JPH0476767B2 - - Google Patents
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- JPH0476767B2 JPH0476767B2 JP24910188A JP24910188A JPH0476767B2 JP H0476767 B2 JPH0476767 B2 JP H0476767B2 JP 24910188 A JP24910188 A JP 24910188A JP 24910188 A JP24910188 A JP 24910188A JP H0476767 B2 JPH0476767 B2 JP H0476767B2
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- stroke
- injection
- screw
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 94
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 46
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 16
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は射出成形機において、特に金型内成形
品体積に適応した計量ストロークの設定方法およ
びその装置に関する。
品体積に適応した計量ストロークの設定方法およ
びその装置に関する。
従来の射出成形機における金型交換後の計量ス
トロークの設定は、成形立上げ時に前シヨツトの
成形品の状態を見ながら作業者が手作業により行
なうか、あるいは予め手作業で成形品体積に適し
たストロークを設定し、射出工程終了後のスクリ
ユ位置を、フイードバツクしてシヨツト毎に自動
的に計量ストロークを変化させ、成形品体積に適
した射出ストロークを探し出していた。
トロークの設定は、成形立上げ時に前シヨツトの
成形品の状態を見ながら作業者が手作業により行
なうか、あるいは予め手作業で成形品体積に適し
たストロークを設定し、射出工程終了後のスクリ
ユ位置を、フイードバツクしてシヨツト毎に自動
的に計量ストロークを変化させ、成形品体積に適
した射出ストロークを探し出していた。
上述した従来の射出成形機では、作業者が金型
内成形品体積および樹脂の収縮量を考慮して、そ
の都度手動により計量ストロークを設定して最適
ストロークを探し出すのので、計量ストロークの
予想設定による無駄な成形生産を行なわなければ
ならないという欠点がある。
内成形品体積および樹脂の収縮量を考慮して、そ
の都度手動により計量ストロークを設定して最適
ストロークを探し出すのので、計量ストロークの
予想設定による無駄な成形生産を行なわなければ
ならないという欠点がある。
本発明は上述した従来の技術の有する欠点に鑑
みてなされたものであり、最適計量ストロークを
自動的に設定する射出計量ストローク自動設定方
法およびその装置を提供することを目的とする。
みてなされたものであり、最適計量ストロークを
自動的に設定する射出計量ストローク自動設定方
法およびその装置を提供することを目的とする。
本発明の射出計量ストローク自動設定方法は、
金型交換後の自動射出工程の立上げ時において計
量ストロークを最大ストロークとして速度制御射
出を開始し、金型への樹脂の充てんが進んでスク
リユの移動速度が低下し、該移動速度が予め設定
されている第１の設定速度以下に達した時、速度
制御射出から圧力制御射出に移行し、圧力制御射
出により、さらに金型への樹脂の充てんが進んで
スクリユの移動速度が低下し、該移動速度が予め
設定されている第２の設定速度以下に達した時を
射出工程の完了とし、射出工程でのスクリユーの
移動ストロークとシリンダ内の樹脂の希望残量ス
トロークとを加算してその和を最適計量ストロー
クとしてストローク設定コントローラに自動設定
する。
金型交換後の自動射出工程の立上げ時において計
量ストロークを最大ストロークとして速度制御射
出を開始し、金型への樹脂の充てんが進んでスク
リユの移動速度が低下し、該移動速度が予め設定
されている第１の設定速度以下に達した時、速度
制御射出から圧力制御射出に移行し、圧力制御射
出により、さらに金型への樹脂の充てんが進んで
スクリユの移動速度が低下し、該移動速度が予め
設定されている第２の設定速度以下に達した時を
射出工程の完了とし、射出工程でのスクリユーの
移動ストロークとシリンダ内の樹脂の希望残量ス
トロークとを加算してその和を最適計量ストロー
クとしてストローク設定コントローラに自動設定
する。
また、本発明の射出成形機は、
前記第１の設定速度が設定される速度設定器１
３と、 前記第２の設定速度が設定される射出完了速度
設定器１６と、 前記希望残量ストロークが設定される残量設定
器１７と、 シリンダ１内でのスクリユ３の位置を検出する
とともに、スクリユストロークを制限するスクリ
ユストローク変換機構および検出器７と、 スクリユストローク変換機構および検出器７が
検出したスクリユ３の位置からスクリユ３の移動
速度を求める速度変換器１１と、 速度変換器１１が求めたスクリユ３の移動速度
と前記速度設定器１３に設定されている第１の設
定速度とを比較して、移動速度が第１の設定速度
以下に達した時、速度制御射出から圧力制御射出
への移行を指示する圧力制御指令信号１２′を出
力する第１の比較器１２と、 前記圧力制御指令信号１２′を受けて、圧力制
御射出における圧力制御を行なう圧力制御部２３
と、 前記速度変換器１１が求めたスクリユ３の移動
速度と前記射出完了速度設定器１６に設定されて
いる第２の設定速度とを比較して移動速度が第２
の設定速度以下に達した時、射出工程の完了を示
す射出工程完了信号１５′を出力する第２の比較
器１５と、 前記射出工程完了信号１５′を受けた時、スク
リユストローク変換機構および検出器７からその
時点でのスクリユ３の位置情報を受けて、射出工
程でのスクリユ３の移動ストロークを求め、その
移動ストロークと前記残量設定器１７に設定され
ている希望残量ストロークとを加算してその和を
最適計量ストロークとして決定する計量ストロー
ク設定器１４と、 金型交換後の自動射出工程の立上げ時に、最大
計量ストロークが設定され、また、その金型にお
けるその後の射出工程は前記計量ストローク設定
器１４が決定した計量ストロークにしたがつて前
記計量ストローク変換機構および検出器７をコン
トロールするストローク設定コントローラとを有
するものである。
３と、 前記第２の設定速度が設定される射出完了速度
設定器１６と、 前記希望残量ストロークが設定される残量設定
器１７と、 シリンダ１内でのスクリユ３の位置を検出する
とともに、スクリユストロークを制限するスクリ
ユストローク変換機構および検出器７と、 スクリユストローク変換機構および検出器７が
検出したスクリユ３の位置からスクリユ３の移動
速度を求める速度変換器１１と、 速度変換器１１が求めたスクリユ３の移動速度
と前記速度設定器１３に設定されている第１の設
定速度とを比較して、移動速度が第１の設定速度
以下に達した時、速度制御射出から圧力制御射出
への移行を指示する圧力制御指令信号１２′を出
力する第１の比較器１２と、 前記圧力制御指令信号１２′を受けて、圧力制
御射出における圧力制御を行なう圧力制御部２３
と、 前記速度変換器１１が求めたスクリユ３の移動
速度と前記射出完了速度設定器１６に設定されて
いる第２の設定速度とを比較して移動速度が第２
の設定速度以下に達した時、射出工程の完了を示
す射出工程完了信号１５′を出力する第２の比較
器１５と、 前記射出工程完了信号１５′を受けた時、スク
リユストローク変換機構および検出器７からその
時点でのスクリユ３の位置情報を受けて、射出工
程でのスクリユ３の移動ストロークを求め、その
移動ストロークと前記残量設定器１７に設定され
ている希望残量ストロークとを加算してその和を
最適計量ストロークとして決定する計量ストロー
ク設定器１４と、 金型交換後の自動射出工程の立上げ時に、最大
計量ストロークが設定され、また、その金型にお
けるその後の射出工程は前記計量ストローク設定
器１４が決定した計量ストロークにしたがつて前
記計量ストローク変換機構および検出器７をコン
トロールするストローク設定コントローラとを有
するものである。
金型交換後の自動射出工程の立上げ時に、最大
計量ストロークにて射出工程を開始し、その射出
工程で樹脂が金型内に充てんされて射出速度が低
下し、その速度が所定の設定速度以下に低下する
と、速度制御射出から圧力制御射出に移行する。
圧力制御射出へ移行後は所定の射出圧力に保たれ
て射出を続け、スクリユの移動速度が任意設定の
射出完了速度まで低下した時、一定圧力による樹
脂の充てん完了として射出工程を終了し、この射
出工程中でのスクリユ移動ストロークと所定の、
樹脂の希望残量ストロークとを加算してその和を
最適計量ストロークとしてストローク設定コント
ローラに設定するので、その後の射出工程は設定
された最適計量ストロークにしたがつた一定の計
量を行なうことができる。
計量ストロークにて射出工程を開始し、その射出
工程で樹脂が金型内に充てんされて射出速度が低
下し、その速度が所定の設定速度以下に低下する
と、速度制御射出から圧力制御射出に移行する。
圧力制御射出へ移行後は所定の射出圧力に保たれ
て射出を続け、スクリユの移動速度が任意設定の
射出完了速度まで低下した時、一定圧力による樹
脂の充てん完了として射出工程を終了し、この射
出工程中でのスクリユ移動ストロークと所定の、
樹脂の希望残量ストロークとを加算してその和を
最適計量ストロークとしてストローク設定コント
ローラに設定するので、その後の射出工程は設定
された最適計量ストロークにしたがつた一定の計
量を行なうことができる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図は本発明の射出成形機の計量ストローク
自動設定方法の一実施例を示すブロツク図、第２
図は本発明の射出成形機に関連する油圧回路の一
例を示すブロツク図である。
自動設定方法の一実施例を示すブロツク図、第２
図は本発明の射出成形機に関連する油圧回路の一
例を示すブロツク図である。
本実施例の射出成形機は、第２図に示すよう
に、射出シリンダ２と油圧ポンプ６と電磁比例式
圧力サーボ弁８との油圧回路により、射出シリン
ダ２に圧力を加え、シリンダ１内を移動するスク
リユ３を前進または後退させて、シリンダ１内の
溶融樹脂をノズル４から金型５に射出するもので
ある。さらに、スクリユ３に連動する、第１図に
示すスクリユストローク変換機構および検出機７
は、ストローク設定コントローラ２４によりスク
リユ３のシリンダ１内での移動ストロークを制限
するとともに、スクリユ３の位置を一定時間毎に
検出し、その位置情報を、第１図に示すように、
増幅器１０を介して速度変換器１１へ転送する。
また、圧力検出器９は、第１図に示す圧力制御部
２３に含まれており、射出シリンダ２に加えられ
ている圧力を検出し、その圧力情報を増幅器２０
を介してクローズループ増幅器１９へ転送する。
に、射出シリンダ２と油圧ポンプ６と電磁比例式
圧力サーボ弁８との油圧回路により、射出シリン
ダ２に圧力を加え、シリンダ１内を移動するスク
リユ３を前進または後退させて、シリンダ１内の
溶融樹脂をノズル４から金型５に射出するもので
ある。さらに、スクリユ３に連動する、第１図に
示すスクリユストローク変換機構および検出機７
は、ストローク設定コントローラ２４によりスク
リユ３のシリンダ１内での移動ストロークを制限
するとともに、スクリユ３の位置を一定時間毎に
検出し、その位置情報を、第１図に示すように、
増幅器１０を介して速度変換器１１へ転送する。
また、圧力検出器９は、第１図に示す圧力制御部
２３に含まれており、射出シリンダ２に加えられ
ている圧力を検出し、その圧力情報を増幅器２０
を介してクローズループ増幅器１９へ転送する。
つづいて、第１図を参照して説明する。
まず、スクリユストローク変換機構および検出
器７が検出した位置情報は前述したように増幅器
１０を介して速度変換器１１に転送される。この
速度変換器１１は転送された位置情報からスクリ
ユ３の移動速度を求めて、そのスクリユ速度を比
較器１２に転送する。比較器１２は速度変換器１
１からのスクリユ速度と速度設定器１３に予め設
定されている設定速度とを比較してスクリユ速度
が設定速度以下に低下した時、圧力制御部２３内
のスイツチ２２に速度制御射出から圧力制御射出
への移行を指示する圧力制御指令信号１２′を出
力する。また、スクリユ速度は比較器１５に転送
され、比較器１５ではスクリユ速度と射出完了速
度設定器１６に予め設定されている射出工程の完
了を示す射出完了速度とを比較してスクリユ速度
が射出完了速度以下に低下した時、射出工程完了
信号１５′をスイツチ２１に出力する。前述した
増幅器１０は、速度変換器１１に接続されるとと
もにスイツチ２１にも接続されており、スイツチ
２１が比較器１５からの射出工程完了信号１５′
を受けて導通した際、スクリユ３の位置情報をス
イツチ２１を介して計量ストローク設定器１４へ
転送する。計量ストローク設定器１４は転送され
た位置情報からスクリユ３の射出工程での移動ス
トロークを求め、その移動ストロークと残量設定
器１７に予め設定されているシリンダ１内での溶
融樹脂の希望残量ストロークとを加算して、その
和を最適計量ストロークとしてストローク設定コ
ントローラ２４に通知する。ストローク設定コン
トローラ２４は、金型交換直後の射出工程では最
大計量ストロークが設定され、またその金型によ
るその後の射出工程は計量ストローク設定器１４
により設定された計量ストロークにしたがつてス
クリユストローク変換機構および検出器７をコン
トロールする。また、圧力制御部２３では、比較
器１２から圧力制御指令信号１２′が出力される
と、スイツチ２２が導通して圧力設定器１８に予
め設定されている、射出シリンダ２に加えようと
する設定圧力値がクローズループ増幅器１９に入
力される。さらに、クローズループ増幅器１９に
は、圧力検出器９が検出した実際に射出シリンダ
２に加えられている圧力値が増幅器２０を介して
入力されている。このクローズループ増幅器１９
は設定圧力値と実際に加えられている圧力値との
差により射出シリンダ２に加えられる圧力が設定
圧力値となるように電磁比例式圧力サーボ弁８を
コントロールする。なお、前述した比較器１２，
１５において比較器１２は、速度設定器１３に設
定されている速度を基準にして射出工程における
速度制御射出から圧力制御射出への移行を判断す
る比較を行なうため、比較の対象となるスクリユ
３の移動速度は速度制御射出での速度となり、ま
た、比較器１５は射出完了速度設定器１６に設定
されている速度を基準にして射出工程の完了を判
断する比較を行なうため比較の対象となるスクリ
ユ３の移動速度は圧力制御射出での速度となる。
器７が検出した位置情報は前述したように増幅器
１０を介して速度変換器１１に転送される。この
速度変換器１１は転送された位置情報からスクリ
ユ３の移動速度を求めて、そのスクリユ速度を比
較器１２に転送する。比較器１２は速度変換器１
１からのスクリユ速度と速度設定器１３に予め設
定されている設定速度とを比較してスクリユ速度
が設定速度以下に低下した時、圧力制御部２３内
のスイツチ２２に速度制御射出から圧力制御射出
への移行を指示する圧力制御指令信号１２′を出
力する。また、スクリユ速度は比較器１５に転送
され、比較器１５ではスクリユ速度と射出完了速
度設定器１６に予め設定されている射出工程の完
了を示す射出完了速度とを比較してスクリユ速度
が射出完了速度以下に低下した時、射出工程完了
信号１５′をスイツチ２１に出力する。前述した
増幅器１０は、速度変換器１１に接続されるとと
もにスイツチ２１にも接続されており、スイツチ
２１が比較器１５からの射出工程完了信号１５′
を受けて導通した際、スクリユ３の位置情報をス
イツチ２１を介して計量ストローク設定器１４へ
転送する。計量ストローク設定器１４は転送され
た位置情報からスクリユ３の射出工程での移動ス
トロークを求め、その移動ストロークと残量設定
器１７に予め設定されているシリンダ１内での溶
融樹脂の希望残量ストロークとを加算して、その
和を最適計量ストロークとしてストローク設定コ
ントローラ２４に通知する。ストローク設定コン
トローラ２４は、金型交換直後の射出工程では最
大計量ストロークが設定され、またその金型によ
るその後の射出工程は計量ストローク設定器１４
により設定された計量ストロークにしたがつてス
クリユストローク変換機構および検出器７をコン
トロールする。また、圧力制御部２３では、比較
器１２から圧力制御指令信号１２′が出力される
と、スイツチ２２が導通して圧力設定器１８に予
め設定されている、射出シリンダ２に加えようと
する設定圧力値がクローズループ増幅器１９に入
力される。さらに、クローズループ増幅器１９に
は、圧力検出器９が検出した実際に射出シリンダ
２に加えられている圧力値が増幅器２０を介して
入力されている。このクローズループ増幅器１９
は設定圧力値と実際に加えられている圧力値との
差により射出シリンダ２に加えられる圧力が設定
圧力値となるように電磁比例式圧力サーボ弁８を
コントロールする。なお、前述した比較器１２，
１５において比較器１２は、速度設定器１３に設
定されている速度を基準にして射出工程における
速度制御射出から圧力制御射出への移行を判断す
る比較を行なうため、比較の対象となるスクリユ
３の移動速度は速度制御射出での速度となり、ま
た、比較器１５は射出完了速度設定器１６に設定
されている速度を基準にして射出工程の完了を判
断する比較を行なうため比較の対象となるスクリ
ユ３の移動速度は圧力制御射出での速度となる。
次に、本実施例の動作について説明する。
ここでは、射出完了速度設定器１６の設定速度
をV0、速度設定器１３の設定速度をV1、圧力設
定器１８の設定圧力をP0とし、さらに残量設定
器１７の希望残量ストロークをl1、最初の射出工
程でのスクリユ３の設定ストロークを最大ストロ
ークとする。
をV0、速度設定器１３の設定速度をV1、圧力設
定器１８の設定圧力をP0とし、さらに残量設定
器１７の希望残量ストロークをl1、最初の射出工
程でのスクリユ３の設定ストロークを最大ストロ
ークとする。
今、上記条件の下に自動射出工程が立上げられ
たとすると、まず、速度制御射出が行なわれる。
金型５への樹脂の射出が進んで金型５内に樹脂が
充てんされてくると、スクリユ３の移動速度が低
下し、移動速度が前述の設定速度V1以下に達し
た時点で比較器１２が圧力制御指令信号１２′を
出力する。これによつて、射出工程は速度制御射
出から圧力制御射出に移行する。圧力制御射出が
始まるとクローズループ増幅器１９によつて射出
シリンダ２に加わる圧力が設定圧力P0となるよ
うに電磁比例式圧力サーボ弁８が制御される。こ
の圧力によつてスクリユ３は移動するが、さらに
金型５の充てんが進むと同様に移動速度は低下す
る。そして移動速度が前述した設定速度V0以下
となつた時点で射出工程の完了と判断して比較器
１５が射出工程完了信号１５′を出力する。この
射出工程完了信号１５′によりスイツチ２１が導
通し、その時点でのスクリユ３の位置情報が計量
ストローク設定器１４に入力される。計量ストロ
ーク設定器１４では、入力された位置情報からス
クリユ３の移動ストロークを求めて残量設定器１
７に設定されている希望残量ストロークl1と加算
する。この時のスクリユ３の移動ストロークをl2
とすると、希望残量ストロークl1との和（l1＋l2）
を最適計量ストロークとして計量ストローク設定
器１７がストローク設定コントローラ２４に通知
する。これによつて計量ストローク（l1＋l2）が
スクリユストローク変換機構および検出器７に指
示され、その後は計量ストローク（l1＋l2）にし
たがつて一定の計量が行なわれることになる。
たとすると、まず、速度制御射出が行なわれる。
金型５への樹脂の射出が進んで金型５内に樹脂が
充てんされてくると、スクリユ３の移動速度が低
下し、移動速度が前述の設定速度V1以下に達し
た時点で比較器１２が圧力制御指令信号１２′を
出力する。これによつて、射出工程は速度制御射
出から圧力制御射出に移行する。圧力制御射出が
始まるとクローズループ増幅器１９によつて射出
シリンダ２に加わる圧力が設定圧力P0となるよ
うに電磁比例式圧力サーボ弁８が制御される。こ
の圧力によつてスクリユ３は移動するが、さらに
金型５の充てんが進むと同様に移動速度は低下す
る。そして移動速度が前述した設定速度V0以下
となつた時点で射出工程の完了と判断して比較器
１５が射出工程完了信号１５′を出力する。この
射出工程完了信号１５′によりスイツチ２１が導
通し、その時点でのスクリユ３の位置情報が計量
ストローク設定器１４に入力される。計量ストロ
ーク設定器１４では、入力された位置情報からス
クリユ３の移動ストロークを求めて残量設定器１
７に設定されている希望残量ストロークl1と加算
する。この時のスクリユ３の移動ストロークをl2
とすると、希望残量ストロークl1との和（l1＋l2）
を最適計量ストロークとして計量ストローク設定
器１７がストローク設定コントローラ２４に通知
する。これによつて計量ストローク（l1＋l2）が
スクリユストローク変換機構および検出器７に指
示され、その後は計量ストローク（l1＋l2）にし
たがつて一定の計量が行なわれることになる。
本発明は以上説明したように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
計量ストロークをその設定パラメータを樹脂注
入時のスクリユ移動速度、圧力およびシリンダ内
の樹脂の希望残量として設定するので計量ストロ
ーク設定値に再現性があり、また、金型交換後、
１回の成形生産で最適な計量ストロークが自動的
に設定されるので、計量ストロークの設定ミスに
よる成形の無駄および金型破損を防止できるとい
う効果がある。
入時のスクリユ移動速度、圧力およびシリンダ内
の樹脂の希望残量として設定するので計量ストロ
ーク設定値に再現性があり、また、金型交換後、
１回の成形生産で最適な計量ストロークが自動的
に設定されるので、計量ストロークの設定ミスに
よる成形の無駄および金型破損を防止できるとい
う効果がある。
第１図は本発明の射出成形機の計量ストローク
自動設定方法の一実施例を示すブロツク図、第２
図は本発明の射出成形機に関連する油圧回路の一
例を示すブロツク図である。 １……シリンダ、２……射出シリンダ、３……
スクリユ、４……ノズル、５……金型、６……油
圧ポンプ、７……スクリユストローク変換機構お
よび検出器、８……電磁比例式圧力サーボ弁、９
……圧力検出器、１０，２０……増幅器、１１…
…速度変換器、１２，１５……比較器、１３……
速度設定器、１４……計量ストローク設定器、１
６……射出完了速度設定器、１７……残量設定
器、１８……圧力設定器、１９……クローズルー
プ増幅器、２１，２２……スイツチ、２３……圧
力制御部、２４……ストローク設定コントロー
ラ、１５′……射出工程完了信号、１２′……圧力
制御指令信号。
自動設定方法の一実施例を示すブロツク図、第２
図は本発明の射出成形機に関連する油圧回路の一
例を示すブロツク図である。 １……シリンダ、２……射出シリンダ、３……
スクリユ、４……ノズル、５……金型、６……油
圧ポンプ、７……スクリユストローク変換機構お
よび検出器、８……電磁比例式圧力サーボ弁、９
……圧力検出器、１０，２０……増幅器、１１…
…速度変換器、１２，１５……比較器、１３……
速度設定器、１４……計量ストローク設定器、１
６……射出完了速度設定器、１７……残量設定
器、１８……圧力設定器、１９……クローズルー
プ増幅器、２１，２２……スイツチ、２３……圧
力制御部、２４……ストローク設定コントロー
ラ、１５′……射出工程完了信号、１２′……圧力
制御指令信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 金型交換後の自動射出工程の立上げ時におい
て、計量ストロークを最大ストロークとして速度
制御射出を開始し、金型への樹脂の充てんが進ん
でスクリユの移動速度が低下し、該移動速度が予
め設定されている第１の設定速度以下に達した
時、速度制御射出から圧力制御射出に移行し、圧
力制御射出により、さらに金型への樹脂の充てん
が進んでスクリユの移動速度が低下し、該移動速
度が予め設定されている第２の設定速度以下に達
した時を射出工程の完了とし、射出工程でのスク
リユの移動ストロークとシリンダ内の樹脂の希望
残量ストロークとを加算してその和を最適計量ス
トロークとしてストローク設定コントローラに自
動設定する射出成形機の計量ストローク自動設定
方法。 ２ 前記第１の設定速度が設定される速度設定器
１３と、 前記第２の設定速度が設定される射出完了速度
設定器１６と、 前記希望残量ストロークが設定される残量設定
器１７と、 シリンダ１内でのスクリユ３の位置を検出する
とともに、スクリユストロークを制限するスクリ
ユストローク変換機構および検出器７と、 スクリユストローク変換機構および検出器７が
検出したスクリユ３の位置からスクリユ３の移動
速度を求める速度変換器１１と、 速度変換器１１が求めたスクリユ３の移動速度
と前記速度設定器１３に設定されている第１の設
定速度とを比較して、移動速度が第１の設定速度
以下に達した時、速度制御射出から圧力制御射出
への移行を指示する圧力制御指令信号１２′を出
力する第１の比較器１２と、 前記圧力制御指令信号１２′を受けて、圧力制
御射出における圧力制御を行なう圧力制御部２３
と、 前記速度変換器１１が求めたスクリユ３の移動
速度と前記射出完了速度設定器１６に設定されて
いる第２の設定速度とを比較して移動速度が第２
の設定速度以下に達した時、射出工程の完了を示
す射出工程完了信号１５′を出力する第２の比較
器１５と、 前記射出工程完了信号１５′を受けた時、スク
リユストローク変換機構および検出器７からその
時点でのスクリユ３の位置情報を受けて、射出工
程でのスクリユ３の移動ストロークを求め、その
移動ストロークと前記残量設定器１７に設定され
ている希望残量ストロークとを加算してその和を
最適計量ストロークとして決定する計量ストロー
ク設定器１４と、 金型交換後の自動射出工程の立上げ時に、最大
計量ストロークが設定され、また、その金型にお
けるその後の射出工程は前記計量ストローク設定
器１４が決定した計量ストロークにしたがつて前
記計量ストローク変換機構および検出器７をコン
トロールするストローク設定コントローラとを有
する射出成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24910188A JPH0298418A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 射出計量ストローク自動設定方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24910188A JPH0298418A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 射出計量ストローク自動設定方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0298418A JPH0298418A (ja) | 1990-04-10 |
| JPH0476767B2 true JPH0476767B2 (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=17187975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24910188A Granted JPH0298418A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 射出計量ストローク自動設定方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0298418A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3967430B2 (ja) | 1997-09-02 | 2007-08-29 | 東洋電装株式会社 | パワーウインド用モータ制御装置 |
| JP5001073B2 (ja) * | 2007-06-18 | 2012-08-15 | 東洋機械金属株式会社 | 射出成形機および成形制御方法 |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP24910188A patent/JPH0298418A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0298418A (ja) | 1990-04-10 |
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