JPH0473627A - カメラの温度補償装置 - Google Patents

カメラの温度補償装置

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JPH0473627A
JPH0473627A JP18400090A JP18400090A JPH0473627A JP H0473627 A JPH0473627 A JP H0473627A JP 18400090 A JP18400090 A JP 18400090A JP 18400090 A JP18400090 A JP 18400090A JP H0473627 A JPH0473627 A JP H0473627A
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Japan
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temperature
time
flowchart
unit
timer
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JP18400090A
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English (en)
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Keiji Himuro
圭二 日室
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カメラの温度補償装置に関し、より詳細に
は、一定時間ごとに周囲温度を検出し。
その検出温度変化の傾向からオートフォーカス(以下r
AFJという)データやフィルム給送データ等の各種の
補正を行うようにしたカメラの温度補償装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
近年、カメラの高g&能、高精度化が進み、温度変化に
よる各種特性の補正が必要になってきた。
従来、この種の補償手段としては、温度センサによって
その時点の温度を測定し、その測定データに応じて、A
Fユニットや給送手段の補償等の各種の補償を行う方法
が採られてきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、温度による特性の変化(経時的変化)は
一定でなく、特にカメラの部材は、温度が変化してから
特性が変化するまでに数時間を要するものがある。
このために、温度を測定した時点で各種の補正を行って
も正確な温度補償をしたことにはならない場合がある。
たとえば、上記するような方法でAFデータの補正を行
ったとしても、正確なピントを合わせたことにならなか
ったり、あるいはフィルムの給送ユニットの補正を行っ
ても8パーホレーシヨンでフィルムの1駒分の給送制御
をなすべきところを、7または9パーホレーシヨンでフ
ィルムの1駒分の給送制御を行ってしまうが如きである
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、特性変化の遅いユニットおよび/
または速いユニットのいずれの場合にも、最適状態で温
度補償を行うことができ、より高精度の温度補償ができ
、ひいては、カメラを高精度で動作させることができる
カメラの温度補償装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記目的を達成するために、周囲の温度を
検出する温度センサと、予め定めた一定時間ごとの計時
を行って出力するタイマーと、このタイマーからの上記
出力を受けるごとに上記温度センサで周囲温度を検出し
その検出出力を基に温度変化傾向を演算する演算手段と
、この演算手段の演算結果により各補正対象の温度変化
に対する応答遅れを考慮して各種補正を行う制御装置と
を備えたことを特徴としたものである。
〔作用〕
上記のように構成されたカメラの温度補償袋!において
は、温度センサは、周囲温度を常時検出しており、タイ
マーは一定時開ごとの計時を行って出力する。このタイ
マーが出力する毎に演算手段は、温度センサの検出温度
データを入力して。
その時点の温度を測定し、その測定結果と前回の測定結
果とから、その時点の測定温度の上昇傾向か下降傾向か
の区別およびその変化率を所定の演算式により演算する
。制御装置は、演算手段による演算の結果により各種ユ
ニット毎に適合する温度特性の補償を行う。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を、図面に基づいて具体的に説
明する。
第1図は、この発明に係るカメラの温度補償装置の一実
施例の全体の構成を示すブロック図である。
第1図において、1は、中央処理装fil!(以下r(
: P UJという)であり、このCPUI内の制御装
置2によりAF(オートフォーカス)IC3を制御して
、AFユニット4を駆動し、所望の被写体(図示せず)
の合焦駆動を行うようになっている。このAFユニット
4および給送ユニット5は、ここで温度補償の対象とな
るものである。
給送ユニット5は、フィルムの1駒分の撮影時に1フイ
ルムの1駒分を巻き取り、全駒撮影後に巻き取ったフィ
ルム全駒分を巻き戻したりするものであり、上記CPU
Iの制御装置2により給送モータ5aの駆動制御が行わ
れることにより、フィルムの給送が行われるようになっ
ている6また。6は、周囲の温度を検出する温度センサ
であり、この温度センサ6は、カメラ本体(図示せず)
の所定個所に配置されている。この温度センサ6によっ
て検出された周囲温度に対応したアナログ信号は、CP
UI内のアナログ/ディジタル(以下rA/DJという
)変換器7に入力され、そこでディジタル化されて、メ
モリ8に転送され。
記憶されるようになっている。
この温度センサ6の検出出力は、タイマーとしてのイン
ターバルタイマー9により所定時間ごとにA/D変換器
7に送られるようになっている。
このインターバルタイマー9は、制御表W2の制御のも
とに所定時間ごとに計時して、この所定時間が経過する
ごとに、A/D変換器7およびメモリ8に出力するよう
になっており、メモリ8は、このインターバルタイマー
9から出力されるごとに、A/D変換器7の出力を制御
装置2の制御のもとに記憶し、また、前回記憶されたデ
ータと今回温度センサ6で検出されてA/D変換器7で
ディジタル化されたデータを演算手段としての温度補償
演算部10に出力するようになっている。
温度補償演算部10は、メモリ8の前回の記憶データと
、今回の温度センサ6のA/D変換後のデータとを入力
して、温度変化が上昇傾向か下降傾向のいずれにあるか
を判断するとともに、温度補償対象に応じた温度補償を
するべく、補償データを演算して制御表W2に出力する
ようになっている。
制御装置2は、この補償温度演算部10から出力される
補償データに基づき、AFユニット4のAFIC3およ
び給送二ニット5などの温度補償制御を行うようになっ
ている。
また、スイッチ11は、フィルムが1駒分給送ユニット
5により給送されると、2回オン、オフするスイッチで
あり、このスイッチ11のオン、オフ信号をフィルムの
給送中にCPUI内の制御装@2に出力することにより
、通常状態では、1駒分の巻上げ検出を行い全駒巻上げ
時には、フィルムを巻き上げ終了検出、すなわち、フィ
ルムエンドの検出、そして、フィルム巻戻し終了時には
、巻き戻しの検出などを行うようになっている。
なお、12は測光ユニット、13はシャッタユニット、
14は測距ユニットであり、これらもCPUIとデータ
の授受を行うようになっている。
このように構成されたこの実施例の動作を第2図〜第5
図のフローチャートに沿って説明する。
第2図のフローチャートは、カメラの動作休止中に温度
測定を行う動作の流れを示すものである。
第2図のフローチャートの「カメラ動作」の処理ステッ
プ(以下に述べる各種処理が行われるが、図示は省略し
である)において、レリーズボタン(図示せず)を1段
押しして、第2レリーズスイツチ(図示せず)をオンに
すると、制御装置2は、測光ユニット12に測光を行わ
せるとともに、測距ユニット14で被写体の測距を行い
、各測光情報および測距情報を受けて、シャッタユニッ
ト13が適正露光を与えるよう制御するとともに、AF
IC3を制御し、AFIC3によりAFユニット4を駆
動して被写体の合焦を行う。
次いで、レリーズボタンを2段押しして、第2レリーズ
スイツチ(図示せず)をオンにして、制御装置2は、シ
ャッタユニット13を開閉駆動することにより、露光を
行い、被写体の1駒の撮影を終了すると、制御装置2は
、給送ユニット(モータドライバ)5によりモータ5a
を駆動してフィルムの1駒分の巻き取りを行い、一連の
カメラの撮影動作、つまり「カメラ動作」が終了する。
この撮影動作の終了後、制御装置2は、消費電力を小さ
くするために、フローチャートの「休止」の処理に移行
し、カメラの動作が休止状態に入る。
次いで、フローチャートの「1時間タイマーによる起動
?Jの判定処理ステップに移り、CP L−1内のイン
ターバルタイマー9がこの制御装置12により起動され
て計時を開始する。
この場合、インターバルタイマー9は、1時間計時する
ごとに出力するが、この1時間以内にたとえば、レリー
ズボタンの操作、図示しないがストロボスイッチ、セル
フタイマーボタン、ISO切換ボタン、その他各種スイ
ッチの操作、あるいはこれらのスイッチの操作などが行
われると、フローチャートは、NO側に抜けて、フロー
チャートの「カメラ動作」の処理に戻る。
また、インターバルタイマー9の計時により。
1時間の計時が行われると、フローチャートの「1時間
タイマーによる起動?」のYES側から「温度センサ入
力」の処理ステップに移行し、インターバルタイマー9
からA/D変換器7およびメモリ8に出力される。
これにより、温度センサ6で検出されている周囲温度の
アナログ検出出力がA/D変換器7に入力され、フロー
チャートのr A / D変換・格納、A(x)Jの処
理ステップに移行する。
この処理ステップで制御装置2は、A/D変換器7に5
温度センサ6のアナログ検出出力をディジタル信号に変
換するよう指令を発し、さらにそのディジタルデータを
メモリ8に転送し、メモリ8に記憶させ、フローチャー
トの「休止」の処理ステップに戻り、以下、1時間ごと
に上記動作を繰り返す。
このようにして、1時間ごとにフローチャートの「休止
」からフローチャートのrA/D変換・格納A(X)J
の処理ルーチンの処理において、何らかの操作スイッチ
が操作されたとき、制御装置2は、メモリ8に格納され
ている温度センサ6の検出8力を基に、ユニット別で温
度補正の内容を変化させる。
この場合、たとえば、レリーズボタンの1段押しにより
、第2レリーズスイツチR1がオンとなって制御装置I
i2により、測距ユニット14が起動するような場合、
測距ユニットユ4やA F I C3は、容積も小さく
、特性変化が速いので、インターバルタイマー9の起動
直後の温度センサ6の温度検出出力を用いて温度補償を
行うようになっている。
この場合は、第3図のフローチャートの手順で温度補償
が行われる。
すなわち、第3図のフローチャートの「休止」の処理ス
テップでレリーズボタンが1段押しされることにより、
第ルリーズスイッチがオンされると、フローチャートの
「温度センサ入力」の処理ステップに移り、制御装置2
は、A/D変換器7とメモリ8に制御指令を発する。す
ると、A/D変換器7は、温度センサ6からのアナログ
の温度検出信号をディジタル信号に変換した後、補償温
度演算部1oに当該A/D変換器7の出力を送る。この
出力を受けた補償温度演算部10は、温度補償すべき温
度Hを演算し、かつメモリ8に格納する。
また、上記第ルリーズスイッチのオンと同時にツー−チ
ャートの「測距」の処理も行われ、制御装置2により測
距二ニット14が駆動され、被写体の距離を測距し、そ
の」距データが制御装置2に送られ、フローチャートの
「Hデータによる補正」の処理ステップに処理が移る。
この処理ステップで、制御装置2は、測距データをメモ
リ8に格納されている上記温度データHを用いて直ちに
AFIC3の温度補償を行い、その温度補償されたAF
IC3によってAFユニット4を駆動する。
この結果、フローチャートの「レンズ繰り出し」の処理
ステップで撮影レンズ(図示しない)を繰り出して、被
写体に合焦させ、フローチャートの「シャンタ作動」の
処理ステップに移る。
このようにして、合焦した後、レリーズボタンを2段押
しして、第2レリーズスイツチをオンすることにより、
制御装[2により、シャッタユニット13が制御され、
上記測光ユニット12により測光された測光データに基
づいて決定されたシャツタ秒時でシャッタの開閉が行わ
れ1駒分の撮影が終了する。
また、モータやギヤフィルムの給送機構の場合、温度変
化により、徐々に特性が変化して、巻き上げ力、巻き上
げスピード、巻き上げ量、電池電圧等が変化するので、
二九を適正に補償する必要がある。
第4図は、このような特性変化の遅い場合の温度補償を
行う場合の処理ルーチンを示すフローチャートであり、
具体的には、給送データの温度補償を行う場合を示して
いる。
この第4図のフローチャートの「休止」の処理は、第3
図の「休止」の処理と同様であり、休止の状態からレリ
ーズボタンが1段押されて、第ルリーズスイッチがオン
になると同時に、測光ユニット12による測光、測距ユ
ニット14による測距が、それぞれ行われるとともに、
フローチャートの「温度センサ入力・格納・前回からの
時間測定」の処理ステップに移り、制御装置2によりA
/D変換器7.メモリ8およびインターバルタイマー9
の制御を行う。
これにより、制御装!!!2の制御下に、A、 / D
変換器7は、温度センサ6の検出出力をディジタル信号
に変換し、このディジタル信号をメモリ8に格納すると
ともに、インターバルタイマー9は、前回検出した温度
センサ6の検出出力がA / D変換器7に入力された
時点から今回温度センサ6の検出出力がA / D変換
器7に入力された時点までの時間(T)の計測を行いメ
モリ8に格納し、フローチャートのrA/D変換・デー
タ→D・時間測定結果→TJの処理ステップに移行する
この処理ステップで、制御装置2の制御下に、補償温度
演算部10は、温度センサ6の検出出力のディジタル化
したデータをDと、インターバルタイマー9で計測した
前回温度センサ6の検出出力のA/D変換器7への入力
時点から今回温度センサ6の検出出力のA/D変換器の
検出出力の入力時点までの時間測定結果Tを、メモリ8
から読出し、フローチャートの「温度データH=A1+
A2 +D T      」 の処理ステップに移行し、補償温度演算部10は。
この温度データHを算出する。この温度データHの演算
式 は5給送ユニツト5が温度変化後3時間で定常状態にな
る場合の演算例を示すものであり、各特性測定により決
定されるものである。
また、上記(1)式において、 A1は、メモリ8に記憶された前々回のインターバル測
温データ。
A2は、メモリ8に記憶された前回のインターバル測温
データ。
である。
補償温度演算部10による上記(1)の演算式による温
度データHを算出すると、フローチャートの「撮影動作
」の処理に移り、レリーズボタンを2段押しして、第2
レリーズスイツチがオンとなって、智11#装W2によ
りシャッタユニット13が駆動され、シャッタの開閉が
行われ、撮影動作が終了すると、フローチャートの「巻
き上げ動作(Hによる補正)」の処理ステップに移る。
この処理ステップにおいて、制御装置2は、補償温度演
算部10により演算した、補正に遅延がかけられた形の
温度データHにより、給送ユニット5の巻き上げ動作を
補正し、1駒送り検出制御やフィルムのエンド検出等を
より高精度に行うことができる。
このようなフローチャートの「巻上げ動作(Hによる補
正)」処理ルーチンにおいて、フィルムの1駒分の巻上
制御が正確に行われて−るか否かの確認は、第5図のフ
ローチャートのサブルーチンで行う。
この場合は、スイッチ11がフィルムの1駒分給送され
ると、2回オン、オフし、この信号をフィルム給送中観
測することにより、フィルムのエンド検出、巻き戻し終
了検出等を行う。
すなわち、第5図のフローチャートにおいて。
シャッタの閉鎮確認後、フローチャートの「モータON
Jの処理ステップで、給送ユニット5によリモータ5a
がオンとなって、図示省略の給送機構が駆動されて、フ
ィルムが給送開始されることにより、フローチャートの
rwsw■」の処理ステップで、スイッチ11がrHJ
かrLJの判定を制御装[2で行う。
ここで、スイッチ11がオンの場合を「L」とし、オフ
の場合をrHJ とすると、所定時間内にrHJが2回
、「L」が2回出力されれば、フィルムは正常に1駒分
給送されているとして判定することになる。
いま、フローチャートのrwsw■」において、スイッ
チ11の出力がrHJであればフローチャートのrLJ
側からフローチャートの「タイマー■」の処理ステップ
に移る。
この処理ステップにおいて1例えば、周囲温度が下がっ
た時は、電源電池の出力が低下し、給送ユニット5の巻
上げ時間が長くなるので、1駒巻上げ中にも拘らず、所
定のタイマー時間をオーバーして5全駒巻上げ検出(エ
ンド検出)をして巻戻しを開始してしまうといった誤動
作を防ぐために、制御装置2はタイマー時間を長くする
が、上記演算式(1)によって補償されたデータに基づ
いてタイマーが変化する。このように設定されたタイマ
ー時間をオーバーしなければ、フローチャートのrws
w■?」の処理に戻る。これに対し設定値を長くしたタ
イマー時間の設定値以上rLJが経過すると、換言すれ
ばスイッチ11の最初のオン時間が所定以上長くなると
、フローチャートの「巻戻し■」の処理に進み、制御装
[2により給送ユニット5のモータ5aが駆動され、給
送ユニット5によりフィルムを巻き戻す、つまり、温度
データHに基づき、制御装置2で温度補正しであるので
、正常な巻戻し動作が行われたことになる。
また、フローチャートのrWsWl↓?」において、ス
イッチ11がオフとなって、その出力がrHJであれば
、フローチャートのrwsw■?」の判定処理ステップ
に進み、再度スイッチ11がオンかオフかを判定し、ス
イッチ11がオフでその出力がrHJであれば、フロー
チャートのrHJ側からフローチャートの「タイマー■
?」の判定処理ステップに移り、rH」状態が所定時間
をオーバーすれば、「巻戻し■」の処理ステップに進む
が、所定時間未満であれば、rwsw■?」の処理ステ
ップに戻る。
また、フローチャートのrwsw■?」の判定処理ステ
ップでスイッチがオンとなって1回目のスイッチ11の
出力が「L」になると、フローチャートのrwsw■?
」の判定処理ステップに移り、そのままrLJであれば
、フローチャートの「タイマー■?」の処理ステップに
移行する。
この処理ステップでは、上記フローチャートの「タイマ
ー■」の処理ステップと同様に、算出さ九た温度データ
Hにより長く設定した時間に達しなければ、フローチャ
ートのrWsW3?」の判定処理に戻り、設定時間がオ
ーバした場合、フローチャートの「巻戻し■」の処理ス
テップに進み1、フィルムエンドとして制御装置2によ
り、給送ユニット5が制御され1巻戻し動作を行う。
また、フローチャートのrWSW■?Jの判定処理ステ
ップにおいて、スイッチ11が2回目のオフとなって、
その出力が2回目のr HJであれば、フローチャート
のrwsw■?Jの判定処理ステップに移る。
このフローチャートのrwsw■?」の判定処理ステッ
プでスイッチ11が2@目のオンとなって、その出力が
2回目のrlJになれば、フローチャートの「モータ停
止」の処理に進み、制御装置2は、給送ユニット5のモ
ータ5aの駆動を停止させ、一連の処理はリターンする
。ところが、rwsw■?」において、スイッチ11が
オフでその出力がHであ九ば、「タイマー■?」の処理
ステップに進み、「上記タイマー■?」の処理ステップ
と同様の動作が行われる。
二のように、この実施例によれば、温度センサ6で検出
した周囲温度の検出データをインターバルタイマー9で
一定時間ごとにCPUIに取り込んで補償温度演算部1
0で演算処理を行い、温度変化の傾向(変化率)を判別
して、その判断結果により、制御装置2が適宜の時間的
経かを加味して各ユニットの温度補償を行うように構成
したので、従来のごとく、各ユニットの制御時点の温度
を用いて各種補正を行うのとは異なり、温度が急変した
ような場合に各ユニットの温度特性が変化渦渡期にある
場合でも、正確に温度補償を行うことができ、比較的簡
単な構成で高精度の温度補償が可能となる。
また、各ユニットの温度特性の遅速に応じて温度データ
の演算式を変えることにより、広範囲の温度補償に応用
できる利点を有する。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形実施が
できるものである。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、この発明によれば、A度センサ
で周囲温度を検出し、タイマーで一定時間ごとに温度セ
ンサの検出8力を取り込んで演算手段で補償温度の温度
データを演算し、その演算した温度データにより制御装
置は、各ユニットの温度特性を補償するように構成した
ので、補償対象のユニットの温度特性の遅速に応じて比
較的簡単な構成で高精度で補償することができる。した
がって、各ユニットの動作制御が正確に行わ九。
しかも演算式の変化により広い範囲で適用できるカメラ
の温度補償装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るカメラの温度補償装置の一実
施例の全体構成を示すブロック図、第2図は、同実施例
のカメラの動作状態から休止状態に入った場合における
動作の流れを示すフローチャート、第3図は、同実施例
のAFデータの温度補償を行う場合の動作の流れを示す
フローチャート、第4図は、同実施例の給送駆動の温度
補償を行う場合の動作の流れを示すフローチャート、第
5図は、第4図に示すメインルーチンにおける巻上げ動
作のサブルーチンを示すフローチャートである。 1・・・・・中央処理装置、    2・・・・・制御
装置、3・・・・・・AFICl 4・・・・・AFユニット、 5・・・・・・給送ユニット、    5a・・・・・
モータ、6・・・・・・温度センサ、 7・・・・・A/D変換器、    8・・・・・メモ
リ、9・・・・・・インターバルタイマー 10・・・・・補償温度演算部、  11・・・・・・
スイッチ、12・・・・・・測光ユニット。 13・・・・・・シャッタユニット、 14・・・・・・測距ユニット。 第 図 手続補正書 平成 3年 4月24日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周囲の温度を検出する温度センサと、予め定めた
    一定時間ごとの計時を行って出力するタイマーと、この
    タイマーからの上記出力を受けるごとに上記温度センサ
    で周囲温度を検出しその検出出力を基に温度変化傾向を
    演算する演算手段と、この演算手段の演算結果により各
    補正対象の温度変化に対する応答遅れを考慮して各種補
    正を行う制御装置とを備えたカメラの温度補償装置。
JP18400090A 1990-07-13 1990-07-13 カメラの温度補償装置 Pending JPH0473627A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5679946A (en) * 1993-10-14 1997-10-21 Minolta Co., Ltd. Photo-taking lens temperature compensation system
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WO2022014420A1 (ja) * 2020-07-16 2022-01-20 ソニーグループ株式会社 投射型表示装置

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