JPH0474174A - ベンゾオキサジルウラシル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤 - Google Patents

ベンゾオキサジルウラシル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤

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JPH0474174A
JPH0474174A JP2256449A JP25644990A JPH0474174A JP H0474174 A JPH0474174 A JP H0474174A JP 2256449 A JP2256449 A JP 2256449A JP 25644990 A JP25644990 A JP 25644990A JP H0474174 A JPH0474174 A JP H0474174A
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榎本 雅行
Hideyoshi Nagano
栄喜 永野
Masaharu Sakaki
榊 正治
Makoto Sato
良 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なベンゾオキサジルウラシル誘導体、そ
の製造法およびそれを有効成分とする除草剤に関する。
〈従来の技術〉 これ迄、ある種のベンゾオキサジルウラシル誘導体が除
草剤の有効成分として用いられることが特開平1−15
7977号公報に記載されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は除草効力が不充分であ
ったり、作物・雑草間の選択性に劣ったりすることから
必ずしも満足すべきものとは言い難い。
く課題を解決するための手段〉 本発明者等はこのような状況に鑑み、種々検討した結果
、ウラシル基に特定の置換基を有するベンゾオキサジル
ウラシル誘導体が上記のような欠点の少ない、優れた除
草効力を有し、かつ作物・雑草間に優れた選択性を示す
化合物であることを見出し本発明に至った。
すなわち、本発明は、一般式 〔式中、R1はトリフルオロメチル基またはペンタフル
オロエチル基を表わし、R倉はメチル基またはアミノ基
を表わし、R3は水素原子またはメチル基を表わし、R
4はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロア
ルキル基、ハロアルケニル基またはアルコキシアルキル
基を表わし、Xは水素原子またはハロゲン原子を表わす
。〕で示されるベンゾオキサジルウラシル誘導体(以下
、本発明化合物と記す。)、その製造法およびそれを有
効成分とする除草剤を提供するものである。
本発明化合物の中では、R8が水素原子、R6がアルキ
ニル基、Xがフッ素原子である化合物が好ましく、例え
ば、1−〔7−フルオロ−4−プロパルギル−28−1
,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−6−イル
〕−3−メチル−4−トリフルオロメチル−1,2,3
,6−テトラヒドロビリミジン−2,6−ジオンがあげ
られる。
次に本発明化合物の製造法について説明する。
(製法A) 本発明化合物の中でR1がメチル基である化合物は、一
般式 〔式中、R’ 、R’ 、R’およびXは前記と同じ意
味を表わす。〕 で示される化合物をメチル化することにより製造するこ
とができる。
この反応は、通常、溶媒中で行なわれ、反応温度の範囲
は0−100°01反応時間の範囲は0.5〜10時間
であり、反応に供される試剤の量は、一般式(I[)で
示される化合物1等量に対して、メチル化剤は1〜3等
量である。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油
エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテ
ル類、ピリジン、トリエチルアミン、N、N−ジエチル
アニリン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン等
の第三級アミン、ホルムアミド、N、N−ジメチルホル
ムアミド、アセトアミド等の酸アミド、ジメチルスルホ
キシド、スルホラン等の硫黄化合物、あるいは、それら
の混合物かあげられる。
メチル化剤としては、ヨウ化メチル、ジメチル硫酸等が
あげられる。
反応終了後、反応液を水にあけ、有機溶媒抽出および濃
縮等の通常の後処理を行ない、必要ならばクロマトグラ
フィー、蒸留、再結晶等の操作によって精製することに
より、目的の本発明化合物を得ることができる。
(製法B) 本発明化合物の中でR1がメチル基であり、Xがフッ素
原子である化合物は、一般式〔式中、R1およびR3は
前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物と、一般式 %式%() 〔式中、Zはハロゲン原子またはメタンスルホニルオキ
シ基またはp−トルエンスルホニルオキシ基を表わし、
R4は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とができる。
本反応は、通常溶媒中、塩基の存在下で行われ、反応温
度の範囲は0〜100°Cであり、反応時間の範囲は0
.5〜lO時間であり、反応に供される試剤の量は、一
般式(I[[)で示される化合物1当量に対して、一般
式(IV)で示される化合物は1〜1.2当量、塩基は
1〜3当量である。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無
機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド
等のアルカリ金属アルコキシド等があげられる。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油
エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化
炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン類
、蟻酸、酢酸、オレイン酸等の脂肪酸、メタノール、エ
タノール、イソプロパツール、t−ブタノール、オクタ
ツール、シクロヘキサノール、メチルセロソルブ、ジエ
チレングリコール、グリセリン等のアルコール類、蟻酸
エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエ
ステル類、ニトロエタン、ニトロベンゼン等のニトロ化
物、アセトニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル
類、ピリジン、トリエチルアミン、N。
N−ジエチルアニリン、トリブチルアミン、N−メチル
モルホリン等の第三級アミン、ホルムアミド、N、N−
ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド、液
体アンモニア、水等あるいは、それらの混合物かあげら
れる。
反応終了後、反応液を水にあけ、生じた結晶を濾取、ま
たは有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を行い、
必要ならばクロマトグラフィー、蒸留、再結晶等の操作
によって精製することにより、目的の本発明化合物を得
ることができる。
(製法C) 本発明化合物の中でR1がアミノ基である化合物は一般
式(II)で示される化合物をアミノ化することによっ
て製造することができる。
本反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は0〜
100℃、反応時間の範囲は0.5〜10時間であり、
反応に供される試剤の量は、一般式CI[]で示される
化合物1当量に対してアミノ化剤は1〜3当量である。
アミン化剤としては、例えば2.4−ジニトロフェノキ
シアミンかあげられる。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油
エーテル等の脂肪族炭化水素類、べ5ンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエー
テル類、ピリジン、トリエチルアミン、N、N−ジエチ
ルアニリン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン
等の第三級アミン、ホルムアミド、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、アセトアミド等の酸アミド、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物あるいは、それら
の混合物があげられる。
反応終了後、反応液を水にあけ、有機溶媒抽出および濃
縮等の通常の後処理を行い、必要ならばクロマトグラフ
ィー、蒸留、再結晶等の操作によって精製することによ
り、目的の本発明化合物を得ることができる。
上記の製造法に準じて製造されるいくつかの本”発明化
合物を341表に示す。
第1表 なお、本発明化合物に光学活性体か含まれることはもち
ろんである。
本発明化合物を製造する場合、原料化合物である一般式
CI[)で示される化合物は、以下の経路に従って製造
することができる。
(I[) ↑ に+ 〔式中、R″はアルキル基を表わし、R3R4およびX
は前記と同じ意味を表わす。〕 (製法D)(V)→(I[) 一般式[]I)で示される化合物は、一般式[V)で示
される化合物と一般式 %式%( 〔式中、R“はアルキル基を表わし、Rは前記と同じ意
味を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とができる。
本反応は、通常、溶媒中、脱水素剤の存在下で行い、反
応温度の範囲は0〜200℃、反応時間の範囲は0.5
〜10時間であり、反応に供される試剤の量は一般式(
V)で示される化合物1当量に対して一般式〔■〕で示
される化合物は1〜1.2当量、脱水素剤は1〜1.2
当量である。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油
エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテ
ル類、ピリジン、トリエチルアミン、N、N−ジエチル
アニリン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン等
の第三級アミン、ホルムアミド、N、N−ジメチルホル
ムアミド、アセトアミド等の酸アミド、ジメチルスルホ
キシド、スルホラン等の硫黄化合物、あるいは、それら
の混合物かあげられる。
脱水素剤としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水
素化ナトリウム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド等
があげられる。
反応終了後、反応液を水にあけ、有機溶媒抽出および濃
縮等の通常の後処理を行い、必要ならば、クロマトグラ
フィー、蒸留、再結晶等の操作によって精製することに
より、目的の一般式(II)で示される化合物を得るこ
とができる。また、上記反応で得られる一般式(Ill
)で示される化合物を単離することなくそのままメチル
化またはアミノ化することにより本発明化合物を得るこ
ともできる。
(製法E)  (VI)→(V) 一般式(V)で示される化合物は一般式CVI)で示さ
れる化合物と一般式 般式 CICOR’          (■〕〔式中、R″
は前記と同じ意味を表わす。〕で示される化合物とを反
応させることによって製造することができる。
この反応は、通常、無溶媒または溶媒中、脱ハロゲン化
水素剤の存在下で行い、反応温度の範囲は0〜150°
C1反応時間の範囲は0.5〜lO時間であり、反応に
供される試剤の量は一般式(VI)で示される化合物1
当量に対して一般式〔■〕で示される化合物は1〜1.
5当量であり、脱ハロゲン化水素剤は1〜】、5当量で
ある。
溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン等のエー
テル類があげられる。
脱ハロゲン化水素剤としては、ピリジン、トリエチルア
ミン、N、N−ジエチルアニリン等の有機塩基、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、水素化ナトリウム等の無機塩基、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アル
フキシト等があげられる。
反応終了後、反応液を水にあけ、有機溶媒抽出および濃
縮等の通常の後処理を行い、必要ならば、クロマトグラ
フィー、蒸留、再結品等n作によって精製することによ
り、目的の一般式(V)で示される化合物を得ることが
できる。
また、本発明化合物の原料化合物である一般式(II[
]で示される化合物は以下の経路に従って製造すること
ができる。
CI[] ↑ 〔式中、R1はアルキル基を表わし、R1およびR1は
前記と同じ意味を表わす。〕(製法F)(IX)→(I
[) 一般式(I[)で示される化合物は一般式(IX)で示
される化合物を還元すると同時に環化させることにより
製造することができる。
還元方法としては鉄還元または接触還元かあげられる。
鉄還元を行う場合、本反応は、通常溶媒中、少量の酸の
存在下で行われ、一般式(IX)で示される化合物1当
量に対して25〜10当量の鉄粉を用いる。反応温度の
範囲は50〜200℃、反応時間の範囲は0.5〜10
時間である。溶媒としては、例えば、トルエン、1.2
−ジクロロエタン、メチルイソブチルケトン、酢酸、水
あるいはそれらの混合物があげられ、酸としては、例え
ば、酢酸、塩酸があげられる。
接触還元を行う場合、本反応はメタノール、エタノール
等の溶媒中、触媒量のパラジウム炭素の存在下で行われ
、室温で0.5〜20時間で終了する。
これらの反応が終了した後、反応液を濾過し、濾液に水
を加え、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を行
い、必要ならば再結晶、カラムクロマトグラフィー等の
精製操作を行うことにより一般式(II[)で示される
化合物を得ることができる。
(製法G)(X)→(IX) 一般式(IX)で示される化合物は一般式CX)で示さ
れる化合物と一般式 %式%([) 〔式中、R3およびR@は前記と同し意味を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とができる。
本反応は、通常塩基の存在下、溶媒中で行われ、反応温
度の範囲は25〜200°C1反応時間の範囲は0.5
〜10時間であり、反応に供せられる試剤の量は一般式
(X)で示される化合物1当量に対して一般式(Xl+
)で示される化合物はl −1,2当量であり、塩基は
1〜4当量である。
溶媒としてはトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類
、ジクロロメタン、1.2−ジクロロエタン等のハロゲ
ン化炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の
エーテル類等があげられ、塩基としてはフッ化カリウム
、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基等があ
げられる。
反応終了後、反応液を水にあけ、有機溶媒抽出および濃
縮等の通常の後処理を行い、必要ならばクロマトグラフ
ィー、再結晶等の操作を行って精製することにより一般
式(IX)で示される化合物を得ることができる。
(製法H)  (XI)−+(X) 一般式〔X〕で示される化合物は一般式(XI)で示さ
れる化合物を濃硫酸中、硝酸を用いてニトロ化すること
により製造することができる。
本反応において反応温度の範囲は0〜3゜°C1反応時
間の範囲は0.3〜3時間であり、反応に供される硝酸
の量は一般式〔x1〕で示される化合物1当量に対して
1−1.5当量である。反応終了後は通常の後処理を行
い、般式〔X〕で示される化合物を得ることができる。
本発明化合物は、畑地の茎葉処理および土壌処理におい
て問題となる種々の雑草、例えば、ソバカズラ、サナエ
タデ、スベリヒエ、ハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ダ
イコン、ノハラガラシ、ナズナ、アメリカッノクサネム
、エビスグサ、イチビ、アメリカキンゴジカ、フィール
ドパンジー、ヤエムグラ、アメリカアサガオ、マルバア
サガオ、セイヨウヒルガオ、ヒメオドリコソウ、ホトケ
ノザ、シロバナチョウセンアサガオ、イヌホオズキ、オ
オイヌノフグリ、オナモミ、ヒマワリ、イヌカミツレ、
コーンマリーゴールド等の広葉雑草、ヒエ、イヌビエ、
エノコログサ、メヒシバ、スズメノカタビラ、ノスズメ
ノテッポウ、エンバク、カラスムギ、セイバンモロコシ
、シバムギ、ウマノチャヒキ、ギョウギシバ、アキノエ
ノコログサ等のイネ科雑草およびツユクサ等のツユクサ
科雑草、フゴメガヤツリ、ハマズゲ等のカヤツリグサ科
雑草等に対して除草効力を有し、しかも本発明化合物は
、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、イネ、ダイブ、ワ
タ等の主要作物に対して問題となるような薬害を示さな
い。
また、本発明化合物は、水田の湛水処理において問題と
なる種々の雑草、例えば、タイヌビエ等のイネ科雑草、
アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベ等の広葉雑草、タマガ
ヤツリ、ホタルイ、マツバイ、ミズガヤツリ等のカヤツ
リグサ科雑草、コナギ、ウリカワ等に対して除草効力を
有し、しかもイネに対しては問題となるような薬害を示
さない。
本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合は、
通常、固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用
補助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒剤、顆粒
水和剤等に製剤する。これらの製剤には、有効成分とし
て本発明化合物を重量比で0.02〜80%、好ましく
は0.05〜70%含有する。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタバルジャイ
トクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライト
、タルク、珪藻土、方解石、クルミ殻粉、尿素、硫酸ア
ンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状
物かあげられ、液体担体としては、キンレン、メチルナ
フタレン等の芳香族炭化水素類、イソプロパツール、エ
チレングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセ
トン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、大
豆油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド、N、
N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、水等があ
げられる。
乳化、分散、湿展等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩
、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ルリン酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンブロックコボリマー、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等
の非イオン界面活性剤等があげられる。
その他の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩
、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム
、CMC(カルボキシメチルセルロース)、PAP(酸
性リン酸イソプロピル)等があげられる。
本発明化合物は、通常製剤化して雑草の出芽前または出
芽後に土壌処理、茎葉処理または湛水処理する。土壌処
理には、土壌表面処理、土壌混和処理等があり、茎葉処
理には、植物体の上方からの処理のほか、作物に付着し
ないよう雑草に限って処理する局部処理等がある。
また、他の除草剤と混合して用いることにより、除草効
力の増強を期待することができる。さらに、殺虫剤、殺
ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料、土
壌改良剤等と混合して札いることもできる。
なお、本発明化合物は、水田、畑地、果樹園、牧草地、
芝生地、森林あるいは非農耕地の有効成分として用いる
ことができる。
本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合、そ
の処理量は気象条件、製剤形態、処理時期、方法、場所
、対象井草、対、象作物等によっても異なるが、通常1
アールあたり0.01〜80g、好ましくは、0.02
〜40gであり、乳剤、水和剤、懸濁剤等は、通常その
所定量を1アールあたり1リツトル〜10リツトルの(
必要ならば展着剤等の補助剤を添加した)水で希釈して
処理し、粒剤等は、通常なんら希釈することなくそのま
ま処理する。
展着剤としては、前記の界面活性剤のほか、ポリオキシ
エチレン樹脂酸(エステル)、すゲニンスルホン酸塩、
アビエチン酸塩、ジナフチルメタンジスルホン酸塩、パ
ラフィン等があげられる。
〈発明の効果〉 本発明化合物は、畑地の土壌処理および茎葉処理、さら
に水田の湛水処理にお−て問題となる種々の雑草に対し
て優れた除草効力を有し、主要作物と雑草間に優れた選
択性を示すことから除草剤の有効成分として種々の用途
に用いることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を製造例、製剤例および試験例により、さ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
まず、製造例を示す。
製造例1 1−〔7−フルオロ−4−プロパルギル−28−1,4
−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−6−イル)−
4−トリフルオロメチル−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリミジン−2,6−シオン2.0gをジメチルホル
ムアミド10gに溶解し、これにヨウ化メチル0.5g
および炭酸カリウム1.6 gを加えて80〜】00°
C13時間加熱した。反応後反応液を水にあけ、生じた
結晶を濾取、水洗乾燥した後、カラムクロマトグラフィ
ーで精製して白色結晶の本発明化合物(5) ]、 O
gを得た。
融点 86〜88°C ’H−NMRδ(ppm) CCDCI z 、60MHz ) 2.28 ct、J=2.5H!、IH)3.55 (
s、3H) 4.63 (d、J=2.5H工、2H)4.66 (
s、2H) 6.33 (s、IH) 6.90 (d、J=I IHz、IH)6.98 (
d、J=6Hz、IH) 製造例2 7−フルオロ−6−メドキシカルボニルアミノー4−プ
ロパルギル−28−1,4−ベンゾオキサジン−3(4
H)−オン1.4 gおよび3−アミノ−4,4,4−
)リフルオロクロトン酸メチル0.92gをジメチルホ
ルムアミド5gに溶解し、60%水素化ナトリウム0.
2gを加え水冷下30分攪拌した。30分後昇温し、3
時間還流した。放冷後、ヨウ化メチル1gを加え40℃
で30分攪拌した。
反応液に水を加え、エーテルで抽出、濃縮し、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して本発明化合物+
5) 0.3 gを得た。
製造例3 1−〔7−フルオロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン
−3(4H)−オン−6−イル〕−3−メチル−4−ト
リフルオロメチル−1,2,3,6−テトラヒドロビリ
ミジン−2,6−ジオン Z3gをジメチルホルムアミ
ド10gに溶解し、これにクロロメチルメチルエーテル
1gおよび炭酸カリウム1.7gを加え、40〜50℃
で30分加熱した。
反応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エチル30−で抽
出し、水洗、乾燥、濃縮した。粗生成物をカラムクロマ
トグラフィーで精製して、本発明化合物(8) 1.8
 gを得た。
製造例4 7−フルオロ−6−メドキシカルポニルアミノー4−プ
ロパルギル−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4
H)−オン1.4 gおよび3−アミノ−4,4,4−
トリフルオロクロトン酸エチル0.92 gをジメチル
ホルムアミド5gに溶解し、これに水素化ナトリウム0
.2gを加え、水冷下30分間攪拌し、その後3時間加
熱還流した。放冷後、2,4−ジニトロフェノキシアミ
ン1.2 gを加え、40℃で3時間攪拌した。反応終
了後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、濃縮し
た。
粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製して本
発明化合物Q40.2 gを得た。
次に、この製造法に準じて製造された本発明化合物のい
くつかを17J2表に示す。
次に、本発明化合物の原料化合物の製造例を示す。
製造例5(化合物〔■〕) 7−フルオロ−6−メドキシカルボニルアミノー4−プ
ロパルギル−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4
H)−オン1.4gおよび3−アミノ−4,4,4−1
−リフルオロクロトン酸エチルをジメチルホルムアミド
5gに溶解し、そこに水素化ナトリウム0.2gを加え
、水冷下30分間攪拌し、その後3時間加熱還流した。
放冷後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し、濃縮
した。粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、
l−〔7−フルオロ−4−プロパルギル−2H−1,4
−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−6−イル) 
−4−1−リフルオロメチル−1,2,3,6−チトラ
ヒドロピリミジンー2.6−ジオン0,2gを得た。
第3表 製造例6(化合物〔■〕) 6−アミツーツーフルオロ−4−プロパルギル−2H−
1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン2.1g
、N、N−ジエチルアニリン1.5gおよびクロロギ酸
メチル1.0 gを1.2−ジクロロエタンIOgに溶
解し、3時間還流した。放冷後反応液を水洗し、有機層
を濃縮した。粗生成物をメタノールで洗浄し、7−フル
オロ−6−メドキシカルボニルアミノー4−プロパルギ
ル−28−1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オ
ン2.0gを得た。
次に、上記の製造例に準じて製造された一般式〔■〕で
示される化合物のいくつかを第4表に示す。
第4表 製造例7(化合物〔■〕) 1−(2−フルオロ−4−ブチルオキシカルボニルメト
キシ−5−二トロフェニル−3−メチル−4−トリフル
オロメチル−1,2゜3.6−テトラヒドロビリミジン
−2,6ジオン]Og、水3gおよび鉄粉8gを酢酸5
0gに懸濁させ、3時間還流した。反応終了後、反応液
をセライト濾過し、濾液に水を加え、これを酢酸エチル
で抽出した。有機層を濃縮し、残渣をカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、1−〔7−フルオロ−2H−1゜4
−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−6−イル〕−
3−メチル−4−トリフルオロメチル−1,2,3,6
−テトラヒドロピリミジン−2,6−ジオン8.Ogを
得た。
融点 224−225℃ 製造例8(化合物〔■〕) 1−(2,4−ジフルオロ−5−二トロフェニル)−3
−メチル−4−トリフルオロメチル−1,2,3,6−
テトラヒドロビリミジン−2,6−ジオン10 酸ブチル5gおよびフッ化カリウム10gをジオキサン
30gに懸濁させ、4時間還流した。反応終了後、反応
液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し、有機層を濃縮した
。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
、1−(2−フルオロ−4−ブチルオキシカルボニルメ
トキシ−5−二トロフェニル)−3−メチル−4−トリ
フルオロメチル−1,2。
3、6−テトラヒドロビリミジン−2,6−ジオン1 
1. O gを得た。
融点 110−113℃ 製造例9(化合物〔X〕) 1−(2.4−ジフルオロフェニル)−3−メチル−4
−トリフルオロメチル−1,2。
3、6−テトラヒドロピリミジン−2,6−シオン3 
0. 6 gを濃硫酸100gに溶解し、5℃に冷却し
た。そこに、10℃以下で61%硝酸を滴下し、3時間
攪拌した。反応終了後反応液を水にあけ、生じた結晶を
濾取、乾燥して1−(2.4−ジフルオロ−5−ニトロ
フェニル)−3−メチル−4−トリフルオロメチル−1
,2,3,6−チトラヒトロビリミジンー2.6−シオ
ン33gを得た。
融点 156−157℃ 次に、製剤例を示す。なお、本発明化合物は第2表の化
合物番号を示す。部は重量部である。
製剤例1 本発明化合物(1)、(2)、(4)〜α2.04〜α
G各々50部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラ
ウリル硫酸ナトリウム2部および合成含水酸化珪素45
部をよく粉砕混合して水和剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(1)〜OG各々各部5部リオキシエチレ
ンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベンゼン
スルホン酸カルシウム6部、キシレン25部およびシク
ロへキサノン50部をよく混合して乳剤を得る。
製剤例3 本発明化合物(1)〜0G各々2部、合成含水酸化珪素
1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイ
ト30部およびカオリンクレー65部をよく粉砕混合し
、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥して粒剤を
得る。
製剤例4 本発明化合物(1)、(2)、(4)〜O2、Q4) 
〜ae各々25部、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
オレエート3部、CMC3部、水69部を混合し、粒度
か5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して懸濁剤を得る
製剤例5 本発明化合物(11〜αG各々0.05部、合成含水酸
化珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベン
トナイト30部およびカオリンクレー66.95部をよ
く粉砕混合し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾
燥して粒剤を得る。
次に試験例を示す。なお、本発明化合物は第2表の化合
物番号で示し、比較対照に用いた化合物は第5表の化合
物記号で示す。
第5表 バク、マルバアサガオ、イチビを播種し、覆土した。製
剤例2に準して供試化合物を乳剤にし、その所定量を1
アールあたり10す、ットル相当の水で希釈し、小型噴
霧器で土壌表面に処理した。処理後20日間温室内で育
成し、除草効力を調査した。その結果を第6表に示す。
第6表 また、除草効力および薬害の評価は、調査時の供試植物
(雑草および作物)の8芽および生育の状態が無処理の
それと比較して全くないしほとんど違いが無いものを「
0」とし、供試植物が完全枯死または出芽もしくは生育
が完全に抑制されているものを「5」として、O〜5の
6段階に区分し、0.I、2.3.4.5で示す。
試験例1 直径10cm、深さ10cmの円筒型プラスチックポッ
トに畑地土壌を詰め、ヒエ、エン試験例2 直径10an、深さ10anの円筒型プラスチックポッ
トに畑地土壌を詰め、ヒエ、エンバク、ブイコン、イチ
ビおよびマルバアサガオを播種し、温室内で10Er間
育成した。その後、製剤例2に準じて供試化合物を乳剤
にし、その所定量を1アールあたり10リツトル相当の
展着剤を含む水で希釈し、小量噴霧器で植物体の上方か
ら茎葉処理した。処理後20日間温室内で育成し、除草
効力を調査した。その結果を第7表に示す。
第7表 し、その所定量を5ミリリツトルの水で希釈し、水面に
処理した。処理後、20日間温室内で育成し、除草効力
および薬害を調査した。
その結果を第8表に示す。
第8表 試験例3 直径8an、深さ12anの円筒型プラスチックポット
に水田土壌を詰め、タイヌビエ、広葉雑草(アゼナ、キ
カシグサ、ミゾハコベ)の種子を1〜2a11の深さに
混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした後3葉期のイネを
移植し、温室内で育成した。6日後(各雑草の発生初期
)に製剤例2に準じて供試化合物を乳剤に試験例4 面積33X23eIIIr1深さ1lanのバットに畑
地土壌を詰め、イネ、トウモロコシ、ダイブ、マルバア
サガオ、イチビ、イヌホオズキ、セイバンモロコシ、エ
ノコログサを播種し、1〜2anの厚さに覆土した。製
剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1
アールあたりlOリットル相当の水で希釈し、小型噴霧
器で土壌表面に処理した。処理後第9表 20日間温室内で育成し、除草効力および薬冬 像を調査した。その結果を第9表に示す。
試験例5 面積33X23ad、深さ+1−のバットに畑地土壌を
詰め、コムギ、オオムギ、サナエタデ、オオイヌノフグ
リ、フィールドパンジー、ヤエムグラを播種し、1〜2
cmの厚さに覆土した。製剤例2に準じて供試化合物を
乳剤にし、その所定量を1アールあたり10リツトル相
当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表面に処理した。処
理後27日間温室内で育成し、除草効力および薬害を調
査した。その結果を第1O表に示す。
試験例6 面積33X23cnf、深さl1cmのバットに畑地土
壌を詰め、トウモロコシ、イネ、マルバアサガオ、オナ
モミ、イチビ、エビスグサ、イヌホオズキを播種し18
日間育成した。その後、製剤例2に準じて供試化合物を
乳剤にし、その所定量を1アールあたり10リツトル相
当の水で希釈し、小型噴霧器で植物体の上方から茎葉部
会面に均一に処理した。このとき雑草および作物の生育
状況は草種により異なるが、1〜4葉期で、草丈は2〜
12anであった。処理20日後に除草効力および薬害
を調査した。その結果を第1+表に示す。
なお、本試験は、全期間を通して温室内で行なった。
第10表 第11表 試験例7 面積33X23al、fHさ110のハツトに畑地土壌
を詰め、コムギ、オオムギ、サナエタデ、ヤエムグラ、
ハコベ、オオイヌノフグリ、フィールドパンジーを播種
し、25日間育成した。その後、製剤例2に準じて供試
化合物を乳剤にし、その所定量を1アールあたり10リ
ツトル相当の水で希釈し、小型噴霧器で植物体の上方か
ら茎葉部会面に均一に処理した。このとき雑草および作
物の生育状況は車種により異なるが、1〜4葉期で、草
丈は2〜12anであった。処理27日後に除草効力お
よび薬害を調査した。その結果を第12表に示す。なお
、本試験は全期間を通して温室内で行なった。
第12表 試験例8 115000 aワグネルボットに水田土壌を詰め、ア
ゼナ、キカシグサ、ミゾハコベの種子を1〜2onの深
さに混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした後、2葉期の
イネを移植し、温室内で育成した。4日後に製剤例2に
準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量をlOミリリ
ットルの水で希釈して水面に処理し、その水深を4ao
とした。処理後20日間温室内で育成し、除草効力およ
び薬害を調査した。その結果を第13表に示す。なお、
処理の翌日から2日間は、1日あたり3anの水深に相
当する量の漏水を行なった。
第13表 試験例9 直径8国、深さ+2aoの円筒量プラスチックポットに
水田土壌を詰め、タイヌビエ、広葉雑草(アゼナ、キカ
シグサ、ミゾハコベ)、ホタルイの種子を1〜2cmの
深さに混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした後、温室内
で育成した。6日後(各雑草の発生初期)に製剤例2に
準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を5ミリリツ
トルの水で希釈し、水面に処理した。処理後、20日間
温室内で育成し、除草効力を調査した。その結果を第1
4表に示す。
第14表 ムを播種し、1〜2C[11の厚さに覆土した。製剤例
2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1アー
ルあたりlOリットル相当の水で希釈し、小型噴霧器で
土壌表面に処理した。処理後20日間温室内で育成し、
除草効力および薬害を調査した。その結果を第15表に
示す。
試験例10 面積33X23co?、深さ11−の)く・ノド(=畑
地土壌を詰め、ワタ、トウモロコシ、イネ、イチビ、オ
ナモミ、マルバアサガオ、イヌホオズキ、アオゲイトウ
、アメリカツノクサネ試験例11 面積33X23cj、深さ110のバットに畑地土壌を
詰め、イヌビエ、セイバンモロコシ、エノコログサ、メ
ヒシバを播種し、1〜2anの厚さに覆土した。製剤例
2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1アー
ルあたりlOリットル相当の水で希釈し、小型噴霧器で
土壌表面に処理した。処理後20日間温室内で育成し、
除草効力を調査した。その結果を第16表に示す。
第16表 試験例12 面積33X23Crl、深さ11cmのノ〈ットに畑地
土壌を詰め、コムギ、オオムギ、サナエタデ、ハコベ、
オオイヌノフグリ、シロザ、フィールドパンジーを播種
し、1〜2an(7)厚さに覆土した。製剤例2に準じ
て供試化合物を乳剤にし、その所定量を1アールあたり
10リツトル相当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表面
に処理した。処理後27日間温室内で育成し、除草効力
および薬害を調査した。
その結果を第17表に示す。
第17表 試験例13 面積33X23al、深さ1lanのバットに畑地土壌
を詰め、トウモロコツ、オナモミ、イチビ、マルバアサ
ガオ、エビスグサ、イヌホオズキ、イヌビエ、セイバン
モロコシを播種し、18日間育成した。その後、製剤例
2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1アー
ルあたり10リツトル相当の水で希釈し、小型噴霧器で
植物体の上方から茎葉部全面に均一に処理した。このと
き雑草および作物の生育状況は草種により異なるが、1
〜4葉期で、草丈は2〜12anであった。処理20日
後に除草効力および薬害を調査した。
その結果を第18表に示す。なお、本試験は全期間を通
して温室内で行なった。
試験例14 面積33X23a[!、深さllCl!lのバットに畑
地土壌を詰め、コムギ、サナエタデ、ハコベ、オオイヌ
ノフグリ、フィールトパンジスズメノカタビラ、ノスズ
メノテッポウを播種し、27日間育成した。その後、製
剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1
アールあたりlOリットル相当の水で希釈し、小型噴霧
器で植物体の上方から茎葉部会面に均一に処理した。こ
のとき雑草および作物の生育状況は草種により異なるが
、1〜4葉期で、草丈は2〜12anであった。処理2
7日後に除草効力および薬害を調査した。
その結果を第19表に示す。なお、本試験は全期間を通
して温室内で行なった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はトリフルオロメチル基またはペンタフ
    ルオロエチル基を表わし、 R^2はメチル基またはアミノ基を表わし、R^3は水
    素原子またはメチル基を表わし、R^4はアルキル基、
    アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、ハロア
    ルケニル基またはアルコキシアルキル基を表わし、Xは
    水素原子またはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるベンゾオキサジルウラシル誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はトリフルオロメチル基またはペンタフ
    ルオロエチル基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R^4はア
    ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル
    基、ハロアルケニル基またはアルコキシアルキル基を表
    わし、Xは水素原子またはハロゲン原子を表わす。〕 で示される化合物をメチル化またはアミノ化することを
    特徴とする請求項1記載のベンゾオキサジルウラシル誘
    導体の製造法。
  3. (3)請求項1記載のベンゾオキサジルウラシル誘導体
    を有効成分として含有することを特徴とする除草剤。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はトリフルオロメチル基またはペンタフ
    ルオロエチル基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R^4はア
    ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル
    基、ハロアルケニル基またはアルコキシアルキル基を表
    わし、Xは水素原子またはハロゲン原子を表わす。〕 で示される化合物。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はトリフルオロメチル基またはペンタフ
    ルオロエチル基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わす。 〕 で示される化合物。
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