイスクの一部拡大断面図
である。 ３……ハブ、４……記録媒体、１２……金属円
板、１３……貫通穴、１４……環状体、１５……
環状リブ。
Claims (1)
- １ 環状の金属円板を外周部に埋設した合成樹脂
製のハブと、内周部を前記金属円板に接着固定す
る円盤状の記録媒体と、前記金属円板の記録媒体
接着面とは反対側の面に金属円板の周方向に沿つ
て突設された合成樹脂製の環状体とを備えた記録
デイスクにおいて、前記金属円板の環状体が形成
されるべき位置に金属円板の周方向に沿つて複数
個の貫通穴を穿設せしめ、その貫通穴を介して、
金属円板の一方の面に突設される前記環状体と、
その環状体と反対の面に突設される環状リブとを
合成樹脂により一体に形成したことを特徴とする
記録デイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23306684A JPS61113178A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 記録デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23306684A JPS61113178A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 記録デイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61113178A JPS61113178A (ja) | 1986-05-31 |
| JPH0480472B2 true JPH0480472B2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=16949265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23306684A Granted JPS61113178A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 記録デイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61113178A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2538206B2 (ja) * | 1986-04-23 | 1996-09-25 | ティーディーケイ株式会社 | ディスクカ―トリッジ用ハブ並びにその製造方法 |
| JPH0722772Y2 (ja) * | 1986-10-31 | 1995-05-24 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気デイスクカ−トリツジ |
| DE69630042T2 (de) * | 1995-10-20 | 2004-06-09 | Omron Corp. | Relais und matrixrelais |
| JP4917315B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2012-04-18 | Ｕｄトラックス株式会社 | 車両の空気抵抗低減装置 |
| JP2008110628A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Kayaba Ind Co Ltd | 導風板構造 |
-
1984
- 1984-11-07 JP JP23306684A patent/JPS61113178A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61113178A (ja) | 1986-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |