JPH0465250B2 - - Google Patents

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JPH0465250B2
JPH0465250B2 JP60110916A JP11091685A JPH0465250B2 JP H0465250 B2 JPH0465250 B2 JP H0465250B2 JP 60110916 A JP60110916 A JP 60110916A JP 11091685 A JP11091685 A JP 11091685A JP H0465250 B2 JPH0465250 B2 JP H0465250B2
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JP
Japan
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band
locking hole
hook
hook portion
tightening
Prior art date
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JP60110916A
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Juji Kojima
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Nippon Hatsujo KK
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Nippon Hatsujo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホース等を締付けて固定するのに用
いるホースバンドに関する。
〔従来の技術〕
従来から用いられている両端開放形のホースバ
ンドは、第12図に代表されるように、ホースバ
ンド1を構成する金属製の帯状部材2をリング状
に丸め、帯状部材2の両端部を互いに内側と外側
に重ねた状態で、フツク部3を係止孔4に嵌合さ
せることにより固定するようにしている。そして
締付け耳部5を図示左右方向から潰すことによ
り、リング径を縮小させて、ホースを締付ける。
上記フツク部3は、帯状部材2の一部分を外側に
向けて斜めに切り起こすことによつて形成され
る。
しかしこの従来品は、シール性向上のために締
付け力を大きくした場合に、フツク部3の強度が
不足し、第13図に示されるようにフツク部3が
変形してしまうことがある。
その対策として、第14図および第15図に示
した先行技術のように、2種類の突起7,8を形
成したものもある。第1の突起7は傾斜してお
り、互いに重なる帯状部材の内側重なり部分と外
側重なり部分を密着させる役目をもつ。第2の突
起8は、締付け時の高引張り力に耐える強度をも
つている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記先行技術は、2種類の突起7,8をもつて
いても、実質的に第2の突起8のみが強度維持に
貢献しているのであり、強度を高める上では効率
が悪い。しかも形状の異なる2種類の突起7,8
と、各突起7,8に応じた形状の係止孔4を形成
する必要があるため、加工に手間がかかり、コス
ト高になる。
従つて本発明の目的は、フツク部が係止孔から
外れにくく、かつ大きな締付け力にも充分耐える
ような1種類のフツク部を用いたホースバンドを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を果たすために開発された本発明のホ
ースバンドは、金属製の帯状部材からなり、一端
側に係止孔を有するとともに他端側には外側に向
つて突出するフツク部を一体に備え、この帯状部
材をリング状に巻いて両端部を互いに内側と外側
に重ねた状態で上記フツク部を係止孔に挿通させ
てこれらフツク部と係止孔とを互いに嵌合させる
ホースバンドにおいて、フツク部は、その両側部
分にバンドを締付ける方向とは逆の方向を向いて
斜めにオーバーハングする傾斜面を有するととも
に、フツク部の幅方向の横断面形状が外側に凸と
なるようなアーチ状に膨出した形に打出されてお
り、しかもこのフツク部を係止孔に嵌合させた状
態において係止孔の外側に突出するフツク先端部
分が、係止孔の縁と重なる方向に曲げられた形状
をなしている。
〔作 用〕
上記構成のホースバンドにおいて、フツク部の
両側に設けられている傾斜面は、このフツク部を
係止孔に嵌合させた際に帯状部材の外側重なり部
分と内側重なり部分を互いに板厚方向に引寄せる
役目をもつ。このフツク部は横断面がアーチ形と
なるような形状に打出されているので、締付け時
すなわち締付け耳部を変形させた時の高張力に充
分耐えるとともに、フツク先端部分が係止孔の縁
と重なる方向に曲げられた形状になつているた
め、仮止め時、すなわち帯状部材を被締付面に巻
いてフツク部を係止孔に通しただけの状態の時
に、帯状部材のもつ弾性復元力によつて帯状部材
の巻きが戻る方向に動いても、フツク先端部分が
係止孔の縁に引掛かるため、フツク部が係止孔か
ら外れてしまうようなことがない。また、締付け
後においても上記フツク部は係止孔から簡単に外
れることはない。
従つて僅か1種類のフツク部が、仮止め時にお
ける外れ止め用フツクとしての機能と、締付け時
の高引張り荷重に耐える強度フツクとしての機能
を果たす。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例について第1図ないし
第8図を参照して説明する。このホースバンド1
0は、例えばステンレス鋼などの金属製の帯状部
材11からなる。この帯状部材11の長さ方向の
両端部11a,11bはそれぞれ開放端となつて
いるが、使用時には第8図に示されるようにリン
グ状に丸められ、両端部11a,11bを互いに
内側と外側に重ねるとともに、後述する係止孔1
4にフツク部16を嵌合させた状態で互いに固定
される。
バンドの外側に位置する一方の端部11aに
は、帯状部材11の長さ方向に間隔をあけて複数
の係止孔14が開設されている。第5図および第
6図に示されるように、係止孔14の形状は一例
として矩形であるが、円形あるいは長円形等であ
つてもよい。
そして各係止孔14に係脱自在に嵌合するフツ
ク部16が、帯状部材11の他端部11a側に形
成されている。これらフツク部16は、プレスに
よつて帯状部材11の一部を切り起こすとともに
外側に向けて打出したものである。
上記フツク部16は、その先端側がバンドを締
付ける方向(第7図中の矢印F方向)とは逆の方
向を向いて斜めに突出し、両側部には前方につき
出るようにオーバーハングした一対の傾斜面1
8,18を有している。しかも、フツク部16
は、第4図に示されるように、幅方向の横断面形
状が外側に凸となるようなアーチ状に膨出した形
に打出されている。
しかも上記フツク部16は、第7図に示される
ように係止孔14にフツク部16を挿入した状態
において、係止孔14の外側に突出するフツク先
端部分16aが、係止孔14の縁14aと重なる
方向に曲げられた形状をなしている。
また、帯状部材11の長さ方向中間部に、締付
け耳部20が形成されている。この耳部20は、
外側に向かつて扇状に広がる一対の脚部21,2
2と、これら脚部21,22を結ぶブリツジ部2
3とからなる。脚部21,22とブリツジ部23
は、ダボ状の打出し凸部25,26,27によつ
て補強されている。
ブリツジ部23に形成された打出し凸部27の
内面側の凹み27aは、脚部21,22の打出し
凸部25,26を収容可能な大きさに形成されて
いる。つまり、第8図のように耳部20を潰した
時に、上記凹み27aに両側の打出し凸部25,
26が丁度収まるようになつている。
また、脚部21,22の開き角度θ1(第1図参
照)は、バンドの中心Oと脚部21,22とのな
す角度θよりも大きな角度としてある。
上記構成のホースバンド10は、フツク部16
を係止孔14から外して両端部11a,11bを
開放した状態で、ホース(図示せず)に装着後、
フツク部16を係止孔14に嵌合させる。フツク
部16の両側部分には前方につき出るようにオー
バーハングした一対の傾斜面18,18が設けら
れており、しかもフツク先端部分16aが係止孔
14の縁14a側に曲げられているので、フツク
部16が一旦係止孔14に嵌合させられたのちは
外れにくく、嵌合状態が維持される。
次に、治具によつて第8図中の矢印f1方向から
外力を与え、耳部20を潰す。こうすることによ
り、帯状部材11は矢印f2方向に強く引つ張ら
れ、径が縮まるため、ホース29を強く締付けた
状態で固定することができる。
この実施例の場合、脚部21,22の開き角度
θ1をバンドの中心Oと脚部21,22とのなす角
度θ2よりも大きくしてあり、しかも折曲げ予定部
以外の箇所を打出し凸部25,26,27によつ
て補強しているから、f1方向から力を加えた時
に、耳部20を第8図の状態に容易に潰すことが
できる。なお、打出し凸部25,26,27を設
ける代りに、折曲げ予定部に切欠き、あるいは孔
などを設けることによつて、折曲げ易くしてもよ
い。
以上のようにフツク部16を係止孔14に嵌合
させた状態でバンドを締付けると、第7図に示さ
れるようにフツク部16の傾斜面18,18に係
止孔14の内面が突当ることにより、帯状部材1
1の内側重なり部分と外側重なり部分とが互いに
密着する。しかもフツク部16は、その横断面形
状が外側に凸のアーチ形をなしているので、第7
図に矢印Fで示される高引張り力に対して充分に
耐えることができる。すなわち1種類のフツク部
16がバンドの外れ止め機能と、締付け力に対す
る強度維持部材としての機能を発揮する。
また、耳部20がバンドの径方向に潰されるの
で(第8図参照)、締付け後に円周方向の出つぱ
りが少なく、しかも弛みにくいものとなる。ま
た、耳部20を径方向に潰すため作業性が良い。
第9図ないし第11図は本発明の他の実施例を
示している。以下、この実施例について説明する
が、前記実施例と対応する部位には同一符号を付
して説明は省略する。
第9図は締付け前の状態であり、耳部20の近
傍に帯状部材11の端部11bを進入可能な受入
れ凹部30が形成されている。この受入れ凹部3
0は、第10図に示されるように帯状部材11の
一部分を板厚相当分だけダボ状に外側に膨出させ
たものである。この実施例の場合、帯状部材の端
部11bは、上記受入れ凹部30に挿入できるよ
うに幅の狭い細長形状に形成されている。
受入れ凹部30の耳部30側は、耳部20の下
すみにかけて開口させてあり、この開口部31を
通じて帯状部材の端部11bが凹部30内に進入
できるようになつている。
この実施例のホースバンド10は、ホースに装
着後、前記実施例(第8図)と同様に耳部20を
潰すと、端部11bが受入れ凹部30に進入して
この凹部30に丁度収まる。このため、バンドの
内面が全周にわたつて面一に連なり、段差が生じ
ない。従つて良好なシール性が得られる。
なお、以上の各実施例ではフツク部16を2個
以上直列に配置することによつて、横ずれの防止
や高締付け力に対抗する上で効果的であるが、場
合によつてはフツク部16が1個だけでよい場合
も有し得る。
〔発明の効果〕
本発明における1種類のフツク部は、締付け耳
部を変形させることによつて得られる大きな締付
け力に耐えることができるとともに、両側部分に
オーバーハングした傾斜面を有しかつフツク先端
部分が係止孔の縁に重なる方向に曲げられた形状
をなしているから、フツク部を係止孔の縁に確実
に係合させておくことができる。従つてバンドが
高速回転させられた時などにおいて遠心力が作用
してもフツク部が外れることがなく、またフツク
部が何らかの障害物に触れても外れにくい。ま
た、バンドの締付け前にフツク部を係止孔に仮止
めしておく時にも上記フツク先端部分が係止孔の
縁に引つ掛かることができるため、フツク部が不
用意に外れてしまうことがない。このフツク部
は、フツク先端部分が係止孔の縁と重なる方向に
曲がつているため、フツク部の突出高さが低く、
障害物に触れにくいものである。このように本発
明のバンドは僅か1種類のフツク部を用いれば足
り、従つて係止孔の種類も1つだけでようから、
フツク加工および孔加工に要する手間や設備が簡
易なものとなり、低コスト化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の一実施例を示
し、第1図はホースバンドの側面図、第2図はフ
ツク部の平面図、第3図はフツク部の側面図、第
4図は第3図中の−線に沿う断面図、第5図
は係止孔を設けた部分の平面図、第6図は係止孔
を設けた部分の側面図、第7図は係止孔にフツク
部を嵌合させた状態の側面図、第8図は耳部を潰
した状態の側面図、第9図は本発明の他の実施例
を示すホースバンドの側面図、第10図は第9図
に示されたホースバンドの耳部付近の斜視図、第
11図は第9図中の矢印a方向から見た平面図、
第12図は従来のホースバンドの一例を示す正面
図、第13図は第12図に示されたフツク部分の
断面図、第14図は他の従来例を示す斜視図、第
15図は第14図に示されたホースバンドの突起
部を示す側面図である。 10…ホースバンド、11…帯状部材、11a
…一方の端部、11b…他方の端部、14…係止
孔、14a…係止孔の縁、16…フツク部、16
a…フツク先端部分、18…傾斜面、20…耳
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属製の帯状部材11からなり、一端側に係
    止孔14を有するとともに他端側には外側に向つ
    て突出するフツク部16を一体に備えかつこの帯
    状部材11の長手方向中間部分には外側に向つて
    立上がる締付け耳部20が設けられており、この
    帯状部材11をリング状に巻いてその両端部を互
    いに内側と外側に重ねた状態で上記フツク部16
    を係止孔14に挿通させてこれらフツク部16と
    係止孔14とを互いに嵌合させるとともに上記締
    付け耳部20を塑性変形させて帯状部材11のリ
    ング径を狭めることにより被締付面を緊縛するホ
    ースバンドにおいて、 上記フツク部16は、その両側部分にバンドを
    締付ける方向とは逆の方向を向いて斜めにオーバ
    ーハングする傾斜面18を有するとともに、上記
    フツク部16の幅方向の横断面形状が外側に凸と
    なるようなアーチ状に膨出した形に成形されてお
    り、しかもこのフツク部16を上記係止孔14に
    嵌合させた状態において係止孔14の外側に突出
    するフツク先端部分16aが、上記係止孔14の
    縁14aと重なる方向に曲げられた形状をなして
    いることを特徴とするホースバンド。
JP11091685A 1985-05-23 1985-05-23 ホ−スバンド Granted JPS61270506A (ja)

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JP11091685A JPS61270506A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 ホ−スバンド
US06/863,700 US4724583A (en) 1985-05-23 1986-05-15 Hose band
CA000509736A CA1288218C (en) 1985-05-23 1986-05-22 Hose band

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JPS61270506A JPS61270506A (ja) 1986-11-29
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JPS51116360A (en) * 1975-03-17 1976-10-13 Henning Wolfgang Monobloc type fastening band

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