JPH04715B2 - - Google Patents

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JPH04715B2
JPH04715B2 JP61181510A JP18151086A JPH04715B2 JP H04715 B2 JPH04715 B2 JP H04715B2 JP 61181510 A JP61181510 A JP 61181510A JP 18151086 A JP18151086 A JP 18151086A JP H04715 B2 JPH04715 B2 JP H04715B2
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Hirokazu Fujita
Akinori Higashama
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Nitto Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はねじ、リベツト、ボルト等の頭部と脚
部とからなる部品を互いに同方向へ同速度で移動
する一対の無端ベルトで連続整列移送し、この移
送中に部品の外形形状が判定項目毎に所定の値の
範囲内にあるか否かを判定し、このデータから部
品の良品不良品を検査する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来からある部品の良品不良品の検査装置とし
ては、第5図に示すように、シユートレール10
1上を連続整列供給されてきたねじ102を連続
回転する円板110に所定間隔をおいて形成した
保持溝110aに保持し、これをこの保持溝11
0aの回転軌跡上に配置したねじ102の脚長の
良否、ねじ102の鍍金の良否、ねじ山形状の良
否、ねじ102の頭部形状の良否等の諸々の要素
を判定する判定ユニツト130でねじの良品不良
品を判定し、この不良品をノズル133からのエ
アーにより排除するものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのようにシユートレール上を連
続供給されてきた部品を所定間隔を保つて移送し
なければならないため、部品の大量の検査におい
ては、時間がかかり効率のよい部品の判定作業が
できなかつた。また、製造装置の高速化により短
時間で大量の部品の良品不良品の判定が近年、要
求されているが、このような判定装置の使用は、
構造上限界があり、選別作業において滞貨が多く
発生していた。更に、この装置において、円板に
保持溝をできるだけ多く形成し、前記大量の選別
作業に対応しようとしても前記判定ユニツトから
の判定信号を記憶する記憶装置の容量がその保持
溝の数だけ必要となり、そのため、高価になる等
の問題点があつた。
また、この他に実公昭59−2870号公報に記載さ
れた頭付き棒状部品の脚長選別装置もある。これ
は傾斜したシユートレール上を流送される頭部を
上にして脚部を下にした状態で通過したねじに対
して、この脚部の長さが所定の長さかどうかを検
出するものであるが、このシユートレール上を流
れるねじは流れ動作中にねじがふらついたり、わ
ずかながら傾斜して移動するため、正確な脚長検
査ができないとともに、このシユートレールに各
種の検査ユニツトを取付ける場合にシユートレー
ルに種々の加工を加えねばならず、調整も複雑に
なる問題がある。
更に、頭部と脚部とを有する部品を前方へ頭部
を支持して送るものとして、実開昭59−170506号
公報がある。これは駆動プーリと従動プーリとの
間に断面円形の無端条体を間隔をあけて平行に配
置し、この間に頭部を載せて搬送するものである
が、この無端条体の円形断面に対して頭部が比較
的大きいものは整列して搬送されるが、ねじのよ
うに頭部が比較的小さいものの場合は、そのねじ
が斜めになつて搬送されたり、少しでも間隔が広
いとねじが落下する等の問題があり、不良品の検
査装置としての使用ができない等の問題点もあ
る。
本発明はこのような問題点を解決するとともに
構造簡単でかつ大量の部品を確実に移送中に正確
に判定するという時代の要求に応じて提供された
全く新規な無端ベルトによる移送装置において、
この移送中に判定ユニツトで各種の判定を行い、
これらの結果から部品の良品不良品を判定する装
置の提供を第1の目的としている。
第2の目的は、第1の目的に加えて無端ベルト
への部品の供給を定期的に中断し、この間にベル
ト上を移送される部品の数と移送中に検出された
データの数とが一致しているか否かを判定し、部
品が正しく良品、不良品に判別されているか否か
を判定する構成の部品の良品不良品検査装置を得
ることにある。
第3の目的は、第1の目的に加えて、部品が比
較的間隔をあけて移送されてきた時に、その部品
が無端ベルトで移送されている間に部品のデータ
不足による部品の良品不良品の検査の異常を検出
する構成の部品の良品不良品検査装置を得ること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記第1の目的を達成するため、本発明の部品
の良品不良品の検査装置は、頭部と脚部とからな
る部品の頭部を上に、この頭部座面を支持して脚
部を垂下した状態で同方向にかつ同速度で循環移
動可能な一対の帯状の無端ベルト10を互いに平
行にしかも脚部が嵌まる程度の間隔をあけて設置
し、この無端ベルト10を巻掛けた第1、第2ベ
ルト車11,12のいずれか一方に速度調整自在
なモータ5を連結し、この無端ベルト10の移送
路側に部品の有無検出手段40とこの有無検出手
段40の出力信号により作用する判定ユニツト3
0とを互いに接して複数対配置し、これら判定ユ
ニツト30の全てにこれの信号を記憶する記憶回
路34を夫々接続し、前記無端ベルト10の移送
路側の移送終端に前記判定ユニツト30で判定項
目毎にデータが収集された部品が達するのを検出
し、前記判定ユニツト30のデータを記憶してい
る夫々の記憶回路34からその部品に対応するデ
ータを取出すための信号を出力する部品の到着検
出手段41を配置し、これら全ての記憶回路34
と到着検出手段41にこの部品に対応するこれら
全ての判定ユニツト30からのデータがあらかじ
め設定された値の範囲内にある時は良品、これ以
外のデータが一つでもある時は不良品の信号を出
力する良否判定制御回路37を接続したことを要
旨としたものである(第1の発明)。
第2の目的を達成するための部品の良品不良品
の検査装置は、頭部と脚部とからなる部品の頭部
を上に、この頭部座面を支持して脚部を垂下した
状態で同方向にかつ同速度で循環移動可能な一対
の帯状の無端ベルト10を互いに平行にしかも脚
部が嵌まる程度の間隔をあけて設置し、この無端
ベルト10を巻掛けた第1、第2ベルト車11,
12のいずれか一方に速度調整自在なモータ5を
連結し、この無端ベルト10の移送路側に部品の
有無検出手段40とこの有無検出手段40の出力
信号により作用する判定ユニツト30とを互いに
接して複数対配置し、これら判定ユニツト30の
全てにこれの信号を記憶する記憶回路34とその
信号が何番目かをカウントするデータカウント回
路35とを夫々接続し、更に、全てのデータカウ
ント回路35に無端ベルト10上に前記部品が無
くなつたことを確認する確認手段60を接続し、
無端ベルト10の移送路側の移送終端に前記判定
ユニツト30で判定項目毎にデータが収集された
前記部品が達するのを検出し、前記判定ユニツト
30のデータを記憶している夫々の記憶回路34
からその部品に対応するデータを取出すための信
号を出力する到着検出手段41を配置し、これら
全ての記憶回路34と部品の到着検出手段41に
この部品に対応する全ての判定ユニツト30から
のデータがあらかじめ設定された値の範囲内にあ
る時は良品、これ以外のデータが一つでもある時
は不良品の信号を出力する良否判定制御回路37
を接続し、前記データカウント回路35に部品の
供給が阻止されて無端ベルト10上に部品が無く
なつたことを確認する信号が前記確認手段60か
ら出力されると、前記全てのデータカウント回路
35の残りデータの有無を検出するデータ有無検
出回路61を接続し、このデータ有無検出回路6
1でデータ無しの信号が出力されると、無端ベル
ト10への部品の供給が再開され、残りデータ有
りの信号が出力されると、無端ベルト10への部
品の供給が停止されるようにしたことを要旨とし
たものである(第2の発明)。
第3の目的を達成するための部品の良品不良品
の検査装置は、頭部と脚部とからなる部品の頭部
を上に、この頭部座面を支持して脚部を垂下した
状態で同方向にかつ同速度で循環移動可能な一対
の帯状の無端ベルト10を互いに平行にしかも脚
部が嵌まる程度の間隔をあけて設置し、この無端
ベルト10を巻掛けた第1、第2ベルト車11,
12のいずれか一方に速度調整自在なモータ5を
連結し、この無端ベルト10の移送路側に部品の
有無検出手段40とこの有無検出手段40の出力
信号により作用する判定ユニツト30とを互いに
接して複数対配置し、これら判定ユニツト30の
全てにこれの信号を記憶する記憶回路34とその
信号が何番目かをカウントするデータカウント回
路35とを夫々接続し、前記無端ベルト10の移
送路側の移送終端に前記判定ユニツト30で判定
項目毎にデータが収集された前記部品が達するの
を検出するとともに前記データカウント回路35
から全ての記憶回路34にデータが残つているか
否かを検出するための信号を出力する到着検出手
段41を配置し、前記データカウント回路35と
到着検出手段41とにこの到着検出手段41から
の信号により作用し、残りのデータ無しの信号に
より部品の供給を停止し、残りのデータ有りの信
号により前記全ての記憶回路34からデータを取
出してこの部品に対応する全ての判定ユニツト3
0からのデータがあらかじめ設定された値の範囲
内にある時は良品、これ以外のデータが一つでも
ある時は不良品の信号を出力する良否判定制御回
路37を接続したことを要旨とする(第3の発
明)。
〔作用〕
部品が連続してシユートレール1上を整列供給
されてくると、このシユートレール1の先端にお
いて、この部品はあらかじめ移送路側が前方へ同
速度で移動している一対の無端ベルト10に連続
的に供給される。そして、このように供給された
部品はこの左右一対の無端ベルト10に座面が支
持されて前方へ移送される。一方、この移送中に
移送路側の無端ベルト10に沿い配置された部品
の有無検出手段40により部品が検出されると、
この信号によりこれに接近して配置されている判
定ユニツト30がこの部品の外形形状のあらかじ
め設定された判定項目についてその値が設定値の
範囲内にあるか否かを判定して、このデータが記
憶回路34に記憶される。また、この部品は続い
て移送され、次の有無検出手段40により検出さ
れて次の判定ユニツト30により別の判定項目に
ついて判定されて上記動作が繰返される。このよ
うにしてあらかじめ設定された判定項目の判定信
号が夫々の記憶回路34に部品の通過した順番に
従つて記憶されていくので、部品が移送終端に達
して、到着検出手段41から信号が入ると、その
部品に対して良否判定制御回路37において良品
不良品の判定がなされ、その信号が排除ユニツト
動作回路38に入り、この回路が動作して連続す
る部品の一つ一つについて、良品不良品の選別を
する。
また、このような作用により部品を連続して良
品不良品に選別するのに加えて、この無端ベルト
10に供給される部品供給を定期的に遮断して、
この間の部品の良品不良品の選別に必要なデータ
の数と部品の数とが一致しているか否かを判定す
る構成を設けた第2の発明では、部品の良品不良
品の検査を定期的に中断してデータの数と部品の
数とを照合することにより、検査作業の正確性が
高まる作用がある。
更に、第1の発明の部品を連続して良品不良品
に選別するのに加えて、部品が比較的間隔をあけ
て移送されてきた時に、その部品が無端ベルト1
0で移送されている間に部品のデータ不足による
検査不良を検出することにより即座に検査異常を
発見する作用がある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図に
基づき説明する。第1図及び第2図において、1
はほぼ水平に配置されて連続微振動によりねじ2
を前方に連続整列供給するシユートレールであ
り、このシユートレール1の先端には前記シユー
トレール1と同間隔を有する左右一対の帯状のリ
ボン鋼製の無端ベルト10が配置されている。こ
の無端ベルト10の両端は夫々第1、第2ベルト
車11,12に巻掛けられて常時平行に循環移動
するよう構成してある。また、非移送路側の無端
ベルト10が第1ベルト車11に入る側には前記
ベルト10が所定量以上外方へ移動するのを阻止
するガイドローラ22が回転自在に支持部材21
に取付けてあり、この支持部材21は前記第1ベ
ルト車11を回転自在に支持する第1ガイドフレ
ーム3に固定された固定部材13に一体固定され
ている。この固定部材13の先端には前記ベルト
10に張力を付与する第1テンシヨンプーリ16
が回転自在に支持されている。また、他方の第2
ベルト車12に接近した位置にも固定部材14を
介して前記非移送路側の無端ベルト10に張力を
付与する第2テンシヨンプーリ17が回転自在に
支持してあり、これら第1テンシヨンプーリ16
と第2テンシヨンプーリ17との間には前記第
1、第2テンシヨンプーリ16,17とは反対方
向にベルト10に張力を付与する第3テンシヨン
プーリ18が固定部材15に回転自在に支持され
ている。一方、前記第2ベルト車12にはこれを
回転自在に支持する第2ガイドフレーム4に固定
されて速度調整自在なモータ5により回転駆動さ
れる回転軸6が固定されている。また、移送路側
の無端ベルト10は前記第1ガイドフレーム3と
第2ガイドフレーム4とに両端が固定された一対
のガイドレール8に沿つて移動する構成である。
更に、この循環移動する無端ベルト10の移送
路側には、即ち、ねじ2を前方へ移送する側には
これに接近して前記ベルト10により移送されて
くるねじ2の外形形状の良否を判定する複数種類
の判定ユニツト30、例えば、ねじ2の脚長を判
定する脚長判定ユニツト、鍍金の良否判定ユニツ
ト、ねじ山不良判定ユニツト等が所定間隔をおい
て配置されている。これら判定ユニツト30には
第3図に示すように、これら判定ユニツト30か
らの信号を記憶する記憶回路34が夫々接続され
ている。これら記憶回路34は、夫々の記憶回路
34から全ての判定信号が入ると、ねじ2が良品
か不良品かを判別する良否判定制御回路37に接
続してある。一方、前記判定ユニツト30にはデ
ータカウント回路35が夫々分岐接続してあり、
このデータカウント回路35は夫々のデータカウ
ント回路35からの信号を取出して判定ユニツト
30の数だけデータの数があるか、即ち、データ
が不足していないかどうかを比較するデータ不足
判定回路36に接続されている。また、このデー
タカウント回路35には前記移送路の終端に配置
された到着検出手段41にも分岐接続され、この
到着検出手段41によりデータカウント回路35
からの信号がデータ不足判定回路36に出力され
るようになつており、この到着検出手段41はね
じ2が移送終端に達したことを検出し、夫々のデ
ータカウント回路35からねじ2の判定項目毎に
順番に記憶されている良否データを取出すための
信号を出力するものである。
また、この検査装置においては、連続するねじ
2の無端ベルト10への供給を定期的に停止し
て、ねじの数に対して全ての判定項目のデータの
数が夫々一致しているか否かを検査する必要性か
ら前記連続微振動するシユートレール1には、こ
の微振動を時間で停止させるためのタイマ(図示
せず)が設けられている。このタイマには無端ベ
ルト10上のねじ2が完全に移送終端からなくな
るのに十分な時間があらかじめ設定してあり、こ
れには設定時間経過後のタイマからの信号によ
り、作用する確認手段60が接続されている。こ
の確認手段60は夫々のデータカウント回路35
に接続してあり、このデータカウント回路35は
ねじが無端ベルト10上にない時にデータがない
のが正常、データがあるのが異常と判定するデー
タ有無検出回路61に接続されている。このデー
タ有無検出回路61はこれが正常と判定した時に
は、前記シユートレール10に動作開始信号を出
力するように接続されている。
更に、前記記憶回路34は第4図に示すよう
に、判定項目毎にデータを収納するデータテーブ
ル50を有しており、このデータテーブル50の
番地1から順にねじ2のデータが記憶されるよう
になつている。このデータテーブル50は少なく
ともねじ2を移送する移送路に並ぶねじの量に相
当する量の番地があり、前記到着検出手段41の
信号により、最初に記憶されたデータ(A−1)、
(B−1)、(C−1)を夫々データテーブル50
から一斉に取出すようになつている。
前記判定ユニツト30はこの外にも種々ある
が、必要な判定項目に応じて判定ユニツト30を
適宜増減すればよい。また、これら判定ユニツト
30の入口側にはこれら判定ユニツト30にねじ
2が入つたか否かを検出する有無検出手段40が
夫々取付けられてあり、この有無検出手段40か
らの信号が入ると、前記判定ユニツト30が動作
するようになつている。尚、前記到着検出手段4
1と有無検出手段40とは図示していないが、投
光器及び受光器から構成される光電センサあるい
はその他のセンサ類である。更に、この実施例で
は、ねじ2の供給を定期的に停止させるのにシユ
ートレール1の微振動を停止させて行つていた
が、これに変えて、シユートレール1の終端にシ
ヤツタ(図示せず)等の阻止手段を設けてねじ2
の供給を阻止するようにしてもよい。しかもこの
ねじ2の供給を定期的に停止させる手段としてタ
イマを設けたが、これに変えて、ねじ2の供給量
あるいは数により供給を定期的に停止するように
してもよい。
更に、この有無検出手段40には第1図に示す
ように、前記第1ベルト車11に巻込まれる側に
取付けて一対の無端ベルト10が互いに離れる方
向に所定量以上移動するのを阻止するガイドロー
ラ22と同様の働きをする阻止手段(図示せず)
が取付けられている。このねじ2の移送路側の終
端側には前記判定ユニツト30により判定された
各種判定項目の内、一つでも設定値の範囲に入つ
ていなければ、前記良否判定制御回路37からの
信号によりそのねじ2を排除する不良品排除ユニ
ツトが配置されている。この実施例では、この不
良品排除ユニツトとして、不良品と判定された時
のみ、圧空気を供給して不良ねじ2を排除するノ
ズル33が前記第2ガイドフレーム4に取付けら
れている。
次にこの実施例の動作を説明する。第1図に示
すように、ねじ2が頭部を上に、脚部を垂下した
状態でシユートレール1上を連続して整列供給さ
れてくると、既に、移動を開始している一対の無
端ベルト10の間に前記ねじ2はこの姿勢を保つ
たまま移る。これによりねじ2はこの無端ベルト
10で頭部座面が支えられて前方へ移送される。
このねじ2の移送中に、移送路側のベルト10に
沿うて、例えば、ねじ2の脚長判定ユニツト、鍍
金の良否判定ユニツト、ねじ山不良判定ユニツト
等の判定ユニツト30が有無検出手段40と対を
なして順次配置されているから、ねじ2はこれら
判定ユニツト30を次々と通過し、夫々の判定ユ
ニツト30で良否の判定がなされる。この良否の
判定データはねじ2が通過すると、次々と順番に
記憶回路34に記憶され、夫々のデータテーブル
50に入る。このようにして、全ての判定ユニツ
ト30を次々に通過して判定項目毎に取出された
データは夫々のデータカウント回路35及び記憶
回路34にねじ2の通過順に記憶されてデータテ
ーブル50に収納されているから最初のねじ2が
到着検出手段41により検出されると、この信号
によりデータカウント回路35からデータ有りの
信号が入り、全ての記憶回路34のデータテーブ
ル50からこのねじ2に対応するデータが判定項
目毎に取出されて良否判定制御回路37で良品不
良品の判別がされる。一方、この取出されたデー
タの後には次のデータが入り、データは順に繰り
上がるようになつている。このため、記憶回路3
4の記憶容量は少なくてすむ。
そして、その信号が良否判定制御回路37から
排除ユニツト動作回路38に入り、良品不良品に
応じた動作をする。例えば、全ての判定ユニツト
30が良品と判定すると、ノズル33から圧空気
が供給されずに、このねじ2は良品として排出さ
れる。一方、これら判定ユニツト30の内、一つ
でも不良と判定すると、このねじ2は不良品と判
定され、ノズル33から圧空気が供給されてこの
ねじ2は前方へ吹き飛ばされる。
更に、ねじ2が検査の途中あるいは終了近くに
なつて比較的間隔をあけて移送され、これについ
て各判定ユニツト30により判定作業が行われて
からこのねじ2が到着検出手段41に達すると、
夫々のデータカウント回路35からこのねじに相
当する項目毎のデータが全て有るかあるいは不足
しているかが判定される。これによりデータが全
て有る場合は、全ての記憶回路34からそのデー
タが取出され、良品、不良品の判定がなされる。
一方、ねじ2が頭部を上に、脚部を垂下した正常
な姿勢ではなしに無端ベルト10上に倒れたまま
移送される等の原因によりデータが不足している
場合は、このねじ2についての判定が異常とな
り、検査装置が停止する。
また、連続して供給されたねじ2に対して今ま
での検査が正常になされたか否かを判定する場合
は、前記シユートレール10からのねじ2の供給
を定期的に停止し、ねじ2が無端ベルト10で完
全に全て移送されてから確認手段60からの信号
が入ると、データカウント回路35から夫々信号
が出力される。この信号をデータ有無検出回路6
1でデータが全てないと判断すると、正常にねじ
2の検査がなされたことになり、再び次のねじ2
の無端ベルト10への供給が開始される。一方、
この時、データ有りと判定されると、何等かの原
因でデータが重複して入つたことになり、この間
に行われたねじの検査は異常との判定がなされ、
検査装置が停止したままとなる。
尚、この実施例では、シユートレール1に微振
動を与えて、ねじ2を前方へ連続整列供給するよ
うにしているが、これに代えて傾斜シユートレー
ルを用いてねじ2が自重により滑り落ちるように
し、これを無端ベルト10の間に移すように構成
してもよい。また、この実施例では、無端ベルト
10として、リボン鋼を用いたが、なにもこれに
限定されるものではなく、薄くて引張り強度のあ
る帯状体であればよい。更に、この実施例では、
所定量あるいは所定時間づつ定期的にねじ2の供
給を停止し、この間に記憶回路34のデータテー
ブル50にデータが残つていないか否かを確認す
るようにしていたが、これに変え、全てのねじ2
の検査が終了するまで、連続して検査を行うよう
にしてもよく、このようにすることにより、検査
時間が短縮される。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した実施例から明らかなよう
に、頭部と脚部とからなる部品の頭部を上に、こ
の頭部座面を支持して脚部を垂下した状態で同方
向にかつ同速度で循環移動可能な一対の帯状の無
端ベルト10を互いに平行にしかも脚部が嵌まる
程度の間隔をあけて設置し、この無端ベルトを速
度調整自在なモータ5で駆動し、無端ベルト10
の移送路側に部品の有無検出手段40とこの有無
検出手段40の出力信号により作用する判定ユニ
ツト30とを互いに接して複数対配置し、これら
判定ユニツト30の全てにこれの信号を記憶する
記憶回路34を夫々接続し、前記無端ベルト10
の移送路側の移送終端に判定ユニツト30で判定
項目毎にデータが収集された部品が達するのを検
出し、データを記憶している夫々の記憶回路34
からその部品に対応するデータを取出すための信
号を出力する部品の到着検出手段41を配置し、
全ての記憶回路34と到着検出手段34にこの部
品に対応する全ての判定ユニツト30からのデー
タがあらかじめ設定された値の範囲内にある時は
良品、これ以外のデータが一つでもある時は不良
品の信号を出力する良否判定制御回路37を接続
したものである。
このように平行に配置した帯状の無端ベルトで
部品の頭部座面を支持して部品を移送しているの
で、この部品は移送中に落下したり、ふらついた
り、傾斜することなく、常時脚部を下にした状態
で移送することができるから、部品の検査が正確
にでき、特に、部品の良品と不良品との差が少な
いものに対しても安定した正確な検査ができる。
また、この帯状の無端ベルトは速度を変更調整自
在なモータで駆動されているから、各種検出手段
及び判定ユニツトの処理速度に合わせて部品の移
送速度が簡単に調整でき、使い勝手がよい。更
に、各種の判定ユニツトを無端ベルトの下面近く
に自由に配置できるので、空間を効率よく利用で
きるとともに検査装置の保守管理が容易となる。
しかも、部品を連続整列移送中に部品の判定項目
毎の良否を決定することができるので、部品の大
量の検査において比較的短時間で全ての部品の良
品不良品の判定が効率良くできる。また、製造装
置の高速化により短時間で大量の部品の良品不良
品の判定の要求に対しても十分に対応することが
でき、部品の滞貨が解消できる。更に、この装置
は判定ユニツトのデータがその部品の良品不良品
の判定が終了すると、このデータが入つていたデ
ータテーブルの番地に次のデータが繰り上がつて
入るので、記憶容量が比較的少なくてすみ、装置
を安価に提供できる。しかも高速化という時代の
要求に対して既に開発された、移送中に判定ユニ
ツトで各種の判定を行い、部品の良品不良品を判
定するという装置の実現を可能にする。また、定
期的に部品の供給を停止し、この間の検査が正常
か否かを判定することによりこの検査作業の信頼
性が高まり、品質が向上する。更に、間隔をあけ
て部品の移送中において、その部品に対しての検
査が正常か異常かの判定が即座にでき、これに対
する対応が迅速になるから不良品の混入が未然に
防止できる等の特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略正面図、第
2図は第1図の平面図、第3図はこの実施例の制
御回路を示すブロツク図、第4図はこの実施例の
記憶回路のデータテーブルを示す図、第5図は従
来例を示す斜視図である。 1はシユートレール、2はねじ、3は第1ガイ
ドフレーム、4は第2ガイドフレーム、5はモー
タ、6は回転軸、8はガイドレール、10は無端
ベルト、11は第1ベルト車、12は第2ベルト
車、13,14,15は固定部材、16は第1テ
ンシヨンプーリ、17は第2テンシヨンプーリ、
18は第3テンシヨンプーリ、21な支持部材、
22はガイドローラ、30は判定ユニツト、33
はノズル、34は記憶回路、35はデータカウン
ト回路、36はデータ不足判定回路、37は良否
判定制御回路、38は排除ユニツト動作回路、4
0は有無検出手段、41は到着検出手段、50は
データテーブル、60は確認手段、61はデータ
有無検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 頭部と脚部とからなる部品の頭部を上に、こ
    の頭部座面を支持して脚部を垂下した状態で同方
    向にかつ同速度で循環移動可能な一対の帯状の無
    端ベルト10を互いに平行にしかも脚部が嵌まる
    程度の間隔をあけて設置し、 この無端ベルト10を巻掛けた第1、第2ベル
    ト車11,12のいずれか一方に速度調整自在な
    モータ5を連結し、 この無端ベルト10の移送路側に部品の有無検
    出手段40とこの有無検出手段40の出力信号に
    より作用する判定ユニツト30とを互いに接して
    複数対配置し、 これら判定ユニツト30の全てにこれの信号を
    記憶する記憶回路34を夫々接続し、 前記無端ベルト10の移送路側の移送終端に前
    記判定ユニツト30で判定項目毎にデータが収集
    された前記部品が達するのを検出し、前記判定ユ
    ニツト30のデータを記憶している夫々の記憶回
    路34からその部品に対応するデータを取出すた
    めの信号を出力する到着検出手段41を配置し、 これら全ての記憶回路34と部品の到着検出手
    段41にこの部品に対応する全ての判定ユニツト
    30からのデータがあらかじめ設定された値の範
    囲内にある時は良品、これ以外のデータが一つで
    もある時は不良品の信号を出力する良否判定制御
    回路37を接続した、 ことを特徴とする部品の良品不良品検査装置。 2 検出手段は投光器及び受光器からなる光電セ
    ンサであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の部品の良品不良品検査装置。 3 頭部と脚部とからなる部品の頭部を上に、こ
    の頭部座面を支持して脚部を垂下した状態で同方
    向にかつ同速度で循環移動可能な一対の帯状の無
    端ベルト10を互いに平行にしかも脚部が嵌まる
    程度の間隔をあけて設置し、 この無端ベルト10を巻掛けた第1、第2ベル
    ト車11,12のいずれか一方に速度調整自在な
    モータ5を連結し、 この無端ベルト10の移送路側に部品の有無検
    出手段40とこの有無検出手段40の出力信号に
    より作用する判定ユニツト30とを互いに接して
    複数対配置し、 これら判定ユニツト30の全てにこれの信号を
    記憶する記憶回路34とその信号が何番目かをカ
    ウントするデータカウント回路35とを夫々接続
    し、 更に、全てのデータカウント回路35に無端ベ
    ルト10上に前記部品が無くなつたことを確認す
    る確認手段60を接続し、 前記無端ベルト10の移送路側の移送終端に前
    記判定ユニツト30で判定項目毎にデータが収集
    された前記部品が達するのを検出し、判定ユニツ
    ト30のデータを記憶している夫々の記憶回路3
    4からその部品に対応するデータを取出すための
    信号を出力する到着検出手段41を配置し、 これら全ての記憶回路34と部品の到着検出手
    段41にこの部品に対応する全ての判定ユニツト
    30からのデータがあらかじめ設定された値の範
    囲内にある時は良品、これ以外のデータが一つで
    もある時は不良品の信号を出力する良否判定制御
    回路37を接続し、 前記データカウント回路35に部品の供給が阻
    止されて無端ベルト10上に部品が無くなつたこ
    とを確認する信号が前記確認手段60から出力さ
    れると、前記全てのデータカウント回路35の残
    りデータの有無を検出するデータ有無検出回路6
    1を接続し、 このデータ有無検出回路61でデータ無しの信
    号が出力されると、無端ベルト10への部品の供
    給が再開され、残りデータ有りの信号が出力され
    ると、無端ベルト10への部品の供給が停止され
    るようにしたことを特徴とする部品の良品不良品
    検査装置。 4 頭部と脚部とからなる部品の頭部を上に、こ
    の頭部座面を支持して脚部を垂下した状態で同方
    向にかつ同速度で循環移動可能な一対の帯状の無
    端ベルト10を互いに平行にしかも脚部が嵌まる
    程度の間隔をあけて設置し、 この無端ベルト10を巻掛けた第1、第2ベル
    ト車11,12のいずれか一方に速度調整自在な
    モータ5を連結し、 この無端ベルト10の移送路側に部品の有無検
    出手段40とこの有無検出手段40の出力信号に
    より作用する判定ユニツト30とを互いに接して
    複数対配置し、 これら判定ユニツト30の全てにこれの信号を
    記憶する記憶回路34とその信号が何番目かをカ
    ウントするデータカウント回路35とを夫々接続
    し、 前記無端ベルト10の移送路側の移送終端に前
    記判定ユニツト30で判定項目毎にデータが収集
    された前記部品が達するのを検出するとともに前
    記データカウント回路35からの全ての記憶回路
    34にデータが残つているか否かを検出するため
    の信号を出力する到着検出手段41を配置し、 前記データカウント回路35と前記到着検出手
    段41とにこの到着検出手段41からの信号によ
    り作用し、残りデータ無しの信号により部品の供
    給を停止し、残りデータ有りの信号により前記全
    ての記憶回路34からデータを取出してこの部品
    に対応する全ての判定ユニツト30からのデータ
    があらかじめ設定された値の範囲内にある時は良
    品、これ以外のデータが一つでもある時は不良品
    の信号を出力する良否判定制御回路37を接続し
    た、 ことを特徴とする部品の良品不良品検査装置。
JP18151086A 1986-07-31 1986-07-31 部品の良品不良品検査装置 Granted JPS6336883A (ja)

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JPS592870U (ja) * 1982-06-30 1984-01-10 高橋軽工業株式会社 蝶番

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