JP2793059B2 - 光磁気記録再生装置の浮上型磁気ヘッド - Google Patents

光磁気記録再生装置の浮上型磁気ヘッド

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JP2793059B2
JP2793059B2 JP24971791A JP24971791A JP2793059B2 JP 2793059 B2 JP2793059 B2 JP 2793059B2 JP 24971791 A JP24971791 A JP 24971791A JP 24971791 A JP24971791 A JP 24971791A JP 2793059 B2 JP2793059 B2 JP 2793059B2
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magneto
magnetic head
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floating
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茂樹 堀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光を用いて情報の
記録再生を行う光磁気記録再生装置における浮上型磁気
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体における記録では、図6
に示す如く、磁気記録膜7にレーザ光LBを照射して加
熱し、これによって磁気記録膜7の保磁力を減少させ、
この状態で外部磁場を加えることにより磁気記録膜7の
磁化の向きを変えて、情報の消去及び書込みを行ってい
る。前記外部磁場を与える手段として、例えば壷型磁気
ヘッド4を用い、壷型磁気ヘッド4のコイルに流れる電
流の向きで、与える磁場の向きを容易に変え、これによ
り、光磁気ディスク3への情報の重ね書きができる。
【0003】しかしながら壷型磁気ヘッド4を用いる場
合には、磁気ヘッドからの磁束が磁気記録膜上で加熱時
の磁気記録膜の保磁力以上になる必要がある為、できる
だけ壷型磁気ヘッド4を光磁気ディスク3に近づける必
要がある。しかし、従来の光磁気記録再生装置において
は、壷型磁気ヘッド4は光磁気ディスク3の面振れに追
従せず、光磁気ディスクの面振れ1mm+余裕分(例え
ば0.2mm)の距離に置かれている。以上の様に、光
磁気ディスク3と壷型磁気ヘッド4との距離が大きい
為、磁界を大きくしなくてはならない。
【0004】この問題を解決する手段として浮上型の制
御方法がある。浮上型磁気ヘッドの原理は、磁気ヘッド
と記録媒体とが高速で相対的に移動する時、空気の粘性
によって発生する動圧を利用し、磁気ヘッドと記録媒体
との間に微小な隙間を保持する気体潤滑軸受を利用した
ものであり、これにより、磁気ヘッドを光磁気ディスク
の面振れに追従させるものである。図7に、浮上型磁気
ヘッドの一例を示す。磁気ヘッド21を備えた浮上型ス
ライダ2は支持バネ23によってディスク面に対し、数
十〜百数十mNの力で押圧される。この状態において、
ディスクをB方向に回転すると、上記浮上原理によって
浮上用スライダ2に空気膜浮上が加わって浮上する。上
記方式は浮上前には浮上用スライダがディスク面に接触
しているコンタクト・スタート・ストップ方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】浮上型磁気ヘッドをC
D規格のような、かなり低回転にて使用する場合に用い
ると、発生する空気圧が小さくなり、支持バネのばね力
と空気圧とが釣り合わなくなるので、スライダの支持バ
ネはバネ定数の小さなものを使用しなくてはならず、そ
の結果スライダの浮上状態が不安定になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
は、記録位置に応じて、光磁気ディスクのトラック方向
に移動する位置制御アームと、該位置制御アームに固定
された、コイルとコイル内を自由に移動するコアとから
なる磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの周囲あるいは該位置
制御アームに一端が固定され、他端の自由端に前記コア
が固定された浮上用スライダ兼支持バネとを備える。
【0007】
【作用】磁気ヘッドのコアと浮上用スライダ兼支持バネ
のみを浮上させる為、浮上用スライダ兼支持バネに掛か
る荷重が小さくなる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1と共に説明する。記
録媒体としての光磁気ディスク3は、ポリカーボネイト
樹脂からなるディスク基板6、磁気記録層7及び保護膜
8とからなる。光磁気ディスク3の下方には光学ヘッド
9が配置されている。光学ヘッド9内の半導体レーザ1
0は連続発振してほぼ一定強度の直流的なレーザ光LB
を出力し、このレーザ光LBはビームスプリッタ12で
方向が90°変わる。対物レンズ11を通ったレーザ光
LBは光磁気ディスク3の磁気記録膜7の記録位置付近
に集光し、光磁気記録用の加熱に供される。また磁気記
録層7の磁化方向の違いを読み取った光磁気ディスク3
からの反射光R−LBは対物レンズ11、ビームスプリ
ッタ12、偏光子13を通って、光センサ14に入射
し、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ及び光磁気
信号に供される。
【0009】一方光磁気ディスク3の上方には磁気ヘッ
ド20が配置されている。この磁気ヘッド20はバック
コア15、コイル16、コア17から構成される。バツ
クコア15とコイル16は光磁気ディスク3の記録位置
に追従する位置制御アーム1に固定され、コア17は浮
上用スライダ兼支持バネ18の一端である自由端に固定
され、浮上用スライダ兼支持バネ18の他端は位置制御
アーム1に固定されたバネ支持部19に固定されてい
る。その結果、コア17はコイル16の中心部で自在に
移動可能である。
【0010】次に、浮上の動作について図1を用いて説
明する。光磁気ディスク3の静止状態では、浮上用スラ
イダ兼支持バネ18の自由端は光磁気ディスク3に接触
している。この状態に於て、光磁気ディスク3をA方向
に回転すると、浮上用スライダ兼支持バネ18は空気流
Cを巻き込み、前述の浮上の原理により浮上し、光磁気
ディスク3の面振れに対して一定の微小隙間を保って追
従する。
【0011】次に、浮上用スライダ兼支持バネが光磁気
ディスクの面振れに追従した場合の磁気ヘッドの磁界の
発生状況について、磁場解析シュミレーションを示す図
3〜図5で説明する。図に示す様に、光磁気ディスクの
面振れに対し、コアと浮上型スライダ兼支持バネが一定
の隙間を保持して追従し、その結果、コアが光磁気ディ
スク面の垂直方向に移動しても、光磁気ディスク面に
は、絶えず一定強度a以上の磁界が印加されているがわ
かる。
【0012】尚、図2は、磁気ヘッドの変形の例を示
し、図の様に、円柱型の浮上コアでも有効である。又、
図1に示されたバックコア15を構成部材から省略する
のも可能であるが、磁界強度の面から考慮すると、有っ
た方が望ましい。又、浮上用スライダ兼支持バネの材質
は非磁性体が望ましく、更に、浮上用スライダ兼支持バ
ネが光磁気ディスクと接触する部分には、摩擦率の小さ
い樹脂等のコーディングを施すと、光磁気ディスクの信
頼性を向上するのに有効である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、CD規格の様な低回転
の光磁気ディスク上でも、浮上型磁気ヘッドと同程度の
制御を行うことができる。又、コアだけを浮上させて
も、磁気ヘッド全体を光磁気ディスクの面振れに追従さ
せた時と同程度の磁界を発生させることができる。更
に、浮上させるのがコアだけであり、従来の浮上型磁気
ヘッドに比べて慣性が小さく、装置の振動に対する信頼
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浮上型磁気ヘッド近傍の概略を示す構
造図である。
【図2】コアの変形を示す構造図ある。
【図3】コアが下方に移動した場合の磁気ヘッドの磁場
解析シュミレーション図である。
【図4】コアが定位置の場合の磁気ヘッドの磁場解析シ
ュミレーション図である。
【図5】コアが上方に移動した場合の磁気ヘッドの磁場
解析シュミレーション図である。
【図6】従来の壷型磁気ヘッド近傍の概略を示す構造図
である。
【図7】従来の浮上型磁気ヘッド近傍の概略を示す構造
図である。
【符号の説明】
1 位置制御アーム 3 光磁気ディスク 16 コイル 17 コア 18 浮上用スライダ兼支持バネ 20 磁気ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスクにレーザ光を照射すると
    共に記録情報によって磁界変調して光磁気ディスクに情
    報を記録する光磁気記録再生装置の浮上型磁気ヘッドに
    於て、記録位置に応じて、光磁気ディスクのトラック方
    向に移動する位置制御アームと、該位置制御アームに固
    定された、コイルとコイル内を自由に移動するコアとか
    らなる磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの周囲あるいは該位
    置制御アームに一端が固定され、他端の自由端に前記コ
    アが固定された浮上用スライダ兼支持バネとを備え、該
    コアと該浮上用スライダ兼支持バネとが光磁気ディスク
    の面振れに追従することを特徴とする浮上型磁気ヘッ
    ド。
JP24971791A 1991-09-27 1991-09-27 光磁気記録再生装置の浮上型磁気ヘッド Expired - Lifetime JP2793059B2 (ja)

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JPH0594648A JPH0594648A (ja) 1993-04-16
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