JPH0464971B2 - - Google Patents

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JPH0464971B2
JPH0464971B2 JP58196514A JP19651483A JPH0464971B2 JP H0464971 B2 JPH0464971 B2 JP H0464971B2 JP 58196514 A JP58196514 A JP 58196514A JP 19651483 A JP19651483 A JP 19651483A JP H0464971 B2 JPH0464971 B2 JP H0464971B2
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JP
Japan
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recording
roller
paper
sheet
section
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JP58196514A
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JPS6087360A (ja
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Kunio Yasumi
Hiroshi Matsushita
Takahiko Tokumasu
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Priority to US06/661,378 priority patent/US4614949A/en
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Priority to DE19843438663 priority patent/DE3438663A1/de
Publication of JPS6087360A publication Critical patent/JPS6087360A/ja
Publication of JPH0464971B2 publication Critical patent/JPH0464971B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

Landscapes

  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、記録装置に関する。
(従来技術) 各種プリンターや複写機等の記録装置において
は、一般に専用の記録シートが用いられ、これら
専用の記録シートは自動的に配紙される。
この明細書において、配紙とは、記録部へと記
録シートを送り込むレジストローラーに、記録シ
ートの先端を銜えさせる工程をいうものとする。
また、配紙といつても、記録シートは、必らずし
も、紙に限られない。
さらに、記録部とは、記録装置が複写機である
ならば、感光体上の可視像が記録シート上へ転写
される転写部等をいうし、記録装置が、熱転写記
録装置等であれば熱転写等の行なわれる部位をい
う。
さて、このような記録装置において用いられる
専用の記録シートは、一般に、その寸法、色、厚
さ、シートの質等が定まつている。しかし、一般
に、記録画像を、特殊な色の紙のうえに得たいと
か、樹脂フイルム上に得たいとか、要するに、専
用の記録シート以外の、他の記録シート上に記録
を行ないたいという、記録装置使用者の強い要望
がある。
このような要望に応じて、近来、自動的な配紙
のほかに、手差しによる配紙をも可能とし、専用
の記録シート以外の記録シートを、使用者の好み
に応じて、手差し配紙しうるようにした記録装置
が意図されている。
このように、自動的な配紙のほかに、手差しに
よる配紙をも可能とすると、例えば、レジストロ
ーラーによる記録シート先端部銜え込みのための
タイミング制御等のために、配紙方式、すなわち
自動的配紙か、手差し配紙かを識別する必要があ
る。
(目的) 本発明の目的は、上記の如き、自動配紙方式と
手差し配紙方式を選択的に行い得る記録装置にお
いて、両配紙方式を容易且つ確実に識別できる記
録装置の提供を目的とする。
(構成) 以下、本発明を説明する。
本発明の特徴とするところは、以下に述べる点
にある。
すなわち、記録装置外部から手差しに依り配紙
される記録シートをレジストローラーへ案内する
手差し配紙用の第1の搬送路と、記録装置に装備
された自動配紙機構により配紙された記録シート
を上記レジストローラーへと案内する自動配紙用
の第2の搬送路とを、レジストローラーの手前側
近傍において合流せしめるとともに、上記各搬送
路の合流点近傍でレジストローラーの手前側にセ
ンサーを配し、手差し配紙方式と自動配紙方式に
よるとを問わず、配紙された記録シートの先端部
を上記センサーにより検知せしめる。
そして、自動配紙機構を駆動するための駆動信
号を発生する信号発生部において、駆動信号は発
生していないにも拘らず、上記センサーが記録シ
ートの先端部を検知したとき、この事実をもつて
手差し配紙方式を識別するのである。この識別は
識別部で行う。
自動的配紙は、上記駆動信号の発生それ自体に
よつて識別できる。
以下、具体的な例に即して、本発明を説明す
る。
第1図は、本発明を実施した熱転写記録装置の
1例を、その外観によつて示している。
第2図は、この熱転写記録装置の内部を、説明
に必要な要部のみ示している。
第3図は、熱転写記録装置の装置上部を、装置
下部に対して開いた状態を示している。
第3図に示すように、この熱転写記録装置は、
装置上部が装置下部に対して蝶番的に開閉しう
る。
まず、第1図にあらわれている符号につき説明
すると、符号1は、蓋部、符号2は、本体部、符
号3はトレイ、符号4は、カセツト、符号5は、
蓋部材、符号Sは、記録シートとしての記録紙
を、それぞれ示している。
蓋部1は、本体部2に対して開閉自在である。
装置各部のうち、蓋部1とともに開閉される部
分が装置上部であり、本体部2に固定的な部分
が、装置下部である。トレイ3は蓋部1に対し着
脱自在である。カセツト4は、記録紙Sを内部に
積層収納し、記録装置本体部2に装着される。記
録紙Sとしては普通紙が用いられるが、必要に応
じて、例えは樹脂フイルム等を記録シートとして
用いうることは、いうまでもない。記録紙Sは、
種々の寸法のものが使用可能であり、各寸法ごと
に、専用のカセツトに収納されて使用される。記
録紙Sの寸法にかかわりなく、記録紙搬送方向に
直交する方向の記録紙の長さを記録紙の幅と称
し、上記長さの方向を、記録紙の幅方向と呼ぶ。
記録紙は、どの寸法のものが用いられる場合も、
つねに、幅方向の中央部が、定位置に位置するよ
うに本体部2に対してセツトされる。すなわち、
記録紙のセツトは、この装置例において、所謂セ
ンターふり分け方式である。
カセツト4には、本体部2への係合部に、収納
記録紙の寸法に対応する磁気パターンが配備さ
れ、本体部2は、上記磁気パターンを検知するこ
とによつて、セツトされた記録紙の寸法を検知
し、サーマルヘツドの駆動領域を制御する。
この装置はまた、カセツトに収納された記録紙
以外に、他の記録シートを、手差しで装置にセツ
トして記録を行うことができるようになつてい
る。蓋部材5は、この手差し用の、記録シートセ
ツト部の入口を開閉するようになつている。
さて、第2図を参照して装置各部について説明
すると、符号11は配紙コロ、符号12は給紙コ
ロ、符号13は戻しコロ、符号14はガイド、符
号15,16はガイド、符号17はセンサー、符
号18A,18Bはレジストローラー、符号19
はガイド、符号20はプラテンローラーを、それ
ぞれ示す。
また、符号ISはインクシート、符号21はガイ
ドパイプ、符号22は緩衝ガイド、符号23はガ
イドパイプ、符号24はガイドローラー、符号2
5はサーマルヘツド、符号26はブラケツト、符
号27は中継ローラー、符号28はガイド、符号
29は剥離爪を、それぞれ示している。
さらに、符号30A,30B,32A,32
B,34A,34Bは、排出コロ、符号31A,
31B,33A,33Bはガイド、符号35は制
御ユニツト、符号36は電源、符号37はカバ
ー、符号38はセンサー、符号39は巻取スプー
ル、符号40は巻取軸を、それぞれ示している。
配紙コロ11は、軸に複数のコロを、串ざし状
にとびとびに装備したもので、これらのコロは表
面がゴムで形成され、記録紙Sに対して十分な摩
擦力を有している。この配紙コロ11は作動時に
は時計方向へ回動する。
給紙コロ12および、戻しコロ13も、軸に複
数のコロを、串ざし状にとびとびに装備したもの
で、これらのコロの表面はゴムで形成され、それ
ぞれ記録紙Sに対して十分な摩擦力を有してい
る。給紙コロ12は作動時には、時計方向へ回動
するが、戻しコロ13は、摩擦伝達機構を介して
時計方向へ回転駆動される。
ガイド14は板状であつて、カセツト4からレ
ジストローラー18A,18Bに到る自動配紙用
の搬送路、即ち第2の搬送路を構成する。またガ
イド15,16も板状であつて、手差しによりセ
ツトされる記録シート用の搬送路、即ち第1の搬
送路を構成している。
センサー17は、記録シート検知用であつて、
ガイド14による搬送路と、上記手差し用搬送路
の合流部近傍に、そのアクチユエーター17Aを
差しのべている。もちろん、アクチユエーター1
7Aの配設部において、ガイド14,15,16
は切り欠かれている。
レジストローラーを構成するローラー18A,
18Bのうち、ローラー18Aは駆動側、ローラ
ー18Bは従動側である。駆動側のローラー18
Aは、表面がゴムで形成され、従動側のローラー
18Bはステンレス製である。ガイド14の、レ
ジストローラー側の端部は、ローラー18A,1
8Bの接触部よりも低い位置に位置を定められ、
記録紙の上記接触部への突入が妨げられないよう
になつている。また、ガイド14は、給紙コロ1
2による送り出し位置から、レジストローラー1
8A,18Bの側へ次第に上昇するようになつて
いる。
ガイド19は、レジストローラー18A,18
Bから、プラテンローラー20にいたる搬送路を
構成する。
プラテンローラー20は、ゴムローラーであつ
て、図示されないステツプモーターにより、正逆
両方向へ間欠回転駆動されうる。
サーマルヘツド25は、図面に直交する方向へ
細長い板状であつて、多数の微小な発熱体を、ヘ
ツドの長手方向、すなわち図面に直交する方向
へ、アレイ配列してある。この発熱体のアレイ配
列部を、以下、書込部と称する。
サーマルヘツド25は、ブラケツト26に保持
され、記録時には、インクシートISと記録紙Sと
を介して、上記書込部と、プラテンローラー20
とが、プラテンローラー20の母線に沿つて、長
手方向にわたつて圧接しあう。サーマルヘツド2
5と、プラテンローラー20との圧接部を、以
下、記録部と称する。
ガイド28は板状であつて、記録部から、排出
コロ30A,30Bにいたる、記録紙用の搬送路
を形成している。剥離爪29は、記録後におけ
る、記録紙SとインクシートISとの分離を確実な
らしむるため、補助的に配備されている。
排出コロ30A,30B,32A,32B,3
4A,34Bは、記録後の記録紙Sを、トレイ3
上へと排出するための搬送路を、ガイド31A,
31B,33A,33Bとともに構成する。
排出コロ30A,30B,32A,32B,3
4A,34Bは、いずれも、軸に複数のコロを串
ざし状にとびとびに装備したものである。排出コ
ロ30A,32A,34Aは従動側であつて、樹
脂、アルミ等、インクにより汚れにくい材質で形
成される。排出コロ30B,32B,34Bは駆
動側であつて、ゴム等の、記録紙に対し十分な摩
擦係数を有するもので構成される。また、これら
排出コロ30Aないし34Bは、いずれも等しい
送り速度に設定されている。しかも、これら排出
コロによる送り速度は、プラテンローラー20
や、中継ローラー27の送り速さより大きく設定
されている。
結局、記録紙Sはガイド14ないし、手差し用
搬送路からレジストローラー18A,18B、ガ
イド19、プラテンローラー20をへて記録部に
いたり、ガイド28、排出コロ30A,30B、
ガイド31A,31B、排出コロ32A,32
B、ガイド33A,33B、排出コロ34A,3
4Bをへて、トレイ3上へと排出される。カセツ
ト4からトレイ3にいたる、記録紙搬送路を、第
2図中に破線にて示す。記録紙搬送路の、排出コ
ロ30A,30Bの直後には、記録後、排出され
るべき記録紙を検知するためのセンサー38が、
設けられ、そのアクチユエーター38Aを記録紙
搬送路中へ差しのべさせている。ガイド31A,
31Bは板状であるが、もちろん、アクチユエー
ター38Aを配備する部分は切欠かれている。
一方、インクシートISは、ロール状に巻回され
た状態で、熱転写記録装置の装置上部にセツトさ
れる。インクシートISは、まず、ガイドパイプ2
1の下側に巻きつき、ついで、ガイドパイプ23
の上側にまきつき、さらにガイドローラー24の
下側にまきついたのち、記録部にいたり、さら
に、中継ローラー27をへて、巻取りスプール3
9に巻きつけられ、巻取軸40による、巻取りス
プール39の反時計方向への回動によつて、巻取
りスプール39に巻きとられる。なお、巻取軸4
0は、装置下部に設けられている。インクシート
ISの搬送路を、第2図中に、鎖線にて示す。
さて、ガイドパイプ21は、装置上部に、回動
自在に設けられている。緩衝ガイド22は、回動
自在なパイプであつて、ガイドパイプ21と23
との間で、インクシートISの上側の面すなわちイ
ンクシートISの背面に当接する。緩衝ガイド22
を回動自在に保持するブラケツト(図示されず)
は、それ自体、ガイドパイプ21の回動軸に揺動
自在に保持されており、従つて緩衝ガイド22自
体、揺動自在であつて、実線で示す態位と破線で
示す態位の間で揺動しうるようになつている。
ガイドパイプ23は、装置下部に配備され、回
動自在である。ガイドローラー24は、装置上部
に配備され、回動自在であつて、発泡ゴムで形成
され、硬度を低くかつ外径を大きくとつてある。
中継ローラー27は、インクシートISのベース
シートに対し、十分な摩擦伝達力をもつゴムない
し発泡ゴムで表面を形成され、プラテンローラー
20の送り速度より1〜10%大きい送り速度に設
定されている。
制御ユニツト35は、CPUを含む回路系であ
つて、主としてプリント基板により構成されてい
る。
また、この装置は、2個の駆動モーター(図示
されず)を有する。そのひとつは、前述のステツ
プモーターであり、他は、連続回転用の通常のモ
ーターである。
ここで、各部を、装置上部、装置下部と関連づ
けると、以下のようになる。先にのべたごとく、
装置上部は、蓋部1とともに、装置下部に対し
て、蝶番的に開閉可能であるが、装置上部には、
ガイドパイプ21、緩衝ガイド22、ガイドロー
ラー24、サーマルヘツド25、中継ローラー2
7、排出コロ32A,32B,34A,34B、
ガイド33A,33Bが、設けられている訳であ
る。またインクシートISが、装置上部にセツトさ
れることは、先にのべたとおりである。プラテン
ローラー20や、他のものは、装置下部に配備さ
れている。
従つて、第3図に示すように、装置上部を上へ
もちあげると、装置上部が、装置下部に対し、イ
ンクシート搬送路(第2図の鎖線で示す径路)を
さかいにして蝶番的に開くことになる。
カバー37は、軸37Aのまわりに揺動自在で
あつて、装置上部を開くとき、蓋部1に追従し
て、第3図に示す位置まで回動する。
なお、装置上部の開閉のための揺動軸を、第2
図および第3図に符号Xで示す。
次に、各部の駆動につき説明する。先にのべた
ように、本装置は、ステツプモーターと通常のモ
ーターとを有する。これらモーターは装置下部に
配備されているが、このうち、ステツプモーター
は、プラテンローラー20、中継ローラー27お
よび巻取軸40を駆動する。プラテンローラー2
0と中継ローラー27とは、ステツプモーターに
より直接駆動されるが、巻取軸40は、摩擦伝達
機構を介して定トルク駆動される。
一方、通常のモーターの方は、まず、配紙コロ
11、給紙コロ12、戻しコロ13、レジストロ
ーラーの駆動側ローラー18A、さらには、各排
出コロのうちの側動側、すなわち、排出コロ30
B,32B,34Bを駆動する。これらのうち、
戻しコロ13、排出コロ30B,32B,34B
は、摩擦伝達機構を介して定トルク駆動される。
各ローラー、コロの動作は、電磁クラツチによ
り所定のタイミングに従つて行なわれる。
記録プロセスにおける各種制御は、制御ユニツ
ト35により行なわれる。第4図に、この制御系
のフロー図を示す。
図中、符号4−1で示す、実線の枠でかこつた
部分が、熱転写記録装置を示す。ホストシステム
とは、この熱転写記録装置に画像信号を供給する
システムであり、コンピユーターやワードプロセ
ツサー本体、あるいは通信機等である。ホストシ
ステムと熱転写記録装置は、ビデオインターフエ
ースにより仲立ちされている。図中、破線でかこ
つた、符号4−2で示す部分は、制御ユニツト3
5にあたる。この制御ユニツト35は、CPU、
ビデオインターフエース、ビツト単位エネルギー
制御回路、RAM、ヘツドドライバー、パルス幅
決定回路、AMP、メカドライバーを有する。ヘ
ツドドライバーは、サーマルヘツド25(第2
図)を駆動する。メカドライバーは、モーター、
クラツチ、ソレノイド等を駆動する。
以下に、この熱転写記録装置による記録プロセ
スを説明する。
第3図に示す如く、装置上部を装置下部に対し
て蝶番的に開き、ロール状に巻回されたインクシ
ートISを装置上部の図示されない保持機構にセツ
トし、シート先端部についた巻取スプール39を
巻取軸40に係止する。しかるのち、装置上部を
閉ざせば、第2図に示す状態となる。
記録時には、まず、図示されない、せりあげ機
構が動作し、カセツト4内の記録紙Sの先端部を
せりあげる。これによつて、記録紙Sの最上部の
1枚の先端部が、配紙コロ11に接触する。
つづいて配紙コロ11、給紙コロ12、戻しコ
ロ13が駆動され、それぞれ矢印方向へ回転駆動
される。なお、戻しコロ13は摩擦伝達機構を介
して駆動されるため、給紙コロ12との接触で、
摩擦伝達機構にすべりを生じ、給紙コロ12に従
動して反時計方向へ回動する。
配紙コロ11の回動によつて、カセツト4内の
記録紙Sの最上位の1枚が、カセツト4内から配
紙される。配紙された記録紙Sは、給紙コロ12
により、ガイド14に沿つて搬送される。このと
き、給紙コロ12の摩擦伝達機構はすべつてい
る。
滅多にはないことだが、ときとして、配紙コロ
11によつて、2枚以上の記録紙が配紙されるこ
とがある。このような場合には、給紙コロ12と
戻しコロ13との作用により、最上位の1枚のみ
が、レジストローラーへ向けて給紙される。
すなわち、給紙コロ12と記録紙との間の摩擦
による搬送力を、FF-P、記録紙と記録紙との間に
作用する摩擦による搬送力を、FP-P、戻しコロ1
3と紙との摩擦による記録紙戻し力をFR-Pとする
と、これら3者は、FF-P>FP-P,FR-P>FP-P
FF-P>FR-Pとなるように設定されている。すなわ
ち、FF-P>FP-P、FR-P>FP-Pなる関係は、給紙コ
ロ12、戻しコロ13の表面をゴムで形成するこ
とによつて、また、FF-P>FR-Pなる関係は、戻し
コロ13に回転を伝達する摩擦伝達機構にすべり
が生ずる直前の最大伝達トルクを、この関係が成
立する範囲に設定することで実現されている。こ
のような力関係のため、2枚以上の記録紙が配紙
されて、給紙コロ12、戻しコロ13にくわえこ
まれたときは、戻しコロ13が正しく時計方向へ
回動して、最上位の1枚をのぞき、他の記録紙
を、カセツト4の側へひき戻す。従つて、複数枚
の記録紙があやまつて配紙されても、記録部へ送
り込まれる記録紙は常に1枚に限られる。
なお、記録紙Sの安定な搬送を実現するために
は、給紙コロ12の搬送速度を配紙コロ11のそ
れよりも大とし、さらに、戻しコロ14の逆方向
搬送速度を、これらよりもさらに大きくするのが
望ましい。
給紙コロ12によつて搬送される記録紙Sの先
端は、ガイド14にそつて徐々に上向きにすす
み、センサー17のアクチユエーター17Aを倒
し、その後、レジストローラー18A,18Bに
いたる。前述の如く、レジストローラーのうち、
駆動側ローラー18Aの表面はゴム、従動側ロー
ラー18Bはステンレスローラーであるが、記録
紙Sが、両ローラーの接触部へ突入するとき、レ
ジストローラー18A,18Bは、まだ駆動され
ず、回転していない。搬送されてくる記録紙の先
端は、ガイド14の端部が、両ローラー18A,
18Bの接触部より下位に位置しているため、ま
ず、滑らかですべりやすいステンレスのローラー
18Aの周面にあたり、この周面上をすべつて、
上記接触部にスムーズに達する。
レジストローラー18A,18Bは、センサー
17がオンとなつた状態から所定時間後に回転駆
動されるが、前述の如く、記録紙の先端部が、レ
ジストローラー接触部へ突入するときは、まだ、
駆動されておらず、上記突入後、すこししてから
駆動される。この間、給紙コロ12は依然として
記録紙Sを搬送しつづけており、このため、レジ
ストローラー18A,18Bの接触部により先端
部を止められた記録紙Sは、レジストローラー
と、給紙コロとの間でたるみを形成する。
つづいて、レジストローラー18A,18Bが
回動し、記録紙Sを、記録部へと搬送する。
上記の如く、記録紙Sにたるみを形成し、しか
るのちに、レジストローラーを駆動して記録紙を
搬送するので、カセツトからレジストローラーま
での間に発生した、記録紙のスキユー、搬送速度
のむらを修正でき、以後の記録紙の搬送位置を性
格に正御できる。
なお、レジストローラー18A,18Bが回動
すると、給紙コロ12等は、駆動を解除され、自
由回転により、記録紙Sの移動に従動する。
記録紙を手差しでセツトするときは、ガイド1
5,16による手差し用搬送路により、記録紙を
装置内に送り込む。送り込まれた記録紙は、その
先端でアクチユエーター17Aを倒して、レジス
トローラー18A,18Bの接触部へと突入す
る。
レジストローラー18A,18Bは、センサー
17がオンとなつてから所定時間後に回転を開始
する。この所定時間は、センサー17をオンにす
る位置から、レジストローラー18A,18Bの
接触部までの距離を、20mmとすると、0.5〜1.5秒
程度に設定した場合に良好な操作感覚が得られ
る。
センサー17がオンとなつてから、レジストロ
ーラーを駆動するまでの時間間隔は、手差しによ
るか、あるいは記録紙をカセツトから供給するか
に応じて異ならせる必要があり、これら2つの供
給態様を区別する必要があるが、これについては
後述する。
さて、レジストローラー18A,18Bが回転
して記録紙を記録部へ送ると、プラテンローラー
20が、反時計方向へ回転して、記録紙Sの先端
部を記録部に銜え込む。このようにして記録紙S
が記録部にセツトされると、レジストローラー1
8A,18Bは駆動を解除され、以後回転自在の
状態におかれる。
つづいてプラテンローラー20は反時計方向へ
間欠駆動により回動されて、記録紙Sとインクシ
ートISとを、サーマルヘツド25に対して走行さ
せる。
それとともに、サーマルヘツド25には、画像
信号が印加され、書き込みが行なわれる。すなわ
ちサーマルヘツド25の書込部を構成する微小な
発熱体は、画像信号に応じて発熱し、瞬間的に
300℃程度まで温度上昇する。この熱は、インク
シートISのベースシートを介してインク層につた
えられ、加熱された部分のインクは熱容融して記
録紙S上に転写される。
なお、前述したように、この記録装置には異な
る寸法の記録紙を用いることができ、これらは、
所謂センターふり分け方式で、装置内を搬送され
る。そこで、用いられている記録紙の幅が、サー
マルヘツド25の書込部の長さより短い場合に
は、サーマルヘツド25に印加される画像信号
に、記録紙の幅に応じたマスクをし、サーマルヘ
ツド25へのラツチのタイミングを計ることによ
り、記録紙の幅に応じた適正な画像記録を実現し
ている。
さて、記録部を通過した記録紙Sとインクシー
トISとは、熱転写されたインクの接着力により、
互いにひつついた状態にあるが、両者は、中継ロ
ーラー27によつて互いに分離する。すなわち、
インクシートISは、前述の如く極めて薄いので、
インクシートISと記録シートSとでは、所謂腰の
強さが大きくことなる。そこで、インクシートIS
の搬送方向を、中継ローラー27により急激に大
きく変化させると、記録紙Sは、その弾性力、す
なわち腰の強さのため、インクシートISの方向変
化に追従できず、自からインクシートISと分離
し、ガイド28に沿つて、排出コロ30A,30
Bの接触部へと突入していく。剥離爪29は、何
らかの事情で両シートの分離不全が生じたとき、
両者を確実に分離するために設けられている。
中継ローラー27は、その外周上で、両シート
の分離を行うので、その径は、なるべく小さくす
るのがよい。中継ローラー27の径が小さくなる
と、より薄い、腰の弱い紙でも確実に分離するの
で、記録紙として用いうる紙の種類が豊富にな
る。
剥離されたインクシートISは、その後、巻取ス
プール39に順次巻きとられる。
一方、記録紙Sの方は、排出コロ30A,30
B、ガイド31A,31B、排出コロ32A,3
2B、ガイド33A,33Bにより搬送され、最
後に、排出コロ34A,34Bにより、トレイ3
上へ排出される。かくして所望の熱転写記録画像
が得られる。
排出コロ34A,34Bの接触部における共通
接平面は、第2図において、若干右上りになつて
いる。このため、排出される記録紙Sは、若干右
上りに排出される。このようにすると、トレイ3
上で良好なストツクが保証される。
なお、センサー38は、排出される記録紙の先
端と後端とを、アクチユエーター38Aの倒れ
と、その復起によつて検知し、その信号を理論値
と比較することにより記録紙Sの搬送不全、すな
わち、所謂ジヤムの発生の検知を行うほか、記録
動作完了時間の決定を行なう。
また、記録部での書込の終了後、インクシート
ISは、記録紙Sとともに分離位置まで送られる
が、このままにして、次の記録を行なうと、記録
部と、分離部との間にあるインクシート部分が無
駄になつてしまう。そこで、記録紙とインクシー
トの分離後、プラテンローラー20を逆転させ
て、上記分離部と記録部にあるインクシート部分
を、記録部まで引きもどす。なお、連続記録の場
合は、最後の頁の記録紙の分離後に、引きもどし
を行なう。
さて、本発明による、記録シート配紙方式識別
方式を、この装置例に即して説明する。
前述のように、ガイド14は自動配紙用の搬送
路即ち第2の搬送路を構成し、ガイド15,16
は手差し配紙用の搬送路即ち第1の搬送路を構成
する。これら両搬送路は、レジストローラーの近
傍、すなわち、この例ではレジストローラー18
A,18Bの直前の位置において互いに合流し、
合流点近傍には、センサー17が設けられてい
る。このセンサー17は、レジストローラー18
A,18Bの銜え込み操作のタイミングを決定す
る役割を有していることも先にのべた。
また、配紙コロ11、給紙コロ12、戻しコロ
13は、自動配紙機構を構成し、この自動配紙機
構を駆動する駆動信号は、信号発生部である制御
ユニツト35のCPU(第4図参照)により発せら
れる。
駆動信号が発せられるときは、自動配紙機構は
駆動され、専用の記録シートたる記録紙Sが自動
的にカセツト4から配紙される。従つて、上記駆
動信号が発生するときは、この発生をもつて、自
動的配紙を識別できる。
しかるに、手差しによる配紙が行なわれるとき
は、駆動信号は発生せず、いきなり、センサー1
7がオンとなる。従つて、この場合は、駆動信号
が発生しないのにも拘らず、センサー17が記録
シートの先端を検知したという事実をもつて、配
紙が手差しによるものであることを識別できるの
である。なお、上記識別は識別部において行われ
る。この例において、識別部は前述の制御ユニツ
ト35のCPUである。
(効果) 以上、本発明によれば、簡単な構成で容易且つ
確実に配紙方式を識別できる記録装置を提供でき
る。記録シートの配紙のための搬送速度は配紙が
自動的であるか手差しによるかによつて一般的に
異なり、記録シートが先端を、レジストローラー
近傍でセンサーにより検知してから、レジストロ
ーラーに到達する時間が異なり、ために、センサ
ーによる検知の瞬間からレジストローラー駆動ま
での遅延時間を異ならせる必要があり、このため
に、配紙方式を識別する必要があるのであるが、
本発明では、レジストローラー駆動のタイミング
の基点を定める上記センサーと、自動配紙機構と
を用いて、容易かつ確実に、配紙方式を識別でき
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した、記録装置の1例
である熱転写記録装置の外観を示す斜視図、第2
図は、上記熱転写記録装置の内部を要部のみ示す
説明図、第3図は、上記熱転写記録装置の装置上
部を、装置下部に対して開いた状態を示す図、第
4図は、上記熱転写記録装置における制御系統を
示すブロツク図である。 14……ガイド(自動的配紙のための搬送路)、
15,16……ガイド(手差し配紙のための搬送
路)、18A,18B……レジストローラー、1
7……上記搬送路の合流点近傍に配備されるセン
サー、11……配紙コロ、12……給紙コロ、1
3……戻しコロ(配紙コロ11、給紙コロ12と
ともに自動配紙機構を構成)、35……制御ユニ
ツト(制御ユニツトのCPUが、駆動信号を発生
する)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録画像を担持すべき記録シートを自動配紙
    機構によつて自動的に配紙する自動配紙方式と、
    手差しによつて配紙する手差し配紙方式とを選択
    的に行い得る記録装置において、 配紙された記録シートを記録部へ送り込むレジ
    ストローラーと、 上記手差し配紙方式により記録装置外部から配
    紙された記録シートを上記レジストローラーへ案
    内する第1の搬送路と、 上記自動配紙方式により配紙された記録シート
    を上記レジストローラーへ案内する第2の搬送路
    と、 上記レジストローラーの手前で且つ上記第1お
    よび第2の搬送路が合流する合流点近傍におい
    て、手差し配紙方式と自動配紙方式を問わず、配
    紙された記録シートの先端部を検知するセンサー
    と、 上記自動配紙機構を駆動する駆動信号を発生す
    る信号発生部と、 上記センサーが記録シート先端部を検知したに
    も拘らず、上記信号発生部が上記駆動信号を発生
    していないとき、手差し配紙方式を識別する識別
    部とを有することを特徴とする記録装置。
JP58196514A 1983-10-20 1983-10-20 記録装置 Granted JPS6087360A (ja)

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CA000465771A CA1225871A (en) 1983-10-20 1984-10-18 Transfer-type thermal printer
DE19843438663 DE3438663A1 (de) 1983-10-20 1984-10-22 Thermischer drucker

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JPS6087132A (ja) * 1983-10-17 1985-05-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd シ−ト状物体供給装置

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