JPH0479761A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0479761A
JPH0479761A JP2193674A JP19367490A JPH0479761A JP H0479761 A JPH0479761 A JP H0479761A JP 2193674 A JP2193674 A JP 2193674A JP 19367490 A JP19367490 A JP 19367490A JP H0479761 A JPH0479761 A JP H0479761A
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power
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power supply
current
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JP2193674A
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Takeshi Fukuchi
健 福地
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は画像形成装置に関し、特に各種の電力負荷を
備えた画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置には
、マイクロコンピュータ等の制御用または各機構部の朴
動用として直流電力を供給する直流電源部の他に、機種
しこよりそれぞれ異なるが、商用電源を直接あるいは変
圧して使用するモータや露光ランプ(複写機)等、また
静電潜像方式を採用した機器では更に除電ランプ、定着
ヒータ。
各種の高圧電源部等、各種の電力負荷が設けられている
これらの負荷に電力を供給する電源回路としては、例え
ば特開昭58−220168号公報に示された複写機の
例のように、制御用電源あるいはクラッチ、ソレノイド
等の駆動用電源には、それぞれ電源トランスで降圧し整
流平滑したのちドロッパにより安定化した直流電力を供
給し、それ以外のメインモータ、露光ランプ、高圧電源
部、定着ヒータその他の交流負荷は商用電源に直接接続
されたものがあった。
このようなドロッパ型の直流安定化電源は、その効率が
せいぜい50%程度と低く、電源トランスも大きくなる
欠点があるが、その出力も数十W級と100W未満であ
ったから、余り問題になることはなかった。
しかしながらOA機器の発達は目覚ましく、特に静電潜
像方式により普通紙に画像を形成する画像形成装置は高
速化、高画質化、多機能化に供って、その直流電源の容
量の増加が著しい。
例えば訃動源であるモータはその回転数を正確に制御す
るためにACモータからDCモータに変り、高圧電源も
その厳しい要求に応して定電圧直流電源からのコンバー
タ方式に変ってきた。
また、作業性の点から高速自動原稿給送装置等の周辺機
器が増え、その電源も供給するため、従来100VA程
度であった直流電源の容量か400VA級から500V
A級になり、なかには600VAを超える機種も現れ、
しかも厳しい電圧安定性が要求されている。
このように出力が大容量化すると、ドロッパ型電源はサ
イズの大型化と電力損失による大量の発熱を供なう点が
大きな問題となる。
そのため、近年はドロッパ型に代って、例えば特開昭6
4−40849号公報に示されたように、1次整流平滑
回路とスイッチングDC−DCコンバータとを組合せた
スイッチングレギュレータが用いられるようになった。
スイッチングレギュレータは、効率が80%〜85%と
ドロッパ型に比へてはるかに高く、高周波でスイッチン
グするためトランス、チョークを含めて小型軽量になる
が、1次整流平滑回路がコンデンサ入力型でその容量が
大きいため、力率か悪化して入力電流の波高値が高くな
り、高周波による障害も発生し易い。
そのため、(電力)効率はよいがVA効率(入力VAに
対する出力VAO比)は50%程度となる。従って、直
流電源部の出力が400VAであれば入力は800VA
、すなわち入力電流は8Aに達する。
定着ヒータをsoow、直流電源部の効率80%とすれ
ば、入力電力は400W10.8 +800W=1.3
KW であるが、入力VAは800VA+800VA=
  1.6KVA、即ち入力電流は16Aになるから、
事務所等で一般的に使われているコンセント(100V
、15A)の容量をオーバして、このままではスイッチ
ングレギュレータでも安全に使用出来ない。
この力率またはVA効率を改善するために、例えば昇降
圧チョッパ回路(特開昭63−23561号公報参照)
からなるアクティブフィルタをスイッチングレギュレー
タの1次整流平滑回路の平滑コンデンサの代りに挿入す
る方式と、スイッチングレギュレータの前にチョークコ
イルを挿入する方式とがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前者のチョッパ回路を用いた方式は、力率を100%近
くまで改善出来るのでVA効率の点では望ましいが、チ
ョッパ回路とDC−DCコンバータのスイッチングをそ
れぞれ独立に制御しなければならないので回路が複雑に
なり、部品点数が多くなって、コストも大幅に上昇する
という問題があった。
また、後者のチョークコイルを用いた方式では、このチ
ョークコイルが商用周波数(50Hz。
60Hz)で動作するため、DC−DCコンバータのス
イッチング周波数(50KHz〜200KHz )で動
作する2次整流平滑回路のチョークコイルに比べて、ど
うしても大型化して重くなるから、小型軽量化の目的に
合致しないという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、負荷
が大きい時に直流電源部の1次整流平滑回路における充
電ピーク電流を抑制して力率を改善し、総合的にVA効
率の改善された画像形成装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するため、商用電源を入
力して、直流電力に変換する直流電源部と随時オンオフ
を繰返す比較的大電力の間欠負荷とに供給する画像形成
装置において、 直流電源部の初段の平滑用コンデンサと商用電源との間
に直列に挿入するチョークコイルとバイパススイッチ素
子との並列回路と、間欠負荷のオンオフに応じてバイパ
ススイッチ素子のオンオフを制御するスイッチ制御手段
とを設けたものである。
〔作 用〕
このように構成した画像形成装置は、スイッチ制御手段
が、比較的大電力の間欠負荷がオフの時はバイパススイ
ッチ素子をオンにしてチョークコイルの両端子間をショ
ートし、コンデンサ入力型として作用させているが、間
欠負荷がオンの時にはバイパススイッチ素子をオフにし
て、チョーク入力型として作用させる。
そのため、大負荷時の力率が改善されて直流電源部の充
電ピーク電流が抑制されるから、総合的にVA効率が改
善される。
また、チョークコイルは常時作動していないから比較的
小型軽量のものでよい。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して具体的に説
明する。
第2図は、この発明の一実施例であるレーザプリンタの
内部機構を示す概略構成図である。
矢示したように時計方向に回転する感光体ドラム10の
周辺には、その回転方向順に帯電チャージャ11.光書
込ユニット12.現象ユニット13、転写チャージャ1
4.クリーニングユニット15がそれぞれ配置されてい
る。
感光体ドラム10は、先ず帯電チャージャ11によりそ
の表面を一様に帯電された後、光書込ユニット12から
の画像データにより変調され主走査方向に偏向されたビ
ームが結像するスポットにより主走査され、静電潜像が
形成される。
その静電潜像は、現像ユニット13により現像され、顕
像化したトナー像に変換された後、そのトナー像は転写
チャージャ14によって一点鎖線で示したルート上を搬
送されて来た用紙に転写される。
感光体ドラム10上に残留するトナー及び電荷は、クリ
ーニングユニット15によりそれぞれ除去され、除去さ
れたトナーはクリーニングユニット15に回収される。
その用紙は、給紙カセット17上の用紙スタック18か
ら給紙ローラ19により給紙され、レジストローラ対2
0に当接して一時停止した後、光書込ユニット12によ
り書込まれた感光体ドラム10上の画像に合わせたタイ
ミングをとって、レジストローラ対20により転写チャ
ージャ14の位置に搬送されトナー像が転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着ユニッ)−21に搬
送され、加熱されている定着ローラ21aに加圧ローラ
21bにより圧接され、その熱と圧力とにより定着され
た後、排紙ローラ22に搬送されて排紙口23から排紙
トレー24上に排出される。
定着ローラ21aの内部に同心的に配置された定着ヒー
タ6が定着ローラ21aを加熱し、その表面温度は、作
動中には所定の搬送速度で通過する用紙上のトナーを瞬
時に溶融するだけの作動温度に保たれ、スタンバイ中は
それより低い保持温度に保たれている。
定着ヒータ6は、スタンバイから作動状態に移行した時
に速やかに作動温度に達するために、十分余裕をもった
発熱量すなわち電力容量に設定されているから、定着ロ
ーラ21aの表面温度は常に図示しないサーミスタから
なる温度センサによりモニタされ、作動温度に達した後
その温度を保つ間は間欠的にオンオフ制御され、スタン
バイ時の保持温度に保つ時はさらに低いデユーティ比で
制御されている。
第1図は、このレーザプリンタの電力系の一例を示す回
路図である。
商用電源1から入力するAC電力は、高周波チョークと
2個のバイパスコンデンサからなり外部ノイズの侵入と
内部ノイズのリークとを防止するノイズフィルタ26と
、電源スィッチ27と、ノーフユーズブレーカ28とか
らなる電源入力部を通過した後、直流電源部2と定着ヒ
ータ6とに供給される。
直流電源部2は、バイパススイッチ素子である双方向3
端子サイリスタいわゆるトライアック4とチョークコイ
ル3との並列回路と、ダイオードブリッジからなる整流
器29と初段の平滑用コンデンサである大容量のコンデ
ンサCPとから構成される1次整流平滑回路と、トラン
ス3oを中心として構成されるDC−DCコンバータと
からなっている。
入力するAC電力は、チョークコイル3とトライアック
4との並列回路を介して整流器29のAC端子に供給さ
れ、そのDC端子から出力するリップルを含んで整流さ
れたDC電力はコンデンサCPを充電し、平滑化される
DC−DCコンバータは、1次巻線NPと3個の2次巻
線NSL、NS2.NS3とを有するトランス3oと、
その1次巻線NPと直列回路を形成しコンデンサCPか
ら入力する1次直流電力を定電圧制御回路34からの制
御信号に応じてオンオフするスイッチング素子でありF
ETからなるトランジスタQと、トランス30の3個の
2次巻線NSI、NS2.NS3にそれぞれ接続された
整流平滑回路31.32および整流回路33とから構成
されている。
整流平滑回路31.32は、それぞれ整・流ダイオード
Di、D2と転流ダイオードCD1.CD2と小容量の
チョークコイルLl、L2と大容量のコンデンサC1,
C2とから構成される。
整流平滑回路31は、コンデンサC1に充電されている
直流電力をDC5Vの制御用電源とし、て制御回路5に
供給する。
整流平滑回路32は、コンデンサC2に充電されている
直流電力をDC24Vの即動用電源として各種の負荷4
5〜50に供給する。
整流平滑回路31.32の何れか一方、例えば制御用電
源である整流平滑回路31の出力電圧(DC5V)が、
定電圧制御回路34にフィードバックされる。
定電圧制御回路34は、フィードバックされた出力電圧
信号に応じてトランジスタQにデユーティ比を変えた制
御信号を出力することにより、商用電源1の電圧や負荷
電力の変動があっても、制御用電源の出力電圧を5vに
安定化する。
トランジスタQのオンオフにより断続される電流がトラ
ンス30の1次巻線NPに流れると、2次巻線N S 
1 、 N S 2 、 N S 3には1次巻線NP
に対するそれぞれの巻数比に応じた電圧の電力が誘起さ
れる。
整流平滑回路31は、トランジスタQがオンの時に2次
巻線NSLに誘起された電力を整流ダイオードD1で整
流し、チョーク入力型を構成するチョークコイルL1を
通してコンデンサC1を充電する。
この時に脈流を平滑することにより磁気の形でチョーク
コイルL1に蓄積されたエネルギは、トランジスタQが
オフの時に電流に再変換され、転流ダイオードCDIを
通ってコンデンサC1を充電する。
整流平滑回路32も全く同様であるから、説明を省略す
る。
整流回路33は整流ダイオードD3とリミッタ抵抗R3
とからなり、整流ダイオードD3により整流された直流
電流(ゲート電流)がリミッタ抵抗R3とホトカプラ3
6のホトトランジスタからなる受光部36bを介してト
ライアック4のゲート電極に供給されるように接続され
ていて、ホトカプラ36の発光部36aが点灯している
間は受光部36bがオンになってグー1〜電流が流れ、
トライアック4はトリガされてチョークコイル3の両端
子間がショートされ、チョークコイル3は作用しない。
電源入力部のノーフユーズブレーカ28を通過したAC
電力は、もう一方の比較的大電力(例えばsoow)の
間欠負荷である定着ヒータ6とトライアック38との直
列回路にも接続されている。
トライアック38のゲート電極はホトカプラ35の受光
部35bを含むゲー1へ回路39に接続され、ホトカプ
ラ35の発光部35aが点灯して受光部35bがオンに
なっている間は、ゲート回路39がトライアック38を
トリガして定着ヒータ6がオンになり、発光部35aが
点灯していなければ定着ヒータ6はオフになる。
整流平滑回路31が出力する制御用の定電圧DC5Vを
電源とする制御回路5は、図示しないホストマシンから
レーザプリンタに入力する指令に応して、同じく入力す
る画像データを処理し、ビデオデータとして光書込ユニ
ット12(第2図)に送って画像を書込ませると共に、
レーザプリンタの各機構部をシーケンシアル制御して、
書込まれた画像を現像し、用紙上に転写、定着して排出
する一連の動作を実行させる。
そのために、整流平滑回路32が出力する跣動用の定電
圧DC24Vを電源とする例えば高圧電源45.モータ
46.ソレノイド47.クラッチ48、除電ランプ49
9表示ランプ50等の(トランジスタからなる)各ドラ
イバ45a、46a・50aに随時制御信号を出力する
また、制御回路5は、定着ヒータ6により加熱される定
着ローラ21aに接してその表面温度を検出するサーミ
スタからなる温度センサ4oからの温度信号を入力し、
スタンバイ、動作中のモードに応じてそれぞれ保持温度
2作動温度になるように、温度が低下すればホトカプラ
35の発光部35aを点灯し、上昇すれば消灯すること
により、定着ヒータ6をオンオフ制御する。
ホトカプラ36の発光部36aには、発光部35aに印
加される信号と逆のノット信号が印加されているから、
定着ヒータ6がオンの時はトライアック4がオフになっ
てチョークコイル3が有効に動作し、定着ヒータ6がオ
フの時はトライアック・1がオンになってチョークコイ
ル3がショートされる。
第3図は、直流電源部2に入力するAC電力の一例を示
す波形図であり、同図(A)は入力電圧波形、同図(B
)、(C)はトライアック4のオンとオフ即ちチョーク
コイル3がショートされている時と有効に作動している
時の入力電力波形をそれぞれ示している。
第3図(B)に示した入力電流波形はコンデンサ入力型
の波形であるから、同図(A)に示した入力電圧の瞬時
値がコンデンサCPの端子間電圧を超えた期間に、直流
電源部2が必要とする電力をコンデンサCPに充電する
ため、コンデンサCPの容量が大きい程その端子間電圧
が上昇し、充電時間が短くなるから、電流のピーク値が
上昇する。
コンデンサCPの容量を小さくすれば、端子間電圧(D
C)が降下し充電時間が長くなって電流のピーク値は減
少するが、端子間のDC電圧すなわちDC−DCコンバ
ータの入力電圧の変動率が大きくなり、従ってトランジ
スタQのデユーティ比(駆動パルス幅)の変動も大きく
なって、特に跣動用電流のDC負荷の変化によってはそ
の定電圧性が保たれなくなる恐れが生じる。
第3図(C)に示した入力電流波形はチョーク入力型の
波形であるから、コンデンサCPの端子間電圧が若干下
って充電時間もやや長くなり、同図(B)に示した電流
波形に比べて変化がなだらかになって電流のピーク値が
大幅に減少する。
チョークコイル3のインダクタンスが大きくなるほど、
その傾向は増大して、電流波形の点では望ましいが、も
ともと小型になり難いチョークコイル3のサイズがます
ます大型化するので、余り大きなインダクタンスは期待
し難い。
第3図(B)、(C)に示した電流波形は、直流電源部
2の入力電流を示すものであると共に、定着ヒータ6が
オフの場合のレーザプリンタの総入力電流でもある。
第4図は、定着ヒータ6がオンになった場合の入力電流
の一例を示す波形図であり、同図(A)は定着ヒータ6
の入力電流波形を示し、同図(B)。
(C)は同図(A)に第3図(B)、(C)に示した電
流がそれぞれ重なった総入力波形を示している。
両図から明らかなように、比較的大容量の間欠負荷であ
る定着ヒータ6がオフてあれば、第3図(B)、(C)
に示した何れの場合もピーク電流が15Aを超えること
はない。
しかしながら、定着ヒータ6がオンの場合は、直流電源
部2が第4図(B)に示したコンデンサ入力型であると
ピーク電流が15Aを超える場合が生じるから、高速、
高性能、従って消費電力の大きい画像形成装置は、専用
の電力用コンセントを設けるか、2個所のコンセントに
分けて接続する必要があり、実用的でない。
同じ画像形成装置であっても、第4図(C)に示したチ
ョーク入力型であれば、定着ヒータ6がオンになっても
ピーク電流が15Aを超えないから、一般のコンセント
(1個)に接続することが出来る。
直流電源装置2がコンデンサ入力型で、定着ヒータ6が
オンの時にもピーク電流が15Aを超えない画像形成装
置であっても、15A近いピーク電流が流れることは、
無効電流が流れることによる配線のロスが増えるから、
チョーク入力型にして力率を改善することが望ましい。
チョークコイル3のインダクタンスが大きくなるほど力
率、VA’J率が改善され、ピーク電流値が抑えられる
が、サイズが大型化するので余り大きなインダクタンス
はとり難い。
以上の長所、欠点は、直流電源部の前にチョークコイル
を設けた従来例と同じであるが、消費電力の極めて少な
いスタンバイ時および比較的少ない安定時に力率を改善
しても、力率と電力効率との積であるVA効率を消費電
力とその時間積分を考慮した総合的なVA効率の向上に
はあまり影響せず、?′V4費電力がピークになる大電
流出力時に力率を改善すれば非常に有効である。
また、一般にチョークコイルのインダクタンスと電流容
量とを変えないまま小型化しようとすると、損失が増え
て発熱が大きくなる傾向があるので、放熱板や場合によ
っては冷却ファンが必要となって小型化の目的に合わな
くなる。
しかしながら、常時チョークコイルに@流を流さずにバ
イパスさせて置き、短時間の電力ピーク時のみチョーク
コイルを作動させるようにすれは、多少発熱が大きくな
っても、比較的無理なくチョークコイルを小型軽量化す
ることが出来る。
DC−DCコンバータのスイッチング周波数は数十乃至
数百KHzと高いので、トランス30およびその2次側
に設けたチョークコイルLL、L2は電力の割に極めて
小型であるが、商用50〜60 Hzの交流電力を対象
とするチョークコイル3は大型で重く、コストも高いも
のになる。
このチョークコイル3を小型化する効果、および大電流
時に力率を改善することによるピーク電流の減少により
商用電源側への負担および画像形成装置側の整流器29
の耐通電圧、最大許容順電流が4)さくで済み、コンデ
ンサCPに流れる無効電力が減少して発熱が抑制される
効果は大きい。
さらに、電源スィッチ27をオンする時には、トライア
ック4がオフになっているから、コンデンサCPの初期
充電のサージ電流を抑える突入電流抑制効果もある。
チョークコイル3とトライアック4とからなる並列回路
を商用電源1と整流器29(の交流入力端子)との間に
設ける代りに、整流器29(の直流出力端子)とコンデ
ンサCPとの間に設けても。
その効果は全く同じである。
すなわち、チョークコイルとそのバイパススイッチ素子
とからなる並列回路を交流電源1とコンデンサCPとの
間に設ければよく、整流器29の前後は問題でない。
ただし、バイパススイッチ素子として、整流器29の前
は交流回路側であるから双方向性のトライアック4を、
整流器29の後は直流回路側であるから(単方向性の)
トランジスタをそれぞれ使用すればよい。
以上、レーザプリンタを例として説明したが、静電潜像
技術により普通紙上に画像を形成する画像形成装置すな
わち複写機、デジタル複写機、LEDやLCA (液晶
)プリンタ等の光プリンタ。
高速ファクシミリ等の電源装置にも適用出来ることはい
うまでもない。
また、間欠負荷の例として定着ヒータについて説明した
が、複写機においては、原稿を照明する露光ランプも比
較的大電力の間欠負荷と考えるこトカ出来るし、複数の
間欠負荷のオンオフの状態に応してトライアック4がオ
ンオフするように制御してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明による画像形成装置は、
負荷が大きい時に直流電源部の1次整流平滑回路におけ
る充電ピーク電流を抑制して力率を改善し、総合的にV
A効率を改善することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタの電
力系の一例を示す回路図、 第2図は同しくその内部機構を示す概略構成図、第3図
及び第4図は同じくその入力電圧、電流の一例を示す波
形図である。 1・・商用電源      2・・直流電源部3・チョ
ークコイル 4・・トライアック(バイパススイッチ素子)5・・・
制御回路(スイッチ制御手段)6・・・定着ヒータ(間
欠負荷) CP・・・コンデンサ(初段の平滑用コンデンサ)第3
図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 商用電源を入力して、直流電力に変換する直流電源
    部と随時オンオフを繰返す比較的大電力の間欠負荷とに
    供給する画像形成装置において、前記直流電源部の初段
    の平滑用コンデンサと前記商用電源との間に直列に挿入
    するチョークコイルとバイパススイッチ素子との並列回
    路と、前記間欠負荷のオンオフに応じて、前記バイパス
    スイッチ素子のオンオフを制御するスイッチ制御手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP2193674A 1990-07-21 1990-07-21 画像形成装置 Pending JPH0479761A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012051A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012051A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器

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