JPH0477524B2 - - Google Patents

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JPH0477524B2
JPH0477524B2 JP8943486A JP8943486A JPH0477524B2 JP H0477524 B2 JPH0477524 B2 JP H0477524B2 JP 8943486 A JP8943486 A JP 8943486A JP 8943486 A JP8943486 A JP 8943486A JP H0477524 B2 JPH0477524 B2 JP H0477524B2
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JP
Japan
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current
voltage
circuit
detector
capacitor
Prior art date
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Application number
JP8943486A
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English (en)
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JPS62247701A (ja
Inventor
Megumi Tachibana
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主として電気鉄道車両等で、回生
負荷が減少あるいは皆無となつたときにも、安定
に電気ブレーキ力を確保するために設けた電気車
の制動制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特公昭47−2698号公報に示され
た従来の発電ブレーキ用チヨツパの制御装置を示
すブロツク図であり、図において、1は架線電
源、2は集電子、3及び8は主電動機回路9への
電流供給又はその遮断を行なうスイツチ、4はフ
イルタリアクトル、5はフイルタリアクトル4と
共にフイルタ回路を構成するフイルタコンデン
サ、6は発電ブレーキ用抵抗器、7は発電ブレー
キ用抵抗器6に流れる電流を制御する発電ブレー
キ用チヨツパ、9は主電動機回路、10は架線電
源1から主電動機回路9へ流入する電流、あるい
は主電動機回路9から流出する電流を検出する架
線電流検出器、11はフイルタコンデンサ5の両
端電圧を検出する電圧検出器、12はフイルタコ
ンデンサ5の両端電圧が予め定められた所定値と
なるように発電ブレーキ用チヨツパ7の通流率を
演算する通流率演算回路、13は通流率演算回路
12の出力を、発電ブレーキ用チヨツパ7のオ
ン・オフを行うためのパルス信号に変換する位相
器回路、14はこれら通流率演算回路12及び位
相器回路13により構成される電流リミツタであ
る。
次に動作について説明する。ただし、フイルタ
コンデンサ5の両端電圧の変化に応じて、発電ブ
レーキ用チヨツパ7の通流率を制御する方法は周
知であるので、その詳細な説明については省略す
る。
通流率演算回路12における演算の場合、予め
変電所電圧あるいは回生電力量等を考慮してある
固定値が決められており、例えばこれを電圧パタ
ーンとする。いま、もし電圧検出器11によつて
得られるフイルタコンデンサ5の両端電圧が上記
の電圧パターンを上まわると、通流率演算回路1
2の出力が増大して位相器回路13の位相角も広
がり、発電ブレーキ用チヨツパ7の通流率が増大
することにより、フイルタコンデンサ5の両端電
圧が減少する。
このように、発電ブレーキ用チヨツパ7は、架
線電源1に接続された他の回生負荷(図示せず)
の変化、あるいは主電動機回路9から回生される
電流の変化等に対し、フイルタコンデンサ5の両
端電圧を一定に保持するように機能する。ここ
で、電気鉄道車両の場合、発電ブレーキは、他車
の持つ回生負荷が不足あるいは皆無のときに動作
を行なう必要がある。そのため、回生負荷の不足
をフイルタコンデンサ5の両端電圧の上昇から検
知できるように、前記の電圧パターンは定格架線
電圧より大きく設定されている。
なお、回生負荷が充分ある場合は、図示されな
い別の制御回路によりフイルタコンデンサ5の両
端電圧が低下するので、発電ブレーキ用チヨツパ
7の動作は停止される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電気車の制動制御装置は以上のように構
成されており、電圧パターンが固定値であるた
め、もし他の回生車両等の影響により、架線電圧
が前記電圧パターンを越えて上昇した場合は、ブ
レーキ回路であるにもかかわらず架線電源から力
行側の電流が主回路に流れ込み、この電流は主電
動機回路9から回生される電流に重畳されて発電
ブレーキ用抵抗器6を流れることになる。そし
て、この発電ブレーキ用抵抗器6の容量は、通
常、主電動機回路9から回生される電力のみを消
費するように効率的に設定されているため、架線
電源1からの電流の流入が継続すると、発電ブレ
ーキ用抵抗器は容量オーバーとなり、過熱、焼損
されてしまうという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、万一、他の回生車両による架
線電圧上昇等の外的要因、あるいは電圧パターン
のセツト値の誤差等の内的要因により、力行側の
架線電流が主回路に流れ込もうとしても、発電ブ
レーキ用抵抗器に流れる電流を制限して、その加
熱を防止し、安定した発電ブレーキ機能を持続す
ることが可能な電気車の制動制御装置を得ること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電気車の制動制御装置は、架線
電流検出器からの電流検出信号を上記電流リミツ
タへ入力させ、これにより発電ブレーキ用チヨツ
パの通流率を増減しようとしたものである。
〔作用〕
この発明における架線電流検出器は、架線電源
から流れ込む力行側電流を検知し、電流検出信号
を電流リミツタへ入力する。電流リミツタはこの
入力に基いて発電ブレーキ用チヨツパの通流率を
絞るため、発電ブレーキ用抵抗器を流れる電流が
制限されることとなる。このことは、フイルタコ
ンデンサの両端電圧を、前述した電圧パターンの
値より上昇させて架線電圧と等しくし、力行側電
流の流入を防ぐ場合と同様に機能することを意味
する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において、符号1乃至14は第3図の
ものと同一又は相当する構成部分を示す。第1図
のものが第3図のものと異なる点は架線電流検出
器10からの電流検出信号が通流率演算回路12
に入力されるようになつている点である。
次に動作について説明する。いま、架線電源1
から力行側電流が主回路に流れ込んだとすると、
架線電流検出器10はこの電流を検知し、電流検
出信号を通流率演算回路12に出力する。通流率
演算回路12はこれにより、適切な演算値の出力
信号を位相器回路13に送り、発電ブレーキ用チ
ヨツパ7はこの位相器回路13からのパルス信号
によりオン・オフ制御され通流率が絞られる。し
たがつて、発電ブレーキ用抵抗器6を流れる電流
が制限され、その過熱、焼損が防止される。
このように電流を制限することは、フイルタコ
ンデンサ5の両端電圧を前述した電圧のパターン
の値より上昇させて架線電圧と等しくし、これに
より力行側電流の流入を防ぐ場合と同様の効果を
有するものである。つまり、従来装置のように、
フイルタコンデンサ5の両端電圧が一定値となる
ように制御する装置であつても、見かけ上は定電
圧パターンを変化させることができ、これにより
発電ブレーキ用抵抗器6の電流を制限することが
できる。
なお、過線電圧が異常に上昇した場合は、図示
されていない過電圧検知器が作動して、第1図の
主回路機器が保護されるようになつている。
次に、この発明の他の実施例を第2図について
説明する。この図において、15は架線電流検出
器10が出力する電流検出信号値が所定値以上と
なつたことを検知する比較回路、16は比較回路
15の出力を受けて時間をカウントするカウンタ
回路である。すなわち、比較回路15により、架
線電流検出器10からの電流検出信号値が所定値
以上になつたことが検知され、この状態が予め設
定された時間持続すると、カウンタ回路16の出
力により、主回路のスイツチ3,8が開くように
なつている。
上記のような構成とすることにより、万一、電
流リミツタ14が何らかの原因により作動しない
場合、あるいは発電ブレーキ用チヨツパ7に使用
しているトランジスタ、サイリスタ等のスイツチ
ング素子がブレークダウンした場合、あるいはさ
らに、発電ブレーキ用チヨツパ7の制御系が異常
となつた場合等においても、確実に発電ブレーキ
用抵抗器6の過熱、焼損を防止することができ
る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、架線電流検
出器からの電流検出信号を電流リミツタへ入力さ
せ、架線電流の大きさに応じて発電ブレーキ用チ
ヨツパの通流率を制御するようにしたので、発電
ブレーキ用抵抗器に過大な電流が流れるのを防止
することができ、安定した発電ブレーキ機能を維
持することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電気車の制
動制御装置を示すブロツク図、第2図はこの発明
の他の実施例による電気車の制動制御装置を示す
ブロツク図、第3図は従来の発電ブレーキ用チヨ
ツパの制御装置を示すブロツク図である。 1は架線電源、5はフイルタコンデンサ、6は
発電ブレーキ用抵抗器、7は発電ブレーキ用チヨ
ツパ、9は主電動機回路、10は架線電流検出
器、11は電圧検出器、12は通流率演算回路、
13は位相器回路、14は電流リミツタである。
なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電流検出器10と、電圧検出器11と、電流
    リミツタ14とを有する電気車用制動制御装置で
    あつて、 電気車は、集電子2に接続されたリアクトル4
    とコンデンサ5とからなるチヨツパ入力フイルタ
    のコンデンサ5の後段に主電動機回路9が接続さ
    れ、かつ直列接続された抵抗器6およびチヨツパ
    回路7が前記コンデンサ5に並列接続され、力
    行、および回生制動を含む制動が制御されるもの
    であり、 電流検出器10は、主電動機回路9に接続され
    てその電流を検出するものであり、 電圧検出器11は、コンデンサ5の両端の電圧
    を検出するものであり、 電流リミツタ14は、電流検出器10と電圧検
    出器11との検出信号を入力し、コンデンサ5の
    両端の電圧を一定に保ち、電流検出器10の検出
    信号が増加を示したときには通流率を減少させる
    通流率制御信号をチヨツパ回路7に対して出力す
    る 電気車の制動制御装置。
JP8943486A 1986-04-18 1986-04-18 電気車の制動制御装置 Granted JPS62247701A (ja)

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JP8943486A JPS62247701A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 電気車の制動制御装置

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JP8943486A JPS62247701A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 電気車の制動制御装置

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JPS62247701A JPS62247701A (ja) 1987-10-28
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JP2680186B2 (ja) * 1990-11-28 1997-11-19 株式会社日立製作所 電気車制御装置
US9975433B2 (en) 2014-08-25 2018-05-22 Mitsubishi Electric Corporation Electric vehicle controller

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JPS62247701A (ja) 1987-10-28

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