JPH0476842A - 磁界変調光磁気ドライブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオーバーライド可能な磁界変調方式の磁界変調
光磁気ドライブ装置に関するものである。

従来の技術 近低　光磁気ディスクは高密度記録メディアとして注目
され　一部上市されていも 光磁気ディスクは半導体レーザなどの光を用いて記録再
生を行う記録メディアである。

垂直磁化膜である光磁気記録膜（ＴｂＦｅＣｏ、ＤｙＦ
ｅＣｏなどの希土類−遷移金属非晶質合金からなる）に
レーザ光を照射して局所加熱すると、この領域の光磁気
記録層の保磁力が減少する。この隊　光磁気記録膜の膜
面に対して垂直方向に外部磁界を印加（以下、単に外部
磁界印加と称す）して外部印加磁界方向に磁化の向きを
変え　情報の書き込へ　消去を行う。

情報の再生は　カー効果やファラデー効果などの磁気光
学効果を利用すａ 磁界変調方式はレーザ光の強度を固定し　外部印加磁界
の向きを変調して情報の記録を行う方式である。

変調した外部印加磁界を発生する手段として、１、浮動
型磁気ヘッド（例えば公開特許公報昭６１−２７８０６
０、公開特許公報昭６３−２２９６４３）、を用いる方
法２、固定型磁気ヘッド（例えば公開特許公報昭６３〜
５８６０５）、を用いる方法などが考案されている。

磁界変調光磁気ドライブ装置は光磁気ディスクを回転駆
動装置に装着し　回転する光磁気ディスクの所定の位置
に微小スポットに絞った一定強度のレーザー光を照射し
情報の再生を行（＼　回転する光磁気ディスクの所定の
位置に微小スポットに絞った一定強度のレーザー照射と
変調した外部磁界印加を同時に行い情報の記録を行う装
置である。

以下、図面を参照しながら、上述した従来の磁界変調光
磁気ドライブ装置の一例について説明する。

第２図は浮動型磁気ヘッドを用いた従来の磁界変調光磁
気ドライブ装置の概略図であム　第２図において、　１
１はスライダー　１２は磁気ヘッドの一部を構成するコ
イＪｌ、、１３は磁気ヘッドの一部を構成するヨー久　
１４は光磁気ディス久　１５は対物レンズ、　１６はレ
ーザ光　１７は光ヘット　１８は支持源　１９はリニア
モーター（図示せず）の可動部である。

スライダー１１１表　光ヘッド１７を光磁気ディスク１
４の半径方向に移動させる可動部１９に取り付けられた
バネ特性を有する支持棒１８で支えられており、スライ
ダー１１は光磁気ディスク１４に適当な荷重で押し当て
られている。光磁気ディスク１４はその中心部が回転駆
動軸（図示せず）で支持される構成である。

光磁気ディスク１４か静止状態の場合、スライダー１１
と光磁気ディスク１４は接触している。

光磁気ディスクＩ４が回転ニ　スライダー１１と光磁気
ディスク１４の相対速度が概ねｌ　ｍ　／　ｓ　ＪＪ上
に達するとスライダー１１は光磁気ディスク１４から浮
上する。スライダー１］は浮上直前まて光磁気ディスク
１４上を滑走走行するた敢　磁界変調用の光磁気ディス
ク１４ではスライダーＩＩの滑走面に潤滑剤塗布等の潤
滑機能を施していも浮上型磁気ヘッドを用いた磁界変調
方式の記録はスライダーＩＩが光磁気ディスク１４上を
低浮上状態にあるときに行う。

スライダー１１と光磁気ディスク】４の距離（以下、浮
上量と称す）は浮上型磁気ヘッドを用いる場合重要な要
素であａ 浮上量はスライダー１１の面構　スライダー１１の光磁
気ディスク１４への押し付は力　コイル１２に高周波電
流を流す場合に要するコイル端電圧　光磁気ディスク１
４の記録膜への外部印加磁界強度、スライダー１１と光
磁気ディスク１４の相対速度　光磁気ディスク１４のス
ライダー１１の滑走面の表面状態で決定される。

光磁気ディスク１４は可換型記録媒体であり、多塵環境
下に保管される場合がある。従って、光磁気ディスク１
４のスライダ−１１浮上面に塵埃が付着する可能性があ
り、スライダー１１の浮上量はできる限り大きいことが
望ましシもスライダー１１の浮上量を大きくすために（
よスライダー１１の面積の拡大、スライダー１１の光磁
気ディスク１４への押し付は力の減少、スライダー］１
と光磁気ディスク１４の相対速度の増大が必要である。

また　スライダー１１の浮上量を大きくした場合に（よ
　磁気ヘッドと光磁気ディスク１４の距離が増加するム
　磁気ヘッドの起磁力を高める必要がある。

以上の条件は設計上の要因で規定され　スライダー１１
の浮上量は１〜２０μｍの範囲に設定されていも 発明が解決しようとする課題 しかしなか板　上記の構成の磁界変調光磁気ドライブ装
置を使用した様々な塵埃環境下での実験の結果　浮上量
を越える塵埃か光磁気ディスク１４に付着する場合があ
り、　しかも光磁気ディスク１４の回転運動に伴い塵埃
に加わる風力　あるいは遠心力では塵埃は除去されず、
スライダー１１と該塵埃が衝突し　スライダー１１の浮
上量が変動し　磁界の安定印加が妨げられ記録が不完全
になる場合があり、さらにこの衝突が激しい場合に（ｉ
　その衝撃により光磁気ディスク１４に不安定振動が現
れ　トラッキングが安定に動作せず、信号の再生も不可
能になるという事態を招くことが判明した 本発明は上記課題に鑑へ　光磁気ディスク１４に塵埃が
付着した場合でも情報の配縁　再生が安定して行える磁
界変調光磁気ドライブ装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁界変調光磁気ドラ
イブ装置（よ　磁界発生素子と光磁気ディスクの間に光
磁気ディスクと一体に回転する円盤形状のスペーサーを
挿入する機構を有する構成で、このスペーサーが５０μ
ｍ以上の厚みで、光磁気ディスク接触面が弾性を有し　
磁界発生素子接触面が潤滑性を有した構成である。

作用 本発明は上記した構成によって、光磁気ディスクに付着
した塵埃をスペーサーの弾性部で吸収し磁界発生素子が
廖挨に直接接触することを防止し光磁気ディスクと磁界
発生素子の距離の変動を押え　光磁気ディスクに対する
磁界印加を安定して行１．Ｘ、情報の記録及び再生をを
確実に行うことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の磁界変調光磁気ドライブ装置
について、図面を参照しなから説明すも第１図（ａ）は
本発明の一実施例における磁界変調光磁気ドライブ装置
の要部の概略医　第１図（ｂ）は第１図（ａ）中に波線
で示した範囲Ａの拡大図である。

第１図（ａ）、　（ｂ）において１はスペーサー２はス
ペーサー１にその回転中心を同一にして固定されたサポ
ータ−１３はサポータ−２を上下に移動する軸受は機能
を有する移動機構　４は光磁気ディスク１４を回転駆動
軸５に固定するクランプ　５は回転駆動線　６はスピン
ドルモーター、７は磁気ヘッド及びスライダー２１を上
下に移動する移動機構　１４は光磁気ディス久　１５は
対物レンＸ　　１６はレーザ光　１７は光ヘッド、　１
９はリニアモータの可動訊　２１はスライダー、２２は
磁気ヘッドの一部を構成するコイ／ｋ　２３は磁気ヘッ
ドの一部を構成するヨー久　３１は電気伝導性を有する
銀糸シリコンゴムで構成されたスペーサー１の弾性体Ｊ
！　　３２はポリエチレンテレフタレートで構成された
スペーサー１の支持恩３３はニトロセルロー人　ポリウ
レタンにオレイルオレート、ステアリン酸を混合塗布し
　該塗布膜上にポリテトラフルオルエチレンを塗布した
スペーサー１＋７）潤滑［４１は光磁気ディスク１４上
に付着した塵Ｋ　　１４１は光磁気ディスク１４の基板
、　１４２は光磁気ディスク１４の記録Ａ１４３は光磁
気ディスク１４の保護膜であム以上のように構成された
本発明の一実施例における磁界変調光磁気ドライブ装置
について、以下第１図を用いてその動作を説明すも 光磁気ディスク１４を本発明の一実施例における磁界変
調光磁気ドライブ装置に装着する場合法移動機構３によ
りスペーサー１及びサポータ−２を上に移動し　かつ移
動機構７によりコイル２２、ヨーク２３で構成された磁
気ヘッド及びスライダー２１を上に移動する。

光磁気ディスク１４をクランプ４に装着後、移動機構３
によりサポータ−２を下げサポータ−２の中心部をクラ
ンプ４の中心部に押し当て、摩擦によりサポータ−２と
クランプ４を固定すム　この時スペーサー１は光磁気デ
ィスク１４に接触すム 従って、スペーサー１、サポータ−２、クランプ４、光
磁気ディスク１４、回転駆動軸５は一体となり、スピン
ドルモータ６を回転すると、スペーサー１、光磁気ディ
スク１４は一体となって回転すム 光磁気ディスク１４に記録されている情報の再生は光へ
ラド１７、対物レンズ１５及びレーザー光１６を光磁気
ディスク１４の再生対象領域に移動して行う。

情報の記録は　光ヘッド１７、対物レンズ１５及びレー
ザー光１６を光磁気ディスク１４の記録対象領域に移動
した丸　移動機構７により磁気ヘッド及びスライダー２
１を下（す、スライダー２１を適当な荷重でスペーサー
１に押し当て、変調電流をコイル２２に流し変調外部磁
界を光磁気ディスク１４の記録層１４２の記録対象領域
に印加して行う。

この時の磁気へット　スペーサ〜１、光磁気ディスク１
４の模式的な構成図を示したものが第１図（ｂ）である
。

スライダー２１の光磁気ディスク１４に対する荷重が無
い状態で（よ　スペーサー１の弾性体層３１の厚みは約
６５μ瓜　支持層３２の厚みは約２０μへ　潤滑層３３
の厚みは約２０μｍである。

スライダー２１に荷重を与えた場合、弾性体層３１の厚
みは約６０μｍ程度になム ３０μｍ程度の塵埃４１が光磁気ディスク１４の保護層
１４３とスペーサー１の間に存在する場合において耘塵
埃が弾性体層３１にめり込へその影響は潤滑層３３の表
面には表れなＬ％スペーサー１の厚みを変えて、　３０
μｍ程度の塵埃４１による影響を調べた結、！　　５０
μｍ以上の厚みであれば記録時の影響が無いことが判明
した。

塵埃付着の観点からＣ表　　スペーサー１の厚みは５０
μｍ以上であればその効果は達成される力丈磁気ヘッド
による磁界印加の有効範囲との関係からスペーサー１の
厚みは２００μｍ以下が適当であも 光磁気ディスク１４をイジェクトする場合、スピンドル
モータ６が停止後、まず移動機構７により磁気ヘッド及
びスライダー２１を上べ　かつ移動機構３によりサポー
タ−２及びスペーサー１を上（デ、クランプ４から光磁
気ディスク１４をイジェクトす４ スペーサー１と光磁気ディスク１４が離れる際に　光磁
気ディスク１４に付着していた塵埃がスペーサー１側に
残るという課題（上　スペーサー１に電気伝導性を付与
し　サポータ−２、クランプ４、回転駆動軸５を通じて
磁界変調光磁気ドライブ装置の国体に接地を施すことに
より解決することが可能となった 以上のように本実施例によれは　磁界発生素子（磁気ヘ
ッド）と光磁気ディスク１４の間に光磁気ディスク１４
と一体に回転する厚みが５０μｍ〜２００μｍで、光磁
気ディスクへの接触面が弾性を有し　磁界発生素子接触
面が潤滑性を有した構成のスペーサー１を挿入すること
により、光磁気ディスク１４の表面に塵埃が付着した場
合にも安定した磁界印加が可能となり、記録再生特性に
優れた磁界変調光磁気ドライブ装置を実現できもまた　
上記の機構を採用することによって、従来必要とされて
いた磁界変調光磁気ディスク１４の潤滑機構が不用とな
り、磁界変調光磁気ディスク１４の低価格化が図れると
共に　コンパクトディスク（ＣＤ）等の既存商品形態に
も対応可能となるなど種々の応用商品が実現できる磁界
変調光磁気ドライブ装置を提供できるものであもそして
、スペーサー１に電気伝導性を付与することにより、ス
ペーサー１に塵埃が付着することを防止することができ
、さらには　このスペーサー１を磁界変調光磁気ドライ
ブ装置の国体内に接地して配置しているた八　多塵環境
下に保管される可能性が高い従来の磁界変調光磁気ディ
スク１４に比較して、スペーサー１の潤滑層に塵埃が付
着する可能性が非常に低くなっているた敢　スライダー
２１の走行安定性が増し　記録安定性の向上に効果があ
ム な抵　本実施例では固定型磁気ヘッドを用いている力交
　浮上型磁気ヘッドにおいても同等の効果が２忍められ
るものであム また　本実施例では弾性体層３１に銀糸シリコンゴムを
用いた力（この弾性体層３１はカーボン系シリコンゴム
を用いた場合でも同様の効果を得られるものであａ さらに　本実施例では支持層３２にポリエチレンテレフ
タレートを用いた力（支持層３２に使用する材料はポリ
エチレンテレフタレートと同程度以上東　耐機械・熱特
性を有するものであれば問題なく使用可能である。

そして、本実施例では潤滑層３３として、バインダーに
トロセルロー人　ポリウレタン）に潤滑剤（オレイルオ
レート、ステアリン酸）を混合塗布し　該塗布膜上にポ
リテトラフルオルエチレンを塗布したものを用いた力丈
　潤滑層３３のバインダーは塩化ビニル−酢酸ビニル−
ビニルアルコール共重合体　ポリエーテル型ポリカーボ
ネートポリウレタンＡフェノキシ樹月家　トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、　ウレタンアクリレート
、塩化ビニル系共重合体アクリレート、ポリエステルポ
リウレタン系樹脂　ポリイソシアネート、ブタジェン系
共重合体でも同様の効果を得ることができ、潤滑剤は三
官能性低分子量イソシアネート化合物　ミルスチン酸、
ブチルステアレート、シリコンオイノｋ　オレイン酸、
　レシチス　ラウリン酸オクチノ民　ラウリン酸、エス
テル化合糎　オレイン酸変性シリコーン、　ジメチルシ
リコンでも同様の効果を得ることができるものである。

発明の効果 以上のように本発明（よ　磁界発生素子と光磁気ディス
クの間に光磁気ディスクと一体に回転する厚みが５０μ
ｍ以上で、光磁気ディスクへの接触面が弾性を有し　磁
界発生素子接触面が潤滑性を有し　電気伝導性を備えた
スペーサーｌを挿入する構成とすることにより、光磁気
ディスク１４の表面に塵埃が付着した場合にも安定した
磁界印加が可能となり、記録再生特性に優れた磁界変調
光磁気ドライブ装置を達成することができも

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例における磁界変調光磁
気ドライブ装置の要部の概略＠　第１図（ｂ）は本発明
の一実施例における磁界変調光磁気ドライブ装置の要部
の概略拡大医　第２図は浮動型磁気ヘッドを用いた従来
の磁界変調光磁気ドライブ装置の概略図であａ ｌ・・・スペーサー　２・・・サポータ−１３，７・・
・移動機撤　４・・・クランプ、　５・・回転駆動線　
６・・・スピンドルモーター、　１１．２Ｉ・・・スラ
イダー　１２、２２・・・コイ／ｌｚ。 １３、２３・・・ヨー久　１４・・・光磁気ディス久　
１５・・・対物レン、（１６・・・レーザ光　１７・・
・光ヘッド、　１８・・・支特徴　１９・・・可動眠　
３１・・・弾性体慝　３２・・支持慰　３３・・・潤滑
層　４１・・・塵風１４１・・・基板、　１４２・・・
記録！　　１４３・保護風 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名／−−スヘ
′−サ ２゛　プホゝ−ター ３、７−拶勧楓准 ４−　クラ〉）゛ Ｓ・−目に駄勧輌 １６・−レーア光 １７・　光ヘッド ２３・−ヨーク ａす ２ｚ （ｂ） 第 図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁界発生素子と光磁気ディスクの間隙に前記光磁
   気ディスクと一体に回転する円盤形状のスペーサーを挿
   入したことを特徴とする磁界変調光磁気ドライブ装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載のスペーサーの厚みが
   、５０μｍ以上であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の磁界変調光磁気ドライブ装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項記載のスペーサーの光磁気
   ディスクに対する接触面が弾性を有し、特許請求の範囲
   第１項記載のスペーサーの磁界発生素子に対する接触面
   が潤滑性を有することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の磁界変調光磁気ドライブ装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項記載のスペーサーが、電気
   伝導性を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の磁界変調光磁気ドライブ装置。