JPH04682A - 画像表示装置および画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像を処理する画像処理装置を具備し、処理
前後の画像を表示するＣＲＴなどの画像表示装置、また
は、処理前後の画像をフィルムなどの画像記録媒体に記
録する画像記録装置に関する。

〔従来の技術〕

近年、ＸＩＣＴ、ＭＨＩ、ＤＳＡ、ＣＲなどの発達によ
り各種ディジタル医用画像が診断の場で多用されるよう
になってきた。ディジタル医用画像は、画像処理装置に
おいて白黒反転処理、濃度階調変換処理２輪郭強調処理
等の各種画像処理を行ったのち、ＣＲＴ上に表示したり
、フィルム等の画像記録媒体上にハードコピーして診断
に用いている。

例えば、ＸＩＣＴの画像をＣＲＴ上に表示する場合を考
える。人体のＣＴ値（Ｈｏｕｎｓｆｉｅｌｄ　Ｕｎｉｔ
）は、−１０００から４０００程度までの値をとるが、
実際に診断時、に表示して見るＣＴ値の幅は、５０から
１００程度である。第２図は、ＣＴ両画像表示方法を示
す図である。第２図に示すように、ＣＴ値のある特定の
範囲内のみを濃淡表示し、この特定した範囲外は黒また
は白で表示するようにしている。第２図ではＣＴ値１ｏ
から６０の範囲を濃淡で表示している。このとき、表示
しているＣＴ値の幅を「ウィンドウ幅Ｊ、ＣＴ値の中央
値を「レベル」という。このとき画像の表示方法は。

ＣＴＴｌＯ２ら６０の間を直線で結んだ線を通るように
データを変換したのち、ＣＲＴ上に画像を表示している
。第３図は、実際にＣＲＴ上に表示したＣＴ両画像示し
ている。２０１は画像表示用のＣＲＴ、２０３はＣＲＴ
の画面、２０２は画面２０３に表示している画像の濃淡
の階調を示すためのグレースケールである。第３図に示
すように、ＣＲＴの画面上にはＣＴ両画像他に、患者の
名前や番号、撮影条件等とともに、グレースケール２０
２を表示している。また、表示しているウィンドウ幅と
レベルも、グレースケール２０２の付近に表示している
。

第４図は第２図に示すＣＴ両画像表示方法を実現するた
めのハードウェアの構成を示す図、第１０図はＣＴ両画
像表示を行う装置の構成ブロック図である。３０１は原
画像データ、３０２は原画像データ３０１を画像表示用
ＣＲＴ２０１に表示するデータに変換する画像表示装置
用ルックアップテーブル、３０３は画像表示用ＣＲＴに
表示するためのグレースケールデータである。これらの
ハードウェアは第１０図の装置において下記の如く操作
される。第１０図の装置は、破線で囲った画像処理装置
５と画像出力装置３とから構成される。原画像データ３
０１は、Ｘ線ＣＴ装置。

ＭＲＩ装置、ＤＳＡ装置などの各種医用診断機器から、
オンラインまたはオフラインで画像処理装置５に入力さ
れ、画像メモリ１に蓄積される。また、グレースケール
データ３０３の内容は、制御用ＣＰＵ４で作成され、画
像メモリ１に原画像データ３０１と一緒に蓄積される。

画像表示装置出力用ルックアップテーブルはルックアッ
プテーブルメモリ（ＬＵＴ）２に蓄積される。画像表示
用ＣＲＴ２０１は画像出力装置３に対応する。画像デー
タ３０１およびグレースケールデータ３０３は画像メモ
リ１から読出されて、制御用ＣＰＵ４の制御のもとに、
ＬＵＴ２の画像表示装置用ルックアップテーブル３０２
を介して変換された後に、画像表示用ＣＲＴ２０１の画
面に画像およびグレースケール２０２として表示される
。画像表示装置出力用ルックアップテーブル３０２の内
容の書き換えは、制御用ＣＰＵ４によって行われ、その
結果画像表示用ＣＲＴ２０１に表示できる原画像データ
３０１およびグレースケールデータ３０３の表示範囲を
変えることができる。例えば、レベルを大きくすると、
原画像データの大きい値の部分が画像表示用ＣＲＴ２０
１の表示されることになる。

また、画像表示用ＣＲＴ２０１に表示してい画像に、濃
度階調変換の画像処理を行い、画像表示用ＣＲＴ２０１
に表示するには以下のようにして行っている。第５図に
示すように、ＣＴＴｌＯ２ら６０の間を曲線で結んだ線
を通るように、画像表示装置出力用ルックアップテーブ
ル３０２の内容を変換したのち１画像表示用ＣＲＴ　２
０１上に画像を表示している。第５図に示す曲線ではＣ
Ｔ値の６０に近い部分を強調して、画像表示用ＣＲＴ２
０１に表示する。グレースケールデータ３０３も、第５
図に示す曲線となった画像表示装置出力用ルックアップ
テーブル３０２を介した後、画像表示用ＣＲＴ２０１に
表示することになる。

画像出力装置３がレーザプリンタなどの画像記録装置の
場合も同様である。第６図は原画像データ３０１および
グレースケールデータ３０３をレーザプリンタに出力す
るハードウェアの構成図である。５０２は原画像データ
３０１およびグレースケールデータ３０３を、レーザプ
リンタへ出力するデータに変換する画像記録装置出力用
ルックアップテーブル、５０３は画像記録装置出力用ル
ックアップテーブル５０２を介して変換された原画像デ
ータ３０１とグレースケールデータ３０３をハードコピ
ーするレーザプリンタである。グレースケールデータ３
０３は、原画像データ３０１と同様に、画像出力装置呂
力用ルックアップテーブル５０２を通した後に、レーザ
プリンタ５０３にハードコピーされる。制御用ＣＰＵ４
により画像記録装置出力用ルックアップテーブル５０２
の内容を書き換えることにより、レーザプリンタ５０３
にハードコピーできる原画像データ３０１、および、グ
レースケールデータ３０３の表示範囲を変えることがで
きる。例えば、レベルを大きくすると、原画像データの
大きい値の部分が、レーザプリンタ５０３にハードコピ
ーできる。

〔発明が解決しようとする課題〕

画像表示装置出力用ルックアップテーブル３０２の内容
を変換して、濃度階調変換をした画像を画像表示用ＣＲ
Ｔ２０１に表示する際に、グレースケール２０２の表示
も、画像表示装置出力用ルックアップテーブル３０２を
介して表示することになる。したがって、グレースケー
ル２０２を見ただけでは、どのような内容の画像表示装
置出力用ルックアップテーブル３０２を介して、画像表
示用ＣＲＴ２０１に出力したかがすぐにはわからない。

また、画像記録装置出力用ルックアップテーブル５０２
の内容を変換して、濃度階調変換をした画像をレーザプ
リンタ５０３にハードコピーする際にも、グレースケー
ルデータ３０３が、画像記録装置出力用ルックアップテ
ーブル５０２を介して表示することになる。したがって
、レーザプリンタ５０３でハードコピーしたグレースケ
ールを見ただけでは、どのような内容の画像記録装置出
力用ルックアップテーブル５０２を介して、レーザプリ
ンタ５０３でハードコピーしたかがすぐにはわからない
、という問題点があった。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明による画像表示装置
または画像記録装置では、原画像データおよびグレース
ケールデータを出力する際に、ルックアップテーブルを
介してグレースケールデータを送出するとともに、ルッ
クアップテーブルを介さずにグレースケールデータを送
出する６２種類のグレースケールデータは隣接した位置
に表示または記録されるように送出する。ルックアップ
テーブルの内容は画像処理装置内の制御用ＣＰＵにより
書き換えられる。

〔作用〕

本発明による画像表示装置または画像記録装置では、Ｃ
ＲＴに表示したり１画像記録する際に。

２種類のグレースケールを表示または記録する。

一方のグレースケールデータはルックアップテーブルを
介して画像処理装置より、画像表示装置または画像記録
装置に出力する。他方のグレースケールデータはルック
アップテーブルを介さずに画像表示装置または画像記録
装置に出力する。２種類のグレースケールは隣接して表
示または記録する。隣接して表示または記録されたグレ
ースケールを比較することによって、画像処理装置から
画像表示装置または画像記録装置へ画像データを送出す
る際のルックアップテーブルの様子を知ることができる
。

〔実施例〕

以下、本発明の詳細な説明する。第１図は本発明による
画像記録装置の第１の実施例の構成説明図、第１１図は
本発明の画像記録装置の構成ブロック図である。３０１
はハードコピーしたい画像のデータである原画像データ
、３０３はグレースケールデータ、５０２は原画像デー
タ３０１やグレースケールデータ３０３に対して濃度階
調変換や白黒反転を行う画像装置出力用ルックアップテ
ーブル、５０３は画像出力装置であるレーザプリンタで
ある。これらのハードウェアは、第１１図に示すように
構成されている。１１１は磁気ディスクで、原画像デー
タ３０１を何枚も記憶している。１１２はフロッピーデ
ィスクで、Ｘ１ｌＣＴ装置、ＭＲＩ装置、ＤＳＡ装置な
どの医用診断装置から原画像データ３０１をオフライン
で入力するために用いられる。１１３はインターフェー
ス部で、Ｘ線ＣＴ装置、ＭＲＩ装置、ＤＳＡ装置などの
医用診断装置からの原画像データ３０１をオンラインで
入力するために用いる。１１４は本装置全体を制御する
制御用ＣＰＵ、１１５は制御用ＣＰＵ１１４からの制御
内容を他の部分に伝えたり、各部の状況を制御用ＣＰＵ
Ｉ　１４が知るための情報が流れるシステムバス、１１
７は画像メモリ１に蓄積された原画像データ３０１やグ
レースケールデータ３０３を画像記録装置１２０へ転送
する画像データバス、１１８と１１９はルックアップテ
ーブル（ＬＵＴ）で、画像記録装置出力用ルックアップ
テーブル５０２の内容が蓄積されて今る。ｘｇｃＴ装置
、ＭＲＩ装置、ＤＳＡ装置などの医用診断装置からの原
画像データ３０１は。

フロッピーディスク１１２またはインターフェース部１
１３を介し、システムバス１１５を通って一度磁気ディ
スク１１１に格納される。磁気ディスク１１１に格納さ
れている原画像データのうち、ハードコピーしたい画像
データ１画像分をシステムパス１１５を通して画像メモ
リ１に蓄積する。

また、グレースケールデータ３０３は制御用ＣＰＵ１１
４で作成し、磁気ディスク１１１に蓄積しておく。その
上で、画像記録時に磁気ディスク１１１から画像メモリ
１に蓄積する。ＬＵＴＡ１１８には画像記録装置出力用
ルックアップテーブル５０２の内容を制御用ＣＰＵによ
り設定しておく。

原画像データ３０１はＸ＠ＣＴ画像の場合濃度分解能で
約５０００階調を持っている。このうち、実際に診断に
用いるのは、ＣＴ値の幅で５０から１００程度である。

したがって、制御用ＣＰＵ１１４は、ＣＴ値の幅で５０
から１００の範囲の画像データをハードコピーできるよ
うに、画像記録装置出力用ルックアップテーブル５０２
の内容を設定する。第１図では、入力データ即ち原画像
データ３０１のデータ値が１０から６０の範囲を、レー
ザプリンタ５０３でのハードコピー時に濃淡画像として
出力できるように、画像記録装置出力用ルックアンプテ
ーブル５０２の内容が設定しである。つまり、原画像デ
ータ３０１のデータ値が１０付近のデータは、レーザプ
リンタ５０３にてハードコピーした際に濃度が濃くなる
ように、また、画像データ３０１のデータ値が６０付近
のデータはレーザプリンタ５０３にてハードコピーした
際に濃度が薄くなるように設定している。レーザプリン
タ５０３の内部では画像記録装置出力用ルックアップテ
ーブル５０２を介して送られてきた原画像データ３０１
を所定の位置にハードコピーできるように位置決めをす
る。グレースケールデータ３０３も画像記録装置出力用
ルックアップテーブル５０２を介して、レーザプリンタ
５０３へ送出される。これにより原画像データ３０１と
同じ画像記録装置出力用ルックアップテーブル５０２を
介したグレースケールをハードコピーできることになる
。さらに、グレースケールデータ３０３は画像記録装置
出力用ルックアップテーブル５０２を介さずにレーザプ
リンタ５０３に送出される。したがって、レーザプリン
タ５０３には、画像記録装置出力用ルックアップテーブ
ル５０２を介して入力されたグレースケールデータと、
画像記録装置出力用ルックアップテーブル５０２を介さ
ずに入力されたグレースケールデータの２種類のグレー
スケールデータが入力されることになる。これらの、原
画像データ３０１と２種類のグレースケールデータをレ
ーザプリンタ５０３でハードコピーしたものを、第７図
に示す。７０１はフィルムなどの濃淡画像をハードコピ
ーする画像記録媒体、７０２から７１０は画像記録装置
出力用ルックアンプテーブル５０２を介してレーザプリ
ンタ５０３で原画像データ３０１をハードコピーしたも
のでそれぞれ決められた位置にある。

７１１はハードコピーした画像の患者の患者情報や撮影
した施設の名前などの入る文字領域、７１２は画像記録
装置出力用ルックアップテーブル５０２を介してレーザ
プリンタ５０３でグレースケールデータ３０３をハード
コピーしたグレースケール、７１３は画像記録装置出力
用ルックアップテーブル５０２を介さすレーザプリンタ
５０３でグレースケールデータ３０３をハードコピーし
たグレースケールである。グレースケール７１２とグレ
ースケール７１３は並べてハードコピーする。ハードコ
ピーされた画像記録媒体７０１を観察する場合には、グ
レースケール７１２とグレースケール７１３を比較して
、どのような階調変換処理が行われているかを知ること
ができる。

ところが、原画像データ３０１の濃度階調の大きさが５
０００程度であるのに比べ、ハードコピーする濃度階調
の大きさが５０程度と少ない場合、第１図に示す画像記
録装置の構成では、ハードコピーしたグレースケール７
１３はほとんどの部分が濃度の最も濃い部分か、最も薄
い部分になってしまい、中間濃度の部分を十分にハード
コピーすることができない。そこで第８図に示す構成の
画像処理装置でハードコピーを行う。８０２は原画像デ
ータ３０１の画像記録装置への出力データの範囲を決め
るルックアップテーブル、８０３は前記ルックアップテ
ーブル８０２の変換を受けてきた原画像データ３０１に
さらに濃度階調変換を行うための濃度階調変換用ルック
アップテーブルである。ルックアップテーブル８０２、
および濃度階調変換用ルックアップテーブル８０３は、
制御用ＣＰＵ１１４よりテーブルの内容を担意に書き換
えることができる。原画像データ３０１は、ルックアッ
プテーブル８０２でレーザプリンタ５０３へ出力するデ
ータの範囲を決められる。さらに濃度階調を変換する濃
度階調変換用ルックアップテーブル８０３を介してハー
ドコピーするデータへデータ変換されたのちレーザプリ
ンタ５０３へ送られる。グレースケールデータ３０３も
濃度階調変換用ルックアップテーブル８０３を介して、
レーザプリンタ５０３へ送出される。これにより原画像
データ３０１に出力データ範囲を決めるルックアップテ
ーブル８０２を介して出力された原画像データが通るの
と同じ濃度階調変換用ルックアップテーブル８０３を介
したグレースケールをハードコピーできることになる。

さらに、グレースケールデータ３０３はルックアップテ
ーブル８０２を介さずにレーザプリンタ５０３に送出さ
れる。

したがって、レーザプリンタ５０３には、濃度階調変換
用ルックアップテーブル８０３を介して入力されたグレ
ースケールデータと、濃度階調変換用ルックアップテー
ブル８０３を介さずに入力されたグレースケールデータ
の２種類のグレースケールデータが入力されることにな
る。そして、ハードコピーした画像は、第１図で示した
画像記録装置でハードコピーしたのと同様に、第７図に
示すようにハードコピーできる。この場合、７１２は濃
度階調変換用ルックアップテーブル８０３を介してレー
ザプリンタ５０３でグレースケールデータ３０３をハー
ドコピーしたグレースケール、７１３は濃度階調変換用
ルックアップテーブル８０３を介さすレーザプリンタ５
０３でグレースケールデータ３０３をハードコピーした
グレースケールとなる。グレースケール７１２とグレー
スケール７１３は並べてハードコピーする。ハードコピ
ーされた画像記録媒体７０１を観察する場合には、グレ
ースケール７１２とグレースケール７１３を比較してど
のような濃度階調変換処理が行われているかを知ること
ができる。上記の画像記録の操作を第１１図を用いて説
明する。画像メモリ１には、ハードコピーする原画像デ
ータ３０１とグレースケールデータ３０３を蓄積してお
く。

また、ＬＵＴＡＩ　１８にはルックアップテーブル８０
２の内容を、ＬＵＴＢ　１１９には濃度階調変換用ルッ
クアップテーブル８０３の内容を制御用ＣＰＵ１１４か
らシステムバス１１５を介して書き込む。原画像データ
３０１は、画像メモリ１から画像記録装置１２０へ転送
する間に、ＬＵＴＡ１１８とＬＵＴＢ１１９を参照して
転送される。

また、グレースケールデータ３０３は、画像メモリ１よ
りＬＵＴＢｌ　１９のみを参照して画像記録装置１２０
に出力され、グレースケール７１２としてハードコピー
されるとともに、ＬＵＴＡ１１８とＬＵＴＢ１１９を参
照せず、画像メモυ１から直接画像記録装置１２０へ出
力され、グレースケール７１３とハードコピーされる。

第８図に示した実施例では、第１図に示した実施例より
も明確に、濃度階調変換の様子を知ることができる。本
実施例では、グレースケールデータ３０３を画像メモリ
１から画像記録装置１２０に転送するまでにＬＵＴＢｌ
　１９のみを参照して出力し、ハードコピーしたグレー
スケール７１２と、画像メモリ１から直接画像記録装置
１２０に出力しハードコピーしたグレースケール７１３
を並べたが、参照するルックアップテーブルは、制御用
ＣＰＵ１１４の制御により任意に選択することができる
。即ち、グレースケールデータ３０３の参照ルックアッ
プテーブルを、ＬＵＴＡ１１８とＬＵＴＢｌ　１９の両
方とすることもできるし、ＬＵＴＡ１１８のみとするこ
ともできる。本実施例での画像記録装置としてレーザプ
リンタを用いたが、従来より用いられている、濃淡画像
ハードコピー装置なら、何でもよい。例えばＣＲＴを用
いたマルチフォーマットカメラ、ビデオプリンタ等でも
よい。

また、本発明による画像表示装置は、前述の画像記録装
置とほぼ同じ構成である。即ち、第１図。

第８図のレーザプリンタを画像表示用ＣＲＴに、第１１
図の画像記録装置１２０を画像表示装置に変えた装置で
ある。第９図に、本発明による画像表示装置の実施例を
示す。９０２は原画像データ３０１の画像表示装置への
出力データの範囲を決めるルックアップテーブル、９０
３は前記ルックアップテーブル９０２の変換を受けてき
た原画像データ３０１にさらに濃度階調変換を行うため
の濃度階調変換用ルックアップテーブルである。ルック
アップテーブル９０２、および濃度階調変換用ルックア
ップテーブル９０３は、制御用ＣＰＵ１１４よりテーブ
ルの内容を任意に書き換えることができる。原画像デー
タ３０１は、ルックアンプテーブル９０２で画像表示用
ＣＲＴ２０１へ出力するデータの範囲を決められる。さ
らに濃度階調を変換する濃度階調変換用ルックアップテ
ーブル９０３を介してＣＲＴ表示するデータへデータ変
換されたのち画像表示用ＣＲＴ２０１へ送られる。グレ
ースケールデータ３０３も濃度階調変換用ルックアップ
テーブル９０３を介して、画像表示用ＣＲＴ２０１へ送
出される。これにより原画像データ３０１に出力データ
範囲を決めるルックアップテーブル９０２を介して出力
された原画像データ３０１が通るのと同じ濃度階調変換
用ルックアップテーブル９０３を介したグレースケール
をＣＲＴ表示できることになる。さらに、グレースケー
ルデータ３０３はそのまま画像表示用ＣＲＴ２０１に送
出される。したがって、画像表示用ＣＲＴ２０１には、
濃度階調変換用ルックアップテーブル９０３のみを介し
て入力されたグレースケールデータと、そのまま入力さ
れたグレースケールデータの２種類のグリースケールデ
ータが入力されることになる。そして、画像表示用ＣＲ
Ｔ２０１に出力した画像は、第９図で示すように表示さ
れる。９１２は濃度階調変換用ルックアップテーブル９
０３を介して画像表示用ＣＲＴ２０１でグレースケール
データ３０３を表示したグレースケール、９１３はその
ま画像表示用ＣＲＴ２０１でグレースケールデータ３０
３を表示したグレースケールである。グレースケール９
１２とグレースケール９１３は並べて表示する。

画像表示用ＣＲＴ　２０１を観察する場合には、グレー
スケール９１２とグレースケール９１３を比較して、ど
のような濃度階調変換処理が行われているかを知ること
ができる。

上記の実施例の図ではグレースケールは６階調しか持っ
ていないが、この階調数はいくつにしてもよい。ただし
、あまり多すぎると、階調と階調の境目が不明瞭になり
やすいので、１６階階調度がよい。

本実施例では、濃度階調変換処理のみを述べできたが、
その他の濃度を変換する処理、例えば白黒反転処理を行
う場合にも適応できる。また、輪郭強調処理などの濃度
階調変換処理以外の画像処理が入っている場合では、濃
度階調変換に相当する処理について、２種類のグレース
ケールをハードコピー、または、ＣＲＴ表示する。

さらに、第１１図の実施例では濃度階調変換処理などの
画像処理に用いるルックアップテーブル（ＬＵＴ）を２
種類しか設けていないが、画像処理の種類によってはＬ
ＵＴの数を増やすことも可能である。この場合には、グ
レースケールデータは任意の処理について、ルックアッ
プテーブルを参照し、画像記録や表示を行うことができ
る。

〔発明の効果〕

従来のハードコピーやＣＲＴ表示では１種類のグレース
ケールのみの記録または表示であったが、本発明は、上
記実施例の通り、濃度階調変換処理前後のグレースケー
ルデータを並べてハードコピ、あるいはＣＲＴ表示する
。したがって、グレースケールの表示領域は従来の２倍
になるが、濃度階調変換の様子を、すぐに知ることがで
き、画像診断をくだすうえで、非常に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像記録装置の第１の実施例の構
成説明図、第２図はＣＴ両画像表示方法の説明図、第３
図はＣＲＴ上に表示したＣＴ両画像示す図、第４図は第
１図に示すＣＴ両画像表示方法を実現するためのハード
ウェアの構成ブロック図、第５図は濃度階調変換処理を
行ったときのＣＴ両画像表示方法の説明図、第６図は従
来技術による原画像データ及びグレースケールデータを
レーザプリンタに出力するハードウェアの構成図、第７
図は本発明による画像記録装置で原画像データと２種類
のグレースケールデータをレーザプリンタでハードコピ
ーした画像記録媒体を示す図、第８図は本発明による画
像記録装置の第２の実施例の構成説明図、第９図は本発
明による画像表示装置の構成説明図、第１０図はＣＴ両
画像表示を行う装置の構成ブロック図、第１１図は本発
明の画像記録装置の構成ブロック図である。 １・・・画像メモリ、２・・・ルックアップテーブルメ
モリ（ＬＵＴ）、３・・画像出力装置、４　制御用ＣＰ
Ｕ、５・・・画像処理装置、１１１・磁気ディスク、１
１２・・・フロッピーディスク、１１３・インターフェ
ース部、１１４・・・制御用ＣＰＵ、１１５・・システ
ムバス、１１７・・・画像データバス、１１８・・ルッ
クアップテーブルＡ、１１９・・・ルックアップテーブ
ルＢ、１２０・・・画像記録装置、１２１画像処理装置
、２０１・・・画像表示用ＣＲＴ、３０１・・・原画像
データ、３０２・・・画像表示装置出力用ルックアップ
テーブル、３０３・・・グレースケールデータ、５０２
・・・画像記録装置出力用ルックアンプテーブル、５０
３・・・レーザプリンタ、７０１・・・画像記録媒体、
７１２・・・画像処理前のグレースケール、７１３・・
・画像処理後のグレースケール、８０３・・・濃度階調
変換用ルックアップテーブル、９０３・・・濃度階調変
換用ルックアップテーブル、９０４・・・濃度階調変換
用ルックアップテーブル９０３の第Ｚ　図 第　１　困 第３ｒｉＪ ２０３　ａ＃ 第４ 図 第６図 ポ 図 第 圓 ギ 図 竿１０ 口 ギ 聞 リ ギ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内部でグレースケールデータを発生することができ
   る画像処理装置を具備し、前記画像処理装置で処理した
   濃淡のある画像データを表示する画像表示装置において
   、画像処理する前のグレースケールと、画像処理したあ
   とのグレースケールを並べて表示することを特徴とする
   画像表示装置。 ２、内部でグレースケールデータを発生することができ
   る画像処理装置を具備し、前記画像処理装置で処理した
   濃淡のある画像データをハードコピーする画像記録装置
   において、画像処理する前のグレースケールと、画像処
   理したあとのグレースケールを並べてハードコピーする
   ことを特徴とする画像記録装置。