JPH0477235A - 熱収縮性ポリプロピレンフィルム - Google Patents
熱収縮性ポリプロピレンフィルムInfo
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- JPH0477235A JPH0477235A JP18979090A JP18979090A JPH0477235A JP H0477235 A JPH0477235 A JP H0477235A JP 18979090 A JP18979090 A JP 18979090A JP 18979090 A JP18979090 A JP 18979090A JP H0477235 A JPH0477235 A JP H0477235A
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、縦、横のそれぞれに35%以上の熱収縮率を
有するバランスのとれたポリプロピレンフィルムで、し
かも、逐次二軸延伸法で得られたフィルムに関する。
有するバランスのとれたポリプロピレンフィルムで、し
かも、逐次二軸延伸法で得られたフィルムに関する。
[従来の技術]
熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、例えば、カップラ
ーメン等のカップ食品や乳酸菌飲料等の飲食品を初め、
ノートや小さな巻き取り物による雑貨類等、比較的低重
量物のシュリンク包装体を得る際に広く利用されており
、従来の塩化ビニルフィルムによる包装分野の被包装体
に対しても使用され始めている。
ーメン等のカップ食品や乳酸菌飲料等の飲食品を初め、
ノートや小さな巻き取り物による雑貨類等、比較的低重
量物のシュリンク包装体を得る際に広く利用されており
、従来の塩化ビニルフィルムによる包装分野の被包装体
に対しても使用され始めている。
シュリンク包装体の包装用フィルムとして利用されるポ
リプロピレンフィルムに要求される熱収縮率は、該フィ
ルムの厚さやシュリンク包装される被包装物によっても
異なるが、殆んどの場合には、縦、横のそれぞれに30
%以上の熱収縮率を有するバランスのとれたものが要求
されている。
リプロピレンフィルムに要求される熱収縮率は、該フィ
ルムの厚さやシュリンク包装される被包装物によっても
異なるが、殆んどの場合には、縦、横のそれぞれに30
%以上の熱収縮率を有するバランスのとれたものが要求
されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、テンクー法を利用する逐次二軸延伸法による
熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、インフレーション
法からなる同時二軸延伸法による熱収縮性フィルムと比
較して、例えば、厚さlOμ以下の薄物を得る場合にも
延伸工程での破断の危険性がなく、また、厚さ30μ以
上の厚物を得る場合にも延伸スピードの大幅な低下を伴
うようなことがないため、極めて効率良く生産し得るい
うメツリドを有する。
熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、インフレーション
法からなる同時二軸延伸法による熱収縮性フィルムと比
較して、例えば、厚さlOμ以下の薄物を得る場合にも
延伸工程での破断の危険性がなく、また、厚さ30μ以
上の厚物を得る場合にも延伸スピードの大幅な低下を伴
うようなことがないため、極めて効率良く生産し得るい
うメツリドを有する。
しかしながら、従来のテンター法を利用する逐次二軸延
伸法による熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、得られ
るポリプロピレンフィルムの熱収縮率がせいぜい20〜
30%であり、しかも、縦、横のそれぞれにバランスが
とれているポリプロピレンフィルムが得られない。
伸法による熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、得られ
るポリプロピレンフィルムの熱収縮率がせいぜい20〜
30%であり、しかも、縦、横のそれぞれにバランスが
とれているポリプロピレンフィルムが得られない。
このため、高熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、諸種
のデメリットを有しているインフレーション法からなる
同時二軸延伸法を利用して得られるのが一般的であった
。
のデメリットを有しているインフレーション法からなる
同時二軸延伸法を利用して得られるのが一般的であった
。
これに対して本発明は、テンター法を利用する逐次二軸
延伸法による熱収縮性ポリプロピレンフィルムで、しか
も、縦、横のそれぞれにバランスのとれた高pAII3
2縮性のポリプロピレンフィルム、すなわち、例えば、
厚さ10u以下の薄物を得る場合にも破断の危険性がな
(、また、厚さ30μ以上の厚物を得る場合にも延伸ス
ピードの大幅な低下を伴うようなことがなく、極めて高
い生産効率を維持し得るテンター法を利用する逐次二軸
延伸法によるポリプロピレンフィルムで、しかも、縦、
横のそれぞれにバランスのとれた高熱収縮性のフィルム
を提供する。
延伸法による熱収縮性ポリプロピレンフィルムで、しか
も、縦、横のそれぞれにバランスのとれた高pAII3
2縮性のポリプロピレンフィルム、すなわち、例えば、
厚さ10u以下の薄物を得る場合にも破断の危険性がな
(、また、厚さ30μ以上の厚物を得る場合にも延伸ス
ピードの大幅な低下を伴うようなことがなく、極めて高
い生産効率を維持し得るテンター法を利用する逐次二軸
延伸法によるポリプロピレンフィルムで、しかも、縦、
横のそれぞれにバランスのとれた高熱収縮性のフィルム
を提供する。
[課題を解決するための手段]
木簡1の発明の熱1132縮性ポリプロピレンフイルム
は、ポリプロピレン樹脂100重量部と、5〜30重量
部の石油樹脂系炭化水素とを樹脂成分とする溶融押出し
用組成物を押出し成形した原反を、逐次二軸延伸法で延
伸することによって得られたフィルムであり、しかも、
縦、横のそれぞれに35%以上の熱収縮率を有するフィ
ルムからなる。
は、ポリプロピレン樹脂100重量部と、5〜30重量
部の石油樹脂系炭化水素とを樹脂成分とする溶融押出し
用組成物を押出し成形した原反を、逐次二軸延伸法で延
伸することによって得られたフィルムであり、しかも、
縦、横のそれぞれに35%以上の熱収縮率を有するフィ
ルムからなる。
また、木簡2の発明の熱収縮性ポリプロピレンフィルム
は、ポリプロピレン樹脂100重量部と、5〜30重量
部の石油樹脂とを樹脂成分とする溶融押出し用組成物を
押出し成形した原反を、逐次二軸延伸法で延伸すること
によって得られたフィルムであり、しかも、縦、横のそ
れぞれに35%以上の熱収縮率を有するフィルムからな
る。
は、ポリプロピレン樹脂100重量部と、5〜30重量
部の石油樹脂とを樹脂成分とする溶融押出し用組成物を
押出し成形した原反を、逐次二軸延伸法で延伸すること
によって得られたフィルムであり、しかも、縦、横のそ
れぞれに35%以上の熱収縮率を有するフィルムからな
る。
なお、本発明におけるポリプロピレンフィルムの熱収縮
率は、120°Cのグリセリン洛中に30秒間浸漬した
とき収縮率(%)である。
率は、120°Cのグリセリン洛中に30秒間浸漬した
とき収縮率(%)である。
前記構成からなる本発明の熱収縮性ポリプロピレンフィ
ルムにおいて、ポリプロピレン樹脂には、ポリプロピレ
ンホモポリマー、ボップロピレンとエチレンや他の共重
合成分とのコポリマー、あるいはこれらの混合樹脂等が
利用される。
ルムにおいて、ポリプロピレン樹脂には、ポリプロピレ
ンホモポリマー、ボップロピレンとエチレンや他の共重
合成分とのコポリマー、あるいはこれらの混合樹脂等が
利用される。
ポリプロピレン樹脂中に添加、混合される石油樹脂系炭
化水素は、例えば、石油樹脂水添石油樹脂、テルペン樹
脂、水添テルペン樹脂等であり、特に石油樹脂を利用す
る場合には、該石油樹脂の分子量が1000付近で、軟
化点が100〜140℃の樹脂を利用できるので、ポリ
プロピレン樹脂と添加樹脂として利用される石油樹脂と
の間の混和性が良好であるため、侵れた延伸適性を有し
、特に、延伸工程での耐破断性において優れた特性を具
備する混合樹脂となる。
化水素は、例えば、石油樹脂水添石油樹脂、テルペン樹
脂、水添テルペン樹脂等であり、特に石油樹脂を利用す
る場合には、該石油樹脂の分子量が1000付近で、軟
化点が100〜140℃の樹脂を利用できるので、ポリ
プロピレン樹脂と添加樹脂として利用される石油樹脂と
の間の混和性が良好であるため、侵れた延伸適性を有し
、特に、延伸工程での耐破断性において優れた特性を具
備する混合樹脂となる。
本発明の熱収縮性ポリプロピレンフィルムにおいて、原
反を得る際の混合樹脂がポリプロピレン樹脂100重量
部に対して石油樹脂系炭化水素の添加量が5重量部未満
になると、石油樹脂系炭化水素の添加の作用が十分でな
く、テンター法を利用する逐次二軸延伸法によって縦、
横のそれぞれに35%以上の熱収縮率を有するポリプロ
ピレンフィルムを得るのが困難になる。
反を得る際の混合樹脂がポリプロピレン樹脂100重量
部に対して石油樹脂系炭化水素の添加量が5重量部未満
になると、石油樹脂系炭化水素の添加の作用が十分でな
く、テンター法を利用する逐次二軸延伸法によって縦、
横のそれぞれに35%以上の熱収縮率を有するポリプロ
ピレンフィルムを得るのが困難になる。
また、ポリプロピレン樹脂100重量部に対して石油樹
脂系炭化水素の添加量が30重量部を超えると、得られ
るポリプロピレンフィルムの諸物性が不十分になる。
脂系炭化水素の添加量が30重量部を超えると、得られ
るポリプロピレンフィルムの諸物性が不十分になる。
原反を得る際に利用される忍耐押出し用組成物中には、
さらに、通常の2軸延伸ポリフロピレンフイルムを得る
場合と同様に、ポリプロピレンフィルムとしての諸特性
が損なわれるようなことの無い範囲内で、例えば、酸化
防止剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、帯電防止
剤、紫外線吸収剤等を、必要に応じて適宜添加し得るこ
とは勿論である。
さらに、通常の2軸延伸ポリフロピレンフイルムを得る
場合と同様に、ポリプロピレンフィルムとしての諸特性
が損なわれるようなことの無い範囲内で、例えば、酸化
防止剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、帯電防止
剤、紫外線吸収剤等を、必要に応じて適宜添加し得るこ
とは勿論である。
一軸延伸に付される原反を得る際の混合樹脂の押し出し
成形は、樹脂の劣化を防止するためにできるだけ低温で
行なうことが望ましいが、160 ’C未満の低温度に
なると、ポリプロピレンと石油樹脂系炭化水素との混練
りが不十分になり易く、また、押出し成形時の負荷が高
くなるので、160″C未濯の押出し成形は好ましくな
い。
成形は、樹脂の劣化を防止するためにできるだけ低温で
行なうことが望ましいが、160 ’C未満の低温度に
なると、ポリプロピレンと石油樹脂系炭化水素との混練
りが不十分になり易く、また、押出し成形時の負荷が高
くなるので、160″C未濯の押出し成形は好ましくな
い。
押出し成形によって得られた原反を逐次軸延伸法で縦、
横に延伸する工程は、縦−横の順序で行なうのが普通で
ある。
横に延伸する工程は、縦−横の順序で行なうのが普通で
ある。
縦方向の延伸工程において、延伸温度が低すぎると延伸
斑が発生し、また、高くなりすぎると、シートがロール
に粘着する現象が発生し、ロール汚れや溶融破断に繋る
。このため、縦方向の延伸は70〜110℃で行なうの
が好適である。
斑が発生し、また、高くなりすぎると、シートがロール
に粘着する現象が発生し、ロール汚れや溶融破断に繋る
。このため、縦方向の延伸は70〜110℃で行なうの
が好適である。
縦方向の延伸倍率は、できれば高いことが望ましいが、
7倍を超えると横縞が発生し易く、しかも、続く横方向
の延伸時に破断の危険を伴うため、4〜6倍の延伸倍率
を利用するのが好ましい。
7倍を超えると横縞が発生し易く、しかも、続く横方向
の延伸時に破断の危険を伴うため、4〜6倍の延伸倍率
を利用するのが好ましい。
横方向の延伸工程での加熱温度が低い場合には、得られ
るフィルムの熱収縮率は高くなるが、延伸時の破断の危
険が大きくなり、また、延伸温度が高すぎると、目的と
する高熱収縮性が得られなくなる。
るフィルムの熱収縮率は高くなるが、延伸時の破断の危
険が大きくなり、また、延伸温度が高すぎると、目的と
する高熱収縮性が得られなくなる。
このため、横方向の延伸は、通常、90〜130℃で行
なうのが好適であり、縦方向の延伸温度より15〜20
°C程度高い延伸温度に設定するのが好ましい。
なうのが好適であり、縦方向の延伸温度より15〜20
°C程度高い延伸温度に設定するのが好ましい。
なお、横方向の延伸工程での加熱最適温度は、押出し樹
脂中における石油樹脂系炭化水素の含有量に応じて決定
され、石油樹脂系炭化水素の含有量が小さい場合には、
加納温度を高く設定することが必要である。
脂中における石油樹脂系炭化水素の含有量に応じて決定
され、石油樹脂系炭化水素の含有量が小さい場合には、
加納温度を高く設定することが必要である。
さらに、横方向の延伸倍率は、縦方向の延伸倍率より高
く設定することが好ましく、通常、縦方向の延伸倍率の
11〜15倍程度の倍率に設定するのが好適である。
く設定することが好ましく、通常、縦方向の延伸倍率の
11〜15倍程度の倍率に設定するのが好適である。
[作 用]
本発明の熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、ポリプロ
ピレン樹脂100重量部に対して5〜30重量部の石油
樹脂系炭化水素が添加されている混合樹脂の押出しフィ
ルムを原反とじで利用し、これを、逐次二軸延伸法によ
る延伸に付すことによって得られるもので、縦、横のそ
れぞれにおいて35%以上の熱収縮率を有する。
ピレン樹脂100重量部に対して5〜30重量部の石油
樹脂系炭化水素が添加されている混合樹脂の押出しフィ
ルムを原反とじで利用し、これを、逐次二軸延伸法によ
る延伸に付すことによって得られるもので、縦、横のそ
れぞれにおいて35%以上の熱収縮率を有する。
前記構成による本発明の熱収縮性ポリプロピレンフィル
ムは、略168°Cの融点を有するポリプロピレン樹脂
100重量部に対して、融点の低い石油樹脂系炭化水素
を5〜30重量部の割合で添加した混合樹脂を押出し成
形して得られた原反な利用するものであるため、ポリプ
ロピレン樹脂による原反を延伸する場合と比較して遥か
に低温度での二軸延伸が行なえようになる。
ムは、略168°Cの融点を有するポリプロピレン樹脂
100重量部に対して、融点の低い石油樹脂系炭化水素
を5〜30重量部の割合で添加した混合樹脂を押出し成
形して得られた原反な利用するものであるため、ポリプ
ロピレン樹脂による原反を延伸する場合と比較して遥か
に低温度での二軸延伸が行なえようになる。
このため、前記原反による延伸に際しては、例えば、厚
さ10L1以下の薄物を得る場合にも破断の危険性がな
く、また、厚さ30μ以上の厚物な得る場合にも延伸ス
ピードの大幅な低下を伴うようなことのない逐次二軸延
伸方法による延伸が行なえるもので、しかも、縦、横の
それぞれに35%以上の熱収縮性を有するバランスのと
れた高熱収縮性のポリプロピレンフィルムとなる。
さ10L1以下の薄物を得る場合にも破断の危険性がな
く、また、厚さ30μ以上の厚物な得る場合にも延伸ス
ピードの大幅な低下を伴うようなことのない逐次二軸延
伸方法による延伸が行なえるもので、しかも、縦、横の
それぞれに35%以上の熱収縮性を有するバランスのと
れた高熱収縮性のポリプロピレンフィルムとなる。
[実施例コ
以下、本発明の熱収縮性ポリプロピレンフィルムの具体
的な構成を、製造実施例をもって説明する6 実施例1 ポリプロピレン樹脂100重量部と石油樹脂5重量部と
の混合樹脂を溶融、混練した後、200℃のTグイを利
用して押出し成形し、厚さ1500μの押出しフィルム
からなる原反■を得た。
的な構成を、製造実施例をもって説明する6 実施例1 ポリプロピレン樹脂100重量部と石油樹脂5重量部と
の混合樹脂を溶融、混練した後、200℃のTグイを利
用して押出し成形し、厚さ1500μの押出しフィルム
からなる原反■を得た。
次いて、前述の原反■に対して、延伸温度80°C1延
伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸
温度130℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない、
本発明のl実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフィ
ルム(A)を得た。
伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸
温度130℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない、
本発明のl実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフィ
ルム(A)を得た。
実施例2
ポリプロピレン樹脂100重量部と石油樹脂10重量部
との混合樹脂を溶融、混練した後、200°CのTグイ
を利用して押出し成形し、厚さ1500μの押出しフィ
ルムからなる原反■を得た。
との混合樹脂を溶融、混練した後、200°CのTグイ
を利用して押出し成形し、厚さ1500μの押出しフィ
ルムからなる原反■を得た。
次いで、前述の原反■に対して、延伸温度80 ’C、
延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延
伸温度120℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない
、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフ
ィルム(B)を得た。
延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延
伸温度120℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない
、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフ
ィルム(B)を得た。
実施例3
前述の実施例2で得られた原反■に対して、延伸温度8
0℃、延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度130℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を
行ない、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピ
レンフィルム(C)を得た。
0℃、延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度130℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を
行ない、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピ
レンフィルム(C)を得た。
実施例4
ポリプロピレン樹脂100重量部と石油樹脂15重量部
との混合樹脂を溶融、混練した後、200°CのTダイ
を利用して押出し成形し、厚さ1500μの押出しフィ
ルムからなる原反■を得た。
との混合樹脂を溶融、混練した後、200°CのTダイ
を利用して押出し成形し、厚さ1500μの押出しフィ
ルムからなる原反■を得た。
次いで、前述の原反■に対して、延伸温度80″C1延
伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸
温度120°C1延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない
、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフ
ィルム(D)を得た。
伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸
温度120°C1延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない
、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフ
ィルム(D)を得た。
実施例5
前述の実施例4で得られた原反■に対して、延伸温度8
0°C1延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度130°C5延伸倍率8倍の横方向の延
伸を行ない、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプ
ロピレンフィルム(E)を得た。
0°C1延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度130°C5延伸倍率8倍の横方向の延
伸を行ない、本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプ
ロピレンフィルム(E)を得た。
以上の実施例1〜5における熱収縮性ポリプロピレンフ
ィルム(A)〜(E)の熱収縮率(%)を第1表に示す
。
ィルム(A)〜(E)の熱収縮率(%)を第1表に示す
。
なお、熱収縮率(%)は、120°Cのグリセリン浴中
に30秒間浸漬したときの数値である。
に30秒間浸漬したときの数値である。
第
表
比較例1
前述の実施例1て得られた原反■に対して、延伸温度8
0℃、延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度120’C,延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行なったところ、横方向の延伸工程で破断が発生し、
目的とする熱収縮性ポリプロピレンフィルムは得られな
かった。
0℃、延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度120’C,延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行なったところ、横方向の延伸工程で破断が発生し、
目的とする熱収縮性ポリプロピレンフィルムは得られな
かった。
比較例2
前述の実施例1で得られた原反■に対して、延伸温度8
0℃、延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度140℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を
行ない、比較のための熱収縮性ポリプロピレンフィルム
(a)を得た。
0℃、延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度140℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を
行ない、比較のための熱収縮性ポリプロピレンフィルム
(a)を得た。
比較例3
前述の実施例2で得られた原反■に対して、延伸温度8
0°C9延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度140℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行ない、比較のための熱収縮性ポリプロピレンフィル
ム(b)を得た。
0°C9延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度140℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行ない、比較のための熱収縮性ポリプロピレンフィル
ム(b)を得た。
比較例4
前述の実施例4で得られた原反■に対して、延伸温度8
0°C1延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度140°C1延伸倍率8倍の横方向の延
伸を行ない、比較のための熱収縮性ポリプロピレンフィ
ルム(c)を得た。
0°C1延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度140°C1延伸倍率8倍の横方向の延
伸を行ない、比較のための熱収縮性ポリプロピレンフィ
ルム(c)を得た。
比較例5
ポリプロピレン樹脂を溶融、混練した後、200℃のT
グイを利用して押出し成形し、厚さ1500μの押出し
フィルムからなる原反■を得た。
グイを利用して押出し成形し、厚さ1500μの押出し
フィルムからなる原反■を得た。
次いで、前述の原反■に対して、延伸温度80℃、延伸
倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸温
度120°C1延伸倍率8倍の横方向の延伸を行なった
ところ、横方向の延伸工程で破断が発生し、目的とする
熱収縮性ポリプロピレンフィルムは得られなかった。
倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸温
度120°C1延伸倍率8倍の横方向の延伸を行なった
ところ、横方向の延伸工程で破断が発生し、目的とする
熱収縮性ポリプロピレンフィルムは得られなかった。
比較例6
前述の比較例5で得られた原反■に対して、延伸温度8
0℃ 延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度130°C7延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行なったところ、横方向の延伸工程で破断が発生し、
目的とする熱収縮性ポリプロピレンフィルムは得られな
かった。
0℃ 延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続い
て、延伸温度130°C7延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行なったところ、横方向の延伸工程で破断が発生し、
目的とする熱収縮性ポリプロピレンフィルムは得られな
かった。
比較例7
前述の比較例5で得られた原反■に対して、延伸温度8
0°C9延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度140℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行ない、比較のため熱収縮性ポリプロピレンフィルム
(d)を得た。
0°C9延伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続
いて、延伸温度140℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸
を行ない、比較のため熱収縮性ポリプロピレンフィルム
(d)を得た。
以上の比較例2〜4および7における熱収縮性ポリプロ
ピレンフィルム(a)〜(d)の熱収縮率(%)を第2
表に示す。
ピレンフィルム(a)〜(d)の熱収縮率(%)を第2
表に示す。
なお、熱収縮率(%)は、120°Cのグリセリン南中
に30秒間浸漬したときの数値である。
に30秒間浸漬したときの数値である。
第
表
実施例6
ポリプロピレン樹脂100重量部とテルペン樹脂10重
量部との混合樹脂を溶融、混練した後、200°CのT
ダイを利用して押出し成形し、厚さ1500μの原反■
を得た。
量部との混合樹脂を溶融、混練した後、200°CのT
ダイを利用して押出し成形し、厚さ1500μの原反■
を得た。
次いで、前述の原反■に対して、延伸温度80°C5延
伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸
温度130℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない、
本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフィ
ルム(F)を得た。
伸倍率6倍の縦方向の延伸を行なった後、続いて、延伸
温度130℃、延伸倍率8倍の横方向の延伸を行ない、
本発明の1実施例品である熱収縮性ポリプロピレンフィ
ルム(F)を得た。
得られた熱収縮性ポリプロピレンフィルム(F)の熱収
縮率、すなわち、フィルム(F)を120℃のグリセリ
ン洛中に30秒間浸漬したときの熱収縮率は、縦40%
、横43%である。
縮率、すなわち、フィルム(F)を120℃のグリセリ
ン洛中に30秒間浸漬したときの熱収縮率は、縦40%
、横43%である。
[効 果]
本発明の熱収縮性ポリプロピレンフィルムは、逐次二軸
延伸法で延伸することによって得られたフィルムで、し
かも、縦、横のそれぞれに35%以上の熱収縮率を有す
るものであり、高熱収縮性を縦、横においてバランスし
て有するものである。
延伸法で延伸することによって得られたフィルムで、し
かも、縦、横のそれぞれに35%以上の熱収縮率を有す
るものであり、高熱収縮性を縦、横においてバランスし
て有するものである。
したがって、従来のインフレーション法によって得られ
ている熱収縮性フィルムを利用するシュリンク包装体の
包装分野にそのまま適用し得るものであり、しかも、テ
ンクー法を利用する逐次二軸延伸法によって延伸された
ものであるから、例えば、厚さ10μ以下の薄物を得る
場合にも延伸工程での破断の危険性がなく、また、厚さ
30μ以上の厚物を得る場合にも延伸スピードの大幅な
低下を伴うようなことがないため、極めて効率良く生産
される。
ている熱収縮性フィルムを利用するシュリンク包装体の
包装分野にそのまま適用し得るものであり、しかも、テ
ンクー法を利用する逐次二軸延伸法によって延伸された
ものであるから、例えば、厚さ10μ以下の薄物を得る
場合にも延伸工程での破断の危険性がなく、また、厚さ
30μ以上の厚物を得る場合にも延伸スピードの大幅な
低下を伴うようなことがないため、極めて効率良く生産
される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポリプロピレン樹脂100重量部に対して5〜30
重量部の石油樹脂系炭化水素が添加されている混合樹脂
の押出しフィルムを、逐次二軸延伸法で延伸することに
より得られたフィルムで、しかも、縦、横のそれぞれに
35%以上の熱収縮率を有することを特徴とする熱収縮
性ポリプロピレンフィルム。 2、ポリプロピレン樹脂100重量部に対して5〜30
重量部の石油樹脂が添加されている混合樹脂の押出しフ
ィルムを、逐次二軸延伸法で延伸することにより得られ
たフィルムで、しかも、縦、横のそれぞれに35%以上
の熱収縮率を有することを特徴とする熱収縮性ポリプロ
ピレンフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18979090A JPH0477235A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 熱収縮性ポリプロピレンフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18979090A JPH0477235A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 熱収縮性ポリプロピレンフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477235A true JPH0477235A (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=16247251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18979090A Pending JPH0477235A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 熱収縮性ポリプロピレンフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0477235A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5482771A (en) * | 1992-09-18 | 1996-01-09 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Moisutre barrier film |
US5543223A (en) * | 1992-09-18 | 1996-08-06 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Moisture barrier film |
US6524720B1 (en) | 1992-09-18 | 2003-02-25 | Cryovac, Inc. | Moisture barrier film |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4999646A (ja) * | 1973-01-26 | 1974-09-20 | ||
JPS5550064A (en) * | 1978-10-02 | 1980-04-11 | Exxon Research Engineering Co | Aromatic amide plasticizer for ionic polymer |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP18979090A patent/JPH0477235A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4999646A (ja) * | 1973-01-26 | 1974-09-20 | ||
JPS5550064A (en) * | 1978-10-02 | 1980-04-11 | Exxon Research Engineering Co | Aromatic amide plasticizer for ionic polymer |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5482771A (en) * | 1992-09-18 | 1996-01-09 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Moisutre barrier film |
US5543223A (en) * | 1992-09-18 | 1996-08-06 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Moisture barrier film |
US5910374A (en) * | 1992-09-18 | 1999-06-08 | Cryovac, Inc. | Moisture barrier film |
US6524720B1 (en) | 1992-09-18 | 2003-02-25 | Cryovac, Inc. | Moisture barrier film |
US6579621B1 (en) | 1992-09-18 | 2003-06-17 | Cryovac, Inc. | Moisture barrier film |
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