JPH0651387A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH0651387A
JPH0651387A JP4223566A JP22356692A JPH0651387A JP H0651387 A JPH0651387 A JP H0651387A JP 4223566 A JP4223566 A JP 4223566A JP 22356692 A JP22356692 A JP 22356692A JP H0651387 A JPH0651387 A JP H0651387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
display
film
time
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP4223566A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Taku
雅一 卓
Shigeru Yamagami
茂 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0651387A publication Critical patent/JPH0651387A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セルフタイマのカウントダウン表示と連続セ
ルフ回数の表示を見易い表示にて行う。 【構成】 表示手段7における一周期中の消灯時間を、
セルフ設定部材にて設定されたセルフ撮影回数に関係な
く一定とする表示制御手段11を設け、1回のセルフ撮
影時における一周期中の消灯時間と2回以上の連続セル
フ撮影時における一周期中の消灯時間とを同じにするよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルフ撮影機能を有し
たカメラやフィルム情報を表示する表示手段を備えたカ
メラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、セルフタイマ機能を備えたカ
メラは知られているが、近年、任意の回数のセルフ撮影
を連続して行うことのできるカメラも製品化されてい
る。
【0003】この様な連続セルフ撮影が可能なカメラに
おいて、例えば2回、あるいは、3回の連続セルフ撮影
が設定された場合、セルフ撮影準備中のカウントダウン
期間の表示は、図5に示すように、1回セルフ表示と同
じ点滅周期で、2回連続点滅、あるいは、3回連続点滅
をするように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
なカメラにおいては、1回セルフ撮影時における表示
が、つまり点灯と消灯が最適となるようにその周期は決
定されているため、2回連続,3回連続等のように連続
セルフ回数が増してくると、点灯と消灯のバランスがく
ずれてきて、被写体側からセルフのカウントダウンが確
認しにくいものとなっていた。
【0005】更に、点滅(点灯と消灯)の周期が一定で
ある為、連続セルフ回数が増し、ある回数に達すると、
点滅がカウントダウン中連続してしまい、セルフ撮影が
もうすぐ開始されるという機能、つまり通常セルフの残
り時間が約2秒になると、図5の時間T2 に示す様に連
続点滅が行われ、これがその機能を果たしているが、こ
の機能が失われてしまうことがあった。具体的には、図
5の例において、セルフ回数が5回であった場合、ある
期間T3 の間もセルフ撮影開始直前を示す時間T2 も同
様の表示となり(点灯と消灯が連続して繰り返されるよ
うになり)、どの時点からセルフ撮影が開始されるのか
を知ることができないといった問題点があった。
【0006】次に、発明が解決しようとする別の課題に
ついて説明する。
【0007】従来におけるカメラの撮影規定駒数やIS
O感度等のフィルム情報の表示は、特公昭60ー286
39号等に記載されているように、通常モータによって
フィルム先端位置より撮影可能位置までフィルムを巻取
る作動中に行うように構成されている。
【0008】また、表示の仕方としては、特公昭60ー
35720号等に記載されているように、1つの表示部
に異なる情報を交互に表示するといったカメラが提案さ
れている。
【0009】また、特公昭60ー144724号等で
は、背蓋に連動したスイッチによってスタートするタイ
マを用いて一定時間待った後、フィルムカートリッジに
備えられたDXコードよりフィルム情報を検知し、記憶
回路に記憶するカメラ等が提案されている。
【0010】しかしながら、上記従来例では、フィルム
情報を読み取り、且つ表示する時間が、フィルムの先端
位置から撮影可能位置へフィルムを巻取る作動中なの
で、次のような問題点があった。
【0011】1)フィルム情報の表示がフィルムの巻取
り作動中のため、フィルムの作動に気を取られ、その表
示内容を見落してしまう。
【0012】2)フィルム情報の表示がカメラ等の上面
部に備えられた液晶表示器などによってなされるため、
背蓋を閉じた直後にカメラ等の向きを返ないと、フィル
ム情報表示を見落してしまう。
【0013】(発明の目的)本発明の第1の目的は、セ
ルフタイマのカウントダウン表示と連続セルフ回数の表
示を見易い表示にて行うことのできるカメラを提供する
ことである。
【0014】本発明の第2の目的は、フィルム情報の表
示を見落としてしまう恐れのないカメラを提供すること
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示手段にお
ける一周期中の消灯時間を、セルフ設定部材にて設定さ
れたセルフ撮影回数に関係なく一定とする表示制御手段
を設け、1回のセルフ撮影時における一周期中の消灯時
間と2回以上の連続セルフ撮影時における一周期中の消
灯時間とを同じにするようにしている。
【0016】また、本発明は、カメラの背蓋閉成動作に
連動して所定時間を計時するタイマ手段と、該タイマ手
段が所定時間を計時するまでの間、記憶手段に記憶され
たフィルム情報を前記表示手段に表示させ、前記所定時
間が経過すると、フィルム給送手段にフィルムの空送り
動作を開始させる制御手段とを設け、フィルム情報の表
示とフィルム空送り動作を時系列に行うようにしてい
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例におけるセル
フ撮影機能付カメラの斜視図であり、1はレリーズボタ
ンである。2はセルフ撮影設定ボタンで、該ボタンの押
す回数によって連続セルフ撮影回数が設定可能となる。
3はフィルムカウンタ窓、4はファインダ窓、5はカメ
ラ、6は撮影レンズ、7はセルフ表示器であるところの
LEDである。
【0019】図2は上記カメラの主要部分の構成を示す
回路図である。
【0020】8はカメラの電源であるところの電池、9
はLED7のスイッチチング用のトランジスタ、10は
抵抗、11はカメラの各種動作制御を行うマイクロコン
ピュータ、12は前記セルフ撮影設定ボタン2の押圧操
作に連動するセルフスイッチである。
【0021】セルフ撮影設定ボタン2の押圧操作が行わ
れると、セルフスイッチ12がONし、この信号がマイ
クロコンピュータ11に入力される。すると、マイクロ
コンピュータ11は図3において説明する様な、セルフ
回数に応じた駆動信号をトランジスタ9へ出力し、これ
をON,OFFさせてLED7を点滅させる。なお、詳
細な動作については、図4にて後述する。
【0022】次に、上記の様にマイクロコンピュータ1
1より出力される駆動信号、つまりはLED7における
点滅状態について、図3にしたがって説明する。
【0023】1回のセルフ撮影時には、約8秒間のカウ
ントダウン表示の期間A1 があり、この期間において
は、時間A5 の間LED7が点灯し、残りの時間A7
間消灯するといった、時間A6 の表示が繰り返され(同
様の周期が繰り返され)、その後、時間A2 は約2秒と
して連続点滅し、これがセルフ撮影直前を表し、その後
ポイントBにおいてセルフレリーズされ、撮影が開始さ
れる。
【0024】また、2回連続セルフ撮影時には、1回の
セルフ撮影時と同様に約8秒間のカウントダウン表示の
期間A1 があり、この期間においては、時間A8 ,時間
10の間点灯するようにLED7が2回連続点滅し、時
間A7 に等しいA11の間消灯するといった、時間A9
表示が繰り返され、その後、時間A2 は連続点滅し、こ
れがセルフ撮影直前を表し、その後ポイントBにおいて
1回目のセルフレリーズされ、撮影が行われる。そし
て、その後時間A3 の間同様に連続点滅し、ポイントC
において2回目のセルフレリーズされ、撮影が行われ
る。
【0025】この様に、時間A9 内における消灯時間を
時間A7 に等しいA11としているため、2回連続セルフ
撮影時においても、1回のセルフ撮影時と同様、最適な
カウントダウンの表示を行うことができる。
【0026】また、3回連続セルフ撮影時には、1回及
び2回セルフ撮影時と同様に約8秒間のカウントダウン
表示の期間A1 があり、この期間においては、時間
14,時間A15,時間A16の間点灯するようにLED7
が3回連続点滅し、時間A7 に等しいA18の間消灯する
といった、時間A17の表示が繰り返され、その後、時間
2 ,時間A3 ,時間A4 は連続点滅し、これがセルフ
撮影直前を表し、その後ポイントBにおいて1回目のセ
ルフレリーズされ、撮影が開始される。そして、その後
時間A3 の間同様に連続点滅し、ポイントCにおいて2
回目のセルフレリーズされ、撮影が行われ、更に、時間
4 の間同様に連続点滅し、ポイントDにおいて3回目
のセルフレリーズされ、撮影が行われる。
【0027】この様に、3回連続セルフ撮影時には、時
間A14,時間A15,時間A16の間点灯するようにLED
7が3回連続点滅がなされるが、その後の時間A17内に
おける消灯時間を時間A7 に等しいA18としているた
め、この際にも、1回のセルフ撮影時と同様、最適なカ
ウントダウンの表示を行うことができる。
【0028】なお、言うまでもないが、連続セルフ回数
が3回以上の何回でも設定可能であり、しかも連続セル
フレリーズ回数の表示及びカウントダウン期間表示と、
レリーズ直前表示との区別も明確にできる表示が可能で
ある。
【0029】次に、上記のマイクロコンピュータ11で
の動作について、図4のフローチャートにしたがって説
明を行う。 [ステップ101] セルフスイッチ12がONしたか
否かを判別し、ONしたことを判別するとステップ10
2へ進む。 [ステップ102] 連続セルフ撮影の回数nを「1」
にセットする。 [ステップ103] タイマカウント値Sを「0」にセ
ットする。 [ステップ104] タイマカウント値Sが「8秒」に
達したか否かを判別し、達していれば(S≧8の関係に
あれば)ステップ111へ進み、達していなければ(S
<8の関係にあれば)ステップ105へ進む。 [ステップ105] セルフ表示器であるLED7の点
滅をn回行う。 [ステップ106] 消灯時間として時間A7 (或はこ
れに等しい時間A11,A18)待機する。 [ステップ107] ここでは2回以上の連続セルフを
行うべくセルフスイッチ12が再度ONされたか否かを
判別し、ONされていればn回連続のセルフ撮影が指示
されたとしてステップ109へ進む。一方、セルフスイ
ッチ12が再度ONされていなければ、1回のセルフ撮
影が設定されているとしてステップ108へ進む。 [ステップ108] タイマカウント値Sを「+1」
し、ステップ104へ戻る。
【0030】ここで、1回のセルフ撮影が設定されてい
る場合は、上述したステップ104→105→106→
107→108→104の動作が繰り返し行われ、タイ
マカウント値Sが「8秒」に達するとステップ104か
ら後述するステップ111へと移行する。
【0031】前記ステップ107において、セルフスイ
ッチ12が再度ONされたと判別した場合は、前述した
ようにn回連続セルフ撮影が指示されたとしてステップ
109へ進む。 [ステップ109] ここでは連続セルフ回数nを「+
1」とし、1回分セルフ回数を追加する。 [ステップ110] 連続セルフ回数nが「3」に達し
ているか否かを判別し、達していれば(S>3の関係に
あれば)この動作を終了する。また、達していなければ
(S≦3の関係にあれば)ステップ103へ戻り、セル
フタイマのリセットをして、約10秒のセルフカウント
の初期からスタートする。
【0032】ここで、2回以上のセルフ撮影が設定され
ている場合は、タイマカウント値Sが「8秒」に達する
まで、上述したステップ104→105(ここでは2回
の以上の点滅がなされる)→106(ここでは連続セル
フ回数に関係なく一定の消灯時間待ちが行われる)→1
07→108→104の動作が繰り返し行われ、タイマ
カウント値Sが「8秒」に達すると、1回セルフ撮影時
と同様、後述するステップ111へと移行する。
【0033】前記ステップ104において、タイマカウ
ント値Sが「8秒」に達すると、前述したようにステッ
プ111以降の動作を開始する。 [ステップ111] ここでは連続セルフ回数nが
「0」に達したか否かを判別し、連続セルフ回数の途中
である場合にはステップ112へ進む。 [ステップ112] 約2秒間(時間A2 )の間LED
7の連続点滅を繰り返し、ステップ113へ進む。 [ステップ113] レリーズボタン1の第1ストロー
クに伴うAE及びAFの各動作を行う。 [ステップ114] レリーズボタン1の第2ストロー
クに伴う公知の撮影動作を行う。 [ステップ115] 撮影駒の巻上げを行う。 [ステップ116] 連続セルフ回数nを「ー1」し、
ステップ111へと戻る。
【0034】以後、連続セルフ回数nだけステップ11
2からステップ116までの動作を繰り返し、該連続セ
ルフ回数nに達するとステップ111からこのルーチン
を抜け出し、この動作を終了する。
【0035】上記の第1の実施例によれば、セルフ撮影
準備中のカウントダウン期間の表示として、1回のセル
フ撮影時の一周期中の点滅周期における消灯時間と複数
回のセルフ撮影時の複数回点滅後の消灯時間とを同じに
するようにしているため、連続セルフ回数の制限なく応
用でき、連続セルフ回数及びセルフ撮影準備中のカウン
トダウン期間表示が明確になるという効果がある。
【0036】(第2の実施例)図6乃至図10は本発明
の第2の実施例におけるフィルム情報表示装置を備えた
カメラに関するものである。
【0037】図6はカメラの上面図であり、図中、51
はカメラ、51aは背蓋、52は種々の情報を表示する
液晶表示器である。
【0038】この図6は、フィルムカートリッジ(不図
示)をカメラに装填し、背蓋51aを閉めることによっ
て該フィルムカートリッジに備えられたフィルム情報
(不図示)を読み取り、カメラ上面に配置された液晶表
示器52を用いて表示している状態を示している。
【0039】図7は液晶表示器52の拡大図であり、5
2aはフィルムのISO感度値を表示した表示部、52
cはその表示のシンボルを示す表示部である。
【0040】図8は同じく液晶表示器52の拡大図であ
り、図7のISO感度表示終了後、フィルム先端位置を
撮影可能状態までフィルム駆動し、撮影可能状態となっ
たときの液晶表示器における表示形態を示している。
【0041】図9は図6に示したカメラの回路ブロック
図を示している。
【0042】図9において、PRSはカメラの各種制御
を行うもので、例えば内部に中央演算処理装置CPU、
記憶部ROM,RAM、タイマTを備えると共に、A/
D変換機能を有するIチップ・マイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略す)である。
【0043】マイコンPRSは、ROMに格納されたカ
メラのシーケンス・プログラムに従って自動露出制御機
能,自動焦点検出機能,ストロボ制御機能,フィルム巻
上,メカチャージ機能等のカメラの一連の動作を制御す
る。その為にマイコンPRSは、同期式通信用信号S
O,SI,SCLK、通信選択信号CLCM,CSD
R,CDDRを用いてカメラ本体内の周辺回路及びレン
ズと通信して各々の回路やレンズの動作を制御する。
【0044】SOはマイコンPRSから出力されるデー
タ信号、SIはマイコンPRSから出力されるデータ信
号、SCLKは信号SO,SIの同期クロックである。
【0045】LCMはレンズ通信バッファ回路であり、
カメラが動作中のときにはレンズ用電源端子に電力を供
給すると共に、マイコンPRSからの選択信号CLCM
が高電位レベル(以下、“H”と記す)の時にはカメラ
本体とレンズ間の通信バッファとなる。即ち、マイコン
PRSが選択信号CLCMを“H”にして、同期クロッ
クSCLKに同期して所定のデータを信号SOから送出
すると、該レンズ通信バッファ回路LCMはカメラレン
ズ間接点を介して同期クロックSCLK,信号SOの各
バッファ信号をレンズへ出力する。それと同様に、レン
ズからレンズ焦点距離等の信号が信号SIとして出力さ
れるが、マイコンPRSは同期クロックSCLKに同期
して上記信号SIをレンズからのデータとして入力す
る。
【0046】SDRはCCD等から構成される焦点検出
用のラインセンサ装置の駆動回路であり、通信選択信号
CSDRが“H”の時に選択されて、信号SO,SI,
クロックSCLKを用いて制御される。
【0047】SPCは撮影レンズを介した被写体からの
光を受光する露光制御用測光センサであり、その出力S
SPはマイコンPRSのアナログ入力端子に入力され、
A/D変換後、所定のプログラムに従って自動露出制御
(AE)に用いられる。
【0048】DDRはスイッチ検知及び表示用の回路で
あり、信号CDDRが“H”の時に選択されて信号S
O,SI,同期クロックSCLKを用いてマイコンPR
Sにて制御される。即ち、マイコンPRSから送られて
くるデータに基づいてカメラの表示器DSP(液晶表示
器52に相当する)の表示内容を切替えたり、後述する
カメラの各種状態に連動するスイッチ又は状態信号を通
信によってマイコンPRSへ報知する。
【0049】FMSはフィルム給送検知回路で、検知出
力は信号SFMSとして回路DDRに入力する。
【0050】SWSは背蓋51aの開閉と連動した背蓋
スイッチで、信号SSWSとして回路DDRに入力す
る。
【0051】SWPはフィルムカートリッジの有無を検
知するカートリッジ検知回路で、信号SSWPとして回
路DDRに入力する。
【0052】スイッチSW1,SW2は不図示のレリー
ズボタンに連動したスイッチで、レリーズボタンの第一
段階の押下げによりスイッチSW1がONし、引続いて
第二段階までの押下げによりスイッチSW2がONす
る。上記のマイコンPRSは後述するようにスイッチS
W1のONで測光,自動焦点調節を行い、スイッチSW
2のONをトリガとして露出制御,フィルムの巻上げを
行う。
【0053】M1はフィルム給送用、M2はミラーアッ
プ,ダウン及びシャッタチャージ用のモータであり、M
DR1,MDR2は各々の駆動モータM1,M2の駆動
回路であり、上記のマイコンPRSからの信号MIF,
MIR,M2F,M2Rが該駆動回路MDR1,MDR
2に入力されることにより、上記モータM1,M2の正
転,逆転の制御が行われる。
【0054】Mg1,Mg2は各々シャッタ先幕,後幕
走行開始用マグネットで、マイコンPRSにより信号S
MG1,SMG2が増幅トランジスタTr1,Tr2に
通電されることにより、これらが駆動し、シャッタ制御
がなされる。
【0055】REDは、マイコンPRSより信号SRE
D1が入力されることにより、フィルムカートリッジに
備わったDXコードよりISO感度やフィルム規定駒数
を読み取り、マイコンPRSへ信号SRED2として出
力するフィルム情報読取回路である。
【0056】次に、上記のカメラの動作について、図1
0のフローチャートにしたがって説明する。
【0057】不図示の電源スイッチがONとなると、マ
イコンPRSへ給電が開始され、マイコンPRSは記憶
部ROMに格納されたシーケンスプログラムを実行を開
始可能な状態となる。その後、不図示のフィルムカート
リッジがカメラに装填されると、マイコンPRSはステ
ップ201からの動作を開始する。 [ステップ201] 背蓋51aが閉じられたか否かを
判別し、閉じられることによりステップ202へ進む。 [ステップ202] 背蓋51aの閉成に連動する背蓋
スイッチSSWSがONしたか否かを判別し、ONする
ことによりステップ203へ進む。 [ステップ203] 内部タイマTをスタートさせ、所
定時間を経過するとステップ204へ進む。 [ステップ204] フィルム情報読取回路REDを駆
動し、フィルムカートリッジに備えられたDXコードよ
り読取られるISO感度等のフィルム情報を入力する。
そして、これを記憶部RAMに記憶する。 [ステップ205] 上記のISO感度情報を表示器D
SP(液晶表示器52)表示する(図6,7参照)。 [ステップ206] 内部タイマTをリセットした後、
再びスタートさせ、所定時間を経過するとステップ20
7へ進む。 [ステップ207] 上記ステップ205において表示
したISO感度の情報を消し、ステップ208へ進む。 [ステップ208] ここでは電源である電池の残量確
認(バッテリーチェックBC)を行い、所定値より低い
ときはステップ209へ進み、所定値以上の場合はステ
ップ210へ進む。 [ステップ209] 電源(電池)電圧が所定値よりも
低いため、バッテリー警告を行う。 [ステップ210] フィルムの先端位置を撮影可能位
置へ移動させるため、つまり公知のオートローディング
動作を開始するため、マイコンPRSは信号M1Fを駆
動回路MDR1へ出力する。これにより、フィルム給送
用モータM1が駆動し、フィルムの空送りが開始され
る。この動作は、フィルム給送検知回路FMSからの信
号SFMSに基づいて行われる。
【0058】(第3の実施例)図11は本発明の第3の
実施例のフィルム情報表示装置を備えたカメラの裏面図
であり、第2の実施例と同じ部分は同一符号を付してあ
る。また、回路ブロックや一連の動作の流れは第1の実
施例と同様であるものとする。
【0059】図11において、53は背蓋51aに取付
けられた液晶等の表示器であり、撮影可能状態では、フ
ィルムへ日付又は時間などの数値を写し込むための情報
を表示する部分であるが、フィルムカートリッジ(不図
示)をカメラにセットしたときは、公知のオートローデ
ィングを開始する前にフィルムカートリッジのDXコー
ドより読み取ったISO感度の情報を表示する部分とし
て兼用される。
【0060】以上の第2及び第3の実施例によれば、フ
ィルムカートリッジに備えられたDXコードを読み取る
と、所定時間そのISO感度表示(フィルム規定駒数の
表示でも良いし、両方の情報を表示する構成であっても
よい)を行い、その後フィルムのオートローディング
(空送り)を開始する様にしている為、フィルム情報表
示を見落してしまうといったことがなくなる。
【0061】また、第2の実施例の様に、フィルム情報
の表示を背蓋に備えられた日付又は時間の写し込み用の
表示装置と兼ねることで、フィルム情報を正確に確認で
きる効果がある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示手段における一周期中の消灯時間を、セルフ設定部
材にて設定されたセルフ撮影回数に関係なく一定とする
表示制御手段を設け、1回のセルフ撮影時における一周
期中の消灯時間と2回以上の連続セルフ撮影時における
一周期中の消灯時間とを同じにするようにしている。
【0063】よって、セルフタイマのカウントダウン表
示と連続セルフ回数の表示を見易い表示にて行うことが
できる。
【0064】また、本発明によれば、カメラの背蓋閉成
動作に連動して所定時間を計時するタイマ手段と、該タ
イマ手段が所定時間を計時するまでの間、記憶手段に記
憶されたフィルム情報を前記表示手段に表示させ、前記
所定時間が経過すると、フィルム給送手段にフィルムの
空送り動作を開始させる制御手段とを設け、フィルム情
報の表示とフィルム空送り動作を時系列に行うようにし
ている。
【0065】よって、例えば他のカメラ動作に気を取ら
れてフィルム情報の表示を見落としてしまうといった恐
れを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるセルフ撮影機能
を備えたカメラの斜視図である。
【図2】図1のカメラの要部構成を示す回路図である。
【図3】図1のカメラのセルフ撮影時におけるセルフ表
示の状態を示すタイミングチャートである。
【図4】図1のカメラのセルフ撮影時における動作を示
すフローチャートである。
【図5】従来のカメラのセルフ撮影時におけるセルフ表
示の状態を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例におけるフィルム情報表
示装置を備えたカメラの上面図である。
【図7】図6の液晶表示器にてISO感度表示を行って
いるときの状態を示す図である。
【図8】図6の液晶表示器にてISO感度表示を終了し
た後の状態を示す図である。
【図9】図6のカメラの構成を示す回路ブロック図であ
る。
【図10】図9のマイコンでの主要部分の動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施例におけるフィルム情報
表示装置を備えたカメラの裏面図である。
【符号の説明】
2 セルフ撮影設定ボタン 7 LED 11 マイクロコンピュータ 12 セルフスイッチ 52 液晶表示器 PRS マイコン RED フィルム情報読取回路 DSP 表示器 T タイマ RAM 記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルフ撮影モード及び連続セルフ回数を
    設定する為のセルフ設定部材と、該セルフ設定部材にて
    設定されたセルフ撮影回数だけ点滅し、その後消灯時間
    を持つといった周期によりカウントダウン表示を行う表
    示手段とを備えたカメラにおいて、前記表示手段におけ
    る一周期中の消灯時間を、前記セルフ設定部材にて設定
    されたセルフ撮影回数に関係なく一定とする表示制御手
    段を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 フィルムカートリッジよりフィルム情報
    を読み取るフィルム情報読取手段と、該フィルム情報読
    取手段にて読み取られたフィルム情報を記憶する記憶手
    段と、該記憶手段に記憶されたフィルム情報を前記表示
    する表示手段と、フィルムの給送を行うフィルム給送手
    段とを備えたカメラにおいて、カメラの背蓋閉成動作に
    連動して所定時間を計時するタイマ手段と、該タイマ手
    段が所定時間を計時するまでの間、前記記憶手段に記憶
    されたフィルム情報を前記表示手段に表示させ、前記所
    定時間が経過すると、前記フィルム給送手段にフィルム
    の空送り動作を開始させる制御手段とを設けたことを特
    徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 表示手段は、背蓋側に設けられ、フィル
    ム情報の表示終了後は、フィルムへの写し込み情報表示
    を行う手段であることを特徴とする請求項2記載のカメ
    ラ。
JP4223566A 1992-07-31 1992-07-31 カメラ Pending JPH0651387A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7123284B2 (en) 2003-03-14 2006-10-17 Nec Corporation Cellular phone set having self-timer photographing function with countdown indication
US10075631B2 (en) 2014-03-19 2018-09-11 Casio Computer Co., Ltd. Imaging apparatus, imaging method and recording medium having program for performing self-timer shooting

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