JPH047770Y2 - - Google Patents

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JPH047770Y2
JPH047770Y2 JP1985165054U JP16505485U JPH047770Y2 JP H047770 Y2 JPH047770 Y2 JP H047770Y2 JP 1985165054 U JP1985165054 U JP 1985165054U JP 16505485 U JP16505485 U JP 16505485U JP H047770 Y2 JPH047770 Y2 JP H047770Y2
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curved
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cylindrical
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JP1985165054U
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Priority to ES8600974U priority patent/ES1003242Y/es
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  • Buckles (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、分離可能な雌部材と雄部材から成
るプラスチツク製バツクルの改良に関し、例えば
ストラツプやベルト等の細長い帯状材を連結する
のに使用する。
〈従来の技術〉 従来、この種のバツクルとしては、分離可能な
雌部材と雄部材から成り、雌部材は、一端が開放
した中空な筒状部と、この筒状部の対向する側壁
外面に開口する一対の窓部を備え、雄部材は、前
記筒状部の開口縁部に当接する鍔状の基部と、こ
の基部の前面から左右に離れて前向きに延び、筒
状部の開口部から内向きに撓んで嵌入する左右一
対の可撓アームと、両可撓アームから外向きに突
出し、前記窓部に逆止的に係合する段部を備えた
ものが知られている(特公昭54−31338号公報、
実公昭57−18970号公報)。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記した特公昭54−31338号公報及び
実公昭57−18970号公報に記載されたバツクルで
は、小型軽量化が困難であるという問題点があ
る。
即ち、いずれのバツクルの可撓アームも、棒状
であるため、剛性を持たせるためにはある程度の
太さが要求され、可撓アームにおける軽量化が困
難であつた。
そこで、本考案は、上記した問題点に鑑みてな
されたものであつて、その目的とするところは、
小型軽量化が可能であり、しかも挿脱の容易なバ
ツクルを提供しようとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記した目的を達成しようとするも
のであり、以下にその内容を図面に示した実施例
を用いて説明する。
本考案は、分離可能な雌部材2と雄部材3から
成り、上記雌部材2は、一端に開口部10を有す
る中空な筒状部4と、この筒状部4の対向する側
壁8,8の外面に開口する一対の窓部5,5を備
え、前記雄部材3は、上記筒状部4の開口部10
に当接する鍔状の基部13と、この基部の前面か
ら左右に離れて前向きに延び、筒状部4の開口部
10から内向きに撓んで嵌入する左右一対の可撓
アーム14,14を備えたプラスチツク製バツク
ルにおいて、 上記雄部材3の各可撓アーム14は、基部13
の前面から斜め外向きに延びる内側部分15と、
この内側部分15の先端から折返し、外向きに膨
らんだ円弧状に湾曲し、その外面が前記雌部材の
筒状部4の開口部10より左右に張出した湾曲部
分16と、この湾曲部分の長さの途中から内向き
に括れ、基部の前面に連接する括れ部分17から
なる左右独立したループを成し、 前記湾曲部分16の後端部に後向きに延びる尾
部18を形成し、この尾部の後端に前記窓部5,
5の孔縁5′に逆止的に係合する係止段部19を
形成すると共に、尾部18と前記括れ部分17と
の間に溝21を形成したことを特徴とする。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を図面を参照して説明
すると、1は分離可能な雌部材2と雄部材3とか
ら成るバツクルで、雌部材2と雄部材3はナイロ
ン等の弾性に富むプラスチツクにより夫々一体的
に形成されている。
上記雌部材2は、雄部材3を挿入可能な一端に
開放部10を有する中空な筒状部4と、この筒状
部4の対向する側壁外面に開口する一対の窓部
5,5を備えて成り、筒状部4の端部にはストラ
ツプやベルト等を通して止着できるリング状の止
着部6を設けている。
上記筒状部4は、幅広な上下壁7,7と、幅狭
な左右の側壁8,8と、筒状部4の他端を閉塞す
る後壁9とにより構成された上下に扁平な箱形を
成し、内部に雄部材3を収容できる収容空間11
を形成する。そして、左右の側壁8,8には、上
下壁7,7にまで大きく切り込んで窓部5を開設
すると共に、後壁9内面から開口部10に向かつ
て途中迄延びた仕切壁12を設け、収容空間11
を左右に仕切つている。
又、前記雄部材3は、筒状部4の開口部10周
縁に当接する鍔状の基部13と、この基部13側
面から左右に離れて延び、筒状部4の開口部10
から互いに内向きに撓んで嵌入する左右一対の可
撓アーム14,14を備えて成る。
上記可撓アーム14は、細長い線状材をループ
状に湾曲させて成り、基部13側面から斜め外向
きに延びる内側部分15と、内側部分15の先端
から折返して外向きに膨らんで円弧状に湾曲し、
その外側が筒状部4の開口部10の横幅より左右
に大きく張出した湾曲部分16と、湾曲部分16
の長さの途中から内向きに括れて延び、基部13
側面に連続する括れ部分17とから構成される。
そして、湾曲部分16の後端から延びる尾部18
には、窓部5孔縁に逆止的に係合する外向きの係
止段部19を形成し、又、尾部18と括れ部分1
7との間に溝21を形成する。尚、基部13は左
右に長いリング状を成し、ストラツプやベルト等
を通して止着できる様になつている。
上記の雌部材2と雄部材3を連結するには、雄
部材3の可撓アーム14を雌部材2の筒状部4に
挿入するだけで確実に連結できる。
即ち、可撓アーム14を筒状部4の開口部10
に合わせて挿入すると、可撓アーム14の湾曲部
分16の外側が筒状部4の開口部10の周縁に当
接し、更に押込むと、可撓アーム14が互いに基
端部から徐々に内向きに撓みながら通る。このと
きに、可撓アーム14自体も扁平に僅かに潰れ、
可撓アーム14の挿入力を小さくしている。
そして、可撓アーム14の湾曲部分16が窓部
5に達すると、可撓アーム14がその弾性力によ
り外向きに拡開し、可撓アーム14の湾曲部分1
6が窓部5に嵌合して、その後端に形成した係止
段部19が窓部5の孔縁5′、即ち側壁8内面に
勢いよくパチンと掛り、可撓アーム14を筒状部
4の収容空間11内に逆抜け不能に拘束する。
このため、雌部材2と雄部材3の夫々に止着し
たストラツプやバンド等の帯状材20,20によ
り雄部材の各可撓アーム14,14が雌部材2か
ら抜ける方向に引張られた場合、可撓アーム14
の尾部18が括れ部分17に向かつて少し撓むた
め、尾部18に設けた外向きの係止段部19が窓
部5の孔縁に更に深く食込んで抵抗する。
一方、両者の連結状態を解除するには、筒状部
4の窓部5から指を入れて、両可撓アーム14の
湾曲部分16を両側から内向きに摘んで撓める。
即ち、可撓アーム14の湾曲部分16を内向き
に撓めると、係止段部19が窓部5の孔縁5′か
ら離脱して可撓アーム14が開口部10に向かつ
て少し押し出され、湾曲部分16の外側が筒状部
4の側壁8内面に弾力的に当接する。このとき
に、湾曲部分16の外側が可撓アーム14の先端
に向かつて下り傾斜しているため、可撓アームの
弾性復元力が作用すると、可撓アーム14を開口
部10に向かつて押し出す力が発生する。このた
め、可撓アーム14は、弾性力により復元しなが
ら筒状部4の開口部10から抜け出て、雌部材2
と雄部材3が分離する。
尚、図示した実施例のものでは、筒状部4の収
容空間11を仕切壁12で左右に仕切つているの
で、可撓アーム14が内向きに撓んだ際に、可撓
アーム14の内側部分15が仕切壁12に当接
し、可撓アーム14が必要以上に内向きに撓むの
を防止できるばかりでなく、左右均等に撓む様に
できる。
更に、互いに分離された状態であつても、雄部
材3の可撓アーム14がループ状に湾曲した形状
を成しているため、外力に対して折れ難い、例え
ば、可撓アーム14が内向きに押されると、可撓
アーム14の内側部分15の内面が互いに接近し
て当接し、又、可撓アーム14が外向きに引張ら
れると、可撓アーム14自体が変形してその尾部
18先端が括れ部分17の外面に当接し、可撓ア
ーム14が必要以上に折れ曲がらない。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、各可撓ア
ームが、独立した中空なループを成し、括れ部分
がバネとして作用するため、可撓アームの全長が
短くても適度な剛性と弾性を有する小型軽量なバ
ツクルを提供することができる。
更に、各可撓アーム14の湾曲部分16の後端
部に後向きに延びる尾部18を形成し、この尾部
の後端に窓部5の孔縁5′と逆止的に係合する係
止段部19を形成すると共に、尾部18と括れ部
分17との間に溝21を形成してある。この溝2
1の存在により尾部18は括れ部分17に向かつ
て容易に撓むことができる。このことは、雄部材
の一対の可撓アーム14,14を、雌部材の筒状
部4の開口部10から該筒状部内に挿入し、尾部
にある係止段部19を雌部材の窓部5の孔縁5′
に係止して雌、雄両部材を連結状態にすることが
大きな力を要さず、楽に行なえることと、連結状
態を外すために窓部を通じ湾曲部分16を押込
み、尾部の係止段部19を窓部5の孔縁5′から
外すことが大きな力を要さず、楽に行なえること
を意味する。
そして、括れ部分17は湾曲部分の尾部18よ
りも前を雄部材の基部13に連結して湾曲部分を
弾力的に支持するほかに、連結状態を外すために
過度な力を加えて湾曲部分16を押込もうとした
場合、尾部18の自由端は括れ部分17に当接
し、尾部がそれ以上、押込まれて破損するのを括
れ部分は防止するという作用、効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のプラスチツク製バツクルの一実
施例を示すもので、第1図は連結状態の平面図、
第2図は雌部材の平面図、第3図は同上の正面
図、第4図は同上の側面図、第5図は第3図の
−線による断面図、第6図は雄部材の平面図、
第7図は同上の正面図、第8図は使用状態の斜視
図である。 1……バツクル、2……雌部材、3……雄部
材、4……筒状部、5……窓部、5′……窓部の
孔縁、8……側壁、10……開口部、13……基
部、14……可撓アーム、15……内側部分、1
6……湾曲部分、17……括れ部分、18……尾
部、19……係止段部、21……溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 分離可能な雌部材2と雄部材3から成り、上記
    雌部材2は、一端に開口部10を有する中空な筒
    状部4と、この筒状部4の対向する側壁8,8の
    外面に開口する一対の窓部5,5を備え、前記雄
    部材3は、上記筒状部4の開口部10に当接する
    鍔状の基部13と、この基部の前面から左右に離
    れて前向きに延び、筒状部4の開口部10から内
    向きに撓んで嵌入する左右一対の可撓アーム1
    4,14を備えたプラスチツク製バツクルにおい
    て、 上記雄部材3の各可撓アーム14は、基部13
    の前面から斜め外向きに延びる内側部分15と、
    この内側部分15の先端から折返し、外向きに膨
    らんだ円弧状に湾曲し、その外面が前記雌部材の
    筒状部4の開口部10より左右に張出した湾曲部
    分16と、この湾曲部分の長さの途中から内向き
    に括れ、基部の前面に連接する括れ部分17から
    なる左右独立したループを成し、 前記湾曲部分16の後端部に後向きに延びる尾
    部18を形成し、この尾部の後端に前記窓部5,
    5の孔縁5′に逆止的に係合する係止段部19を
    形成すると共に、尾部18と前記括れ部分17と
    の間に溝21を形成したことを特徴とするプラス
    チツク製バツクル。
JP1985165054U 1985-10-29 1985-10-29 Expired JPH047770Y2 (ja)

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IT5401286U IT8654012V0 (it) 1985-10-29 1986-10-28 Fibbia in materia plastica
ES8600974U ES1003242Y (es) 1985-10-29 1986-10-28 Dispositivo de cierre para bandas textiles
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ES1003242U (es) 1988-07-16
IT8667811A0 (it) 1986-10-28
AU6398886A (en) 1987-04-30
ES1003242Y (es) 1989-02-16
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